JP7111352B2 - 気温測定装置 - Google Patents
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Description
このため、施設園芸の分野では県の試験場などでの研究レベルでも、研究員が自作した装置を用いて気温測定が行われている。近年では農業用クラウドの普及により、計測した気温を記録することが増えており、今後は計測したデータの解析が本格化すると考えられるが、誤差を含んだデータを蓄積してしまうと、解析に支障をきたすおそれもある。
特許文献1は、空気の導入路を単純にし、センサが設置される空間内で温度分布が一定となり、測定精度を高めることができる測定装置を提案している。
特許文献1における測定装置は、空気の温度、湿度等を感部で測定するセンサと、センサを収容するケースと、センサに空気を導入するファンとを備え、ファンは、羽根車を内装した筒状開口部を備え、ケースは底部を平板部とし、この平板部に通気孔を形成し、ファンは筒状開口部の入口側をケースの通気孔に合わせて固定し、筒状開口部の出口側をセンサに対向させて配置している。
図4に特許文献4を参考にした実験装置を示す。図4(a)は実験装置の要部断面構成図、図4(b)は同装置の要部を示す写真である。
ケース10は、上部材11、中間部材12、13、及び下部材14を所定の間隔で積層して構成している。上部材11、中間部材12、13、及び下部材14は、平面視で円形に形成され、周辺部は下方に向けて傾斜させている。
中間部材12、13、及び下部材14には、中央部に通気孔を形成し、中間部材13には温度センサ20を、下部材14には通風ファン30を設けている。
通風ファン30によって下部材14の通気孔から空気を吸い込み、中間部材13の通気孔を通過した空気は、中間部材12の通気孔を経由して上部材11と中間部材12との間から外周に排出されるとともに、中間部材12と中間部材13との間から外周に排出される。
図5は図4に示す実験装置で測定した気温と、気象観測用の通風式測定装置で測定した気温と、全天日射との測定結果を示すグラフである。
図5に示すように、実験装置での気温測定値は、気象観測用の通風式測定装置での気温測定値に近い値を検出しているが、特に全天日射量の多い時間帯での誤差を生じている。
図6は図4に示す実験装置に光センサを設けた装置を示す写真である。
図6に示すように、温度センサ20の近傍に光センサ40を設けて、ケース10内での温度と照度とを検出した。
図7は図6に示す装置によって検出した照度と気温の誤差との相関関係を示すグラフである。なお、図7では日射のある時間帯のみを対象としている。
図7(a)は2017年8月14日から16日までの3日間のデータ結果、図7(b)は2017年9月10日から15日までの6日間のデータ結果である。
図7に示すように、ケース10内での照度と気温の誤差の大きさには明確に相関があり、図7(a)と図7(b)とでは近似式にも大きな変動は生じていない。
このことから、本発明者らは、光センサの出力値から日射誤差値を推定することで正しい気温を算出できることを見出した。
ところで、特許文献2や特許文献3は、温度センサとともに日照センサを備えた気象計を提案している。
特許文献2の気象計は、屋根部に雨滴センサと日照センサを配置した第1ユニットと、第1ユニットの下方に複数の支柱を介して筒体部が取り外し可能に取り付けられ、筒体部の上面に超音波風向風速センサを配置し、筒体部内に気圧センサを配置した第2ユニットと、第2ユニットの下方に温度センサおよび湿度センサを収容した温湿度筒が第2ユニットに対して取り外し可能に取り付けられた第3ユニットと、温湿度筒を取り囲む通風筒が第2ユニットに対して取り外し可能に取り付けられた第4ユニットとを備えている。
また、特許文献3のセンサユニットは、環境測定を行うセンサ部と、センサ部の測定データを無線通信によって送信する無線通信部と、太陽光パネルと、動作電源を供給する電源部と、無線通信部及び太陽光パネルと接続された制御部とを備え、制御部は、太陽光パネルの受光量に応じて、無線通信部の送信頻度とセンサ部の測定頻度を決定し、更に、センサ部は筐体外に配置するとともにセンサ部保護手段を設けている。
また、特許文献4は、放射の影響を計算上取り除くことができ、放射除けを設けることなく精度よく温度を測定することができる温度測定装置を提案している。
また、特許文献3は、センサユニットの消費電力を抑え、かつ、測定精度の向上及び水や汚れ等による故障の防止を図ることを課題としており、温度センサから測定された温度を補正するものではない。
なお、特許文献4は、感温部の体積が異なる複数本の熱電対で同時に計測した複数の温度を用いるもので、体積の異なる複数の感温部に加わる放射の影響を取り除くもので、光センサを設けてなく、測定された温度を光センサの出力値を用いて補正するものではない。