JP2014175880A - 振動子、発振器、電子機器および移動体 - Google Patents

振動子、発振器、電子機器および移動体 Download PDF

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周平 吉田
Yoshitada Kobayashi
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勝巳 黒田
Masaru Mikami
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Abstract

【課題】短絡を確実に防止することができる振動子、発振器、電子機器および移動体を提供すること。
【解決手段】振動子100は、振動素子200と、振動素子200を支持している第1の面111と、第1の面111の反対側の第2の面112とを含む台座1とを含んでいる。また、台座1は、前記第1の面111に設けられた接続電極13、14と、第2の面112に設けられた端子電極15、16と、接続電極13、14と端子電極15、16とを電気的に接続する第1の配線18および第2の配線19とを含んでおり、第1の配線18の第1の面111から第2の面112に移行する第1の移行部183と、第2の配線19の第1の面111から第2の面112に移行する第2の移行部193とは、それぞれ、台座1の互いに繋がっていない側面を通過している。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動子、発振器、電子機器および移動体に関する。
従来から、水晶発振器として、パッケージに振動素子を収容したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の振動子は、振動素子と、板状をなし、振動素子を支持する台座と、振動素子および台座を収納するパッケージとを有している。振動素子には、励振電極が形成されており、この励振電極は、台座の両面に形成された電極である水晶保持端子と電気的に接続されている。また、水晶保持端子は、パッケージに設けられた電極である回路端子と電気的に接続されている。この回路端子は、外部の電極と電気的に接続されている。これにより、励振電極は、外部の電極と電気的に接続される。よって、外部の電極から回路端子に電圧が印加されると、振動素子は所定の周波数で振動する。
さて、台座に設けられた水晶保持端子、および、それらを接続する配線は、例えば、以下の(1)〜(6)の工程を経て得られる。
(1)所望の形状の台座を用意する。
(2)蒸着やスパッタリング等によって、台座の全面に金属膜を成膜する。
(3)金属膜上にフォトレジスト膜(ポジ型のフォトレジスト膜)を成膜する。
(4)フォトレジスト膜を露光・現像によってパターニングすることにより、各端子およびそれらを接続する配線の形状に対応したレジストパターンを形成する。
(5)レジストパターンを介してウェットエッチングすることにより、金属膜のレジストパターンから露出している部分を除去する。
(6)レジストパターンを除去する。
上記工程(4)では、台座の上面、下面および側面にそれぞれ露光光を照射する必要がある。一般的な露光装置では、上面側および下面側からしか露光光を照射することができない。この場合、上面および下面の露光に関しては、比較的簡単に行うことができる。これに対して、側面の露光は不十分である。このため、露光光を上面側または下面側から斜めに照射する必要がある。しかしながら、露光光を上面側または下面側から斜めに照射した場合、台座の形状、または、配線のパターニングによっては、露光光の照射が不十分となることがあった。これにより、電極および配線の側面を通過する部分には、所望のパターニングが施されず、残存した金属膜により繋がってしまい、よって、短絡してしまうおそれがあった。
特表2010−135890号公報
本発明の目的は、短絡を確実に防止することができる振動子、発振器、電子機器および移動体を提供することにある。
[応用例1]
本発明の振動子は、第1の励振電極および第2の励振電極を含む振動素子と、
前記振動素子を支持している第1の面および該第1の面の反対側の第2の面を含む基板と、を含み、
前記基板は、
前記第1の面に設けられ、前記第1の励振電極と電気的に接続されている第1の接続電極と、
前記第1の面の前記第1の接続電極と異なる位置に設けられ、前記第2の励振電極と電気的に接続されている第2の接続電極と、
前記第2の面に設けられ、前記第1の接続電極と電気的に接続される第1の端子電極と、
前記第2の面の前記第1の端子電極と異なる位置に設けられ、前記第2の接続電極と電気的に接続される第2の端子電極と、
前記基板の外表面に設けられ、前記第1の接続電極と前記第2の端子電極とを電気的に接続している第1の配線と、
前記基板の外表面の前記第1の配線と異なる位置に設けられ、前記第2の接続電極と前記第2の端子電極とを電気的に接続している第2の配線と、
前記第1の配線の前記第1の面から前記第2の面に移行する第1の移行部と、前記第2の配線の前記第1の面から前記第2の面に移行する第2の移行部とは、それぞれ、前記基板の互いに繋がっていない側面を通過していることを特徴とする。
これにより、基板の製造過程で、第1の移行部と第2の移行部とが基板の側面上で繋がることを確実に防止することができ、よって、第1の配線と第2の配線とが短絡することを確実に防止することができる。
[応用例2]
本発明の振動子では、前記基板には、その厚み方向に貫通している貫通孔が設けられ、
前記第1の移行部および前記第2の移行部のうちの一方は、前記貫通孔の内側面を通過していることが好ましい。
これにより、基板に貫通孔を形成し、第1の移行部および第2の移行部のうちの一方が、貫通孔の内側面を通過するよう形成するという簡単な構成で、第1の配線と第2の配線とが短絡することをより確実に防止することができる。
[応用例3]
本発明の振動子では、前記基板には、その厚み方向に貫通している2つの貫通孔が設けられ、
前記第1の移行部および前記第2の移行部のいずれか一方の移行部は、前記2つの貫通孔のいずれか一方の貫通孔の内側面を通過し、他方の移行部は、他方の貫通孔の内側面を通過していることが好ましい。
これにより、基板に2つの貫通孔を形成し、第1の移行部および第2の移行部のうちの一方の移行部は、2つの貫通孔のうちの一方の貫通孔の内側面を通過し、他方の移行部は、他方の貫通孔の内側面を通過するよう形成するという簡単な構成で、第1の配線と第2の配線とが短絡することをより確実に防止することができる。
[応用例4]
本発明の振動子では、前記振動素子は、
基部と、
該基部から突出している少なくとも1つの振動腕と、を含み、
前記基板の平面視において、前記振動腕の先端と重なる部分に前記基板が存在していないことが好ましい。
これにより、振動素子の振動腕が、外力により、基板の厚さ方向に振動した場合、振動腕の先端部が基板に当接することを防止することができる。よって、振動素子の損傷を防止することができる。
[応用例5]
本発明の振動子では、前記振動素子は、
基部と、
該基部から突出している少なくとも1つの振動腕と、を含み、
前記基板には、前記振動腕の先端部に臨む部分に、前記基板よりもヤング率の小さい弾性体が設けられていることが好ましい。
