JP2016067164A - パワーコンディショナ - Google Patents
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Abstract
【課題】筐体4内に、電力変換部2と、制御部3と、循環ファン27と、IPM温度センサ25とを備えたパワーコンディショナ1において、発電動作中にパワーコンディショナに備えられた温度検出回路の中途半端故障を検出可能にすることにより、発電効率を低下させることなく故障原因を容易に特定可能にする。
【解決手段】電力変換部2の系統連系動作中に循環ファン27を動作させた状態でIPM温度センサ25の検出値に変動が無い場合に循環ファン27を停止させ、当該停止後もIPM温度センサ25の検出値に変動が無ければIPM温度センサ25を含む温度検出回路が中途半端故障状態であることをメモリに記憶するように制御部3を構成する。
【選択図】図3
【解決手段】電力変換部2の系統連系動作中に循環ファン27を動作させた状態でIPM温度センサ25の検出値に変動が無い場合に循環ファン27を停止させ、当該停止後もIPM温度センサ25の検出値に変動が無ければIPM温度センサ25を含む温度検出回路が中途半端故障状態であることをメモリに記憶するように制御部3を構成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、太陽電池パネルなどの発電部から入力する発電電力を変換するためのパワーコンディショナに関する。
例えば下記の特許文献1には、筐体内部のパワーデバイスを冷却体で冷却し、冷却体に熱的に接続した冷却フィンにファンが筐体内部の空気を循環通風して筐体内部の空気を冷却する閉鎖型の電力変換装置において、筐体内部の空気温度の異常を検出する温度監視部と、温度監視部による空気温度の異常検出に応じて装置出力を制限する制御部とを備えることによって、温度監視部が筐体内部の空気温度を監視し、ファンの故障停止により空気温度の異常が検出されると、制御部が装置出力を制限するように動作し、これにより筐体内部の空気中に放熱される発熱部品の発熱量が低減されるので、筐体内部の空気温度を下げることができる電力変換装置が開示されている。
ところで、給湯器の技術分野においては、例えば特開2001−041567号公報に記載されているように、温度センサの中途半端故障、すなわち、温度センサの検出値が正常範囲内において一定値で固着してしまう故障状態を検出する技術的手段が種々講じられているが、パワーコンディショナ内部の温度センサの中途半端故障の検出手段は従来設けられておらず、上記特許文献1の電力変換装置においても温度監視部の中途半端故障の検出手段は設けられていない。
一方、本願出願人は、パワーデバイスとして発熱量の多いIPM(インテリジェントパワーモジュール)を用い、このIPMからの熱が回路収容空間内にできるだけ伝達されないようにするためにIPMの冷却用のヒートシンクを回路収容空間外に設け、IPMから回路収容空間側に伝達されてきた熱が回路収容空間の一部に滞留することを防止するように筐体内部の空気を循環させる循環ファンを設けたパワーコンディショナの開発を行っている。IPM自体には温度保護回路が設けられており、IPMが上限温度に達するとその動作を自己停止するように構成されているが、IPMの温度保護回路が動作すると発電(コンバータ及びインバータの動作)が完全に停止してしまうため、本願出願人はIPM温度を検出するサーミスタなどの温度センサをIPMの表面或いはIPMを冷却するための冷却フィンの表面に取り付け、該温度センサを含む温度検出回路の検出値が所定の閾値を超えると出力抑制制御を行うことによって、IPMが過熱状態となることを防止するようにしている。
しかし、上記IPM温度を検出する温度検出回路が中途半端故障してしまうと、出力抑制制御がなされずにIPMが過熱状態となってIPMの温度保護回路が作動して異常停止してしまうことがあり、この場合、修理業者が故障発生原因を誤認してしまうことが懸念される。