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の気温測定装置において、前記第1空気口15から前記第2空気口16までの間に形成される通風路に通風ファン30を設け、前記通風ファン30によって、空気を、前記第1空気口15から吸い込み、前記第2空気口16から排出し、前記通風ファン30の上流側にフィルター31を設けたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の気温測定装置において、前記第1筐体10Aを白色材で形成し、前記光センサ40では、前記第1筐体10Aからの透過光、及び前記第1空気口15と前記第2空気口16とからの散乱光による前記照度を検出することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の気温測定装置において、前記第1筐体10Aを白色セラミック材で形成し、前記光センサ40では、前記第1空気口15と前記第2空気口16とからの散乱光による前記照度を検出することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の気温測定装置において、前記第1筐体10Aを、円筒形状、円錐台形状、又はドーム形状としたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明の気温測定装置は、温度を検出する温度センサ20と、照度を検出する光センサ40と気温を算出する制御部70とを備え、前記光センサ40として、少なくとも第1光センサ41と第2光センサ42を設け、前記制御部70では、前記温度センサ20の検出温度を前記光センサ40の出力値によって補正し、日射による昇温を除去し、前記第1光センサ41及び前記第2光センサ42の正常動作を監視し、前記第1光センサ41及び前記第2光センサ42が正常に動作しているときには、前記第1光センサ41及び前記第2光センサ42を用いて補正を行い、前記第1光センサ41及び前記第2光センサ42のいずれかが正常に動作していないときは、正常に動作している前記第1光センサ41又は前記第2光センサ42を用いて補正を行うことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の気温測定装置において、異常を出力する出力部を設け、前記制御部70では、前記温度センサ20及び前記光センサ40の正常動作を監視し、前記温度センサ20又は前記光センサ40の異常を検出すると前記出力部から出力することを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項2に記載の気温測定装置において、異常を出力する出力部を設け、前記制御部70では、前記温度センサ20、前記光センサ40、及び前記通風ファン30の正常動作を監視し、前記温度センサ20、前記光センサ40、及び前記通風ファン30のいずれかの異常を検出すると前記出力部から出力することを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の気温測定装置において、前記光センサ40として、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を設け、前記第1筐体10Aの仮想中心軸Xに対して、前記第1光センサ41と前記第2光センサ42とを、60度以上の角度で配置し、前記第2光センサ42と前記第3光センサ43とを、60度以上の角度で配置し、前記第3光センサ43と前記第1光センサ41とを、60度以上の角度で配置することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の気温測定装置において、前記第1筐体10A又は前記第2筐体50に、設置方位を示す方位目印を設けたことを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項1に記載の気温測定装置において、前記光センサ40として、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を設け、前記温度センサ20、前記第1光センサ41、前記第2光センサ42、及び前記第3光センサ43を、プリント基板80に配置し、前記プリント基板80には通風口81を形成し、前記プリント基板80を前記第1空気口15から前記第2空気口16までの間に配置したことを特徴とする。
図1は本実施例による気温測定装置を示す構成図であり、図1(a)は同装置の外観を示す写真、図1(b)は同装置の要部断面構成図、図1(c)は同装置の要部を示す写真である。
図1(b)に示すように、第1筐体10A内には、温度を検出する温度センサ20と、通風ファン30と、照度を検出する光センサ40とを収容し、第2筐体50内には、気温を算出する制御部70を収容する。このように、温度センサ20と光センサ40とを第1筐体10A内に収容することで、温度センサ20及び光センサ40を、雨水、粉塵、又は紫外光などの外的環境から保護でき、制御部70を収容する第2筐体50を第1筐体10Aから離して配置することで制御部70からの発熱の影響を温度センサ20に与えることがない。
制御部70では、温度センサ20の検出温度を光センサ40の出力値によって補正し、日射による昇温を除去する。
中間部材12、13、及び下部材14には、中央部に通気孔を形成している。下部材14に形成している通気孔は第1空気口15を構成し、中間部材12に形成している通気孔は第2空気口16を構成する。
第2空気口16は、第1空気口15より上方に配置している。第2空気口16の上方に第2筐体50を配置して雨水の浸入を防止することで、上部材11は設けなくてもよい。
通風ファン30は、第1空気口15から第2空気口16までの間に形成される通風路に設ける。通風ファン30は例えば下部材14に設ける。空気は、通風ファン30によって、第1空気口15から吸い込まれ、第2空気口16から排出される。
