JP2000296007A - 時計バンドの連結構造 - Google Patents

時計バンドの連結構造

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JP2000296007A
JP2000296007A JP10778699A JP10778699A JP2000296007A JP 2000296007 A JP2000296007 A JP 2000296007A JP 10778699 A JP10778699 A JP 10778699A JP 10778699 A JP10778699 A JP 10778699A JP 2000296007 A JP2000296007 A JP 2000296007A
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band
connection
holes
hole
pin
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JP10778699A
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Koji Fujii
浩司 藤井
Takeo Komiyama
剛男 小味山
Hisato Hiraishi
久人 平石
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単であり、抜き力再現性、繰り返し
性に優れ、また耐久性にも優れた時計バンドの連結構造
を提供する。 【解決手段】 アジャストピンは弾性を有する材料を用
い、バンド駒は凸部に設ける連結貫通穴が互いに平行な
連結貫通穴よりなる組とこの組の中心軸に対して角度を
持つ連結貫通穴よりなる組とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計およびそれ
に類似する腕に携帯する小型情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】腕時計は、手首等に携帯するためにバン
ドを備えている。従来より用いられているバンドとして
は、牛やワニなどのなめし革を帯状に切断し、強度を持
たせるために二枚程度の材質の異なる皮革を重ねて縫い
合わせたものや、金属等からなるバンド駒をアジャスト
ピンと呼ばれるピンを用いて接続し、腕に沿って曲がる
よう帯状に加工したものが用いられている。これらはそ
れぞれ革バンド、金属バンドなどと呼称されている。ま
た近年では樹脂バンドと呼ばれる、ウレタンなどの合成
樹脂による帯体も腕時計バンドとして用いられている。
【0003】これらのバンドは二つの帯状材からなり、
それぞれその一端が時計の表示部を含むケースに接続さ
れ、他端はバンド同士が接続できるよう、留め金具など
が取り付けられているのが一般的である。腕時計を手首
上面に載せた後、留め金具によりバンド同士を接続する
ことで、時計が腕から脱落することを防ぐことができる
構造になっている。留め金具は、革バンドや樹脂バンド
では尾錠と呼ばれるバックルが主として用いられ、金属
バンドには中留めと呼ばれる接続部品が使われる場合が
多い。
【0004】一方、腕時計を装着する腕、特に手首の太
さには個人差があるため、バンド長さを一定の範囲で調
整できる機構を備えたバンドが一般的である。革バンド
などではバンドに複数の穴を長手方向に連続して開け、
尾錠のツク棒を任意の穴に差し込んで、固定する位置を
変えることにより所望の長さを得る。また金属バンドで
は、駒を増減させて長さを調節するのが一般的である。
その際、アジャストピンを抜いて駒の連結をはずす。
【0005】腕時計バンドの構造、特に駒を用いたバン
ドの長さを調整できる連結構造を図9、図10を用いて
説明する。図9は金属のバンド駒を連結した金属バンド
を備えた腕時計の例である。バンドは金属のバンド駒2
を接続ピン(図示せず)により連結したバンド列5およ
びバンド列6を中留め7で接続した構造を持っている。
接続ピンの一部はアジャストピンと呼ばれ、バンド長さ
調節のためにバンド駒を増減させるため抜き差しできる
ようになっている。
【0006】このアジャストピンの抜き差しによるバン
ドの連結構造をさらに図10により詳細に説明する。こ
こでは長さ調整用の第1のバンド駒80と第2のバンド
駒81を連結する構造が模式的に書かれていてバンド駒
80と81は同一の構造をしている。第2のバンド駒8
1の片側には凸部72があり、第1のバンド駒80の片
側には凹部70が設けられていて、この凹凸構造を介し
てこの2つのバンド駒は嵌合される。この時第2のバン
ド駒の凸部72と第1のバンド駒の第1の凸部71A、
第2の凸部71Bにはその中心軸が揃うように連通して
