JP2015010873A - 温度測定装置及び温度測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストレージ装置の周囲温度測定の精度を向上させることができる温度測定装置を提供する。
【解決手段】温度測定装置20は、発熱部品6の温度を測定する第1の温度センサ7から第1の温度値を、周辺温度を測定する第2の温度センサ8から第2の温度値を、それぞれ読み出す読み取り部と、経過時間と第1及び第2の温度値とから補正値を算出する算出部と、算出部が算出した補正値を用いて第2の温度値を補正して補正後の周辺温度を算出する補正部とをそなえる。
【選択図】図1

Description

本件は、温度測定装置及び温度測定方法に関する。
ストレージ装置には、冷却用ファンの制御などを目的として、周辺温度を測定するための温度センサが、例えば、システム状態の表示用のLEDやスイッチ等を搭載したパネル基板上にそなえられている。
図11に、従来のストレージ装置101のハードウェア構成を示す。
ストレージ装置101は、筐体102をそなえる。
ストレージ装置101は、筐体102の内部に、ミッドプレーン基板(以下、MPとも呼ぶ)104、コントローラモジュール(CM)103−1,103−2をそなえ、筐体102の外部にパネル基板105をそなえる。
MP104は、両面に複数のコネクタをそなた回路基板であり、コネクタに挿入される回路基板を相互接続し、ストレージ装置101のバックボーンとして機能する。本例では、MP104には、後述するCM103−1,103−2や不図示のHard Disk Drive(HDD)、不図示の電源等が搭載される。さらに、MP104は、後述する温度センサ素子109及びInter-Integrated Circuit(IC)(登録商標)バス112もそなえる。
CM103−1,103−2は、例えば、不図示のサーバ装置からの要求に応じて、不図示のHDDに対するデータの書き込みおよび読み出しを制御する。
CM103−1は、エキスパンダチップ(EXP)110−1、Central Processing Unit(CPU)113−1、及びメモリ114−1をそなえる。CM103−2は、EXP110−2、CPU113−2、及びメモリ114−2をそなえる。
EXP110−1,110−2は、CM103−1,103−2と外部の装置との間で入出力を行なうためのチップである。
CPU113−1,113−2は、後述するメモリ114−1,114−2等に格納されているプログラムを実行することにより、各種処理を実行する処理装置である。CPU113−1,113−2としては、公知のCPUを用いることができる。
メモリ114−1,114−2は、CPU113−1,113−2が実行するプログラムや種々のデータや、CPU113−1,113−2の動作により得られたデータ等を格納する。メモリ114−1,114−2としては、例えば、Random Access Memory(RAM)、Read Only Memory(ROM)など、既存の種々のメモリを使用することができる。又、複数種類のメモリをそなえていてもよい。
パネル基板105は、ストレージ装置101の通電状態や動作状態(パワーオン、フォールト、キャッシュなど)を示すLight-Emitting Diode(LED)106をそなえる。又、パネル基板105は、ストレージ装置101の周囲温度を監視するための温度センサ107もそなえる。
温度センサ107としては、例えば、トランジスタを用いることができる。
温度センサ107は、MP104上の温度センサ素子109と結線115を介して接続されている。温度センサ素子109は、ICバス112を介して、EXP10−1,10−2に接続されている。
EXP110−1,110−2は、温度センサ素子109にアクセスして、温度センサ107によって測定された温度の値を、温度センサ素子109経由で読み出すことができる。
温度センサ素子109は、温度センサ107との間で温度データを入出力するためのインタフェースをそなえる。温度センサ素子109は、温度補正用のレジスタをそなえてもよい。
特開2006−184129号公報
上記の構成においては、パネル基板105上のLED106が、点灯により熱を発する。
このため、LED106から発生した熱が周辺温度測定用の温度センサ107によって拾われ、その結果、正しい周辺温度よりも高い温度が周辺温度として検出されてしまう。
