JP2007329898A - 信号変換回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】変換入力回路および変換出力回路を含む信号変換回路で、プロセスパラメータ、電圧パラメータおよび温度パラメータの影響を受けないパルス幅およびデューティサイクルの歪を改善すること。
【解決手段】変換入力回路は、電流モード論理信号を受信し、電流モード論理信号に基づいて差動入力信号を供給するように構成されている。変換出力回路は、差動入力信号を受信し、差動入力信号に基づいてレールツーレール出力信号を供給するように構成されている。変換出力回路は、差動入力信号のそれぞれの共通のエッジタイプに応じて、レールツーレール出力信号を切り替えるように構成されている。
【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
〔発明の背景〕
通常、コンピュータシステムには、システムアプリケーションを実行するために互いに通信する複数の集積回路が含まれている。該コンピュータシステムは、多くの場合、1つまたは複数のホストコントローラと、デュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、グラフィックスカード、オーディオカード、ファクシミリカード、モデムカードといった、1つまたは複数の電子サブシステムアセンブリとを含んでいる。該ホストコントローラとサブシステムアセンブリとは、システム機能を実行するために、シリアル通信リンクといった通信リンクを介して通信する。シリアル通信リンクは、fully buffered DIMM(FB‐DIMM)advanced memory buffer(AMB)規格、peripheral component interconnect express(PCIe)規格、または、他の任意の適したシリアル通信リンクシステム、を実行するリンクを含んでいる。
FB‐DIMMのキーデバイスが、AMBチップである。AMBは、2つのシリアルリンク(1つは、上りトラフィック、もう1つは、下りトラフィック)と、FB‐DIMMのダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)といったオンボードメモリへのバスとを有している。該下りのシリアルリンク(サウスバウンド)を介して送信された、ホストコントローラからのシリアルデータは、一時的にバッファリングされ、次に、FB‐DIMMのメモリに送信される。該シリアルデータは、該メモリに与えられ、AMBにおいて変換され、該メモリバスに送信された、アドレス、データ、コマンド情報を含んでいる。該AMBは、該ホストコントローラが命令すると、該メモリからのデータを書き込み、読み出す。読み出されたデータは、シリアルデータに変換され、該上りのシリアルリンク(ノースバウンド)の該ホストコントローラに送り返される。
AMBはまた、同じチャネルにおいて、FB‐DIMM間のリピータ(repeater)として機能する。該AMBは、該ホストコントローラに接続されているプライマリのサウスバウンドリンクから情報を転送するか、または、前段のAMBを、セカンダリのサウスバウンドリンクを介して、次のFB‐DIMMの後段のAMBに転送する。該AMBは、セカンダリのノースバウンドリンクから該後段のFB‐DIMMの情報を受信し、該情報をそれ自体の情報と組み合わせた後、それを、プライマリのノースバウンドリンクを介して該前段のAMBまたはホストコントローラに送信する。これにより、FB‐DIMM間のデイジーチェーンが形成される。FB‐DIMMチャネルアーキテクチャに重要な属性が、該ホストコントローラと該チャネルのFB‐DIMMとの間の、高速かつシリアルな(serial)二地点間接続である。該AMB規格は、シリアル差動信号(serial differential signaling)に基づいている。
PCIeもまた、差動信号対を介してデータを通信する高速のシリアルリンクである。PCIeリンクは、「レーン」として知られている双方向のシリアルな二地点間接続の周りに形成されている。この電気レベルでは、各レーンが、1つのレーンにつき合計4つのデータ線用の2つの単方向の低電圧差動信号(differential signaling)対(送信対および受信対)を利用する。2つの任意のPCIeデバイス間の接続は、リンクとして知られており、1つまたは複数のレーンの集合体から形成されている。全てのPCIeデバイスは、最低限、単一のレーン(×1)のリンクをサポートする。デバイスが、2、4、8、12、16、32のレーン、または、他のレーンからなるより広いリンクを適宜サポートしてもよい。
高速通信リンク(例えば、AMBおよびPCIeリンク)は、多くの場合、低速振幅(low swing)電流モード論理(CML)信号を用いてデータを通信する。信号処理が通常、高速振幅(high swing)レールツーレール相補形金属酸化膜半導体(CMOS)回路を介してなされるので、該CML信号は、信号変換回路を介してCMOS論理レベル信号に変換され、受信データを処理する。高速の場合、該信号変換回路には、パルス幅およびデューティサイクルの歪みがある恐れがあり、デバイス間の通信の信頼性が低くなってしまう。さらに、該パルス幅およびデューティサイクルの歪みは、多くの場合、プロセスパラメータ、電圧パラメータ、および/または、温度パラメータの変化を増大させ、これにより、デバイス間の通信の信頼性が下がってしまう可能性が高い。
これらのおよび他の理由から、本発明が必要となる。
従来技術文献としては、
米国特許第6,924,668号
米国特許第6,518,789号
米国特許第6,211,699号
米国特許第6,040,710号
米国特許第5,600,267号
を挙げることができる。
〔発明の要点〕
本発明の一観点は、変換入力回路および変換出力回路を含む信号変換回路を提供する。該変換入力回路は、電流モード論理信号を受信し、該電流モード論理信号に基づいて差動入力信号を出力するように構成されている。該変換出力回路は、該差動入力信号を受信し、該差動入力信号に基づいてレールツーレール出力信号を出力するように構成されている。該変換出力回路は、各差動入力信号の共通のエッジタイプに応じて、該レールツーレール出力信号を切り替えるように構成されている。
添付図面は、本発明をさらに理解するために含まれており、本明細書の一部に組み込まれ、該一部の構成分をなすものとする。該図面は本発明の実施形態を示しており、詳細な説明とともに本発明の原理を説明する。以下の詳細な説明を参照することによりより理解できるようになるにつれて、本発明の他の実施形態、および、本発明が対象とする利点の多くが容易に認識されるだろう。図面の構成要素は、必ずしも縮尺どおりではない。同様の部材には、同じ参照符号を付した。
図1は、本発明のコンピュータシステムの一実施形態を示す図である。
図2は、信号変換回路の一実施形態を示す図である。
図3は、変換入力回路(converter input circuit)の一実施形態を示す図である。
図4は、変換出力回路(converter output circuit)の一実施形態を示す図である。
図5は、信号変換回路の一実施形態の動作を示すタイミングダイアグラムである。
図6は、電源に対する、正/負のゲート駆動信号(gate drive signal)および正/負のレールツーレールCMOS信号のデューティサイクルを示す図である。
図7は、信号変換回路の一実施形態における、レールツーレール出力信号のデューティサイクルに関する、プロセス、電圧、温度コーナー(corner)分析表である。
図8は、信号変換回路の一実施形態において不一致(mismatch)の効果を示すモンテカルロ法の結果を示す図である。
〔詳細な説明〕
以下の詳細な説明では、上記添付図面を参照する。該図面は、明細書の一部を構成し、本発明が実行される特定の実施形態を例証として示すものである。ここで、記載した図の方向に関して、「上端」、「下端」、「前」、「後ろ」、「先端」、「後端」などといった方向を示す用語を用いる。本発明の実施形態の構成要素を複数の異なる方向に位置づけできるので、該方向を示す用語は、図示するために用いられ、限定するためのものではない。他の実施形態を用いて構造的または論理的な変更を行っても、本発明の要旨を逸脱するものではない。したがって、以下の詳細な説明は、限定するためのものではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。
