JP2007312536A - インバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度検出手段を用いて、冷却用ファンの異常を誤判定のないように精度良く検出する。
【解決手段】温度センサ11は、ダイオードモジュール7とIGBTモジュール9が取り付けられた放熱フィンに設けられており、モジュール8、9は冷却用ファン12により冷却される。制御回路14は、インバータ回路4の運転中に規定値Tc以上の温度上昇があると、冷却用ファン12に駆動指令が与えられた状態で、インバータ回路4の運転停止時の温度とその後検出時間T1が経過した後の温度に基づいて温度変化量ΔTを演算する。この温度変化量ΔTが判定値Td以下の場合、冷却用ファン12が異常と判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却用の送風手段を備えたインバータ装置に関する。
一般に、インバータ装置は、直流電源線の間に接続された電解コンデンサ、ブリッジ接続されたスイッチング素子および冷却用ファンを備えており、スイッチング素子を高い周波数でスイッチング動作させることにより交流電圧を生成している。冷却用ファンが故障すると、スイッチング素子が過熱してインバータ装置がトリップし、あるいはトリップしないまでも隣接して設けられた電解コンデンサ等の高温に弱い部品の寿命低下、特性劣化が生じるので、ファンの故障検出技術が要望されている。
特許文献1には、ファン駆動モータの過負荷検出手段を備え、インバータ装置の駆動中にファン駆動モータの負荷量を検出し、その負荷量が所定値以上となったときにファンの異常を検出する故障検出技術が記載されている。また、ファンの回転数検出手段を備え、インバータ装置の駆動中にファンの回転数を検出し、その回転数が所定値以下となったときにファンの異常を検出する故障検出技術も記載されている。
特許文献2には、ファン動作音検知手段を備え、インバータ装置の駆動中に冷却用ファンの音量を検出し、その音量が所定値よりも小さければファンが駆動していないものと判定してファンの異常を検出する故障検出技術が記載されている。しかし、これらのものは、特定の状態を検出するために新たに検出手段を付加する必要があり、従来のインバータ装置に対し構成の複雑化やコストの上昇を招く。
これに対して、特許文献3には、車両のエンジンルーム内のラジエータ、ECU、エンジン等を冷却する車両用ファンの故障診断装置が記載されている。この故障診断装置は、ファンの駆動中にエンジンルーム内に設けられたコントロールユニットで温度検出を行い、検出開始時の温度と一定時間経過後の温度との差が所定値より小さいときに、ファンが駆動していないものと判定してファンの異常を検出する。
特開2005−39890号公報 特開平8−185965号公報 特開平11−218025号公報
一般的なインバータ装置には、過熱トリップの判定に必要な温度を検出するため、スイッチング素子が取り付けられた放熱フィンなどに温度検出手段が設けられている。このため、上記特許文献3の故障診断技術をインバータ装置のファン故障検出に適用すれば、新たに温度検出手段を付加する必要はない。
しかしながら、インバータ装置においては、その負荷状態に応じてスイッチング素子の損失(つまり発熱量)が大きく変動するため、上記特許文献3の故障診断方法をそのまま適用したのでは検出誤差が大きくなって誤判定を引き起こす虞がある。また、上述したように部品の寿命低下、特性劣化を防ぐには、並列運転されているファンの一部が停止したような場合でも故障検出が可能となる高い検出精度が必要とされる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、温度検出手段を用いてファンの異常を高精度に検出可能なインバータ装置を提供することにある。
請求項1記載のインバータ装置は、
負荷に対し電力を供給するインバータ回路と、
このインバータ回路で発生した熱を放熱する放熱部材と、
送風指令が与えられると送風動作を行う送風手段と、
前記放熱部材またはその周囲の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバータ回路から前記負荷への電力供給中に前記温度検出手段により検出された温度の上昇幅が所定の判定許可値以上となった場合、前記インバータ回路から前記負荷への電力供給が停止した後に、前記送風手段に送風指令が与えられた状態で前記温度検出手段により所定の時間間隔をおいて検出された第1の検出温度と第2の検出温度との温度変化量を求め、その温度変化量と予め定められた判定値とに基づいて前記送風手段の異常判定を行う判定手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載のインバータ装置は、
