JP2015008351A - 振動片、振動子、電子デバイス、電子機器及び移動体 - Google Patents

振動片、振動子、電子デバイス、電子機器及び移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの電極パッド間の短絡を防止した振動片、この振動片を備えた振動子、電子デバイス、電子機器及び移動体を提供する。
【解決手段】支持腕23の下面に、第1、第2の電極パッド37,38が設けられ、第1、第2の電極パッド37,38との間で、支持腕23の両主面(上下面)に平面視で重なるように切込み部18a,18bが設けられている水晶振動片1において、切込み部18a,18bは、支持腕23の+X軸方向の側面20aから−X軸方向に切込まれて延在し、X軸と略直交する第1の面19c,19dと、+X軸方向に延びる第1、第2の傾斜面19a,19bとを有する傾斜部と、を備えていることを特徴とする振動片。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動片、振動子、電子デバイス、電子機器及び移動体に関する。
HDD(Hard Disk Drive)、モバイルコンピューター、あるいはICカード等の小型の情報機器や、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末等の移動体通信機器等において、タイミング信号や同期信号を提供するデバイスとして、振動子や発振器等の電子デバイスが広く使用されている。
従来から、振動子や発振器として、パッケージに振動片を収容したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された振動片は、振動片の全長を短くし小型化を図るために、基部と、基部から互いに平行となるように並んで延出する2つの振動腕と、基部から延出し、2つの振動腕の間に位置する支持腕とを有している。また、各振動腕には、外周を構成する4つの面のそれぞれに電極が配置されており、各電極は、支持腕の一方の主面に並んで設けられた互いに異極の2つの電極パッドのいずれか一方と、支持腕の側面に設けられている配線パターンを介して接続されている。このような振動片は、前記2つの電極パッドの部分にて、導電性接着剤を介してパッケージに固定され、且つパッケージ側の電極と電気的に接続されている。
前記各電極、前記配線パターン、及び前記2つの電極パッドは、フォトリソグラフィ技法とウェットエッチング技法とを用いて形成されている。
ところが、支持腕の側面に成膜した金属のうち不要な領域の金属をフォトリソグラフィ技法とウェットエッチング技法を使っても除去しきれない場合がある。特許文献1に開示された振動片においては、除去すべき金属、特に配線パターンのうち異極として分離すべき領域の金属が除去できない不具合が生じる。つまり、支持腕の側面がほぼ水晶の結晶Z軸に沿って、主面に対してほぼ垂直に形成されているため、当該側面のパターン形成において、成膜した金属の表面に設けたレジスト膜を露光工程で上手く感光することができず、除去すべき領域の金属を狙い通りに削除できないという不具合が生じ、結果的に前記支持腕の側面に除去すべき金属が除去できずに残ってしまうことにより、配線パターンを異極として電気的に分離できず、結果的に2つの電極パッド間が短絡してしまうという問題があった。
そこで、特許文献2においては、傾斜面を有する切り欠きを形成することによって、振動片の所定の側面に形成されている配線パターンのうち電気的に分離すべき領域の金属を除去する技術が記載されている。
特許文献2に記載されている技術思想を支持腕の側面に形成する配線パターンの電気的な分離に適用すると、図14に示すような形状が予測される。第2実施形態の支持腕23aは、支持腕23aの下面に設けられた第1、第2の電極パッド37,38間の上面に切込み部118aを有している。切込み部118aは、支持腕23aの+X軸方向の側面120aから−X軸方向に延在し、図14(b)に示すように、X軸と略直交する側面119cと、+X軸方向に延びる傾斜面119aを備えている。
特開2006−345519号公報 特開2004−072609号公報
しかしながら、図14に示すように、切り欠きの斜面の奥行が深くなってしまうため、強度を確保するために結果的に支持腕の幅方向を大きくしなければならず、小型化できないという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る振動片は、基部と、前記基部から第1の方向に沿って延出され、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って並んで設けられている2つの振動腕と、前記基部から前記第1の方向に沿って延出され、前記2つの振動腕の間に配置されている支持腕と、を含む水晶振動片であって、前記支持腕は、水晶の結晶Z軸と交差する表面に設けられ、互いに異極の第1の電極パッド及び前記第1の電極パッドよりも前記基部側に配置されている第2の電極パッドと、水晶の結晶X軸と交差する側面のうち+X軸側の側面に設けられ、前記第1の電極パッドと接続されている第1の引き出し電極及び前記第2の電極パッドと接続されている第2の引き出し電極と、前記支持腕の前記+X軸側の側面に−X軸方向に向かって切り込まれている切込み部と、を含み、前記切込み部は、前記切込み部の−X軸側から+X軸側に向かって延出され、+X軸方向に向かうにしたがって前記Z軸の−Z軸側から+Z軸側に傾斜している第1の傾斜面、及び+Z軸側から−Z軸側に傾斜している第2の傾斜面を含む凸状の傾斜部を含み、前記第1の引き出し電極と前記第2の引き出し電極は、前記切り込み部で非導通であることを特徴とする。
本適用例によれば、第1の傾斜面及び第2の傾斜面を備えた奥行の浅い切欠きが得られるので小型化ができる。