図1は、本発明のコンピュータシステム20の一実施形態を示す図である。コンピュータシステム20は、ホストコントローラ22およびサブシステムアセンブリ24を含んでいる。ホストコントローラ22は、通信リンク26を介して、サブシステムアセンブリ24に電気的に結合されている。ホストコントローラ22は、通信リンク26を介してサブシステムアセンブリ24を制御して、システム機能を提供する。一実施形態では、ホストコントローラ22はメモリコントローラである。一実施形態では、サブシステムアセンブリ24はFB‐DIMMであり、ホストコントローラ22は、該FB‐DIMMを制御して、システムメモリ機能を提供する。他の実施形態では、サブシステムアセンブリ24は、グラフィックスカード、オーディオカード、ファクシミリカード、または、モデムカードといった、任意の適したサブシステムアセンブリであり、ホストコントローラ22は、サブシステムアセンブリ24を制御して、適切なシステム機能を提供する。
サブシステムアセンブリ24は、CML信号を受信し、上記CML信号をレールツーレール出力信号に変換する信号変換回路28を含んでいる。該レールツーレール出力信号(本明細書ではCMOS出力信号と呼ぶ)は、ほぼVSSの低い論理レベルを含み、ほぼVDDの高い論理レベルを含んでいる。信号変換回路28は、該CMOS出力信号をサブシステムアセンブリ24のCMOS回路に出力して、受信データを処理する。
一実施形態では、信号変換回路28は、CML信号サンプラーからCML信号を受信する。サブシステムアセンブリ24は、ホストコントローラ22から通信リンク26を介してCML信号を受信する。前置増幅器(pre-amplifier)および該CML信号サンプラーは、通信リンク26とサブシステムアセンブリ24の信号変換回路28との間に位置している。該CML信号サンプラーは、CML信号を受信およびサンプリングし、信号変換回路28は、該CML信号サンプラーからCML信号を受信する。
一実施形態では、信号変換回路28は、サブシステムアセンブリ24の1つの回路からCML信号(例えば、CMLクロック信号)を受信する。他の実施形態では、信号変換回路28は、任意の適切なCML信号源からCML信号を受信する。
信号変換回路28は、上記CML信号に対応する差動入力信号を出力する。信号変換回路28は、各差動入力信号の共通のエッジタイプ(例えば、立下りエッジまたは立上りエッジ)に応じて上記CMOS出力信号を切り替える。該差動入力信号の共通のエッジタイプに応じて上記CMOS出力信号を切り替えることにより、該CMOS出力信号のパルス幅およびデューティサイクルの歪みが低減される。一実施形態では、信号変換回路28は、差動入力信号のうちの1つの差動入力信号の立下りエッジに応じて、該CMOS出力信号を1つの状態に切り替え、差動入力信号の中の他の1つの差動入力信号の立下りエッジに応じて、該CMOS出力信号を他の状態に切り替える。
一実施形態では、信号変換回路28は、CML信号を受信し、該CML信号に対応する差動入力信号を出力する。ここで、信号変換回路28は、CMOSインバータの閾値にほぼ等しい、差動入力信号の同相電圧(common mode voltage)を供給する。一実施形態では、信号変換回路28は、CML信号を受信し、該CML信号に対応する差動入力信号を出力する。ここで、信号変換回路28は、上記CMLの差動電圧振幅よりも大きい、差動入力信号の差動電圧振幅を出力する。
通信リンク26は、ホストコンピュータ22とサブシステムアセンブリ24との間でデータを通信する1つまたは複数の差動信号対を含んでいる。一実施形態では、通信リンク26は1つの差動信号対を含んでいる。一実施形態では、通信リンク26は、通信リンク26を介して双方向でデータを通信する複数の差動信号対を含んでいる。
一実施形態では、サブシステムアセンブリ24は、FB‐DIMMである。該FB‐DIMMは、通信リンク26を介してホストコントローラ22にデイジーチェーンによって接続された複数のFB‐DIMMのうちの1つである。該デイジーチェーンによって接続されたFB‐DIMMのそれぞれは、FB‐DIMM AMBシリアル通信リンクを形成するAMBを含んでいる。該FB‐DIMM AMBシリアル通信リンクは、通信リンク26の差動対にCML信号を含んでいる。該FB‐DIMMのそれぞれは、CML信号を受信し、該CML信号をCMOS出力信号に変換する、1つまたは複数の信号変換回路28を含んでいる。該信号変換回路28は、該FB‐DIMMサブシステムアセンブリ24のCMOS回路にCMOS出力信号を出力して、受信データを処理する。
一実施形態では、ホストコントローラ22およびサブシステムアセンブリ24は、通信リンク26にPCIeシリアル通信リンクを形成する。該PCIeシリアル通信リンクは、通信リンク26の差動対にCML信号を含む交流結合インターフェースである。各サブシステムアセンブリ24は、CML信号を受信し、該CML信号をCMOS出力信号に変換する、1つまたは複数の信号変換回路28を含んでいる。該信号変換回路28は、サブシステムアセンブリ24のCMOS回路に該CMOS出力信号を出力して、上記受信データを処理する。他の実施形態では、ホストコントローラ22およびサブシステムアセンブリ24は、任意の適した通信リンクを介して通信する。
図2は、入力パス38を介してCML信号を受信し、出力パス30を介してCMOS出力信号を出力する、信号変換回路28の一実施形態を示す図である。信号変換回路28は、変換入力回路32を含んでいる。該変換入力回路は、差動入力信号パス36を介して変換出力回路34に電気的に結合されている。
変換入力回路32は、38においてCML信号を受信し、36において差動入力信号PCMOSを出力する。36の差動入力信号PCMOSは、38のCML信号に対応する擬似CMOS論理レベル信号である。変換入力回路32は、38のCML信号の差動電圧振幅よりも大きい、36の差動入力信号PCMOSの差動電圧振幅を供給する。変換入力回路32はまた、CMOSの閾値にほぼ等しい36の差動入力信号PCMOSの同相電圧を供給する。36の差動入力信号PCMOSは、変換出力回路34のCMOS回路を確実に駆動するために出力される。
変換出力回路34は、36の差動入力信号PCMOSを受信し、30においてCMOS出力信号を出力する。変換出力回路34は、36の各差動入力信号PCMOSにおいて、共通のエッジタイプ(例えば、立下りエッジタイプまたは立上りエッジタイプ)に応じて、30のCMOS出力信号を切り替える。36の差動入力信号PCMOSの共通のエッジタイプに応じて30のCMOS出力信号を切り替えることにより、30のCMOS出力信号のパルス幅およびデューティサイクルの歪みが低減される。
一実施形態では、変換出力回路34は、36の差動入力信号PCMOSのうちの1つの、立下りエッジに応じて、30のCMOS出力信号を一方の状態に切り替え、差動入力信号PCMOSの中の他の1つの、立下りエッジに応じて、30のCMOS出力信号をもう一方の状態に切り替える。一実施形態では、変換出力回路34は、36の差動入力信号PCMOSのうちの1つの、立上りエッジに応じて、30のCMOS出力信号を一方の状態に切り替え、36の差動入力信号PCMOSの中の他の1つの、立上りエッジに応じて、30のCMOS出力信号をもう一方の状態に切り替える。
図3は、38において差動CML信号を受信し、差動入力信号パス36を介して差動入力信号を出力する、変換入力回路32の一実施形態を示す図である。変換入力回路32は、38aにおいて正のCML信号CMLPを受信し、38bにおいて負のCML信号CMLNを受信する。変換入力回路32は、36aにおいて正の差動入力信号PCMOSPを出力し、36bにおいて負の差動入力信号PCMOSNを出力する。変換入力回路32は、36aの差動入力信号PCMOSPおよび36bの差動入力信号PCMOSNの、差動電圧振幅を供給する。該差動電圧振幅は、38aのCML信号CMLPおよび38bのCML信号CMLNの差動電圧振幅よりも大きい。変換入力回路32はさらに、CMOSの閾値(例えば、該CMOSインバータの閾値)にほぼ等しい、36aの差動入力信号PCMOSPおよび36bの差動入力信号PCMOSNの、同相電圧を供給する。36aの差動入力信号PCMOSPおよび36bの差動入力信号PCMOSNを出力することにより、変換出力回路34のCMOS回路が確実に駆動される。
変換入力回路32は、同相抵抗器(common mode resistor)100、第1負荷抵抗器102、第2負荷抵抗器104、入力トランジスタの差動対、負の入力トランジスタ106、正の入力トランジスタ108、および、バイアストランジスタ110を含んでいる。負の入力トランジスタ106および正の入力トランジスタ108は、nチャネル金属酸化物半導体(NMOS)トランジスタである。
