JP5108701B2 - インダクタ - Google Patents

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本発明は、導線が巻き回されたコアをケースに収納して形成したインダクタに関する。
ボビン等を介してコアに導線を巻き回したものを金属製のケースに収納して形成したインダクタが広く利用されている。このようなインダクタは、コアや巻線に発生した熱を金属ケースに逃がすことができるため冷却効率が高く、また、ケース内にコアや巻線が収納されているため取り扱いが容易である。
このようなインダクタは、特許文献1に記載されているもののように、ケース内でコアや巻線が移動しないように板ばねを使ってコアがケース内で保持されるようになっている。板ばねは、ボルト等によってその一端がケースに固定されており、他端によってコアをケースの底面に押さえ付けることによりコアが動かないように保持する。特に、複数に分割されたコアを使用するインダクタにおいては、分割されているコア同士が互いに付勢しあって一体となるように、板ばねがコアに荷重を加える。このような場合、板ばねがコアの位置決め用の治具を兼ねるような形状とすると、ケース内へコアをより確実且つ容易に取り付けられる。
特開2008−28288
上記のような板ばねを利用したコアの保持手段は、コアが収納されたケースに板ばねを作用させるという平易な作業によって確実にコアが保持されるようにすることが可能である。反面、このような保持手段は、コアが積層コア等の靱性の高いものである場合において主として採用され、ダストコアやフェライトコア等の靱性の低い(すなわち、脆性材料から形成される)コアを使用したインダクタにおいては、板ばねを作用させる際に発生しうる衝撃荷重によってコアの内部にマイクロクラックが生じ、このマイクロクラックへの応力集中によってコアの破壊荷重や疲労限度が大幅に低下し、インダクタの運送或いは使用時にコアが破損する可能性があった。この為、脆性材料から形成されたコアを使用するインダクタにおいては、粘着テープや接着剤によってコアをケース内で保持させる必要があった。しかしながら、コアとケースの間の狭い隙間に粘着テープや接着剤を作用させることは容易ではなく、また、コアとケースの位置決め、或いは分割されたコア同士の位置決めを別途行う必要がある為、インダクタの組立作業が煩雑なものとなっていた。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、脆性材料から形成されたコアを使用する場合であっても、確実且つ容易にコアをケース内で保持可能なインダクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のインダクタは、コアをケース内に保持する一対の保持部材を有し、保持部材の夫々はコアを間に挟んで保持する第1及び第2のアームを備え、第1及び第2のアームの間隔は基端側では両アームに挟まれる方向におけるコアの寸法よりも狭く又先端側では該寸法よりも広く形成され、コア及び保持部材がケースに収納された状態ではコアが保持部材の第1及び第2のアームの間隔を弾性変形により押し広げてこの弾性変形の反発力によってコアが保持される。
以上説明した構成のインダクタにおいては、コアを一対の保持部材で挟み込んだ状態では、コアと第1及び第2のアームとは軽く接触している程度であり、この状態のコアと保持部材をケースに収納する過程で両アームが徐々に弾性変形し、この弾性変形による反発力によってコアが移動しないように保持される。本発明のインダクタにおいては、上記のように板ばねである第1及び第2のアームを急激に変形させずに保持部材を作用させることができるため、コア及び保持部材の取り付け時に衝撃荷重がコアに加わることは無い。従って、本発明のインダクタにおいては、脆性材料から形成されたコアを使用する場合であっても、コアを破損させることなく確実且つ容易にコアを保持させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のインダクタの斜視図を示したものである。本実施形態のインダクタ1は、升形のケース10に巻線20、ボビン30及びコア40が収容されたものである。巻線20、ボビン30及びコア40は、ボルト62を介してケース10に固定された一対の保持部材50によってケース内で動かないよう保持されている。なお、コア40は、ダストコアやフェライトコアなど、比較的靱性の低い脆性材料にて形成されたものである。
