JPH0319529B2 - - Google Patents

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JPH0319529B2
JPH0319529B2 JP56063743A JP6374381A JPH0319529B2 JP H0319529 B2 JPH0319529 B2 JP H0319529B2 JP 56063743 A JP56063743 A JP 56063743A JP 6374381 A JP6374381 A JP 6374381A JP H0319529 B2 JPH0319529 B2 JP H0319529B2
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JP
Japan
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wire
rim
lens
hole
tip
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Application number
JP56063743A
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English (en)
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JPS57178215A (en
Inventor
Yoshikatsu Kurosaka
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Priority to DE19823214540 priority patent/DE3214540A1/de
Priority to FR8207041A priority patent/FR2504694A1/fr
Priority to US06/371,902 priority patent/US4432616A/en
Publication of JPS57178215A publication Critical patent/JPS57178215A/ja
Publication of JPH0319529B2 publication Critical patent/JPH0319529B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C1/00Assemblies of lenses with bridges or browbars
    • G02C1/04Bridge or browbar secured to or integral with partial rims, e.g. with partially-flexible rim for holding lens

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、眼鏡フレームに関するものであり、
詳しくは、外周縁に溝を配設したレンズを超弾性
効果を有する合金からなるワイヤを用いてリムに
保持することを特徴としたリムレスフレームに関
するものである。
従来のこのような眼鏡フレームにおいては、一
定長サのワイヤー端をリムに固定し、ワイヤのわ
ずかな伸びだけでレンズを保持する構造であり、
レンズの周長に対するフレーム周長の調整ができ
ないため、レンズは、フレーム周長に合うよう適
切な周長を得るよう加工しなければ、適切なレン
ズ締付代が得られず、レンズは、フレームにゆる
く装着されたり、あるいは、レンズが小さすぎた
り、大きすぎたりした場合、フレームに装着でき
ないという欠点を有している。
また、レンズ加工は、レンズ玉型形状加工と外
周縁への溝加工があるため、レンズ周長を、フレ
ーム周長に適切に合わせることは、レンズ加工に
多大の注意を要し、眼鏡店において取り扱いにく
い欠点を有している。
本発明は、かかる欠点を除去したもので、その
目的は、レンズ加工時に、レンズ周長管理に高い
精度を必要とせずに、レンズを容易にフレームに
装着でき、かつ、適切なレンズ締付代が得られる
眼鏡フレームを提供することである。
他の目的は、一枚のフレームで、ワイヤによつ
て保持されるレンズの形状をユーザーの好みの形
