JP2015002408A - 伝送回路および出力回路 - Google Patents
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Abstract
Description
プロセッサなど半導体集積回路内の遠く離れた場所にあるレジスタ間で信号伝送するときは、レジスタ間をつなぐ配線は長距離となる。これは、基板上に搭載された異なる半導体集積回路間で信号伝送を行う場合も同様である。
このような信号伝送は、これまで信号がフルスイング(Full-swing)するCMOSバッファを使って行っていたが、信号を長距離配線で伝送するとき、信号レベルを強化するために、CMOSバッファをリピータとして多数挿入しなければならない。
図1に示すように、伝送装置は、出力回路11と、複数のCMOSバッファ12を有する伝送線路と、受信回路13と、クロック信号CLKの伝送線路14と、を有する。伝送線路は、長距離配線であり、信号レベルを強化するために、多数のCMOSバッファ12をリピータとして挿入している。出力回路11は、伝送データDATAを、クロック信号CLKに同期して取り込み、クロック信号CLKの1周期間出力Qとして保持する回路であり、ここではD型フリップフロップ(FF)で実現している。受信回路13は、CMOSバッファ12を有する伝送線路で伝送された伝送データDATAを、伝送線路14で伝送されたクロック信号CLKに同期して取り込む。
図2は、小振幅差動伝送方式の伝送装置の概略構成を示す図である。
図3の(B)に示すように、CMOS−CML回路を有する出力回路21は、プレ処理部22と、CMOS−CML回路部23と、を有する。プレ処理部22は、伝送データDATAおよびクロック信号CLKを受けて、駆動信号INおよび/INを出力する。CMOS−CML回路部23は、駆動信号INおよび/INを受けて、差動出力信号OUTおよび/OUTを出力する。
図5に示すように、クロック信号CLKの立ち上がり時の伝送データDATAの値(0(L)または1(H))に応じて、IN、OUTおよび/OUTが図示のように変化する。電流は、出力回路21の消費電流を示す。
図6に示すように、図6のCMOS−CML回路では、2つの差動出力端をPMOS1およびPMOS2のゲート端子にクロス接続している。これにより、差動出力信号の値が確定したときにテール電流が流れなくなり、信号が変化しない状態での無駄な電力消費の問題が解決される。
第1実施形態の伝送装置は、図2に示すような回路構成を有し、出力回路の部分がこれまでのものと異なる。すなわち、第1実施形態の伝送装置は、出力回路21と、長距離伝送を行う差動線路22と、受信回路23と、クロック信号CLKの伝送線路24と、を有するが、出力回路21が第1実施形態の出力回路31に置き換えられている。
図7の(B)に示すように、出力回路31は、プレ処理部32と、CMOS−CML回路部33と、を有する。プレ処理部32は、伝送データDATAおよびクロック信号CLKを受けて、駆動信号INおよび/INと共に、切替信号φおよび/φを出力する。CMOS−CML回路部33は、駆動信号INおよび/IN、および切替信号φおよび/φを受けて、差動信号OUTおよび/OUTを出力する。
図5と比較すると、差動出力OUTおよび/OUTは、4つのレベルをとるが、いずれの場合も、OUTおよび/OUTは、一方が高く、他方が低い状態となるので、差動信号としては問題ない。
レベル変換レジスタ52は、出力回路31から出力され、伝送線路22を介して伝送された小振幅差動信号を受信する。受信端において、小振幅差動信号は、通常のCMOSのD型FFでは取り込むことができず、レベル変換レジスタで取り込む必要がある。図11の(A)のレベル変換レジスタ52は、小振幅差動信号Dおよび/Dを取り込んで、フルスイングの受信信号XMおよび/XMを出力する。レベル変換レジスタ52は、定電流源を有さないので、定常的に電流が流れ続けることは無い。FF53は、受信信号XMおよび/XMを入力とするフリップフロップ回路であり、フルスイングする受信データQおよび/Qを出力する。FF53は、セットリセットラッチ(SRラッチ)として機能する。
図12は、受信回路23における動作を示すタイムチャートである。
図14に示すように、変化した差動出力OUTおよび/OUTが出力する1サイクル前に、φが1(H)に変化して、CMOS−CML回路部は小振幅差動伝送の状態に移行しており、小振幅差動伝送の状態で差動出力が変化する。
図15は、内部での信号伝送に第1または第2実施形態の伝送回路を利用する半導体集積回路81の構成例を示す図である。
図16に示す半導体集積回路91は、PLL回路92が回路ブロック83Aに設けられていることが図15に示した半導体集積回路81と異なる。回路ブロック83A内のPLL回路92で発生されたクロック信号は、他の回路ブロックに供給される。図16では、回路ブロック83Aは、クロック信号を小振幅の差動クロック信号に変換して差動線路98に出力するクロック出力回路97を有する。クロック出力回路97は、図4の(B)に示すような差動バッファで実現される。回路ブロック83Fは、レベル変換回路で実現され、差動線路98を介して伝送された小振幅の差動クロック信号を取り込み、フルスイングするクロック信号を出力するクロック受信回路99を有する。出力回路84は、PLL92からのクロック信号に同期して伝送データを差動線路85に出力する。受信回路86は、クロック受信回路99からのクロック信号に同期して、差動線路85から差動データ信号を取り込む。
22 差動線路
23 受信回路
24 伝送路
31 出力回路
32 プレ処理部
33 CMOS−CML回路部
Claims (10)
- 伝送データをクロック信号に同期して差動データ信号に変換して出力する出力回路と、
前記差動データ信号を伝送する差動線路と、
前記クロック信号に同期して前記差動線路から前記差動データ信号を受信する受信回路と、を備え
前記出力回路は、
駆動信号に応じて動作し、切替信号が第1状態時に高速動作状態に、前記切替信号が第2状態時に非高速動作状態になる電流モードロジック回路と、