同相抵抗器100の一方は、112において、電源VDDに電気的に結合されている。同相抵抗器100のもう一方は、伝導性パス114を介して、第1負荷抵抗器102の一方および第2負荷抵抗器104の一方に、電気的に結合されている。第1負荷抵抗器102のもう一方は、正の信号パス116を介して、負の入力トランジスタ106のドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。第2負荷抵抗器104のもう一方は、負の信号パス118を介して、正の入力トランジスタ108のドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。
負の入力トランジスタ106のドレイン・ソースパスのもう一方は、共通のソースパス120を介して、正の入力トランジスタ108のドレイン・ソースパスのもう一方、および、バイアストランジスタ110のドレイン・ソースパスの一方に、電気的に結合されている。バイアストランジスタ110のドレイン・ソースパスのもう一方は、122において、基準電位(例えば、接地電位)に電気的に結合されている。バイアストランジスタ110のゲートは、バイアストランジスタ110をON状態にして電流ISSの電流源を供給するゲートパス124を介して、バイアス電圧VBIASに電気的に結合されている。負の入力トランジスタ106のゲートは38bにおいて負のCML信号CMLNを受信するために電気的に結合されており、正の入力トランジスタ108のゲートは、38aにおいて正のCML信号CMLPを受信するために電気的に結合されている。
38aの正のCML信号および38bの負のCML信号は、差動信号である。ここで、38aの正のCML信号CMLPは、高いか、あるいは、低く、38bの負のCML信号CMLNは、その逆である。正の入力トランジスタ108は、38aの正のCML信号CMLPを受信し、負の入力トランジスタ106は、38bの負のCML信号CMLNを受信する。負の入力トランジスタ106および正の入力トランジスタ108は、第1負荷抵抗器102または第2負荷抵抗器104の一方を介して、電流ISSを導く。該電流ISSは、112の電源VDDから同相抵抗器100および第1負荷抵抗器102または第2負荷抵抗器104の一方を介して流れる。114のバッファ電圧VBは、VDD−ISS量×同相抵抗器100の値以下である。さらに、114のバッファ電圧VBは、電流ISSの値および同相抵抗器100の値を介して、十分に高い電圧レベルに設定されており、正の入力トランジスタ106および負の入力トランジスタ108を飽和領域に保つ。
38aの正のCML信号CMLPが高く、38bの負のCML信号CMLNが低ければ、第2負荷抵抗器104を介して電流ISSを導くために、負の入力トランジスタ106はバイアスされず(biased off)、正の入力トランジスタ108がバイアスされる。114のバッファ電圧VBは、VDD−ISS量×同相抵抗器100の値以下である。118の負の内部電圧VINは、114のバッファ電圧VB−電流ISSの量×第2負荷抵抗器104の値以下である。116の正の内部電圧VIPは、114のバッファ電圧VBにほぼ等しい。
38aの正のCML信号CMLPが低く、38bの負のCML信号CMLNが高ければ、第1負荷抵抗器102を介して電流ISSを導くために、正の入力トランジスタ108はバイアスされず、負の入力トランジスタ106はバイアスされる。114のバッファ電圧VBは、VDD−ISS量×同相抵抗器100の値以下である。116の正の内部電圧VIPは、114のバッファ電圧VB−電流ISSの量×第1負荷抵抗器102の値以下である。118の負の内部電圧VINは、114のバッファ電圧VBにほぼ等しい。
変換入力回路32はまた、130に示した再生回路を含んでいる。再生回路130は、第1pチャネル金属酸化物半導体(PMOS)トランジスタ132、第2PMOSトランジスタ134、NMOS出力トランジスタの差動対、第1NMOS出力トランジスタ136、第2NMOS出力トランジスタ138、および、バイアストランジスタ140を含んでいる。第1PMOSトランジスタ132のドレイン・ソースパスの一方は、負の信号パス118を介して、正の入力トランジスタ108のドレイン・ソースパスの一方、および、第2NMOS出力トランジスタ138のゲートに電気的に結合されている。第2PMOSトランジスタ134のドレイン・ソースパスの一方は、正の信号パス116を介して、負の入力トランジスタ106のドレイン・ソースパスの一方、および、第1NMOS出力トランジスタ136のゲートに電気的に結合されている。第1PMOSトランジスタ132のドレイン・ソースパスのもう一方は、負の差動入力信号パス36bを介して、第1NMOS出力トランジスタ136のドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。第2PMOSトランジスタ134のドレイン・ソースパスのもう一方は、正の差動入力信号パス36aを介して、第2NMOS出力トランジスタ138のドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。
第1NMOS出力トランジスタ136のドレイン・ソースパスのもう一方は、共通のソースパス142を介して、第2NMOS出力トランジスタ138のドレイン・ソースパスのもう一方、および、バイアストランジスタ140のドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。バイアストランジスタ140のドレイン・ソースパスのもう一方は、144において、基準電位(例えば、接地電位)に電気的に結合されている。バイアストランジスタ140のゲートは、バイアストランジスタ140をON状態にして小さな抵抗を供給する112の電源VDDを受信するために、電気的に結合されている。第1PMOSトランジスタ132のゲートは、第1PMOSトランジスタ132をON状態にするために、146において基準電位(例えば、接地電位)に電気的に結合されている。第2PMOSトランジスタ134のゲートは、第2PMOSトランジスタ134をON状態にするために、148において基準電位(例えば、接地電位)に電気的に結合されている。
116の正の内部電圧VIPおよび118の負の内部電圧VINは、差動信号である。ここで、116の正の内部電圧VIPは、高いか、または低く、118の負の内部電圧VINは、その逆である。第2PMOSトランジスタ134のドレイン・ソースパス、および、第1NMOS出力トランジスタ136のゲートは、116の正の内部電圧VIPを受信する。第1PMOSトランジスタ132のドレイン・ソースパス、および、第2NMOS出力トランジスタ138のゲートは、118の負の内部電圧VINを受信する。
116の正の内部電圧VIPが高く、118の負の内部電圧VINが低ければ、第1NMOS出力トランジスタ136はバイアスされ、第2NMOS出力トランジスタ138はバイアスされない。第1NMOS出力トランジスタ136は、36bの負の差動入力信号PCMOSNを低電圧レベルにする。118の負の内部電圧VINが低電圧レベルであり、36bの負の差動入力信号PCMOSNが低電圧レベルであれば、第1PMOSトランジスタ132の抵抗は、118の負の内部電圧VINから36bの負の差動入力信号PCMOSNを分離する(isolates)非常に高い抵抗値になる。これにより、118の負の内部電圧VINが線形領域へと正の入力トランジスタ108を駆動することが抑制される。118の負の内部電圧VINは、第1PMOSトランジスタ132の閾値電圧に等しいか、または、それよりも大きいように、固定される。36aの正の差動入力信号PCMOSPのほとんどは、第2PMOSトランジスタ134を介して、116の正の内部電圧VIPおよび114のバッファ電圧VBに供給される。
116の正の内部電圧VIPが低く、118の負の内部電圧VINが高ければ、第1NMOS出力トランジスタ136はバイアスされず、第2NMOS出力トランジスタ138はバイアスされる。第2NMOS出力トランジスタ138は、36aの正の差動入力信号PCMOSPを低電圧レベルにする。116の正の内部電圧VIPが低電圧レベルであり、36aの正の差動入力信号PCMOSPが低電圧レベルであれば、第2PMOSトランジスタ134の抵抗は、116の正の内部電圧VIPから36aの正の差動入力信号PCMOSPを分離する非常に高い抵抗値になる。これにより、116の正の内部電圧VIPが線形領域へと負の入力トランジスタ106を駆動することが抑制される。116の正の内部電圧VIPは、第2PMOSトランジスタ134の閾値電圧に等しいか、または、それよりも大きいように、固定される。36bの負の差動入力信号PCMOSNのほとんどは、第1PMOSトランジスタ132を介して、118の負の内部電圧VINおよび114のバッファ電圧VBに供給される。
