JP4331600B2 - 留金を備えたブレスレット - Google Patents

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Description

本発明は、留金を備えたブレスレット、とくに広げるバックル式留金を備えたブレスレットに関するものである。
様々なタイプの広げるバックル式留金が既に提案されており、とりわけ腕時計のブレスレット用に提案されている。それらは、互いに連結した二つあるいは時には三つの薄板をしばしば含んでおり、該薄板は折り畳まれて蓋の下で閉鎖位置になるものである。薄板のうちの一つは、あるいは時には蓋は、係止機構を含み、該機構によって、薄板を折り畳まれた位置で保持することが可能になる。
そのような留金の例は、例えば、スイス国特許出願公開第668353号明細書において記載されている。この文書において、蓋の係止機構は、鉤を備えた二つの押しボタンを含み、該鉤は、薄板のへりにひっかかり、薄板を押しボタンのバネ作用で閉鎖位置に保持するようになるものである。バネの力に逆らって押しボタンを押すことで前記鉤が開放され、留金を開くことができる。係止機構は、押しボタンの頭以外は完全に蓋の下に入っており、該押しボタンの頭はそこからはみ出している。
留金の蓋は、二つの側で折り畳まれるただ一枚の金属板で形成される。この方法は経済的ではあるが、美しい外観の留金を得ることはできない。とくに、ブレスレットの他の連結金具と同じほど頑丈な、またそれらと同じ表面処理を伴った外観の留金を得ることは不可能であり、該連結金具は、それらに「彫刻を施した」ような美しく凹凸のない形状を与えるような削り出し加工によって、一般的に得られるものである。また、蓋の下面は、多数の凹部を有しており、そこに閉鎖メカニズムがあるのがはっきりと見える。この部分は、掃除をするのが非常に難しく、そのうえ、この部分が着用者の肌の汗やごみを受けるときに、うまく機能しなくなるおそれがある。さらに、毛あるいは肌の部分でさえもが留金の下に挟まって、留金を不快に感じさせてしまうことも稀なことではない。
同じ不都合を呈する留金は、例えば、欧州特許出願公開第0908112号明細書および欧州特許出願公開第0914781号明細書に記載されている。後者の場合、留金の二つの薄板のうち一つは、二つの並置されたアームから成る。閉鎖メカニズムは、二つのアームが弾性によって互いに離れようとする自然の力を利用する。留金は、二つの押しボタンに作用して二つのアームを互いに近づけることによって開かれることができ、該押しボタンはこの目的のために配置されたものである。しかしながら、閉鎖のセキュリティは、二つのアームが互いに離れようとする弾性力に依存しており、該弾性力は、時間とともに衰える傾向のあるものである。
上記の文書に記載されている装置において、ブレスレットのベルトのうちの一つは、蓋の内側に、折り畳まれる二つの縁の間に固定される。留金は、したがって必然的に、対応するベルトより幅広くまたより厚くなり、それによって、たいていはブレスレットが美しくなくなり、あるいはいずれにせよ余分な美的制約となるものである。とくに、このタイプの構造は、連結具−留金の全体に切れ目のない外観を与えることができない。
したがって、本発明の目的は、先行技術の不都合を避けるような、広げるバックル式留金を備えたブレスレットを提案することである。
本発明によると、これらの目的は独立請求項の特徴を呈するブレスレットによって達成されるものであり、さらに、推奨される実施変形例は、引用請求項において示されている。
とくに、これらの目的は、第一の薄板と、第一の薄板と連結した少なくとも一つの第二の薄板と、蓋とを含む、ブレスレットの留金によって達成されるものであって、第一の薄板の自由端はブレスレットの前記第一のベルトと連結しており、第二の薄板の自由端は前記蓋と連結しており、前記蓋はブレスレットの第二のベルトとつながっており、蓋は係止機構を含んでいて、該係止機構は、第一および第二の薄板を閉鎖位置に保持すること、また、係止機構に手で作用してそれら薄板を開放し、留金を開くことを可能にするものであり、そしてここで、蓋は、収納部と、蓋を閉めるカバーとを含んでいる。収納部は、厚みが同じでない頑丈な壁面を有しており、該壁面は、例えば、削り出し加工によって、鋳造によって、および/または様々な打ち抜き深さを用いた打ち抜き(型プレス)によって、得られるものである。薄板の幅は蓋の幅以下であり、留金が閉まると薄板の自由端が蓋の下に折り畳まれて隠されるようになっている。収納部の各壁面は、互いの間でおよびカバーによって、係止機構が少なくとも部分的に収まる内部空間を画定する。