形成された連結貫通穴73A、73B、73Cが形成さ
れており、前記3つの連結貫通穴に連結ピン77が挿入
され固定されることで第1のバンド駒80と第2のバン
ド駒81が連結される。
【0007】前記連結ピン81は、半甲丸状の断面を有
する金属線68を二つ折りに折曲して、その一部に互い
に背向して径方向に突出する突出部69を形成して構成
してあり、この突出部69は、その金属線68を二つ折
りにした折線部毎に、連結ピン67の軸線方向に対して
外方に膨出する円弧形状の突出部69を互いに背向して
略円形状に形成したものである。
【0008】そして、第1及び第2のバンド駒80、8
1において、連結ピン77を挿入し、連結ピンの略円形
状の突出部69が連結貫通穴73Aの内部において突出
部69が変形されることでばね力が発生し、この力によ
りピンが固定されることにより、2つのバンド駒80、
81が互いに連結される。
【0009】上記で述べた連結ピンは通常アジャストピ
ンと呼ばれるものでそのうち図示したようなものは割り
ピンタイプ、あるいはヘアピンタイプと呼ばれものであ
り、上述の略円形状の突出部の弾性を利用し、抜き差し
の容易さをある程度犠牲にして強い嵌合力を持たせてい
る。
【0010】すなわちバンド駒80の凸部71Aに形成
された連結貫通穴73Aの内径のばらつき、およびアジ
ャストピン77の突出部69の外径の大小関係は、当然
嵌合力あるいはピンの抜き力と相関があり、加工のばら
つきとアジャストピンの抜き差しによる摩耗等を考慮し
て、相対的に穴73Aの内径をかなり小さめに設計する
ことが多い。ところが本アジャストピンの構成ではばね
力を発生する突出部の長さは1mm前後と短いためにこ
の加工ばらつきがばね力、すなわちピンの固定力に大き
く影響する。このためまれにアジャストピンの抜き差し
が非常に困難となる不良が発生することがあった。
【0011】さらにこのピンを抜く際にピン自体にかな
り強い力がかかった際に変形してしまうこともあり問題
であった。特に背向して略円形状にした突出部69に横
方向にずれる力がかかって歪んでしまったり、軸が曲が
るように変形を起こしてしまうケースがあった。
【0012】このような現象が発生するとピンを抜く時
に必要な力、すなわち抜き力が極端に変化してしまい、
ひどい場合全く嵌合力が発生せずアジャストピンとして
の機能が失われて時計が腕から落下してしまうケースも
あった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
アジャストピン形状では十分な嵌合力を得るためにバン
ド駒の連結貫通穴の穴径およびアジャストピンの略円形
状の突出部の外径の差を十分とって設計されており、ま
たばね力を発生するアジャストピンの突出部が小さいた
め、それぞれの加工ばらつきが生じた場合に抜き力がか
なり大きくなってしまう場合があった。ひどい場合には
アジャストピンが塑性変形を起こして、さらに抜き力の
ばらつきを引き起こす場合があった。したがって本発明
の目的は構成が簡単であり、抜き力再現性、繰り返し性
に優れ、また耐久性にも優れた時計バンドの連結構造を
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明ではばね力を発生する長さが長く、かつ非常
に単純な構成ゆえ、加工公差の影響を最小限に抑えるこ
とが可能な構成である。具体的にはアジャストピンは弾
性を有する材料を用い、バンド駒はその凹凸構造を介し
て互いに嵌合されて連結するバンドであり、複数の凸部
に設けられた連結貫通穴がその穴の中心軸において互い
に平行な連結貫通穴よりなる組と、この組の中心軸に対
して角度を持つ連結貫通穴よりなる組と、よりなること
を特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態の構成を図1及び図2を用いて説明する。図1は本発
明の第1の実施形態を示す斜視図である。ここでは長さ
調整用の第1のバンド駒20と第2のバンド駒21を連
結する構造が模式的に書かれていてこの2つのバンド駒
は同一の構造をしている。第2のバンド駒21の片側に
は凸部12があり、第1のバンド駒20の片側には凹部
10が設けられていて、この凹凸構造を介してこの2つ
のバンド駒は嵌合される。この時第2のバンド駒21の
凸部12と第1のバンド駒の第1の凸部11A、第2の
凸部11Bには従来の構成と同様連通して形成された連
結貫通穴13A、13B、14Aが形成されており、前
記3つの連結貫通穴にアジャストピン17が挿入され固
定されることで第1のバンド駒20と第2のバンド駒2
1が連結されるのは従来例と同様である。
【0017】しかしながら連結貫通穴の構成は従来の構
成とは異なっており、第1のバンド駒20の第1の凸部
