JP2006223705A - 折りたたみ式ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルで部品点数が少なく、安価で耐久性が高く、取扱性も向上した折りたたみ式ハンガーの提供。
【解決手段】係止部5における部材52に対して凹部6bを配設し、一方、アーム部4a、4bにおける胴体部2側の端部近辺に凸部を配設し、前記アーム部4a、4bを係止部5に挟持すると共に前記アーム部に配設された凸部と部材52に配設された凹部6aとを係止させることにより、アーム部を開いた状態で維持する。解除ボタン8として、係止部5における対峙する部材の一方の部材51を貫通して、もう一方の部材52に到達・固定された柱状体が設けられており、当該解除ボタン8を押すことにより、係止部5における対峙する部材51、52同士の間隔を広げる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、折りたたみ式のハンガーに関する。
現在、家庭内において衣服の収納や洗濯などに使用されているハンガーは、物干し竿等に吊り下げるためのフック部、当該フック部が取り付けられる胴体部及び当該胴体部から連続して水平方向ないし斜め下方向へ延びる二本のアーム部とからなるものが一般的である。
通常、このようなハンガーに衣服を掛けるには、二本のアーム部を衣服の袖にそれぞれ通すと共に衣服の襟刳りからフック部を突き出して物干し竿等に吊り下げることにより行われる。
ところが、このようなハンガーへの衣服の掛け方は、ボタンやファスナーなどによって前開きが可能となる衣服であれば極簡単に行うことができるが、セーターやTシャツのような前開きができない丸首やV字ネック等の衣服については、当該衣服の胴体部下方からハンガーを挿入した後に、二本のアーム部を衣服の袖にそれぞれ通すか、或いは、当該衣服の襟刳りの部分から片方のアーム部を片袖に向かって挿入し、次いで、襟刳りを引っ張って広げながら、もう一方のアーム部を残りの片袖に通すかのいずれかの手段を講じなければならない。
又、このような前開きができない丸首の衣服について、ハンガーに掛かった状態から取り外す場合には、当該衣服の胴体下方から手を突っ込んで、ハンガーを把持しつつ二本のアーム部を衣服の袖から抜き出すか、或いは、襟刳りを引っ張って広げながら、片方のアーム部を引っ張り出すかのいずれかの手段が講じられる。
ここで、衣服の胴体部下方からハンガーを着脱する手段は、衣服の胴体部下方に手を突っ込むことから、手探りの作業となる上、非常に手間がかかるものであり、普通、大多数の人は、襟刳りを広げながらハンガーを着脱する後者の手段を実践している。
しかしながら、襟刳りを引っ張って広げながらハンガーを着脱する後者の手段においては、襟刳りが広く伸びきってしまうといった問題が生ずる。
そこで、このような問題を解決すると共にハンガーへの衣服の着脱を簡単且つ迅速にするために、アーム部が折りたためるように構成した折りたたみ式のハンガーが提案されている(例えば、特許文献1〜5。)。
特開平8−252162号公報 特開平9−51842号公報 特開平10−75873号公報 特開2001−334099号公報 特開2004−167113号公報
これら特許文献1〜5に記載の折りたたみ式のハンガーは、アーム部を折りたたんだ状態のままで衣服の襟刳りから差し込むと共に袖部に挿入し、最後にアーム部を開いた状態で固定することができるから、これらの折りたたみ式のハンガーを用いれば、襟刳りを伸ばすことなく、ハンガーへの衣服の着脱が可能となる。
又、折りたたみができるということは、小さく(嵩低く)まとめることができるということであり、保存スペースが少なく済む上、携帯性も向上するのである。
しかしながら、このような便利な特性を有する製品でありながら、これらの折りたたみ式ハンガーのうち、実際に商品化されて市販されているものは驚くほど少なく、又、市販されたものであっても、殆んど需要が得られていない。
