JP2014076275A - 駒体着脱用冶具 - Google Patents

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Abstract

【課題】バンドの駒体の着脱を安全な手法で簡易かつ迅速に行うことができる駒体着脱用冶具を提供する。
【解決手段】駒体の連結方向の一方側に凸部が他方側に凹部が形成され、該凸部が隣接する駒体の凹部に挿入されることで複数の駒体が連結され構成されているバンドの駒体を着脱してバンド長を調節するための駒体着脱用冶具1であって、透明又は半透明な材料で形成された板状のベース部11と、ベース部11の一方の面から垂設された軸部12と、軸部12の垂設方向に沿って垂設され、その垂設方向の長さが軸部12の垂設方向の長さよりも長い垂設部13と、を備え、軸部12の一端部分を駒体2の挿入孔を通して駒体の内部に挿入され、コイルスプリングの付勢力に抗して第1の移動部材及び第2の移動部材を移動させることで連結突起の挿入状態を解除させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、駒体着脱用冶具であり、特に時計のバンド等の駒体の取り外しや連結を容易に行う駒体着脱用冶具に関するものである。
従来、駒体が複数連結されて構成された時計等のバンドの長さを調整するためには、バンドが長すぎる場合に余った端部を腕に巻きつけておくことで対応するフリーバックルや、駒体を着脱して長さを調整する手法がとられている。
このうち、フリーバックルは、誰でも簡易にバンド長の調整を行うことができる点で優れているが、余ったバンド端部が装着感を損ねるために装着性が悪く、また外観的にもデザイン性が劣ってしまう。
他方、駒体を着脱して調整を行う場合には、ユーザの腕に合った長さに調節することができ、装着感やデザイン性にも優れている。
しかし、従来、駒体を着脱するためには、バンドなどの取扱いを熟知している店員等の専門員が専用の道具を用いて行う必要があり、通常のユーザが簡易に駒体の着脱を行うことは難しかった。
このため、例えば購入後にサイズ調整が必要になった場合や通信販売等での購入の場合等、店頭販売員によるベルト長の調節を行うことができない場合には、ユーザ自身でバンドの長さ調整を行うことができず、専門員のいる店に持ち込まなければならない等、負担が大きく、非常に不便であった。
この点、例えば、特許文献1には、小棒状体を駒体内部に挿入して、駒体同士を連結している連結ピン(連結突起)が隣接する駒体内部に突出している突出状態から連結ピン(連結突起)が内方に移動した状態とし、これにより、隣接する駒体における連結ピン(連結突起)による連結状態を解除するようにした構成が提案されている。
これによれば、ワンプッシュで駒体の着脱を行うことができるため、通常のユーザでも比較的簡単に駒体の着脱を行うことができ、バンドの長さを容易に調節することができる。
実用新案登録第3155925号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている構成では、駒体の着脱を行うために小棒状の冶具が必要であり、ユーザは作業を行うのに適した冶具を自ら探さなければならない。
また、ピンセットや爪楊枝、針等、細かい作業に適した小棒状の冶具の多くは、先端部が鋭利で怪我をしやすいという問題がある。
さらに、小棒状の冶具を駒体の内部に挿入し、適切な場所を押圧して連結ピン(連結突起)による連結状態を解除するという作業は繊細で、時間や手間がかかってしまうという問題もある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、バンドの駒体の着脱を安全な手法で簡易かつ迅速に行うことができる駒体着脱用冶具を提供することを目的とするものである。
本発明の駒体着脱用冶具は、
駒体の連結方向の一方側に凸部が他方側に凹部が形成され、該凸部が隣接する前記駒体の前記凹部に挿入されることで複数の前記駒体が連結され構成されているバンドの前記駒体を着脱してバンド長を調節するための駒体着脱用冶具であって、
透明又は半透明な材料で形成された板状のベース部と、
前記ベース部の一方の面から垂設された軸部と、
前記軸部の垂設方向に沿って前記ベース部に垂設された垂設部と、
を備え、
前記駒体には、隣接する前記駒体内部に挿入されることで前記駒体同士を係止する連結突起が設けられた移動部材及び前記連結突起を挿入状態で維持する方向に前記移動部材を付勢する付勢部材が内設され、前記駒体の一方の面には、前記軸部が挿入される挿入孔が形成されており、
前記軸部は、前記挿入孔を通して前記駒体の内部に一端部分が挿入され、前記付勢部材の付勢力に抗して前記移動部材を移動させることで前記連結突起の挿入状態を解除させることを特徴としている。
本発明の駒体着脱用冶具では、バンドの駒体の着脱を安全な手法で簡易かつ迅速に行うことができるという効果を奏する。
(a)は、本発明の第1の実施形態における駒体着脱用冶具の斜視図であり、(b)は、(a)に示す駒体着脱用冶具の側面図である。 図1に示す駒体着脱用冶具により駒体の着脱が行われるバンドの全体斜視図である。 図2に示すバンドの底面図である。 図2に示すバンドの外部枠体及び内部枠体を断面にして内部構成を示した断面図である。 図2に示すバンドの駒体の分解斜視図である。 第1の実施形態における駒体着脱用冶具挿入前の駒体内部を断面にして示す斜視図である。 第1の実施形態におけるバンドの駒体と駒体着脱用冶具とを示す斜視図である。 第1の実施形態におけるバンドの駒体と駒体着脱用冶具との駒体の着脱時の状態を示す斜視図である。 第1の実施形態における駒体着脱用冶具の軸部挿入時の駒体内部を断面にして示す斜視図である。 (a)は、駒体の一変形例の駒体着脱用冶具挿入前の内部を断面にして示す平面図であり、(b)は、(a)に示す移動部材の斜視図であり、(c)は、(a)に示す移動部材及びコイルスプリングを組み立てた状態の斜視図である。 (a)は、駒体の一変形例の駒体着脱用冶具の軸部挿入時の内部を断面にして示す平面図であり、(b)は、(a)に示す移動部材及びコイルスプリングを組み立てた状態の斜視図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態における駒体着脱用冶具の斜視図であり、(b)は、(a)に示す駒体着脱用冶具の側面図である。 (a)は、第2の実施形態における駒体着脱用冶具挿入前の駒体内部を断面にして示す平面図であり、(b)は、(a)に示す移動部材及びコイルスプリングの斜視図であり、(c)は、第2の実施形態における駒体着脱用冶具の軸部挿入時の駒体内部を断面にして示す平面図である。 (a)は、本発明の第3の実施形態における駒体着脱用冶具の斜視図であり、(b)は、(a)に示す駒体着脱用冶具を下向きにした場合の側面図であり、(c)は、(b)における下側から駒体着脱用冶具を見た場合の平面図である。 (a)は、本発明の第3の実施形態における駒体着脱用冶具を駒体の所定位置に位置決めした状態を示す模式図であり、(b)は、(a)に示す駒体着脱用冶具の軸部を駒体に挿入した状態を示す模式図であり、(c)は、弾性部を備えない駒体着脱用冶具を駒体の所定位置に位置決めした状態を示す模式図であり、(d)は、(c)に示す駒体着脱用冶具の軸部を駒体に挿入した状態を示す模式図である。 (a)は、本発明の第4の実施形態における駒体着脱用冶具の斜視図であり、(b)は、(a)に示す駒体着脱用冶具を下向きにした場合の側面図であり、(c)は、(b)における下側から駒体着脱用冶具を見た場合の平面図である。
