JP2015009149A - エコ調理器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全かつ効率的な二重構造の壁構造物を有するエコ調理器具を提供する。【解決手段】二重構造の壁構造物を有する調理容器10に関し、内板および外板を含む。シリコーンリングは、内板および外板の上部および下部フランジの間に配置される。調理容器10の覆蓋のつまみには、調理容器10内部に延長された、下部部分の温度を測定する手段が提供される。熱伝導プレートは、内板の下部表面に付着され、複数の起立された隆起は、外板の下部表面上に形成される。さらに、調理容器10は、覆蓋、および覆蓋の内部表面内に形成された複数の突き出た突出部をさらに含む。調理容器は、内板および外板の間の内部空間内の圧力を緩和する圧力緩和装置をさらに含む。【選択図】図1

Description

本発明は、調理器具に関し、より特別には、二重構造の壁構造(double‐layered wall structure)を有し、この二重からなる壁構造内の空間に熱伝達媒体を含み、これにより爆発の危険を減らし、エネルギーを節減し、調理器具の熱保存時間を増加させるエコ調理器具に関する。
飲食物を準備するのに使用される、よく知られた多様な種類の調理容器がある。鍋および炊飯器(rice cooker)といった調理容器は、一般的に、単一層からなるステンレススチールで作られる。この単一層からなるステンレススチールは、速い熱伝達率という利点を持っているが、また一方で、飲食物が調理容器にくっつき、速くかつ過度な熱伝達率による調理は、調理容器の下部において飲食物が焦げ、ビタミン、栄養素および天然の香りの損失という短所も持っている。
前述した問題点を解決するために、調理容器は、飲食物が焦げることを防ぎ、栄養素および天然の香りを保存しようと提案され、導入された二重からなる構造を有する。
下記特許文献1は、内壁および外壁を含み、内壁と外壁の間に閉鎖された空間が提供され、この空間内に作動流体が注入され、空間内へ熱が加えられることにより、作動流体が蒸発して移動し、冷却により凝縮する加熱容器を開示する。下記特許文献2は、真空断熱層が容器内および側壁部分に形成され、熱が下部部分から伝達され、容器は側壁部分および下部部分を含む、断熱された調理装置を開示する。
しかし、かかる調理容器は、熱効率が低く、内壁と外壁の間における物質の高い圧力により爆発の危険がある。
一般的に、内壁と外壁は一緒に巻かれて巻き締め(rolled joint)を形成する。この巻き締め部分は弱まっていき、さらなる効果的な密封がなされないことがあり得、液体が内壁と外壁の間の空間に入り込むことがあり得る。この二重からなる調理容器が調理および洗浄のために反復的に使用されれば、液体は、内壁と外壁の間の空間内に蓄積され得る。この空間に捕獲された液体は、内壁と外壁の腐食や調理容器の変形を引き起こし得る。腐食または変形した調理容器が加熱されれば、この液体は、過度な蒸気圧を生成して、調理容器は爆発するであろう。爆発の危険を解決するために、圧力調節バルブが導入されているものの、複雑なデザインおよび圧力調節バルブの製造過程は、製造費用の上昇をもたらしている。
さらに、従来の調理容器は、スープ(soup)を調理する際に、容器内のスープが漏れ出て、ビタミンおよび他の栄養素が破壊または損失されるという問題点がある。
日本国実開昭56‐169825号 日本国実開昭63‐48526号
それにより、前述した問題点を解決するために、より安全かつ効率的な二重構造の壁構造物を有するエコ調理器具に対する必要が、日常生活において広範囲な需要を考慮して長い間存在してきている。本発明は、こうした問題点を解決し、長い間感じてきた必要を満たすことと直結する。
本発明が解決しようとする課題は、より安全かつ効率的な二重構造の壁構造物を有するエコ調理器具を提供することにある。
本発明が解決しようとする課題は、以上において言及した課題に制限されず、言及されていない他の課題は、以下の記載から当業者に明確に理解され得るであろう。
前記課題を解決するための、本発明の二重構造の壁構造物を有する調理容器の一実施例は、開口部を有する内板であって、前記内板の下部表面は、上方に延長されて内部リムと外部リムを形成する上部フランジの部分で終了され、前記内部リムは、前記外部リムの半径よりも小さい半径を有するものである内板、上方に延長されて下部フランジで終了される下部表面を有する外板であって、前記下部フランジは、前記上部フランジの長さよりも小さい長さを有するものである外板、前記内板と外板の間の区域内に形成され、少なくとも部分的に熱伝導媒体を含む内部空間、および前記上部フランジと下部フランジの間に配置されたシリコーンリングを含む。