この理由としては、このような折りたたみ式のハンガーは、アーム部が折りたたみ可能となるようにするために、ギヤ、スライドシャフト、パンタグラフ構造或いはクロスリンク機構などを用いた複雑な機構を採用していることから、部品点数が多くなり、必然的に製造コストが高くなっている点を挙げることができる。
即ち、一般家庭において使用されているハンガーの実売価格は比較的安価であり、このような安価なハンガーに替えて、コスト高の折りたたみ式のハンガーを、需要者が選択して購入・使用するほどの利便性が、当該折りたたみ式のハンガーに見出せられなかったというのが実情である。
又、ハンガーのような日常的に風雨や砂、埃などにさらされて使用されるような物品において複雑な機構が採用されていると、故障や異常が頻繁に起こり易くなり、定期的なメンテナンスが必要になることから、取扱性に劣る点においても商品としての評価が高く得られなかったものと考えられる。
そこで、本発明者がこの点に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、胴体部、フック部及び2本のアーム部からなるハンガーであって、該ハンガーにおける前記アーム部の少なくとも一方は、前記胴体部に対して回動可能に枢着されてなり、前記胴体部には、前記アーム部を対峙する部材間で挟持し得る係止部が設けられてなり、前記回動可能に枢着されたアーム部における胴体部側の端部を前記係止部に挟持することにより、アーム部が開いた状態で維持されることを特徴とする本発明の折りたたみ式ハンガーを完成するに至ったのである。
即ち、本発明者は、この種折りたたみ式のハンガーにおいて、胴体部に設けた係止部にアーム部を挟持して当該アーム部を開いた状態で維持する、といった非常にシンプルな構造の係止手段を採用することにより、部品点数を少なくして、材料コスト及び製造コストを著しく減じることができる上、日常的な使用にも耐え得る耐久性の高い折りたたみ式ハンガーを構築することができるとの知見を得たのである。
そして、この折りたたみ式ハンガーは、原則として、使用者がアーム部を把持して軽く力を加えるだけで、アーム部の維持・解除がスムーズに行えるため非常に取り扱い性が良好となるとの知見も得たのである。
本発明は、上記知見に基づき完成されたものであって、シンプルな構造で部品点数が少なく、安価で耐久性が高い上、取扱性も向上した新規な折りたたみ式ハンガーを提供することを目的とする。
以上の課題を解決する手段である本発明の折りたたみ式ハンガーは、胴体部、フック部及び2本のアーム部からなるハンガーであって、該ハンガーにおける前記アーム部の少なくとも一方は、前記胴体部に対して回動可能に枢着されてなり、前記胴体部には、前記アーム部を対峙する部材間で挟持し得る係止部が設けられてなり、前記回動可能に枢着されたアーム部における胴体部側の端部を前記係止部に挟持することにより、アーム部が開いた状態で維持されることを特徴とする
以下、本発明の折りたたみ式ハンガーについて詳細に説明する。
本発明の折りたたみ式ハンガーは、「胴体部」、「フック部」及び「(2本の)アーム部」からなるが、これらの形状や素材については、ハンガーとしての使用性を著しく損なうものでなければ特に限定されるものではなく、既知の素材、例えば、木製材料、金属製材料又は高分子材料等から選ばれた少なくとも1種以上を適宜選択して、所望の形状(デザイン)に加工して用いることができるが、一般的には、安価で、しかも耐候性及び加工性に優れるプラスチックなどの高分子材料を用いることが好ましい。
そして、本発明の折りたたみ式ハンガーにおける前記アーム部の少なくとも一方は、前記胴体部に対して回動可能に枢着されてなり、一方、前記胴体部には、前記アーム部を対峙する部材間で挟持し得る係止部が設けられる。
即ち、本発明の折りたたみ式ハンガーは、前記アーム部の少なくとも一方が胴体部に対して回動可能に枢着されているから、その枢着点を軸にして、折りたたみが可能となるのであり、又、前記胴体部に、前記アーム部を対峙する部材間で挟持し得る係止部が設けられているから、当該係止部に前記アームを挟持して、前記アーム部を開いた状態で維持することができるのであり、これより、使用者が、本発明の折りたたみ式ハンガーにおけるアーム部を把持して軽く力を加えるだけで、アーム部の維持・解除をスムーズに行うことができるのである。