[第1の実施形態]
図1から図9を参照しつつ、本発明に係る駒体着脱用冶具の第1の実施形態について説明する。なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1(a)は、本実施形態における駒体着脱用冶具の斜視図であり、図1(b)は、この駒体着脱用冶具の側面図である。
駒体着脱用冶具1は、腕時計等のバンド10の駒体2を着脱してバンド長を調節するための冶具である。図1(a)及び図1(b)に示すように、駒体着脱用冶具1は、板状のベース部11と、ベース部11の一方の面から垂設された軸部12と、軸部12の垂設方向に沿って垂設された垂設部13とを備えている。
本実施形態の駒体着脱用冶具1は、全体が透明又は半透明な樹脂等、透明又は半透明な材料で一体形成されている。なお、駒体着脱用冶具1を形成する材料はこれに限定されない。駒体着脱用冶具1は、少なくともベース部11が透明又は半透明な樹脂等の透明又は半透明な材料で形成されていればよく、ベース部11、軸部12、垂設部13が全て同じ材料で一体形成されているものに限定されない。少なくともベース部11が透明又は半透明な材料で形成されていることにより、挿入孔234a,241aの位置や軸部12の位置を目で見て確認することができ、駒体2の着脱操作を行う際の位置決めを容易に行うことができる。
本実施形態において、ベース部11は、平面視において長方形状に形成されており、その幅方向の長さが駒体着脱用冶具1によって着脱操作を行う駒体2の幅方向の長さよりも僅かに長く形成されている。なお、ベース部11の形状や大きさはここに例示したものに限定されない。
軸部12は、先端側が細くなった棒状の部分であり、後述する駒体2の連結突起253,263の挿入状態を解除させる操作子として機能するものである。本実施形態の軸部12は、先端部が平らに切り欠かれている。このように軸部12は、その先端部が鋭利になっていないため、誤って指等が触れても怪我をしにくく安全である。なお、軸部12は、後述する駒体2の挿入孔234a,241aから駒体2の内部に挿入可能なものであればよく、その形状は特に限定されない。例えば、軸部12全体が先端に向かって細くなる錘状となっていてもよい。
垂設部13は、垂設方向の長さが軸部12の垂設方向の長さよりも長くなっている。本実施形態の垂設部13は、ベース部11の幅方向の両側部にそれぞれ垂設されており、駒体2の上にベース部11を重ね合わせた際に、垂設部13が駒体2の両側部外方にそれぞれ配置されるようになっている(図8参照)。
図2は、本実施形態において駒体着脱用冶具1により駒体2の着脱が行われるバンド10の外装表面側を示した斜視図であり、図3はバンド10を裏面側(装着者の腕等に装着される側)から見た平面図であり、図4は、バンド10の表面側(装着者の腕等に装着した際に表になる側)の断面図である。
図2から図4に示すように、本実施形態におけるバンド10は、駒体2の連結方向の一方側に凸部21が他方側に凹部22が形成され、該凸部21が隣接する駒体2の凹部22に挿入されることで複数の駒体2が連結され構成されている。
図5は、本実施形態のバンド10を構成する駒体2の分解斜視図であり、図6は、駒体2を裏面側(装着者の腕等に装着される側)の断面斜視図である。
図5及び図6に示すように、本実施形態におけるバンド10の駒体2は、駒体2の連結方向の一方側に形成された凸部21と他方側に形成された凹部22とが互いに嵌り合う形状となっており、駒体2は、連結状態においてその凸部21が連結方向の隣接する駒体2の凹部22内に収まるようになっている。
本実施形態において、駒体2は、外部枠体23と、この外部枠体23内部に収納された内部枠体24とを備えている。
また、駒体2には、一対の移動部材(すなわち、第1の移動部材25及び第2の移動部材26)と、一対のコイルスプリング27a,27bとが内設されている。
外部枠体23は、例えばステンレス等の金属材料からなる板材を折り曲げて箱状に形成されるものである。外部枠体23は、バンド10の外装表面(バンド装着時に表側となる面)を形成する表面部231と、この表面部231における駒体2の連結方向の一端側(本実施形態では凹部22が形成されている側)に立設され凹部22の奥側の壁を構成する立設部232と、表面部231における駒体2の連結方向の他端側に連設部233を介して連設され外部枠体23の裏面(バンド装着時に腕等に接触する側の面)であって幅方向の中央部を被覆する裏面部234と、表面部231の両側部に連設され折り曲げ加工することにより外部枠体23の幅方向の外側部を被覆する側部235とを備えている。
外部枠体23は、このように、1枚の板を折り曲げ加工することで形成されるため、外部枠体23を簡易かつ効率的に生産することができ、また、部品点数を少なくすることができる。
裏面部234のほぼ中央には、駒体着脱用冶具1の軸部12が挿入される挿入孔234aが形成されている。なお、挿入孔234aの設けられる位置、大きさ、形状等は、図示例に限定されない。例えば、外部枠体23の表面部231に挿入孔234aが形成されていてもよい。
内部枠体24は、例えばステンレス等の金属材料からなる板材を折り曲げ加工することで形成されるものである。内部枠体24は、両側が解放されるように折り曲げて箱状に形成された本体部241と、本体部241の一端側であって駒体2の凸部21側に相当する位置に形成された突出部242とを備えている。