11Aに設けられた連結貫通穴13A及び第2のバンド
駒の凸部12に設けられた連結貫通穴13Bはバンド短
手方向に沿った方向に連結貫通穴が形成されている。こ
れに対し第1のバンド駒20の第2の凸部11Bに設け
られた連結貫通穴14Aは前記バンド短手方向に対し所
望の角度θをもって形成されている。以下この角度θを
貫通穴角度と称する。したがって本構成においては凹凸
構造を介して嵌合して配置された第1および第2のバン
ド駒のそれぞれの凸部に設けられた連結貫通穴はその穴
の中心軸において互いに平行な連結貫通穴よりなる組
と、この組の中心軸に対して角度を持つ連結貫通穴より
なる組と、よりなることを特徴としている。すなわち連
結貫通穴13Aと13Bが前者の組、連結穴14Aが後
者の組ということになる。
【0018】そして長さ調整用の第1のバンド駒20と
第2のバンド駒21の凹凸構造を介して弾性を有するア
ジャストピン17を前記連結穴に挿入して固定させる。
【0019】続いて具体的な寸法を示して説明する。本
実施形態において連結貫通穴13Aとこの中心軸に対し
て10度の角度をなして形成された連結貫通穴14Aの
穴径は1.05mmとした。アジャストピン17の線径は1
mmφであり、アジャストピンより両端に位置する貫通
貫通穴の穴径をわずかに大き目に形成することでピンを
挿入しやすくしてある。
【0020】また中央に位置する第2のバンド駒21の
凸部12に設けられた連結穴13Bはアジャストピンの
線径に比べ余裕をもって設計してあるが、この理由につ
いて以下に説明する。図2には図1で示した実施形態を
下面側からみた投影断面図を示している。アジャストピ
ンが前記3ヶ所の連結貫通穴13A、13B、14Aに
挿入された時に前記アジャストピンは第2のバンド駒の
二つの連結貫通穴13A、14Aによって曲げられる形
となり、凹部10の内部では図に示すようにアジャスト
ピンはたわんでおり、このたわみによって生じる応力に
よって両端の連結貫通穴では固定力が発生している。
【0021】したがって前記凸部12に設ける連結貫通
穴13Bの穴径は凹部内、すなわち屈曲部L1の範囲で
発生するアジャストピンのたわみより大きく設計する必
要がある。もし連結貫通穴13Bの穴径がアジャストピ
ンのたわみより小さい場合はアジャストピンがたわむ途
中で連結貫通穴13Bの内壁にあたり、この部分でつっ
ぱってしまうことになり連結した二つの駒間で余計な力
が生じることになりバンドのしなやかな屈曲性が損なわ
れることになる。
【0022】逆に連結貫通穴13Bの穴径がアジャスト
ピンのたわみより大きすぎるとこの部分は余計なガタと
なり、バンドにねじれの力がかかった場合に必要以上に
ねじれてしまうことになる。
【0023】上記の理由から連結貫通穴13Bの穴径は
たわんだアジャストピンと干渉しない程度に大きく設計
することが望ましい。
【0024】また前記アジャストピン17は適度な弾性
を有する材料からなり直線形状をしている。バンド駒の
連結貫通穴に、弾性材料からなる直線形状のアジャスト
ピン17を挿入することにより前記第1および第2のバ
ンド駒を着脱可能にする連結構造において、例えば本実
施形態ではアジャストピンとしては線径が1mmφのN
iTi合金を使用した。NiTiは形状記憶合金として
知られているが、形状回復温度以上においては変位が変
わっても応力が変わらない超弾性特性という特異な性質
を有しており、約8%程度の歪みまで変形しても元の形
状に回復するという極めて優れた復元性を有していて、
またE(ヤング率)が5700kgf/mm2程度と適度な堅
さであり本構成のアジャストピンに合致した材料であ
る。
【0025】また挿入するピンは直線形状記憶処理され
たNiTi製のワイアをプレスで切断した後、バレル研
磨を行って端面を丸め、表面に光沢が出る程度になめら
かに加工したものを用いた。
【0026】図2に示すバンド駒の短手方向の幅は1
6.0mmであり、第1のバンド駒の第1の凸部11
A、第2の凸部11Bの幅が各2.5mmである。した
がって凹部10の幅は11mmである。また前述したよ
うに連結貫通穴13A、14Aの穴径は1.05mm
で、前記連結貫通穴13Aはバンド短軸方向に沿う方向
に開けられているが、他方の連結貫通穴14Aはこれと
約10°の貫通穴角度(θ1)をなして開けられてい
る。これら二つの連結貫通穴13A、14Aの凹部側の
穴の中心はほぼ同一線上に来るように設計されている。
この穴位置がずれてしまうとアジャストピン17を挿入
する時に入れにくくなる。しかしながら実際にはこの二
つの穴中心を完全に同一線上に加工することは困難であ
り約30μm程度のずれが生じてしまう。したがってこ
の程度のずれがあっても挿入時に支障がないように二つ
の穴径はアジャストピンの線径である1mmに対し1.
