JP4409645B2 - 帯状装身具の中留及びその中留を使用した腕時計 - Google Patents

帯状装身具の中留及びその中留を使用した腕時計 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、腕時計用バンド、ネックレス、ブレスレット等の帯状装身具を、装着に適した環状に連結する為の中留及びその中留を使用した腕時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
腕時計用バンドの中留として、通称三つ折れと称される連結金具が用いられている。この三つ折れ中留は、一方のバンドの一端に連結された表カバーと、表板の他端に連結された中板と、中板の他端に連結され、また他方のバンドの一端に連結された下板とよりなる。
表カバーの下面に錠止金具が取り付けられ、之が下板の係合部に係合して、中留が折り畳まれ、両バンドを連結するようになっている。
錠止金具として、実公昭58−47864号公報は特殊な止金具を開示する。この止金具はL型の錠止部材を有する摺動部材(摺動板)が、表カバーにバンド長手方向に摺動可能に取付られ、之が下板に固定された逆L形の係合板に係合することにより、中留が折り畳まれるようになっている。
摺動板は表カバーの上部を摺動するようになっており、錠止部材は摺動板の下面に固定され、表カバーの孔を通って下方に突出し、抑え板により表カバーを挟持し、摺動可能に保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この挟持力を弱めれば、錠止部材は容易に摺動するので、操作性は良い。しかしながら、錠止部材をどこかにぶつけるなどすると、錠止部材が摺動して係合板より外れてしまう。結果、中留が開き、時計が落下してしまうおそれがある。
他方、挟持力を高めれば、中留の不用意な開放は防止できるが、錠止部材が重くなり操作性に欠ける。
また、中留を施錠するにも、解錠するにも止金具を摺動させねばならず、操作が煩瑣である。
さらに、摺動部材が表カバーの上面に向けて露出しているので、表カバーをどこかにぶつけるなどすると、錠止部材が摺動して係合板より外れてしまう危険性が大きかった。
本発明は、錠止金具をバンドの長手方向に摺動させる中留において、操作が簡単で、しかも不用意に解錠されることなく、安全性の高い中留を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するための本願発明の請求項1は、一方の端部に一方の帯状物が連結され側壁に開口を有する表カバーと、他方の端部に他方の帯状物が連結される下板とを備え、前記表カバーにはハウジングを介して錠止部材が取付けられ、また前記下板には前記錠止部材に係止する係止部材を有する中留において、前記ハウジングは、上部枠体と下部枠体とよりなり、且つ前記帯状物の長手方向に滑動可能に取り付けられた前記錠止部材及び該錠止部材を一方に付勢する付勢手段を有するものであって、前記上部枠体には側壁と前記表カバーの下面に圧接する該側壁を繋ぐ上部板が形成されていると共に、前記錠止部材は前記係止部材と係合する係合部と前記付勢手段に当接する当接部と側方に突出する操作部とより形成されており、該操作部は前記表カバーの開口から突出すると共に該開口を塞ぐ遮蔽部を形成していることを特徴とする
請求項1によれば、付勢手段によって付勢された錠止部材が、下板の係止部材に係合するので、表カバーと下板とが堅固に施錠される。また、操作部を長手方向の他方に指で押圧すれば、錠止部材が付勢手段に抗して滑動して、下板の係止部材より離間するので、容易に表カバーと下板とを開錠できる。更に、操作部が表カバーの開口から横方向に沿って外方に突出するので、表カバーをどこかにぶつけても、操作部が押圧される危険性が削減され、不用意に開錠されないため、中留の安全性が改善されると共に中留の操作性も向上する。また、操作部が、表カバーの開口を塞ぐ遮蔽部を形成しているので、表カバーの開口より砂などの異物が進入して、錠止部材の滑動を妨げる危険性が削減され、長期にわたる中留の信頼性を確保できること。且つ表カバーの開口が視認されにくくなるので、中留の美観が向上する。
【0005】
本願発明の請求項2は、前記上部枠体は前後に前記側壁を有し、その高さは前記錠止部材が前記帯状物の長手方向に摺動可能な高さであると共に、前記上部枠体の側壁は前記下部枠体の下部板で把持されることを特徴とする。
また、請求項3は、前記ハウジングの下部枠体には前部筒部と後部筒部が形成されており、該前部筒部と後部筒部は連結部材により前記表カバーに固定されることを特徴とする。