このため、従来、LED106の周囲温度への影響を低減するために、周囲温度センサ107の読み取り温度T2に対して、時間に応じて決まる補正値(以下、オフセット値とも呼ぶ)Ttを適用する方式が採用されている。
詳細には、ストレージ装置101のパワーオン(P−ON)からの経過時間と補正値との関係を表わす温度補正テーブルを使用する。このような温度補正テーブルの例を図12に示す。
ストレージ装置101のパワーオン(P−ON)からの経過時間から、例えば図12に示すようなテーブル値(補正値)Ttを求め、このTtを、温度センサ107が検出した温度T2から減算する。
すなわち、補正後の周囲温度Tcは、下記式1
Tc=T2−Tt (式1)
により求めることができる。これによりLED106からの熱を減算することができる。
なお、図12に示した温度補正テーブルは、試験の実測値に基づいて作成され、工場出荷時にストレージ装置101に記憶されている。
図13に、従来手法における温度測定処理を示す。
ステップS101において、ストレージ装置101のパワーオンからの経過時間t(例えば、秒)のカウントを開始する。
ステップS102において、温度センサ107から周辺温度T2を読み取る。
次に、ステップS103において、装置パワーオンからの経過時間tに基づいて、温度補正テーブルから、補正に使用する補正値Ttを求める。
ステップS104において、ステップS102で読み取ったT2から、ステップS3で求めた補正値Ttを減算して補正後の周囲温度を算出する。
しかし、上記方法には、以下のような課題が存在する。
この温度補正テーブルは、ある特定の温度環境下で試験を実施して作成する。
したがって、試験の温度条件から外れた条件下では、周辺温度の補正精度が低くなることがある。
又、一定の環境条件における補正値であるので、例えば、ファン等で空冷している箇所と冷却されていない箇所とで、補正の精度が変わってしまう。
このため、周辺温度が、実際には動作環境として適切な温度であるにも関わらず、周辺温度が異常温度であるとして誤って検知されてしまうという事態が発生する。
1つの側面では、本発明は、周囲温度測定の精度を向上させることを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
このため、本開示の温度測定装置は、発熱部品の温度を測定する第1の温度センサから第1の温度値を、周辺温度を測定する第2の温度センサから第2の温度値を、それぞれ読み出す読み取り部と、経過時間と前記第1及び第2の温度値とから補正値を算出する算出部と、前記算出部が算出した前記補正値を用いて前記第2の温度値を補正して補正後の周辺温度を算出する補正部と、をそなえる。
又、本開示の温度測定方法は、発熱部品の温度を測定する第1の温度センサから第1の温度値を、周辺温度を測定する第2の温度センサから第2の温度値を、それぞれ読み出し、経過時間と前記第1及び第2の温度値とから補正値を算出し、前記算出した前記補正値を用いて前記第2の温度値を補正して補正後の周辺温度を算出する。
本発明によれば、周囲温度測定の精度を向上させることができる。
第1実施形態の一例としてのストレージ装置のハードウェア構成を示す模式図である。 第1実施形態の一例としてのストレージ装置のハードウェア構成を示す一部透視斜視図である。 第1実施形態の一例としてのストレージ装置のパネル基板を示す模式図である。 第1実施形態の一例としてのストレージ装置のパネル基板を示す斜視図である。 第1実施形態の一例としてのストレージ装置における、発熱部品温度T1、未補正周囲温度T2及び補正値Toと時間との関係を示すグラフである。 第1実施形態の一例としてのストレージ装置の温度測定部の機能構成を示す図である。 第1実施形態の一例としてのストレージ装置における温度測定処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の一例としてのストレージ装置の温度測定部の機能構成を示す図である。 第2実施形態の一例としてのストレージ装置における温度センサの故障判定の原理を例示するグラフである。 第2実施形態の一例としてのストレージ装置における温度測定処理を示すフローチャートである。 従来のストレージ装置のハードウェア構成を示す模式図である。 従来のストレージ装置で使用される温度補正テーブルを示す図である。 従来のストレージ装置における温度測定処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本実施形態の一例を説明する。
(A)第1実施形態
まず、第1実施形態の一例としてのストレージ装置1の構成について説明する。