そこで、本発明は、発電動作中にパワーコンディショナに備えられた温度検出回路の中途半端故障を検出可能にすることにより、発電効率を低下させることなく故障原因を容易に特定可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、発電部から入力する電力を系統電力に連系する電力に変換する電力変換部と、該電力変換部を収容する筐体と、該筐体内部に設けられたファンと、該ファンの動作を制御する制御部と、前記筐体内の所定温度を検出するための温度検出回路とを備えるパワーコンディショナにおいて、前記制御部は、前記電力変換部の系統連系動作中に前記ファンを動作させた状態で所定の第1判定時間にわたって前記温度検出回路の検出値に変動が無い場合に前記ファンを停止若しくは減速させ、当該停止若しくは減速後も所定の第2判定時間にわたって前記温度検出回路の検出値に変動が無ければ前記温度検出回路が第1故障状態であることを記憶手段に記憶するように構成されていることを特徴とするものである(請求項1)。
かかる本発明のパワーコンディショナによれば、ファン動作中に温度検出回路の検出値に変動がない場合に、ファンを停止若しくは減速させることで温度検出回路の検出値を変動させるため、電力変換部における電力変換動作を継続したまま温度検出回路の故障判定を行うことができ、発電効率を低下させることなく検出値が正常温度範囲内の一定値で固着するという温度検出回路の中途半端故障を検出できる。また、第1故障状態であることを記憶手段に記憶することにより、修理業者が記憶手段内を確認することによって、温度検出回路が中途半端故障していることを容易に判別でき、故障箇所の誤認によって不適切な修理が行われてしまうことを回避できる。
なお、上記ファンは、筐体内部の空間の上部に熱が滞留することを防止するべく筐体内部の空気を循環させる循環ファンとすることができ、その他、電力変換部の電力変換動作に直接的には関係の無い適宜のファンであってよい。また、上記温度検出回路は、筐体内の空間の所定部位の雰囲気温度を検出するものであってもよく、IPMの温度を検出するものであってもよく、その他適宜の部位の温度を検出するものとすることができる。上記循環ファンはIPMを直接的に冷却するものではないが、循環ファンが停止すると筐体内部の上部に熱が滞留し、これによりIPM周囲の雰囲気温度が変化して、IPMの温度を検出する温度検出回路の検出値が変動することがあり、本発明はこのような構成のものも包含するものである。また、本発明において、「検出値に変動が無い」とは、実質的な意味で変動がないという趣旨であり、電気回路の各種特性やノイズ要因等による検出値の微小変動程度しかない状態も「検出値に変動が無い」場合に含む。
上記本発明のパワーコンディショナにおいて、前記制御部は、前記電力変換部の系統連系動作中、前記第1判定時間にわたって前記温度検出回路の検出値に変動が無いことを検出しなければ、前記ファンを動作させるように構成されているものとすることができる(請求項2)。これによれば、温度検出回路の検出値に変動があるときは常にファンを動作させることができる。
また、前記制御部は、前記温度検出回路が異常値を検出したとき前記温度検出回路が第2故障状態であることを記憶手段に記憶するように構成されており、前記第1故障状態であることの判定は、前記温度検出回路の検出値が正常範囲であるときに行われるものとすることができる(請求項3)。これによれば、温度検出回路の検出値が通常あり得ない異常値を検出したときは、温度検出回路のオープン故障や短絡故障などである旨の第2故障状態であることを記憶手段に記憶させることにより、温度検出回路の検出値が正常範囲である上記第1故障状態とは異なる故障状態であることを容易に修理業者に判別させることが可能となる。
また、前記電力変換部はIPMなどのパワーモジュールを備え、前記温度検出回路は前記パワーモジュールの温度を検出するものとすることができる(請求項4)。これによれば、温度検出回路の検出値に基づいて電力変換部を出力抑制制御することができ、これによりパワーモジュールが過熱状態となることを回避できるとともに、温度検出回路が中途半端故障してパワーモジュールが内蔵保護回路によって停止したときでも、パワーモジュールの故障であるか温度検出回路の故障であるかを容易に修理業者が判別することができる。
また、前記筐体内には、前記電力変換部を収容する回路収容空間が設けられ、前記ファンは、前記回路収容空間内の空気を循環させる循環ファンであってよい(請求項5)。これによれば、回路収容空間内の空気を循環させることによって、回路収容空間の上部に熱が滞留することを防止して、上部に配置された回路部品を熱から保護することができる。