前記伝送データおよび前記クロック信号から、前記電流モードロジック回路の前記駆動信号を生成し、前記伝送データが変化する時に前記第1状態に、前記伝送データが変化しない時に前記第2状態になる前記切替信号を生成するプレ処理回路と、を備えることを特徴とする伝送回路。 - 前記電流モードロジック回路の出力する前記差動データ信号は、前記出力回路に入力する前記伝送データより、振幅が小さいことを特徴とする請求項1に記載の伝送回路。
- 前記電流モードロジック回路は、
直列に接続したPMOSトランジスタとNMOSトランジスタを2列含む差動対と、
前記切替信号に応じて、前記第2状態時に、差動出力端とトランジスタ対のゲートをクロス配線した状態に、前記第1状態時にクロス配線しない状態に切り替えるスイッチと、
前記切替信号に応じて、前記第1状態時に、前記トランジスタ対のゲートを前記トランジスタ対が導通状態になる信号源に接続するスイッチと、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の伝送回路。 - 前記プレ処理回路は、
前記伝送データを前記クロック信号に同期してラッチし、前記クロック信号の1周期分遅延した前記伝送データを前記駆動信号として出力する第1フリップフロップと、
前記伝送データと前記第1フリップフロップの出力の排他的論理和を生成するXORゲートと、
前記XORゲートの出力を前記クロック信号に同期してラッチし、出力を前記切替信号として出力する第2フリップフロップと、を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の伝送回路。 - 前記プレ処理回路は、
前記伝送データを前記クロック信号に同期してラッチし、前記クロック信号の1周期分遅延した前記伝送データを出力する第1フリップフロップと、
前記第1フリップフロップの出力を前記クロック信号に同期してラッチし、前記クロック信号の2周期分遅延した前記伝送データを前記駆動信号として出力する第2フリップフロップと、
前記伝送データと前記第1フリップフロップの出力の排他的論理和を生成するXORゲートと、
前記XORゲートの出力を前記クロック信号に同期してラッチする第3フリップフロップと、
前記XORゲートの出力と前記第3フリップフロップの出力の論理和を生成するORゲートと、
前記ORゲートの出力を前記クロック信号に同期してラッチし、前記切替信号として出力する第4フリップフロップと、を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の伝送回路。 - 伝送データをクロック信号に同期して差動データ信号に変換して出力する出力回路であって、
駆動信号に応じて動作し、切替信号が第1状態時に高速動作状態に、前記切替信号が第2状態時に非高速動作状態になる電流モードロジック回路と、
前記伝送データおよび前記クロック信号から、前記電流モードロジック回路の前記駆動信号を生成し、前記伝送データが変化する時に前記第1状態に、前記伝送データが変化しない時に前記第2状態になる前記切替信号を生成するプレ処理回路と、を備えることを特徴とする出力回路。 - 前記電流モードロジック回路の出力する前記差動データ信号は、前記出力回路に入力する前記伝送データより、振幅が小さいことを特徴とする請求項6に記載の出力回路。
- 前記電流モードロジック回路は、
直列に接続したPMOSトランジスタとNMOSトランジスタを2列含む差動対と、
前記切替信号に応じて、前記第2状態時に、差動出力端とトランジスタ対のゲートをクロス配線した状態に、前記第1状態時にクロス配線しない状態に切り替えるスイッチと、
前記切替信号に応じて、前記第1状態時に、前記トランジスタ対のゲートを前記トランジスタ対が導通状態になる信号源に接続するスイッチと、を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の出力回路。 - 前記プレ処理回路は、
前記伝送データを前記クロック信号に同期してラッチし、前記クロック信号の1周期分遅延した前記伝送データを前記駆動信号として出力する第1フリップフロップと、
前記伝送データと前記第1フリップフロップの出力の排他的論理和を生成するXORゲートと、
前記XORゲートの出力を前記クロック信号に同期してラッチし、出力を前記切替信号として出力する第2フリップフロップと、を備えることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の出力回路。 - 前記プレ処理回路は、
前記伝送データを前記クロック信号に同期してラッチし、前記クロック信号の1周期分遅延した前記伝送データを出力する第1フリップフロップと、
前記第1フリップフロップの出力を前記クロック信号に同期してラッチし、前記クロック信号の2周期分遅延した前記伝送データを前記駆動信号として出力する第2フリップフロップと、
前記伝送データと前記第1フリップフロップの出力の排他的論理和を生成するXORゲートと、
前記XORゲートの出力を前記クロック信号に同期してラッチする第3フリップフロップと、
前記XORゲートの出力と前記第3フリップフロップの出力の論理和を生成するORゲートと、
前記ORゲートの出力を前記クロック信号に同期してラッチし、前記切替信号として出力する第4フリップフロップと、を備えることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の出力回路。
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CN111193583A (zh) * | 2018-11-15 | 2020-05-22 | 美格纳半导体有限公司 | 具有时钟故障恢复的接收装置和包括接收装置的传输系统 |
KR20220154675A (ko) | 2020-03-13 | 2022-11-22 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 반도체 장치 및 전자 기기 |
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