05mmと約50μmほど大きくすることが望ましい。
【0027】また前述したように第2のバンド駒21の
凸部12に設ける連結貫通穴13Bの穴径はアジャスト
ピンのたわみを干渉しない程度に大きくしてある。本実
施形態では連結貫通穴13Bの穴径は1.2mmφとし
た。
【0028】したがってこの構成においてアジャストピ
ンは凹部10の範囲でたわむことになり、ばね力を発生
する屈曲部長さL1は11mmである。次に本構成の連
結構造を有するバンドにおいて抜き力の再現性を評価し
た。測定回数は20回であり、その結果を従来の割りピ
ン構造のものと比較して表1に示す。ここで本発明の構
成の連結構造を有するバンドにおいては抜き力は貫通穴
角度θに対して直交する方向すなわちバンドと垂直な方
向から10°の角度をもって力を与えて測定した値であ
る。ただしθが小さい場合はバンド短手方向と垂直な角
度から押した場合でも同様の安定性を示す。
【表1】
【0029】このように本構成の時計バンドの連結構造
においては簡易な構成であるにも拘わらず、従来の構成
に比べて極めて優れた抜き力安定性を示し、また20回
の抜き差し後もピンの変形はなく優れた形状安定性を示
した。
【0030】(第2の実施形態)次に本発明の時計バン
ドの連結構造を示す第2の実施形態について図3を用い
て説明する。本実施形態においては第1のバンド駒30
と第2のバンド駒31の連結方法が示されており、それ
ぞれの駒は同一の形状をしている。それぞれのバンド駒
は2ヶ所の凹部10A、10Bとそれに組み合わされる
他端に2ヶ所の凸部21D、21Eを有しており、女性
用バンドに多く採用されているバンド形状である。本実
施形態において第1のバンド駒30の凸部21A、21
B、21Cと第2のバンド駒31の凸部21D、21E
が嵌合された状態で弾性を有するアジャストピン17が
挿入してある。ここでそれぞれの凸部には連結貫通穴が
設けられているが、本実施形態においても第1のバンド
駒30において各凸部に設けられた連結貫通穴はその穴
の中心軸において互いに平行な連結貫通穴よりなる組
と、この組の中心軸に対して角度を持つ連結貫通穴より
なる組と、を有している。すなわち連結貫通穴23A、
23B、23C、23Dは各凸部が嵌合された状態でそ
の中心軸がバンド短手方向に沿う様に開けられており、
この4つの穴が前者の組である。また連結貫通穴24A
はこの4つの穴の共通する中心軸と角度5度をなして形
成しており、連結貫通穴24Aが後者の組ということに
なる。すなわち本実施形態では貫通穴角度が5°という
ことである。
【0031】本実施形態において挿入されるアジャスト
ピン17の線径は1mmφであり、連結貫通穴23A、
23B、23C、23Dの穴径は1.05mmとし、アジャ
ストピン17が挿入しやすい様にわずかなクリアランス
をもって形成した。
【0032】また5°の角度をもって形成される連結貫
通穴24Aの穴径も1.05mmとした。アジャストピンが
前記貫通穴に挿入された時に前記アジャストピンのうち
凹部10B内部では図3に示すようにアジャストピンは
たわんでおり、このたわみによって生じる応力によって
両端の連結貫通穴では固定力が発生している。
【0033】したがって前記凸部21Dに設けた連結貫
通穴23Dの穴径は前記凹部10B内、すなわち屈曲部
(L2)の長さで発生するアジャストピンのたわみより
大きく設計する必要がある。この理由は実施形態1で記
載したのと同様の理由である。
【0034】本第2の実施形態では前記連結ピン17は
ばね性を有する時効硬化型のTi合金の一種であるβ−
Tiと呼称される材料からなる。やはり1mmφのワイ
アをプレス切断した後、バレル研磨を行って端面を丸
め、表面に光沢が出る程度になめらかに加工したものを
用いた。
【0035】本発明の時計バンドの連結構造において、
バンドでのアジャストピンの固定力あるいは抜き力はバ
ンド駒における屈曲部長さLと、その両端の2ヶ所の連
結貫通穴がなす連結穴角度θと、この連結貫通穴に挿入
する直線形状の線径とそのピン材料のヤング率(E)に
よって任意に設計できる。
【0036】本実施形態における構成においては屈曲部
長さL2は2.5mm、その両端の連結貫通穴24A、
23Bのなす連結穴角度θ2は5°であり、この時の抜
き力は約3kgfであり、抜き力ばらつきはほぼ第1の
実施形態で示したものと同様であり、優れた抜き力再現
性と形状安定性を示した。
【0037】本実施形態において用いたβ−Tiはヤン
グ率が9100kgf/mm2 程度とNiTiに比較するとヤ
ング率が高く硬いため比較的小さな角度で大きな抜き力
を与えることが可能である。
【0038】(第3の実施形態)次に本発明の時計バン
ドの連結構造を示す第3の実施形態について図4を用い
て説明する。本実施形態においては第1のバンド駒40