36bの負の差動入力信号PCMOSNを118の負の内部電圧VINから分離することにより、36bの負の差動入力信号PCMOSNは、118の負の内部電圧VINよりも低い電圧レベルになることができる。さらに、36aの正の差動入力信号PCMOSPを116の正の内部電圧VIPから分離することにより、36aの正の差動入力信号PCMOSPは、116の正の内部電圧VIPよりも低い電圧レベルになることができる。したがって、36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNは、116の正の内部電圧VIPおよび118の負の内部電圧VINよりも大きな差動電圧振幅を有している。
第1NMOS出力トランジスタ136、第2NMOS出力トランジスタ138、バイアストランジスタ140は、36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNを低電圧レベルにして擬似CMOS電圧振幅を供給するような大きさに形成されている。さらに、バイアストランジスタ140は、116の正の内部電圧VIPおよび118の負の内部電圧VINの適切な同相電圧を供給するために、抵抗器として動作し、正の入力トランジスタ106および負の入力トランジスタ108を上記飽和領域に保つ。さらに、バイアストランジスタ140は、36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNの適切な同相電圧レベルを供給するために、抵抗器として動作する。
動作中、正の入力トランジスタ108は、38aの正のCML信号CMLPを受信し、負の入力トランジスタ106は、38bの負のCML信号CMLNを受信する。
38aの正のCML信号CMLPが低く、38bの負のCML信号CMLNが高ければ、第1負荷抵抗器102を介して電流ISSを導くために、正の入力トランジスタ108はバイアスされず、負の入力トランジスタ106はバイアスされる。116の正の内部電圧VIPは低電圧レベルであり、118の負の内部電圧VINは高電圧レベルであり、114のバッファ電圧VBにほぼ等しい。
38aの正のCML信号CMLPが高く、38bの負のCML信号CMLNが低ければ、第2負荷抵抗器104を介して電流ISSを導くために、負の入力トランジスタ106はバイアスされず、正の入力トランジスタ108はバイアスされる。118の負の内部電圧VINは低電圧レベルであり、116の正の内部電圧VIPは高電圧レベルであり、114のバッファ電圧VBにほぼ等しい。
116の正の内部電圧VIPが高く、118の負の内部電圧VINが低ければ、第1NMOS出力トランジスタ136はバイアスされ、第2NMOS出力トランジスタ138はバイアスされない。第1NMOS出力トランジスタ136は、36bの負の差動入力信号PCMOSNを低電圧レベルにする。第2PMOSトランジスタ134は、36aの正の差動入力信号PCMOSPを、116の正の内部電圧VIPおよび114のバッファ電圧VBにほぼ等しい高電圧レベルにする。
116の正の内部電圧VIPが低く、118の負の内部電圧VINが高ければ、第1NMOS出力トランジスタ136はバイアスされず、第2NMOS出力トランジスタ138はバイアスされる。第2NMOS出力トランジスタ138は、36aの正の差動入力信号PCMOSPを低電圧レベルにする。第1PMOSトランジスタ132は、36bの負の差動入力信号PCMOSNを、118の負の内部電圧VINおよび114のバッファ電圧VBにほぼ等しい高電圧レベルにする。
変換入力回路32は、36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNの擬似CMOS論理レベル信号を供給する。変換入力回路32は、38のCML信号の差動電圧振幅よりも大きい、36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNの差動電圧振幅を供給する。変換入力回路32はまた、CMOSの閾値にほぼ等しい36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNの同相電圧を供給する。36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNは、変換出力回路34のCMOS回路を確実に駆動するように供給される。
図4は、変換出力回路34の一実施形態を示す図である。変換出力回路34は、変換入力回路32から差動入力信号パス36を介して差動入力信号PCMOSを受信し、出力パス30を介してCMOS論理レベルでのCMOS出力信号を供給する。変換出力回路34は、36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNを受信する。変換入力回路32は、38のCML信号の差動電圧振幅よりも大きい、36aの差動入力信号PCMOSPおよび36bの差動入力信号PCMOSNの差動電圧振幅を供給する。変換入力回路32はまた、CMOSの閾値にほぼ等しい、36aの差動入力信号PCMOSPおよび36bの差動入力信号PCMOSNの同相電圧を供給する。36aの差動入力信号PCMOSPおよび36bの差動入力信号PCMOSNは、変換出力回路34のCMOS回路を確実に駆動するために供給される。変換出力回路34は、30aの正のCMOS出力信号CMOSPおよび30bの負のCMOS出力信号CMOSNを供給する。
変換出力回路34は、200の相互結合インバータラッチ、202の第1スイッチ、204の第2スイッチを含んでいる。202の第1スイッチは、低電圧レベルまたは高電圧レベルをインバータラッチ200の本来の側(true side)に選択的に結合し、第2スイッチは、低電圧レベルまたは高電圧レベルをインバータラッチ200の補完側に選択的に結合する。インバータラッチ200は、低電圧レベルおよび高電圧レベルでラッチし、30aのラッチされた正のCMOS出力信号CMOSPおよび30bのラッチされた負のCMOS出力信号CMOSNを供給する。
インバータラッチ200は、第1ラッチインバータ206および第2ラッチインバータ208を含んでいる。第1ラッチインバータ206および第2ラッチインバータ208は、CMOSインバータである。該インバータは、CMOS論理レベルに対応し、それを供給するものである。第1ラッチインバータ206の入力部は、本来の側のパス212を介して、本来の側の出力インバータ210の入力部、および、第2ラッチインバータ208の出力部に電気的に結合されている。第2ラッチインバータ208の入力部は、補完側のパス216を介して、補完側の出力インバータ214の入力部、および、第1ラッチインバータ206の出力部に電気的に結合されている。本来の側の出力インバータ210および補完側の出力インバータ214は、CMOSインバータである。該インバータは、CMOS論理レベルに対応し、それを供給するものである。本来の側の出力インバータ210の出力部は、30aの正のCMOS出力信号CMOSPを供給し、補完側の出力インバータ214の出力部は、30bの負のCMOS出力信号CMOSNを供給する。
第1スイッチ202は、第1NMOSトランジスタ202a、第2NMOSトランジスタ202b、第3NMOSトランジスタ202c、第4NMOSトランジスタ202dを含んでいる。第1NMOSトランジスタ202aのドレイン・ソースパスの一方は、218の電源VDDに電気的に結合されている。第1NMOSトランジスタ202aのドレイン・ソースパスのもう一方は、220において、第2NMOSトランジスタ202bのドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。第2NMOSトランジスタ202bのドレイン・ソースパスのもう一方は、第3NMOSトランジスタ202cのドレイン・ソースパスの一方、および、本来の側のパス212を介して、第1ラッチインバータ206の入力部、本来の側の出力インバータ210の入力部、第2ラッチインバータ208の出力部に電気的に結合されている。第3NMOSトランジスタ202cのドレイン・ソースパスのもう一方は、222において、第4NMOSトランジスタ202dのドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。第4NMOSトランジスタ202dのドレイン・ソースパスのもう一方は、224の基準電位(例えば、接地電位)に電気的に結合されている。
第2スイッチ204は、第5NMOSトランジスタ204a、第6NMOSトランジスタ204b、第7NMOSトランジスタ204c、第8NMOSトランジスタ204dを含んでいる。第5NMOSトランジスタ204aのドレイン・ソースパスの一方は、226の基準電位(例えば、接地電位)に電気的に結合されている。第5NMOSトランジスタ204aのドレイン・ソースパスのもう一方は、228において、第6NMOSトランジスタ204bのドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。第6NMOSトランジスタ204bのドレイン・ソースパスのもう一方は、第7NMOSトランジスタ204cのドレイン・ソースパスの一方、および、補完側のパス216を介して、第2ラッチインバータ208の入力部、補完側の出力インバータ214の入力部、第1ラッチインバータ206の出力部に電気的に結合されている。第7NMOSトランジスタ204cのドレイン・ソースパスのもう一方は、230において、第8NMOSトランジスタ204dのドレイン・ソースパスの一方に電気的に結合されている。第8NMOSトランジスタ204dのドレイン・ソースパスのもう一方は、231の電源VDDに電気的に結合されている。