また請求項4は、前記表カバーと前記下板とを連結する中板を更に有することを特徴とする。
請求項5によると、前記下部枠体の一方の筒部は、前記中板と共に前記連結部材により前記表カバーに固定されることを特徴とする。この構成により、中留の組み立てが簡単になると共に、部品点数を減らすことが出来る。
【0006】
本発明の請求項6は、前記錠止部材が本体と前記操作部とよりなり、前記操作部が前記本体より肉厚部と成すことによって前記錠止部材の下面に凹部を形成し、前記肉厚部と前記凹部で形成した段部を前記下部枠体の下部板端縁に対向させることによって前記錠止部材の横方向の移動を防止させることを特徴とする。
また、請求項7は、前記下部枠体の下部板端縁は、前記錠止部材が長手方向に摺動する時の案内となることを特徴とする
【0007】
本発明の請求項8は、前記付勢手段はZ型の板バネであることを特徴とする。
また、請求項9は、前記錠止部材には前記係止部材と係合する係合部下面に下向きの斜面が形成されると共に、前記係止部材には前記係合部斜面に対応した上向きの斜面が形成されることを特徴とする。この構成によれば、表カバーを下方に押すだけで自動的に施錠されるので、中留の操作性が向上する。
更に請求項10によれば、前記表カバーには、前記開口周囲に凹部が形成されており、前記操作部が前記凹部内に位置するよう構成したことを特徴とするものであり、この構成によって操作部が不用意に押圧される危険性を削減される。
また、請求項11は、前記表カバーと前記下板とを連結する前記中板と共に、前記下板と前記他方のバンドとを連結する第二中板を更に有することを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項12は、前記錠止部材が前記付勢手段に抗する外力を受けると、前記錠止部材が回動し、前記表カバーの外側壁に当たって回動を阻止する制限手段を備えることを特徴とする。この構成によれば、錠止部材の操作部をどこかにぶつけるなどして錠止部材が回動しても、錠止部材は表カバーの外側壁に当たって解錠されることが無いので、中留の安全性が高められる。
また、請求項13によれば、前記制限手段は、前記遮蔽部が前記表カバーの側壁と当接する構成であることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項14によれば、請求項1から13のいずれかに記載の中留を使用した時計用バンドを備えたことを特徴とする腕時計。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明を腕時計用バンドに適用した第1実施形態を示す斜視図、図2は分解斜視図、図3は要部の斜視図、図4、図5は一部切断側面図、図6は一部切断平面図である。
本発明による中留は、表カバー1、中板2、下板3、ハウジング4及び、摺動錠止部材5を主構成部材として有する。
表カバー1は、表板6と、両側の側壁7とよりなり、側壁7にはバンドの長さ調節用の複数組の孔8が形成され、その一組の孔において一方のバンド10の一端にバネ棒11(図6)により連結されるようになっている。
【0011】
ハウジング4は、上部枠体12と下部枠体13とよりなる。上部枠体12は、断面凸形をなし、凸部14と前後の側壁15、16を有する。両側壁15、16の高さは、錠止板5を納め、それがバンドの長手方向に摺動できる高さとなっている。(ここで、前後とは、バンドの長手方向に沿った方向を示す。図4と5では、図面の左が前方、右が後方である。)
下部枠体13は、下部板17と、前後の筒部18、19を有する。両筒部18、19は下部板17より立上り、上部枠体12の側壁15、16を把持する。下部板17には、下板3に突設された錠止ピン20が貫通する開口21が形成される。
【0012】
錠止板5は、図6に示すようにバンドの横方向に延びる本体22と、その前部に形成された半円形の係合部23と両側方に突出する操作部24とよりなる。操作部24は、円弧状の把持部25を有する。表カバー1の側壁7には、錠止板5の本体22の幅より広い開口26が形成される。組立てた時、操作部24は表カバー1より外方に突出し、更に突部(遮蔽部)24bが側壁7の外方まで突出する。
また、図8に示すように、操作部24は、本体22より肉厚となっており、結果、錠止板5は長手方向に貫通した凹部を備える。かかる凹部と操作部24との段差である段部24aが、下部枠体13の下部板17の端縁に対向して、錠止板5の横方向の移動が防止される。また、この端縁に案内されて、錠止板5がバンドの長手方向に摺動する。係合部23の下側は、図4に示すように錠止ピン20の円錐台形頂部27の斜面に対応して下面の斜面28が形成される。
【0013】