図1は、第1実施形態の一例としてのストレージ装置1のハードウェア構成を示す模式図である。図2は、本ストレージ装置1のハードウェア構成を示す一部透視斜視図である。
図1,2に示すように、ストレージ装置1は、ストレージ装置1の各種部品を収容する筐体2をそなえる。
ストレージ装置1は、筐体2の内部に、ミッドプレーン基板(以下、MPとも呼ぶ)4、コントローラモジュール(CM)3−1,3−2をそなえ、筐体2の外部にパネル基板5をそなえる。図2は、筐体2を透過的に表示して、筐体2の内部に収容されている部品間の位置関係を図示している。
MP4は、両面に複数のコネクタをそなた回路基板であり、コネクタに挿入される回路基板を相互接続し、ストレージ装置1のバックボーンとして機能する。本例では、MP4には、後述するCM3−1,3−2や不図示のHDD、不図示の電源等が搭載される。さらに、MP4は、後述する温度センサ素子9−1,9−2及びICバス12もそなえる。
CM3−1,3−2は、例えば、不図示のサーバ装置からの要求に応じて、不図示のHDDに対するデータの書き込みおよび読み出しを制御する。
CM3−1は、エキスパンダチップ(EXP)10−1、CPU13−1、及びメモリ14−1をそなえる。CM3−2は、EXP10−2、CPU13−2、及びメモリ14−2をそなえる。
EXP10−1,10−2は、CM3−1,3−2と外部の装置との間で入出力を行なうためのチップである。
CPU13−1,13−2は、後述するメモリ14−1,14−2等に格納されているプログラムを実行することにより、各種処理を実行する処理装置である。CPU13−1,13−2は、プログラムを実行することにより後述する温度測定部(温度測定装置)20として機能する。CPU13−1,13−2としては、公知のCPUを用いることができる。
メモリ14−1,14−2は、CPU13−1,13−2が実行するプログラムや種々のデータや、CPU13−1,13−2の動作により得られたデータ等を格納する。メモリ14−1,14−2としては、例えば、RAM、ROMなど、既存の種々のメモリを使用することができる。又、複数種類のメモリをそなえていてもよい。
温度センサ素子9−1,9−2は、それぞれ、温度センサ7,8との間で温度データを入出力するためのインタフェースをそなえる。温度センサ素子9−1,9−2は、温度補正用のレジスタをそなえてもよい。以下、温度センサ素子を示す符号としては、複数の温度センサ素子のうち1つを特定する必要があるときには符号9−1,9−2を用いるが、任意の温度センサ素子を指すときには符号9を用いる。
なお、以下、CMを示す符号としては、複数のCMのうち1つを特定する必要があるときには符号CM3−1,3−2を用いるが、任意のCMを指すときには符号3を用いる。
又、EXP10−1,10−2は、互いにほぼ同様の構成及び機能をそなえる。以下、EXPを示す符号としては、複数のEXPのうち1つを特定する必要があるときには符号10−1,10−2を用いるが、任意のEXPを指すときには符号10を用いる。
さらに、CPU13−1,13−2は、互いにほぼ同様の構成及び機能をそなえる。以下、CPUを示す符号としては、複数のCPUのうち1つを特定する必要があるときには符号13−1,13−2を用いるが、任意のCPUを指すときには符号13を用いる。
又、メモリ14−1,14−2は、互いにほぼ同様の構成及び機能をそなえる。以下、メモリを示す符号としては、複数のメモリのうち1つを特定する必要があるときには符号14−1,14−2を用いるが、任意のメモリを指すときには符号14を用いる。
図3は、第1実施形態の一例としてのストレージ装置1のパネル基板5を示す模式図であり、図4は、パネル基板5を示す斜視図である。
パネル基板5は、プリント基板16(図4参照)の上に、ストレージ装置1の通電状態や動作状態(パワーオン、フォールト、キャッシュなど)を示すLED6をそなえる。又、パネル基板5は、ストレージ装置1の周囲温度T2(以下、T2を未補正周囲温度とも呼ぶ)を監視するための第1の温度センサ7をそなえる。さらに、パネル基板5の裏面のLED6の略真裏には、LED6の温度(発熱部品温度)T1を監視するために、不図示の第2の温度センサ8が設けられている。
温度センサ7と温度センサ8とはほぼ同様の構成及び機能をそなえる。温度センサ7,8としては、例えば、トランジスタ温度センサを用いることができる。
第1の温度センサ7は、MP4上の温度センサ素子9と結線15を介して接続されている。温度センサ素子9は、ICバス12を介して、EXP10−1,10−2に接続されている。