[適用例2]上記適用例に記載の振動片において、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面は、連続的にまたは断続的に傾斜していることを特徴とする。
本適用例によれば、2つの電極パッド間を確実に断線させながら小型化が図れるという効果がある。
[適用例3]上記適用例に記載の振動片において、前記切込み部は、平面視で、前記第1の電極パッドと前記第2の電極パッドとの間、及び前記支持腕の先端と前記第1の電極パッドとの間の少なくとも何れかに配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、2つの電極パッド間をより確実に断線させることができるという効果がある。
[適用例4]上記適用例に記載の振動片において、平面視で、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面は重なっていることを特徴とする。
本適用例によれば、2つの電極パッド間をより確実に断線させることができ、小型化が図れるという効果がある。
[適用例5]上記適用例に記載の振動片において、前記切込み部の結晶Y軸方向に沿った長さL1は、5μm以上500μm以下であることを特徴とする。
本適用例によれば、切込み部の結晶Y軸方向に沿った長さL1を5μm以上500μm以下の範囲とすることで、2つの電極パッド間を断線させながら小型化が図れるという効果がある。
[適用例6]上記適用例に記載の振動片において、前記L1は、20μm以上100μm以下であることを特徴とする。
本適用例によれば、切込み部の結晶Y軸方向に沿った長さL1を20μm以上100μm以下の範囲とすることで、更なる小型化が図れるという効果がある。
[適用例7]上記適用例に記載の振動片において、前記切込み部の前記結晶X軸方向に沿った長さW1は、5μm以上300μm以下であることを特徴とする。
本適用例によれば、切込み部の結晶X軸方向に沿った長さW1を5μm以上300μm以下の範囲とすることで、2つの電極パッド間を確実に断線させながら小型化が図れるという効果がある。
[適用例8]上記適用例に記載の振動片において、前記W1は、10μm以上50μm以下であることを特徴とする。
本適用例によれば、切込み部の結晶X軸方向に沿った長さW1を10μm以上50μm以下の範囲とすることで、更なる小型化が図れるという効果がある。
[適用例9]上記適用例に記載の振動片において、前記切込み部は、前記支持腕に複数設けられていることを特徴とする。
本適用例によれば、支持腕に傾斜部を備えた複数の切込み部を設けることで、支持腕の側面の電極をより確実に除去することができるため、2つの電極パッド間の短絡を防止することができるという効果がある。
[適用例10]本適用例に係る振動子は、上記適用例に記載の振動片と、前記振動片が収納されている容器と、を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、振動片を容器に収納することで、温度変化や湿度変化等の外乱の影響や汚染による影響を防ぐことができるため、周波数再現性、周波数温度特性、CI温度特性及び周波数エージング特性に優れた振動子が得られるという効果がある。
[適用例11]本適用例に係る電子デバイスは、上記適用例に記載の振動片と、回路と、を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、小型化が図れた振動片と振動片を励振する発振回路等により構成することができるため、安定した発振特性を有する小型の電子デバイスが得られるという効果がある。
[適用例12]本適用例に係る電子機器は、上記適用例に記載の振動片を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、小型の振動片を用いているため、安定した発振特性を有する小型の電子デバイスを備えた電子機器が構成できるという効果がある。
[適用例13]本適用例に係る移動体は、上記適用例に記載の振動片を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、小型の振動片を有し、周波数再現性や周波数エージング特性に優れた小型の振動子を用いることができるため、安定で正確な電子制御ユニット等を備えた移動体が構成できるという効果がある。
本発明の第1実施形態に係る振動片の構造を示した概略図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図。 本発明の第1実施形態に係る振動片の電極構成を示した平面図であり、(a)は上面図、(b)は下面図(透視図)。 図2(a)中のB−B線断面図。 本発明の第1実施形態に係る振動片の製造方法を示した振動腕及び支持腕の断面図。 本発明の第1実施形態に係る振動片の支持腕の構造を示した概略図であり、(a)は平面図、(b)は+X軸方向から視た側面図、(c)は(a)のC−C線断面図。 本発明の第2実施形態に係る振動片の支持腕の構造を示した概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のE−E線断面図。 本発明の第3実施形態に係る振動片の支持腕の構造を示した概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のF−F線断面図。 本発明の振動子の構造を示した概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のG−G断面図。 本発明の電子デバイスの断面構造を示した概略図。 本発明の振動片を備える電子機器としてのモバイル型(又はノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図。 本発明の振動片を備える電子機器としての携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図。 本発明の振動片を備える電子機器としてのデジタルカメラの構成を示す斜視図。 本発明の振動片を備える移動体としての自動車の構成を示す斜視図。 従来の振動片の支持腕の構造を示した概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のD−D線断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(振動片)