前記課題を解決するための、本発明の二重構造の壁構造物を有する調理容器の他の実施例は、開口部を有する内板、外板であって、壁空間と下部空間が前記内板と外板上に提供され、前記壁空間は、前記内板の高さに沿って形成され、前記壁空間と下部空間は、部分的に熱伝導媒体で満たされているものである外板、前記内板の下部表面に付着されて接触している第1熱伝導プレート、および前記外板の下部表面に付着されて接触している第2熱伝導プレートを含み、前記外板の下部表面は、上方へ立てられた隆起部を形成するように構成され、前記第2熱伝導プレートは、前記隆起部の形状に符合するように構成される。
前記課題を解決するための、本発明の二重構造の壁構造物を有する調理容器の他の実施例は、開口部を有する内板、外板であって、壁空間と下部空間が前記内板と外板上に提供され、前記壁空間は、前記内板の高さに沿って形成され、前記壁空間と下部空間は、部分的に熱伝導媒体で満たされているものである外板、前記内板の下部表面に付着されて接触している第1熱伝導プレート、および前記外板の下部表面に付着されて接触している第2熱伝導プレートを含み、複数の隆起部が前記外板の下部表面上に形成され、前記第2熱伝導プレートは、前記複数の隆起部の形状に符合するように構成され、前記複数の隆起部は、上方に起立して前記外板の下部表面の中心から前記外板の下部表面の縁へと延長され、前記複数の隆起部は、長さ方向に曲率を有し、同一の方向に曲がっている。
前記課題を解決するための、本発明の二重構造の壁構造物を有する調理容器の他の実施例は、開口部を有する内板、外板であって、壁空間と下部空間が前記内板と外板上に提供され、前記壁空間は、前記内板の高さに沿って形成され、前記壁空間と下部空間は、部分的に熱伝導媒体で満たされているものである外板、前記外板の下部表面に付着されて接触された熱伝導プレート、および前記内板によって定義された前記開口部を覆うために、全体的に前記内板にぴたりと合う覆蓋を含み、複数の突起部が前記覆蓋の下部表面上に形成されている。
本発明の他の具体的な事項は、詳細な説明および図面に含まれている。本発明の利点、様々な特徴および側面は、添付される図面を参照することでより明確となるであろう。
本発明によれば、より安全かつ効率的な二重構造の壁構造物を有するエコ調理器具を提供することができる。
本発明に係る調理容器の斜視図である。 本発明に係る調理容器の断面図である。 本発明に係る調理容器の部分断面図である。 本発明に係る図3の調理容器のA‐A´断面図である。 本発明に係る調理容器の覆蓋の断面図である。 本発明に係る調理容器の覆蓋の下部平面図である。 本発明に係る調理容器の覆蓋の他の実施例の断面図である。 本発明に係る図7の調理容器の覆蓋の、他の実施例の下部平面図である。 本発明に係る温度測定手段を具備した調理容器の覆蓋の断面図である。 本発明に係る調理容器の圧力緩和装置の拡大断面図である。 本発明に係る調理容器の部分断面図である。 本発明に係る調理容器の巻締部の拡大断面図である。 本発明に係る温度測定手段の表示部である。
本発明の利点および特徴、そして、それらを達成する方法は、添付される図面とともに詳細に後述されている実施例を参照すれば明確となるであろう。しかし、本発明は、以下において開示される実施例に限定されるものでなく、互いに異なる多様な形態により具現されるものであり、単に、本実施例は、本発明の開示を完全たらしめ、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は、請求項の範疇によって定義されるだけである。明細書全体にわたって、同一の参照符号は同一の構成要素を指し示す。
本明細書において使用されている用語は、実施例を説明するためのものであり、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は、文言において特別に言及しない限り、複数形も含む。明細書において使用される「含む(comprises)」および/または「含んでいる(comprising)」は、言及された構成要素、手順および動作は、一つ以上の他の構成要素、手順および動作の存在または追加を排除しない。
図1および2は、本発明に係る調理容器の斜視図および断面図である。調理容器(100)は、容器(10)、内蓋(94)および覆蓋(90)を含む。内蓋(94)は、実質的に内板(20)によって定義される開口部(12)を覆い、2つの蒸気穴(95)が内蓋(94)上に形成される。容器(10)は、二重構造の壁構造物(a double‐layered wall structure)を有するように構成されており、開口部(12)を有する内板(20)および外板(30)を含み、内板(20)と外板(30)の間に壁空間(40)および下部空間(42)が提供され、壁空間(40)は、実質的に内板(20)の高さに沿って形成されており、壁空間(40)と下部空間(42)は、部分的に熱伝導媒体(50)で満たされている。壁空間(40)と下部空間(42)は、一括して内部空間と呼ばれる。