変換出力回路34は、36aの正の差動入力信号PCMOSPに対応するように構成された正の信号入力インバータ232、234、236、238と、36bの負の差動入力信号PCMOSNに対応するように構成された負の信号入力インバータ240、242、244、246とを含んでいる。正の信号入力インバータ232、234、236、238および負の信号入力インバータ240、242、244、246は、CMOSインバータである。該インバータは、CMOS論理レベルに対応し、それを供給するものである。
インバータ232の出力部は、ゲートパス248を介して、インバータ234の入力部、第2NMOSトランジスタ202bのゲート、第6NMOSトランジスタ204bのゲートに電気的に結合されている。インバータ234の出力部は、250のインバータ236の入力部に電気的に結合されており、インバータ236の出力部は、252のインバータ238の入力部に電気的に結合されている。インバータ238の出力部は、ゲートパス254を介して、第1NMOSトランジスタ202aのゲートおよび第5NMOSトランジスタ204aのゲートに電気的に結合されている。
インバータ232の入力部は、36aの正の差動入力信号PCMOSPを受信し、インバータ232は、受信された信号を反転させ、反転した正の差動入力信号を、ゲートパス248を介して、インバータ234の入力部、および、第2NMOSトランジスタ202bのゲートと第6NMOSトランジスタ204bのゲートとに供給する。3つのインバータが遅延した後、インバータ238は、非反転の正の差動入力信号を、ゲートパス254を介して、第1NMOSトランジスタ202aのゲートと第5NMOSトランジスタ204aのゲートとに供給する。36aの正の差動入力信号PCMOSPが高電圧レベルであれば、第1NMOSトランジスタ202aおよび第5NMOSトランジスタ204aは、バイアスされており、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bはバイアスされない。36aの正の差動入力信号PCMOSPが低電圧レベルに遷移すると、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bはバイアスされ、電源VDDの高電圧レベルをインバータラッチ200の本来の側に結合し、基準電位(例えば、接地電位)の低電圧レベルをインバータラッチ200の補完側に結合する。本来の側の出力インバータ210は、30aの正のCMOS出力信号CMOSPの低電圧レベルを供給し、補完側の出力インバータ212は、30bの負のCMOS出力信号CMOSNの高電圧レベルを供給する。3つのインバータが遅延した後、第1NMOSトランジスタ202aおよび第5NMOSトランジスタ204aはバイアスされず、インバータラッチ200の本来の側を電源VDDから分離し、インバータラッチ200の補完側を該基準電位から分離する。36aの正の差動入力信号PCMOSPが高電圧レベルに遷移すると、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bはバイアスされず、インバータラッチ200の本来の側および補完側の電圧を保つ3つのインバータが遅延した後の第1NMOSトランジスタ202aおよび第5NMOSトランジスタ204aは、バイアスされる。
インバータ240の出力部は、ゲートパス256を介して、インバータ242の入力部、および、第3NMOSトランジスタ202cのゲートと第7NMOSトランジスタ204cのゲートとに電気的に結合されている。インバータ242の出力部は、258において、インバータ244の入力部に電気的に結合されており、インバータ244の出力部は、260において、インバータ246の入力部に電気的に結合されている。インバータ246の出力部は、ゲートパス262を介して、第4NMOSトランジスタ202dのゲートと第8NMOSトランジスタ204dのゲートとに電気的に結合されている。
インバータ240の入力部は、36bの負の差動入力信号PCMOSNを受信し、インバータ240は、受信された信号を反転させ、ゲートパス256を介して、反転した負の差動入力信号をインバータ242の入力部、および、第3NMOSトランジスタ202cのゲートと第7NMOSトランジスタ204cのゲートとに供給する。3つのインバータが遅延した後、インバータ246は、ゲートパス262を介して、非反転の負の差動入力信号を第4NMOSトランジスタ202dのゲートと第8NMOSトランジスタ204dのゲートとに供給する。36bの負の差動入力信号PCMOSNが高電圧レベルであれば、第4NMOSトランジスタ202dおよび第8NMOSトランジスタ204dはバイアスされ、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cはバイアスされない。36bの負の差動入力信号PCMOSNが低電圧レベルに遷移すると、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cはバイアスされ、低電圧レベルの基準電位(例えば、接地電位)をインバータラッチ200の本来の側に結合し、高電圧レベルの電源VDDをインバータラッチ200の補完側に結合する。本来の側の出力インバータ210は、30aの正のCMOS出力信号CMOSPの高電圧レベルを供給し、補完側の出力インバータ212は、30bの負のCMOS出力信号CMOSNの低電圧レベルを供給する。3つのインバータが遅延すると、第4NMOSトランジスタ202dおよび第8NMOSトランジスタ204dはバイアスされず、インバータラッチの本来の側を224の上記基準電位から分離し、インバータラッチの補完側を231の電源VDDから分離する。36bの負の差動入力信号PCMOSNが高電圧レベルに遷移すると、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cはバイアスされず、3つのインバータが遅延した後の第4NMOSトランジスタ202dおよび第8NMOSトランジスタ204dは、バイアスされる。これにより、インバータラッチ200の本来の側および補完側の電圧が、効果的に保たれる。
動作中、36aの正の差動入力信号PCMOSPは、高電圧レベルまたは低電圧レベルの一方であり、36bの負の差動入力信号PCMOSNは、高電圧レベルまたは低電圧レベルの他方である。定常状態で、36aの正の差動入力信号PCMOSPが高電圧レベルであり、36bの負の差動入力信号PCMOSNが低電圧レベルであれば、第1NMOSトランジスタ202aおよび第5NMOSトランジスタ204aはバイアスされ、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bはバイアスされない。さらに、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cはバイアスされ、第4NMOSトランジスタ202dおよび第8NMOSトランジスタ204dはバイアスされない。インバータラッチ200の本来の側は電源VDDから分離され、該インバータラッチの補完側は上記基準電位から分離される。
36aの正の差動入力信号PCMOSPが低電圧レベルに遷移し、36bの負の差動入力信号PCMOSNが高電圧レベルに遷移すると、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bはバイアスされ、218における電源VDDの高電圧レベルをインバータラッチ200の本来の側に結合し、226における基準電位の低電圧レベルをインバータラッチ200の補完側に結合する。さらに、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cはバイアスされず、インバータラッチ200の本来の側は、224において基準電位から分離されたまま残り、インバータラッチ200の補完側は、231において電源VDDから分離されたまま残る。本来の側の出力インバータ210は、30aの正のCMOS出力信号CMOSPにおいて低電圧レベルを供給し、補完側の出力インバータ212は、36aの正の差動入力信号PCMOSPの立下りエッジに応じて、30bの負のCMOS出力信号CMOSNにおいて高電圧レベルを供給する。したがって、30aの正のCMOS出力信号CMOSPおよび30bの負のCMOS出力信号CMOSNのある状態は、36aの正の差動入力信号PCMOSPの立下りエッジに応じて設定される。