上記したインバータ回路、放熱部材、送風手段および温度検出手段と、
前記インバータ回路から前記負荷への電力供給中に前記温度検出手段により検出された温度の上昇幅が所定の判定許可値以上となった場合、前記インバータ回路から前記負荷への電力供給が停止した後に、前記送風手段に送風停止指令が与えられた状態で前記温度検出手段により所定の時間間隔をおいて検出された第1の検出温度と第2の検出温度との温度変化量と、前記送風手段に送風指令が与えられた状態で前記温度検出手段により所定の時間間隔をおいて検出された第3の検出温度と第4の検出温度との温度変化量に基づいて、前記送風手段の異常判定を行う判定手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1記載のインバータ装置によれば、インバータ回路から負荷への電力供給中に所定の判定許可値以上の温度上昇があったことを条件とし、インバータ回路から負荷への電力供給が停止した状態での温度変化量に基づいて送風手段の異常判定を行うので、負荷や環境温度などによる影響を極力排除でき、送風手段の異常を高精度に検出可能となる。
請求項2記載のインバータ装置によれば、インバータ回路から負荷への電力供給中に所定の判定許可値以上の温度上昇があったことを条件として、インバータ回路から負荷への電力供給の停止後、送風停止指令を与えた状態での温度変化量と、送風指令を与えた状態での温度変化量との比較に基づいて送風手段の異常判定を行うので、より高精度の異常検出が可能となる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1は、汎用インバータ装置の電気的構成を示している。インバータ装置1は、後述する各構成部品が筐体(図示せず)に収容された構成をなしており、その入力端子1r、1s、1tに三相電源2が接続され、出力端子1u、1v、1wに負荷例えばモータ3が接続されるようになっている。
インバータ回路4は、入力端子1r、1s、1tと直流電源線5、6との間に設けられたダイオードモジュール7、直流電源線5と6との間に接続された電解コンデンサ8、および直流電源線5、6と出力端子1u、1v、1wとの間に設けられたIGBTモジュール9から構成されている。ダイオードモジュール7は、ブリッジ接続されたダイオード7up〜7wnが樹脂モールドされたもので、IGBTモジュール9は、ブリッジ接続されたIGBT9up〜9wnが樹脂モールドされたものである。IGBT9up〜9wnにはそれぞれ還流ダイオードが接続されている。
これらダイオードモジュール7とIGBTモジュール9は、図2に示すように、その底面(放熱面)が放熱フィン10の上面(部品取付面)に密着した状態となるように放熱フィン10(放熱部材に相当)に取り付けられている。また、放熱フィン10の上面には、当該放熱フィン10の温度を検出する温度センサ11(例えばサーミスタ:温度検出手段に相当)も取り付けられている。この温度センサ11は、過熱異常を検出するために従来のインバータ装置でも設けられていたものである。
この放熱フィン10は、フィン10aの一端側が通風孔の設けられた筐体壁面(図示せず)と対向するように筐体内に配設されており、冷却風がフィン10aに沿って流れるように当該放熱フィン10と上記筐体壁面との間に冷却用ファン12(送風手段に相当)が設けられている。ファン駆動回路13(図1参照)は、後述する制御回路14から与えられるファン駆動指令信号Saに従って冷却用ファン12のファンモータ12aを駆動するようになっている。
インバータ回路4は、図1に示す制御回路14により制御される。この制御回路14はマイクロコンピュータを主体に構成されており、高速演算可能なCPU、インバータ制御プログラムおよび後述するファン異常判定プログラムが書き込まれた不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)、RAM、入出力ポート、シリアル通信回路、A/Dコンバータ、PWM信号形成回路などを備えている。PWM信号形成回路は、PWM波形を持つ駆動信号Sbを生成し、その駆動信号Sbはゲート駆動回路15を介して上記IGBT9up〜9wnの各ゲートに与えられるようになっている。