本体部241は、平面視における形状が外部枠体23の形状に沿うように、凹部22に対応する側が凹部22に沿う形状に切り欠かれ、切欠き部241bが形成されている。また、本体部241において内部枠体24を外部枠体23に収納した際に裏面側となる面であって挿入孔234aに相当する位置には、駒体着脱用冶具1の軸部12が挿入される挿入孔241aが形成されている。なお、挿入孔241aの設けられる位置、大きさ、形状等は、図示例に限定されない。例えば、挿入孔234aが外部枠体23の表面部231に形成されている場合には、挿入孔241aもこれに対応する位置に形成される。本実施形態では、外部枠体23の挿入孔234a及び内部枠体24の挿入孔241aにより、駒体着脱用冶具1の軸部12が挿入される挿入孔が構成されている。
また、突出部242には、板材の端部に折り曲げ加工を施すことで駒体2の幅方向に沿って中空の筒状部242aが形成されている。この筒状部242aは、その内部の径が後述する移動部材(第1の移動部材25及び第2の移動部材26)の連結突起253,263の径よりも大きくなっており、移動部材(第1の移動部材25及び第2の移動部材26)の連結突起253,263は、隣接する駒体2の筒状部242a内に出没可能に収納されるようになっている。
一対の移動部材である第1の移動部材25及び第2の移動部材26は、内側の端面が対向するように内部枠体24の内部に配設される。
第1の移動部材25及び第2の移動部材26は、それぞれ板状の移動本体部251,261と、この移動本体部251,261の一端側に突出する突出部252,262と、この突出部252,262の端部に設けられた連結突起253,263とを備えている。
移動本体部251,261には、その内側の端面に、挿入孔234a,241aに対向する面の側から反対側の面に向かって内側に傾斜する傾斜面251a,261aが形成されている。また、移動本体部251,261には、外側方に開口する横長溝251b,261bが形成されている。横長溝251b,261b内には、コイルスプリング27a,27bが配置されている。
コイルスプリング27a,27bは、連結突起253,263を挿入状態で維持する方向に第1の移動部材25及び第2の移動部材26を付勢する付勢部材である。本実施形態では、コイルスプリング27a,27bの一端側は横長溝251b,261bの奥に当接し、他端側は外部枠体23の内側壁に当接している。
コイルスプリング27a,27bは、伸長状態において横長溝251b,261b内から突出して第1の移動部材25及び第2の移動部材26を内側に押圧し(図6参照)、圧縮状態においてほぼ横長溝251b,261b内に収納される(図9参照)ようになっている。
なお、付勢部材はコイルスプリング27a,27bに限定されず、ゴム等の弾性体で構成されていてもよい。
また、連結突起253,263は、横長溝251b,261bが開口する外側方とは反対の内側方に向かって突出して設けられている。連結突起253,263は、隣接する駒体2の内部に挿入されることで駒体同士を係止するものである。
第1の移動部材25及び第2の移動部材26は、横長溝251b,261b内にコイルスプリング27a,27bが配され、かつ連結突起253,263が対向するように移動本体部251,261の内側の端面が向かい合った状態で内部枠体24の内部に配設されている。
次に、図7から図9を参照しつつ、本実施形態における駒体着脱用冶具1の作用について説明する。
本実施形態の駒体2は、駒体着脱用冶具1を装着しない状態では、図6に示すように、コイルスプリング27a,27bによって第1の移動部材25及び第2の移動部材26が内側に付勢されており、第1の移動部材25及び第2の移動部材26の内側端面が、この付勢力を受けて互いに当接するとともに、連結突起253,263が駒体2の凹部22内に突出した状態となっている。
これにより、駒体2が他の駒体2と隣接している場合には、コイルスプリング27a,27bの付勢力によって連結突起253,263が隣接する駒体2の内部(本実施形態では、駒体2の凸部21内の筒状部242a内)に挿入された挿入状態で維持されている。
駒体2をバンド10から取り外す場合には、図7及び図8に示すように、駒体着脱用冶具1のベース部11を駒体2の裏面側に重ね合わせ、透明又は半透明なベース部11を通して位置をユーザが目で確認しながら駒体2の挿入孔234a,241a内に軸部12を挿入することが可能である位置に配置する。このとき、垂設部13が駒体2の両側部外方にそれぞれ配置されるため、駒体着脱用冶具1の位置決めがしやすくなるとともに、バンド10から複数の駒体2を連続的に取り外す際には、垂設部13がガイドの役割を果たすことで駒体着脱用冶具1をバンド10の連結方向に沿って円滑に次の駒体2に移動させることができる。
駒体着脱用冶具1が駒体2の挿入孔234a,241a内に軸部12が挿入される位置に位置決めされた状態で、ベース部11を上から押圧することで、軸部12の一端部分が挿入孔234a,241aを通して駒体2の内部に挿入され、移動本体部251,261の傾斜面251a,261aを押圧して第1の移動部材25及び第2の移動部材26を左右に押し拡げるように移動させる。
これにより、付勢部材であるコイルスプリング27a,27bの付勢力に抗して移動部材(第1の移動部材25及び第2の移動部材26)がそれぞれ移動する。すなわち本実施形態では、駒体2の幅方向の反対側(図6及び図9における左右の外側方)にそれぞれ移動する。
この結果、第1の移動部材25及び第2の移動部材26の連結突起253,263が内部枠体24の内部に収納された状態となる。駒体2が隣接する他の駒体2と連結されている場合には、これにより連結突起253,263の挿入状態が解除され、駒体2を他の駒体2から取り外すことができる状態となる。
駒体2を他の駒体2に装着する場合にも、同様に駒体着脱用冶具1を駒体2の裏面側の所定位置に配置して、第1の移動部材25及び第2の移動部材26の連結突起253,263が内部枠体24の内部に収納された状態とした後に、この連結突起253,263が収納された状態の駒体2の凹部22と装着先の駒体2の凸部21とを嵌め合わせる。そしてその後、駒体着脱用冶具1を駒体2から取り外すことで、第1の移動部材25及び第2の移動部材26の連結突起253,263がコイルスプリング27a,27bの付勢力によって突出し、装着先の駒体2の凸部21内の筒状部242a内に挿入された挿入状態が維持されて駒体2同士が係止される。
以上のように、本実施形態の駒体着脱用冶具1によれば、駒体着脱用冶具1を駒体2に重ね合わせて、軸部12が駒体2の内部に挿入される程度に軽く押し込むという簡単な動作を行うだけで、第1の移動部材25及び第2の移動部材26がそれぞれ外側方に移動して連結突起253,263の挿入状態が解除され、駒体2を他の駒体2から取り外したり他の駒体2と連結可能な状態とすることができる。これにより、通信販売の場合等、店頭販売員によるベルト長の調節を行うことができない場合でも、商品を購入したユーザが誰でも簡易に腕時計のベルト等の長さの調節を行うことができる。