と第2のバンド駒41がアジャストピン17により連結
されており、それぞれのバンド駒は全く同一の形状をし
ている。第2のバンド駒41の凸部31D、31Eと第
1のバンド駒40の凸部31A、31B、31Cが互い
に組み合わされて嵌合される。本実施形態においても各
凸部に設けられた連結貫通穴はその穴の中心軸において
互いに平行な連結貫通穴よりなる組と、この組の中心軸
に対して角度を持つ連結貫通穴よりなる組と、を有して
いる。すなわち連結貫通穴33A、33B、33Cは各
凸部が嵌合された状態でその中心軸がバンド短手方向に
沿う様に開けられており、この3つの穴が前者の組であ
る。また中央の凸部31Cは連結貫通穴ではなく厚み方
向中央部に切削により除去した溝39が形成されてい
る。
【0039】また連結貫通穴34Aは前記3つの穴の共
通する中心軸と角度7度をなして形成しており、連結貫
通穴24Aが後者の組ということになる。すなわち本実
施形態では貫通穴角度が7°ということである。
【0040】本実施形態で用いた弾性のあるアジャスト
ピン17の線径は1mmφであり、各連結貫通穴の穴径
は最外端の2つの連結貫通穴33Aと34Aが1.05mm
φとアジャストピンの線径に対しわずかなクリアランス
をもって形成した。また本構成においては前記2つの連
結穴33Aと34Aとで前記アジャストピンを曲げて固
定しようという思想であり、したがってその間にある他
の連結貫通穴33B、33Cはアジャストピンのたわみ
より大きくなるように大きく設計しここでは1.2mm
φとした。
【0041】また本構成において中央の凸部31Cに形
成した溝39はこの部位においてアジャストピンのたわ
みと干渉しないように設けられたものであり、機能とし
ては穴径の大きな連結貫通穴と同様である。したがって
本発明で表現している連結貫通穴はこのような溝も含ん
でいる。この部位については図4(a)のA−A’投影
断面図を図4(b)に示して説明する。第1のバンド駒
40、第2のバンド駒41の片側中央の凸部31Cの中
央部には切削により除去した溝39が形成されている。
本溝の機能としては前記連結貫通穴33B、33Cと同
様にアジャストピンと干渉しないように形成した逃げで
ある。したがって本実施形態のようにアジャストピンが
横方向にたわむ場合はこの溝の高さはアジャストピンの
線径より少し大きい程度、深さ方向はアジャストピンで
生じるたわみに干渉しない程度の深さで形成しなければ
ならない。ただし本実施形態においては他の逃げとして
使用される連結貫通穴33B、33Cが存在するため、
この部分でがたは吸収できるため、ここの溝は少し大き
めに形成しても問題はない。
【0042】また挿入されたアジャストピン17は前記
角度をもって形成された貫通穴33Aと34Aの間でた
わむことになり、本実施形態において屈曲部長さ(L
3)は連結貫通穴33Aと34A間の距離であり、ここ
では10mmであった。
【0043】本実施形態において前記アジャストピン3
7はSUS316のH材(時効硬化させたばね材)からなる1
mmφのワイヤから、第1から第3の実施形態と同様に
加工したものを用いた。
【0044】SUS316−H材はヤング率が約18500kgf/mm2
程度とかなり大きなヤング率を有しており、比較的貫通
穴角度θが小さく、屈曲部長さLが比較的大きな場合に
適用可能な材料である。
【0045】本実施形態においてはアジャストピンが挿
入される凸部の数が合計5個の例を示したが、当然これ
に限るものではなく、より複雑な凹凸構造を有するバン
ドにおいても適用可能であり同様の効果が得られる。
【0046】(第4の実施形態)次に第1から第3の実
施形態で述べた構成においてNiTi、SUS316、β−T
i材料のアジャストピンにおいて貫通穴角度θと屈曲部
長さLに対する抜き力依存性のデータを図5、図6を用
いて示す。
【0047】図5は屈曲部長さLが10mmの時の各種
材料のピンについての貫通穴角度の抜き力に対する依存
性を示したグラフである。抜き力はSUS316、β−Ti、
NiTiの順番で大きな値であり、ヤング率の違いを反
映しているものと考えられる。このように角度が大きく
なるほど抜き力は大きくなる傾向であり、発生する応力
が大きくなっているためである。SUS316の貫通穴角度1
4°のデータはここには記載していないが、実際この角
度では塑性変形が発生し、弾性限界以上の応力がかかっ
ていることがわかった。SUS316−H材はこの中では最も
弾性限界の小さな材料であり、アジャストピンの材質は
貫通穴角度、ばね長から弾性限界内で機能するような材
料を選択する必要がある。
【0048】また図6は貫通穴角度θが5°の時の各種
材料のピンについての屈曲部長さ(L)の抜き力に対す
る依存性を示したグラフである。図5と同様抜き力はSU