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動片の構造を示した概略図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線断面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る振動片の平面図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は下面図(透視図)である。図3は、図2(a)中のB−B線断面図である。図4は、図1に示す振動片の製造方法を説明するための断面図である。なお、各図では、説明の便宜上、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸及びZ軸を図示している。また、以下の説明では、説明の便宜上、Z軸方向から見たときの平面視を単に「平面視」とも言う。更に、説明の便宜上、Z軸方向から見たときの平面視において、−Z軸方向の面を上面、+Z軸方向の面を下面として説明する。
図1に示す振動片1は、基部12、振動腕21,22、錘部24,25及び支持腕23を備えた振動基板10と、この振動基板10上に設けられた駆動用の電極30とで構成されている。
振動基板10は、例えば、圧電基板として、水晶基板、特に、Zカット水晶板で構成されている。これにより、振動片1は、優れた振動特性を発揮することができる。Zカット水晶板とは、水晶のZ軸(光学軸)を厚さ方向とする水晶基板である。Z軸は、振動基板10の厚さ方向と一致しているのが好ましいが、常温近傍における周波数温度変化を小さくする観点からは、厚さ方向に対して若干(例えば、15°未満程度)傾けることになる。
振動基板10は、基部12と、基部12から−Y軸方向へ突出し、且つX軸方向に並んで設けられた2つの振動腕21,22と、基部12から−Y軸方向へ突出するとともに、2つの振動腕21,22の間に位置する支持腕23と、を有している。
基部12は、XY平面に広がりを有し、Z軸方向に厚さを有する略板状をなしている。本実施形態の基部12は、振動腕21,22や支持腕23と反対側に、+Y軸方向に向かって幅が漸減する縮幅部16を有している。このような縮幅部16を有することにより、振動漏れを抑制することができる。また、縮幅部16の輪郭には、突出部や窪み(切り欠き)が設けられていてもよい。なお、縮幅部16は、必要に応じて設ければよく、省略してもよい。
振動腕21,22は、X軸方向に並んで設けられており、それぞれ、基部12から−Y軸方向に延出(突出)している。また、振動腕21,22の先端には、錘部24,25が設けられている。このような錘部24,25を設けることによって、振動片1の小型化を図ることができたり、振動腕21,22の屈曲振動の周波数を低めたりすることができる。なお、錘部24,25は、必要に応じて複数の幅を有していてもよく、省略してもよい。
また、振動腕21,22には、主面の表裏に、それぞれの主面に開放する有底の溝28a,28b,29a,29bが設けられている。これら溝28a,28b,29a,29bは、Y軸方向に延在して設けられており、互いに同じ形状をなしている。そのため、振動腕21,22は、図1(b)に示すように、略「H」状の横断面形状をなしている。
このような溝28a,28b,29a,29bを形成することによって、屈曲振動により発生する熱が拡散(熱伝導)し難くなり、屈曲振動周波数(機械的屈曲振動周波数)fが熱緩和周波数f0より大きな領域(f>f0)である断熱的領域では、熱弾性損失を抑制することができる。なお、溝28a,28b,29a,29bは、必要に応じて設ければよく、省略してもよい。
支持腕23は、基部12から−Y軸方向に延出しており、且つ振動腕21,22の間に位置している。また、支持腕23は、長手形状であり、長手方向の全域に亘って幅(X軸方向の長さ)がほぼ一定となっている。更に、支持腕23は、支持腕23の下面に、第1、第2の電極パッド37,38が設けられ、第1、第2の電極パッド37,38との間で、支持腕23の両主面(上下面)に平面視で重なるように切込み部18a,18bが設けられている。
切込みは、切込み部18a,18bを含み、支持腕23の+X軸方向の側面20aから−X軸方向に切込まれて延在し、X軸と略直交する第1の面19c,19dと、+X軸方向に延びる第1、第2の傾斜面19a,19bと、を備えている。
前記切込み部18aは、+X軸方向に向かうにしたがって、前記Z軸の−Z軸側から+Z軸側に傾斜している第1の傾斜面19aを有している。
前記切込み部18bは、+X軸方向に向かうにしたがって、+Z軸側から−Z軸側に傾斜している第2の傾斜面19bを有している。
本発明に係る振動片1は、小型化を実現するために、支持腕23のX軸方向の幅を極力短くし、支持腕23の両側に配置されている2つの振動腕21,22をなるべく近づけるように配置されている。すなわち、支持腕23に設けられている切込みのX軸方向の奥行が浅ければ(切り込みの幅が短ければ)、支持腕23のX軸方向の幅に関し、強度を維持しつつ短くすることが可能となるので、小型化に非常に有効である。
また、切込みのX軸方向の奥行が浅ければ、支持腕23のX軸方向の両側のバランスを崩さないで済むので、振動腕21,22の屈曲振動が安定する。