3つのインバータが遅延した後、第1NMOSトランジスタ202aおよび第5NMOSトランジスタ204aはバイアスされず、218においてインバータラッチ200の本来の側を電源VDDから分離し、226においてインバータラッチ200の補完側を上記基準電位から分離する。さらに、第4NMOSトランジスタ202dおよび第8NMOSトランジスタ204dはバイアスされるが、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cはバイアスされない。インバータラッチ200の本来の側は、224において該基準電位から分離されたまま残り、インバータラッチ200の補完側は、231において電源VDDから分離されたまま残る。
36aの正の差動入力信号PCMOSPが高電圧レベルに遷移し、36bの負の差動入力信号PCMOSNが低電圧レベルに遷移すると、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bはバイアスされず、インバータラッチ200の本来の側は、218において電源VDDから分離されたまま残り、インバータラッチ200の補完側は、226において上記基準電位から分離されたまま残る。第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cはバイアスされ、224の該基準電位の低電圧レベルをインバータラッチ200の本来の側に結合し、231の電源VDDの高電圧レベルをインバータラッチ200の補完側に結合する。本来の側の出力インバータ210は、30aの正のCMOS出力信号CMOSPにおいて高電圧レベルを供給し、補完側の出力インバータ212は、36bの負の差動入力信号PCMOSNの立下りエッジに応じて、30bの負のCMOS出力信号CMOSNにおいて低電圧レベルを供給する。したがって、30aの正のCMOS出力信号CMOSPおよび30bの負のCMOS出力信号CMOSNの他の状態は、36bの負の差動入力信号PCMOSNの立下りエッジに応じて設定される。
3つのインバータが遅延した後、第1NMOSトランジスタ202aおよび第5NMOSトランジスタ204aはバイアスされるが、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bはバイアスされない。インバータラッチ200の本来の側は、218において電源VDDから分離されたまま残り、インバータラッチ200の補完側は、226において上記基準電位から分離されたまま残る。第4NMOSトランジスタ202dおよび第8NMOSトランジスタ204dはバイアスされず、該第4NMOSトランジスタは224において上記基準電位からインバータラッチ200の本来の側を分離し、該第8NMOSトランジスタは231において電源VDDからインバータラッチ200の補完側を分離する。このプロセスは、36aの正の差動入力信号PCMOSPが低電圧レベルに遷移し、36bの負の差動入力信号PCMOSNが高電圧レベルに遷移するように、繰り返される。
変換出力回路34は、36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNが共通のエッジタイプである場合に、30aの正のCMOS出力信号CMOSPおよび30bの負のCMOS出力信号CMOSNを切り替える。36aの正の差動入力信号PCMOSPおよび36bの負の差動入力信号PCMOSNが立下りエッジタイプである場合に、30aの正のCMOS出力信号CMOSPおよび30bの負のCMOS出力信号CMOSNを切り替えることにより、30aの正のCMOS出力信号CMOSPおよび30bの負のCMOS出力信号CMOSNのパルス幅およびデューティサイクルの歪みが低減される。
図5は、変換入力回路32と変換出力回路34とを含む信号変換回路28の一実施形態の動作を示すタイミングダイアグラムである。変換入力回路32は、300の負のCML信号CMLN、および、302の正のCML信号CMLPを受信する。変換入力回路32は、304の正の差動入力信号PCMOSP、および、306の負の差動入力信号PCMOSNを出力する。304の正の差動入力信号PCMOSP、および、306の負の差動入力信号PCMOSNは、308の差動電圧振幅DVSを含んでいる。該差動電圧振幅は、302の正のCML信号CMLP、および、300の負のCML信号CMLNの310のCML差動電圧振幅DVSCMLよりも大きい。変換入力回路32はまた、304の正の差動入力信号PCMOSPおよび306の負の差動入力信号PCMOSNの312の同相電圧VCMを供給する。該同相電圧は、VDDのCMOSの閾値(例えば、CMOSインバータの閾値)を2で割ったものにほぼ等しい。304の正の差動入力信号PCMOSPおよび306の負の差動入力信号PCMOSNは、変換出力回路34においてインバータ232、240を確実に駆動する。
変換出力回路34は、304の正の差動入力信号PCMOSPおよび306の負の差動入力信号PCMOSNを受信し、314において正のレールツーレールCMOS出力信号CMOSPを出力し、316において負のレールツーレールCMOS出力信号CMOSNを出力する。インバータ232は、304の正の差動入力信号PCMOSPを受信し、該受信された信号を反転させ、318の正のゲート駆動信号GPを第2NMOSトランジスタ202bのゲートおよび第6NMOSトランジスタ204bのゲートに供給する。インバータ238は、320の正の遅延ゲート駆動信号GDELPを第1NMOSトランジスタ202aのゲートおよび第5NMOSトランジスタ204aのゲートに供給する。インバータ240は、306の負の差動入力信号PCMOSNを受信し、該受信された信号を反転させ、322の負のゲート駆動信号GNを第3NMOSトランジスタ202cのゲートおよび第7NMOSトランジスタ204cのゲートに供給する。インバータ246は、324の負の遅延ゲート駆動信号GDELNを第4NMOSトランジスタ202dのゲートおよび第8NMOSトランジスタ204dのゲートに供給する。318の正のゲート駆動信号GPと、320の正の遅延ゲート駆動信号GDELPと、322の負のゲート駆動信号GNと、324の負の遅延ゲート駆動信号GDELNとを含むゲート駆動信号のそれぞれは、CMOS論理レベルで供給される。
326では、302の正のCML信号CMLPは、低電圧レベルから高電圧レベルに遷移し、304の負のCML信号CMLNは、高電圧レベルから低電圧レベルに遷移する。それに応じて、第2負荷抵抗器104を介して電流ISSを導くために、負の入力トランジスタ106は、バイアスされた状態からバイアスされない状態に遷移し、正の入力トランジスタ108は、バイアスされない状態からバイアスされた状態に遷移する。118の負の内部電圧VINは、低電圧レベルに遷移し、116の正の内部電圧VIPは、114のバッファ電圧VBにほぼ等しい高電圧レベルに遷移する。第1NMOS出力トランジスタ136はバイアスされ、306の負の差動入力信号PCMOSNを328の低電圧レベルにする。第2NMOS出力トランジスタ138はバイアスされず、第2PMOSトランジスタ134は、304の正の差動入力信号PCMOSPを330の高電圧レベルにする。
304の正の差動入力信号PCMOSPが330の高電圧レベルに遷移することにより、318の正のゲート駆動信号GPは、332の低電圧レベルに遷移し、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bをバイアスせず、インバータラッチ200の本来の側は、218の電源VDDから分離されたまま残り、インバータラッチ200の補完側は、226の上記基準電位から分離されたまま残る。306の負の差動入力信号PCMOSNが328の低電圧レベルに遷移することにより、322の負のゲート駆動信号GNは、334の高電圧レベルに遷移し、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cはバイアスされて、224の基準電位の低電圧レベルをインバータラッチ200の本来の側に結合し、231の電源VDDの高電圧レベルをインバータラッチ200の補完側に結合する。336では、314の正のCMOS出力信号CMOSPは、高電圧レベルに遷移し、316の負のCMOS出力信号CMOSNは、306の負の差動入力信号PCMOSNの328の立下りエッジ、および、322の負のゲート駆動信号GNの334の立上りエッジに応じて、低電圧レベルに遷移する。したがって、314の正のCMOS出力信号CMOSPおよび316の負のCMOS出力信号CMOSNの一方の状態が、306の負の差動入力信号PCMOSNの328の立下りエッジに応じて切り替わる、または、設定される。
