JP2020020712A - 気温測定装置 - Google Patents

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【課題】光センサの出力値から日射誤差値を推定することで正しい気温を算出できる気温測定装置を提供すること。【解決手段】本発明の気温測定装置は、温度を検出する温度センサ20と、照度を検出する光センサ40と、気温を算出する制御部70とを備え、制御部70では、温度センサ20の検出温度を光センサ40の出力値によって補正し、日射による昇温を除去することを特徴とし、好ましくは、第1空気口15と、第1空気口15より上方に配置する第2空気口16とを形成する第1筐体10A内に、温度センサ20と光センサ40とを収容し、第2空気口16の上方に第2筐体50を配置し、第2筐体50内に制御部70を収容する。【選択図】図1

Description

本発明は、特に農業、施設園芸分野において用いられる気温測定装置に関する。
正確な気温を測るためには日射の影響を除去する必要があることは知られており、そのためには、気象観測用の通風式測定装置が用いられる。しかし、気象観測用の通風式測定装置は大型で高価であり、特に農家においては複数台導入することは困難である。
このため、施設園芸の分野では県の試験場などでの研究レベルでも、研究員が自作した装置を用いて気温測定が行われている。近年では農業用クラウドの普及により、計測した気温を記録することが増えており、今後は計測したデータの解析が本格化すると考えられるが、誤差を含んだデータを蓄積してしまうと、解析に支障をきたすおそれもある。
特許文献1は、空気の導入路を単純にし、センサが設置される空間内で温度分布が一定となり、測定精度を高めることができる測定装置を提案している。
特許文献1における測定装置は、空気の温度、湿度等を感部で測定するセンサと、センサを収容するケースと、センサに空気を導入するファンとを備え、ファンは、羽根車を内装した筒状開口部を備え、ケースは底部を平板部とし、この平板部に通気孔を形成し、ファンは筒状開口部の入口側をケースの通気孔に合わせて固定し、筒状開口部の出口側をセンサに対向させて配置している。
図4に特許文献4を参考にした実験装置を示す。図4(a)は実験装置の要部断面構成図、図4(b)は同装置の要部を示す写真である。
ケース10は、上部材11、中間部材12、13、及び下部材14を所定の間隔で積層して構成している。上部材11、中間部材12、13、及び下部材14は、平面視で円形に形成され、周辺部は下方に向けて傾斜させている。
中間部材12、13、及び下部材14には、中央部に通気孔を形成し、中間部材13には温度センサ20を、下部材14には通風ファン30を設けている。
通風ファン30によって下部材14の通気孔から空気を吸い込み、中間部材13の通気孔を通過した空気は、中間部材12の通気孔を経由して上部材11と中間部材12との間から外周に排出されるとともに、中間部材12と中間部材13との間から外周に排出される。
図5は図4に示す実験装置で測定した気温と、気象観測用の通風式測定装置で測定した気温と、全天日射との測定結果を示すグラフである。
図5に示すように、実験装置での気温測定値は、気象観測用の通風式測定装置での気温測定値に近い値を検出しているが、特に全天日射量の多い時間帯での誤差を生じている。
図6は図4に示す実験装置に光センサを設けた装置を示す写真である。
図6に示すように、温度センサ20の近傍に光センサ40を設けて、ケース10内での温度と照度とを検出した。
図7は図6に示す装置によって検出した照度と気温の誤差との相関関係を示すグラフである。なお、図7では日射のある時間帯のみを対象としている。
図7(a)は2017年8月14日から16日までの3日間のデータ結果、図7(b)は2017年9月10日から15日までの6日間のデータ結果である。
図7に示すように、ケース10内での照度と気温の誤差の大きさには明確に相関があり、図7(a)と図7(b)とでは近似式にも大きな変動は生じていない。
このことから、本発明者らは、光センサの出力値から日射誤差値を推定することで正しい気温を算出できることを見出した。
ところで、特許文献2や特許文献3は、温度センサとともに日照センサを備えた気象計を提案している。
特許文献2の気象計は、屋根部に雨滴センサと日照センサを配置した第1ユニットと、第1ユニットの下方に複数の支柱を介して筒体部が取り外し可能に取り付けられ、筒体部の上面に超音波風向風速センサを配置し、筒体部内に気圧センサを配置した第2ユニットと、第2ユニットの下方に温度センサおよび湿度センサを収容した温湿度筒が第2ユニットに対して取り外し可能に取り付けられた第3ユニットと、温湿度筒を取り囲む通風筒が第2ユニットに対して取り外し可能に取り付けられた第4ユニットとを備えている。
また、特許文献3のセンサユニットは、環境測定を行うセンサ部と、センサ部の測定データを無線通信によって送信する無線通信部と、太陽光パネルと、動作電源を供給する電源部と、無線通信部及び太陽光パネルと接続された制御部とを備え、制御部は、太陽光パネルの受光量に応じて、無線通信部の送信頻度とセンサ部の測定頻度を決定し、更に、センサ部は筐体外に配置するとともにセンサ部保護手段を設けている。