容器(10)の二重構造の壁構造物、および強化ガラスで作られ、かつ2つの蒸気穴を具備した内蓋が存在する覆蓋(90)により、内蓋(94)と覆蓋(90)が、熱が上方に分散されることを遮断して、調理容器(100)内部の熱を保存することが容易となる。内蓋(94)と覆蓋(90)の間の空間内に熱が閉じ込められて、長期間温度を維持する。さらに、いったん熱伝導媒体(50)が加熱されると、この熱伝導媒体(50)は、長期間にわたって徐々に熱を飲食物に伝達する。
したがって、熱源の炎が直接内板(20)に伝達されず、かつこの熱がある特定の地域に集中されないため、本発明は、飲食物が焦げたり、部分的に加熱または調理されたりすることを防ぐ。さらに、調理容器(100)は、ビタミン、栄養素および天然の香りを維持するとともに、より満足かつ一定の質感を調理飲食物に付加する。さらに、シリコーンオイルだけでなく、壁空間(40)に貯蔵された空気(52)が絶縁体としての役割をする。そのため、飲食物は、より長時間熱く維持され、調理器具の熱効率が改善される。
図3は、本発明に係る調理容器の一実施例の部分断面図である。調理容器(100)は、容器(10)、内蓋(94)および覆蓋(90)を含む。容器(10)は、二重構造の壁構造物を具備するように製造され、内板(20)、外板(30)、内板(20)の下部表面(24)と接触しつつ付着された第1熱伝導プレート(60)、および外板(30)の下部表面(34)と接触しつつ付着された第2熱伝導プレート(62)を含み、外板(30)の下部表面(34)は、上向きの隆起部(70)を形成するように構成されており、第2熱伝導プレート(62)は、実質的に隆起部(70)の形に符合するように構成されている。第1熱伝導プレート(60)により、飲食物は、容器(10)の下部に粘着されないため、非粘着用コーティングの必要がない。また、既存の非粘着用コーティングは、人体に有害な成分が発生することもあり得るが、本発明の場合は、非粘着用コーティングに代えて第1熱伝導プレート(60)を使用するため、調理時に人体に有害な成分が生成されなくなる。
図3に示されているように、隆起部(70)は、外板(30)の下部表面(34)の縁(edge)に沿って、そして、縁から離隔して形成されている。好ましくは、隆起部(70)は、外板(30)の下部表面(34)の中心に対して環状に(annular)、かつ実質的に同軸に位置している。
隆起部(70)は、下部空間(42)内に位置している熱伝導媒体(50)のための部分的な境界を形成する。隆起部(70)がなければ、熱伝導媒体(50)は自由に下部空間(42)と壁空間(40)の間を流れるため、下部空間(42)に位置している熱伝導媒体(50)が加熱された際に、この熱伝導媒体(50)は、隆起部(70)および内板(20)と外板(30)の下部(24,34)によって定義された空間内において高速に回転し、循環する。下部空間(42)内の空間におけるこの高速の流動と熱伝導媒体(50)の循環は、調理容器(100)の熱伝達率を改善する。
好ましくは、熱伝導媒体(50)は、シリコーンオイルである。作動の際、加熱要素が熱を生産し、この生産された熱は順々にシリコーンオイルを加熱する。熱されたシリコーンオイルは内板(20)を加熱し、それによって容器(10)内の飲食物を調理する。飲食物が長期間にわたって調理容器(100)内に貯蔵されるときでさえ、シリコーンオイルは、70%以上の熱保存率を有することができる。
熱伝導媒体(50)は、体積基準で、壁空間(40)と下部空間(42)の約55〜70%を占めてよく、好ましくは、体積基準で約65%を占める。また、壁空間(40)は、部分的に空気(52)を含む。熱伝導媒体(50)が壁空間(40)および内板(20)と外板(30)の間の下部空間(42)内に提供されるため、本発明に係る調理容器(100)は、調理中に熱を伝達するのに適する。
調理容器(100)の外板(30)を介して伝導される熱が、単にシリコーンオイル(50)だけでなく、部分的に空気(52)を介しても調理容器(100)の内板(20)に伝達されるため、壁空間(40)および下部空間(42)内のシリコーンオイル(50)と空気(52)の存在は、均一かつ迅速な熱分配を提供するだけでなく、内板(20)と外板(30)の側面間の熱伝達を遅延させる。
内板(20)から一定かつ均一に分散された熱は、調理容器(100)内の内容物を加熱する。いったん加熱されると、熱源が取り除かれた後でも、本発明に係る調理容器(100)の二重構造の壁構造物は、長時間熱を閉じ込める。したがって、調理容器(100)は、約4時間以上の間、飲食物を温かく維持し、飲食物が自動的かつ徐々に調理されるようにし、それにより天然の香りの損失を防ぐため、熱源が取り除かれても自動的に調理が行われる自動調理(self‐cooking)が可能となる。
好ましくは、第1熱伝導プレート(60)は、アルミニウムまたは銅で作られる。好ましくは、第2熱伝導プレート(62)は、アルミニウムまたは銅で作られる。