また、駒体着脱用冶具1のベース部11等は透明又は半透明な材料で形成されているため、駒体着脱用冶具1のベース部11を駒体2の上に重ね合わせた際、透明又は半透明なベース部11を通して駒体2の挿入孔234a,241aの位置をユーザが目で確認することができ、駒体着脱用冶具1を容易に位置決めすることができる。
また、駒体着脱用冶具1のベース部11を駒体2の上に重ね合わせた際、垂設部13が駒体2の両側部外方にそれぞれ配置されるため、駒体着脱用冶具1の幅方向の位置決めがしやすくなる。
さらに、バンド10から複数の駒体2を連続的に取り外す際には、垂設部13がガイドの役割を果たすことで駒体着脱用冶具1をバンド10の連結方向に沿って次の駒体2まで円滑に移動させることができる。
また、駒体着脱用冶具1の垂設部13は、その垂設方向の長さが軸部12の垂設方向の長さよりも長くなっている。これにより、誤って駒体着脱用冶具1を踏んでしまった場合等でも怪我をしにくい。
また、駒体着脱用冶具1及びこれによって着脱操作が行われる駒体2は、比較的簡易な構成によって駒体2の容易な着脱を実現することができるため、低コストで、ユーザに扱いやすいバンドを提供することができる。
なお、本実施形態では、駒体着脱用冶具1によって着脱操作が行われる駒体2は、駒体2の凹部22内から突出するように設けられた連結突起253,263が、隣接する駒体2の凸部21内に挿入されることで、駒体2同士を連結する構成としたが、駒体2の構成はこれに限定されない。
例えば、図10(a)及び図11(a)に示すように、駒体3は、駒体3の凹部32内から突出するように設けられた連結突起353,363が、隣接する駒体3の凸部31内に挿入されることで、駒体3同士を連結する構成としてもよい。
すなわち、この場合には、外部枠体33の内部に内部枠体34を収納し、この内部枠体34の内部に、図10(b)に示すような一対の移動部材(第1の移動部材35及び第2の移動部材36)と付勢部材であるコイルスプリング37を収納する。外部枠体33及び内部枠体34には、駒体着脱用冶具1の軸部12が挿入される挿入孔334a,341aが形成されている。
この場合、第1の移動部材35及び第2の移動部材36は、それぞれ移動本体部351,361と、この移動本体部351,361の一端側の内側に設けられたほぼL字状の移動体係合部352,362と、移動本体部351,361の他端側の外側に設けられた連結突起353,363とを備えている。移動体係合部352,362は、駒体3の幅方向に延在する腕部352a,362aとこの腕部352a,362aに対してほぼ直角であり移動本体部351,361とほぼ平行する当接部352b,362bとを備えるほぼL字状の部分である。
第1の移動部材35及び第2の移動部材36は、それぞれの連結突起353,363が外側を向くように配置され、移動体係合部352,362を互い違いに組み合わせることで互いに係合されるようになっている。当接部352b,362bの一端面であって係合状態において互いに向かい合う面は、挿入孔334a,341aに対向する面の側から反対側の面に向かって内側に傾斜する傾斜面352c,362cとなっている。また、移動本体部351,361の一端であって係合状態において向かい合う位置にはそれぞれ切り欠き部351b,361bが形成されており、この切り欠き部351b,361b内にコイルスプリング37が収納される。
図10(a)及び図10(c)に示すように、第1の移動部材35及び第2の移動部材36は、コイルスプリング37の付勢力により連結突起353,363が駒体3の凸部31から外部に突出した状態で維持されるようになっており、駒体3に隣接する他の駒体3がある場合には、連結突起353,363が隣接する駒体3の凹部32内に挿入され、駒体同士が係合された状態となる。この状態のとき、移動体係合部352,362の当接部352b,362bは、挿入孔334a,341aに対応する位置において互いに当接状態となっている。
駒体着脱用冶具1により着脱操作を行う際には、駒体着脱用冶具1を駒体3の裏面側に重ね合わせて、軸部12を挿入孔334a,341aから駒体3の内部に挿入する。そして、軸部12によって移動体係合部352,362の当接部352b,362bの傾斜面352c,362cを押圧して当接部352b,362bを左右に押し拡げるように移動させる(図11(a)及び図11(b)参照)。
これにより、付勢部材であるコイルスプリング37の付勢力に抗して移動部材(第1の移動部材35及び第2の移動部材36)がそれぞれ移動し、第1の移動部材35及び第2の移動部材36の連結突起353,363が内部枠体34の内部に収納された状態となる。駒体3が隣接する他の駒体3と連結されている場合には、これにより連結突起353,363の挿入状態が解除され、駒体3を他の駒体3から取り外すことができる状態となる。
このように、駒体3の凸部31内から突出するように設けられた連結突起353,363が、隣接する駒体3の凹部32内に挿入されることで、駒体3同士を連結する構成の場合でも、本実施形態の駒体着脱用冶具1により簡易かつ迅速に駒体3の着脱操作を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、図12及び図13を参照しつつ、本発明に係る駒体着脱用冶具の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、駒体着脱用冶具の軸部の構成のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図12(a)は、本実施形態に係る駒体着脱用冶具の斜視図であり、図12(b)は、駒体着脱用冶具の側面図である。
図12(a)及び図12(b)に示すように、本実施形態の駒体着脱用冶具5は、第1の実施形態と同様に、板状のベース部51と、ベース部51の一方の面から垂設された軸部52と、軸部52の垂設方向に沿って垂設された垂設部53とを備えている。
本実施形態では、駒体着脱用冶具5は、2つの挿入孔634a,641aを有する駒体6について着脱操作を行うようになっており、軸部52は駒体6の挿入孔634a,641aの位置に対応する位置に2つ設けられている。
本実施形態の駒体着脱用冶具5によって着脱操作が行われる駒体6は、図13(a)から図13(c)に示すように、外部枠体63の内部に内部枠体64を収納し、この内部枠体64の内部に、図13(b)に示すような一対の移動部材(第1の移動部材65及び第2の移動部材66)と付勢部材であるコイルスプリング67を収納する。外部枠体63及び内部枠体64には、駒体着脱用冶具5の軸部52が挿入される挿入孔634a,641aが2つ形成されている。