また、特許文献4は、放射の影響を計算上取り除くことができ、放射除けを設けることなく精度よく温度を測定することができる温度測定装置を提案している。
特開2016−173261号公報 特開2015−210132号公報 特開2017−146184号公報 特許第6112518号公報
特許文献2は、特別な技術を必要とせずにメンテナンス及び修理作業ができ、また低コスト化が図れる気象計を提供することを課題としており、温度センサから測定された温度を補正するものではない。
また、特許文献3は、センサユニットの消費電力を抑え、かつ、測定精度の向上及び水や汚れ等による故障の防止を図ることを課題としており、温度センサから測定された温度を補正するものではない。
なお、特許文献4は、感温部の体積が異なる複数本の熱電対で同時に計測した複数の温度を用いるもので、体積の異なる複数の感温部に加わる放射の影響を取り除くもので、光センサを設けてなく、測定された温度を光センサの出力値を用いて補正するものではない。
本発明は、光センサの出力値から日射誤差値を推定することで正しい気温を算出できる気温測定装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の気温測定装置は、温度を検出する温度センサ20と、照度を検出する光センサ40と気温を算出する制御部70とを備え、前記制御部70では、前記温度センサ20の検出温度を前記光センサ40の出力値によって補正し、日射による昇温を除去することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の気温測定装置において、第1空気口15と、前記第1空気口15より上方に配置する第2空気口16とを形成する第1筐体10A内に、前記温度センサ20と前記光センサ40とを収容し、前記第2空気口16の上方に第2筐体50を配置し、前記第2筐体50内に前記制御部70を収容することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の気温測定装置において、前記第1空気口15から前記第2空気口16までの間に形成される通風路に通風ファン30を設け、前記通風ファン30によって、空気を、前記第1空気口15から吸い込み、前記第2空気口16から排出し、前記通風ファン30の上流側にフィルター31を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2又は請求項3に記載の気温測定装置において、前記第1筐体10Aを白色材で形成し、前記光センサ40では、前記第1筐体10Aからの透過光、及び前記第1空気口15と前記第2空気口16とからの散乱光による前記照度を検出することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項2又は請求項3に記載の気温測定装置において、前記第1筐体10Aを白色セラミック材で形成し、前記光センサ40では、前記第1空気口15と前記第2空気口16とからの散乱光による前記照度を検出することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の気温測定装置において、前記第1筐体10Aを、円筒形状、円錐台形状、又はドーム形状としたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の気温測定装置において、前記光センサ40として、少なくとも第1光センサ41と第2光センサ42を設け、前記制御部70では、前記第1光センサ41及び前記第2光センサ42の正常動作を監視し、前記第1光センサ41及び前記第2光センサ42が正常に動作しているときには、前記第1光センサ41及び前記第2光センサ42を用いて補正を行い、前記第1光センサ41及び前記第2光センサ42のいずれかが正常に動作していないときは、正常に動作している前記第1光センサ41又は前記第2光センサ42を用いて補正を行うことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の気温測定装置において、異常を出力する出力部を設け、前記制御部70では、前記温度センサ20及び前記光センサ40の正常動作を監視し、前記温度センサ20又は前記光センサ40の異常を検出すると前記出力部から出力することを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項3に記載の気温測定装置において、異常を出力する出力部を設け、前記制御部70では、前記温度センサ20、前記光センサ40、及び前記通風ファン30の正常動作を監視し、前記温度センサ20、前記光センサ40、及び前記通風ファン30のいずれかの異常を検出すると前記出力部から出力することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の気温測定装置において、前記光センサ40として、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を設け、前記第1筐体10Aの仮想中心軸Xに対して、前記第1光センサ41と前記第2光センサ42とを、60度以上の角度で配置し、前