3つのインバータが遅延した後、320の正の遅延ゲート駆動信号GDELPは、338の高電圧レベルに遷移し、第1NMOSトランジスタ202aおよび第5NMOSトランジスタ204aはバイアスされる。しかし、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bがバイアスされないので、インバータラッチ200の本来の側は、218の電源VDDから分離されたまま残り、インバータラッチ200の補完側は、226の上記基準電位から分離されたまま残る。324の負の遅延ゲート駆動信号GDELNは、340の低電圧レベルに遷移し、第4NMOSトランジスタ202dおよび第8NMOSトランジスタ204dは、バイアスされずに、224において上記基準電位からインバータラッチ200の本来の側を分離し、231において電源VDDからインバータラッチ200の補完側を分離する。342では、334の低い遷移と高い遷移との間、および、340の高い遷移と低い遷移との間では、インバータラッチ200の本来の側は低電圧レベルにされ、インバータラッチ200の補完側は高電圧レベルにされる。
344では、302の正のCML信号CMLPは、高電圧レベルから低電圧レベルに遷移し、304の負のCML信号CMLNは、低電圧レベルから高電圧レベルに遷移する。それに応じて、第1負荷抵抗器102を介して電流ISSを導くために、正の入力トランジスタ108は、バイアスされた状態からバイアスされない状態に遷移し、負の入力トランジスタ106は、バイアスされない状態からバイアスされた状態に遷移する。116の正の内部電圧VIPは、低電圧レベルに遷移し、118の負の内部電圧VINは、114のバッファ電圧VBにほぼ等しい高電圧レベルに遷移する。第2NMOS出力トランジスタ138は、304の正の差動入力信号PCMOSPを346の低電圧レベルにするために、バイアスされる。第1NMOS出力トランジスタ136はバイアスされず、第1PMOSトランジスタ132は、306の負の差動入力信号PCMOSNを348の高電圧レベルにする。
306の負の差動入力信号PCMOSNが348の高電圧レベルに遷移することにより、322の負のゲート駆動信号GNは、350の低電圧レベルに遷移して、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cをバイアスせず、インバータラッチ200の本来の側は、224の上記基準電位から分離されたまま残り、インバータラッチ200の補完側は、231の電源VDDから分離されたまま残る。304の正の差動入力信号PCMOSPが346の低電圧レベルに遷移することにより、318の正のゲート駆動信号GPは、352の高電圧レベルに遷移し、第2NMOSトランジスタ202bおよび第6NMOSトランジスタ204bはバイアスされて、218の電源VDDの高電圧レベルをインバータラッチ200の本来の側に結合し、226の基準電位の低電圧レベルをインバータラッチ200の補完側に結合する。354では、314の正のCMOS出力信号CMOSPは、低電圧レベルに遷移し、316の負のCMOS出力信号CMOSNは、304の正の差動入力信号PCMOSPの346の立下りエッジ、および、318の正のゲート駆動信号GPの352の立上りエッジに応じて、高電圧レベルに遷移する。したがって、314の正のCMOS出力信号CMOSPおよび316の負のCMOS出力信号CMOSNのもう一方の状態は、304の正の差動入力信号PCMOSPの346の立下りエッジに応じて切り替わる、または、設定される。
3つのインバータが遅延した後、324の負の遅延ゲート駆動信号GDELNは、356の高電圧レベルに遷移し、第4NMOSトランジスタ202dおよび第8NMOSトランジスタ204dはバイアスされる。しかし、第3NMOSトランジスタ202cおよび第7NMOSトランジスタ204cがバイアスされないので、インバータラッチ200の本来の側は、224の上記基準電位から分離されたまま残り、インバータラッチ200の補完側は、231の電源VDDから分離されたまま残る。320の正の遅延ゲート駆動信号GDELPは、358の低電圧レベルに遷移し、第1NMOSトランジスタ202aおよび第5NMOSトランジスタ204aはバイアスされずに、インバータラッチ200の本来の側を218の電源VDDから分離し、インバータラッチ200の補完側を226の基準電位から分離する。360では、352の低い遷移と高い遷移との間、および、358の高い遷移と低い遷移との間では、インバータラッチ200の本来の側は高電圧レベルにされ、インバータラッチ200の補完側は低電圧レベルにされる。
このプロセスは、302の正のCML信号CMLPが遷移し、300の負のCML信号CMLNが高電圧レベルと低電圧レベルとの間で遷移するように、繰り返される。
変換入力回路32および変換出力回路34は、302の正のCML信号CMLP、および、300の負のCML信号CMLNを、314の正のレールツーレールCMOS信号CMOSP、および、316の負のレールツーレールCMOS信号CMOSNに変換する。変換入力回路32および変換出力回路34の構成は、デューティサイクルの歪みが能動素子および受動素子の一致特性(matching properties)に依存しており、かつ、信号変換回路28が1次に対する、プロセスパラメータ、電圧パラメータ、および、温度(PVT)パラメータと無関係であるような対称回路であるようになっている。
図6は、電源VDDに対する、318の正のゲート駆動信号GPおよび314の正のCMOS信号CMOSPの、400および402でのデューティサイクルをそれぞれ示す図である。322の負のゲート駆動信号GNは、318の正のゲート駆動信号GPの400のデューティサイクルと類似したデューティサイクルを有しており、316の負のCMOS信号CMOSNは、314の正のCMOS信号CMOSPの402のデューティサイクルと類似したデューティサイクルを有している。
318の正のゲート駆動信号GPの400のデューティサイクルは、VDDが1.3ボルトの場合50%から、VDDが1.6ボルトの場合44%まで変化する。他方、314の正のCMOS信号CMOSPの402のデューティサイクルは、VDDが1.3ボルトの場合の49%から、VDDが1.6ボルトの場合の50%まで変化する。314の正のCMOS信号CMOSPの402のデューティサイクルは、318の正のゲート駆動信号GPの400のデューティサイクルとはほぼ無関係である。あるいは、314の正のCMOS信号CMOSPの402のデューティサイクルは、306の負の差動入力信号PCMOSNの立下りエッジ(例えば、328の立下りエッジ)および304の正の差動入力信号PCMOSPの立下りエッジ(例えば、346の立下りエッジ)に応じた切り替えに基づいている。304の正の差動入力信号PCMOSPおよび306の負の差動入力信号PCMOSNの共通のエッジタイプに応じて、314の正のCMOS信号CMOSPおよび316の負のCMOS信号CMOSNを切り替えることにより、314の正のCMOS出力信号CMOSPおよび316の負のCMOS出力信号CMOSNのパルス幅およびデューティサイクルの歪みが低減される。
図7は、信号変換回路28の一実施形態における、314の正のレールツーレールCMOS出力信号CMOSPおよび316の負のレールツーレールCMOS出力信号CMOSNのデューティサイクルを示す、PVTコーナー(corner)分析表410である。表410では、左側の列の最初の2つの文字は、NMOSデバイスおよびPMOSデバイスの速度を示している。ここで、第1の文字は、NMOSデバイスの速度を示し、第2の文字は、PMOSデバイスの速度を示している。文字Tは標準的な速度を、Sは低速を、Fは高速を示している。左側の列の最後の4つの文字は、電圧設定および温度設定を示している。最後の4つの文字の最初の2つは電圧設定を示し、最後の4つの文字の最後の2つは温度設定を示している。文字TTは、標準的な電圧1.5ボルトまたは標準的な温度設定を示し、LVは1.3ボルトという低電圧設定を示し、HVは1.6ボルトという高電圧設定を示し、LTはセ氏0度という低温設定を示し、HTはセ氏125度という高温設定を示している。