第1の移動部材65及び第2の移動部材66は、それぞれ板状の移動本体部651,661と、この移動本体部651,661の外側端面の一端に外側方向かって突出して設けられた連結突起653,663とを備えている。
また、移動本体部651,661には、内側方に開口する横長溝651a,661aが形成されている。横長溝651a,661a内には、コイルスプリング67が配置されている。
また、移動本体部651,661には、その外側の端面に、挿入孔634a,641aに対向する面の側から反対側の面に向かって外側に傾斜する傾斜面652a,662aが形成されている。
第1の移動部材65及び第2の移動部材66は、横長溝651b,661b内にコイルスプリング67が配され、かつ横長溝651b,661bが開口する内側面が対向するようにして内部枠体64の内部に配設されている。
第1の移動部材65及び第2の移動部材66は、コイルスプリング67の付勢力により、両側方にそれぞれ押圧されており、連結突起653,663が駒体6の凸部61の両側部から突出した状態で維持されている。このとき駒体6に隣接する他の駒体6がある場合には、当該駒体6の連結突起653,663が隣接する他の駒体6の凹部62内に挿入された挿入状態となり、駒体6同士が係止される。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
次に、本実施形態における駒体着脱用冶具5の作用について説明する。
まず、本実施形態の駒体6は、駒体着脱用冶具5を装着しない状態では、図13(a)に示すように、コイルスプリング67によって第1の移動部材65及び第2の移動部材66が外側に付勢されており、連結突起653,663が駒体6の凸部61から外部に突出した状態となっている。
これにより、駒体6が他の駒体6と隣接している場合には、コイルスプリング67の付勢力によって連結突起653,663が隣接する駒体6の内部(本実施形態では、駒体2の凹部62内)に挿入された挿入状態で維持されている(図13(a)参照)。
駒体6をバンド10から取り外す場合には、駒体着脱用冶具5のベース部51を駒体6の裏面側に重ね合わせ、透明又は半透明なベース部51を通してユーザが目で位置を確認しながら駒体6の挿入孔634a,641a内に軸部52を挿入することが可能である位置に配置する。
そして、駒体着脱用冶具5を上から押すことにより、軸部52の端部で第1の移動部材65及び第2の移動部材66の傾斜面652a,662aを押圧する。これにより第1の移動部材65及び第2の移動部材66はコイルスプリング67の付勢力に抗して内側へと移動し、連結突起653,663が駒体6の凸部61内に収納された状態となる(図13(c)参照)。この結果、連結突起653,663の隣接する駒体6の内部への挿入状態が解除され、駒体6の着脱が可能な状態となる。
なお、その他の点については、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、第1の移動部材65及び第2の移動部材66をそれぞれ外側から押圧することで駒体6の内側に寄せて連結突起653,663の挿入状態を解除するようになっている。このような場合でも、本実施形態の駒体着脱用冶具5は、2つの軸部52を備えているため、一度の操作で同時に2箇所を押圧することができる。このため、簡易かつ迅速に駒体6の着脱を行うことができる。
[第3の実施形態]
次に、図14(a)〜図14(c)及び図15(a)〜図15(d)を参照しつつ、本発明に係る駒体着脱用冶具の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態における駒体着脱用冶具は、第1の実施形態に示したのと同様の駒体の着脱に用いられるものであり、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図14(a)は、本実施形態に係る駒体着脱用冶具の斜視図であり、図14(b)は、図14(a)に示す駒体着脱用冶具を下向きにした場合の側面図である。また、図14(c)は、図14(b)における下側から駒体着脱用冶具を見た場合の平面図である。
図14(a)〜図14(c)に示すように、本実施形態の駒体着脱用冶具7は、第1の実施形態と同様に、板状のベース部71と、ベース部71の一方の面から垂設された軸部72と、軸部72の垂設方向に沿って垂設された垂設部73とを備えている。
本実施形態では、駒体着脱用冶具7は、挿入孔234a,241a(図15(a)〜図15(d)参照)を有する駒体について着脱操作を行うようになっており、軸部72は駒体の挿入孔234a,241aの位置に対応する位置に設けられている。
本実施形態の駒体着脱用冶具7には、ベース部71の一方の面であって軸部72が設けられている面側に、2つの補助突起部74が垂設されている。
本実施形態では、2つの補助突起部74は、ベース部71の長手方向において軸部72を挟むほぼ対称位置に配置されている。
各補助突起部74の両側には、ベース部71の長手方向に沿って延在しベース部71の表側から裏側に貫通するスリット状の開口部75がそれぞれほぼ平行して形成されている。補助突起部74の両側に開口部75を設けることにより、補助突起部74に押圧力が加わった際に補助突起部74を支持する補助突起部74の周辺部分(これを以下「弾性変形部76」という。)が弾性変形しやすくなり、補助突起部74の周辺にバネ性を持たせることができる。
本実施形態では、ベース部71を上から押圧することで軸部72が挿入孔234a,241aを通して駒体の内部に挿入された際に、駒体を押圧してベース部71を駒体から離間させる方向(すなわち、ベース部71を押圧する押圧方向とは反対の方向)の反力を生じさせる弾性部77が、補助突起部74、開口部75及び弾性変形部76により構成されている。
なお、補助突起部74、開口部75及び弾性変形部76の形状、大きさ、数、設けられる位置等は図示例に限定されない。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
また、本実施形態の駒体着脱用冶具7によって着脱操作が行われる駒体は、第1の実施形態に示したものと同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態における駒体着脱用冶具7の作用について説明する。
駒体をバンドから取り外す場合には、第1の実施形態と同様に、駒体着脱用冶具7のベース部71を駒体の裏面側に重ね合わせ、ユーザが目で位置を確認しながら駒体の挿入孔234a,241a(図15(a)〜図15(d)参照)内に軸部72を挿入することが可能である位置に配置する。このとき、垂設部73が駒体の両側部外方にそれぞれ配置されるため、駒体着脱用冶具7の位置決めがしやすくなるとともに、バンドから複数の駒体を連続的に取り外す際には、垂設部73がガイドの役割を果たすことで駒体着脱用冶具7をバンドの連結方向に沿って円滑に次の駒体に移動させることができる。