制御回路14は、上記温度センサ11からの温度検出信号ScをA/D変換し、その温度検出信号Scに基づいて放熱フィン10の温度を検出するようになっている。ファン異常判定部16(判定手段に相当)は、後述する冷却用ファン12の異常判定処理を機能的に表したもので、実際にはCPUが上記ファン異常判定プログラムを実行することにより実現されている。マイクロコンピュータは、このファン異常判定処理における検出時間T1(図4参照)の計測に必要なタイマ17と、判定値が記憶されるEEPROMなどの不揮発性のメモリ18とを備えている。
操作部19は、運転を開始するためのRUNキー、運転を停止するためのSTOPキー、運転周波数、パラメータ、異常原因などを表示するためのモニターキー、パラメータ、データ、周波数などの読み出し、書き込みを行うためのエンターキー、数値変更のためのアップキーとダウンキーなどを備えている。冷却用ファン12の自己診断要求指令やファン異常判定で用いる判定値の設定指令も、この操作部19から入力可能となっている。
表示部20は、LEDや液晶表示パネルから構成されており、現在の運転状態、運転周波数指令値、電圧、電流、入出力端子状態、トリップ履歴、冷却用ファン12の異常などを表示可能となっている。また、制御回路14と入出力端子22との間に設けられた外部インターフェース回路21は、外部装置との間で制御信号、データ信号、シリアル通信信号などを送受信するものであり、冷却用ファン12の異常を示すファン異常信号Sdも外部装置に対して出力可能となっている。
次に、インバータ装置1における冷却用ファン12の異常検出処理について図3および図4を参照しながら説明する。
図3は、制御回路14(ファン異常判定部16)がファン異常判定プログラムに従って実行するファン異常判定処理のフローチャートである。また、図4は、ファン異常判定処理を説明するための波形図であり、上から順に運転指令信号Se、ファン駆動指令信号Sa、放熱フィン10の検出温度を表している。
時刻t1において操作部19のRUNキーが押圧操作されると、制御回路14は図4に示すように運転指令信号SeをHレベルにし、PWM信号形成回路はインバータ回路4に対し駆動信号Sbを出力する。これによりインバータ回路4が運転状態(負荷であるモータ3への通電状態)となり、インバータ回路4からモータ3への電力の供給が開始され、モータ3が回転し始める。同時に、制御回路14はファン駆動指令信号SaをHレベルにし、ファン駆動回路13は冷却用ファン12に対し駆動電圧を出力する。制御回路14は、運転指令信号SeがLレベルに変化した後検出温度がしきい値Temp4に低下するまでの期間(時刻t1から時刻t4までの期間)、ファン駆動指令信号SaをHレベルに保持する。尚、ファン駆動指令信号SaのHレベルが送風指令に、Lレベルが送風停止指令に対応する。
制御回路14は、インバータ回路4の運転を開始すると、図3に示すファン異常判定処理を開始する。ファン異常判定は、インバータ回路4の運転停止時(時刻t2)の検出温度Temp2が運転開始時(時刻t1)の検出温度Temp1よりも規定値Tc(判定許可値に相当)以上高いことを条件として、運転停止時(時刻t2)の検出温度Temp2とその後検出時間T1が経過した時(時刻t3)の検出温度Temp3との温度変化量ΔTに基づいて行われる。規定値Tc以上の温度上昇を条件とするのは、冷却用ファン12の正常時と異常時とで温度変化量ΔTに明確な差を確保するためであり、インバータ回路4の運転停止時の検出温度Temp2、Temp3を用いて異常判定をするのは、運転に伴う素子発熱量の変動による影響を排除するためである。
制御回路14は、はじめに異常判定許可フラグを0に初期化し(ステップS1)、続いて運転開始時の放熱フィン10の温度Temp1を検出してRAMに記憶する(ステップS2)。異常判定許可フラグは、現在の検出温度が運転開始時の温度Temp1よりも規定値Tc以上上昇したか否かを示すフラグである。
制御回路14は、ステップS3でインバータ回路4の運転中(モータ3への通電中)であるか否かを判断し、運転中の場合にはステップS4ないしS7を実行する。ステップS4では放熱フィン10の温度が運転開始時の温度Temp1よりも規定値Tc以上上昇したか否かを判断し、上昇した場合には異常判定許可フラグを1に設定し(ステップS5)、上昇していない場合には異常判定許可フラグを0に設定する(ステップS7)。その後、ステップS6に移行し、現在の放熱フィン10の温度Temp2を検出してRAMに記憶する。この検出温度Temp2は、インバータ回路4の運転中常に更新されているので、インバータ回路4の運転停止時(時刻t2)における放熱フィン10の温度となる。