内板(20)と外板(30)は、AISI304で作られてよい。さらに、調理容器(100)は、第2熱伝導プレート(62)の周囲に対して適合するように形成された支持蓋(14)をさらに含んでよい。その他には、外板(30)は、3‐plyステンレススチールで作られてよく、この3‐plyステンレススチールは、AISI304、アルミニウムおよびAISI304の3つの層で構成される。かかる3‐plyステンレススチール構造は、より大きな熱伝導率を可能にするため、均一かつ迅速な熱分配を助ける。
調理容器(100)は、外板の外部表面に付着された熱反応塗料(thermochromic paint)(99)をさらに含んで、容器(10)の温度を表示し、または指示する。ただし、熱反応塗料(99)の付着位置は多様であってよく、温度表示が可能であれば調理容器(100)内のどの部分にでも付着されてよい。好ましくは、熱反応塗料(99)の色が、容器(10)の温度が上がるにつれて、緑から黄色、そして赤に変わる。
本発明の他の実施例として、容器(10)は、二重構造の壁構造物を具備するように製造され、開口部(12)を有する内板(20)および外板(30)を含み、壁空間(40)と下部空間(42)が内板(20)と外板(30)の間に提供され、壁空間(40)は、実質的に内板(20)の高さに沿って形成され、壁の空間(40)と下部空間(42)は、部分的に熱伝導媒体(50)で満たされる。また、内板(20)の下部表面(24)と接触しつつ付着された第1熱伝導プレート(60)および外板(30)の下部表面(34)と接触しつつ付着された第2熱伝導プレート(62)を含み、複数の隆起部(70)が外板(30)の下部表面(34)上に形成され、第2熱伝導プレート(62)は、実質的に複数の隆起部(70)の形態に符合するように構成されている。複数の隆起部(70)は、上方へ立てられ、外板(30)の下部表面(34)の略中心から外板(30)の下部表面(34)の略縁へ延長される。さらに、図4に示されているように、複数の隆起部(70)は、長さ方向に沿って曲率を有し、実質的に同一の方向に曲がっている渦巻ないしは旋回形状(whirlpool shape)を有してよい。
渦巻状の複数の隆起部(70)は、下部空間(42)に位置している熱伝導媒体(50)のためのガイドを形成して、下部空間(42)内に位置している熱伝導媒体(50)が隆起部(70)に沿って下部空間(42)内において実質的に水平に回転し、急速に循環するようにする。渦巻形状である複数の隆起部(70)による下部空間(42)内におけるかかる熱伝導媒体(50)の急速な流動および循環は、調理容器(100)全体にわたって万遍のない熱伝達を可能にして熱伝達率を改善し、調理時間を短縮して調理に必要なエネルギーを節減することができる。
図5に示されているように、本発明の調理容器(100)は、内板(20)によって定義された開口部(12)を実質的に覆うために、内板(20)に対して適合する覆蓋(90)をさらに含む。
また、図6に示されているように、複数の突き出た突出部(80)が覆蓋(90)の内部表面に形成されてよい。複数の突き出た突出部(80)は、下方に突出され、覆蓋(90)の内部表面の中心近傍から覆蓋(90)の内部表面の略縁へ延長されている。さらに、複数の突き出た突出部(80)は、長さ方向に沿って曲率を有し、実質的に同一の方向に曲がっている渦巻ないしは旋回形状(whirlpool shape)を有してよい。
このように、複数の突き出た突出部(80)が渦巻形状を採っていることによって調理容器(100)内部の水分が外部へ放出されないようにすることで、調理容器(100)内の内容物の栄養価が破壊されず、また、調理時間を短縮してエネルギーを節約することができる。
図7および8は、調理容器の覆蓋の他の実施例を示す。調理容器(100)は、二重構造の壁構造物を有し、覆蓋(90)の内部表面上に形成された複数の突起部(82)を含む。複数の突起部(82)は、水蒸気が蒸気穴(95)から出てきて凝縮され、水の形態で内蓋(94)に落ちるように助ける。そして、この水は内板(20)の凹部(13)に流れる。凹部(13)内の水は、水分密封を形成し、水分密封は、調理中、内蓋(94)と内板(20)の間の間隔を介して蒸気が漏れ出ることを防ぐ。さらに、低圧が調理容器(100)の容器(10)内部に生成される。
また、覆蓋(90)の内部表面上に形成された複数の突起部(82)が形成されていることにより、複数の突き出た突出部(80)と同様に、水分の放出を遮断することができる。