S316、β−Ti、NiTiの順番で大きな値であり、や
はりヤング率の違いが反映しているものと考えられる。
【0049】図5、図6からも容易に類推されるように
本発明の構成におけるアジャストピンの抜き力の設計は
屈曲部長さLと貫通穴角度θ、そしてアジャストピンの
材料(ヤング率)とその線径によって任意に設計できる
ことがわかる。すなわち定性的には屈曲部長さLは他の
パラメータが一定の場合、Lが短い程大きな抜き力を得
る。また貫通穴角度θが大きいほど、ヤング率の大きな
材料ほど、またアジャストピンの線径が大きいほど大き
な抜き力となる。
【0050】概ね本発明の構成を有する時計バンドの連
結構造のバンドにおいてアジャストピンの抜き力を1つ
のグラフにまとめたのが図7である。これからわかるよ
うに本発明の構成要件である屈曲部長さと連結穴角度は
次に示すような範囲でなければならないことがわかっ
た。このグラフ上には屈曲部長さLの異なるバンド駒で
抜き力が2から5kgfの間に入ったデータについての
み連結穴角度と線径をプロットしたものである。屈曲部
長さLはバンドの寸法から決まる値であるが、通常は2
から20mmという条件範囲であり、連結穴角度とアジ
ャストピンの線径が上記の条件を満たす範囲は連結穴角
度θが1.5°から20°、アジャストピンの線径は
0.35から1.5mmφの範囲にする必要がある。
【0051】連結穴角度が20°以上になるとアジャス
トピン材料の塑性変形が生じるかあるいは抜き力が大き
すぎるかまたはバンドに適用が困難になったり加工が困
難になる。また1.5°以下では必要な抜き力を得るた
めに線径を1.5mm以上にしなければならなくなり実
質的に通常のバンドではバンド駒の厚みの関係で貫通穴
の形成が困難になる。あるいは角度が浅いために角度ば
らつきによる抜き力ばらつきへの影響が大きくなるとい
う問題が発生する。
【0052】またアジャストピンの線径は0.35mm
以下では必要な抜き力を確保できなくなり、逆に1.5
mm以上では塑性変形が大きな問題となってくる。した
がって上記範囲が本発明のバンドの連結構造を成立させ
るための構成要件ということになる。しかし上記構成要
件の範囲の中で外観上あるいは加工上さらにはピンの抜
き差しのしやすさ等の観点から望ましくは線径は0.6
から1.2mmの範囲、角度は3から15°の範囲にす
ることが望ましい。
【0053】(第5の実施形態)以上の実施形態におい
てはバンド駒がいわゆるムク材を用いたムクバンドに適
用した例を述べたが、本発明の時計バンドの連結構造は
中央部に巻き駒を用いた半巻きタイプのバンドにも適用
が可能である。図8(a)には中央部に板状の材料を折
り曲げて形成した連結リングを2ヶ使用する半ムクバン
ドに適用したバンドの投影断面図である。図8(a)に
おいて第1のバンド駒50と第2のバンド駒51は全く
同一の形状をしている。第1のバンド駒50の凸部41
A、41B、41Cがそれぞれ第2のバンド駒51の凸
部41D、41E、41Fと互いに向かい合い近接して
配置されており、第1のバンド駒50の3つの凸部41
A、41B、41Cには第3の実施形態で示した例と同
じく凸部41A、41Bには連結貫通穴が設けられ、凸
部41Cには溝39が形成されており、ここに弾性を有
するアジャストピン17が挿入される。
【0054】また近接する第2のバンド駒51の凸部4
1D、41E、41Fにはその凸部間の空間に、隣接す
る凸部を固定端とする固定ピン18が設けられている。
さらにその凸部に囲まれた空間、すなわち第1のバンド
駒50の凹部10A、10B、第2のバンド駒の凹部1
0C、10Dがなす空間には前記アジャストピン17と
固定ピン18を包み込むように設けられた板状の連結リ
ング19を配置してある。このような連結リングを用い
るバンドは巻きバンドと呼称される。
【0055】図8(a)のB−B’における断面図を図
8(b)に示す。このように連結リング19の中空をア
ジャストピン17と固定ピン18が貫いていることがわ
かる。したがって連結リングの内面がアジャストピン1
7、固定ピン18と干渉する構造であってはならない。
【0056】また本実施形態においても第1のバンド駒
の連結貫通穴が、その穴の中心軸において互いに平行な
連結貫通穴よりなる組と、この組の中心軸に対して角度
を持つ連結貫通穴よりなる組とを有している。本実施形
態では第1のバンド駒50の凸部41Aに設けられた連
結貫通穴43Aが前者、凸部41Bに設けられた44A
が後者の組ということである。また各連結貫通穴の穴径
とアジャストピンの線径の関係は図4に示した実施形態
とほぼ同様である。2つの実施形態の差は図4の凸部3
1D、31Eに設けられた連結貫通穴33C、33Bが
前記連結リングの中空に置き換わっただけである。ただ
しこの中空におけるたわんだアジャストピンと連結リン