ここで、本発明の折りたたみ式ハンガーにおいて、当該ハンガーの胴体部に設けられる係止部の形状としては、対峙する二つの部材を有し、当該対峙する部材間でアーム部を挟持し得るものであれば特に限定されるものではないが、具体的に例えば、断面視コの字型ないしU字型などの二つの面が対峙するアーチ形状が一般的であり、又、当該係止部のアーム部に対する挟持力を向上させるために、対峙する部材に適宜段や突起を備えたり、テーパ加工を施したり、当該部材にゴムなどの摩擦力を向上させるシートを積層したりしても良い。
更に、本発明においては、係止部がアーム部を弾性的に挟持するようにすることが好ましく、言い換えれば、この係止部につき、アーム部を挟持した際に、その対峙する部材の少なくとも一方が前記アーム部を挟む方向に付勢される弾性力を付与することが好ましく、このように係止部における対峙する部材の少なくとも一方に弾性力を付与することにより、より一層アーム部に対する挟持力を向上させることができるのである。
特に、本発明においては、前記係止部に対して凹部及び/又は凸部を配設し、一方、前記回動可能に枢着されたアーム部における胴体部側の端部近辺に凸部及び/又は凹部を配設し、前記回動可能に枢着されたアーム部における胴体部側の一端を係止部に挟持すると共に前記アーム部及び係止部にそれぞれ配設された凸部と凹部とを相互に係止させることにより、アーム部を開いた状態で維持することが好ましい。
即ち、アーム部の一端を係止部に挟持すると共に前記アーム部及び係止部にそれぞれ配設された凸部と凹部とを相互に係止させることにより、より一層確実にアーム部を開いた状態で維持することができるのである。
なお、本発明の折りたたみ式ハンガーにおいて、胴体部に係止部を設ける手段としては、特に限定されるものではないが、具体的に例えば、胴体部と係止部を別々に形成した後に接着や溶接、はめ込み、その他の手段により取り付ける手段を挙げることができ、又、胴体部と係止部をプレス成型などの手段により一体的に形成する手段なども挙げることができるのであり、この際、胴体部自体を断面視コの字型ないしU字型などの対峙する面間でアーム部を挟持し得る形状に形成すれば、胴体部自体が係止部を兼ねるようにすることもできるのである。
又、本発明の折りたたみ式ハンガーにおいて、アーム部や係止部に凸部或いは凹部を設ける手段としては、特に限定されるものではないが、具体的に例えば、アーム部や胴体部を形成した後に接着や溶接、はめ込み、その他の手段により凸部を取り付ける手段や、切削・ポンチ加工その他の手段により凹部を設ける手段などを挙げることができ、又、アーム部や係止部をプレス成型などの手段により形成する際に、凸部や凹部を一体的に形成しても良い。
更に、本発明の折りたたみ式ハンガーにおいては、胴体部に対してフック部を設けるのであるが、このフック部としては、本発明の折りたたみ式ハンガーを物干し竿等につり下げ得るものであれば特に限定されるものではなく、単に物干し竿等に引っ掛かるものや弾性的に取り付くものなど、従来公知のハンガーにおいて用いられているフック部の構造・構成を適宜選択して用いれば良いのであり、又、胴体部に対して当該フック部を設ける手段としては、特に限定されるものではなく、具体的に例えば、胴体部及びフック部を別々に形成した後に接着や溶接、はめ込みその他の手段により取り付けたり、又、胴体部とフック部をプレス成型などの手段により一体的に形成したりする手段を挙げることができる。
ところで、衣服の襟刳りからハンガーを着脱するに当たっては、必ずしも両方のアーム部いずれもが折りたためるように構成する必要は無く、少なくとも片方のアームが折りたためれば十分に目的を達成することができる。