これにより、振動素子の振動腕が、外力により、基板の厚さ方向に振動した場合、振動腕は、弾性を有する弾性体と当接する。よって、振動腕の先端部が基板に当接することを防止することができる。従って、振動素子の損傷を防止することができる。
[応用例6]
本発明の振動子は、前記振動素子および前記基板を収納しているパッケージを含むことが好ましい。
これにより、信頼性の高い振動子が得られる。
[応用例7]
本発明の発振器は、本発明の振動子と、
前記振動子と電気的に接続されている発振回路とを含むことを特徴とする。
これにより、信頼性の高い発振器が得られる。
[応用例8]
本発明の電子機器は、本発明の振動子を含むことを特徴とする。
これにより、信頼性の高い電子機器が得られる。
[応用例9]
本発明の移動体は、本発明の振動子を含むことを特徴とする。
これにより、信頼性の高い移動体が得られる。
本発明の振動子の第1実施形態を示す分解斜視図である。 図1中の振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が下面図(透視図)である。 図1中のA−A線断面図である。 図1中のB−B線断面図である。 図1中の台座および振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が下面図である。 本発明の振動子の第2実施形態を示す分解斜視図である。 図6中の矢印C方向から見た平面図である。 図7中のC−C線断面図である。 本発明の振動子の第3実施形態の台座および振動素子を示す平面図であって、a)が上面図、(b)が下面図である。 本発明の振動子の第4実施形態の台座および振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が下面図である。 本発明の振動子の第5実施形態の台座および振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が下面図である。 本発明の振動子の第6実施形態の台座および振動素子を示す図であって、(a)が上面図、(b)が図12(a)中のD−D線断面図である。 本発明の振動子の第7実施形態を示す縦断面図である。 本発明の振動子の第8実施形態を示す分解斜視図である。 本発明の振動子の第9実施形態の振動素子を示す平面図である。 本発明の振動子を備える発振器を示す断面図である。 本発明の振動子を備える電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。 本発明の振動子を備える電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。 本発明の振動子を備える電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。 本発明の振動子を備える電子機器を適用した移動体(自動車)の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の振動子、発振器、電子機器および移動体の好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
1.振動子
まず、本発明の振動子について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の振動子の第1実施形態を示す分解斜視図、図2は、図1中の振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が下面図(透視図)、図3は、図1中のA−A線断面図、図4は、図1中のB−B線断面図、図5は、図1中の台座および振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が下面図である。なお、各図では、説明の都合上、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸およびZ軸を図示している。また、図1、図4の上側を「上(上方)」、下側を「下(下方)」と言う。また、図2および図5の左側を「先端」、右側を「基端」と言う。また、Z軸方向から見たときの平面視を単に「平面視」とも言う。
図1に示すように、振動子100は、振動素子200と、振動素子200を支持する台座(基板)1と、振動素子200と台座1とを一括収容するパッケージ400とを有している。以下、振動素子200、パッケージ400および台座1について、順次詳細に説明する。
(パッケージ)
図1に示すように、パッケージ400は、上面に開放する凹部411を有するキャビティ型のベース基板410と、凹部411の開口を覆うようにベース基板410に接合されたリッド(蓋体)420とを有し、その内部空間Sに振動素子200および台座1を収納している。なお、内部空間Sは、気密的に封止されているのが好ましい。
ベース基板410は、絶縁性を有する材料で構成されている。このような材料としては、特に限定されず、例えば、酸化物系セラミックス、窒化物系セラミックス、炭化物系セラミックス等の各種セラミックスを用いることができる。一方、リッド420は、ベース基板410の構成材料と線膨張係数が近似する部材で構成するのが好ましい。このような材料としては、例えば、ベース基板410の構成材料を前述したようなセラミックスとした場合には、コバール等の合金を用いることができる。
凹部411の底面には、2つの内部電極431、432が形成されており、これら内部電極431、432は、それぞれ、図示しない貫通電極や層間配線を介して、ベース基板410の下面に形成された実装電極433、434と電気的に接続されている。
なお、ベース基板410は平板形状であっても良く、その場合リッド420は内部空間Sを構成するために凹状のキャップ形状であることが良い。
(振動素子)
図2に示すように、振動素子200は、振動基板210と、この振動基板210上に形成された駆動用の電極300とを有している。
振動基板210は、例えば、圧電基板として、水晶、特にZカット水晶板で構成されている。これにより、振動素子200は、優れた振動特性を発揮することができる。なお、Zカット水晶板とは、水晶のZ軸(光軸)を厚さ方向とする水晶基板である。Z軸は、振動基板210の厚さ方向と一致しているのが好ましいが、常温近傍における周波数温度変化を小さくする観点からは、厚さ方向に対して若干(例えば、15°未満程度)傾けることになる。
振動基板210は、その平面視にて、基部220と、基部220から+Y軸方向へ突出し、かつ、X方向に並んで設けられた2つの振動腕230、240と、基部220から+Y軸方向へ突出するとともに、2つの振動腕230、240の間に位置する支持腕250と、を有している。
基部220は、XY平面に広がりを有し、Z軸方向に厚さを有する略板状をなしている。本実施形態の基部220は、腕230、240、250と反対側に、−Y軸方向に向かって幅が漸減する縮幅部221を有している。このような縮幅部221を有することにより、振動漏れを抑制することができる。