以上、振動片1の構成について簡単に説明した。次に、この振動基板10上に設けられた電極30について説明する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る振動片の電極構成を示した平面図であり、図2(a)は上面図であり、図2(b)は図2(a)の下面図(透視図)である。また、図3は、図2(a)中のB−B線断面図である。
図2及び図3に示すように、電極30は、複数の第1の駆動用電極31と、第1の電極パッド37と、これら複数の第1の駆動用電極31と第1の電極パッド37とを接続する第1の引き出し電極である配線パターン35a,35b,35c,35d,35e,35fと、複数の第2の駆動用電極32と、第2の電極パッド38と、これら複数の第2の駆動用電極32と第2の電極パッド38とを接続する第2の引き出し電極である配線パターン36a,36b,36c,36d,36e,36fと、を有している。
第1の駆動用電極31は、振動腕21の各溝28a,28bの内面と、振動腕22の各側面34a,34bとに設けられている。溝28aの第1の駆動用電極31は、基部12の上面と側面とに跨って設けられた配線パターン35cを介して側面34bの第1の駆動用電極31に接続され、溝28bの第1の駆動用電極31は、基部12の下面と側面とに跨って設けられた配線パターン35eを介して側面34bの第1の駆動用電極31に接続されている。なお、配線パターン35c,35eは、基部12の側面にて接続されている。
次に、側面34bの第1の駆動用電極31は、錘部25に設けられた配線パターン35fを介して側面34aの第1の駆動用電極31に接続されている。また、側面34aの第1の駆動用電極31は、基部12の上面と下面に設けられた配線パターン35bと配線パターン35dを介して支持腕23の上下面や側面20bに設けられた配線パターン35aに接続されている。更に、配線パターン35aは支持腕23の下面に設けられた第1の電極パッド37と電気的に接続されている。
一方、第2の駆動用電極32は、振動腕22の各溝29a,29bの内面と,振動腕21の各側面33a,33bとに設けられている。溝29aの第2の駆動用電極32は、基部12の上面に設けられた配線パターン36bを介して側面33bの第2の駆動用電極32に接続され、溝29bの第2の駆動用電極32は、基部12の下面に設けられた配線パターン36cを介して側面33bの第2の駆動用電極32に接続されている。
次に、側面33bに設けられた第2の駆動用電極32は、錘部24に設けられた配線パターン36dを介して側面33aに設けられた第2の駆動用電極32に接続されている。また、基部12の上面の配線パターン36bは、基部12の上面に設けられた配線パターン36eを介して、基部12の下面の配線パターン36cは、基部12の下面に設けられた配線パターン36fを介して、それぞれ支持腕23の上下面や側面20aに設けられた配線パターン36aに接続されている。更に、配線パターン36aは支持腕23の下面に設けられた第2の電極パッド38と電気的に接続されている。
これにより、第1、第2の電極パッド37,38から、各配線パターンを通じて、第1、第2の駆動用電極31,32に駆動電圧が印加されることで、振動片1の振動腕内で電界が適切に発生し、2つの振動腕21,22が互いに接近、離間を繰り返すように所定の周波数で略面内方向(XY平面方向)に振動する。
電極30の構成材料としては、特に限定されず、例えば、金(Au)、金合金、白金(Pt)、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金、銀(Ag)、銀合金、クロム(Cr)、クロム合金、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、タングステン(W)、鉄(Fe)、チタン(Ti)、コバルト(Co)、亜鉛(Zn)、ジルコニウム(Zr)等の金属材料、酸化インジウムスズ(ITO)等の導電材料を用いることができる。
以上、振動片1の構造について説明した。このような振動片1は、次のようにして製造することができる。なお、以下に説明する製造方法は、1つの例であって、他の製造方法によって振動片1を製造してもよい。
図4は、本発明の第1実施形態に係る振動片1の製造方法を説明するための溝28a,28b,29a,29bが設けられた振動腕21,22と支持腕23の断面図である。
先ず、図4(a)に示すように、振動基板10を用意する。振動基板10は、Zカット水晶基板に振動片外形形状のパターニングを施し、ウェットエッチングすることにより製造することができる。
次に、図4(b)に示すように、例えば、蒸着やスパッタリング等によって、振動基板10の全面に電極膜30aを成膜する。
その後、図4(c)に示すように、電極膜30a上にレジスト膜40(ポジ型のフォトレジスト膜)を塗布し、露光・現像によってパターニングすることにより、電極30の形状に対応するレジストパターンを形成する。
次に、レジストパターンから露出している部分の電極膜30aをウェットエッチングし除去した後、レジストパターンを除去することで、電極30が形成される。以上によって、図4(d)に示すように、電極30が形成された振動片1が得られる。
次に、本発明に係る振動片1の支持腕23の構造を詳細に説明する。
図5は、本発明の第1実施形態に係る振動片の支持腕の構造を示した概略図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)を+X軸方向から視た側面図、図5(c)は図5(a)のC−C線断面図である。
支持腕23の下面に設けられた第1、第2の電極パッド37,38の間に平面視で重なるように設けられている切込み部18a,18bは、電極30形成時に支持腕23のX軸方向に略直交する側面20a,20bやY軸方向に略直交する側面20cに残った側面電極39による第1、第2の電極パッド37,38間の短絡を防止している。