中板2には、錠止ピン20が貫通する開口30が形成され、ピン31により下板3と連結されている。
本中留を組立るには、表カバー1を引っ繰り返して表板6の内側面を表にし、その上に、上部枠体12を逆さまにして載せ、更にその内側に錠止板5を係合部23が前方を向くように載せる。次にZ形の板バネ32を錠止板後部の凹部33と上部枠体12の後部の側壁16との間に挿入する。之により錠止板5は前方に付勢され、前縁34が開口26の前端壁に当接して納められる。
【0014】
次に、下部枠体13の前部筒部18と中板2の端部の筒部35とに連結部材であるバネ棒36を挿入し、後部筒部19にバネ棒37を挿入し、各バネ棒のピン36a,37aを夫々表カバー1の孔38、39に係合することにより中留が組立てられる。
表カバー1はバネ棒11により、一方のバンド10に連結され、下板3はピン40により他方のバンド41に連結される。
この組立状態において、上部枠体12の凸部14が表カバー1の下面に圧接してハウジング4が強固に表カバーに取付けられる。
【0015】
次に、この中留の操作について説明する。図5、図6は施錠状態、即ち、腕時計の装着時を示し、板バネ32が錠止板5を付勢し、係合部23を錠止ピン20の柱に圧接させ、錠止板5の上面が錠止ピン20の頂部27の下面に当接して、中留が錠止される。この状態では、図6に示すように、突部24bが開口26を塞ぎ、外部から見えないようにし、外観を悪くするのを防ぐ。また、異物が内部に浸入するのを防ぐ。
解錠するには、錠止板5の把持部(斜面部)25を親指と人差指で鋏み、板バネ32に抗して錠止板5を図7の矢印で示す方向に押すと、係合部23が錠止ピン20より離れて解錠される。図7は、その解錠された時の状態を示す。従って、その状態で錠止板を持ち上げれば、図1に示すように表カバー1と共に中板2も開き、中留が開放され、中留を完全に開ければバンドの輪が拡がり、時計を腕から外すことができる。錠止板5の操作部24は肉厚となっているので、指が当接する面積が広く確保され、操作部24を容易に押圧できる。また、斜面部25が、円弧状を成しているので、操作部24に沿って指を滑らすだけで、操作部24を容易に押圧できる。かかる斜面部25は、図6に示すように、表カバー1の開口の内側より始まって、表カバー1の外方に向かうことが好ましい。これにより、表カバー1に沿って指を滑らすだけで、操作部24を容易に押圧できる。
【0016】
中留の開放時には、錠止板5は板バネ32により押され、その前縁34が開口26の前端壁に当接して止められている。この位置は、中留を折り畳んだ時、錠止板の下斜面28が錠止ピン20の頂部27の斜面に接するようになっている。
従って、時計を腕に装着するには、バンドを拡げて腕に嵌め、表カバー1を下板3の方へ回すと、斜面28が錠止ピン20の斜面に当たる。ここで表カバー1を強く押し下げると、斜面の分力により錠止板5が板バネ32に抗して後退し、錠止ピン20の頂部27を過ぎると、板バネにより前進し係合部23がピン20に当接し、前記のように錠止が行われる。このように、下板3の係合部は、錠止板5を引っかけるフック形状であることが好ましい。
【0017】
図10、図11は、第2実施形態を、図12、図13は第3実施形態を示す切断平面図で、之等の形態は中留が不用意に解錠しないように安全性を高めたものである。また、かかる実施形態では、操作部の斜面部が円弧ではなく、直線的に傾斜する平面となっている。
図6及び図9に示した各部の間隙の間隔L、M、Nの何れか一つ大きいと、錠止板が異物に当たって、例えば図10の矢印で示す方向に押された場合、錠止板45が大きく回転し、錠止ピン20より外れ解錠してしまうことがある。また、Lが大きくM、Nが小さいと長手方向に摺動し、解錠してしまうことがある。
【0018】
図10に示す中留は、錠止板45の操作部46の外側壁が長手方向に対し傾斜した直線である点以外は第一形態と同じ構造で、それと同一符号を付している。図10は錠止板45が錠止ピン20を中心として回動し、しかも左方へ偏位した場合を示し、この例では、錠止板の後縁45aが開口26の端壁に当ってそれ以上の偏位を防止し、解錠を防いでいる。
図11の例では、錠止板45がピン20を中心として大きく回動した場合で、この時は操作部46の突部46aの内側角部46bが表カバー1の外側壁7に当って回転を阻止している。
【0019】
図12に示す第3実施形態では、施錠時に錠止板48の前縁48aが開口26の端壁に当接するように構成されている。
この実施形態では、図13に示す接点Pを中心として錠止板48が回動し、操作部50の突部50aの内側角部50bが表カバー1の外側壁7に当たって回動を止めている。