EXP10−1,10−2は、温度センサ素子9−1,9−2にアクセスして、それぞれ、温度センサ8,7によって測定された温度の値を、温度センサ素子9−1,9−2経由で読み出すことができる。
又、図3に示すように、パネル基板5には、表示用のLED6の他に、スイッチ17(図4では簡潔を期するために不図示)も設けられている。
ここで、発熱をするLED6が第1の温度センサ7の温度読み取り値に寄与する要因として、プリント基板16を経由する熱伝導、熱放射(輻射)、及び個体面(ここではLED6本体)から流体への熱伝達(対流)の3つの要因が挙げられる。
これら3つの要因のうち最も支配的な要因は、プリント基板16を経由する熱伝導である。
プリント基板16は、元々、LED6などの発熱部品に対する放熱板としての機能も有しており、等価熱伝導率が高い。以下、LED6などの発熱部品を総称して、発熱部品6とも呼ぶことがある。
そこで、本第1実施形態の一例としての温度測定部20は、プリント基板16を経由する熱伝導を考慮する。
ここで、プリント基板16を経由する熱伝導による熱量を考える。
プリント基板16の等価熱伝導率をk(W/m・K)とする。図4に示すようにLED6から第1の温度センサ7までの距離をL(m)、この距離Lに直交する方向におけるプリント基板16の断面積をS(m)、第1の温度センサ7の検出温度(未補正の周辺温度)をT2(K)、LED6の表面温度(以下、発熱部品温度とも呼ぶ)をT1(K)とする。このとき、時間t(秒)にLED6から第1の温度センサ7へ遷移した熱量Q(J)は、以下の式2
Figure 2015010873
により近似的に表わすことができる。
上記の式は、遷移する熱量Qは、断面積Sに比例し距離Lに反比例することを意味する。
次に、LED6による熱源の影響による第1の温度センサ7の単位時間あたりの温度上昇値をΔT(K)、第1の温度センサ7本体の質量をm(kg)、第1の温度センサ7本体の等価比熱をc(J・kg−1・K−1)とする。このとき、第1の温度センサ7が単位時間に外から受ける熱量Q′(J)は、下記式3
Q′=mcΔT (式3)
で表される。
この場合、LED6から第1の温度センサ7に遷移した熱量は、第1の温度センサ7が外から受ける熱量となるので、
Q=Q′ (式4)
となる。
すなわち、第1の温度センサ7の温度上昇値Tは、単位時間当りの温度上昇時間ΔTの和になるので、
Figure 2015010873
となる。
つまり、上記式5は、補正値(以下、オフセット値とも呼ぶ)Toが、装置パワーオンからの時間t(秒)、第1の温度センサ7の検出温度T2、発熱部品温度T1、及び固定のパラメータ値、kS/mcLの関係で表すことができることを意味する。
この式による温度上昇値Tと時間tとの関係をグラフに表わすと、一般に、図5に示すグラフのようになる。
図5は、第1実施形態の一例としてのストレージ装置1における発熱部品温度T1、未補正周囲温度T2及び補正値Toと時間との関係を示すグラフである。
図5に示すように、パワーオン直後は、第2のセンサ8が検出する発熱部品温度T1と、第1の温度センサ7が検出する未補正周囲温度T1とは、ほぼ同じ値となる。
その後、LED6の温度が上昇し、第1の温度センサ7が検出する未補正周囲温度T2との温度差が大きくなり、T1>>T2となる。
やがて、LED6の発熱が第1の温度センサ7に伝わり、LED6の温度(発熱部品温度)T2と第1の温度センサ7が検出する未補正周囲温度T2とが近づいてT1≒T2となり、最終的に補正値Toはほぼ一定値に落ち着く。
補正後の周辺温度値Tcは、第1の温度センサ7の検出温度から、式5を用いて算出した補正値(オフセット値)Toを引いた値として算出することができる。すなわち下記式6
Tc=T2−To (式6)
により求めることができる。
図6は、第1実施形態の一例としてのストレージ装置1の温度測定部20の機能構成を示す図である。
温度測定部20は、タイマー部21、温度読み取り部(読み取り部)22、オフセット値算出部(算出部)23、及び温度補正部(補正部)24をそなえる。
タイマー部21は、ストレージ装置1のパワーオンからの経過時間をカウントする。
温度読み取り部22は、EXP10及びICバス12を介して、第1の温度センサ7と第2の温度センサ8とから温度の読み取り値を、それぞれ、T1及びT2として読み出す。
オフセット値算出部23は、温度読み取り部22が読み出したT1及びT2から前述の式5を用いてオフセット値Toを算出する。