振動腕230、240は、X方向に並んで設けられており、それぞれ、基部220から+Y方向に延出(突出)している。また、振動腕230、240の先端には、ハンマーヘッド260、270が設けられている。このようなハンマーヘッド260、270を設けることによって、振動素子200の小型化を図ることができたり、振動腕230、240の屈曲振動の周波数を低めたりすることができる。なお、ハンマーヘッド260、270は、必要に応じて設ければよく、省略してもよい。
また、振動腕230には、一方の主面231に開放する有底の溝235と、他方の主面232に開放する有底の溝236とが形成されている。同様に、振動腕240には、一方の主面241に開放する有底の溝245と、他方の主面242に開放する有底の溝246とが形成されている。これら溝235、236、245、246は、Y軸方向に延在して設けられており、互いに同じ形状をなしている。そのため、振動腕230、240は、略「H」状の横断面形状をなしている。このような溝235、236、245、246を形成することによって、屈曲振動によって発生する熱が拡散(熱伝導)し難くなり、屈曲振動周波数(機械的屈曲振動周波数)fが熱緩和周波数f0より大きな領域(f>f0)である断熱的領域では、熱弾性損失を抑制することができる。なお、溝235、236、245、246は、必要に応じて設ければよく、省略してもよい。
支持腕250は、基部220から+Y軸方向に延出しており、かつ、振動腕230、240の間に位置している。また、支持腕250は、長手形状をなしており、長手方向の全域に亘って幅(X方向の長さ)がほぼ一定となっている。ただし、支持腕250の形状(特に平面視形状)としては、特に限定されず、長手方向の途中に、幅が変化する部分を有していてもよい。
以上、振動基板210について説明した。次に、この振動基板210上に形成された電極300について説明する。
図2に示すように、電極300は、複数の第1駆動用電極(第1の励振電極)310と、これら複数の第1駆動用電極310を接続する配線320、330、340、350と、複数の第2駆動用電極(第2の励振電極)360と、これら複数の第2駆動用電極360を接続する配線370、380、390とを有している。
第1駆動用電極310は、振動腕230の各溝235、236の内面と、振動腕240の各側面243、244とに形成されている。溝235の第1駆動用電極310は、基部220の上面と側面とに跨って形成された配線320を介して側面244の第1駆動用電極310に接続され、溝236の第1駆動用電極310は、基部220の下面と側面とに跨って形成された配線330を介して側面244の第1駆動用電極310に接続されている。なお、配線320、330は、基部220の側面にて接続されている。また、側面244の第1駆動用電極310は、ハンマーヘッド270に形成された配線340を介して側面243の第1駆動用電極310に接続されている。さらに、側面243の第1駆動用電極310は、配線350によって、支持腕250の上面から側面を介して下面に移行している。配線350の先端部は、導電性接着剤451を介して後述の第1の接続電極13との電気的接続を図る接続部351を構成している。接続部351は、支持腕250の側面を介して支持腕250の上面(他方の主面)に形成された配線350と電気的に接続されている。
一方、第2駆動用電極360は、振動腕230の各側面233、234と、振動腕240の各溝245、246の内面とに形成されている。溝245の第2駆動用電極360は、基部220の上面に形成された配線370を介して側面233の第2駆動用電極360に接続され、溝246の第2駆動用電極360は、基部220の下面に形成された配線380を介して側面233の第2駆動用電極360に接続されている。また、側面233に形成された第2駆動用電極360は、ハンマーヘッド260に形成された配線390を介して側面234に形成された第2駆動用電極360に接続されている。
また、配線380は、基部220の下面にて2つに分岐しており、分岐した一方の部分380’が前述したように側面233の第2駆動用電極360に接続され、他方の部分380”が支持腕250の下面であって、+Y軸方向に伸びている。支持腕250の下面へ延びた部分380”の先端部は、他の部分と比較して幅が広くなっており、導電性接着剤451を介して後述の第2の接続電極14との電気的接続を図る接続部381を構成している。接続部381を、支持腕250の接続部351よりも−Y軸方向側に配置することにより、接続部351と配線380との過度な接近を抑制することができるため、導電性接着剤451を介したこれらの短絡を効果的に抑制することができる。
これら接続部351、381(第1、第2駆動用電極310、360)間に交番電圧を印加すると、振動腕230、240が互いに接近、離間を繰り返すように面内方向(XY平面方向)に所定の周波数で振動する。
電極300の構成材料としては、特に限定されず、例えば、金(Au)、金合金、白金(Pt)、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金、銀(Ag)、銀合金、クロム(Cr)、クロム合金、ニッケル(Ni)、ニッケル合金、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、タングステン(W)、鉄(Fe)、チタン(Ti)、コバルト(Co)、亜鉛(Zn)、ジルコニウム(Zr)等の金属材料、酸化インジウムスズ(ITO)等の導電材料を用いることができる。
(台座)
図1および図3に示すように、パッケージ400と振動素子200との間には、台座1が介在している。すなわち、台座1は、振動素子200と共にパッケージ400に一括収納されている。この台座1は、貫通孔12が形成された支持板11と、第1の接続電極13と、第2の接続電極14と、第1の端子電極15と、第2の端子電極16と、第1の配線18と、第2の配線19とを有している。
図1、図3および図5に示すように、支持板11は、Z軸方向に厚みを有する平板状をなし、上面(第1の面)111と、下面(第2の面)112とを有している。上面111は、+Z軸方向に向いている面であり、下面112は、−Z軸方向に向いている面である。
図3および図5に示すように、支持板11には、上面111から下面112(厚さ方向)に貫通する貫通孔12が形成されている。貫通孔12は、支持板11の先端部近傍に設けられている。また、貫通孔12は、支持板11のハンマーヘッド260、270に対向している。この貫通孔12は、ウェットエッチング等により形成される。
図5に示すように、貫通孔12は、X軸方向を長手とする長方形をなしている。また、貫通孔12は、平面視で、ハンマーヘッド260、270(振動腕230、240)の先端部を一括包含している。すなわち、ハンマーヘッド260、270の先端部の直下(台座1の平面視でハンマーヘッド260、270と重なる部分)には台座1が存在していない。これにより、外力によって振動腕230、240がZ軸方向に振動した場合、その振動に伴い、−Z軸方向に湾曲変形したハンマーヘッド260、270の先端部が台座1と当接することを確実に防止することができる。よって、ハンマーヘッド260、270の損傷を確実に防止することができる。また、貫通孔12の形状はY軸方向を長手とする形状でもよく、ハンマーヘッド260、270の直下に台座1が存在していなければ、ハンマーヘッド260、270の先端部が台座1と当接することをさらに確実に防止することができる。また、貫通孔12の形状は長方形に限られるものではなく、円形や楕円形のように、その一部に丸みを帯びていてもよい。こうすると、衝撃によって支持板11が大きく変形した場合にも、貫通孔12に応力が集中しないので、支持板11の破損の虞を小さくすることができる。