駒体着脱用冶具7が駒体の挿入孔234a,241a内に軸部72が挿入可能である位置(図15(a)参照)に位置決めされた状態で、ベース部71を上から押圧することで、軸部72の一端部分が挿入孔234a,241aを通して駒体の内部に挿入され、移動本体部251,261の傾斜面251a,261aを押圧して第1の移動部材25及び第2の移動部材26を左右に押し拡げるように移動させる(図15(b)参照)。
これにより、移動部材(第1の移動部材25及び第2の移動部材26)が、駒体の幅方向の反対側(図15(a)及び図15(b)における左右の外側方)にそれぞれ移動する。
この結果、第1の移動部材25及び第2の移動部材26の連結突起が内部枠体の内部に収納された状態となる。駒体が隣接する他の駒体と連結されている場合には、これにより連結突起の挿入状態が解除され、駒体を他の駒体から取り外すことができる状態となる。
このように、ベース部71を上から押圧することで、軸部72が挿入孔234a,241aを通して駒体の内部に挿入された際、本実施形態では、図15(b)に示すように、2つの補助突起部74が、駒体の表面(本実施形態では、外部枠体の裏面部234)に押し当てられる。このとき、弾性変形部76が押圧力によって弾性変形し、押圧方向と反対の方向(図15(b)において上方向)に押し上げられる。
補助突起部74は、弾性変形部76が元の形状に戻ろうとする力によって駒体の表面(本実施形態では、外部枠体の裏面部234)に押圧される。これにより、駒体着脱用冶具7全体が、駒体から離間する方向(図15(b)において上方向)に押し上げられる。
軸部72が挿入孔234a,241aを通して駒体の内部に挿入された際、軸部72が第1の移動部材25及び第2の移動部材26との間等(例えば、図15(d)において矢印で示す部分等)に引っ掛かり、抜けにくくなることがある。本実施形態に示すような弾性部77を備えていない場合(図15(c)及び図15(d)参照)には、軸部72が駒体内部に引っ掛かった場合、ユーザが自力で駒体から駒体着脱用冶具7を外さなければならなかった。
この点、本実施形態のように弾性部77を備えている場合(図15(a)及び図15(b)参照)には、軸部72が駒体内部に引っ掛かってしまった場合に、ユーザが力を入れなくても、弾性部77に生じる反力により、駒体着脱用冶具7を円滑に駒体から取り外すことができる。
なお、その他の点については、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、ベース部71を上から押圧することで軸部72が挿入孔234a,241aを通して駒体の内部に挿入された際に、補助突起部74、開口部75及び弾性変形部76により構成される弾性部77において、駒体着脱用冶具7を駒体から離間させる方向の反力を生じる。これにより、仮に、駒体を構成する第1の移動部材25及び第2の移動部材26等のパーツの間に駒体着脱用冶具7の軸部72が引っ掛かった場合でも、駒体着脱用冶具7を円滑に駒体から取り外すことができる。
このため、腕時計を購入したユーザが余計な力を使わずに誰でも簡易に腕時計のベルト等の長さの調節を行うことができる。
また、駒体着脱用冶具7を、弾性部77の反力を利用して円滑に駒体から取り外すことができるため、安全性を確保しつつ、作業性の向上も図ることができ、ユーザの使い勝手を格段に向上させることができる。
さらに、駒体着脱用冶具7に無理な力をかけずに容易に駒体から取り外すことができるため、駒体着脱用冶具7や駒体内部を傷つけるおそれがない。
また、本実施形態では、ベース部71に弾性部77(すなわち、補助突起部74、開口部75及び弾性変形部76)を設けるだけであるため、部品点数を増やしたり、複雑な構造にすることもない。このため、駒体着脱の作業性の向上を図るという上記効果を、コストアップすることなく実現することができる。
[第4の実施形態]
次に、図16(a)〜図16(c)を参照しつつ、本発明に係る駒体着脱用冶具の第4の実施形態について説明する。なお、本実施形態における駒体着脱用冶具は、第2の実施形態に示したのと同様の駒体の着脱に用いられるものであり、以下においては、特に第2の実施形態と異なる点について説明する。
図16(a)は、本実施形態に係る駒体着脱用冶具の斜視図であり、図16(b)は、図16(a)に示す駒体着脱用冶具を下向きにした場合の側面図である。また、図16(c)は、図16(b)における下側から駒体着脱用冶具を見た場合の平面図である。
図16(a)〜図16(c)に示すように、本実施形態の駒体着脱用冶具8は、第1の実施形態と同様に、板状のベース部81と、ベース部81の一方の面から垂設された軸部82と、軸部82の垂設方向に沿って垂設された垂設部83とを備えている。
本実施形態では、駒体着脱用冶具8は、第2の実施形態に示したような2つの挿入孔を有する駒体について着脱操作を行うようになっており、軸部82は駒体の挿入孔の位置に対応する位置に2つ設けられている。
本実施形態の駒体着脱用冶具8には、ベース部81の一方の面であって軸部82が設けられている面側に、補助突起部84が垂設されている。
本実施形態では、補助突起部84は、2つの軸部82のほぼ中間に配置されている。
補助突起部84の両側には、ベース部81の長手方向に沿って延在しベース部71の表側から裏側に貫通するスリット状の開口部85がそれぞれほぼ平行して形成されている。補助突起部84の両側に開口部85を設けることにより、補助突起部84に押圧力が加わった際に補助突起部84を支持する補助突起部84の周辺部分(これを以下「弾性変形部86」という。)が弾性変形しやすくなり、補助突起部84の周辺にバネ性を持たせることができる。
本実施形態では、ベース部81を上から押圧することで軸部82が挿入孔を通して駒体の内部に挿入された際に、駒体を押圧してベース部81を駒体から離間させる方向(すなわち、ベース部81を押圧する押圧方向とは反対の方向)の反力を生じさせる弾性部87が、補助突起部84、開口部85及び弾性変形部86により構成されている。
なお、補助突起部84、開口部85及び弾性変形部86の形状、大きさ、数、設けられる位置等は図示例に限定されない。
なお、その他の構成は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