温度補正部24は、温度読み取り部22が読み出したT2から、オフセット値算出部23が算出したオフセット値Toを減算して、補正後の周辺温度値Tcを算出する。なお、T2からオフセット値Toを減算することを「補正」と呼ぶ。
次に、本ストレージ装置1における温度測定処理を説明する。
図7は、第1実施形態の一例としてのストレージ装置1における温度測定処理を示すフローチャートである。
ステップS1において、温度測定部21のタイマー部21が、ストレージ装置1のパワーオンからの経過時間t(例えば、秒)のカウントを開始する。
ステップS2において、温度測定部21の温度読み取り部22が、第1の温度センサ7及び第2のセンサ8からT2及びT1をそれぞれ読み取る。
次に、ステップS3において、オフセット値算出部23が、ステップS3で温度読み取り部22が読み出したT1及びT2から、前述の式5を用いてオフセット値Toを算出する。
ステップS4において、温度補正部24が、ステップS2で温度読み取り部22が読み取ったT2から、ステップS3でオフセット値算出部23が求めた補正値Toを減算して、補正後の周囲温度Toを算出する。
このように、本第1実施形態としての温度測定部20は、第1の温度センサ7の読み取り値と発熱部品用の温度センサ8の読み取り値と経過時間とから補正に用いるオフセット値Toを算出する。このため、従来の温度補正テーブルを用いた温度補正方法と比べて、発熱部品の温度上昇の影響を加味して、オフセット値Toをより正確に決定することができるため、精度の高い周囲温度の測定を行なうことができる。
したがって、2つの温度センサ7,8の温度読み取り値からオフセット値Toを決定するため、例えばファンで空冷する環境などにおいても、オフセット値Toをより正確に求めることができ、より正確な周囲温度測定が可能となる。
(B)第2実施形態
前述のように、ストレージ装置は、一般に、仕様に、その動作環境として周辺温度を定義している。そして、動作時には、ストレージ装置の温度センサが、この動作環境仕様に規定された周辺温度を超えることのないよう、周囲温度を監視している。
しかし、温度センサが故障した場合、温度センサの故障を、ソフトウェアやファームウェア等で安易に検出することができない。
温度センサが故障した場合、本来の検出温度よりプラス側に温度を検知する、或いは、本来の検出温度よりマイナス側に温度を検知するというケースが想定される。
図11に示した従来の構成においては、温度センサ107の読み取り値T2が異常な値であっても、温度センサ107自体に問題があるかどうかを判定することができなかった。
そこで、本第2実施形態の一例としてのストレージ装置1においては、温度センサ7,8の故障を検知する機能をさらにそなえる。
このため、第2実施形態の一例としてのストレージ装置1は、図1に示した温度測定部20に代えて温度測定部30をそなえる。
なお、第2実施形態の一例としてのストレージ装置1のその他の構成は、図1〜4に図示した第1実施形態の一例としてのストレージ装置1と同様であるため、その説明及び図示を省略する。
図8は、第2実施形態の一例としてのストレージ装置1の温度測定部30の機能構成を示す図である。
温度測定部30は、タイマー部21、温度読み取り部22、オフセット値算出部23、温度補正部24、及び故障判定部31をそなえる。すなわち、第2実施形態の一例としてのストレージ装置1は、第1実施形態の温度測定部20に加えて故障判定部31をそなえる。
タイマー部21は、ストレージ装置1のパワーオンからの経過時間をカウントする。
温度読み取り部22は、EXP10及びICバス12を介して、第1の温度センサ7と第2の温度センサ8とから温度の読み取り値を、それぞれ、T1及びT2として読み出す。
オフセット値算出部23は、温度読み取り部22が読み出したT1及びT2から前述の式5を用いてオフセット値Toを算出する。
温度補正部24は、温度読み取り部22が読み出したT2から、オフセット値算出部23が算出したオフセット値Toを減算して、補正後の周辺温度値Tcを算出する。
故障判定部31は、温度読み取り部22が読み出したT1及びT2から、温度センサ7,8の故障の有無を判定する。
故障判定部31による温度センサ7,8の故障判定の原理について図9を参照して説明する
図9は、第2実施形態の一例としてのストレージ装置1における温度センサ7,8の故障判定の原理を例示するグラフである。
T1及びT2はそれぞれ温度期待値を有しており、T1とT2とが、(a)T1はT2の値より下回らず、かつ、(b)T2はT1から所定の差分(T0)を超えない、という2つの関係を満たす。