つまり、支持腕23の主面と略直交する側面20a,20b,20cに成膜された側面電極39は、図4で説明した電極30(図5においては第1、第2の電極パッド37,38や各電極同士を接続する配線パターン35a,36a)を形成するフォトリソ工程において、斜め露光装置等を用いることなく通常の露光装置で完全に除去することは非常に難しい。それは、レジスト膜40で覆われた支持腕23の側面20a,20b,20cが完全に露光されないためであり、支持腕23の主面から板厚方向に約20μmまでであれば、通常の露光装置でも露光でき、側面電極39を除去できるが、板厚方向の中心に至る部位までは光が到達し難く露光できないため側面電極39が残り、第1、第2の電極パッド37,38間を短絡してしまう。
そのため、図5(b)に示すように、第1の傾斜面19aを有する傾斜部と第1の面19cを備えた切込み部18aや第2の傾斜面19bを有する傾斜部と第1の面19dを備えた切込み部18bを設け、支持腕23の主面と略直交する側面20a、第1の面19c,19dのZ軸方向の寸法H1,H2,H3を20μm以下とすることで、通常の露光装置でも露光することができるので、側面電極39を除去し、第1、第2の電極パッド37,38間の短絡を防止することが可能となる。
第1の傾斜面19aを有する傾斜部と第1の面19cを含む切込み部18a、第2の傾斜面19bを有する傾斜部と第1の面19dを含む切込み部18bの形成は、Zカット水晶板で構成された振動基板10をウェットエッチングすることで行うことができる。基板の表裏を同時にエッチングすることによりエッチング時間を短縮することができる。
一般的に、水晶はエッチング異方性があるため、結晶軸の方向ごとにエッチングレートが異なる。そのため、Zカット水晶板を用いると、水晶の結晶X軸を図2のX軸、水晶の結晶Y軸を図2のY軸、水晶の結晶Z軸を図2のZ軸とすれば、図2に示す振動腕21,22のX軸方向に略直交する側面33a,33b,34a,34bの形状がそれぞれで異なる。つまり、+X軸方向の側面33a,34aと−X軸方向の側面33b,34bとでは、形状が異なり、−X軸方向の側面33b,34b形状が略フラット状であるのに対し、+X軸方向の側面33a,34a形状は板厚方向(Z軸方向)の中央部にウェットエッチング時間が長くなるにつれて小さくなる三角錐状の突起部のような凸状の傾斜部が形成される。
特に、振動腕21,22のXZ断面において、+X軸方向の側面33a,34aは振動腕21,22の主面に略直交する傾斜面と三角錐状の突起部を形成する傾斜面の2つの傾斜面を有している。なお、振動片1の外形を形成する場合には、振動腕21,22の断面形状の非対称性により生じる振動漏れを防止するために、長時間のウェットエッチングを施し、振動腕21,22の断面形状の対称性を確保している。
従って、切込み部18a,18bの形成は、図5(b)に示すように、水晶のエッチング異方性によって生じる+X軸方向に延びる第1、第2の傾斜面19a、19cを有する傾斜部と支持腕23の主面に略直交する傾斜面を有する第1、第2の面19c,19dとをウェットエッチング時間を短くすることで、意図的に形成することができる。特に、溝28a,28b,29a,29b形成時に一緒に形成すると効率がよい。
なお、切込み部18a,18bが設けられた領域において、側面20aや傾斜部19c,19dのZ軸方向の寸法H1,H2,H3は20μm以下がよく、好ましくは10μm以下がよい。また、切込み部18a,18bのY軸方向の寸法L1,L2はエッチングが進行するのに最低限必要な開口部の長さを有しつつ小型化が図れるので5〜500μmがよく、好ましくはエッチングの進行がし易く、更なる小型化が図れる20〜100μmがよい。更に、切込み部18a,18bのX軸方向の寸法W1,W2はエッチングが進行するのに最低限必要な開口部の長さを有しつつ小型化が図れるので5〜300μmがよく、好ましくはエッチングの進行がし易く、更なる小型化が図れる10〜50μmがよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る振動片の支持腕の構造を示した概略図であり、図6(a)は平面図であり、図6(b)は図6(a)のE−E線断面図である。
以下、第3実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態は、支持腕23bの構成(形状)が異なる以外は、第1実施形態とほぼ同様である。なお、図6では、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図6に示す第2実施形態の支持腕23bは、支持腕23bの下面に設けられた第1、第2の電極パッド37,38間の両面(上下面)に平面視で重なるように切込み部218a,218bを有している。切込み部218a,218bは、支持腕23bの+X軸方向の側面220aから−X軸方向に延在し、図7(b)に示すように、切込み部218aは、X軸と略直交する傾斜面を有する第1、第2の面219c,219gと、+X軸方向に延びる第1、第3の傾斜面219a,219eを有する傾斜部とを備えている。また、切込み部218bは、X軸と略直交する傾斜面を有する第1、第2の面219d,219hと、+X軸方向に延びる第2、第4の傾斜面219b,219fを有する傾斜部とを備えている。
図5に示す第1実施形態の支持腕23との違いは、2つの切込み部218a,218bがそれぞれ4つの傾斜面を有する傾斜部で構成(2段構成)されていることである。
このような構成により、X軸と略直交する傾斜面を有する第1、第2の面219c,219d,219g,219hのZ軸方向の寸法を小さくすることができるため、露光がし易くなる。そのため、第1実施形態と同様に、支持腕23bのX軸方向に略直交する側面20a,20bやY軸方向に略直交する側面20cに残った側面電極39による、第1、第2の電極パッド37,38間の短絡を、側面220aにおいて側面電極39の一部を除去することで防止することができる。