状にすることができ、デザイン面において自由度
の大きい眼鏡フレームを提供することである。
以下に、本発明の実施例について、図に基づき
詳しく説明する。
第1図は、実施例に用いたフレーム要部を示す
基本的構造図であり、第2図は、第1図のA−
A′断面図である。
第1図、第2図において、1はリム、2はワイ
ヤ、3はレンズ、4はリムの凸部、5はレンズ3
の外周縁に堀られた溝を示す。レンズ3は、上半
分の溝5がリム1の凸部4に嵌合し、レンズ下半
分の溝5が、B部とC部に係合したワイヤ2に嵌
合して保持される。
第1図のB部の構造の実施例について以下の図
に基づき具体的に説明する。
第3図は、一実施例を示し、aは正面断面図、
bはその側面図を示す。第3図a,bの実施例に
おいて、リム1の内面には、溝6及びワイヤ係合
穴7,8が配設されている。一方ワイヤ2の先端
に肥大部9が形成されている。
ワイヤ2のリム1への係合はレンズ周長に合わ
せてリムの内面よりワイヤ係合穴7,8のいずれ
か一方にワイヤ先端の肥大部9を固定させる。本
実施例では、カシメ部10によつて固定力を高め
ている。
また、ワイヤ係合穴7の底には、リム表面まで
貫通した穴11を配設し、ワイヤのリムへの係合
時に穴11を案内穴として用い、また、ワイヤを
他方のワイヤ係合穴8に係合する時に、穴11に
ポンチを入れてワイヤを抜く穴として用いる。ワ
イヤ2のワイヤ係合穴8への係合は、押し込み、
または、押し込み後カシメ、あるいは接着剤を用
いて固定する構造になつている。
なお、リム1とワイヤ2の係合部の寸法関係を
示せば、ワイヤの径をd0、ワイヤ先端の肥大部の
径をd1、リム1のワイヤ係合穴7,8の径をD、
リム1の溝6の幅をWとすると、d0<W<d1≒D
の関係である。
リム1のワイヤ係合穴7,8は、2つに限ら
ず、複数の係合穴であつてもよい。また、下穴1
1は、係合穴7だけでなく、複数の係合穴全部に
あつてもよい。
また、他の実施例として第4図aに正面断面
図、bに側面図を示す如く、ワイヤ先端の肥大部
9の形成に固定片12を用いることもできる。ワ
イヤ2が固定片12から抜けないように、ワイヤ
の先端は、固定片の穴13より幾分大きい玉部1
4を形成する構造になつている。
以上の実施例で説明したように、ワイヤ先端の
肥大部をリムに配設した複数の係合穴のいずれに
も係合できる構造にしたことにより、次のような
効果を有している。
第1に、ワイヤのリムへの係合位置を自由に移
動できるため、レンズの周長に合わせて、フレー
ムの周長を調整することが可能であり、従来のフ
レームのように、レンズ加工時にレンズ周長管理
に高い精度を必要とせずに、レンズを容易にフレ
ームに装着でき、適切なレンズ締付代が得られる
効果を有している。
第2に、フレームの周長を変化させることがで
きることにより、一枚のフレームでレンズ形状を
ユーザーの好みの形状にすることができ、デザイ
ン面において自由度が増す効果を有している。第
5図は他の実施例であり、同様にaは正面断面
図、bは側面図を示す。第5図の実施例において
は、リム1の内面に、溝6及びリムの内面に対
し、角度αをもつてワイヤ係合穴15,16が配
設されている。一方ワイヤ2は、第3図、第4図
の実施例と同じ先端に肥大部9が形成されてい
る。
ワイヤ2のリム1への係合はレンズ周長に合わ
せて、リムの内面よりワイヤ係合穴15,16の
いずれか一方にワイヤ先端の肥大部9を係着す
る。
なお、ワイヤ先端の肥大部9の径をd1、リムの
ワイヤ係合穴15,16の径をDとすれば、D>
d0の関係である。
その他の関係は、第3図の実施例と同じであ
る。
以上の実施例の効果は、前述した第3図の実施
例と同じすぐれた効果を有しており、さらに他の
効果として、D>d0の関係からワイヤ2とリム1
のワイヤ係合穴15,16の取り付け、外しが容
易にでき、しかも、ワイヤ係合穴15,16に角
度αを持たせたことによりレンズ装着後は、第6
図に示す如く、ワイヤの引つ張り方向の力Fの分
力は、ワイヤ先端の肥大部9がリムのワイヤ係合
穴15,16を抜け出る方向F′に作用することは
ないため、カシメや接着剤によつて固定力を持た
せる必要がなく、非常に取り扱い易い効果を有し
ている。
第7図はさらに他の実施例を示し、同様にaは
正面断面図、bは側面図である。第7図の実施例
においては、リム1の内面に、溝6及びL字型の