また、本実施形態の駒体着脱用冶具8によって着脱操作が行われる駒体は、第2の実施形態に示したものと同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態における駒体着脱用冶具8の作用について説明する。
駒体をバンドから取り外す場合には、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、駒体着脱用冶具8のベース部81を駒体の裏面側に重ね合わせ、ユーザが目で位置を確認しながら駒体の挿入孔内に軸部82を挿入することが可能である位置に配置する。このとき、垂設部83が駒体の両側部外方にそれぞれ配置されるため、駒体着脱用冶具8の位置決めがしやすくなるとともに、バンドから複数の駒体を連続的に取り外す際には、垂設部83がガイドの役割を果たすことで駒体着脱用冶具8をバンドの連結方向に沿って円滑に次の駒体に移動させることができる。
駒体着脱用冶具8が駒体の挿入孔内に軸部82が挿入可能である位置に位置決めされた状態で、ベース部81を上から押圧することで、軸部82の一端部分が挿入孔を通して駒体の内部に挿入され、移動部材(第1の移動部材及び第2の移動部材)の傾斜面を押圧する。これにより第1の移動部材及び第2の移動部材が内側へと移動し、連結突起が駒体の凸部内に収納された状態となる。この結果、連結突起の隣接する駒体の内部への挿入状態が解除され、駒体の着脱が可能な状態となる。
このように、ベース部81を上から押圧することで軸部82が挿入孔を通して駒体の内部に挿入された際、本実施形態では、補助突起部84が、駒体の表面に押し当てられる。このとき、弾性変形部86が押圧力によって弾性変形し、押圧方向と反対の方向に押し上げられる。
補助突起部84は、弾性変形部86が元の形状に戻ろうとする力によって駒体の表面に押圧される。これにより、駒体着脱用冶具8全体が、駒体から離間する方向に押し上げられる。
軸部82が挿入孔を通して駒体の内部に挿入された際、軸部82が第1の移動部材及び第2の移動部材との間等に引っ掛かり、抜けにくくなることがある。
この点、本実施形態のように弾性部87を備えている場合には、軸部82が駒体内部に引っ掛かってしまった場合に、ユーザが力を入れなくても、弾性部87に生じる反力により、駒体着脱用冶具8を円滑に駒体から取り外すことができる。
なお、その他の点については、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、ベース部81を上から押圧することで軸部82が挿入孔を通して駒体の内部に挿入された際に、補助突起部84、開口部85及び弾性変形部86により構成される弾性部87において、駒体着脱用冶具8を駒体から離間させる方向の反力を生じる。これにより、仮に、駒体を構成する第1の移動部材及び第2の移動部材等のパーツの間に駒体着脱用冶具8の軸部82が引っ掛かった場合でも、駒体着脱用冶具8を円滑に駒体から取り外すことができる。
このため、腕時計を購入したユーザが余計な力を使わずに誰でも簡易に腕時計のベルト等の長さの調節を行うことができる。
また、駒体着脱用冶具8を、弾性部87の反力を利用して円滑に駒体から取り外すことができるため、安全性を確保しつつ、作業性の向上も図ることができ、ユーザの使い勝手を格段に向上させることができる。
さらに、駒体着脱用冶具8に無理な力をかけずに容易に駒体から取り外すことができるため、駒体着脱用冶具8や駒体内部を傷つけるおそれがない。
また、本実施形態では、ベース部81に弾性部87(すなわち、補助突起部84、開口部85及び弾性変形部86)を設けるだけであるため、部品点数を増やしたり、複雑な構造にすることもない。このため、駒体着脱の作業性の向上を図るという上記効果を、コストアップすることなく実現することができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、駒体着脱用冶具の形状、材質などは、上記各実施形態にて説明したものに限定されない。また、各部の形状なども本実施形態のものに限定されず、適宜変更が可能である。
また、駒体着脱用冶具によって着脱操作を行う駒体は、駒体着脱用冶具の軸部を挿入することで駒体の係止状態を解除できる構成のものであれば広く適用可能であり、駒体の形状や連結構造等も特に限定されない。
また、上記各実施形態では、駒体着脱用冶具の垂設部の垂設方向の長さが軸部の垂設方向の長さよりも僅かに長い場合を例示しているが、垂設部と軸部との長さ関係はこれに限定されない。
例えば、駒体着脱用冶具のベース部を撓み変形の可能な弾性のある材料で形成した場合には、垂設部の長さを本実施形態よりも長くして、軸部を駒体の挿入孔に挿入する際には、ベース部を下方に強く押しこむことでベース部を撓ませ、軸部を挿入孔に挿入するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、駒体着脱用冶具の軸部の先端部が平らに切り欠かれている場合を例としたが、軸部は、駒体の挿入孔から駒体の内部に挿入可能なものであればよく、その形状は特に限定されない。例えば、軸部全体が先端に向かって細くなる錘状となっていてもよい。
また、上記各実施形態では、移動本体部の内側の端面に、挿入孔に対向する面の側から反対側の面に向かって内側に傾斜する傾斜面が形成されている場合を例としたが、傾斜面が形成されていることは必須ではない。
例えば、軸部の先端が鋭利な形状である場合等、第1の移動部材及び第2の移動部材の間の隙間に挿入しやすい形状となっている場合には、移動本体部の内側の端面に傾斜面を形成しなくてもよい。
また、上記各実施形態では、垂設部がベース部の幅方向の両側部にそれぞれ垂設されている場合を例としたが、垂設部が設けられる位置はこれに限定されない。例えば、ベース部に垂設部を幅方向にガイドするガイド部を設けて、垂設部がベース部に対してスライド移動可能に構成してもよい。この場合には、1つの駒体着脱用冶具により各種の幅のベルトの駒体に対応することが可能となり、便利である。
また、上記第3の実施形態及び第4の実施形態では、弾性部が、補助突起部、開口部及び弾性変形部で構成されている場合を例としたが、弾性部の構成はここに例示したものに限定されない。
弾性部は、ベース部を上から押圧することで軸部が挿入孔を通して駒体の内部に挿入された際に、駒体を押圧してベース部を駒体から離間させる方向(すなわち、ベース部を押圧する押圧方向とは反対の方向)の反力を生じさせる構成となっていればよい。
例えば、ベース部の表側から裏側に貫通する開口部に換えて、ベース部の厚み方向に掘り下げられた凹部を設けてもよい。また、補助突起部の周囲にベース部の厚みを薄くした薄肉部を設けて、この薄肉部を弾性変形部としてもよい。このように、凹部や薄肉部を設けた場合には、開口部を設けた場合と同様に、補助突起部に押圧力が加わった際に補助突起部を支持する補助突起部の周辺部分が弾性変形しやすくなり、補助突起部の周辺にバネ性を持たせることができる。