本実施形態のインダクタ1は、図1に示されるように、ケース10の底面を下にしてインダクタ1を取りつけたときに、巻線20の軸方向は略水平面上に配置されるようになっている。以下の説明においては、巻線20の軸方向(図1において右上から左下に向かう方向)をX軸、ケース10の底面に垂直な方向(図1における上下方向)をZ軸、X軸とZ軸の双方に垂直な方向(図1において左上から右下に向かう方向)をY軸と定義する。
インダクタンス1の分解斜視図を図2に示す。図2に示されるように、本実施形態においては、ボビン30は、X軸に直交する面で2つに分断された第1ボビン部32と第2ボビン部34とから構成されている。同様に、コア40は、X軸に直交する面で2つに分断された第1コア42と第2コア44とから構成されている。第1ボビン部32と第2ボビン部34、及び第1コア42と第2コア44は、夫々巻線20のX軸方向中央付近で突き合わされて一体化するようになっている。保持部材50は、第1ボビン部32と第2ボビン部34、及び第1コア42と第2コア44に荷重を加え、ケース10内でこれらが一体となった状態を保持する。
図2に示されるように,保持部材50の夫々には、2つのねじ穴52が形成されている。また、ケース10のコーナー部内周には、保持部材50のねじ穴52に対応しためねじ12が形成された保持部材固定用ブロック14が形成されている。保持部材50のねじ穴52にボルト62を通し、これを保持部材固定用ブロック14のめねじ12にねじ込むことによって、保持部材50はケース10に固定される。巻線20、ボビン30、コア40及び保持部材50をケース10内に収容し、さらに保持部材50をケース10に固定した後、ケース内に樹脂を充填して巻線20、ボビン30、コア40及び保持部材50を固定する。ここで、樹脂はボルト62の頭部が樹脂表面から突出する程度まで充填されており、必要に応じてボルト62を外してケースから巻線20、ボビン30、コア40及び保持部材50を分離可能となっている。
なお、ケース10はアルミニウムなどの金属材料をダイカストにて鋳造することによって製造されており、ケース10の保持部材固定用ブロック14と他の部分とは一体に形成されている。
保持部材50の構造について以下に説明する。図3は、本実施形態の保持部材50の斜視図を示したものである。図3に示されるように、保持部材50は、鋼等の金属板を打ち抜き及び折り曲げ加工することによって形成されている。
保持部材50は、XZ平面上に広がる基部51と、基部51のX軸方向両端で屈曲してXZ平面と略垂直若しくは垂直に近い鈍角をなす平面上に広がる第1アーム55a及び第2アーム55bと、ケース10に取りつけたときにその底面16(図2)に対して遠位となるZ軸方向端部(図3中上側)にてY軸方向手前側(ケース10に取りつけたときケース10の中心に向かう方向。図3における右下方向)に折り曲げて形成された、XY平面上に広がる上端部53と、ケース10に取りつけたときにその底面16(図2)に対して近位となるZ軸方向端部(図3中下側)にてY軸方向手前側にU字状に折り返されて形成された、おおよそXZ平面上に広がる位置決め板56とを有する。保持部材50をケース10(図1、2)に固定する為のねじ穴52は、上端部53のX軸方向両端に形成されている。
本実施形態においては、保持部材50の第1アーム55aと第2アーム55bが第1コア42及び第2コア44を挟み込むことによって、両者を一体にしている。また、図2に示されるように、第1ボビン部32と第2ボビン部34は、互いに突き合わされた状態で第1コア42と第2コア44との間に挟み込まれるため、保持部材50によって第1コア42と第2コア44とが一体に連結されると第1ボビン部32と第2ボビン部34もまた、一体に固定される。
第1アーム55aと第2アーム55bによるコア40の保持方法について以下に説明する。図4の(a)及び(b)は、夫々ケース10に収容される前及び後の保持部材50及びコア40をXY平面上に投影したものである。なお、図4においては、保持部材50とコア40の係合状態を明確に示すため、上端部53の記載は省略されている。また、コア40はボビン30及び巻線20が取りつけられた状態でケース10に収容されるが、図4においてはボビン30及び巻線20の記載は省略されている。