ワイヤ係合穴17,18が配設されている。一方
ワイヤ2は、第3図、第4図の実施例と同じ、先
端に肥大部9が形成されている。
ワイヤ2のリム1への係合は、レンズ周長に合
わせて、リムの内側からL字型のワイヤ係合穴1
7,18のいずれか一方にワイヤ先端の肥大部9
を入れ、さらに、ワイヤ2を矢印方向へ引つ張
り、L字型の係合穴17,18にワイヤの肥大部
9を収容する。
ワイヤの肥大部9は、リム1のカベ19によつ
てリム内側へ飛び出ることなく、信頼性の高い係
合構造となつている。
なお、リム1とワイヤ2の係合部の寸法関係を
示せば、ワイヤ先端の肥大部9の径をd1、厚みを
h、L字型の係合穴17,18の穴径をD、穴深
さをHとすれば、D>d1,H>hであり、その他
の関係は、第3図の実施例と同じである。
以上の実施例は、第5図の実施例と同じ、すぐ
れた効果を有している。
第8図もさらに他の実施例を示し、a,b図は
第7図と同様である。第8図の実施例において
は、リム1の内面に溝6及び固定片取付穴20′,
21′が配設されている。また、固定片20,2
1は、ワイヤ2の肥大部9を収容する穴22とワ
イヤ2の径より多少大きい穴23及び穴22と同
じ巾の割溝24が配設されている。
該固定片20,21は、固定片取付穴20′,
21′にそれぞれ固着されている。
なお、リム1、固定片20,21及びワイヤ2
の寸法関係は、ワイヤ2の径をd0、ワイヤ先端の
肥大部の径をd1、固定片の穴22の径をd2、穴2
3の径と割溝24の巾をd3、リムの溝6の巾をW
とすると、d0<d3<d1<W≦d2である。
次に、ワイヤ2のリム1への係合は、レンズ周
長に合わせて、固定片20,21のいずれか一方
に係合させる。まず、ワイヤの肥大部9をリムの
溝6に入れ、矢印方向にワイヤ2を引つ張り、固
定片の穴22にワイヤの肥大部9を収容すること
により係合する。この時、固定片の割溝23の巾
d3よりワイヤ肥大部9の径d1が大きいため、ワイ
ヤ2は、リム内面側に外れることはなく、信頼性
の高い係合構造である。
第8図の実施例の応用として第9図に示す如く
固定片25にツバ部26を設け、リム1には、表
面に固定片のツバ部26を収容するサライ27を
配設することにより、固定片20がリムの内面側
に抜け出ることを防止できる。また、この場合、
ワイヤ2の引つ張り力Fの方向から、固定片25
がリムの表面側に抜け出る分力は、作用しないた
め、リム1と固定片25は、押し込み程度の係合
関係で充分であり、カシメや接着剤を用いる必要
がない利点を有している。
以上、第8図、第9図に示した実施例は、第5
図の、実施例と同じ、すぐれた効果を有してい
る。第10図もさらに他の実施例を示し、a,b
図は第8図と同様である。第10図の実施例にお
いては、リム1の内面に溝6及びワイヤ2の係合
穴29,30及び該係合穴と、同芯上に、リム表
面に貫通する穴にワイヤ引掛ピン31,32が配
設されている。
一方ワイヤ2は、先端においてOリング状の輪
28が形成されている。
次にワイヤ2のリム1への係合は、レンズ周長
に合わせて、ワイヤ引掛ピン31,32のいずれ
か一方に、ワイヤ先端の輪28を引掛け係合す
る。この時、ワイヤ引掛ピンには、切欠33が配
設されており、ワイヤ先端の輪28は、該切欠3
3に係合し、リム内面方向に抜け出ない構造にな
つている。
以上の実施例は、第5図の実施例と同じ、すぐ
れた効果を有している。
以上、第3図から第10図までの実施例に示し
た如く、リムとワイヤの係合部の少なくとも1個
所において、先端に肥大部を形成したワイヤと、
複数の被係合部を配設したリムから成る眼鏡フレ
ームにおいては、ワイヤの有する超弾性効果の利
用の他に、ワイヤのリムへの係合位置を簡単にし
かもでき上がつたレンズの大きさに合わせて移動
できるため、レンズは容易にフレームに装着で
き、適切なレンズ締付代、締付力が得られるとい
う従来のフレームにない効果を有している。
また、でき上がつたレンズに合わせて、フレー
ムの周長を調整できるため、従来のフレームのよ
うに、レンズ加工におけるレンズ周長管理に高い
精度を必要とせず、レンズ加工を容易にする効果
を有している。
また、さらには、フレームの周長を変化させる
ことができるため、ワイヤによつて保持されるレ
ンズ下半分の形状が一種類に限定されることなく
ユーザーの好みの玉型形状にすることができ、デ