【0020】
図14は、第4実施形態を示す切断平面図、図15は切断側面図で、この実施形態では、錠止板52の操作部53の突部53a、53bが図示のように前後上下に突出し、その内側面が表カバー1の外側壁7に当接することにより解錠を防止するようになっている。
図16は第5実施形態を示す切断平面図、図17は一部切断側面図である。この実施形態では、表カバー55の外側壁56をもう少し肉厚とし、開口57の周囲に凹部58が形成されている。一方、錠止板60は左右両端が平行な平面とし、凹部58より突出しないようにしている。そして、操作部61の端面は操作を容易にする為に凹凸による滑り止め62が形成されている。また、図17に示すように操作部61は下方に突出し、横方向に移動するのを防止している。
本実施形態によれば、錠止板60が上方外部より見えないので、外観の優れた中留となっている。
【0021】
図18は第6実施形態を示す切断平面図、図19は切断側面図である。
本実施形態では、錠止板64は一方にのみ操作部65を有し、他端は表カバー66内に納められ露出していない。その他端にはバンド長手方向の長孔67が形成され、そこに下部枠体68に突設されたピン70が摺動可能に挿入され、錠止板64を案内するようになっている。また、下板71には錠止ピンに代えて逆L形の係止板72が切起しにより形成されている。
この実施形態によれば、指一本の操作で簡単に解錠できる。また、錠止ピンの製造、取付がないので製造が簡易化され、コストを低下することができる。
【0022】
図20及び21は第7実施形態を示す切断側面図である。この実施形態は本発明を、通称観音開きと称される中留に適用したものである。錠止機構は第1実施形態と同じで、それと同じ符号が付せられている。
本中留は、第一中板74、下板75、該下板の他端に連結された第二中板76よりなり、第二中板が他方のバンド41に連結されている。
第二中板76は施錠した時、図21に示すように表カバー1によってバンド41を介して下板75に圧接されている。他の構造作用は第1実施形態と同じである。
尚、上記各実施形態において、中板は必ずしも必要ではない。中板を廃したとき、中留は一方(表カバー)と他方(下板)が分離する中留となる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、錠止板の操作は解錠する時だけで、施錠は表カバーを押すだけでよいので操作が簡単である。また錠止板が不用意に動いて解錠されることがなく安全性が高い。
また、錠止板をバンドの横方向に押す型の中留に較べて錠止板及びスプリングが夫々一個で済むので、部品点数が少なく、コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を腕時計用バンドに適用した第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態を示す分解斜視図である。
【図3】第1実施形態を示す要部の斜視図である。
【図4】第1実施形態を示す一部切断側面図である。
【図5】第1実施形態を示す一部切断側面図である。
【図6】第1実施形態を示す一部切断平面図である。
【図7】解錠状態を示す切断平面図である。
【図8】解錠状態を示す切断側面図である
【図9】施錠状態を示す切断側面図である。
【図10】第2実施形態を示す切断平面図である。
【図11】第2実施形態を示す切断平面図である。
【図12】第3実施形態を示す切断平面図である。
【図13】第3実施形態を示す切断平面図である。
【図14】第4実施形態を示す切断平面図である。
【図15】第4実施形態を示す切断側面図である。
【図16】第5実施形態を示す切断平面図である。
【図17】第5実施形態を示す一部切断側面図である。
【図18】第6実施形態を示す切断平面図である。
【図19】第6実施形態を示す切断側面図である。
【図20】第7実施形態を示す切断側面図である。
【図21】第7実施形態を示す切断側面図である。
【符号の説明】
1 表カバー
2 中板
3 下板
4 ハウジング
5 摺動錠止板
6 表板
7 側壁
8 孔
10 バンド
11 バネ棒
12 上部枠体
13 下部枠体
14 凸部
15、16 側壁
17 下部板
18 前部筒部
19 後部筒部
20 錠止ピン
21 開口
22 本体
23 係合部
24 操作部
24a 段部
24b 突部
25 把持部
26 開口
27 頂部
28 斜面
30 開口
31 ピン
32 板バネ
33 凹部
34 前縁
35 筒部
36、37 バネ棒
36a、37a バネ棒のピン
38、39 孔
40 ピン
41 バンド
45 錠止板
45a 後縁
46 操作部
46a 突部