時刻t2において操作部19のSTOPキーが押圧操作されると、制御回路14は運転指令信号SeをLレベルにしてインバータ回路4からモータ3への通電を停止する。このときファン異常判定処理のステップS8に移行し、異常判定許可フラグが1であるか否かを判断する。異常判定許可フラグが0の場合(S8:NO)にはファン異常判定は行わない。これに対し、異常判定許可フラグが1の場合(S8:YES)にはステップS9に移行し、運転停止時(時刻t2)から検出時間T1が経過したか否かを判断する。この計時動作はタイマ17により行われ、検出時間T1が経過するまでの間ステップS3、S8、S9を繰り返し実行する。
検出時間T1が経過すると(時刻t3)、制御回路14はその時の放熱フィン10の温度Temp3を検出し(ステップS10)、検出時間T1の間の温度変化量ΔT(=Temp2−Temp3)を演算する(ステップS11)。そして、温度変化量ΔTとメモリ18から読み出した判定値Tdとを比較する(ステップS12)。検出時間T1の間隔をおいて検出した温度Temp2、Temp3は、それぞれ第1、第2の検出温度に相当する。
ここで、温度変化量ΔTが判定値Tdより大きい場合、つまり冷却用ファン12による冷却作用により放熱フィン10の温度変化率(絶対値)が所定値よりも大きい場合には、冷却用ファン12が正常であると判断し(S12:NO)ステップS14に移行する。これに対し、温度変化量ΔTが判定値Td以下である場合、つまり放熱フィン10の温度変化率(絶対値)が所定値以下である場合には、冷却用ファン12が異常(停止または冷却能力低下)であると判断し(S12:YES)、表示部20にファン異常表示を行うとともに、外部インターフェース回路21および入出力端子22を介してファン異常信号Sdを出力する(ステップS13)。以上のファン異常判定が終了すると、異常判定許可フラグを0にリセットし(ステップS14)ステップS3に戻る。これ以降インバータ回路4の運転を開始するまでは、ステップS3とS8のみを繰り返し実行することになる。
以上説明したように、本実施形態のインバータ装置1は、温度センサ11により検出される放熱フィン10の温度に基づいて冷却用ファン12の異常検出を行い、表示部20や外部インターフェース回路21を介してファン異常を報知(出力)するので、使用者によるメンテナンスや上位機器による異常監視が容易となり、インバータ装置1の過熱トリップを未然に防ぐことができる。また、過熱トリップしないまでも、筐体内が高温の状態のまま運転し続けることによる電解コンデンサ8などの部品の寿命低下や特性劣化を防止することができる。
インバータ装置1は、従来から設けられていた温度センサ11を用いて冷却用ファン12の異常判定を行うので、冷却用ファン12の運転状態を検出するセンサやその処理回路を新たに設ける必要がなく、装置サイズやコストの上昇を抑えつつ従来のインバータ装置に適用できる利点がある。
制御回路14は、インバータ回路4の運転が停止した状態で放熱フィン10の温度変化量(温度変化率)に基づいて異常判定を行うので、インバータ負荷の大小によるダイオードモジュール7とIGBTモジュール9の発熱量の影響を受けることがなく、高精度の異常判定が可能となる。また、インバータ回路4の運転停止時の温度が運転開始時の温度よりも規定値Tc以上高い場合に限りファン異常判定を行うので、軽負荷時などにおいて放熱フィン10の温度変化量が判定値Tdよりも小さいとして異常と誤判定することを防止することができる。
さらに、インバータ回路4の運転を停止すると直ちに温度変化量の測定を開始するので、冷却用ファン12の正常時と異常時との温度変化の差が現れ易く、より高精度の異常判定が可能となる。こうした異常検出精度の向上により、複数の冷却用ファンを備えている場合において、そのうちの1つが停止した場合でも異常検出可能となる。
ダイオードモジュール7、IGBTモジュール9等の発熱部となるモジュールのファン異常判定処理に必要な温度を検出する温度センサ11が放熱フィン10に取り付けられているので、熱容量の大きい放熱フィン10から離れた位置に温度センサを設けた場合よりも周囲の温度、冷却風等による影響が小さく、高精度の温度検出が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図5および図6を参照しながら説明する。