通風ファン30の上流側にはフィルター31を設けている。通風ファン30の上流側にフィルター31を設けることで通風路内への粉塵や雨水の浸入を少なくでき、温度センサ20や光センサ40を保護することができる。
第1筐体10Aの仮想中心軸Xに対して、第1光センサ41と第2光センサ42とを60度以上の角度で配置し、第2光センサ42と第3光センサ43とを60度以上の角度で配置し、第3光センサ43と第1光センサ41とを60度以上の角度で配置することで、第1筐体10A内での光の偏りによる影響を少なくでき、精度の高い補正を行える。
温度センサ20、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43は、プリント基板80に配置する。このように、通風口81を形成しているプリント基板80に、温度センサ20、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を配置することで、装置構成を簡素化でき、メンテナンスを容易とすることができる。
図1に示すように、光センサ40として、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を用いる場合には、例えば、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43の出力値の平均値を用いる第1補正方法、いずれか一つの光センサ40の出力値を用いる第2補正方法、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43の出力値に重み付けを行って全ての光センサ40の出力値を用いる第3補正方法がある。
第1補正方法は、補正気温=検出温度-(0.000195×Lux1+0.029)とし、Lux1=(第1光センサ41の出力値+第2光センサ42の出力値+第3光センサ43の出力値)×1/3とする。
第2補正方法は、補正気温=検出温度-(0.000200×Lux2+0.065)とし、Lux2=(第1光センサ41の出力値、第2光センサ42の出力値、又は第3光センサ43の出力値)とする。
第3補正方法は、補正気温=検出温度-(0.000200×Lux3+0.031)とし、Lux3=(第1光センサ41の出力値×0.6+第2光センサ42の出力値×0.2+第3光センサ43の出力値×0.2)とする。
これらの近似式を用いて過去の第2所定期間のデータで精度(予測の平均二乗誤差(Prediction Mean Squared Error, PMSE)を検証した。
検証結果は、平均値を用いた第1補正方法が0.25、一つの光センサ40だけの出力値を用いた第2補正方法が0.27、重み付けを行った第3補正方法が0.23となり、複数の光センサ40の出力値を用いる方法が単一の光センサ40の出力値だけを用いるよりも精度が高い結果となった。
このことから、図2で示す実施試験では、第3補正方法を用いて行った。
温度センサ20での検出温度を光センサ40の出力値によって補正した補正気温での誤差は、±0.5℃未満が99.2%、-0.5℃以下が0.4%、+0.5℃以上が0.5%であり、±0.5℃未満の誤差が99%以上となった。
図2(b)に示す実証試験では、基準気温に対する補正気温の誤差は、全て(100%)±0.5℃未満となった。
図2(c)に示す実証試験では、基準気温に対する補正気温の誤差は、±0.5℃未満が91.9%、-0.5℃以下が1.4%、+0.5℃以上が6.7%であり、±0.5℃未満の誤差が91%以上となった。
図3は、本発明のそれぞれ異なる実施例による気温測定装置の要部断面構成図である。
図3(a)は図1に示す本実施例による気温測定装置の要部断面構成図、図3(b)は他の実施例による同装置の要部断面構成図、図3(c)は更に他の実施例による同装置の要部断面構成図、図3(d)は更に他の実施例による同装置の要部断面構成図、図3(e)は更に他の実施例による同装置の要部断面構成図、図3(f)は更に他の実施例による同装置の要部断面構成図である。
図3(a)に示す構成では、同じ日射量であっても、太陽高度によって検出される照度(光量)が異なる場合がある。
図3(b)では円筒形状とした第1筐体10Bを示し、図3(c)では円錐台形状とした第1筐体10Cを示し、図3(d)及び図3(e)ではドーム形状とした第1筐体10D、10Eを示している。
円筒形状とした第1筐体10Bは、底面の中央部に第1空気口15を形成し、上面の中央部に第2空気口16を形成している。円錐台形状とした第1筐体10Cは、底面の中央部に第1空気口15を形成し、上面の中央部に第2空気口16を形成している。ドーム形状とした第1筐体10Dは、底面の中央部に第1空気口15を形成し、上面の中央部に第2空気口16を形成している。ドーム形状とした第1筐体10Eは、下部材14の中央部に第1空気口15を形成し、第1筐体10Eの下端と下部材14との間に設けた隙間で第2空気口16を形成している。
このように、円筒形状とした第1筐体10B、円錐台形状とした第1筐体10C、ドーム形状とした第1筐体10Dを用いることで、第1筐体10B、10C、10Dに対する日射の方向や太陽高度が変化しても、第1筐体10B、10C、10Dで受ける日射面の形状による影響を少なくでき、精度の高い補正を行える。