記第2光センサ42と前記第3光センサ43とを、60度以上の角度で配置し、前記第3光センサ43と前記第1光センサ41とを、60度以上の角度で配置することを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項2から請求項10のいずれか1項に記載の気温測定装置において、前記第1筐体10A又は前記第2筐体50に、設置方位を示す方位目印を設けたことを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項2に記載の気温測定装置において、前記光センサ40として、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を設け、前記温度センサ20、前記第1光センサ41、前記第2光センサ42、及び前記第3光センサ43を、プリント基板80に配置し、前記プリント基板80には通風口81を形成し、前記プリント基板80を前記第1空気口15から前記第2空気口16までの間に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、光センサの出力値から日射誤差値を推定し、温度センサの検出温度を補正することで、日射による昇温を除去し、正しい気温を算出することができる。
本発明の一実施例による気温測定装置を示す構成図 図1に示す装置を用いて行った実証試験結果を示すグラフ 本発明のそれぞれ異なる実施例による気温測定装置の要部断面構成図 検証に用いた実験装置を示す図 図4に示す実験装置で測定した気温と、気象観測用の通風式測定装置で測定した気温と、全天日射との測定結果を示すグラフ 図4に示す実験装置に光センサを設けた装置を示す写真 図6に示す装置によって検出した照度と気温の誤差との相関関係を示すグラフ
本発明の第1の実施の形態による気温測定装置は、制御部では、温度センサの検出温度を光センサの出力値によって補正し、日射による昇温を除去するものである。本実施の形態によれば、光センサの出力値から日射誤差値を推定し、温度センサの検出温度を補正することで、日射による昇温を除去し、正しい気温を算出することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による気温測定装置において、第1空気口と、第1空気口より上方に配置する第2空気口とを形成する第1筐体内に、温度センサと光センサとを収容し、第2空気口の上方に第2筐体を配置し、第2筐体内に制御部を収容するものである。本実施の形態によれば、温度センサと光センサとを第1筐体内に収容することで、温度センサ及び光センサを、雨水、粉塵、又は紫外光などの外的環境から保護でき、制御部を収容する第2筐体を第1筐体から離して配置することで制御部からの発熱の影響を温度センサに与えることがない。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による気温測定装置において、第1空気口から第2空気口までの間に形成される通風路に通風ファンを設け、通風ファンによって、空気を、第1空気口から吸い込み、第2空気口から排出し、通風ファンの上流側にフィルターを設けたものである。本実施の形態によれば、通風ファンの上流側に設けたフィルターによって通風路内への粉塵や雨水の浸入を少なくでき、温度センサや光センサを保護することができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2又は第3の実施の形態による気温測定装置において、第1筐体を白色材で形成し、光センサでは、第1筐体からの透過光、及び第1空気口と第2空気口とからの散乱光による照度を検出するものである。本実施の形態によれば、日射による第1筐体の昇温を少なくでき、透過光及び散乱光から照度を検出することができ、精度の高い補正を行える。
本発明の第5の実施の形態は、第2又は第3の形態による気温測定装置において、第1筐体を白色セラミック材で形成し、光センサでは、第1空気口と第2空気口とからの散乱光による照度を検出するものである。本実施の形態によれば、日射による第1筐体の昇温を少なくでき、散乱光から照度を検出することができ、精度の高い補正を行える。
本発明の第6の実施の形態は、第2から第5のいずれかの実施の形態による気温測定装置において、第1筐体を、円筒形状、円錐台形状、又はドーム形状としたものである。本実施の形態によれば、第1筐体に対する日射の方向や太陽高度が変化しても、第1筐体でうける日射面の形状による影響を少なくでき、精度の高い補正を行える。
本発明の第7の実施の形態は、第1から第6のいずれかの実施の形態による気温測定装置において、光センサとして、少なくとも第1光センサと第2光センサを設け、制御部では、第1光センサ及び第2光センサの正常動作を監視し、第1光センサ及び第2光センサが正常に動作しているときには、第1光センサ及び第2光センサを用いて補正を行い、第1光センサ及び第2光センサのいずれかが正常に動作していないときは、正常に動作している第1光センサ又は第2光センサを用いて補正を行うものである。本実施の形態によれば、第1光センサ及び第2光センサを用いて補正を行うことで補正精度を高めることができ、第1光センサ及び第2光センサのいずれかが正常に動作している限り気温の算出を行うことができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1から第7のいずれかの実施の形態による気温測定装置において、異常を出力する出力部を設け、制御部では、温度センサ及び光センサの正常動作を監視し、温度センサ又は光センサの異常を検出すると出力部から出力するものである。本実施の形態によれば、異常状態を迅速に報知することができる。特に気温測定装置は太陽光の下での明環境で使用されるため、音による報知が適している。