本発明の請求項1に係るパワーコンディショナによれば、ファン動作中に温度検出回路の検出値に変動がない場合に、ファンを停止させることで温度検出回路の検出値を変動させるため、電力変換部における電力変換動作を継続したまま温度検出回路の故障判定を行うことができ、発電効率を低下させることなく検出値が正常温度範囲内の一定値で固着するという温度検出回路の中途半端故障を検出できる。また、第1故障状態であることを記憶手段に記憶することにより、修理業者が記憶手段内を確認することによって、温度検出回路が中途半端故障していることを容易に判別でき、故障箇所の誤認によって不適切な修理が行われてしまうことを回避できる。
本発明の請求項2に係るパワーコンディショナによれば、温度検出回路の検出値に変動があるときは常にファンを動作させることができる。
本発明の請求項3に係るパワーコンディショナによれば、温度検出回路の検出値が通常あり得ない異常値を検出したときは、温度検出回路のオープン故障や短絡故障などである旨の第2故障状態であることを記憶手段に記憶させることにより、温度検出回路の検出値が正常範囲である上記第1故障状態とは異なる故障状態であることを容易に修理業者に判別させることが可能となる。
本発明の請求項4に係るパワーコンディショナによれば、温度検出回路の検出値に基づいて電力変換部を出力抑制制御することができ、これによりパワーモジュールが過熱状態となることを回避できるとともに、温度検出回路が中途半端故障してパワーモジュールが内蔵保護回路によって停止したときでも、パワーモジュールの故障であるか温度検出回路の故障であるかを容易に修理業者が判別することができる。
本発明の請求項5に係るパワーコンディショナによれば、回路収容空間内の空気を循環させることによって、回路収容空間の上部に熱が滞留することを防止して、上部に配置された回路部品を熱から保護することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係るパワーコンディショナ1を示しており、該パワーコンディショナ1は太陽電池パネルなどの発電部(図示せず)から入力する直流電力を系統電力に連系する交流電力に変換・調整する電力変換部2と、該電力変換部2の動作を制御する制御部3と、これら電力変換部2及び制御部3を収容する筐体4とを備えている。
筐体4は、略方形筺状であって、図2に示すように前後方向中途部には仕切壁41が設けられ、この仕切壁41の前面側が電力変換部2及び制御部3を収容するための密閉された回路収容空間とされ、仕切壁41の裏面側には後述するヒートシンク24を収容する放熱通路が形成されており、IPM23から放熱された熱の多くは回路収容空間外のヒートシンク24及び放熱通路を介して筐体4外に放熱されるようになっている。
電力変換部2は従来周知の構成であるので詳細説明を省略するが、主として、発電部から入力する直流電力を系統電圧に対応する所定電圧に昇圧してDCリンク部に出力するコンバータと、DCリンク部から入力する直流電力を交流電力に変換するインバータと、これらコンバータ及びインバータを駆動する駆動回路により構成されており、電力変換部2を構成する回路部品は、板面が縦方向となるように筐体4内に取り付けられた主基板21上や主基板21の周囲に配置されている。
コンバータは、一般的には、スイッチング素子のオンデューティ比を変化させることにより昇圧比を制御可能な昇圧チョッパ回路により構成され、該昇圧チョッパ回路はIGBTなどのパワーデバイス及びリアクトル22を有している。インバータは、一般的には、フルブリッジ形の電圧形ブリッジインバータであり、4つのIGBTなどのパワーデバイスからなるスイッチング素子をHブリッジ形に接続するとともに各スイッチング素子に帰還ダイオードを並列接続することにより構成され、いわゆる電流モード制御(電圧形インバータの電流制御)を行うことによって出力電流が制御されて、交流電力を出力する。これらインバータ及びコンバータを構成するパワーデバイス及び上記駆動回路はIPM(インテリジェントパワーモジュール)23に集約され、該IPM23は電力変換部2の主基板21の裏面側の中央部に実装されている。
また、IPM23の裏面側にはIPM23を冷却するためのヒートシンク24が設けられ、該ヒートシンク24には、IPM23の温度を検出するためのIPM温度センサ25が設けられている。該温度センサ25は、適宜の信号入力回路を介して制御部3のマイコンのアナログ入力ポートに接続されるか、或いは、A/D変換回路を介してマイコンのデジタル入力ポートに接続されており、かかる回路構成によってIPM温度検出回路が構成されている。
