JP3839427B2 - ピンチ - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯物等の干し物や、箪笥等に収納する衣類に使用するハンガー類に用いるピンチや、書類を綴じるクリップ類や、ベルトのバックル類など、多様なピンチ状物に関するものである。
各種ハンガー類に用いられているピンチは、洗濯鋏など呼ばれ、一般に、親指と他の指とで端部を押圧することにより、先端の挟持部を開く構成をしている。
このような従来のピンチは、衣類を挟持する2つの部材と、それらの枢支部に巻回されたばねとを備えている。
そのばねには、挟持された衣類の重量に耐えられる挟持力を生成する必要があるので、復元力の大きなものを使用している。
そのため、使用に当たって、寒さで手がかじかんでいるときや、力の弱い子供等においては、指に負担がかかり難儀をすることがある。
そこで、本出願人は、弱い力でも容易に取り外しができ、挟持された衣類が外れることのないようにしたピンチを、衣類の自重を利用する形態で、
実用新案登録第3060791号にて開示している。 しかし、衣類など挟む物品の様々な厚みに対応することは、十全とは言い難かった。
そこで、本発明は、操作性よく弱い力でも容易に着脱でき、挟持された多様な厚みの物品が安定して保持できるピンチを提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明のピンチは、主挟持部材と、副挟持部材と、それらの各枢支部に設置された弾性体とを備え、その弾性体の復元力によって、主挟持部材及び副挟持部材の各挟持部が当接することで物品を挟持するピンチであって、主挟持部材の下部が、少なくとも下に開口した形状であり、その開口形状を形成する部位として、少なくとも下端側の2部位の挟持部及び枢支部とを有し、その主挟持部材の枢支部には、副挟持部材の枢支部が、弾性体を介して、副挟持部材を回動可能に枢支され、弾性体の復元時には、副挟持部材の挟持部が、主挟持部材の挟持部に当接される構成において、副挟持部材の挟持部が、枢支部の枢支点を中心としての径が異なる大径部と小径部とを備え、大径部においては比較的薄手の物品の挟持に供し、小径部においては比較的厚手の物品の挟持に供することを特徴とする。
ここで、挟持部に突起を設け、その突起の粗密度を、大径部より小径部の方で粗くして、薄手の物品の安定した挟持に寄与させてもよい。
また、副挟持部材に、ピンチの開閉に寄与する把持部を設け、その把持部の端部を、弾性体の復元時には下方に配向する形状形態にして、ピンチの開閉の操作性向上に寄与させてもよい。
本発明によると、まず、下向きに開口した形状の主挟持部材の内に物品を挟持するので、弱いばねを用いても、物品の自重によって副挟持部材が回動するので、物品を確実に挟持できる。
そして、副挟持部材の挟持部が、径の異なる大径部と小径部とを備えるので、薄手の物品にも厚手の物品にも円滑に対応する。特に、把持部に設けた突起の粗密度を大径部の方で密にしたので、薄手の物品を安定した挟持できる。
また、副挟持部材に設けた把持部の端部を、下方に向けて配向したので、操作性よくピンチを開閉できる。
このように、本発明によると、操作性よく弱い力でも容易に着脱でき、挟持された多様な厚みの物品を安定して保持できる。
以下に、本発明の実施形態を図面を基に説明する。
ここでは、好適実施例として、ハンガーとベルトのバックルに用いるピンチを例示して説述するが、本発明は、主挟持部材と、副挟持部材と、それらの各枢支部に設置された弾性体とを備え、その弾性体の復元力によって、主挟持部材及び副挟持部材の各挟持部が当接することで物品を挟持するピンチ一般に適用可能であり、例えば、書類を綴じるクリップなどにも利用できる。
図1は、ハンガーの正面説明図であり、図2は、本発明によるピンチの要部を示す側面図である。図3は、本発明によるピンチ(A)を、ベルト(C)のバックルに用いた別実施例を示す側面断面図である。
ピンチ(A)は、例えばハンガー(B)に、挟持部分を下方に向けて配設される。
ピンチ(A)は、主挟持部材(10)と、副挟持部材(20)と、それらの各枢支部(11)(21)に設置されたばね等の弾性体(30)とを備え、その弾性体(30)の復元力によって、主挟持部材(10)及び副挟持部材(20)の各挟持部(12)(22)が当接することで物品を挟持することを基本とする。