本発明の第9の実施の形態は、第3の実施の形態による気温測定装置において、異常を出力する出力部を設け、制御部では、温度センサ、光センサ、及び通風ファンの正常動作を監視し、温度センサ、光センサ、及び通風ファンのいずれかの異常を検出すると出力部から出力するものである。本実施の形態によれば、異常状態を迅速に報知することができる。特に気温測定装置は太陽光の下での明環境で使用されるため、音による報知が適している。
本発明の第10の実施の形態は、第2から第6のいずれかの実施の形態による気温測定装置において、光センサとして、第1光センサ、第2光センサ、及び第3光センサを設け、第1筐体の仮想中心軸に対して、第1光センサと第2光センサとを、60度以上の角度で配置し、第2光センサと第3光センサとを、60度以上の角度で配置し、第3光センサと第1光センサとを、60度以上の角度で配置するものである。本実施の形態によれば、第1筐体内での光の偏りによる影響を少なくでき、精度の高い補正を行える。
本発明の第11の実施の形態は、第2から第10のいずれかの実施の形態による気温測定装置において、第1筐体又は第2筐体に、設置方位を示す方位目印を設けたものである。本実施の形態によれば、設置方位を利用者に促すことができ、設置方位によって異なることが予想される気温算出誤差を少なくできる。
本発明の第12の実施の形態は、第2の実施の形態による気温測定装置において、光センサとして、第1光センサ、第2光センサ、及び第3光センサを設け、温度センサ、第1光センサ、第2光センサ、及び第3光センサを、プリント基板に配置し、プリント基板には通風口を形成し、プリント基板を第1空気口から第2空気口までの間に配置したものである。本実施の形態によれば、通風口を形成しているプリント基板に、温度センサ、第1光センサ、第2光センサ、及び第3光センサを配置することで、装置構成を簡素化でき、メンテナンスを容易とすることができる。
以下本発明の一実施例による気温測定装置について説明する。
図1は本実施例による気温測定装置を示す構成図であり、図1(a)は同装置の外観を示す写真、図1(b)は同装置の要部断面構成図、図1(c)は同装置の要部を示す写真である。
図1(a)に示すように、本実施例による気温測定装置は、第1筐体10Aと第2筐体50とを備えている。第1筐体10Aと第2筐体50とは複数本の連結棒60で接続され、第2筐体50は、第1筐体10Aの上方に所定間隔空けて配置している。
図1(b)に示すように、第1筐体10A内には、温度を検出する温度センサ20と、通風ファン30と、照度を検出する光センサ40とを収容し、第2筐体50内には、気温を算出する制御部70を収容する。このように、温度センサ20と光センサ40とを第1筐体10A内に収容することで、温度センサ20及び光センサ40を、雨水、粉塵、又は紫外光などの外的環境から保護でき、制御部70を収容する第2筐体50を第1筐体10Aから離して配置することで制御部70からの発熱の影響を温度センサ20に与えることがない。
制御部70では、温度センサ20の検出温度を光センサ40の出力値によって補正し、日射による昇温を除去する。
第1筐体10Aは、上部材11、中間部材12、13、及び下部材14を所定の間隔で積層して構成している。上部材11、中間部材12、13、及び下部材14は、平面視で円形に形成され、周辺部は下方に向けて傾斜させている。
中間部材12、13、及び下部材14には、中央部に通気孔を形成している。下部材14に形成している通気孔は第1空気口15を構成し、中間部材12に形成している通気孔は第2空気口16を構成する。
第2空気口16は、第1空気口15より上方に配置している。第2空気口16の上方に第2筐体50を配置して雨水の浸入を防止することで、上部材11は設けなくてもよい。
通風ファン30は、第1空気口15から第2空気口16までの間に形成される通風路に設ける。通風ファン30は例えば下部材14に設ける。空気は、通風ファン30によって、第1空気口15から吸い込まれ、第2空気口16から排出される。
通風ファン30の上流側にはフィルター31を設けている。通風ファン30の上流側にフィルター31を設けることで通風路内への粉塵や雨水の浸入を少なくでき、温度センサ20や光センサ40を保護することができる。
中間部材13にはプリント基板80を配置している。プリント基板80の中央部には通風口81を形成している。従って、プリント基板80は第1空気口15から第2空気口16までの間に形成される通風路に設けられ、通風口81は通風路を構成する。プリント基板80と制御部70とは配線82で接続されている。