また、例えば、補助突起部自体を弾性変形可能に構成してもよい。この場合には、弾性部は補助突起部により構成される。なお、補助突起部自体を弾性変形可能とする構成は特に限定されない。例えば、補助突起部全体を弾性を有する材料で形成してもよいし、弾性変形しない部材とバネ等の弾性部材との組み合わせによって補助突起部を構成してもよい。この場合にも、上記第3の実施形態及び第4の実施形態と同様に、駒体着脱用冶具を、弾性部の反力を利用して円滑に駒体から取り外すことができるという効果を得ることができる。
また、上記各実施形態では、バンドが時計バンドである場合を例として説明したが、バンドは、複数の駒体が連結されている構成を採るものであれば広く適用することができる。例えば、ブレスレットのように、バンドが単体で用いられるものや、装飾部材に取り付けて使用するバンドであっても、本発明を適用可能である。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
駒体の連結方向の一方側に凸部が他方側に凹部が形成され、該凸部が隣接する前記駒体の前記凹部に挿入されることで複数の前記駒体が連結され構成されているバンドの前記駒体を着脱してバンド長を調節するための駒体着脱用冶具であって、
透明又は半透明な材料で形成された板状のベース部と、
前記ベース部の一方の面から垂設された軸部と、
前記軸部の垂設方向に沿って前記ベース部に垂設された垂設部と、
を備え、
前記駒体には、隣接する前記駒体内部に挿入されることで前記駒体同士を係止する連結突起が設けられた移動部材及び前記連結突起を挿入状態で維持する方向に前記移動部材を付勢する付勢部材が内設され、前記駒体の一方の面には、前記軸部が挿入される挿入孔が形成されており、
前記軸部は、前記挿入孔を通して前記駒体の内部に一端部分が挿入され、前記付勢部材の付勢力に抗して前記移動部材を移動させることで前記連結突起の挿入状態を解除させることを特徴とする駒体着脱用冶具。
<請求項2>
前記垂設部は、その垂設方向の長さが前記軸部の垂設方向の長さよりも長く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の駒体着脱用冶具。
<請求項3>
前記ベース部は、その幅方向の長さが前記駒体の幅方向の長さよりも僅かに長く形成され、
前記垂設部は、前記ベース部の両側部にそれぞれ垂設されており、
前記駒体上に前記ベース部を重ね合わせた際に、前記垂設部が前記駒体の両側部外方にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駒体着脱用冶具。
<請求項4>
前記軸部が前記駒体の内部に挿入された際に、前記駒体を押圧して前記ベース部を前記駒体から離間させる方向の反力を生じさせる弾性部をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の駒体着脱用冶具。
<請求項5>
前記弾性部は、
前記ベース部における前記軸部の設けられているのと同じ面側に垂設された補助突起部と、
前記補助突起部の周辺部分に設けられた弾性変形部と、
により構成されていることを特徴とする請求項4に記載の駒体着脱用冶具。
<請求項6>
前記弾性部は、
前記ベース部における前記軸部の設けられているのと同じ面側に垂設され、弾性変形可能に構成された補助突起部で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の駒体着脱用冶具。
1 駒体着脱用冶具
2 駒体
10 バンド
11 ベース部
12 軸部
13 垂設部
21 凸部
22 凹部
23 外部枠体
24 内部枠体
25 第1の移動部材
26 第2の移動部材
27a,27b コイルスプリング
74 補助突起部
75 開口部
76 弾性変形部
77 弾性部

Claims (6)

  1. 駒体の連結方向の一方側に凸部が他方側に凹部が形成され、該凸部が隣接する前記駒体の前記凹部に挿入されることで複数の前記駒体が連結され構成されているバンドの前記駒体を着脱してバンド長を調節するための駒体着脱用冶具であって、
    透明又は半透明な材料で形成された板状のベース部と、
    前記ベース部の一方の面から垂設された軸部と、
    前記軸部の垂設方向に沿って前記ベース部に垂設された垂設部と、
    を備え、
    前記駒体には、隣接する前記駒体内部に挿入されることで前記駒体同士を係止する連結突起が設けられた移動部材及び前記連結突起を挿入状態で維持する方向に前記移動部材を付勢する付勢部材が内設され、前記駒体の一方の面には、前記軸部が挿入される挿入孔が形成されており、
    前記軸部は、前記挿入孔を通して前記駒体の内部に一端部分が挿入され、前記付勢部材の付勢力に抗して前記移動部材を移動させることで前記連結突起の挿入状態を解除させることを特徴とする駒体着脱用冶具。
  2. 前記垂設部は、その垂設方向の長さが前記軸部の垂設方向の長さよりも長く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の駒体着脱用冶具。
  3. 前記ベース部は、その幅方向の長さが前記駒体の幅方向の長さよりも僅かに長く形成され、
    前記垂設部は、前記ベース部の両側部にそれぞれ垂設されており、
    前記駒体上に前記ベース部を重ね合わせた際に、前記垂設部が前記駒体の両側部外方にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駒体着脱用冶具。
  4. 前記軸部が前記駒体の内部に挿入された際に、前記駒体を押圧して前記ベース部を前記駒体から離間させる方向の反力を生じさせる弾性部をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の駒体着脱用冶具。
  5. 前記弾性部は、
    前記ベース部における前記軸部の設けられているのと同じ面側に垂設された補助突起部と、
    前記補助突起部の周辺部分に設けられた弾性変形部と、
    により構成されていることを特徴とする請求項4に記載の駒体着脱用冶具。
  6. 前記弾性部は、
    前記ベース部における前記軸部の設けられているのと同じ面側に垂設され、弾性変形可能に構成された補助突起部で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の駒体着脱用冶具。
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