なお、切込み部218a,218bはX軸と略直交する傾斜面と+X軸方向に延びる傾斜面とがそれぞれ2段構成であるが、3段構成や4段構成であっても構わない。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態に係る振動片の支持腕の構造を示した概略図であり、図7(a)は平面図であり、図7(b)は図7(a)のF−F線断面図である。
以下、第3実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態は、支持腕23cの構成(形状)が異なる以外は、第1実施形態とほぼ同様である。なお、図7では、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図7に示す第3実施形態の支持腕23cは、支持腕23cの下面に設けられた第1、第2の電極パッド37,38間の両面(上下面)に平面視で重なるように切込み部318a,318bを有している。更に、支持腕23cの下面に設けられた第1の電極パッド37と支持腕23cのY軸方向に略直交する側面20cとの間の両面(上下面)に平面視で重なるように切込み部318c,318dを有している。切込み部318a,318bは、支持腕23cの+X軸方向の側面320aから−X軸方向に延在している。
また、切込み部318c,318dは、支持腕23cの+X軸方向の側面320bから−X軸方向に延在し、図7(b)に示すように、X軸と略直交する傾斜面を有する第1、第2の面319c,319dと、+X軸方向に延びる第1、第2の傾斜面319a,319bを有する傾斜部とをそれぞれ備えている。
図5に示す第1実施形態の支持腕23との違いは、支持腕23cの下面に設けられた第1の電極パッド37と支持腕23cのY軸方向に略直交する側面20cとの間の両面(上下面)に平面視で重なるように切込み部318c,318dが設けられ、支持腕23cに4つの切込み部318a,318b,318c,318dが設けられていることである。
このような構成により、支持腕23cの+X軸方向に略直交する側面20aに残った側面電極39を側面320a,320bの2箇所で除去することができるため、第1実施形態と同様に、支持腕23cのX軸方向に略直交する側面20a,20bやY軸方向に略直交する側面20cに残った側面電極39による、第1、第2の電極パッド37,38間の短絡をより確実に防止することができる。
なお、切込み部318a,318bと切込み部318c,318dはそれぞれ支持腕23cの両面(上下面)に平面視で重なるように設けられているが、両面(上下面)でなく上下面のどちらか一方のみであっても構わない。また、切込み部318a,318b,318c,318dのY軸方向の寸法を短くし、更に4つ以上の切込み部を設けても構わない。
(振動子)
次に、本発明の振動片1を適用した振動子2について説明する。
図8は、本発明の振動子の構造を示した概略図であり、図8(a)は振動子の平面図、図8(b)は図8(a)のG−G断面図。なお、図8(a)において、振動子2の内部の構成を説明する便宜上、蓋部材56を取り外した状態を図示している。
振動子2は、振動片1と、振動片1を収容するための矩形の箱状のパッケージ本体50と、ガラス、セラミック、金属等から成る蓋部材56と、で構成されている。なお、振動片1を収容するキャビティー70内はほぼ真空の減圧空間となっている。
パッケージ本体50は、図8(b)に示すように、第1の基板51と、第2の基板52と、実装端子45と、を積層して形成されている。実装端子45は、第1の基板51の外部低面に複数備えられている。また、第1の基板51の上面の所定の位置には、図示しない貫通電極や層間配線パターンを介して、実装端子45と電気的に導通する複数の接続電極47が設けられている。第2の基板52は中央部が除去された環状体であり、振動片1を収容するキャビティー70が設けられている。
以上、説明したパッケージ本体50の、第1の基板51と第2の基板52は、絶縁性を有する材料で構成されている。このような材料としては、特に限定されず、例えば、酸化物系セラミックス、窒化物系セラミックス、炭化物系セラミックス等の各種セラミックスを用いることができる。また、パッケージ本体50に設けられた各電極、端子、あるいはそれらを電気的に接続する配線パターンや層内配線パターン等は、一般的に、タングステン(W)、モリブデン(Mo)等の金属配線パターン材料を絶縁材料上にスクリーン印刷して焼成し、その上にニッケル(Ni)、金(Au)等のめっきを施すことにより設けられる。
蓋部材56は、好ましくは、光を透過する材料、例えば、ホウケイ酸ガラス等により設けられており、封止材58により接合されることで、パッケージ本体50を気密封止している。これにより、パッケージ本体50の蓋封止後において、外部からレーザー光を蓋部材56を介して振動片1の先端付近に照射し、ここに設けた電極を一部蒸散させることにより、質量削減方式による周波数調整をすることができるようになっている。なお、このような周波数調整をしない場合には、蓋部材56はコバール合金等の金属材料で形成することができる。
パッケージ本体50のキャビティー70内に収納された振動片1は、支持腕23に設けられた第1、第2の電極パッド37,38とパッケージ本体50の第1の基板51の上面に設けられた2つの接続電極47とがそれぞれ対応するように位置合わせされ、接合部材42を介して接合されている。接合部材42は、例えば、金属あるいは半田等からなるバンプや導電性接着剤等の導電性の接合部材を用いることにより、電気的な接続を図るとともに機械的な接合を行うことができる。
(電子デバイス)
次に、本発明の振動片1を適用した電子デバイス3について説明する。