図1(b)に示すように、光センサ40として、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を設けることが好ましい。
第1筐体10Aの仮想中心軸Xに対して、第1光センサ41と第2光センサ42とを60度以上の角度で配置し、第2光センサ42と第3光センサ43とを60度以上の角度で配置し、第3光センサ43と第1光センサ41とを60度以上の角度で配置することで、第1筐体10A内での光の偏りによる影響を少なくでき、精度の高い補正を行える。
温度センサ20、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43は、プリント基板80に配置する。このように、通風口81を形成しているプリント基板80に、温度センサ20、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を配置することで、装置構成を簡素化でき、メンテナンスを容易とすることができる。
図2は図1に示す装置を用いて行った実証試験結果を示すグラフである。
図1に示すように、光センサ40として、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43を用いる場合には、例えば、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43の出力値の平均値を用いる第1補正方法、いずれか一つの光センサ40の出力値を用いる第2補正方法、第1光センサ41、第2光センサ42、及び第3光センサ43の出力値に重み付けを行って全ての光センサ40の出力値を用いる第3補正方法がある。
第1補正方法は、補正気温=検出温度−(0.000195×Lux1+0.029)とし、Lux1=(第1光センサ41の出力値+第2光センサ42の出力値+第3光センサ43の出力値)×1/3とする。
第2補正方法は、補正気温=検出温度−(0.000200×Lux2+0.065)とし、Lux2=(第1光センサ41の出力値、第2光センサ42の出力値、又は第3光センサ43の出力値)とする。
第3補正方法は、補正気温=検出温度−(0.000200×Lux3+0.031)とし、Lux3=(第1光センサ41の出力値×0.6+第2光センサ42の出力値×0.2+第3光センサ43の出力値×0.2)とする。
なお、これらの近似式は、過去の第1所定期間のデータを用いて作成した。
これらの近似式を用いて過去の第2所定期間のデータで精度(予測の平均二乗誤差(Prediction Mean Squared Error, PMSE)を検証した。
検証結果は、平均値を用いた第1補正方法が0.25、一つの光センサ40だけの出力値を用いた第2補正方法が0.27、重み付けを行った第3補正方法が0.23となり、複数の光センサ40の出力値を用いる方法が単一の光センサ40の出力値だけを用いるよりも精度が高い結果となった。
このことから、図2で示す実施試験では、第3補正方法を用いて行った。
図2(a)は、2017年12月18日から12月21日の内で、日射のある時間帯40時間のデータであり、気象観測用の通風式測定装置での気温測定値を基準気温とし、温度センサ20での検出温度と基準気温との誤差、及び温度センサ20での検出温度を光センサ40の出力値によって補正した補正気温と基準温度との誤差を示すグラフである。
温度センサ20での検出温度を光センサ40の出力値によって補正した補正気温での誤差は、±0.5℃未満が99.2%、−0.5℃以下が0.4%、+0.5℃以上が0.5%であり、±0.5℃未満の誤差が99%以上となった。
図2(b)は、2017年12月25日に温室内で行ったデータであり、気象観測用の通風式測定装置での気温測定値(基準気温)と、温度センサ20での検出温度と、温度センサ20での検出温度を光センサ40の出力値によって補正した補正気温とを示している。
図2(b)に示す実証試験では、基準気温に対する補正気温の誤差は、全て(100%)±0.5℃未満となった。
図2(c)は、2018年7月9日に屋外で行ったデータであり、気象観測用の通風式測定装置での気温測定値(基準気温)と、温度センサ20での検出温度と、温度センサ20での検出温度を光センサ40の出力値によって補正した補正気温とを示している。
図2(c)に示す実証試験では、基準気温に対する補正気温の誤差は、±0.5℃未満が91.9%、−0.5℃以下が1.4%、+0.5℃以上が6.7%であり、±0.5℃未満の誤差が91%以上となった。
図3を用いて本発明の他の実施例による気温測定装置について説明する。
図3は、本発明のそれぞれ異なる実施例による気温測定装置の要部断面構成図である。
図3(a)は図1に示す本実施例による気温測定装置の要部断面構成図、図3(b)は他の実施例による同装置の要部断面構成図、図3(c)は更に他の実施例による同装置の要部断面構成図、図3(d)は更に他の実施例による同装置の要部断面構成図、図3(e)は更に他の実施例による同装置の要部断面構成図、図3(f)は更に他の実施例による同装置の要部断面構成図である。
図3(a)に示す構成では、同じ日射量であっても、太陽高度によって検出される照度(光量)が異なる場合がある。