本実施形態のインバータ装置は、第1の実施形態と同様のハードウェア構成を備えており、第1の実施形態よりもさらに高精度のファン異常判定が可能である。図5は、ファン異常判定処理のフローチャートであり、図3と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付している。図6は、図4と同様の波形図である。
時刻t5において操作部19のRUNキーが押圧操作されると、制御回路14は、運転指令信号SeをHレベルにし、同時にファン駆動指令信号SaをHレベルにする。その後、制御回路14は、時刻t6で運転指令信号SeをLレベルにすると、同時にファン駆動指令信号SaもLレベルにする。そして、時刻t6から検出時間T2が経過するまでの期間(時刻t6から時刻t7までの期間)、ファン駆動指令信号SaをLレベルに保持し、その後時刻t7から検出時間T3が経過するまでの期間(時刻t7から時刻t8までの期間)、ファン駆動指令信号SaをHレベルに保持する。
制御回路14は、インバータ回路4の運転(モータ3への通電)を開始すると、図5に示すファン異常判定処理を開始する。ファン異常判定は、インバータ回路4の運転停止時(時刻t6)の検出温度Temp6が運転開始時(時刻t5)の検出温度Temp5よりも規定値Tc以上高いことを条件として、検出時間T2の間の温度変化量ΔTaと、検出時間T3の間の温度変化量ΔTbとの比較に基づいて行われる。尚、冷却用ファン12の駆動停止状態における温度検出状態を検出状態1と称し、冷却用ファン12の駆動状態における温度検出状態を検出状態2と称す。
図5において、インバータ回路4の運転中における処理内容(ステップS3ないしS6)は、上述した図3に示す処理内容と同様となる。ステップS6を実行した後、ステップS21で検出状態を1とする。これに対し、インバータ回路4の運転を停止した場合には、異常判定許可フラグが1となっていることを条件としてステップS22ないしS26を実行して、温度変化量ΔTaを求める(検出状態1)。
すなわち、ステップS22で検出状態が1か否かの判断を行い、検出状態が1の場合にはファン駆動指令信号SaをLレベルにして冷却用ファン12を停止状態にする(ステップS23)。そして、ステップS24において冷却用ファン12の停止から検出時間T2が経過したか否かを判断する。ここで、検出時間T2が経過していないと判断した場合(S24:NO)には、ステップS3、S8、S22ないしS24の処理を繰り返し実行しながら検出時間T2の経過を待つ。
検出時間T2が経過すると(時刻t7)、制御回路14はその時の放熱フィン10の温度Temp7を検出し(ステップS25)、検出時間T2の間の温度変化量ΔTa(=Temp6−Temp7)を演算して(ステップS26)、その温度変化量ΔTaをRAMに記憶する。そして、ステップS27に移行して検出状態を1から2に変更し、ファン駆動指令信号SaをHレベルにして冷却用ファン12を駆動する(ステップS28)。その後、ステップS29で検出時間T3が経過したか否かを判断する。本実施形態では、検出時間T2と検出時間T3は等しく設定されている。検出時間T3が経過していないと判断した場合(S29:NO)、ステップS3、S8、S22、S28、S29の処理を繰り返し実行しながら検出時間T3の経過を待つ。
検出時間T3が経過すると(時刻t8)、制御回路14はその時の放熱フィン10の温度Temp8を検出し(ステップS30)、検出時間T3の間の温度変化量ΔTb(=Temp7−Temp8)を演算して(ステップS31)、その温度変化量ΔTbをRAMに記憶する。ここで、検出時間T2の間隔をおいて検出した温度Temp6、Temp7はそれぞれ第1、第2の検出温度に相当し、検出時間T3の間隔をおいて検出した温度Temp7、Temp8はそれぞれ第3、第4の検出温度に相当する。
続いて、温度変化量ΔTaとΔTbを比較する(ステップS32)。すなわち、温度変化量ΔTbからΔTaを引いて得られる差分が所定の判定値Te以下であるか否かを判断し、「NO」と判断した場合には冷却用ファン12が正常であると判定し、ステップS14に移行する。これに対し、「YES」と判断した場合には冷却用ファン12が異常(停止または冷却能力低下)であると判定し、ステップS13を実行する。以上のファン異常判定が終了すると、異常判定許可フラグを0にリセットし(ステップS14)、ステップS3に戻る。これ以降インバータ回路4の運転を開始するまでは、ステップS3とS8のみを繰り返し実行することになる。