図9は、本発明に係る調理容器の覆蓋の断面図であり、温度測定手段を示す。図13は、本発明に係る温度測定手段の表示部である。温度測定手段(92)は、バイメタル温度センサーであってよく、このセンサーは、ハウジング(92‐1)、バイメタルヘリックス(92‐2)、指示針(needle,92‐3)および表示部を含み、バイメタルヘリックス(92‐2)の一端はハウジング(92‐1)に固定されており、バイメタルヘリックス(92‐2)の他端は調理容器内部の温度を指示するために指示針(92‐3)を駆動し、ハウジング(92‐1)は、覆蓋(90)のつまみ(91)を固定するために使用されるねじ(92‐4)に向かって調理容器(100)の内部に延長される。シリコーンリング(92‐6)は、ねじ(92‐4)と覆蓋(90)の間の空間をしっかりと密封するために、覆蓋(90)とネジ(92‐4)の間に配置されてよい。さらに、覆蓋(90)とネジ(92‐4)の間にシリコーンゴム(92‐5)が配置されてよい。
ハウジング(92‐1)の一端が調理容器(100)の内部に延長されているため、内部温度は、バイメタルヘリックス(92‐2)によってより正確に測定することができ、指示針(92‐3)によって指示された温度は、より正確となる。より正確に測定された温度は、使用者がより便利かつ安全に調理容器(100)を使用することができるようにする。
表示部は、特定の温度に対応する目盛り部を含み、指示針(92‐3)は、調理容器(100)内部の温度に対応する目盛りを指すことになるため、使用者は、調理容器(100)内部の温度を把握することができる。
覆蓋(90)は、二重構造の壁構造物を有し、二重からなる蓋の構造は、覆蓋(90)と内蓋(94)によって達成され、開口部(12)を覆う。この構造的特徴は、内部の熱の維持を可能にし、迅速な調理が可能となるようにする。
図10は、本発明に係る調理容器の圧力緩和(release)装置の拡大断面図である。圧力緩和装置(36)は、圧力が所定の圧力水準に到達したときに、内部空間(40)内の圧力を緩和するためのものである。
圧力緩和装置(36)は、スプリング装置孔(36‐2)および圧力調節孔(36‐3)を定義するスプリングハウジング(36‐1)を含み、圧力調節孔(36‐3)の一端は内部空間(40)に開放されており、圧力調節孔(36‐3)の他端はスプリング装置孔(36‐2)に連結されており、スプリング装置孔(36‐2)内に配置された圧力調節バルブ(36‐4)は、圧力調節孔(36‐3)を閉鎖、遮断し、スプリング装置孔(36‐2)内に配置されたスプリング(36‐5)は、圧力調節孔(36‐3)に対して圧力調節バルブ(36‐4)を加圧し、スプリング装置孔(36‐2)は、圧力調節孔(36‐3)よりも大きな径を有し、複数の第1排出孔(36‐6)は、スプリング装置孔(36‐2)内に配置され、外板(30)に固定されたブラケット(37)は、スプリングハウジング(36‐1)を覆い、ブラケット(37)は、複数の第2排出孔(37‐1)を含む。
圧力調節バルブ(36‐4)が内部空間(40)内の高い圧力によって開放されるとき、内部空間(40)内の圧力は、圧力調節孔(36‐3)、スプリング装置孔(36‐2)、第1排出孔(36‐6)、第2排出孔(37‐1)および調理容器(100)の外部を通って緩和される。ブラケット(37)は、点溶接(spot welding)によって外板(30)に固定され、圧力調節バルブ(36‐4)は、シリコーンゴムで作られる。あらかじめ決められた圧力レベルは、約12psiである。
スプリングハウジング(36‐1)の一端は、溝(groove、36‐8)を含み、弾性部材(36‐9)が溝(36‐8)内に配置されてスプリングハウジング(36‐1)と外板(30)内の貫通孔(30‐1)の間の間隙を密封し、貫通孔(30‐1)を介して圧力緩和装置(36)を設置するために、貫通孔(30‐1)は、外板(30)に位置する。内部空間(40)は、部分的に空気(52)を含み、貫通孔(30‐1)は、外板(30)に位置する。弾性部材(36‐9)は、シリコーンリングであってよい。さらに、スプリングハウジング(36‐1)は、アルミニウム、ブラス(brass)またはステンレススチールで作られてよく、ブラケットは、ステンレススチールで作られてよい。
第1排出孔(36‐6)および第2排出孔(37‐1)による二重構造、ならびにシリコーンリング(36‐9)のため、液体は、内部空間(40)に入り込むことができない。
巻締部(16)および圧力緩和装置(36)の改善された構造のため、液体は、内部空間(40)に入り込むことができず、内部空間内の圧力は、効果的に制御することができる。この改善された構造により、調理容器の爆発の危険が実質的に減少される。
図11は、本発明に係る調理容器の部分断面図である。調理容器(100)は、内板(20)によって定義された開口部(12)を実質的に覆うために、内板フランジ(22)に全体的に嵌り合う(fit)覆蓋(90)を含む。調理容器(100)は、内板(20)によって定義された開口部(12)を実質的に覆う内蓋(94)をさらに含む。蒸気穴(95)が、調理中にスープのような液体の飲食物が溢れることを遮断するために、内蓋(94)上に提供される。