図3(b)では円筒形状とした第1筐体10Bを示し、図3(c)では円錐台形状とした第1筐体10Cを示し、図3(d)及び図3(e)ではドーム形状とした第1筐体10D、10Eを示している。
円筒形状とした第1筐体10Bは、底面の中央部に第1空気口15を形成し、上面の中央部に第2空気口16を形成している。円錐台形状とした第1筐体10Cは、底面の中央部に第1空気口15を形成し、上面の中央部に第2空気口16を形成している。ドーム形状とした第1筐体10Dは、底面の中央部に第1空気口15を形成し、上面の中央部に第2空気口16を形成している。ドーム形状とした第1筐体10Eは、下部材14の中央部に第1空気口15を形成し、第1筐体10Eの下端と下部材14との間に設けた隙間で第2空気口16を形成している。
このように、円筒形状とした第1筐体10B、円錐台形状とした第1筐体10C、ドーム形状とした第1筐体10Dを用いることで、第1筐体10B、10C、10Dに対する日射の方向や太陽高度が変化しても、第1筐体10B、10C、10Dで受ける日射面の形状による影響を少なくでき、精度の高い補正を行える。
また、図3(f)に示すように、上部材11、中間部材12、13、及び下部材14を所定の間隔で積層して第1筐体10Fを構成し、中間部材13及び下部材14には、中央部に通気孔を形成し、下部材14に形成している通気孔を第1空気口15とし、中間部材12と中間部材13との間に形成する外周隙間を第2空気口16とし、中間部材12と中間部材13との間に温度センサ20を配置し、上部材11と中間部材12との間に光センサ40を配置してもよい。
図3(f)に示すように、光センサ40を通風路とは別の空間に配置することで、通風路内に浸入する粉塵や雨水から光センサ40を保護することができる。
第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10Fは白色材で形成し、光センサ40では、第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10Fからの透過光、及び第1空気口15と第2空気口16とからの散乱光による照度を検出するものであることが好ましい。第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10Fを白色材で形成することで日射による第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10Fの昇温を少なくできる。また、第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10Fを白色材で形成することで透過光から照度を検出することができ、第1空気口15と第2空気口16とからの散乱光に加えて白色材による透過光から照度を検出することで精度の高い補正を行える。
また、第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10Fは白色セラミック材で形成し、光センサ40では、第1空気口15と第2空気口16とからの散乱光による照度を検出するものであることも好ましい。第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10Fを白色セラミック材で形成することで、日射による第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10Fの昇温を少なくできる。また、散乱光から照度を検出することで精度の高い補正を行える。
また、光センサ40として、少なくとも第1光センサ41と第2光センサ42を設けた場合には、制御部70では、第1光センサ41及び第2光センサ42の正常動作を監視し、第1光センサ41及び第2光センサ42が正常に動作しているときには、第1光センサ41及び第2光センサ42を用いて補正を行い、第1光センサ41及び第2光センサ42のいずれかが正常に動作していないときは、正常に動作している第1光センサ41又は第2光センサ42を用いて補正を行うことが好ましい。第1光センサ41及び第2光センサ42を用いて補正を行うことで補正精度を高めることができ、第1光センサ41及び第2光センサ42のいずれかが正常に動作している限り気温の算出を行うことができる。
また、第2筐体50には、異常を出力する出力部を設けることが好ましい。そして、制御部70では、温度センサ20、光センサ40、及び通風ファン30の正常動作を監視し、温度センサ20、光センサ40、及び通風ファン30のいずれかの異常を検出すると出力部から出力することで、異常状態を迅速に報知することができる。特に気温測定装置は太陽光の下での明環境で使用されるため、音による報知が適している。
また、第1筐体10A、10B、10C、10D、10E、10F又は第2筐体50には、設置方位を示す方位目印を設けることが好ましい。設置方位を示す方位目印を設けることで、設置方位を利用者に促すことができ、設置方位によって異なることが予想される気温算出誤差を少なくできる。
なお、上記実施例では通風ファン30によって強制通風を行っているが、通風ファン30を設けなくてもよい。
以上のように、光センサ40の出力値から日射誤差値を推定し、温度センサ20の検出温度を補正することで、日射による昇温を除去し、正しい気温を算出することができる。