本実施形態によれば、冷却用ファン12にファン駆動停止指令を与えた状態での検出時間T2内での放熱フィン10の温度変化量ΔTaと、冷却用ファン12にファン駆動指令を与えた状態での検出時間T3内での放熱フィン10の温度変化量ΔTbとを比較するので、冷却用ファン12が正常の場合には温度変化量ΔTaとΔTbとの差が大きくなり、冷却用ファン12が異常の場合には温度変化量ΔTaとΔTbとの差が小さくなり、冷却用ファン12が正常の時と異常の時とを比較した結果が顕著に現れる。従って、冷却用ファン12にファン駆動指令を与えて検出した温度変化量を判定値と比較してファン異常判定処理を行う場合よりも周囲温度等の影響を受けにくくなり、高精度の異常検出が可能となる。その他、本実施形態によっても第1の実施形態と同様の作用及び効果が得られる。
(第3の実施形態)
次に、第1の実施形態に変更を加えた第3の実施形態について図7を参照しながら説明する。
本実施形態のインバータ装置は、第1の実施形態と同様のハードウェア構成を備えており、第1の実施形態で説明したインバータ装置1に対し、異常停止(インバータトリップ)が発生した場合に限りファン異常判定を実行する構成において異なっている。ここで、異常停止とは、過熱、過電流、過電圧等の要因によりインバータ装置1に設けられた保護回路等の保護手段によりインバータ回路4から負荷であるモータ3への通電が停止された状態をいう。図7は、ファン異常判定処理のフローチャートであり、図3と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付している。
ステップS3でインバータ回路4からモータ3への通電が停止したときに、その通電停止が異常停止(インバータトリップ)によるものか否かを判断する(ステップS41)。ここで、異常停止による停止でないと判断すると(S41:NO)ステップS3に戻り、異常停止による停止であると判断すると(S41:YES)ステップS8に移行する。ステップS8以降の処理は、第1の実施形態で説明した通りである。
本実施形態によれば、異常停止によりインバータ回路4からモータ3への通電が停止した場合に限りファン異常判定を行うので、使用者は、過熱による異常停止時に、その過熱の原因が冷却用ファン12の停止によるものか否かを確認することができる。尚、本実施形態は第2の実施形態にも同様に適用できる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図8を参照しながら説明する。
本実施形態のインバータ装置は、第1の実施形態と同様のハードウェア構成を備えており、第1の実施形態においてインバータ回路4の運転を停止している状態においても、冷却用ファン12に対する自己診断要求指令が与えられるとファン異常判定処理を実行するようになっている。図8は、ファン異常判定処理のフローチャートであり、図3と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付している。
インバータ回路4の運転停止中に操作部19のキー操作または外部からの信号により自己診断要求指令が与えられると、制御回路14は、自己診断処理を開始する(ステップS51)。すなわち、ステップS1で異常判定許可フラグを初期化し、ステップS2でインバータ運転直前の放熱フィン10の温度Temp1を検出した後、ステップS52に移行してインバータ回路4の運転(モータ3への通電)を開始する。
制御回路14は、ステップS51で自己診断処理を開始した後に、ステップS1、S2を実行してステップS52に移行し、インバータ回路4の運転を開始する。そして、ステップS4でインバータ回路4の運転開始後に放熱フィン10の温度が規定値Tc以上上昇したか否かを判定し、上昇した場合には異常判定許可フラグを0から1に変更した上で(ステップS5)、ステップS3からステップS53に移行してインバータ回路4の運転を停止する。このインバータ回路4の運転停止には、操作部19に設けられたSTOPキー等の操作を必要としない。その後のステップS9ないしS14によるファン異常判定は、第1の実施形態で説明した通りである。そして、ステップS14を実行した後、再びステップS51に戻る。
本実施形態によれば、インバータ回路4の運転を停止している状態で、制御回路14に対して操作部19等により冷却用ファン12の自己診断要求指令を与えると、インバータ回路4の運転を開始して放熱フィン10の温度を高めた後ファン異常判定を実行する。従って、インバータ回路4の運転停止中であっても、ファン異常判定処理を行って冷却用ファン12の正常/異常の判定を行うことが可能となる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について図9を参照しながら説明する。