46b 内側角部
48 錠止板
48a 前縁
50 操作部
50a 突部
50b 内側角部
52 錠止板
53 操作部
53a、53b 突部
55 表カバー
56 外側壁
57 開口
58 凹部
60 錠止板
61 操作部
62 滑り止め
64 錠止板
65 操作部
66 表カバー
67 長孔
68 下部枠体
70 ピン
71 下板
72 係止板
74 第一中板
75 下板
76 第二中板

Claims (14)

  1. 一方の端部に一方の帯状物が連結され側壁に開口を有する表カバーと、他方の端部に他方の帯状物が連結される下板とを備え、前記表カバーにはハウジングを介して錠止部材が取付けられ、また前記下板には前記錠止部材に係止する係止部材を有する中留において、
    前記ハウジングは、上部枠体と下部枠体とよりなり、且つ前記帯状物の長手方向に滑動可能に取り付けられた前記錠止部材及び該錠止部材を一方に付勢する付勢手段を有するものであって、前記上部枠体には側壁と前記表カバーの下面に圧接する該側壁を繋ぐ上部板が形成されていると共に、前記錠止部材は前記係止部材と係合する係合部と前記付勢手段に当接する当接部と側方に突出する操作部とより形成されており、該操作部は前記表カバーの開口から突出すると共に該開口を塞ぐ遮蔽部を形成していることを特徴とする帯状装身具の中留。
  2. 前記上部枠体は前後に前記側壁を有し、その高さは前記錠止部材が前記帯状物の長手方向に摺動可能な高さであると共に、前記上部枠体の側壁は前記下部枠体の下部板で把持されることを特徴とする請求項1に記載の帯状装身具の中留。
  3. 前記ハウジングの下部枠体には前部筒部と後部筒部が形成されており、該前部筒部と後部筒部は連結部材により前記表カバーに固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の帯状装身具の中留。
  4. 前記表カバーと前記下板とを連結する中板を更に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の帯状装身具の中留。
  5. 前記下部枠体の一方の筒部は、前記中板と共に前記連結部材により前記表カバーに固定されることを特徴とする請求項4に記載の帯状装身具の中留。
  6. 前記錠止部材が本体と前記操作部とよりなり、前記操作部が前記本体より肉厚部と成すことによって前記錠止部材の下面に凹部を形成し、前記肉厚部と前記凹部で形成した段部を前記下部枠体の下部板端縁に対向させることによって前記錠止部材の横方向の移動を防止させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の帯状装身具の中留。
  7. 前記下部枠体の下部板端縁は、前記錠止部材が長手方向に摺動する時の案内となることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の帯状装身具の中留。
  8. 前記付勢手段Z型の板バネであることを特徴とする請求項1に記載の帯状装身具の中留。
  9. 前記錠止部材には前記係止部材と係合する係合部下面に下向きの斜面が形成されると共に、前記係止部材には前記係合部斜面に対応した上向きの斜面が形成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の帯状装身具の中留。
  10. 前記表カバーには、前記開口周囲に凹部が形成されており、前記操作部が前記凹部内に位置するよう構成したことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の帯状装身具の中留。
  11. 前記表カバーと前記下板とを連結する前記中板と共に、前記下板と前記他方のバンドとを連結する第二中板を更に有することを特徴とする請求項4〜7又は9〜10のいずれか1項に記載の帯状装身具の中留。
  12. 前記錠止部材が前記付勢手段に抗する外力を受けると、前記錠止部材が回動し、前記表カバーの外側壁に当たって回動を阻止する制限手段を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の帯状装身具の中留。
  13. 前記制限手段は、前記遮蔽部が前記表カバーの側壁と当接する構成であることを特徴とする請求項12に記載の帯状装身具の中留。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の中留を使用した時計用バンドを備えたことを特徴とする腕時計。
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