これらの特徴は、とりわけ、ブレスレットの留金に、ブレスレットの他の連結具の外観に非常に近い外側の外観を与えることができることを利点とする。とくに、留金を加工、鋳造、および/または型打ちして、それらの側面の縁の輪郭を、前記連結具の側面の縁の輪郭と同じにすることが可能である。さらに、収納部の幅および表面状態は、好ましくは、ブレスレットの連結具の列の幅および表面状態と等しい。これらの特徴は、一定の厚さの金属板の折り曲げ加工によって形成される蓋からでは容易に得ることは出来ないもので、これらの特徴により、非常に快適な、一様かつコンパクトな外観の、ブレスレット−留金の全体を得ることができる。
別の面では、蓋の収納部の下面を閉鎖する保護カバーは、留金の係止機構を効果的に保護すること、および、該機構が埃やごみの侵入によって動かなくなるのを避けることを可能にする。収納部−カバーの全体は、出っ張りや鋭角のないものであることができ、それだけにいっそう汚れにくく、また着用者にとってより快適なものになる。推奨変形例において、カバーは、経済的なただ一枚の金属板から製作されるが、一方、蓋の外側の形状を画定する収納部は、削り出し加工によって、鋳造によって、あるいは打ち抜きによって得られた、より頑丈な外観をもつ。カバーは、場合によっては取り除かれることができるが、それは、蓋の厚みを減らさなければならないとき、例えば革製のブレスレットの場合である。
発明の他の利点によると、前記蓋を、ブレスレットの普通の連結具の列で直接固定することが可能である。したがって、蓋に最も近い連結具を変える必要はない;蓋で固定する機構は同じものであるか、あるいは少なくとも、連結具の列を互いに組み合わせるために利用される機構と両立可能なものである。
本発明の他の利点は、例として与えられ、以下を示す付属の図面によって説明される記述を読むことで明らかになるであろう:
図1は、本発明によるブレスレットの留金の分解組立斜視図である。
図2は、本発明による留金の蓋の第一の変形例の、下から見た分解組立斜視図である。
図3は、本発明による留金の係止機構の側面図である。
図4は、本発明による留金の蓋の第二の変形例の、下から見た分解組立斜視図である。
図1は、本発明による留金の例を説明している。この留金は、例えば、国際公開第00/65948号パンフレットに記載されているタイプの腕時計のブレスレットを閉鎖するために利用されることを目的としている。ブレスレットの二つのベルトのうちの一つのベルトの、二つの連結具1,2で形成されるただ一つの列だけが、図に示されている。この例において、各列は、右の連結具1および対称な左の連結具2から成る。しかしながら、本発明は、一列につき二つの連結具を有するブレスレットに限られるものではない;例えば、副次的な連結具1および2の間に一つまたは複数の中間連結具を挿入することが可能となり得よう。同様に、本発明は、図示された連結具の特徴的な形に限定されるものではない。そのうえ、非金属製のブレスレットを用いて、例えば革製あるいはゴム製のブレスレットを用いて、本発明の留金を利用することもまた可能である。留金それ自体は、好ましくは金属製で製作されるが、合成あるいは混成の材料製であることもまた可能であり得よう。
各列の連結具1および2は、次の列の連結具の部分の間で、互いに対して保持される。円筒形のロッドは、ロッドの直径より少し大きい直径を呈する開口部を通って各列の全ての連結具を貫通し、列の、それぞれに対して遊びのない回転を可能にするようになっている。
留金は、第一の薄板7および第二の薄板8を有し、それらは、軸70によって連結する仕方で互いにつながっている。薄板は、鋼鉄製あるいは貴金属製であることができる;しかしながら、例えばゴム製あるいは合成材料製の薄板のような、しなやかな薄板を利用して、その曲率半径が着用者の手首にぴったりと合うようにすることも可能である。第一の薄板7は、スリット73によって隔てられる二つのアームを有し、該スリットに、第二の薄板8が折り畳まれた位置で収まるようになり、したがって、折り畳まれた二つの薄板は、一枚分の厚みしか占めない。第一の薄板7は、ロッド31を中心に、接続用部品3に連結して、ブレスレットの第一のベルトにつなげられ、該ロッドは、第一の薄板7と連動する突起物にある開口部71を貫通する。接続用部品3の形状は、第一列の二つの連結具1,2を互いに対して保持し、それらをロッド32を中心にして連結させることを可能にするものである。ロッド31は、好ましくは、接続用部品3の側面から目に見え、また取扱えるようになっている;そうすることにより、適当な道具によってロッドを取り除いて連結具1および2を取り出し、そしてブレスレットの長さを変えることが可能である。変形例において、中間部品3をやめて、第一の連結具1,2を第一の薄板7と直接つなぐことも可能であり、該第一の薄板の形状はしたがって適合されることになる。