図1に示すように、支持板11は、上面111および下面112以外に、上面111と下面112とを接続する側面10を有している。側面10は、外側面113と内側面120とを有している。
外側面113は、外側に向いている面であり、第1の外側面116と、第2の外側面117と、第3の外側面118と、第4の外側面119とを有している。
第1の外側面116は、+Y軸方向に向いている面である。第2の外側面117は、−Y軸方向に向いている面である。第3の外側面118は、第1の外側面116と第2の外側面117との一端同士を接続し、+X軸方向に向いている面である。第4の外側面119は、第1の外側面116と第2の外側面117との他端同士を接続し、−X軸方向に向いている面である。
内側面120は、貫通孔12の内周面であり、第1の内側面121と、第2の内側面122と、第3の内側面123と、第4の内側面124とを有している。
第1の内側面121は、−Y軸方向に向いている面である。第2の外側面117は、+Y軸方向に向いている面である。第3の内側面123は、第1の内側面121と第2の内側面122との一端同士を接続し、−X軸方向に向いている面である。第4の内側面124は、第1の内側面121と第2の内側面122との他端同士を接続し、+X軸方向に向いている面である。
このように、外側面113と内側面120とは、互いに繋がっていない。すなわち、外側面113を構成する4つの外側面116〜119と、内側面120を構成する4つの内側面121〜124とは、それぞれ、平面視で重なっていない。
図1に示すように、上面111には、第1の接続電極13および第2の接続電極14が設けられている。第1の接続電極13および第2の接続電極14は、それぞれ略正方形をなし、互いに異なる位置に離間して設けられている。
図1、図3および図5に示すように、支持板11の下面112には、第1の端子電極15および第2の端子電極16が設けられている。第1の端子電極15および第2の端子電極16は、略正方形をなし、互いに異なる位置に離間して設けられている。
図1および図5に示すように、支持板11の外表面には、第1の配線18と、第1の配線18と離間して設けられた第2の配線19とが形成されている。
図1および図5に示すように、第1の配線18は、上面111の第1の接続電極13と下面112の第1の端子電極15とを接続する配線である。第1の配線18は、第1の上面部181と、第1の下面部182と、第1の移行部183とを有している。
第1の上面部181は、上面111に形成され、第1の下面部182は、下面112に形成されている。第1の移行部183は、内側面120の第2の内側面122に形成され、上面111から下面112に移行し、第1の上面部181と第1の下面部182とを接続している。第1の移行部183は、第2の内側面122のX軸方向の中央を通過している。すなわち、振動腕230、240と重なっていない。これにより、駆動電極と配線との間の寄生容量を小さくすることができる。
一方、第2の配線19は、上面111の第2の接続電極14と下面112の第2の端子電極16とを接続する配線である。第2の配線19は、第2の上面部191と、第2の下面部192と、第2の移行部193とを有している。
第2の上面部191は、上面111に形成され、第2の下面部192は、下面112に形成されている。第2の移行部193は、外側面113の第1の外側面116に形成され、上面111から下面112に移行し、第2の上面部191と第2の下面部192とを接続している。第2の移行部193は、第1の外側面116の中央より+X軸側に設けられている。これにより、第1の配線18と第2の配線19とを確実に離間させることができる。よって、第1の配線18と第2の配線19との間の寄生容量を小さくすることができる。
このように、第1の配線18は、貫通孔12の内側面120を通過し、第2の配線19は、内側面120と繋がっていない外側面113を通過するよう形成されている。換言すれば、第1の移行部183と第2の移行部193とは、支持板11の互いに繋がっていない側面をそれぞれ通過している。
ところで、このような第1の配線18および第2の配線19は、フォトリソグラフィー技法およびエッチング技法により得られる。フォトリソグラフィー技法の露光工程では、上面111および下面112への露光は、上面111側および下面112側から露光光を照射することにより簡単に行うことができる。これに対して、側面10の露光は、露光光を上面側または下面側から斜めに照射する必要がある。この場合、側面10には十分に露光光が照射されないおそれがある。これにより、側面10の意図しない部分に金属膜が残存するおそれがある。そのため、従来のように、第1の移行部183と第2の移行部193とが、互いに繋がった側面をそれぞれ通過している場合には、第1の配線18と第2の配線19とが短絡するおそれがあった。
しかしながら、本願発明では、前述したように、第1の移行部183と第2の移行部193とが、側面10のうちの、互いに繋がっていない側面をそれぞれ通過している。そのため、仮に、不本意に金属膜が残存したとしても、その金属膜を介して、第1の配線18と第2の配線19とが、短絡することはない。
また、図5に示すように、第1の外側面116と第2の内側面122とは、同じ方向、すなわち、+Y軸方向を向いている。これにより、露光工程では、第1の外側面116と第2の内側面122とに略同じ光量の露光光が照射される。よって、第1の外側面116および第2の内側面122では、露光工程の精度が比較的高くなる。さらに、露光工程が、比較的簡単になる。
このような構成の支持板11は、平面視でパッケージ400のベース基板410よりも小さい。支持板11の厚さは、振動素子200の大きさに応じて適宜設定されるが、例えば、0.01mm〜0.3mmが好ましく、0.03mm〜0.1mmがより好ましい。支持板11の厚さを前記範囲内に設定することにより、振動漏れの防止、熱応力に伴う特性変化の抑制、および耐衝撃性の向上をさらに図ることができる。
このような支持板11の構成材料としては、特に限定されず、例えば水晶、サファイア、シリコンのような結晶材料、アルミナ、ジルコニア、窒化ケイ素、炭化ケイ素のようなセラミックス材料、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのようなガラス材料、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、フェノール系樹脂のような樹脂材料等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上の複合材料を用いることができる。