図9は、本発明の電子デバイスの断面構造を示した概略図である。
電子デバイス3は、振動片1と、振動片1を収納するパッケージ本体60と、振動片1を駆動するための発振回路を有するICチップ(チップ部品)62と、ガラス、セラミック、金属等から成る蓋部材56と、で構成されている。なお、振動片1を収容するキャビティー70内はほぼ真空の減圧空間となっている。
パッケージ本体60は、図10に示すように、第1の基板51と、第2の基板52と、第3の基板53と、第4の基板54と、実装端子46と、を積層して形成されている。また、パッケージ本体60は、上面に開放するキャビティー70と、下面に開放するキャビティー72とを有している。
実装端子46は、第4の基板54の外部低面に複数設けられている。また、実装端子46は、第1の基板51の上面に設けられた接続電極47や第3の基板53の下面に設けられた接続電極48と、図示しない貫通電極や層間配線パターンを介して、電気的に導通されている。
パッケージ本体60のキャビティー70は、本実施形態の振動子2と同様に、支持腕23に設けられた第1、第2の電極パッド37,38とパッケージ本体60の第1の基板51の上面に設けられた2つの接続電極47とがそれぞれ対応するように位置合わせされ、接合部材42を介して接合され、その後、ホウケイ酸ガラス等の封止材58により接合されることで、気密封止されている。
一方、パッケージ本体60のキャビティー72内には、ICチップ62が収容されており、このICチップ62は、ろう材あるいは接着剤等の接合部材43を介して第1の基板51の下面に固定されている。また、キャビティー72内には、少なくとも2つの接続電極48が設けられている。接続電極48は、ボンディングワイヤー44によってICチップ62と電気的に接続されている。また、キャビティー72内には樹脂材料64が充填されており、この樹脂材料64によって、ICチップ62が封止されている。
ICチップ62は、振動片1の駆動を制御するための駆動回路(発振回路)を有しており、このICチップ62によって振動片1を駆動すると、所定の周波数の信号を取り出すことができる。
(電子機器)
次いで、本発明の振動片1を適用した電子機器について、図10〜図12に基づき、詳細に説明する。
図10は、本発明の振動片を備える電子機器としてのモバイル型(又はノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部100を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、振動片1が内蔵されている。
図11は、本発明の振動片を備える電子機器としての携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204及び送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部100が配置されている。このような携帯電話機1200には、振動片1が内蔵されている。
図12は、本発明の振動片を備える電子機器としてのデジタルカメラの構成を示す斜視図である。尚、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、デジタルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
デジタルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部100が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部100は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCD等を含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部100に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このデジタルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。
そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター(PC)1440が、それぞれ必要に応じて接続される。更に、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなデジタルカメラ1300には、振動片1が内蔵されている。
なお、本発明の振動片1を備える電子機器は、図10のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図11の携帯電話機、図12のデジタルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター等に適用することができる。
(移動体)
次に、本発明の振動片1を適用した移動体について説明する。
図13は、本発明の移動体の一例としての自動車を概略的に示す斜視図である。自動車1500には、振動片1が搭載されている。振動片1は、キーレスエントリー、イモビライザー、ナビゲーションシステム、エアコン、アンチロックブレーキシステム(ABS:Antilock Brake System)、エアバック、タイヤプレッシャーモニタリングシステム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール、ハイブリッド自動車や電気自動車の電池モニター、車体姿勢制御システム等の電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)1510に広く適用できる。
