JP2508985B2 - トランスコア固定用イタバネ - Google Patents

トランスコア固定用イタバネ

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JP2508985B2
JP2508985B2 JP5252051A JP25205193A JP2508985B2 JP 2508985 B2 JP2508985 B2 JP 2508985B2 JP 5252051 A JP5252051 A JP 5252051A JP 25205193 A JP25205193 A JP 25205193A JP 2508985 B2 JP2508985 B2 JP 2508985B2
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章太郎 武内
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスコア固定用イ
タバネに関し、特に加圧分散型のトランスコア固定用イ
タバネに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のトランスコア固定用イタ
バネは、トランスコアとボビンとの組み合わせ構造を堅
固に固定するために用いられている。
【0003】図5は従来のトランスコアとボビンとを組
み合わせて、イタバネにより固定した組み合わせ構造を
示す斜視図である。図5において、ボビン3はコア2の
内部に組み込まれることにより組み合わされ、イタバネ
5によりコア2を加圧することにより固定されている。
【0004】図6は図5に示した組み合わせ構造の組み
合わせ前のそれぞれの部材の分解斜視図である。イタバ
ネ5は略U字型をしており、平行な両腕部と、たわみを
有し、コア2を支持する支持部とから構成されている。
【0005】図7は図5に示した組み合わせ構造の断面
図である。イタバネ5はコア2の周囲を堅固に保持して
いる。コア2の中心部にはギャップが存在している。な
お、図中の矢印はイタバネ5の固定に伴う加圧の方向を
示しており、支持部がたわみを持っているためにコア2
の強度的に弱い中心部に集中して加圧されている。
【0006】また、この種のイタバネとしては、例えば
1984年3月19日公開の実開昭59−42525号
公報(引例1)記載の構成が知られている。この公報記
載のイタバネは、コアとコイルボビンとを両側から挟持
する2分割ホールドケースを持つ磁気ヘッドにおいて、
これらを組み合わせる略U字状の押さえバネに、ホール
ドケースの対抗側面に圧接される各1対の分岐状係止片
を、押さえバネの全面に対しわずかに内方に湾曲形成さ
せるという構成を備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この図5、6、および
7に示した従来のトランスコア固定用イタバネは、コア
とボビンとを固定する際に、強度的に弱いコア中心部を
集中的に加圧するため、コアにクラック等が入りやす
く、また、コアの周囲を堅固に保持しているため、コア
の熱変形により破損しやすく、さらに、この種の変形に
よりボビンがコアから外れやすく、コアとボビンとを固
定できなくなるという問題がある。またさらに、引例1
記載のイタバネにおいても、押さえバネの全面に対しわ
ずかに内方に湾曲して形成された分岐状係止片を有する
ものの、コア中心部を集中的に加圧することには変わら
ないため、コアにクラック等が入りやすいという従来の
問題は解決できなっかた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、イタバ
ネのコアに対する加圧を、強度的に弱い中心部を避け
て、両端部に分散させ、さらに、コアの熱変形に影響さ
れにくいトランスコア固定用イタバネを提供することに
ある。このため本発明のトランスコア固定用イタバネで
は、両腕部を屈曲し、支持部に羽をもつ構造をとること
により上記目的を達成している。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
【0010】図1はコアとボビンとを組み合わせて、イ
タバネにより固定した組み合わせ構造を示す斜視図であ
る。図1において、ボビン3はコア2の内部に組み込ま
れ、イタバネ1によりコア2を加圧することにより固定
されている。
【0011】図2は図1に示した組み合わせ構造の組み
合わせ前のそれぞれの部材の分解斜視図である。図2に
おいて、イタバネ1は両腕部をその中心方向に屈曲さ
せ、また、コア2を支持するイタバネ1の支持部には2
枚の羽4が設けられた構造を有している。
【0012】図3は本発明の一実施例を示すトランスコ
ア固定用イタバネの外形図である。このイタバネの両腕
部の中心方向への屈曲は8°であり、その屈曲している
部分の長さは約17.6mmである。また、支持部の2
枚の羽の先端は支持部より1.5mm離れておりその長
さは5mmである。支持部の長さは約24mmであり、
両腕部の全体の長さは約35.3mmである。
【0013】図4は図1に示した組み合わせ構造の断面
図である。図3において、イタバネ1はコア2の周囲を
取り囲んで固定しているものの、コア2の4つの角近辺
とのみ接触しており、イタバネ1とコア2との間には隙
間が形成されている。なお、図中の矢印はイタバネによ
る固定に伴う加圧の方向を示しており、イタバネ1は支
持部に2枚の羽4を有しているため、コア2の両端部に
分散して加圧されている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるトラ
ンスコア固定用イタバネは、両腕部をその中心方向に屈
曲させ、コアを支持する支持部に2枚の羽を設けたた
め、コアに加わる圧力を両端部に分散させることがで
き、コアクラックを防ぐことができる。また、イタバネ
とコアとの間に隙間が存在しているため、コアの熱変形
に影響されずにコアとボビンを固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コアとボビンとを組み合わせて本発明のイタバ
ネにより固定した組み合わせ構造を示す斜視図。
【図2】図1に示した組み合わせ構造の組み合わせ前の
それぞれの部材の分解斜視図。
【図3】本発明の一実施例を示すトランスコア固定用イ
タバネの外形図。
【図4】図1に示した組み合わせ構造の断面図。
【図5】従来のコアとボビンとを組み合わせてイタバネ
により固定した組み合わせ構造を示す斜視図。
【図6】図5に示した組み合わせ構造の組み合わせ前の
それぞれの部材の分解斜視図。
【図7】図5に示した組み合わせ構造の断面図。
【符号の説明】
1 本発明の一実施例を示すトランスコア固定用イタ
バネ 2 トランスコア 3 ボビン 4 イタバネの羽 5 従来のトランスコア固定用イタバネ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスコアとホビンの組み合わせ構造
    を固定するトランスコア固定用イタバネにおいて、 前記イタバネは支持部と該支持部の両側にある両腕部と
    を備え、 前記支持部は、中心から前記両腕部に向かって広がり、
    前記トランスコアを支える2枚の羽を有し、 前記両腕部は、先端に前記トランスコアを保持するツメ
    を有するとともに、中心方向に屈曲していることを特徴
    とするトランスコア固定用イタバネ。
JP5252051A 1993-10-08 1993-10-08 トランスコア固定用イタバネ Expired - Lifetime JP2508985B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110637349B (zh) * 2017-05-18 2022-12-06 株式会社村田制作所 铁氧体芯固定构造的制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54100338A (en) * 1978-01-05 1979-08-08 Ici Ltd Manufacture of terephthalic acid

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