このうち、支持板11の構成材料は、振動素子200の構成材料と同じ、あるいはそれと熱膨張率が近い材料であるのが好ましい。具体的には、複数の導電性接着剤451同士を結ぶ少なくとも1本の線分の成す方向において、支持板11の線膨張係数が、振動素子200の線膨張係数に対して0.5倍以上であって2倍以下の範囲にあることが望ましい。これにより、支持板11の熱膨張(あるいは熱収縮)に起因する熱応力に伴う振動素子200の振動特性(周波数特性)の変化を抑制することができまた、ベース基板410の熱膨張(あるいは熱収縮)に起因し、支持板11を経由して発生する熱応力に伴う振動素子200の振動特性(周波数特性)の変化を抑制することができる。さらに、振動子100の耐衝撃性をより高めることができる。
また、支持板11をガラス材料で構成する場合には、支持板11を比較的容易に加工することができる。
さらに、支持板11の材料として、パッケージ400を構成する材料よりも、ヤング率が小さい材料を用いることで、振動素子200の振動漏れを効果的に抑制することができる。
このような支持板11は板状の部材であり、特に限定されないものの、パッケージ400内において、その内面に触れないよう固定されている。こうすることによって、振動素子200から導電性接着剤451を経由して支持板11に伝達した振動漏れが、支持板11からパッケージ400に直接的に漏洩することを防ぐことができる。また、支持板11の平面視形状は、特に限定されないものの、角部が湾曲しているか、あるいは面取りされているのが好ましい。これにより、支持板11は、振動子100に大きな衝撃が加わったときでも、パッケージ400の内面に触れ難いものとなり、また、仮に触れたとしても欠けたり割れたりし難いものとなる。その結果、振動子100の耐衝撃性がより高められる。
角部が湾曲しているとは、例えば平面視形状が矩形状である支持板11について、輪郭が直角をなす角部に丸みを付けた状態のことをいう。また、面取りされているとは、例えば輪郭が直角をなす角部を斜めに切り落とすようにした状態のことをいう。
以上、パッケージ400、振動素子200、台座1についで説明した。
振動素子200は、2つの導電性接着剤451を介して台座1に固定されている。一方の導電性接着剤451は、台座1の第1の接続電極13と振動素子200の接続部351とに接触し、これらを電気的に接続している。他方の導電性接着剤451は、台座1の第2の接続電極14と振動素子200の接続部381とに接触し、これらを電気的に接続している。
また、台座1は、2つの導電性接着剤451を介してパッケージ400に固定されている。一方の導電性接着剤451は、台座1の第1の端子電極15とパッケージ400の内部電極432とに接触し、これらを電気的に接続している。他方の導電性接着剤451は、台座1の第2の端子電極16とパッケージ400の内部電極431とに接触し、これらを電気的に接続している。
このような構成により、パッケージ400の実装電極433、434と振動素子200の第1駆動用電極310および第2駆動用電極360とは、電気的に接続される。よって、実装電極433、434に所定の周波数の電圧が印加されると、振動素子200は所定の周波数で振動する。
なお、振動子100の組立方法としては、例えば、まず、台座1に導電性接着剤451を介して振動素子200を固定し、次に、パッケージ400に導電性接着剤451を介して台座1を固定する方法が好ましい。このようにすると、支持板11が振動素子200よりも所定の方向に突出して固定されていれば、その突出した端部がパッケージ400に接触しても振動素子200がパッケージ400に接触して振動漏れが増大する虞がないので、その突出した端部を基準にパッケージ400へ搭載すればよいから、これらの固定を簡単に行うことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の振動子の第2実施形態について説明する。
図6は、本発明の振動子の第2実施形態を示す分解斜視図、図7は、図6中の矢印C方向から見た平面図、図8は、図7中のC−C線断面図である。
以下、この図を参照して本発明の振動子の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、台座の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態の台座1の支持板11は、Zカット水晶板で構成されている。
図6に示すように、支持板11の上面111には、+Z軸方向に突出する凸部17が形成されている。凸部17はブロック状をなし、設置面171と、側面172とを有している。
設置面171は、+Z軸方向に向いている平面であり、振動素子200が設置される。また、設置面171は、台座1の上面111と略平行に設けられている。これにより、台座1の上面111と振動素子200との間のギャップを確実に確保することができる。
図6および図7に示すように、設置面171には、第1の接続電極13および第2の接続電極14が設けられている。第1の接続電極13と第2の接続電極14とは、Y軸方向に沿って離間して設けられている。
側面172は、+Y軸側の第1の側面172Aと、−Y軸側の第2の側面172Bとを有している。第1の側面172Aには、第1の配線18の設置面171から上面111に移行する部分である第2の移行部184が通過している。また、第2の側面172Bには、第2の配線19の設置面171から上面111に移行する部分である第4の移行部194が通過している。
また、図7および図8に示すように、側面172には、外側に開放する一対の欠損部114がそれぞれ設けられている。欠損部114は、第1の接続電極13と第2の接続電極14との間に設けられている。また、欠損部114は、設置面171から上面111にわたって切り欠かれて形成され、平面視で略V字状をなしている。このような欠損部114は、例えば、ウェットエッチングによって形成することにより、簡単かつ確実に得ることができる。
図8に示すように、一対の欠損部114は、傾斜面114aおよび傾斜面114bに臨んでいる。台座1はZカット水晶板で構成されているため、この傾斜面114aおよび傾斜面114bは、YZ平面に対してY軸回りに傾斜し、平面視で視認することができる(露出している)。これにより、フォトリソグラフィー技法の露光工程では、上面111側からの露光光の照射で、傾斜面114a、114bに露光光を照射することができる。よって、傾斜面114a、114bに塗布された金属膜を確実に除去することができる。すなわち、第1の側面172Aと第2の側面172Bとは、金属膜によって繋がることが防止されているため、互いに繋がっていない。
このように、第1の移行部183は、第1の側面172Aを通過し、第2の移行部184は、第1の側面172Aと繋がっていない第2の側面172Bを通過している。これにより、第1の移行部183と第2の移行部184とは、確実に電気的に繋がっていない。
このような第2実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。
なお、本実施形態では、支持板11をZカット水晶版で構成した場合について説明したが、水晶版カット角は、特に限定されず、例えば、ATカット、BTカット、CTカット、DTカット、ETカット、FTカット、GTカット、LQ1Tカット、LQ2Tカット、Mカット、MTカット、NTカット、NS−GTカット、ACカット、BCカット、TTカット、Vカット、STカット、Xカット、Yカット、ZTカット、その他のカット角であってもよい。