また、図3(f)に示すように、上部材11、中間部材12、13、及び下部材14を所定の間隔で積層して第1筐体10Fを構成し、中間部材13及び下部材14には、中央部に通気孔を形成し、下部材14に形成している通気孔を第1空気口15とし、中間部材12と中間部材13との間に形成する外周隙間を第2空気口16とし、中間部材12と中間部材13との間に温度センサ20を配置し、上部材11と中間部材12との間に光センサ40を配置してもよい。
図3(f)に示すように、光センサ40を通風路とは別の空間に配置することで、通風路内に浸入する粉塵や雨水から光センサ40を保護することができる。
なお、上記実施例では通風ファン30によって強制通風を行っているが、通風ファン30を設けなくてもよい。
11 上部材
12、13 中間部材
14 下部材
15 第1空気口
16 第2空気口
20 温度センサ
30 通風ファン
31 フィルター
40 光センサ
41 第1光センサ
42 第2光センサ
43 第3光センサ
50 第2筐体
60 連結棒
70 制御部
80 プリント基板
81 通風口
82 配線
X 仮想中心軸
Claims (11)
- 温度を検出する温度センサと、
照度を検出する光センサと
気温を算出する制御部と
を備え、
第1空気口と、前記第1空気口より上方に配置する第2空気口とを形成する第1筐体内に、前記温度センサと前記光センサとを収容し、
前記第2空気口の上方に第2筐体を配置し、
前記第2筐体内に前記制御部を収容し、
前記制御部では、
前記温度センサの検出温度を前記光センサの出力値によって補正し、日射による昇温を除去する
ことを特徴とする気温測定装置。 - 前記第1空気口から前記第2空気口までの間に形成される通風路に通風ファンを設け、
前記通風ファンによって、空気を、前記第1空気口から吸い込み、前記第2空気口から排出し、
前記通風ファンの上流側にフィルターを設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の気温測定装置。 - 前記第1筐体を白色材で形成し、
前記光センサでは、前記第1筐体からの透過光、及び前記第1空気口と前記第2空気口とからの散乱光による前記照度を検出する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の気温測定装置。 - 前記第1筐体を白色セラミック材で形成し、
前記光センサでは、前記第1空気口と前記第2空気口とからの散乱光による前記照度を検出する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の気温測定装置。 - 前記第1筐体を、円筒形状、円錐台形状、又はドーム形状とした
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の気温測定装置。 - 温度を検出する温度センサと、
照度を検出する光センサと
気温を算出する制御部と
を備え、
前記光センサとして、少なくとも第1光センサと第2光センサを設け、
前記制御部では、
前記温度センサの検出温度を前記光センサの出力値によって補正し、日射による昇温を除去し、
前記第1光センサ及び前記第2光センサの正常動作を監視し、
前記第1光センサ及び前記第2光センサが正常に動作しているときには、前記第1光センサ及び前記第2光センサを用いて補正を行い、
前記第1光センサ及び前記第2光センサのいずれかが正常に動作していないときは、正常に動作している前記第1光センサ又は前記第2光センサを用いて補正を行う
ことを特徴とする気温測定装置。 - 異常を出力する出力部を設け、
前記制御部では、
前記温度センサ及び前記光センサの正常動作を監視し、
前記温度センサ又は前記光センサの異常を検出すると前記出力部から出力する
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の気温測定装置。 - 異常を出力する出力部を設け、
前記制御部では、
前記温度センサ、前記光センサ、及び前記通風ファンの正常動作を監視し、
前記温度センサ、前記光センサ、及び前記通風ファンのいずれかの異常を検出すると前記出力部から出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の気温測定装置。 - 前記光センサとして、第1光センサ、第2光センサ、及び第3光センサを設け、
前記第1筐体の仮想中心軸に対して、
前記第1光センサと前記第2光センサとを、60度以上の角度で配置し、
前記第2光センサと前記第3光センサとを、60度以上の角度で配置し、
前記第3光センサと前記第1光センサとを、60度以上の角度で配置する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の気温測定装置。 - 前記第1筐体又は前記第2筐体に、設置方位を示す方位目印を設けた
ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の気温測定装置。 - 前記光センサとして、第1光センサ、第2光センサ、及び第3光センサを設け、
前記温度センサ、前記第1光センサ、前記第2光センサ、及び前記第3光センサを、プリント基板に配置し、
前記プリント基板には通風口を形成し、
前記プリント基板を前記第1空気口から前記第2空気口までの間に配置した
ことを特徴とする請求項1に記載の気温測定装置。
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