ザイン面でも自由度の大きいという効果を有して
いる。
さて次に、リムとワイヤの係合部に、ワイヤ長
サを調整する部材を配設した実施例を第11図、
第12図にもとずき説明する。第11図において
aは側面図、bは正面断面図である。
リム1の内面には溝6が配設され、リム表面側
に凹部36が設けられ、凹部36の一部にリム1
の表面から内面へ貫通する穴37が設けられてい
る。
従つて、第11図に示す如く、凹部36を表面
側から観察すると穴37と溝6に相当する個所が
開口されており、溝6の開口部の側面には壁38
が構成される。一方ワイヤ2には、先端に肥大部
9が形成されている。また、ワイヤ2には、割溝
35を有する筒状の部材34が係着されている。
なお、リム1、ワイヤ2及び筒状の部材34に
関する寸法を比較する。ワイヤ2の径をd0、ワイ
ヤ先端の肥大部9の径をd1、部材34の内径d4
外径をd5、割溝の巾をk、リムの穴37の径を
D、溝6の巾をWとすると、k<d0≦d4<W<d5
≦d1<Dである。
従つて、まず、ワイヤ2と部材34の係着は、
部材の割溝35の部分を押し広げながらワイヤ2
の肥大部9の根元に係着させる。ここでd0≦d4
関係により、係着後は、割溝35の巾kはバネ性
により元の状態に復元し、k<d0より部材34
は、ワイヤ2に係着される。また、取り外す場合
は、逆にバネ性を利用して外すことができる。
次に、部材34が係着したワイヤ2のリム1へ
の係合は、リムの内面側より第11図に点線で示
す如く挿入し、凹部36に係合させる。ワイヤ2
は凹部36に収容され、壁38によりワイヤ2は
外れない。
また、ワイヤ2のリム1からの取り外しは、逆
に行なえばよい。
以上の実施例は、レンズ周長に応じて、筒状の
部材34の長サの異なるものを取り換えたり、あ
るいは、外し去ることにより、フレーム周長を調
整することを可能にしたものであり、前述した第
3図から第10図の実施例と同じ効果を有すると
同時に、リム1への複数の係合部を配設する必要
がないため、リムの加工が容易であり、強度上も
有利である効果を有している。
さて、これまで第1図のB部の構造の実施例に
ついて説明してきたが、リム1の他端C部の構造
においても、前述した第3図から第12図までの
実施例を適宜に採用できる。
次に、第1図のC部の構造の実施例について、
以下の図にもとずき具体的に説明する。
第13図はその一実施例であり、aは正面断面
図、bは底面図である。第13図の実施例におい
て、リム1の先端には、めねじ43を配設した受
片39が固定されている。ワイヤ2の先端には肥
大部9が形成されている。またワイヤ2には、前
述した実施例の第12図に示す割溝を有する筒状
の部材34が係着されている。取付片40には、
ワイヤ先端の肥大部9が収容される穴41とワイ
ヤ2が通過できる穴42が配設されてあり、ねじ
44により受片39に取り付けられる。
なお、ワイヤ2と部材34の係着及び取り外し
は第11図、第12図の実施例と同様に行なう。
従つて、レンズの周長に応じて、筒状の部材3
4の長サの異なるものを取り換えたり、外し去る
ことにより、フレームの周長を調整し、適切なレ
ンズ締付代を得ることを可能にしたものであり、
前述した第3図から第12図の実施例と同じすぐ
れた効果を有している。
また、フレームの周長調整用としての部材34
は、取付片40の穴41に収容されてしまい、外
部からは見えないため、外観上も、すつきりする
効果を有している。
第14図は第1図C部の他の実施例の分解斜視
図であり、第14図の実施例は、第13図の実施
例の部材34の役割りに代わるものとして、取付
片そのものを取り換えることにより、フレーム周
長を調整するものである。
第14図において、リム1の先端には、めねじ
43を配設した受片39が固定されている。ワイ
ヤ2の先端に、肥大部9が形成されている。取付
片45には、ワイヤ先端の肥大部9が収容される
凹部46とワイヤ2が通過できる間隙47が設け
てあり、ねじ44によつて受片39へ取り付けら
れる。この時、間隙47よりもワイヤ先端の肥大
部9の方が寸法上大きくなされていればワイヤ2
は、取付片45から抜けない。
フレームの周長の調整は、取付片45のl寸法
の長サの異なるものをあらかじめ用意しておき、
レンズの周長にあわせて取付片45を取り換える
ことにより容易に適切なレンズ締付代を得ること
ができる。