<第3実施形態>
次に、本発明の振動子の第3実施形態について説明する。
図9は、本発明の振動子の第3実施形態の台座および振動素子を示す平面図であって、a)が上面図、(b)が下面図である。
以下、この図を参照して本発明の振動子の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、台座(貫通孔)の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態の台座1は、その厚さ方向に貫通し、互いに異なる位置に設けられた2つの貫通孔12A、12Bを有している。貫通孔12A、12Bは、支持板11の先端部近傍、換言すれば、支持板11のハンマーヘッド260、270の先端部に対向する部分にそれぞれ設けられている。貫通孔12Aと貫通孔12Bとは、互いに連通していない。すなわち、貫通孔の内周面である内側面120Aと貫通孔12Bの内周面である内側面120Bとは、繋がっていない。
貫通孔12は、平面視で、長方形をなし、ハンマーヘッド260、270(振動腕230、240)の先端部をそれぞれ包含している。すなわち、ハンマーヘッド260、270の先端部の直下には台座1が存在していない。
第1の移行部183は、内側面120Bの−Y軸側の面を通過し、第2の移行部193は、内側面120Bと繋がっていない内側面120Aの−Y軸側の面を通過している。すなわち、第1の移行部183と第2の移行部193とは、支持板11の側面10のうちの、互いに繋がっていない側面をそれぞれ通過している。
また、第1の配線18と第2の配線19とが、外側面113を通過する部分を有していない。そのため、例えば前述した第1実施形態よりも第1の移行部183および第2の移行部193が支持板11の中央側に位置しているため、台座1のたわみ等により発生する応力を軽減することができ、第1の配線18および第2の配線19の断線を効果的に抑制することができる。
このような第3実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。
<第4実施形態>
次に、本発明の振動子の第4実施形態について説明する。
図10は、本発明の振動子の第4実施形態の台座および振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が下面図である。
以下、この図を参照して本発明の振動子の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、台座の構成が異なること以外は前記第3実施形態と同様である。
本実施形態の台座1の貫通孔12C、12Dは、+Y軸方向側に開放している。
また、第1の移行部183は、貫通孔12Cの内周面である内側面120Cを通過している。第2の移行部193は、貫通孔12Dの内周面である内側面120Dを通過している。
支持板11の外側面113には、一対の欠損部114A、114Bが設けられている。欠損部114Aおよび欠損部114Bは、前述した欠損部114と同様の構成である。この一対の欠損部114A、114Bが形成されていることで、内側面120Cと内側面120Dとは、互いに繋がっていない。これによって、第2の実施形態における欠損部114と同様の効果を得ることができるため、金属膜によって繋がることが防止される。
第1の移行部183は、内側面120Cの第1の内側面121を通過し、第2の移行部193は、内側面120Cと繋がっていない内側面120Dの第1の内側面121を通過している。すなわち、第1の移行部183と第2の移行部193とは、側面10のうちの、互いに繋がっていない側面をそれぞれ通過している。
このような第4実施形態においても、前述した第3実施形態と同様の作用・効果が得られる。
<第5実施形態>
次に、本発明の振動子の第5実施形態について説明する。
図11は、本発明の振動子の第5実施形態の台座および振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が下面図である。
以下、この図を参照して本発明の振動子の第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、台座の構成が異なること以外は前記第4実施形態と同様である。
本実施形態の台座1は、平面視で、第1の外側面116がハンマーヘッド260、270(振動腕230、240)の先端より−Y軸方向側に位置している。これにより、ハンマーヘッド260、270の先端部の直下には、台座1が存在していない。
このように本実施形態では、Y軸方向の長さが比較的短い台座1を用いることで、貫通孔12C、12Dを省略することができる。これにより、支持板11の構成が比較的簡素なものとなり、よって、比較的容易に台座1を製造することができる。
このような第5実施形態においても、前述した第4実施形態と同様の作用・効果が得られる。
<第6実施形態>
次に、本発明の振動子の第6実施形態について説明する。
図12は、本発明の振動子の第6実施形態の台座および振動素子を示す平面図であって、(a)が上面図、(b)が図12(a)のD−D線断面図である。
以下、この図を参照して本発明の振動子の第6実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、台座の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態の台座1は、その上面111に弾性を有する弾性体115を有している。弾性体115は貫通孔12の開口の縁部の基端に設けられている。これにより、振動腕230、240が湾曲変形して、台座1、すなわち、貫通孔12の上面111側の開口の縁部と当接する程度に湾曲した場合であっても、ハンマーヘッド260、270は、弾性体115と当接する。よって、ハンマーヘッド260、270の損傷をより確実に防止することができる。
このような弾性体115を構成する材料としては、例えば、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、ポリイミド系樹脂、アクリル系樹脂、ビスマレイミド系樹脂等の各種樹脂材料、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのようなガラス材料等が挙げられるが、支持板11よりもヤング率の小さい弾性を有する材料であれば、特に限定されない。
このような第6実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。
<第7実施形態>
次に、本発明の振動子の第7実施形態について説明する。
図13は、本発明の振動子の第7実施形態を示す縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の振動子の第7実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、台座の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態の台座1は、その厚さ方向に導電性を有している。この台座1は、絶縁性を有する板状の支持板11と、支持板11を厚さ方向に貫通し、導電性を有する複数の貫通電極110’とで構成されている。この貫通電極110’によって、接続部351と内部電極432、接続部381と内部電極431は、それぞれ導電性接着剤451を介して電気的に接続されている。これにより、第1の接続電極13、第2の接続電極14、第1の端子電極15、第2の端子電極16、第1の配線18および第2の配線19を省略することができる。