第二の薄板8は、開口部41を貫通する軸81を中心にして、留金の蓋4,6とつながっている。蓋は、収納部4およびカバー6を含み、それらは互いに取り外しのできる仕方で固定されている。本発明によると、開口部41は、カバー6の面と蓋の上部の表面との間の面にある;そのため、収納部4−第二の薄板8の連結は、蓋の全体の厚みを増すことはない。そのうえ、このようにすることにより、この継手のところで肌あるいは体毛を挟んでしまう恐れは最小になる。そのうえ、開口部41は、ブレスレットの第二のベルトと反対側の蓋の側(図の左側)に配置されて、第二の薄板8の長さおよびブレスレットの広がりの程度を増すようになる。留金を開く際には、そのうえ、この構造によって、蓋4,6を、第二の薄板8の面とブレスレットの第二のベルトの面との間の面に自然に保持することができ、そうして、ブレスレットと直角に交わる垂直位置においてぐらつく恐れのない蓋の操作が容易になる。
蓋4に切込みがあるため、そこにブレスレットの第二のベルトの二つの連結具の列(図示されていない)を直接固定することができる。切込みの形状は、ブレスレットの各列の並置された二つの連結金具の間に形成される切込みの形状に対応する;このようにすることにより、あらゆる通常の連結具を直接蓋に固定することが可能である。連結具は、ロッド42によって連結されてつなげられ、収納部の平行な二つの側面47の間で保持される。また好ましくは、ブレスレットの長さを変えるために、ロッド42を取り出して、連結具の列を取り除いたり付加したりすることもできる。蓋を留金およびブレスレットに固定することを可能にする全ての軸は、頑丈なカバー4を介して開口部41,42を貫通しており、頑丈さの劣るカバー6に力を加えることが避けられる。
カバー6により、係止機構5を収めるための空洞の空間45を残したまま、蓋4の下面を閉めることができる。この係止機構により、第一のベルト7の上から折り畳まれる位置に、蓋の収納部4を保持することができる。カバー6は二つのスリット60を備えており、該スリットは鉤500,510(図3で図示)が貫通するものであり、該鉤は保持機構として作用し、その目的のために準備された開口部72を貫通して、閉鎖位置で第一の薄板7にひっかかるようになるものである。鉤は、スリット60の縁によって保持位置と開放位置との間で誘導される。側面の開口部40を通って蓋4の各側から出ている二つの押しボタン54,55を同時に押すことで、鉤を互いに近づけてそれらを開口部72から引き出すことにより、留金を開くことができる。一つの押しボタンだけを動かして留金を開くことは不可能である。鉤500,510は、ボタン54,55に直接つながっている;そのため、利用者は、鉤によって実行される移動の幅を直接感じ取り、このことにより、利用者は、ボタンの作用と、外すことが実行される瞬間とを完全に感じることができる。収納部4の側面の壁面46,48を貫通する開口部40により、カバー6が取り外されたときでも、係止機構5を保持することができ、そのことによって、例えば掃除のための蓋の分解が容易になる。
蓋の鉤500,510を固定することを可能にする開口部72は、第二の薄板の延長線上にあるというよりはむしろ、第二の薄板8のそれぞれの側に配置される。これらの固定手段は、このように、第一の薄板7とほぼ同じ長さである第二の薄板の、最大の長さを限定しない。この特徴によって、定められた長さのバックルの広がりの程度を最大にすることができる。蓋の第一の変形例は、図2および図3に示されている。この例において、蓋は、収納部4と、孔61を介して二つのねじによってこの収納部にビス留めされるカバー6とから成り、該ねじは、ネジ切り43に差し込まれ、また好ましくは接着剤の点によって動かなくされるものである。ねじは、蓋の下面にしか見えない。留金が折り畳まれるとき、つまりブレスレットが着用されるとき、その外側の外観は、収納部4によってのみ決定され、一方、カバー6およびねじは、収納部4と薄板7,8との間に隠される。したがって、収納部の外側の外観は、カバー6の外側の外観よりも入念に作られる。この例において、収納部4は、頑丈な外観をしており、また好ましくは、削り出し加工によって、鋳造によって、および/または様々な深さでの打ち抜きによって、すなわち、好ましくはブレスレットの連結具1,2の製造に用いられる方法と同じ方法を用いて製造される。様々な深さでの打ち抜きとは、ここでは、型打ちするための平らでない部品を用いて、支え表面を有する押し抜き具および/または金型で打ち抜きを行う方法を意味する。