この2つの関係を満たす領域が、図9に斜め左下に向かう帯状の領域(正常動作エリア)として図示される。一方、この正常動作エリアから外れる領域としては、T2がT1を超えるエリア(T2>T1)と、T1−T2が所定の差分(T0)を超えるエリアとがある。
つまり、温度読み取り部22が読み出したT1及びT2が、図9の正常動作エリアにある場合、故障判定部31は、温度センサ7,8が正常に動作していると判定する。一方、T1及びT2が正常動作エリアから外れている場合、故障判定部31は温度センサ7,8の少なくとも一方が故障していると判定する。ただし、誤検出を防止するために、故障判定部31は、所定回数(例えば10回)以上、連続して正常動作エリアから外れた場合にのみ、温度センサ7,8の少なくとも一方が故障していると判定する。
なお、T1−T2の差分値T0は、以下のように求められる。
発熱部品(例えばLED)6の消費電力W(=Q/t)とすると、消費電力分の熱量がすべて温度センサ7,8に移動した場合に、T1とT2との差分T0、すなわちT1−T2が最大値をとると考えることができるので、式2から、
Figure 2015010873
となる。このT0は、例えば、ストレージ装置1の工場出荷前に、予めストレージ装置1に設定される。
図10は、第2実施形態の一例としてのストレージ装置1における温度測定処理を示すフローチャートである。
ステップS11において、温度測定部21のタイマー部21が、ストレージ装置1のパワーオンからの経過時間t(例えば、秒)のカウントを開始する。
ステップS12において、温度測定部21の温度読み取り部22が、第1の温度センサ7及び第2のセンサ8からT2及びT1をそれぞれ読み取る。
次に、ステップS13において、タイマー部21は、ストレージ装置1のパワーオンからの経過時間tが所定時間以上であるかどうかを判定する。この所定時間は、例えば、テストなどを実施して事前に決定され、ストレージ装置1の工場出荷時に設定され、後からユーザ等が変更することが可能でもよい。
パワーオンからの経過時間tが所定時間未満の場合(ステップS13のNOルート参照)、故障の判定を実施しても正確な判定結果が得られないため、処理が後述する温度センサ7,8の故障判定処理をスキップして、ステップS16に進む。
一方、パワーオンからの経過時間tが所定時間以上の場合(ステップS13のYESルート参照)、ステップS14に進む。ステップS14において、故障判定部31が、図9のグラフを用いて、ステップS16で温度読み取り部22が読み出したT1及びT2に基づいて温度センサ7,8の故障判定を実施する。詳細には、故障判定部31は、T1とT2とが、T1はT2の値より下回らず、かつ、T2はT1から所定の差分(T0)を超えない、という条件を満たすかどうかを判定する。
なお、ここでは、誤検出を防止するために、故障判定部31は、前述の条件を連続して所定回数(例えば10回)以上満たさなかった場合にのみ、温度センサ7,8の故障条件が成立していると判定する。なお、この所定回数は、ストレージ装置1の工場出荷時に設定され、後からユーザ等が変更することが可能でもよい。
温度センサ7,8の故障条件が成立する場合(ステップS14の「該当」ルート参照)、ステップS15において、故障判定部31は、温度センサ7,8の少なくとも一方が故障していると判定し、例えば、システム管理者等にアラームを通知する。
温度センサ7,8の故障条件が成立しない場合(ステップS14の「該当せず」ルート参照)、処理はステップS16に進む。ステップS16において、オフセット値算出部23が、ステップS12で温度読み取り部22が読み出したT1及びT2から、前述の式5を用いてオフセット値Toを算出する。
ステップS17において、温度補正部24が、ステップS12で温度読み取り部22が読み取ったT2から、ステップS16でオフセット値算出部23が求めた補正値Toを減算して、補正後の周囲温度Toを算出する。
上記のように、第2実施形態の一例としての温度測定部30によれば、第1実施形態の一例としての温度測定部20に加えて、温度センサ7,8の故障を判定する故障判定部31をそなえる。これにより、第2実施形態の一例としての温度測定部30は、前述の第1実施形態の一例としての温度測定部20の効果に加えて、温度センサ7,8の故障を適切に判断することができるという効果を奏する。これにより、不要な装置交換を回避及び/又は低減することができる。
(C)その他
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