支持板11の構成材料としては、例えば、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、ポリイミド系樹脂、アクリル系樹脂、ビスマレイミド系樹脂、フッ素ゴム系樹脂等が挙げられる。
また、本体110は、支持板11よりもヤング率の小さい弾性を有している。これにより、貫通孔12および弾性体115を省略することができる。
さらに、本実施形態のパッケージ400のベース基板410には、アウトガス(加熱時や経時的に発生する接着剤からのガス等)を吸収するゲッター材460が設けられている。これにより、振動素子200と台座1が当接した場合に生じるアウトガスを吸収することができ、よって、信頼性の高い振動子100を得ることができる。
このような第7実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。
<第8実施形態>
次に、本発明の振動子の第8実施形態について説明する。
図14は、本発明の振動子の第8実施形態を示す分解斜視図である。
以下、この図を参照して本発明の振動子の第7実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、振動素子の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態の振動素子200Aは、支持腕250が省略されている。これにより、比較的容易に振動素子200Aを得ることができる。
また、基部220の下側の面には、−Z軸方向に突出した凸部17Aが設けられている。この凸部17Aは前述した凸部17と同様の機能(上面111と振動素子200との間のギャップを確保する機能)である。凸部17Aの設置面171Aには、接続部351、381が設けられている。このような凸部17Aが振動素子200Aに設けられていることにより、台座1の凸部17を省略することができ、よって、台座1を比較的容易に得ることができる。
このような第8実施形態においても、前述した第7実施形態と同様の作用・効果が得られる。
<第9実施形態>
次に、本発明の振動子の第9実施形態について説明する。
図15は、本発明の振動子の第9実施形態の振動素子を示す縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の振動子の第9実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、振動素子の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態の振動素子200の配線350は、ワイヤーボンディング技術により形成された金属ワイヤー(ボンディングワイヤー)470を介して、第1の接続電極13に電気的に接続されている。これにより、接続部351、支持腕250の側面の配線350のうちの側面を通過する部分および下面を通過する部分を省略することができ、よって、振動素子200を比較的容易に製造することができる。また、台座1と振動素子200との短絡を防止することができる。
このような第9実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。
2.発振器
次に、本発明の振動子を適用した発振器(本発明の発振器)について説明する。
図16に示す発振器900は、振動素子200と、振動素子200を収納するパッケージ400Aと、振動素子200を駆動するためのICチップ(チップ部品)600とを有している。
パッケージ400Aは、ベース基板410Aと、ベース基板410Aに接合されたリッド420Aとを有している。
ベース基板410Aは、上面に開放する第1凹部411Aと、下面に開放する第2凹部412Aとを有している。
第1凹部411Aの開口は、リッド420Aによって塞がれており、その内側に、振動素子200が収納されている。また、第1凹部411A内には、2つの内部電極431、432が形成されている。第1凹部411A内の台座1は、一対の導電性接着剤451を介してベース基板410Aに支持、固定されている。一方の導電性接着剤451は、内部電極431と第2の端子電極16とを電気的に接続するように設けられており、他方の導電性接着剤452は、内部電極432と第1の端子電極15とを電気的に接続するように設けられている。
一方、第2凹部412A内にはICチップ600が収容されており、このICチップ600は、接着剤を介してベース基板410Aに固定されている。また、第2凹部412A内には、少なくとも2つのIC接続電極435、436が形成されている。IC接続電極435は、ボンディングワイヤーによってICチップ600と電気的に接続されているとともに、図示しない貫通電極や層間配線を介して内部電極431と電気的に接続されている。同様に、IC接続電極436、ボンディングワイヤーによってICチップ600と電気的に接続されているとともに、図示しない貫通電極や層間配線を介して内部電極432と電気的に接続されている。また、第2凹部412A内には樹脂材料700が充填されており、この樹脂材料700によって、ICチップ600が封止されている。
ICチップ600は、振動素子200の駆動を制御するための駆動回路(発振回路)を有しており、このICチップ600によって振動素子200を駆動すると、所定の周波数の信号を取り出すことができる。
3.電子機器
次いで、本発明の振動子を適用した電子機器(本発明の電子機器)について、図17〜図19に基づき、詳細に説明する。
図17は、本発明の振動子を備える電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部2000を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、発振器900(振動子100)が内蔵されている。
図18は、本発明の振動子を備える電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部2000が配置されている。このような携帯電話機1200には、発振器900(振動子100)が内蔵されている。
図19は、本発明の振動子を備える電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
ディジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部に表示された被写体像を確認し、シャッタボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このディジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなディジタルスチルカメラ1300には、発振器900(振動子100)が内蔵されている。
4.移動体
次いで、本発明の振動子を適用した移動体(本発明の移動体)について、図20に基づき、詳細に説明する。