一方、主基板21の前面側の上部領域には、上記DCリンク部や、その他のキャパシタを構成する複数の電解コンデンサ26が実装されているとともに、主基板21の前面側の中央部には、回路収容空間内の空気を循環させる循環ファン27が取り付けられている。
この循環ファン27は、回路収容空間内の下部側の空気を上方に向けて送風するものであり、該循環ファン27の上方には上記電解コンデンサ26が配置され、この電解コンデンサ26の左右側方に上記リアクトル22が配置されている。また、上記IPM23の上方に上記電解コンデンサ26が配置され、循環ファン27は、回路収容空間内の下部側の空気を電解コンデンサ26に向けて送風するように構成されている。
制御部3は、主基板21の前面側中央部の下部寄りの位置に板面を水平方向として取り付けられた制御基板により構成されており、該制御基板には、雰囲気温度センサ31及びマイコンその他の回路部品(図示せず)が実装されている。該制御部3は、MPPT制御により発電電力が最大となるようコンバータ及びインバータの動作を制御する。また、制御部3は、IPM23や電解コンデンサ26などの回路部品を保護するために、IPM温度センサ25が検出するIPM温度(パワーモジュールの温度)が予め設定された第1の閾値を超えると電力変換部2の出力抑制制御を行うとともに、雰囲気温度センサ31を含む雰囲気温度検出回路が検出する雰囲気温度が予め設定された第2の閾値を超えた場合にも電力変換部2の出力抑制制御を行うように構成されている。なお、出力抑制制御は、出力を完全に停止させるものであってもよく、また、各閾値を超過した量に応じて徐々に出力を絞っていく制御であってもよい。さらに、各閾値を超過した量にかかわらず、各閾値を超過している間は徐々に出力を絞っていく制御であってもよい。
また、上記循環ファン27を動作させるか停止させるかも制御部3によって制御され、循環ファン27のホール素子などの回転検出センサの出力が制御部3に入力され、循環ファン27を回転動作制御しているにもかかわらず循環ファン27が回転していないことを制御部3によって検出すると、循環ファン27の故障であると判定するように構成している。
制御部3は、電力変換部2の系統連系動作中は循環ファン27を動作させることによって回路収容空間内の空気を循環させることにより温度の均一化を図るが、上記IPM温度検出回路の検出値が正常温度範囲内で変動しなくなる中途半端故障の発生を検出するために、図3に示すように循環ファン27の動作を制御しつつ故障判定を行うよう制御構成されている。
具体的には、制御部3は、電力変換部2の系統連系動作の開始とともに循環ファン27の動作を開始させるとともに(ステップS1)、IPM温度検出回路の検出値(IPM温度)をメモリ(記憶手段)に記憶させてタイマーを初期化する(ステップS2)。次に、IPM温度検出回路の検出値が記憶した温度から変動したか否かを判定し(ステップS3)、変動があれば上記ステップS2に戻り、変動がなければ上記タイマーのカウント時間が所定の第1判定時間(例えば30分)以上であるか否かを判定し(ステップS4)、第1判定時間を経過していなければ上記ステップS3に戻り、第1判定時間を経過していれば循環ファン27を停止させることによる故障判定動作制御を行う。
故障判定動作制御は、まず、タイマーを初期化するとともに循環ファン27の動作を停止させる(ステップS5)。循環ファン27の動作停止によりIPM温度検出回路の検出値が記憶した温度から変動すれば上記ステップS1に戻って通常通り循環ファン27の動作を再開し、所定の第2判定時間(例えば30分)循環ファン27を停止させたままIPM温度検出回路の検出値が変動することを待機する(ステップS6,S7)。第2判定時間経過してもIPM温度の検出値に変動がなければ、IPM温度検出回路が中途半端故障したと判定して、IPM温度検出回路が中途半端故障した状態(第1故障状態)であることを制御部3はメモリ(記憶手段)に記憶するとともに、故障発生を示す故障報知を画面表示やエラー音等によって行う(ステップS8)。かかる故障報知を行った際に即座に発電停止させてもよいが、IPM温度検出回路自体は発電に直接関係のあるものではないため、循環ファン27の動作を再開させて(ステップS9)、発電動作を継続させることもできる。