蒸気穴(95)から出てきた蒸気が覆蓋(90)の内部表面に打ち付けて水へと凝縮され、内板(20)の凹部(13)へと流れる。凹部(13)内の水と内蓋(94)の周囲部分上のシリコーンゴムは、水分密封を形成し、この水分密封は、蒸気が調理中に漏れ出てくることを遮断する。さらに、内蓋の周囲部分のシリコーンゴムの構造は、密封を確保するため、調理容器(100)が圧力鍋(pressure cooker)としての機能をすることができる。
内蓋(94)と覆蓋(90)が、上方に熱が発散することを遮断し、覆蓋(90)は、二重構造の壁構造物を有するため、調理容器(100)内の熱を保存しやすくする。内蓋(94)と覆蓋(90)の間の空間は、その内部に熱を捕獲し、長時間温度を維持する。その後、容器(10)の低圧が維持される。したがって、本発明の調理容器は、熱源が取り除かれた後であっても、飲食物を自動的かつ徐々に調理できるようにするため、調理容器は、電気蒸煮鍋(slow cooker)として機能する。
したがって、本発明は、熱源の炎が直接内板(20)に伝達されず、また、熱がある特定の地域に集中しないので、飲食物が焦げたり、部分的に加熱または調理されたりすることを遮断する。さらに、調理容器(100)は、ビタミン、栄養素および天然の香りを維持しつつ、より満足かつ一定の質感を調理飲食物に付加する。さらに、壁空間(40)内に貯蔵された空気(52)は、絶縁体としての役割をする。それゆえ、飲食物はより長時間熱く維持され、調理器具の熱効率は改善される。
覆蓋(90)の外部表面は、調理容器(100)の高温に耐え得る熱反応塗料(99)によりコーティングされてよい。熱反応塗料(99)の色は、調理容器(100)が加熱されて温度が増加するにつれて変化してよい。たとえば、温度が増加するにつれて、熱反応塗料(99)の色は、青から黄色、薄い赤色、そして濃い赤色に変化してよい。
図12は、本発明に係る調理容器の巻締部の拡大断面図である。本発明は、調理容器(100)の巻締部(rolled joint、16)の構造および製造工程と関連する。調理容器(100)は、開口部(12)を有する内板(20)および外板(30)を具備し、内板(20)の下部表面(24)は、上方に延長されて、上部フランジ、具体的に、内部リムと外部リムを形成する上部フランジの部分で終了され、内部リムは、外部リムの半径よりも小さい半径を有し、外板(30)の下部表面(34)は、上方に延長されて、下部フランジ、具体的に、上部フランジの長さよりも小さい長さを有する下部フランジで終了され、内部空間(40,42)は、内板(20)と外板(30)の間に形成されて、少なくとも部分的に熱伝導媒体(50)を含み、シリコーンリング(18)が上部フランジと下部フランジの間に配置されている。
上部フランジの外部縁は、シームレス溶接(seamless welding)によって下部フランジの縁に溶接された後、上部フランジと下部フランジは、一緒に約360度の角度で少なくとも4回丸く巻かれ、巻かれた上部および下部フランジの間に配置されたシリコーンリング(18)とともに巻締部(16)を形成し、巻締部(16)は、内部空間(40)を密封するように圧縮される。さらに、下部フランジの外部縁は、少なくとも1回、約360度の角度で巻かれ、上部フランジと互いに噛み合わされ、かつ実質的に平坦になって噛み合わされた巻締部(16)を形成する。
巻かれた上部および下部フランジの間に配置されたシリコーンリング(18)のため、巻締部(16)の密封機能が実質的に改善され、液体が内部空間(40)に入り込むことができない。したがって、調理容器(100)の爆発の危険が著しく減少する。
本発明の多様な実施例を参照しつつ、本発明を描写し、説明したが、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者は、添付される請求項によって定義される本発明の技術的思想やその範囲から外れずに、かつ形態、細部事項、構成および作動において変更され得ることを理解することができるであろう。したがって、上述した実施例は、あらゆる面において例示的なものであり、限定的でないものと理解しなければならない。
10:容器
16:巻締部
20:内板
30:外板
40:壁空間
42:下部空間
50:熱伝導媒体
60:第1熱伝導プレート
62:第2熱伝導プレート
70:隆起部
90:覆蓋
92:温度測定手段
94:内蓋
100:調理容器

Claims (21)

  1. 二重構造の壁構造物を有する調理容器であって、
    前記調理容器は、
    開口部を有する内板であって、前記内板の下部表面は、上方に延長されて内部リムと外部リムを形成する上部フランジの部分で終了され、前記内部リムは、前記外部リムの半径よりも小さい半径を有するものである内板と、
    上方に延長されて下部フランジで終了される下部表面を有する外板であって、前記下部フランジは、前記上部フランジの長さよりも小さい長さを有するものである外板と、
    前記内板と外板の間の区域内に形成され、少なくとも部分的に熱伝導媒体を含む内部空間と、
    前記上部フランジと下部フランジの間に配置されたシリコーンリングと、を含み、