図20は、本発明の振動子を備える電子機器を適用した移動体(自動車)の構成を示す斜視図である。この図において、移動車1500は、車体1501と、4つの車輪1502とを有しており、車体1501に設けられた図示しない動力源(エンジン)によって車輪1502を回転させるように構成されている。このような移動車1500には、発振器900(振動子100)が内蔵されている。
なお、本発明の振動子を備える電子機器は、図17のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図18の携帯電話機、図19のディジタルスチルカメラ、図20の移動体の他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレーター等に適用することができる。
以上、本発明の振動子、発振器、電子機器および移動体を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、振動子、発振器、電子機器および移動体を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の振動子、発振器、電子機器および移動体は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1…台座 10…側面 11…支持板 110…本体 110’…貫通電極 111…上面 112…下面 113…外側面 114、114A、114B…欠損部 114a、114b…傾斜面 115…弾性体 116…第1の外側面 117…第2の外側面 118…第3の外側面 119…第4の外側面 12、12A、12B、12C、12D…貫通孔 120、120A、120B、120C、120D…内側面 121…第1の内側面 122…第2の内側面 123…第3の内側面 124…第4の内側面 13…第1の接続電極 14…第2の接続電極 15…第1の端子電極 16…第2の端子電極 17、17A…凸部 171、171A…設置面 172…側面 172A…第1の側面 172B…第2の側面 18…第1の配線 181…第1の上面部 182…第1の下面部 183…第1の移行部 184…第2の移行部 19…第2の配線 191…第2の上面部 192…第2の下面部 193…第2の移行部 194…第4の移行部 100…振動子 200、200A…振動素子 210…振動基板 220…基部 221…縮幅部 230…振動腕 231、232…主面 233、234…側面 235、236…溝 240…振動腕 241、242…主面 243、244…側面 245、246…溝 250…支持腕 251…貫通孔 260、270…ハンマーヘッド 300…電極 310…第1駆動用電極 320、330、340、350…配線 351…接続部 360…第2駆動用電極 370、380、390…配線 380’、380”…部分 381…接続部 400、400A…パッケージ 410、410A…ベース基板 411…凹部 411A…第1凹部 412A…第2凹部 420、420A…リッド 431、432…内部電極 433、434…実装電極 435、436…IC接続電極 451、452…導電性接着剤 460…ゲッター材 470…金属ワイヤー(ボンディングワイヤー) 600…ICチップ 700…樹脂材料 900…発振器 1100…パーソナルコンピューター 1102…キーボード 1104…本体部 1106…表示ユニット 1200…携帯電話機 1202…操作ボタン 1204…受話口 1206…送話口 1300…ディジタルスチルカメラ 1302…ケース 1304…受光ユニット 1306…シャッタボタン 1308…メモリー 1312…ビデオ信号出力端子 1314…入出力端子 1430…テレビモニター 1440…パーソナルコンピューター 1500…移動車 1501…車体 1502…車輪 2000…表示部 S…内部空間

Claims (9)

  1. 第1の励振電極および第2の励振電極を含む振動素子と、
    前記振動素子を支持している第1の面および該第1の面の反対側の第2の面を含む基板と、を含み、
    前記基板は、
    前記第1の面に設けられ、前記第1の励振電極と電気的に接続されている第1の接続電極と、
    前記第1の面の前記第1の接続電極と異なる位置に設けられ、前記第2の励振電極と電気的に接続されている第2の接続電極と、
    前記第2の面に設けられ、前記第1の接続電極と電気的に接続される第1の端子電極と、
    前記第2の面の前記第1の端子電極と異なる位置に設けられ、前記第2の接続電極と電気的に接続される第2の端子電極と、
    前記基板の外表面に設けられ、前記第1の接続電極と前記第2の端子電極とを電気的に接続している第1の配線と、
    前記基板の外表面の前記第1の配線と異なる位置に設けられ、前記第2の接続電極と前記第2の端子電極とを電気的に接続している第2の配線と、
    前記第1の配線の前記第1の面から前記第2の面に移行する第1の移行部と、前記第2の配線の前記第1の面から前記第2の面に移行する第2の移行部とは、それぞれ、前記基板の互いに繋がっていない側面を通過していることを特徴とする振動子。
  2. 前記基板には、その厚み方向に貫通している貫通孔が設けられ、
    前記第1の移行部および前記第2の移行部のうちの一方は、前記貫通孔の内側面を通過している請求項1に記載の振動子。
  3. 前記基板には、その厚み方向に貫通している2つの貫通孔が設けられ、
    前記第1の移行部および前記第2の移行部のいずれか一方の移行部は、前記2つの貫通孔のいずれか一方の貫通孔の内側面を通過し、他方の移行部は、他方の貫通孔の内側面を通過している請求項1または2に記載の振動子。
  4. 前記振動素子は、
    基部と、
    該基部から突出している少なくとも1つの振動腕と、を含み、
    前記基板の平面視において、前記振動腕の先端と重なる部分に前記基板が存在していない請求項1ないし3のいずれか1項に記載の振動子。
  5. 前記振動素子は、
    基部と、
    該基部から突出している少なくとも1つの振動腕と、を含み、
    前記基板には、前記振動腕の先端部に臨む部分に、前記基板よりもヤング率の小さい弾性体が設けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の振動子。
  6. 前記振動素子および前記基板を収納しているパッケージを含む請求項1ないし5のいずれか1項に記載の振動子。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の振動子と、
    前記振動子と電気的に接続されている発振回路とを含むことを特徴とする発振器。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の振動子を含むことを特徴とする電子機器。
  9. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の振動子を含むことを特徴とする移動体。
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