上記本実施形態に係るパワーコンディショナ1によれば、系統連系動作中、循環ファン27が動作していれば、循環ファン27によって回路収容空間内の空気が循環されるため、発熱部となるIPM23近傍の主基板21の温度やリアクトル22近傍の雰囲気温度が低下し、回路収容空間の下部側の雰囲気温度が上昇する。一方、循環ファン27が停止していれば、IPM23近傍の主基板21の温度やリアクトル22近傍の雰囲気温度が上昇し、回路収容空間の下部側の雰囲気温度が低下する。このように、循環ファン27が動作しているか否かによって、発電出力中の回路収容空間内の温度分布が変わり、これにより、IPM温度検出回路及び雰囲気温度検出回路の検出値が数℃程度変動する。この循環ファン27停止時のIPM温度検出回路の検出値の若干量の変動に基づいてIPM温度検出回路の中途半端故障の検出を行うものであるから、故障検出用の別途のファンを設ける必要がなく、部品点数の削減やコスト低減を図ることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜設計変更できる。例えば、循環ファン27は、その回転数を制御部3によって制御可能なものであってもよく、この場合、温度検出回路の中途半端故障判定時に循環ファン27を停止させずとも、温度検出回路の検出温度に影響が出る程度に循環ファン27を減速させるように構成してもよい。また、雰囲気温度センサによって主構成される雰囲気温度検出回路の中途半端故障の検出に本発明を適用することも可能である。
1 パワーコンディショナ
2 電力変換部
23 パワーモジュール
25 温度検出回路を構成するIPM温度センサ
27 循環ファン
3 制御部
4 筐体
2 電力変換部
23 パワーモジュール
25 温度検出回路を構成するIPM温度センサ
27 循環ファン
3 制御部
4 筐体
Claims (5)
- 発電部から入力する電力を系統電力に連系する電力に変換する電力変換部と、該電力変換部を収容する筐体と、該筐体内部に設けられたファンと、該ファンの動作を制御する制御部と、前記筐体内の所定温度を検出するための温度検出回路とを備えるパワーコンディショナにおいて、
前記制御部は、前記電力変換部の系統連系動作中に前記ファンを動作させた状態で所定の第1判定時間にわたって前記温度検出回路の検出値に変動が無い場合に前記ファンを停止若しくは減速させ、当該停止若しくは減速後も所定の第2判定時間にわたって前記温度検出回路の検出値に変動が無ければ前記温度検出回路が第1故障状態であることを記憶手段に記憶するように構成されていることを特徴とするパワーコンディショナ。 - 請求項1に記載のパワーコンディショナにおいて、前記制御部は、前記電力変換部の系統連系動作中、前記第1判定時間にわたって前記温度検出回路の検出値に変動が無いことを検出しなければ、前記ファンを動作させるように構成されていることを特徴とするパワーコンディショナ。
- 請求項1又は2に記載のパワーコンディショナにおいて、前記制御部は、前記温度検出回路が異常値を検出したとき前記温度検出回路が第2故障状態であることを記憶手段に記憶するように構成されており、前記第1故障状態であることの判定は、前記温度検出回路の検出値が正常範囲であるときに行われることを特徴とするパワーコンディショナ。
- 請求項1,2又は3に記載のパワーコンディショナにおいて、前記電力変換部はパワーモジュールを備え、前記温度検出回路は前記パワーモジュールの温度を検出するものであることを特徴とするパワーコンディショナ。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のパワーコンディショナにおいて、前記筐体内には、前記電力変換部を収容する回路収容空間が設けられ、前記ファンは、前記回路収容空間内の空気を循環させる循環ファンであることを特徴とするパワーコンディショナ。
Priority Applications (1)
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2014
- 2014-09-25 JP JP2014195680A patent/JP2016067164A/ja active Pending
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