例えば、上記第1及び第2実施形態の一例においては発熱部品の例としてLED6を採り上げたが、本実施形態を他の発熱部品にも使用することができる。
又、第2の温度センサ8を、パネル基板の裏面のLED6の真裏に相当する位置に設置したが、発熱部品の近くであれば、第2の温度センサ8を別の場所に設置してもよい。例えば、第2の温度センサ8をLED6の側面に設置してもよい。
或いは、第2実施形態の一例においては、故障判定部31は、故障条件を連続して所定回数以上満たした場合に温度センサ7,8が故障していると判定したが、故障判定部31が、故障条件の1回の成立により温度センサ7,8の故障を判定してもよい。
なお、温度測定部20,30、タイマー部21、温度読み取り部22、オフセット値算出部23、温度補正部24、及び故障判定部31としての機能を実現するためのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体から不図示の媒体リーダを介してプログラムを読み取って内部記憶装置又は外部記憶装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
又、温度測定部20,30、タイマー部21、温度読み取り部22、オフセット値算出部23、温度補正部24、及び故障判定部31としての機能を実現する際には、内部記憶装置(本実施形態ではCM3のメモリ14)に格納されたプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサ(本実施形態ではCM3のCPU13)によって実行される。このとき、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行するようにしてもよい。
なお、温度測定部20,30、タイマー部21、温度読み取り部22、オフセット値算出部23、温度補正部24、及び故障判定部31としての機能は、CM3やEXP10にそなえられた不図示のファームウェアによって実現されてもよい。
(D)付記
上記の実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
発熱部品の温度を測定する第1の温度センサから第1の温度値を、周辺温度を測定する第2の温度センサから第2の温度値を、それぞれ読み出す読み取り部と、
経過時間と前記第1及び第2の温度値とから補正値を算出する算出部と、
前記算出部が算出した前記補正値を用いて前記第2の温度値を補正して補正後の周辺温度を算出する補正部と、
をそなえることを特徴とする温度測定装置。
(付記2)
前記第1及び第2の温度値に基づいて前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方の故障の有無を判定する故障判定部をそなえることを特徴とする付記1記載の温度測定装置。
(付記3)
前記故障判定部は、前記第2の温度値が前記第1の温度値を超えているか、或いは、前記第1の温度値から前記第2の温度値を減算した差分が所定の閾値を超える場合に、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方が故障していると判定することを特徴とする付記2記載の温度測定装置。
(付記4)
前記算出部は、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサが載置されたプリント基板を介した熱伝導に基づいて前記補正値を算出すること特徴とする付記1〜3のいずれか1項に記載の温度測定装置。
(付記5)
発熱部品と、
前記発熱部品の温度を測定する第1の温度センサと、
周辺温度を測定する第2の温度センサと、
前記第1の温度センサから第1の温度値を、前記第2の温度センサから第2の温度値を、それぞれ読み出す読み取り部と、
経過時間と前記第1及び第2の温度値とから補正値を算出する算出部と、
前記算出部が算出した前記補正値を用いて前記第2の温度値を補正して補正後の周辺温度を算出する補正部と、
をそなえることを特徴とするストレージ装置。
(付記6)
前記第1及び第2の温度値に基づいて前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方の故障の有無を判定する故障判定部をそなえることを特徴とする付記5記載のストレージ装置。
(付記7)
前記故障判定部は、前記第2の温度値が前記第1の温度値を超えているか、或いは、前記第1の温度値から前記第2の温度値を減算した差分が所定の閾値を超える場合に、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方が故障していると判定することを特徴とする付記6記載のストレージ装置。