図4(a)においては、保持部材50の第1アーム55a及び第2アーム55bがほとんど弾性変形していない状態で保持部材50とコア40とが接触している。この時の両アームの先端部同士の間隔dは、コア40のX軸方向寸法wよりもやや大きい程度となっている。一方、両アームの基端側(すなわち、基部51に近位となる部分)同士の間隔dは、寸法wよりも小さくなっている。このため、第1アーム55aと第2アーム55bの間隔を治具等を用いて広げることなく、両アームの内面はコア40のコーナー部に接触する。また、図4(a)のような、両アーム55a、55bとコア40とが単に接触しただけの状態では、位置決め板56とコア40とは接触していない。
ケース40の内部空間のY軸方向寸法l(図4(b))は、図4(a)の状態における両保持部材50の基部同士の間隔lよりも小さい。そのため、上記の図4(a)の状態から、保持部材50及びコア40をケース10内に収容させると、保持部材50の基部51がケース10の内周面に接触して、両保持部材50の基部同士の間隔を縮める方向すなわちY軸上のコア40に向かう方向に保持部材50が押圧される(すなわち、図4中左側の保持部材は図中右方向に、右側の保持部材50は図中左方向に押圧される)。これによって、各保持部材50の位置決め板56とコア40との間隔が短くなる。また、この時、コア40とアーム55a、55bとの接触により、両アームは先端側の間隔が広がるように押し広げられる。そして、最終的には、図4(b)のような各保持部材50の位置決め板56とコア40とが当接した状態で保持部材50及びコア40はケース10内に収容される。
図4(b)の状態においては、各アームの弾性変形に対する反発力によって、第1コア部42に当接している第1アーム55aは第1コア部42を第2コア部44に向かって付勢し、第2コア部44に当接している第2アーム55bは第2コア部44を第1コア部42に向かって付勢している。すなわち、両アームによって第1コア部42と第2コア部44は、互いが密着するように付勢されて一体となる。このように、コア40は、その四隅において一対の保持部材50に挟み込まれることによって、ケース10内で移動しないよう保持される。
なお、コア40及び保持部材50がケースに収容されたときにアーム55a、55bからコア40に加わる荷重の大きさは、コア40が破損しない程度に小さく、且つ充分にコア40を保持できる程度に大きくなるように設定されている。
また、図4(b)に示されるように、保持部材50及びコア40がケース10内に収容されると、第1コア部42のY軸方向両端の端面42a、42b、及び第2コア部44のY軸方向両端の端面44a、44bが対応する保持部材50の位置決め板56に当接し、端面42aと44aとが同一平面上に配置されると共に、端面42bと44bとが同一平面上に配置される。すなわち、端面42aと44a、端面42bと44bとの間での段差がほとんど無い状態でコア40が保持されるため、インダクタ1は、コア40内に高効率に磁束を発生することができる。
なお、図4(a)及び(b)に示されるように、コア40においてアーム55a、55bによって保持される四隅は適切な半径で丸く面取りされている。このため、各アーム55a、55bからコア40には、そのアームが設けられている保持部材50からもう一方の保持部材50に向かうY軸方向の分力も加わる。これにより、第1コア部42及び第2コア部44の端面42a、42b、44a、44bは対応する位置決め板56に向かって付勢されて確実に位置決め板56と当接する。なお、コア40の四隅を丸く面取りする代わりに、この四隅を適切な角度の平面で面取りを行うことによっても、上記のY軸方向の分力を発生させることができる。
また、コア40の上記四隅を丸く、或いは平面で面取りすることにより、アーム55a、55bから受ける荷重が分散され、コア40の四隅に加わる応力は小さく保たれるようになる。これにより、コア40を保持部材50で保持したときにコア40の四隅が破損しないようになっている。
上記のように、位置決め板56は第1コア部42と第2コア部44のY軸方向端面に当接して両者の位置を揃える為のものであるため、片側の保持部材50のみに位置決め板56が設けられる構成としてもよい。ただし、本実施形態のように、双方の保持部材50に位置決め板56が設けられる構成とすると、Y軸方向の両側からコア40が押さえつけられるため、片側の保持部材50のみに位置決め板56が設けられる構成よりも好適である。なお、図4(b)に示されるように、ケース10に保持部材50及びコア40が収納された状態では、位置決め板56は基部51に向かってわずかに弾性変形し、この弾性変形に対する反発力によっても、第1コア部42及び第2コア部44は反対側の保持部材50に向かって付勢される。