なお、ワイヤ2と取付片45の係合は、間隙4
7へワイヤ2を矢印方向に通過させた後、引つ張
ることにより、凹部46へワイヤ肥大部9を収容
すればよい。
また、第15図の実施例に示すワイヤは、第1
4図の実施例のワイヤを除いてその他の構造は全
く同じであり、ワイヤ自体に、長サ調整構造をも
たせたものである。
第15図において、ワイヤ2の先端にはワイヤ
2を貫通させてワイヤ2と固着した肥大部48が
設けられている。
従つて、フレーム周長の調整は、あらかじめ長
いワイヤ2を用意しておきレンズ周長に合わせて
ワイヤを切断し、肥大部48の部材を取りつけれ
ば、ワイヤの長サを容易に適切な長さにすること
ができる。この場合の取付片は、もちろん、第1
4図の実施例に示したl寸法の異なるものを用意
しておく必要はなく、一種類の取付片でよい。
次に、ワイヤ長サ自体を変えることにより、適
切なレンズ締付代を得るもう一つの実施例を第1
6図に示す。第16図においてaは正面断面図、
bは底面図である。第16図において、リム1の
先端には、めねじ43を配設した受片39が固定
されている。取付片49には、穴50が貫通して
配設され、この穴5にワイヤ2を通し、さらにク
サビ51を押し込むことにより取付片49とワイ
ヤ2は固定される。ワイヤ2をクサビ51によつ
て固定した取付片49は、ねじ44によつて受片
39へ取り付けられる。
さて、フレーム周長の調整は、あらかじめ長い
ワイヤを用意しておき、加工されたレンズ周長に
合わせて余分なワイヤを切断することにより、ワ
イヤ長サを適切に調整する。
なお、取付片49の穴50はストレートな丸穴
でもよいがクサビ51のテーパーを考慮したテー
パー穴であれば、ワイヤ2の固定力をさらに向上
させることができる。
このように、本実施例は、クサビ原理を用いて
いるため、大きな安定した固定力を得ることがで
きる効果を有している。
また、ワイヤは、クサビによる機械的固定であ
るため、ワイヤに故障を生じた場合でもクサビを
抜くことにより、容易にワイヤを交換することが
でき、修理性にもすぐれており、取付片及びクサ
ビは再度使用することができるため修理コスト面
にもすぐれている。
以上、第1図のC部の構造について第13図か
ら第16図の実施例を説明してきた。
最後に、加工されたレンズ周長にフレーム周長
を適切に合わせる調整能力を、ワイヤ自体が機械
的構造によらず、持つている該ワイヤを使用する
ことを特徴とした実施例を第17図から第21図
で説明する。
第17図は、本実施例のフレーム要部を示す図
で、第18図は第17図のD−D′断面図である。
リム1の両端E部、F部に、超弾性効果を有する
合金からなるワイヤ2がそれぞれ係合されてい
る。外周縁に溝5が堀られたレンズ3は、上半分
の溝5がリム1の凸部4に嵌合しレンズ下半分の
溝5が、E部とC部に係合したワイヤ2に嵌合し
て保持される。
次に、第17図において、リム1とワイヤ2の
係合部E,Fの構造を第19図、第20図の実施
例で説明する。
第19図は、第17図のE,F部を矢印イ,ロ
の方向からそれぞれ見た図であり、第20図は第
19図のハーニ断面図である。
リム1の内面には溝6及びワイヤ係合穴7が配
設されている。一方、ワイヤ2の先端は、第4図
の実施例と同じく、ワイヤ2の先端の肥大部9を
固定片12に固定している。
ワイヤ2のリム1への係合は、リムの内面側よ
り、ワイヤ係合穴7にワイヤ先端に固定された固
定片12を押し込む。さらに固定力を高めるた
め、カシメ部10が設けられている。なお、ワイ
ヤ係合穴7の底には、同芯上に、リム裏面まで貫
通した穴11を配設し、ワイヤのリムへの係合時
の案内穴として、また、ワイヤをリムから取り外
す時の抜き穴として用いる。なお、リム1とワイ
ヤ2の係合はロウ付等の単純固定にしてもかまわ
ない。
本実施例に使用した該ワイヤ2は、Ni−Ti金
属間化合物であり、成分は51at% Ni−Ti合金
からなる材料であり、直径は、φ0.2mm、長サは約
80mmであり、真空炉により700℃〜900℃に熱処理
したことにより、安定した超弾性効果を有してい
る。
第21図は、該ワイヤ2の引つ張り特性であ
り、縦軸は引つ張り荷重(Kg)G、横軸は伸び
(%)Hである。いま、伸び5%の点Iで引つ張
り荷重は2Kgとなり、応力誘起マルテンサイト変
態が開始し、変態が終了する伸び10%の点Jまで
一定の引張り荷重2Kgで伸びる。なお点J以上は