そのため、本発明の折りたたみ式ハンガーにおいては、該ハンガーにおける片方のアーム部のみを胴体部に対して回動可能に枢着し、もう一方のアームは胴体部に固定した状態にしても良いのであり、このように構成することにより、部品点数の省略による製造コストのダウン及び可動部を少なくすることによる耐久性の向上などの利点が生ずるのである。
なお、本発明の折りたたみ式ハンガーにおいて、一方のアーム部を胴体部に固定した状態にする手段としては、特に限定されるものではないが、具体的に例えば、胴体部とアーム部を別々に形成した後に接着や溶接、はめ込み、その他の手段により固定する手段を挙げることができ、又、胴体部とアーム部をプレス成型などの手段により一体的に形成する手段なども挙げることができる。
前述のように、本発明の折りたたみ式ハンガーは、使用者が、該ハンガーにおけるアーム部を把持して軽く力を加えるだけで、アーム部の維持・解除がスムーズに行えるのであるが、係止部の挟持力が強すぎたり、凸部と凹部の係止を確実にするために凸部のエッジを立たせすぎたりした場合などにおいては、アーム部の開いた状態を解除するのが困難になる場合がある。
そこで、本発明においては、アーム部の開いた状態からの解除を確実にするために、係止部における対峙する面同士の間隔を広げることができる解除ボタンを予備的に備えることが好ましい。
なお、この解除ボタンの形状・構造としては、当該ボタンを押すことにより、対峙する面の少なくとも一方が押し広げられて、面間隔を広げることができるものであれば特に限定されるものではないが、具体的に例えば、係止部における対峙する面の一方の面を貫通して、もう一方の面に到達・固定された柱状体などを挙げることができ、これは、当該柱状体の一端面を押すことにより面間隔を広げることができるように構成されたものである。
本発明は、前記構成を有し、シンプルな構造で部品点数が少なく、安価で耐久性が高い上、取扱性も向上した新規な折りたたみ式ハンガーである。
即ち、本発明の折りたたみ式ハンガーは、胴体部に設けた係止部にアーム部を挟持することにより、当該アーム部を開いた状態で維持するといった非常にシンプルな構造の係止手段を採用しているから、部品点数を少なくして、材料コスト及び製造コストを著しく減じることができる上、日常的な使用にも耐え得る耐久性の高い折りたたみ式ハンガーとなり得るのである。
又、本発明の折りたたみ式ハンガーは、原則として、使用者がアーム部を把持して軽く力を加えるだけで、アーム部の維持・解除がスムーズに行えるため非常に取り扱い性が良好となるのである。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る本発明の折りたたみ式ハンガー1を示す斜視図であり、この折りたたみ式ハンガー1は、胴体部2、フック部3及び2本のアーム部4(4a、4b)からなり、前記アーム部4(4a、4b)は、いずれも前記胴体部2に対して回動可能に枢着されている。
そして、本実施例の折りたたみ式ハンガー1においては、前記胴体部2に、前記アーム部4(4a、4b)を対峙する面(51、52)間で挟持し得る係止部5が設けられる。
即ち、本実施例の折りたたみ式ハンガー1は、前記アーム部4(4a、4b)がそれぞれ胴体部2に対して回動可能に枢着されているから、その枢着点21(21a、21b)を軸にして、折りたたみが可能となるのであり、又、前記胴体部2に、前記アーム部4(4a、4b)を対峙する部材(51、52)間で挟持し得る係止部5が設けられているから、当該係止部5に前記アーム部4(4a、4b)を挟持して、前記アーム部4(4a、4b)を開いた状態で維持することができるのであり、これより、使用者が、アーム部4(4a、4b)を把持して軽く力を加えるだけで、アーム部4(4a、4b)の維持・解除がスムーズに行うことができるのである。
図2は、本実施例に係る折りたたみ式ハンガー1における係止部5を側面視するとともに、アーム部4を透過状態で示した図であり、胴体部2に設けられた係止部5の形状を例示列挙したものである。
図2に例示列挙した係止部5は、いずれも、胴体部2の背面51と対峙する部材52を有し、当該対峙する部材(51、52)間において、アーム部4を挟持し得るものである。