(付記8)
前記算出部は、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサが載置されたプリント基板を介した熱伝導に基づいて前記補正値を算出すること特徴とする付記5〜7のいずれか1項に記載のストレージ装置。
(付記9)
発熱部品の温度を測定する第1の温度センサから第1の温度値を、周辺温度を測定する第2の温度センサから第2の温度値を、それぞれ読み出し、
経過時間と前記第1及び第2の温度値とから補正値を算出し、
前記算出した前記補正値を用いて前記第2の温度値を補正して補正後の周辺温度を算出する、
ことを特徴とする温度測定方法。
(付記10)
前記第1及び第2の温度値に基づいて前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方の故障の有無を判定することを特徴とする付記9記載の温度測定方法。
(付記11)
前記第2の温度値が前記第1の温度値を超えているか、或いは、前記第1の温度値から前記第2の温度値を減算した差分が所定の閾値を超える場合に、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方が故障していると判定することを特徴とする付記10記載の温度測定方法。
(付記12)
前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサが載置されたプリント基板を介した熱伝導に基づいて前記補正値を算出すること特徴とする付記9〜11のいずれか1項に記載の温度測定方法。
1 ストレージ装置
2 筐体
3−1,3−2 CM
4 MP
5 パネル基板
6 LED(発熱部品)
7 第1の温度センサ
8 第2の温度センサ
10−1,10−2 エキスパンダチップ(EXP)
20,30 温度測定部(温度測定装置)
21 タイマー部
22 温度読み取り部(読み取り部)
23 オフセット値算出部
24 温度補正部
30 故障判定部

Claims (6)

  1. 発熱部品の温度を測定する第1の温度センサから第1の温度値を、周辺温度を測定する第2の温度センサから第2の温度値を、それぞれ読み出す読み取り部と、
    経過時間と前記第1及び第2の温度値とから補正値を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した前記補正値を用いて前記第2の温度値を補正して補正後の周辺温度を算出する補正部と、
    をそなえることを特徴とする温度測定装置。
  2. 前記第1及び第2の温度値に基づいて前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方の故障の有無を判定する故障判定部をそなえることを特徴とする請求項1記載の温度測定装置。
  3. 前記故障判定部は、前記第2の温度値が前記第1の温度値を超えているか、或いは、前記第1の温度値から前記第2の温度値を減算した差分が所定の閾値を超える場合に、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方が故障していると判定することを特徴とする請求項2の温度測定装置。
  4. 前記算出部は、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサが載置されたプリント基板を介した熱伝導に基づいて前記補正値を算出すること特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の温度測定装置。
  5. 発熱部品の温度を測定する第1の温度センサから第1の温度値を、周辺温度を測定する第2の温度センサから第2の温度値を、それぞれ読み出し、
    経過時間と前記第1及び第2の温度値とから補正値を算出し、
    前記算出した前記補正値を用いて前記第2の温度値を補正して補正後の周辺温度を算出する、
    ことを特徴とする温度測定方法。
  6. 前記第1及び第2の温度値に基づいて前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの少なくとも一方の故障の有無を判定することを特徴とする請求項5記載の温度測定方法。
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