主挟持部材(10)の下部は、下に開口した略U字形状であり、その略U字形状を形成する部位は、中央側の根部(13)と、下端側の2部位の挟持部(12)の近傍一帯と、枢支部(11)の近傍一帯とに大別できる。
主挟持部材(10)の枢支部(11)には、副挟持部材(20)の枢支部(21)が、弾性体(30)を介して、副挟持部材(20)を回動可能に枢支する。 弾性体(30)の復元時には、図示のように、副挟持部材(20)の挟持部(22)が、主挟持部材(10)の挟持部(12)に当接する。
ここで、副挟持部材(20)の挟持部(22)が、枢支部(21)の枢支点を中心としての径が異なる大径部(22a)と小径部(22b)とを備える。
大径部(22a)と小径部(22b)は明確に峻別される構成をとる必要なく、径が漸次変化していく構成でもよい。
そのような構成をとる副挟持部材(20)の形状としては、図示のように、枢支部(21)の枢支点を中心とした円盤の一部を適宜切り欠いたものが利用できる。
すると、径の僅かな差異によって、大径部(22a)においては、比較的薄手の物品を挟持に、小径部(22b)においては、比較的厚手の物品の挟持に供する。
副挟持部材(20)の挟持部(22)は、図示のような突起などの凹凸形状を施すことが有用である。
そして、その突起の粗密度を、大径部(22a)より小径部(22b)の方で粗くすると、薄手の物品にたいする摩擦が増加するので、その安定した挟持に寄与する。
副挟持部材(20)には、ピンチ(A)の開閉に寄与する把持部(23)を、その端部が、弾性体(30)の復元時には下方に配向する形状形態で設ける。
すると、ピンチ(A)の開閉には、把持部(23)を下方へ回動させる簡易な操作性で行うことができる。
このようなピンチ(A)に、例えば衣類を吊り下げる場合には、主挟持部材(10)の側部等に対して、副挟持部材(20)の把持部(23)を下方へ回動させて、挟持部(12)(22)同士の当接を解除する。枢支部(11)(21)に巻回するばね(30)は、従来のばねの復元力の1/3程度の強さですむので、強い力を必要としない。
一旦挟持された衣類は、その自重により、挟持部(12)(22)を下方へ回動させる向きに力を加えて、大径部(22a)と小径部(22b)の突起等を食い込ませるように作用するので、弱いばね(30)の復元力でありながら、強く保持することができる。
なお、以上では、主挟持部材(10)の形状を下に開口した略U字形状としたが、根部(13)を除いて上にも開口させたり、根部(13)の一部に開口を施してもよい。
本発明のピンチは、洗濯物等の干し物や、箪笥等に収納する衣類に使用するハンガー類に用いるピンチをはじめ、書類を綴じるクリップ類や、ベルトのバックル類など、多様なピンチ状物に適用でき、産業上利用価値が高い。
ハンガーの正面説明図 ピンチの要部を示す側面図 ベルトの側面断面図
符号の説明
10 主挟持部材
11 枢支部
12 挟持部
20 副挟持部材
21 枢支部
22 挟持部
23 把持部

Claims (2)

  1. 主挟持部材と、副挟持部材と、それらの各枢支部に設置された弾性体とを備え、その弾性体の復元力によって、主挟持部材及び副挟持部材の各挟持部が当接することで物品を挟持するピンチであって、
    主挟持部材の下部が、少なくとも下に開口した形状であり、その開口形状を形成する部位として、少なくとも下端側の挟持部と枢支部との2部位を有し、
    その主挟持部材の枢支部には、副挟持部材の枢支部が、弾性体を介して、副挟持部材を回動可能に枢支され、弾性体の復元時には、副挟持部材の挟持部が、主挟持部材の挟持部に当接される構成において、
    副挟持部材の挟持部、枢支部の枢支点を中心としての径が異なる大径部と小径部とを備え、
    前記副挟持部材の挟持部は突起を有し、その突起の粗密度は、前記大径部より前記小径部の方が粗く、前記大径部においては比較的薄手の物品の挟持に供し、前記小径部においては比較的厚手の物品の挟持に供する
    ことを特徴とするピンチ。
  2. 前記副挟持部材が、ピンチの開閉に寄与する把持部を備え、その把持部の端部が、弾性体の復元時には下方に配向する請求項に記載のピンチ。
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