また、保持部材50は、上端部53(図3)に形成された付勢部54a、54bによってコア40をケース10の底面16(図2)に向かって付勢するよう構成されている。付勢部54a及び54bの構成について以下に説明する。
図3に示されるように、付勢部54a及び54bは全体として、上端部53のY軸方向先端部(図の左上側)からY軸方向(図の右下方向)にB字状に突出した形状となっている。保持部材50とコア40とを組み合わせた状態では、付勢部54aは第1コア部42に近接し、付勢部54bは第2コア部44に近接する。そして、保持部材50及びコア40をケース10内に収容した状態では、付勢部54aが第1コア部42を、付勢部54bが第2コア部44を、夫々別個にケース10の底面16に向かって付勢する。前述のように、付勢部54a及び54bはB字状に形成されているため、一方の弾性変形が他方の弾性変形にほとんど影響を与えることはなく、夫々が独立してコア40を付勢する。従って、第1コア部42と第2コア部44の製造時のばらつきによって両コアのZ軸方向寸法が多少異なっていたとしても、付勢部54a、54bは確実にコア40をケース10の底面16に向かって付勢し、コア40がZ軸方向に移動しないよう保持する。
巻線20、ボビン30、コア40及び保持部材50がケース10に収納された状態について以下に説明する。図5は、インダクタ1をYZ平面で切断した断面図である。図5に示されているように、巻線20、ボビン30、コア40及び保持部材50がケース10に収納された状態では、コア40はケース10の底面16に当接し、保持部材50の基部51は、ケース10のY軸方向両端側の側壁の内周部18に当接している。
また、底面16のY軸方向両端には、凹部16aが形成されており、保持部材50において基部51と位置決め板56の間にあるU字屈曲部57は、この凹部16aに収容されるようになっている。さらに、底面16の中央部には凹部16bが形成されており、巻線20及びボビン30の一部はこの凹部16bに収容されるようになっている。
以上説明した本実施形態のインダクタ1においては、保持部材50の付勢部54a、54bは上端部53からY軸方向に突出した部分である。しかしながら、本発明は上記の構成に限定されるものではない。例えば、図6の別例に示される保持部材150のように、位置決め板56の先端をΓ字状に屈曲させて付勢部154a、154bを形成する構成としてもよい。この場合においては、付勢部154aと154bとが別個に(すなわち、一方の弾性変形が他方に影響をほとんど与えないように)コアを付勢できるように、付勢部154aと154bとの間にはスリット154cが形成されている。
また、本実施形態においては、コア40は第1コア部42と第2コア部44とを組み合わせて構成したものであるが、コア40が(複数の部材に分解できない)単一の部材であるようなインダクタに対しても本発明の構成は適用可能である。すなわち、単一の部材であるコアに対しても、保持部材のアームによってコアはケース内で保持され、位置決め板にコアを当接させてコアの位置決めが行われ、更に、付勢部によってコアがケース底面に向かって付勢される。なお、このような場合は、付勢部が第1付勢部と第2付勢部に分かれている必要はないことはいうまでもない。
本発明の実施の形態のインダクタの斜視図である。 本発明の実施の形態のインダクタの分解斜視図である。 本発明の実施の形態の保持部材の斜視図である。 本発明の実施の形態において、ケースに収容される前及び後の保持部材及びコアをXY平面上に投影したものである。 本発明の実施の形態のインダクタをYZ平面で切断した断面図である。 本発明の実施の形態の保持部材の別例の斜視図である。
符号の説明
1 インダクタ
10 ケース
16 底面
20 巻線
30 ボビン
40 コア
42 第1コア部
44 第2コア部
50 保持部材
51 基部
53 上端部
54a 付勢部
54b 付勢部
55a 第1アーム
55b 第2アーム
56 位置決め板
150 保持部材
154a 付勢部