グとのクリアランスは通常小さくするのは困難であり、
したがってバンド中央の凸部31Cに形成する溝39と
アジャストピン17のクリアランスを可能な限り小さく
することが望ましい。本実施形態において屈曲部長さは
図4に示したものと同様L3である。抜き力再現性等の
効果も前記実施形態と同様に良好である。
【0057】本実施形態においては片側に固定ピンを用
いた巻きバンドに適用した例を述べたが、当然両側に本
発明の連結構造を用いてアジャストピンにより固定した
公正であってもよい。
【0058】以上の実施形態においてはアジャストピン
に適用可能な超弾性を有する材料としては実施形態1で
NiTiを用いた例について述べたが、当然これに限る
ものではなくNiTiCo、CuAlNi、CuZnA
l等他の超弾性特性を有する材料が適用可能である。例
えばNiTiCoはヤング率で7450kgf/mm2とNiTi
に対しても1.3倍程度大きいため、設計上抜き力を大
きく与えたい場合、あるいは同じ抜き力でも線径を小さ
くしたいような場合には有効である。
【0059】さらにアジャストピンに用いる材料は超弾
性特性を有する材料に限るものではなく、例えば実施形
態で述べた時効硬化させたステンレス鋼やβ−Tiとし
て知られるTi合金の他、りん青銅やベリリウム銅等も
適用可能である。ただしこれらの材料はNiTi、Ni
TiCo等に比べると比較的ヤング率が大きく、また弾
性限界が小さいため適用できる連結穴角度θ、アジャス
トピンの線径、屈曲部長さLの範囲が小さいため適用範
囲が限られる。したがってNiTi等の超弾性を有する
材料を用いる方が望ましい。
【0060】またアジャストピンの断面形状については
円形の丸棒材について説明してきたが、当然これに限る
ものではなく断面が長方形の板材等も適用可能である。
ただしこの場合はこの形状に合わせて貫通穴の形状も合
わせる必要があり、加工が困難になる。またアジャスト
ピンの外径形状も直線形状である必要はなく形状固定さ
れたものであれば半円弧状等であってもかわらない。
【0061】また実施形態では貫通穴角度θをもって形
成した連結貫通穴はいずれもバンド駒の厚み方向に水平
で内側方向にθをつけて形成しているが、当然水平で外
側方向あるいは、厚み方向の上側、あるいは下側にθを
つけて形成できる場合はそのような形でも機能的には同
様の効果が得られる。さらに図を用いて説明した本発明
の実施形態では角度を持つ連結貫通穴の組が第1のバン
ド駒の連結穴の並びの最端部にあり、しかもその組の数
が一つ、すなわち角度を持つ連結貫通穴が一個の連結貫
通穴である場合について述べたが、これはこれに限るも
のではなく、第1のバンド駒のいずれかの最端部に集中
して形成したのでもよいし、複数あったのでもよい。た
だしその場合は同じ角度を有していなければならない。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、単純な構成であり、か
つ抜き差し時の固定力、抜き力の繰り返し再現性に優
れ、またアジャストピンも変形もしにくい時計バンドの
連結構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時計バンドの連結構造の第1の実施形
態を示す斜視図である。
【図2】本発明の時計バンドの連結構造の第1の実施形
態を示す断面図である。
【図3】本発明の時計バンドの連結構造の第2の実施形
態を示す断面図である。
【図4】本発明の時計バンドの連結構造の第3の実施形
態を示す断面図である。
【図5】本発明の時計バンドの連結構造において抜き力
の角度依存性を示すグラフである。
【図6】本発明の時計バンドの連結構造において抜き力
の屈曲部長さ依存性を示すグラフである。
【図7】本発明の時計バンドの連結構造において本発明
の構成要件である貫通穴角度θとアジャストピンの線径
の適用範囲を示すグラフである。
【図8】本発明の時計バンドの連結構造の第5の実施形
態を示す断面図である。
【図9】従来の時計バンド構造を示す斜視図である。
【図10】従来の時計バンドの長さ調整構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
2 バンド駒 5、6 バンド列 7 中留め 10 凹部 11A、11B、12 凸部 13A、13B 互いに平行な連結貫通穴よりなる組 14A 角度をもつ連結貫通穴よりなる組 20、21 バンド駒 17 アジャストピン 18 固定ピン θ 連結穴角度 L 屈曲部長さ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸構造を介して互いに嵌合して配置さ
    れた第1および第2のバンド駒と、凹凸構造を構成する
    第1および第2のバンド駒の凸部に連通して形成された