本実施形態のインバータ装置は、第1の実施形態と同様のハードウェア構成を備えており、判定値設定指令が与えられると、インバータ回路4を一旦運転状態とすることにより、第1の実施形態で用いるファン異常判定処理の判定値Tdを設定するようになっている。図9は、判定値設定処理のフローチャートであり、図3と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付している。
操作部19のキー操作または外部からの信号により判定値設定指令が与えられると、制御回路14は、判定値設定処理を開始する(ステップS61)。すなわち、ステップS1で異常判定許可フラグを初期化し、ステップS2でインバータ運転直前の放熱フィン10の温度Temp1を検出した後、ステップS62に移行してインバータ回路4の運転(モータ3への通電)を開始する。
インバータ回路4の運転開始から、放熱フィン10の温度が規定値Tc以上上昇すると、制御回路14はステップS5で異常判定許可フラグを0から1に変更した上で、ステップS3からステップS63に移行してインバータ回路4の運転を停止する。そして、第1の実施形態で説明した通りステップS9ないしステップS11を実行した後、ステップS11で演算された温度変化量ΔTから所定値Tfを減算して得た値をメモリ18に書き込む(ステップS64)。この値は、判定値設定処理が行われるまでファン異常判定処理の判定値Tdとして用いられる。なお、所定値Tfは、マージンであって適宜設定すればよい。
本実施形態によれば、インバータ回路4の運転を停止している状態で、制御回路14に対して操作部19等により判定値設定指令を入力すると、インバータ回路4の運転を開始して判定値設定処理を開始する。従って、インバータ装置1の周囲温度等の使用環境が変化した場合やインバータ装置1に接続する負荷が変更された場合でも、その使用状況に応じた適切な判定値を再設定することができ、誤判定を極力低減したファン異常判定処理が可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は上記しかつ図面に記載した各実施形態にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
第1の実施形態において、インバータ停止直後の温度Temp2とその後検出時間T1が経過した後の温度Temp3とを用いて温度変化量ΔTを演算したが、冷却用ファン12に駆動指令が与えられている限り、インバータ回路4の運転停止から所定時間が経過した後の温度とその後検出時間T1が経過した後の温度とを用いて温度変化量ΔTを演算してもよい。
同様に、第2の実施形態においても、インバータ回路4の運転停止後、冷却用ファン12に駆動停止指令を与える検出時間T2の期間と駆動指令を与える検出時間T3の期間は、重ならない限りにおいて任意に設定できる。
また、検出時間T3の期間を検出時間T2の期間よりも前に設定してもよい。これによれば、冷却用ファン12の異常検出を行いつつ、可能な限り早く放熱フィン10(ダイオードモジュール7、IGBTモジュール9)、電解コンデンサ8などの部品の温度を下げることができる。
第2の実施形態においても、第4の実施形態と同様に自己診断要求指令の入力に応じてファン異常判定処理を実行するように構成してもよい。また、第5の実施形態と同様に判定値設定指令の入力に応じて判定値の設定処理を実行するように構成してもよい。
温度検出手段である温度センサ11は、放熱フィン10の上面に取り付けられているとしたが、放熱フィン10の周囲に設けられていてもよい。また、複数の温度センサ11を設け、それらの各温度センサ11により検出された温度に基づいてファン異常判定処理を行ってもよい。