154b 付勢部
154c スリット

Claims (12)

  1. ケースと、
    前記ケース内に収納されるコアと、
    前記コアを前記ケース内に保持する一対の保持部材と、
    を有し、
    前記保持部材の夫々は、
    所定の第一の方向に離間して配置されており、互いの間隔が、基端から先端に向けて徐々に広がるように形成され、かつ、基端側では該第一の方向における前記コアの寸法よりも狭く、先端側では該寸法よりも広く形成された第1及び第2のアームと、
    前記第1と第2のアームとを接続する基部と、
    を備え、
    前記一対の保持部材は、
    前記第一の方向と直交する第二の方向にて前記コアを挟むように対向配置され、
    かつ、
    前記保持部材の夫々は、
    前記第1と第2のアームとにより前記第一の方向にて前記コアを挟むように配置され、
    前記コア及び前記保持部材が前記ケースに収納された状態では、各該保持部材にて、前記基部が該ケースの内周面に接触して、他方の保持部材に向かう方向に該保持部材が押されることによって、前記第1及び第2のアームが該コアへ付勢され、互いの間隔が押し広げられるように該第1及び第2のアームが弾性変形し、該弾性変形の反発力によって該ケース内で該コアが保持される
    ことを特徴とするインダクタ。
  2. 前記ケースの底面に向かって前記コアを付勢する付勢手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のインダクタ。
  3. 前記コアは
    第1のコア部と
    第2のコア部と
    を備えており、
    前記第1のコア部が前記第1のアーム側に、前記第2のコア部が前記第2のアーム側に夫々配置された状態で前記コア前記ケース内に収納されることによって、該第1及び第2のコアが両アームに挟まれて一体となる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインダクタ。
  4. 前記付勢手段は、前記ケースの底面に向かって前記第1及び第2のコア部を夫々独立に付勢する第1及び第2の付勢部を有する
    ことを特徴とする請求項2を引用する請求項3に記載のインダクタ。
  5. 前記基部は、該基部における前記ケースの底面に対して遠位となる一端から該底面と略平行に広がる上端部を更に有し、
    前記付勢手段は前記上端部に形成されている
    ことを特徴とする請求項2又は請求項2を引用する請求項3又は請求項4に記載のインダクタ。
  6. 前記保持部材は前記上端部において前記ケースに固定され、
    前記上端部には、固定用の部材が通される固定穴が形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載のインダクタ。
  7. 前記保持部材の少なくとも一方は、前記コアにおける前記基部と対向する面に当接して該コアの位置決めを行う位置決め板を有する
    ことを特徴とする請求項から請求項6何れか一項に記載のインダクタ。
  8. 前記位置決め板は、前記第1及び第2のコア部の双方における前記基部と対向する面に当接して、該第1及び第2のコア部の位置決めを行う
    ことを特徴とする請求項3を引用する請求項に記載のインダクタ。
  9. 前記付勢手段は、前記位置決め板における前記ケースの底面に対して遠位となる一端から該底面と略平行に広がる
    ことを特徴とする、請求項2を引用し且つ請求項を引用しない請求項又は請求項8に記載のインダクタ。
  10. 前記位置決め板は、前記基部における前記ケースの底面側の一端を、U字状に屈曲することによって形成されている
    ことを特徴とする請求項から請求項9何れか一項に記載のインダクタ。
  11. 前記ケースの底面には、前記保持部材において前記位置決め板と前記基部の間に位置する屈曲部を収容する為の凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載のインダクタ。
  12. 前記コアにおける前記第1及び第2のアーム部と接触する隅は、面取りされている
    ことを特徴とする請求項1から請求項11何れか一項に記載のインダクタ。
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