このように、厚みが同じでない、頑丈な壁面44,46,48を有する収納部を製造することができるが、該収納部の側面の縁の外側の輪郭49は、好ましくはブレスレットの連結具1,2の側面の縁の輪郭10と同じである。とくに、内部空間45,95の上部の部分を閉める上部壁面44は、側面の壁面46,48より明らかに薄い。
好ましくは、連結具1,2と同じ表面状態が収納部4にも適用されるものである。最後に、推奨変形例において、収納部の幅は、ブレスレットの連結具の列の幅に等しい。薄板7および8の幅は、好ましくは、蓋や連結具の幅よりも狭く、したがって、それらはブレスレットおよび蓋の下に隠される。このようにして、非常に美しく快適な、一体感のあるブレスレット−留金の全体を得ることが可能であるが、もし収納部が、金属板の折り曲げ加工によってあるいは連結具に施される方法とは異なる加工方法によって製造されるならば、該ブレスレット−留金の全体を実現することはできないであろう。
たいていの場合隠されるカバー6は、より経済的な方法を用いて製造されることができるが、この例においては、一定の厚みの平らな金属板の折り曲げ加工および打ち抜きによって製造される。カバーは、収納部4にある肩部430に収められ、腕時計の着用者に不快感を与えたり着用者を苛立たせたりする可能性のあるあらゆる出っ張りを避けるようになっている。収納部カバーの全体は、このように、あらゆる突出部がほとんどなく、コンパクトな外側の外観を呈する。カバー6の外側の面は平らであり、またその長さ全体にわたって、折り畳まれる留金の薄板7,8に接触して支えられるようになり、したがって、汚い物が蓄積して蓋の下にたまるようになることは全くない。収納部4の上部の面は、その代わりに、好ましくはブレスレットの反りの向きに弓形に曲げられる。蓋4,6は、険しい角または凹部がなく、このことは蓋をより汚れにくくする。最後に、カバー6は、係止機構5を埃やごみから効果的に保護して、係止機構が動かなくなるのを避けることができる。
カバー6は、この例において、舌状部62を備えており、該舌状部は、たとえ孔61内のねじが思いがけず完全に抜けてしまうとしても、留金が閉鎖位置にあるときに、カバーが収納部4から離れることを防ぐものである。
図3は、閉鎖位置にある蓋の係止機構5の詳細を示している。該機構は、この例において、二つの押しボタン54,55を含んでおり、該押しボタンはそれぞれ二つの刳り貫き51,50を備えている。二つの伸長可能なロッド52,53の両端は、二つの押しボタンの二つの刳り貫き51,50の中に収められている。伸長可能なロッド52,53は、この例においては、真ん中の金属製のロッドと、各刳り貫きの奥でロッドの両端に収められるコイルバネ520,521とから成る。しかしながら、変形例において、二つのロッド52,53の両端のうちの片方に一つのバネしか置かないことも可能であり、あるいは、図示されていない他の推奨変形例において、中空の半分のロッド二つから成る棒状部材を利用して、該ロッドの中にコイルバネを納めてこれらのロッドを開くことを目指すことも可能であろう。
二つの平行なロッド52,53を利用することにより、押しボタン51,52が動かされるとき、押しボタンが回転せずに確実に移動することができる。しかしながら、より経済的な変形例またはより小さい留金に適合した変形例において、二つのロッドの代わりにただ一つのロッドのみを、例えば円筒形でない形状の伸長可能なロッドを利用することが可能である。二重の押しボタン式の係止機構ではなく、ただ一つの鉤に作用するただ一つの押しボタンを利用することも可能であるが、推奨されるものではない。
図4は、本発明による蓋の変形例を説明している。この変形例において、カバー10は、それぞれロッド91,92を使って蓋の収納部9に固定されるが、該ロッドは、蓋9,10をそれぞれ留金の第二の薄板8とブレスレットの第二のベルトとに組み合わせることを可能にするものである。ロッド91は、収納部の一端、カバーにある孔102、および第二の薄板8にある開口部81を貫通する。もう一方のロッド92は、収納部のもう一方の端、カバーにある孔101、および第二のベルトの第一列の図示されていない二つの連結具を貫通する。この変形例は、したがって、常に抜ける可能性のあるねじは使用しない。その代わり、カバー10は、ただ一枚の金属板から製造されることはできず、削り出し加工されるか、鋳造されるか、あるいは平らでない押し抜き具/金型で型打ちされなければならず、このことはカバーの値をつり上げる。そのうえ、ブレスレットの長さを変えるためにロッド91が取り出されるときに、カバーが持ち上がって係止機構5を外してしまうことを避けるために、加工の公差は規定どおりでなければならない。