インバータ装置1の駆動対象である負荷はモータに限られない。また、しきい値Temp4まで温度が低下した場合に冷却用ファン12の駆動を停止するとしたが、インバータ回路4から負荷への通電停止から所定時間が経過した時に、冷却用ファン12の駆動を停止するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態を示すインバータ装置の電気的構成図 放熱フィンと冷却用ファンとの配置関係を示す斜視図 ファン異常判定処理の制御内容を示すフローチャート ファン異常判定処理を説明するための波形図 本発明の第2の実施形態を示す図3相当図 図4相当図 本発明の第3の実施形態を示す図3相当図 本発明の第4の実施形態を示す図3相当図 本発明の第5の実施形態であって判定値設定処理の制御内容を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1はインバータ装置、3はモータ(負荷)、4はインバータ回路、10は放熱フィン(放熱部材)、11は温度センサ(温度検出手段)、12は冷却用ファン(送風手段)、16はファン異常判定部(判定手段)を示す。

Claims (7)

  1. 負荷に対し電力を供給するインバータ回路と、
    このインバータ回路で発生した熱を放熱する放熱部材と、
    送風指令が与えられると送風動作を行う送風手段と、
    前記放熱部材またはその周囲の温度を検出する温度検出手段と、
    前記インバータ回路から前記負荷への電力供給中に前記温度検出手段により検出された温度の上昇幅が所定の判定許可値以上となった場合、前記インバータ回路から前記負荷への電力供給が停止した後に、前記送風手段に送風指令が与えられた状態で前記温度検出手段により所定の時間間隔をおいて検出された第1の検出温度と第2の検出温度との温度変化量を求め、その温度変化量と予め定められた判定値とに基づいて前記送風手段の異常判定を行う判定手段とを備えたことを特徴とするインバータ装置。
  2. 負荷に対し電力を供給するインバータ回路と、
    このインバータ回路で発生した熱を放熱する放熱部材と、
    送風指令が与えられると送風動作を行う送風手段と、
    前記放熱部材またはその周囲の温度を検出する温度検出手段と、
    前記インバータ回路から前記負荷への電力供給中に前記温度検出手段により検出された温度の上昇幅が所定の判定許可値以上となった場合、前記インバータ回路から前記負荷への電力供給が停止した後に、前記送風手段に送風停止指令が与えられた状態で前記温度検出手段により所定の時間間隔をおいて検出された第1の検出温度と第2の検出温度との温度変化量と、前記送風手段に送風指令が与えられた状態で前記温度検出手段により所定の時間間隔をおいて検出された第3の検出温度と第4の検出温度との温度変化量に基づいて、前記送風手段の異常判定を行う判定手段とを備えたことを特徴とするインバータ装置。
  3. 前記判定手段は、前記インバータ回路から前記負荷への電力供給が停止した後、前記送風手段に送風停止指令を与えて前記第1の検出温度と前記第2の検出温度を測定し、その後前記送風手段に送風指令を与えて前記第3の検出温度と前記第4の検出温度を測定することを特徴とする請求項2記載のインバータ装置。
  4. 前記判定手段は、前記インバータ回路から前記負荷への電力供給が停止した後、前記送風手段に送風指令を与えて前記第3の検出温度と前記第4の検出温度を測定し、その後前記送風手段に送風停止指令を与えて前記第1の検出温度と前記第2の検出温度を測定することを特徴とする請求項2記載のインバータ装置。
  5. 前記判定手段は、前記インバータ回路が異常停止をした場合に、前記送風手段の異常判定を行うことを特徴とする請求項1ないし4記載の何れかに記載のインバータ装置。
  6. 前記判定手段は、前記異常判定の実行を指令する自己診断指令が入力されると、前記インバータ回路から前記負荷への電力供給を行い、前記温度検出手段により検出された温度の上昇幅が所定の判定許可値以上になると前記インバータ回路から前記負荷への電力供給を停止して前記送風手段の異常判定を行うことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のインバータ装置。
  7. 前記判定手段は、前記判定値の設定を指令する判定値設定指令が入力されると、前記インバータ回路から前記負荷への電力供給を行い、前記温度検出手段により検出された温度の上昇幅が所定の判定許可値以上になると前記インバータ回路から前記負荷への電力供給を停止し、前記送風手段が送風動作を行っている状態で前記温度検出手段により前記所定の時間をおいて検出された第1の検出温度と第2の検出温度との温度差に応じた値を前記判定値として設定することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
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