本実施例による気温測定装置は、農業分野に限ることなく広く気象測定用装置としても用いることができる。
10、10A、10B、10C、10D、10E、10F 第1筐体
11 上部材
12、13 中間部材
14 下部材
15 第1空気口
16 第2空気口
20 温度センサ
30 通風ファン
31 フィルター
40 光センサ
41 第1光センサ
42 第2光センサ
43 第3光センサ
50 第2筐体
60 連結棒
70 制御部
80 プリント基板
81 通風口
82 配線
X 仮想中心軸

Claims (12)

  1. 温度を検出する温度センサと、
    照度を検出する光センサと
    気温を算出する制御部と
    を備え、
    前記制御部では、
    前記温度センサの検出温度を前記光センサの出力値によって補正し、日射による昇温を除去する
    ことを特徴とする気温測定装置。
  2. 第1空気口と、前記第1空気口より上方に配置する第2空気口とを形成する第1筐体内に、前記温度センサと前記光センサとを収容し、
    前記第2空気口の上方に第2筐体を配置し、
    前記第2筐体内に前記制御部を収容する
    ことを特徴とする請求項1に記載の気温測定装置。
  3. 前記第1空気口から前記第2空気口までの間に形成される通風路に通風ファンを設け、
    前記通風ファンによって、空気を、前記第1空気口から吸い込み、前記第2空気口から排出し、
    前記通風ファンの上流側にフィルターを設けた
    ことを特徴とする請求項2に記載の気温測定装置。
  4. 前記第1筐体を白色材で形成し、
    前記光センサでは、前記第1筐体からの透過光、及び前記第1空気口と前記第2空気口とからの散乱光による前記照度を検出する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の気温測定装置。
  5. 前記第1筐体を白色セラミック材で形成し、
    前記光センサでは、前記第1空気口と前記第2空気口とからの散乱光による前記照度を検出する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の気温測定装置。
  6. 前記第1筐体を、円筒形状、円錐台形状、又はドーム形状とした
    ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の気温測定装置。
  7. 前記光センサとして、少なくとも第1光センサと第2光センサを設け、
    前記制御部では、
    前記第1光センサ及び前記第2光センサの正常動作を監視し、
    前記第1光センサ及び前記第2光センサが正常に動作しているときには、前記第1光センサ及び前記第2光センサを用いて補正を行い、
    前記第1光センサ及び前記第2光センサのいずれかが正常に動作していないときは、正常に動作している前記第1光センサ又は前記第2光センサを用いて補正を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の気温測定装置。
  8. 異常を出力する出力部を設け、
    前記制御部では、
    前記温度センサ及び前記光センサの正常動作を監視し、
    前記温度センサ又は前記光センサの異常を検出すると前記出力部から出力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の気温測定装置。
  9. 異常を出力する出力部を設け、
    前記制御部では、
    前記温度センサ、前記光センサ、及び前記通風ファンの正常動作を監視し、
    前記温度センサ、前記光センサ、及び前記通風ファンのいずれかの異常を検出すると前記出力部から出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載の気温測定装置。
  10. 前記光センサとして、第1光センサ、第2光センサ、及び第3光センサを設け、
    前記第1筐体の仮想中心軸に対して、
    前記第1光センサと前記第2光センサとを、60度以上の角度で配置し、
    前記第2光センサと前記第3光センサとを、60度以上の角度で配置し、
    前記第3光センサと前記第1光センサとを、60度以上の角度で配置する
    ことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の気温測定装置。
  11. 前記第1筐体又は前記第2筐体に、設置方位を示す方位目印を設けた
    ことを特徴とする請求項2から請求項10のいずれか1項に記載の気温測定装置。
  12. 前記光センサとして、第1光センサ、第2光センサ、及び第3光センサを設け、
    前記温度センサ、前記第1光センサ、前記第2光センサ、及び前記第3光センサを、プリント基板に配置し、
    前記プリント基板には通風口を形成し、
    前記プリント基板を前記第1空気口から前記第2空気口までの間に配置した
    ことを特徴とする請求項2に記載の気温測定装置。
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