この変形例においては、収納部9は、閉められた留金の美的外観も決定する。したがって、収納部はまた、望まれる美しさに応じて、厚みが同じでない壁面94,96,98も呈する。
本発明のブレスレットが、何よりもまず、留金の蓋の独自な構造によって特徴づけられることが理解できよう。しかしながら、この蓋は、他のタイプの留金、とりわけウォレットあるいはバタフライタイプの三つの薄板式の留金、あるいは長さ調整が可能な留金を用いて利用されることも可能である。
本発明によるブレスレットの留金の分解組立斜視図。 本発明による留金の蓋の第一の変形例の、下から見た分解組立斜視図。 本発明による留金の係止機構の側面図。 本発明による留金の蓋の第二の変形例の、下から見た分解組立斜視図。
符号の説明
4 蓋
5 係止機構
6 カバー
7 薄板
8 薄板
31 ロッド
32 ロッド
40 開口部
41 開口部
42 ロッド
43 ネジ切り
44 壁面
45 内部空間
46 壁面
47 側面
48 壁面
49 輪郭
50 刳り貫き
51 刳り貫き
52 ロッド
53 ロッド
54 押しボタン
55 押しボタン
60 開口部
61 孔
62 舌状部
70 軸
71 開口部
72 係止手段
73 スリット
81 軸
91 ロッド
92 ロッド
94 壁面
95 内部空間
96 壁面
98 壁面

Claims (1)

  1. バックル式留金を備えたブレスレットであって、
    第一の薄板(7)と、
    前記第一の薄板と連結した第二の薄板(8)と、
    蓋(4)とを含んでおり、
    第一の薄板(7)の自由端はブレスレットの第一のベルト(1,2)と連結しており、
    第二の薄板(8)の自由端は前記蓋(4)と連結しており、
    前記第一の薄板(7)は、スリット(73)によって隔てられる二つのアームを有し、該スリットに、前記第二の薄板(8)が折り畳まれた位置で収まり、
    前記蓋(4)はブレスレットの第二のベルトとつながるものであり、
    前記蓋は係止機構(5)を含み、該係止機構は、前記第一および第二の薄板を閉鎖位置に保持すること、また前記係止機構に手で作用して該薄板を開放し、前記バックル式留金を開くことを可能にするものであり、
    前記蓋は、収納部および、前記蓋を閉めるカバー(6,10)を含み、
    収納部の壁面は、互いの間でおよび前記カバーによって、前記係止機構が部分的に収められる内部空間(45;95)を画定するものであって、
    前記収納部が、厚みが同じでない壁面(44,46,48;94,96,98)を有すること、
    および、前記薄板の自由端が、前記バックル式留金が閉まっているとき前記蓋の下に折り返され、
    前記係止機構(5)が、第二の薄板(8)の両側にある第一の薄板(7)に配置された係止手段(72)と協働し、
    前記係止機構(5)が、保持機構(500,510)、弾性機構(52,53,520,521)、押しボタン(54,55)を含み、
    前記保持機構(500,510)が、該保持機構が閉鎖位置にあるときに、前記薄板(7,8)を互いに対して折り畳まれた位置に保持するためのものであり、
    前記弾性機構(52,53,520,521)が、保持機構を閉鎖位置に強いるためのものであり、
    前記押しボタン(54,55)が、弾性機構の力に逆らって作用し、押しボタンを押すことによって保持機構を開放するためのものであり、
    前記弾性機構(52,53)が伸長可能なロッドを含み、該伸長可能なロッドの両端のそれぞれが、異なる二つの押しボタン内の刳り貫き(50,51)の中に収められるようになるものであり、
    前記保持機構(500,510)が二つの鉤を含み、該二つの鉤が、それぞれ、前記押しボタン(54,55)の一つと連帯していて、前記閉鎖位置において前記薄板にひっかかるものであり、
    前記弾性機構(52,53)が互いに平行な二つのロッドを含むことを特徴とする、バックル式留金を備えたブレスレット。
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