即ち、図2(a)に示す係止部5は、断面視コの字型のアーチ形状を有するものであり、当該係止部5のアーム部4に対する挟持力を向上させるために、対峙する部材(51、52)の両内面にゴムシート(53、54)を積層し、係止部5とアーム部4との摩擦力を向上したものである。
又、図2(b)に示す係止部5も、断面視コの字型のアーチ形状を有するものであり、当該係止部5のアーム部4に対する挟持力を向上させるために、部材52に段55を付与したものである。
更に、図2(c)に示す係止部5は、当該係止部5のアーム部4に対する挟持力を向上させるために、部材52を部材51に向かって傾斜した状態に配置し、当該係止部5がアーム部4を弾性的に挟持できるようにしたものである。
図3は、実施例2に係る本発明の折りたたみ式ハンガー1を背面方向から示す斜視図であり、この折りたたみ式ハンガー1は、胴体部2、フック部3及び2本のアーム部4(4a、4b)からなり、前記アーム部4(4a、4b)は、いずれも前記胴体部2に対して回動可能に枢着されている。
そして、本実施例の折りたたみ式ハンガー1においては、前記胴体部2に、前記アーム部4(4a、4b)を対峙する部材(51、52)間で挟持し得る係止部5が設けられる。
即ち、本実施例の折りたたみ式ハンガー1は、前記アーム部4(4a、4b)がそれぞれ胴体部2に対して回動可能に枢着されているから、その枢着点21(21a、21b)を軸にして、折りたたみが可能となるのであり、又、前記胴体部2に、前記アーム部4(4a、4b)を対峙する部材(51、52)間で挟持し得る係止部5が設けられているから、当該係止部5に前記アーム部4(4a、4b)を挟持して、前記アーム部4(4a、4b)を開いた状態で維持することができるのであり、これより、使用者が、アーム部4(4a、4b)を把持して軽く力を加えるだけで、アーム部4(4a、4b)の維持・解除がスムーズに行うことができるのである。
特に、本実施例の折りたたみ式ハンガー1においては、前記係止部5における部材52に対して貫通孔を形成することにより凹部6(6a、6b)を配設し、一方、アーム部4(4a、4b)における胴体部2側の端部近辺に凸部7(7a、7b)を配設し、前記アーム部4(4a、4b)を係止部5に挟持すると共に前記アーム部4(4a、4b)に配設された凸部7(7a、7b)と部材52に配設された凹部6(6a、6b)とを係止させることにより、アーム部4(4a、4b)を開いた状態で維持することができるものである。
即ち、本実施例の折りたたみ式ハンガー1は、アーム部4(4a、4b)の一端を係止部5に挟持すると共に前記アーム部4及び係止部5における部材52にそれぞれ配設された凸部7と凹部6とを係止させることにより、より一層確実にアーム部4を開いた状態で維持することができるのである。
図4は、実施例3に係る本発明の折りたたみ式ハンガー1を示す斜視図であり、この折りたたみ式ハンガー1は、胴体部2、フック部3及び2本のアーム部4(4a、4b)からなり、図中右側のアーム部4aは、前記胴体部2に対して回動可能に枢着されており、一方、図中左側のアーム部4bは、胴体部2に対して一体的に固定されている。
そして、本実施例の折りたたみ式ハンガー1においては、前記胴体部2に、前記アーム部4を対峙する部材(51、52)間で挟持し得る係止部5が設けられる。
又、本実施例の折りたたみ式ハンガー1においては、前記係止部5における部材52対して凹部6を配設し、一方、アーム部4における胴体部2側の端部近辺に凸部7を配設し、前記アーム部4を係止部5に挟持すると共に前記アーム部4に配設された凸部7と部材52に配設された凹部6とを係止させることにより、アーム部4を開いた状態で維持することができるものである。
即ち、本実施例の折りたたみ式ハンガーは、アーム部4bを胴体部に対して一体的に固定した以外は、前記実施例2と同様であり、このように構成することにより、部品点数の省略による製造コストのダウン及び可動部を少なくすることによる耐久性の向上などの利点が生ずるのである。