塑性変形領域である。点Iから点Jの間の任意の
点Kにおいて除荷していくと、マルテンサイト逆
変態が終了する点Mまで一定の除荷重1Kgを維持
しており、さらに点Mから除荷すると伸びは初期
原点Oに復帰する。
次に、レンズ3のフレームへの装着の仕方は、
まず、レンズ3の上半分の溝5をリム1の凸部4
に嵌合し、ワイヤ2に細いテープ52等を通した
後矢印方向、すなわち、レンズ3の外周縁までワ
イヤ2を引つ張り伸ばしながらレンズ2の下半分
の溝5に嵌合させる。
ここでワイヤ2の初期の長さは、第17図に破
線で示す如く、あらかじめレンズ3の周長より短
かくなるようリム1と係合している。
具体的には、第21図において、点Oから伸び
10%の点Jの領域において、ワイヤ2の超弾性効
果を有し、除荷後は常に点Oに復元する。本実施
例においてワイヤ2の長サは80mmであり、最大8
mmまで伸ばして使うことができる。
従つて、レンズ周長に対し、フレーム周長をワ
イヤ長さで8mmまでの範囲で短かくしておけばよ
い。
また、ワイヤ2を細いテープ52等で引つ張る
荷重は、小さく2Kgであり、しかも、伸び量8mm
まで常に一定であるため、ネジ等機械的引張り力
にたよることなく、作業者の手の力で容易に引つ
張れる荷重にも設定してある。
以上の実施例で説明したように、低荷重で超弾
性効果を有するワイヤをリムに係合し、ワイヤを
引つ張りながらレンズを装着するフレームは、次
のような効果を有している。
第1に、ワイヤの伸びを10%まで、小さな荷重
で容易に活用できるため、本考案の最大の目的で
あるレンズ加工において、レンズ周長管理に高い
精度を必要とせずにレンズを加工でき、レンズを
容易にフレームに装着できることである。
これは、フレーム製造上においても、フレーム
周長管理に高い精度を必要とせず、フレーム製作
上においても、著しく生産性を向上させる効果を
有している。
第2に、ワイヤの伸びを10%まで活用し、フレ
ーム周長を大きく変化させることができるため、
一枚のフレームで、ワイヤによつて保持されるレ
ンズ下半分の形状を一種類に限定することなく、
ユーザーの好みの玉型形状にすることができ、デ
ザイン面でも自由度が大きいという効果を有して
いる。
第3に、温度変化によつてレンズが膨張、収縮
しても、ワイヤは、レンズの周長に従つて、伸び
縮みし、しかも一定の力でレンズを保持できると
いう効果を有している。
第4に、ワイヤとリムとの係合に、取付片、受
片、ネジ等の部品を必要としないため、コスト低
減及びいつそうの軽量化がはかれると同時に、デ
ザイン上も自由度が大きくなるという効果を有し
ている。
以上の如く、本発明は、それぞれの実施例で説
明したように、加工されたレンズの周長に合わせ
て、フレームの周長を調整できるようにし、適切
なレンズ保持を可能にした眼鏡フレームを提供す
るものであり、実用上、極めて大きな効果を有し
ているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の眼鏡フレームの要部を示す
基本的構造図であり、第2図は、第1図のA−
A′断面図である。第3図から第10図は、本発
明の実施例であり、先端に係合部を形成したワイ
ヤと複数の被係合部を配設したリムからなる眼鏡
フレームの実施例を示す図である。第11図、第
12図は、本発明の実施例であり、先端に、ワイ
ヤ長さを調整する部材を係合した係合部を形成し
たワイヤと被係合部を形成したリムからなる眼鏡
フレームの実施例を示す図である。第13図から
第16図は、本発明の実施例であり、第1図のC
部の構造の実施例を示す図である。第17図から
第21図は、本発明の実施例であり、低荷重で、
超弾性効果を有するワイヤを用いる眼鏡フレーム
の実施例を示す図である。 1……リム、2……ワイヤ、3……レンズ、4
……リムの凸部、5……レンズの溝、6……リム
の溝、7,8……ワイヤ係合穴、9……ワイヤ肥
大部、10……リムのカシメ部、11……貫通し
た穴、12……固定片、13……固定片の穴、1
4……ワイヤの玉部、15,16……ワイヤ係合
穴、17,18……L字型の穴、19……リムの
カベ、20,21……割溝付固定片、22,23
……割溝付固定片の穴、24……割溝、25……
ツバ付固定片、26……固定片のツバ部、27…
…リムのサライ、28……ワイヤ先端の輪、2