    連結貫通穴と、連結貫通穴に挿入された弾性を有するア
    ジャストピンとからなり、第1のバンド駒の連結貫通穴
    が、その穴の中心軸において互いに平行な連結貫通穴よ
    りなる組と、この組の中心軸に対して角度を持つ連結貫
    通穴よりなる組と、よりなることを特徴とする時計バン
    ドの連結構造。
  2. 【請求項2】 対向しあう位置で互いの凸部が近接して
    配置された第1および第2のバンド駒と、第1のバンド
    駒の凸部に形成された連結貫通穴と、連結貫通穴に挿入
    された弾性を有するアジャストピンと、第2のバンド駒
    の隣接する凸部を固定端として凸部間の空間に設けられ
    た固定ピンと、第1および第2のバンド駒のそれぞれの
    凸部の間の空間にアジャストピンと固定ピンとを包み込
    むように設けられた板状の連結リングとからなり、第1
    のバンド駒の連結貫通穴が、その穴の中心軸において互
    いに平行な連結貫通穴よりなる組と、この組の中心軸に
    対して角度を持つ連結貫通穴よりなる組と、よりなるこ
    とを特徴とする時計バンドの連結構造。
  3. 【請求項3】 角度を持つ連結貫通穴の組が第1のバン
    ド駒の連結貫通穴の並びのいずれかの最端部に集中した
    連結貫通穴よりなることを特徴とする請求項1又は2記
    載の時計バンドの連結構造。
  4. 【請求項4】 角度を持つ連結貫通穴の組が1個の連結
    貫通穴のみよりなることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の時計バンドの連結構造。
  5. 【請求項5】 アジャストピンが直線形状であることを
    特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の時計
    バンドの連結構造。
  6. 【請求項6】 前記中心軸において互いに平行な連結貫
    通穴よりなる組のうちの少なくともひとつの連結貫通穴
    の穴径が前記中心軸に対して角度を持つ連結貫通穴より
    なる組の穴径より大きいことを特徴とする請求項1から
    4のいずれか1項に記載の時計バンドの連結構造。
  7. 【請求項7】 前記弾性を有するアジャストピンが超弾
    性特性を有する金属からなることを特徴とする請求項1
    から6のいずれか1項に記載の時計バンドの連結構造。
  8. 【請求項8】 前記超弾性を有する金属がNiTi合金
    であることを特徴とする請求項7記載の時計バンドの連
    結構造。
  9. 【請求項9】 前記角度を持つ連結貫通穴の組のなす角
    度が1.5度以上20度以下の範囲にあることを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は6記載の時計バンドの連
    結構造。
  10. 【請求項10】 前記角度を持つ連結貫通穴の組のなす
    角度が3度以上15度以下の範囲にあることを特徴とす
    る請求項9記載の時計バンドの連結構造。
  11. 【請求項11】 前記アジャストピンの線径が0.35
    mmφ以上1.5mmφ以下の範囲で、かつ屈曲部長さ
    が2mm以上20mm以下の範囲であることを特徴とす
    る請求項9又は10記載の時計バンドの連結構造。
  12. 【請求項12】 前記アジャストピンの線径が0.6m
    mφ以上1.2mmφ以下の範囲で、かつ屈曲部長さが
    2mm以上20mm以下の範囲であることを特徴とする
    請求項11記載の時計バンドの連結構造。
  13. 【請求項13】 前記第1のバンド駒の連結貫通穴のう
    ち、互いに平行な連結貫通穴よりなる組の連結貫通穴の
    穴径が同一でないことを特徴とする請求項2から4のい
    ずれか1項に記載の時計バンドの連結構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247154A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Citizen Watch Co Ltd 帯状装身具
JP2006271478A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Citizen Watch Co Ltd 帯状装身具
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JP2017080605A (ja) * 2017-02-15 2017-05-18 カシオ計算機株式会社 バンド及び腕時計

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