図5は、実施例3に係る本発明の折りたたみ式ハンガー1を示す斜視図であり、この折りたたみ式ハンガー1は、胴体部2、フック部3及び2本のアーム部4(4a、4b)からなり、前記アーム部4(4a、4b)は、いずれも前記胴体部2に対して回動可能に枢着されている。
そして、本実施例の折りたたみ式ハンガー1においては、前記胴体部2に、前記アーム部4を対峙する面(51、52)間で挟持し得る係止部5が設けられる。
又、本実施例の折りたたみ式ハンガー1においては、前記係止部5における部材52に対して凹部6(6a、6b)を配設し、一方、アーム部4(4a、4b)における胴体部2側の端部近辺に凸部7(7a、7b)を配設し、前記アーム部4(4a、4b)を係止部5に挟持すると共に前記アーム部4(4a、4b)に配設された凸部7(7a、7b)と部材52に配設された凹部6(6a、6b)とを係止させることにより、アーム部4(4a、4b)を開いた状態で維持することができるものである。
特に、本実施例においては、解除ボタン8として、係止部5における対峙する部材の一方の部材51を貫通して、もう一方の部材52に到達・固定された柱状体が設けられており、図6の側面図に示すように、当該解除ボタン8を押すことにより、係止部5における対峙する部材(51、52)同士の間隔を広げることができるものである。
即ち、本実施例の折りたたみ式ハンガー1は、解除ボタン8を備えた以外は、前記実施例2と同様であり、このように構成することにより、アーム部4の開いた状態の解除を確実にすることができるのである。
なお、実際の使用においては、図7の側面図に示すように、折りたたみ式ハンガー1を屈曲させつつ解除ボタン8を押すことになり、より一層容易にアーム部4の開いた状態を解除することが可能になるのである。
図1は、実施例1に係る本発明の折りたたみ式ハンガーを示す斜視図である。 図2は、実施例1に係る本発明の折りたたみ式ハンガーにおける係止部の形状を例示列挙した断面図である。 図3は、実施例2に係る本発明の折りたたみ式ハンガーを示す斜視図である。 図4は、実施例3に係る本発明の折りたたみ式ハンガーを示す斜視図である。 図5は、実施例4に係る本発明の折りたたみ式ハンガーを示す斜視図である。 図6は、実施例4に係る本発明の折りたたみ式ハンガーにおける解除ボタンの動作状態を示す断面図である。 図7は、実施例4に係る本発明の折りたたみ式ハンガーにおける解除ボタンの使用状態を示す断面図である。
符号の説明
1 折りたたみ式ハンガー
2 胴体部
3 フック部
4 アーム部
5 係止部
6 凹部
7 凸部
8 解除ボタン

Claims (5)

  1. 胴体部、フック部及び2本のアーム部からなるハンガーであって、該ハンガーにおける前記アーム部の少なくとも一方を前記胴体部に対して回動可能に枢着し、前記胴体部には、前記アーム部を対峙する部材間で挟持し得る係止部を設け、前記回動可能に枢着されたアーム部における胴体部側の一端を前記係止部に挟持することにより、前記アーム部を開いた状態で維持することを特徴とする折りたたみ式ハンガー。
  2. 係止部が、弾性的にアーム部を挟持する請求項1に記載の折りたたみ式ハンガー。
  3. 係止部に凹部及び/又は凸部を配設し、一方、アーム部における胴体部側の端部近辺には凸部及び/又は凹部を配設し、前記アーム部及び前記係止部にそれぞれ配設された凸部と凹部とを相互に係止することにより、アーム部を開いた状態で維持する請求項1又は2に記載の折りたたみ式ハンガー。
  4. 片方のアーム部のみを胴体部に対して回動可能に枢着してなる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の折りたたみ式ハンガー。
  5. 係止部における対峙する部材同士の間隔を広げることにより、アーム部の開いた状態を解除することができる解除ボタンを更に備えた請求項1ないし5のいずれか1項に記載の折りたたみ式ハンガー。
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