9,30……ワイヤ係合穴、31,32……ワイ
ヤ引掛ピン、33……切欠、34……筒状部材、
35……筒状部材の割溝、36……リム凹部、3
7……リムの貫通穴、38……リムのカベ、39
……受片、40……取付片、41,42……取付
片の穴、43……受片のめねじ、44……ねじ、
45……取付片、46……取付片の凹部、47…
…取付片の間隙、48……肥大部、49……取付
片、50……取付片の穴、51……クサビ、52
……細いテープ、d0……ワイヤ径、d1……ワイヤ
先端の肥大部の径、d2,d3……固定片の穴径、D
……リムの穴径、d4……筒状部材の内径、d5……
筒状部材の外径、W……リムの溝巾、α……リム
と穴の角度、F……ワイヤ引張力、F′……ワイヤ
がリムから抜け出る方向の力、h……ワイヤ先端
の肥大部の厚さ、H……L字型穴深サ、k……筒
状部材の割溝巾、l……取付片の穴長サ、G……
引つ張り荷重(Kg)、H……伸び(%)、I……伸
び5%の点、J……伸び10%の点、K……点Iと
点J間の任意の点、L……マルテンサイト逆変態
が開始する点、M……マルテンサイト逆変態が終
了する点、O……初期原点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周縁に溝を配設した眼鏡レンズをワイヤを
    用いてリムに保持する眼鏡フレームにおいて、前
    記ワイヤが超弾性効果を有する合金からなり、か
    つ先端に肥大部を有しており、前記リムの少なく
    とも1個所において内面に前記ワイヤを収納する
    溝および前記ワイヤの肥大部と係合する複数の被
    係合部を有することを特徴とする眼鏡フレーム。 2 リムとワイヤの係合部において、ワイヤは、
    リムに対して、着脱可能な係合部を持つことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の眼鏡フレー
    ム。 3 リムとワイヤの係合部において、フレーム周
    長を調整できる該係合部を持つことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の眼鏡フレーム。 4 リムとワイヤの係合部の少なくとも1個所に
    おいて、先端に肥大部を設けたワイヤとワイヤ長
    さ調整用部材と内面に溝、そして表面側に凹部を
    設け、凹部の一部に内面側に通じる穴を配設した
    リムとからなり、該ワイヤと該部材が、リムの内
    面側より穴を通過し、凹部に係合することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の眼鏡フレー
    ム。 5 段付の穴を配設した取付片に、先端に肥大部
    を設けたワイヤとワイヤ長さ調整用部材を係合
    し、該取付片が、リムの一端に設けられた受片に
    係着することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の眼鏡フレーム。 6 ワイヤと該ワイヤを固定するクサビを収容す
    る穴を配設した取付片が、リムの一端に設けられ
    た受片に固着することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の眼鏡フレーム。 7 ワイヤが1〜3Kgの低荷重の引張り力で応力
    誘起テンサイト変態を生じ、超弾性効果を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の眼
    鏡フレーム。
JP56063743A 1981-04-27 1981-04-27 Spectacle frame Granted JPS57178215A (en)

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FR8207041A FR2504694A1 (fr) 1981-04-27 1982-04-23 Monture pour une paire de lunettes
US06/371,902 US4432616A (en) 1981-04-27 1982-04-26 Frame for a pair of spectacles

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