    前記の内板によって定義される開口部を覆うために全体的に前記内板フランジにぴたりと合う覆蓋をさらに含み、
    前記覆蓋のつまみに設置された温度測定手段をさらに含み、
    前記温度測定手段は、バイメタル温度センサーであり、ハウジング、バイメタルヘリックスおよび指示針を含み、
    前記バイメタルヘリックスの一端は、前記ハウジングに固定されており、前記バイメタルヘリックスの他端は、前記調理容器内部の温度を指示するための指示針を駆動し、
    前記ハウジングは、前記覆蓋に前記つまみを固定するために使用されるねじを介して前記調理容器の内部に露出されるものである、二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  2. 前記上部フランジの外部縁は、前記下部フランジの外部縁に溶接され、巻かれて、巻締部を形成するように平坦になり、前記シリコーンリングは、前記上部フランジと下部フランジの間の溶接地点内に配置されるものである、請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  3. 前記上部フランジの外部縁は、シームレス溶接によって前記下部フランジの外部縁に溶接されるものである、請求項2に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  4. 前記上部フランジと下部フランジは、360度の角度で少なくとも4回一緒に丸く巻かれて巻締部を形成し、前記巻締部は、前記壁空間を密封するように圧縮されるものである、請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  5. 前記下部フランジの外部縁は、少なくとも1回、360度の角度で巻かれて前記上部フランジと相互に噛み合わされ、巻締部を形成するように平坦になるものである、請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  6. つまみが前記覆蓋の中心に付着されており、前記覆蓋は、複層からなる壁構造を有するように構成されているものである、請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  7. 前記内板によって定義される開口部を覆う内蓋をさらに含み、2つの蒸気穴が前記内蓋上に形成されているものである、請求項6に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  8. 圧力が所定の圧力水準に到達したときに前記内部空間の内部の圧力を緩和するための圧力緩和装置をさらに含み、
    前記圧力緩和装置は、
    スプリング装置孔および圧力調節孔を定義するスプリングハウジングであって、前記圧力調節孔の一端は前記内部空間に開放されており、前記圧力調節孔の他端は前記スプリング装置孔に連結されているものであるスプリングハウジングと、
    前記圧力調節孔を閉鎖するための、前記スプリング装置孔内に配置された圧力調節バルブと、
    前記圧力調節孔に対して前記圧力調節バルブを加圧するための、前記スプリング装置孔内に配置されたスプリングであって、前記スプリング装置孔は、前記圧力調節孔よりも大きな径を有するものであるスプリングと、
    前記スプリング装置孔内に配置された複数の第1排出孔と、
    前記スプリングハウジングを覆うために前記外板に固定されたブラケットであって、前記ブラケットは、複数の第2の排出孔を含むものであるブラケットと、を含み、
    前記圧力調節バルブが開放されたとき、前記内部空間内の圧力は、前記圧力調節孔、前記スプリング装置孔、前記第1排出孔および前記第2排出孔を介して緩和されるものである、請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  9. 前記スプリングハウジングの一端は、溝を含み、弾性部材が前記溝に配置されて前記スプリングハウジングと前記外板内の貫通孔の間の間隙を密封し、前記貫通孔を介して前記圧力緩和装置を設置するために、前記外板に前記貫通孔が配置されるものである二重構造の壁構造物を有する請求項8に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  10. 前記内部空間は、部分的に空気を含み、前記貫通孔は、前記外板に位置されるものである、請求項9に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  11. 前記弾性部材は、シリコーンリングであり、前記スプリングハウジングは、アルミニウム、ブラス、またはステンレススチールで作られ、前記ブラケットは、ステンレススチールで作られるものである、請求項9に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  12. 