以上、本発明の振動片1、振動子2、電子デバイス3、電子機器及び移動体について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1…振動片、2…振動子、3…電子デバイス、10…振動基板、12…基部、16…縮幅部、18a,18b…切込み部、19a…第1の傾斜部、19b…第2の傾斜部、19c,19d…第1の面、20a,20b,20c…側面、21,22…振動腕、23…支持腕、24,25…錘部、28a,28b,29a,29b…溝、30…電極、30a…電極膜、31…第1の駆動用電極、32…第2の駆動用電極、33a,33b,34a,34b…側面、35a,35b,35c,35d,35e,35f,36a,36b,36c,36d,36e,36f…配線パターン、37…第1の電極パッド、38…第2の電極パッド、39…側面電極、40…レジスト膜、42,43…接合部材、44…ボンディングワイヤー、45,46…実装端子、47,48…接続電極、50…パッケージ本体、51…第1の基板、52…第2の基板、53…第3の基板、54…第4の基板、56…蓋部材、58…封止材、60…パッケージ本体、62…ICチップ、64…樹脂材料、70,72…キャビティー、100…表示部、1100…パーソナルコンピューター,1102…キーボード、1104…本体部、1106…表示ユニット、1200…携帯電話機、1202…操作ボタン、1204…受話口、1206…送話口、1300…デジタルカメラ、1302…ケース、1304…受光ユニット、1306…シャッターボタン、1308…メモリー、1312…ビデオ信号出力端子、1314…入出力端子、1430…テレビモニター、1440…パーソナルコンピューター、1500…自動車、1510…電子制御ユニット。

Claims (13)

  1. 基部と、
    前記基部から第1の方向に沿って延出され、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って並んで設けられている2つの振動腕と、
    前記基部から前記第1の方向に沿って延出され、前記2つの振動腕の間に配置されている支持腕と、
    を含む水晶振動片であって、
    前記支持腕は、
    水晶の結晶Z軸と交差する表面に設けられ、互いに異極の第1の電極パッド及び前記第1の電極パッドよりも前記基部側に配置されている第2の電極パッドと、
    水晶の結晶X軸と交差する側面のうち+X軸側の側面に設けられ、前記第1の電極パッドと接続されている第1の引き出し電極及び前記第2の電極パッドと接続されている第2の引き出し電極と、
    前記支持腕の前記+X軸側の側面に−X軸方向に向かって切り込まれている切込み部と、
    を含み、
    前記切込み部は、
    前記切込み部の−X軸側から+X軸側に向かって延出され、+X軸方向に向かうにしたがって前記Z軸の−Z軸側から+Z軸側に傾斜している第1の傾斜面、及び+Z軸側から−Z軸側に傾斜している第2の傾斜面を含む凸状の傾斜部を含み、
    前記第1の引き出し電極と前記第2の引き出し電極は、前記切り込み部で非導通であることを特徴とする振動片。
  2. 請求項1において、
    前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面は、連続的にまたは断続的に傾斜していることを特徴とする振動片。
  3. 請求項1又は2において、
    前記切込み部は、
    平面視で、前記第1の電極パッドと前記第2の電極パッドとの間、及び前記支持腕の先端と前記第1の電極パッドとの間の少なくとも何れかに配置されていることを特徴とする振動片。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    平面視で、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面は重なっていることを特徴とする振動片。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項において、
    前記切込み部の結晶Y軸方向に沿った長さL1は、5μm以上500μm以下であることを特徴とする振動片。
  6. 請求項5において、
    前記L1は、20μm以上100μm以下であることを特徴とする振動片。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項において、
    前記切込み部の前記結晶X軸方向に沿った長さW1は、5μm以上300μm以下であることを特徴とする振動片。
  8. 請求項7において、
    前記W1は、10μm以上50μm以下であることを特徴とする振動片。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項において、
    前記切込み部は、前記支持腕に複数設けられていることを特徴とする振動片。
  10. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の振動片と、
    前記振動片が収納されている容器と、
    を備えていることを特徴とする振動子。
  11. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の振動片と、
    回路と、
    を備えていることを特徴とする電子デバイス。
  12. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の振動片を備えていることを特徴とする電子機器。
  13. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の振動片を備えていることを特徴とする移動体。
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