前記熱伝導媒体は、シリコーンオイルであるものである、請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  13. 前記外板は、3‐plyステンレススチールで作られ、前記3‐plyステンレススチールは、AISI304、アルミニウムおよびAISI304の3つの層で構成されているものである、請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  14. 前記調理容器の温度を示すために、前記外板の外部表面に付着された熱反応塗料をさらに含む請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  15. 前記外板の下部表面上に複数の隆起部が形成され、前記複数の隆起部は、渦巻状である、請求項1に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  16. 開口部を有する内板と、
    外板であって、壁空間と下部空間が前記内板と外板上に提供され、前記壁空間は、前記内板の高さに沿って形成され、前記壁空間と下部空間は、部分的に熱伝導媒体で満たされているものである外板と、
    前記内板の下部表面に付着されて接触している第1熱伝導プレートと、
    前記外板の下部表面に付着されて接触している第2熱伝導プレートと、を含み、
    前記外板の下部表面は、上方へ立てられた隆起部を形成するように構成され、前記第2熱伝導プレートは、前記隆起部の形態に符合するように構成され、
    前記隆起部は、環形であり、前記外板の下部表面の中心に対して共通軸を有して位置するものである二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  17. 前記隆起部は、前記外板の下部表面の縁から離れて前記縁に沿って形成されるものである二重構造の壁構造物を有する請求項16に記載の調理容器。
  18. 開口部を有する内板と、
    外板であって、壁空間と下部空間が前記内板と外板上に提供され、前記壁空間は、前記内板の高さに沿って形成され、前記壁空間と下部空間は、部分的に熱伝導媒体で満たされているものである外板と、
    前記内板の下部表面に付着されて接触している第1熱伝導プレートと、
    前記外板の下部表面に付着されて接触している第2熱伝導プレートと、を含み、
    複数の隆起部が前記外板の下部表面上に形成され、前記第2熱伝導プレートは、前記複数の隆起部の形状に符合するように構成され、
    前記複数の隆起部は、上方に起立して前記外板の下部表面の中心から前記外板の下部表面の縁に延長され、
    前記複数の隆起部は、長さ方向に曲率を有し、同一の方向に曲がっているものである二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  19. 前記内板によって定義される開口部を覆うために、全体的に前記内板にぴたりと合う覆蓋をさらに含み、複数の突き出た突出部が前記覆蓋の内部表面内に形成され、前記複数の突き出た突出部は、下方に起立して前記覆蓋の内部表面の中心近傍から前記覆蓋の内部表面の縁へ延長され、前記複数の突き出た突出部は、長さ方向に曲率を有し、同一の方向に曲がっているものである、請求項18に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  20. 前記複数の隆起部は、渦巻形状である、請求項18に記載の二重構造の壁構造物を有する調理容器。
  21. 二重構造の壁構造物を有する調理容器であって、
    前記調理容器は、
    開口部を有する内板と、
    外板であって、壁空間と下部空間が前記内板と外板上に提供され、前記壁空間は、前記内板の高さに沿って形成され、前記壁空間と下部空間は、部分的に熱伝導媒体で満たされているものである外板と、
    前記外板の下部表面に付着されて接触された熱伝導プレートと、
    前記内板によって定義された前記開口部を覆うために、全体的に前記内板にぴたりと合う覆蓋と、を含み、
    複数の突起部が前記覆蓋の下部表面上に形成されており、
    前記覆蓋のつまみに設置された温度測定手段をさらに含み、
    前記温度測定手段は、バイメタル温度センサーであり、ハウジング、バイメタルヘリックスおよび指示針を含み、
    前記バイメタルヘリックスの一端は、前記ハウジングに固定されており、前記バイメタルヘリックスの他端は、前記調理容器内部の温度を指示するための指示針を駆動し、
    前記ハウジングは、前記覆蓋に前記つまみを固定するために使用されるねじを介して前記調理容器の内部に露出されるものである二重構造の壁構造物を有する調理容器。
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