302の正のCML信号CMLP、および、300の負のCML信号CMLNには、400ミリボルト(mV)の差動ピークトゥピーク電圧振幅と、100ピコ秒(ps)の入力エッジ速度とが供給された。このデータ転送速度は、入力ジッタが0である場合に1秒あたり4.8ギガビット(Gb/s)である。114の電圧VB=VDD−200mVである。ここで、標準的なVDDは1.5ボルトであり、20メガヘルツ(MHz)〜60MHzの雑音を75mV含んでいる。50%のデューティサイクルで発振する302の正のCML信号CMLPおよび300の負のCML信号CMLN、314の正のCMOS出力信号CMOSPおよび316の負のCMOS出力信号CMOSNは、コーナー分析表410に示したPVT変化に対して、48%〜50%のデューティサイクルで発振する。デューティサイクルは、412の低速のNMOS、低速のPMOS、高電圧、および、低温(SS‐HVLT)のコーナーにおいて、48%である。414の高速のNMOS、高速のPMOS、高電圧、低温(FF‐HVLT)のコーナー、および、416の高速のNMOS、高速のPMOS、低電圧、高温(FF‐LVHT)のコーナーでは、該デューティサイクルは50%である。
418では、PVTパラメータが、標準的なNMOS速度、標準的なPMOS速度、標準的な電圧、標準的な温度(TT‐TTTT)を含んで標準的である場合、上記デューティサイクルは、49%で、両極端(extremes)間の中間である。他のPVTコーナーのそれぞれは、48%〜50%のデューティサイクルになる。420では、低速のNMOS、低速のPMOS、低電圧、高温(SS‐LVHT)のコーナーのデューティサイクルは、48.9%になる。422では、高速のNMOS、低速のPMOS、低電圧、高温(FS‐LVHT)のコーナーのデューティサイクルは、49.3%になる。424では、低速のNMOS、高速のPMOS、低電圧、高温(SF‐LVHT)のコーナーのデューティサイクルは、49.2%であり、426では、標準的なNMOS、標準的なPMOS、低電圧、高温(TT‐LVHT)のコーナーのデューティサイクルは、49.8%である。
図8は、信号変換回路28の一実施形態にかかる不一致(mismatch)の効果を示すモンテカルロ法440の結果を示す図である。302の正のCML信号CMLP、および、300の負のCML信号CMLNには、400mVの差動ピークトゥピーク電圧振幅および100psの入力エッジ速度が供給された。上記データ転送速度は、入力ジッタが0である場合、4.8Gb/sである。114の電圧VB=VDD−200mVである。ここで、標準的なVDDは1.5ボルトであり、20メガヘルツ(MHz)〜60MHzの雑音を75mV含んでいる。
50%のデューティサイクルで発振する、302の正のCML信号CMLPおよび300の負のCML信号CMLNによって、信号変換回路28のモンテカルロ法は、314の正のCMOS出力信号CMOSPおよび316の負のCMOS出力信号CMOSNの45%〜54%のデューティサイクル範囲を示している。100のうち、48%〜51%のデューティサイクルを示すのは69であり、上記最も共通のデューティサイクル結果は、442の50%〜51%であった。
変換入力回路32および変換出力回路34は、302の正のCML信号CMLPおよび300の負のCML信号CMLNを、314の正のCMOS信号CMOSPおよび316の負のCMOS信号CMOSNに変換する。変換入力回路32および変換出力回路34の構成は、能動素子および受動素子の変化によってデューティサイクルの歪みが少ししか変化せず、信号変換回路28が1次に対するPVTパラメータとはほぼ無関係であるような対称回路になるようになっている。
特定の実施形態について図示しここに記載してきたが、当業者は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で図示し記載した該特定の実施形態の代わりに、様々な他のおよび/または同等の形態を用いてもよいことを、認識するだろう。本出願は、ここで検討した該特定の実施形態の任意の適合例または変型例をも対象としている。したがって、本発明は特許請求の範囲およびそれに相当する部分によってのみ限定されるものである。
本発明のコンピュータシステムの一実施形態を示す図である。 信号変換回路の一実施形態を示す図である。 変換入力回路(converter input circuit)の一実施形態を示す図である。 変換出力回路(converter output circuit)の一実施形態を示す図である。 信号変換回路の一実施形態の動作を示すタイミングダイアグラムである。 電源に対する、正/負のゲート駆動信号(gate drive signal)および正/負のレールツーレールCMOS信号のデューティサイクルを示す図である。 信号変換回路の一実施形態における、レールツーレール出力信号のデューティサイクルに関する、プロセス、電圧、温度コーナー分析表である。 信号変換回路の一実施形態において不一致(mismatch)の効果を示すモンテカルロ法の結果を示す図である。

Claims (28)

  1. 電流モード論理信号を受信し、該電流モード論理信号に基づいて差動入力信号を出力するように構成されている、入力回路と、
    該差動入力信号を受信し、該差動入力信号に基づいてレールツーレール出力信号を出力するように構成されている、出力回路とを含み、
    該出力回路は、該各差動入力信号の共通のエッジタイプに応じて、該レールツーレール出力信号を切り替えるように構成されている、信号変換回路。
  2. 上記出力回路は、上記レールツーレール出力信号を保つために本来の側および補完側を備えるように構成されたインバータラッチを含んでいる、請求項1に記載の信号変換回路。
  3. 上記出力回路は、
    上記インバータラッチの本来の側に高電圧レベルおよび低電圧レベルを供給するように構成された第1スイッチと、
    該インバータラッチの補完側に該高電圧レベルおよび該低電圧レベルを供給するように構成された第2スイッチとを含み、
    該第1スイッチは、該インバータラッチの本来の側に該高電圧レベルおよび該低電圧レベルのうちの一方を供給し、該第2スイッチは、上記インバータラッチの補完側に該高電圧レベルおよび該低電圧レベルの他方を供給する、請求項2に記載の信号変換回路。
  4. 上記第1スイッチおよび上記第2スイッチは、上記レールツーレール出力信号を切り替えた後オフ状態になる、請求項3に記載の信号変換回路。
  5. 上記出力回路は、上記各差動入力信号の立下りエッジに応じて上記レールツーレール出力信号を切り替えるように構成されている、請求項1に記載の信号変換回路。
  6. 上記入力回路は、相補形金属酸化膜半導体のインバータの閾値にほぼ等しい、差動入力信号の同相電圧を供給するように構成されている、請求項1に記載の信号変換回路。
  7. 上記入力回路は、電流モード論理の差動電圧振幅よりも大きい、差動入力信号の差動電圧振幅を供給するように構成されている、請求項1に記載の信号変換回路。
  8. 電流モード論理信号のレールツーレール信号への信号変換回路であって、
    該電流モード論理信号を受信し、該電流モード論理信号に基づいて差動入力信号を供給するように構成された、入力回路と、
    該差動入力信号を受信し、該差動入力信号に基づいてレールツーレール出力信号を供給するように構成された出力回路とを含み、
    該入力回路は、相補形金属酸化膜半導体の閾値にほぼ等しい、該差動入力信号の同相電圧を供給するように構成されており、該出力回路は、該各差動入力信号の共通のエッジタイプに応じてレールツーレール出力信号を切り替えるように構成されている、信号変換回路。
  9. 上記入力回路は、電流モード論理の差動電圧振幅よりも大きい、該差動入力信号の差動電圧振幅を供給するように構成されている、請求項8に記載の変換器回路。
  10. 上記入力回路は、
    上記電流モード論理信号を受信し、該電流モード論理信号に基づいて電流を導いて同相電圧シフト出力信号を供給するように構成された入力トランジスタの差動対と、
    該同相電圧シフト出力信号を受信し、該入力トランジスタの差動対を飽和状態に保つように構成された再生回路とを含む、請求項8に記載の変換器回路。
  11. 上記入力回路は、
    第1抵抗器と、
    第2抵抗器と、
    上記電流モード論理信号を受信して該電流モード論理信号に基づいて第1電流を導くように構成され、該第1電流は、該第1抵抗器を介して流れて該差動入力信号の同相電圧を調整する、入力トランジスタの第1差動対と、
    該差動入力信号の同相電圧を調整するために、該第2抵抗器を介して第2電流を導くように構成された入力トランジスタの第2差動対とを含む、請求項8に記載の変換器回路。
  12. 上記出力回路は、
    本来の側および補完側を備えて該レールツーレール出力信号を保つように構成されたインバータラッチと、
    該ラッチの本来の側に高電圧レベルおよび低電圧レベルを供給するように構成された第1スイッチと、
    該ラッチの補完側に該高電圧レベルおよび該低電圧レベルを供給するように構成された第2スイッチとを含み、
    該第1スイッチは、該ラッチ信号の本来の側に該高電圧レベルおよび該低電圧レベルのうちの一方を供給し、該第2スイッチは、該ラッチの補完側に該高電圧レベルおよび該低電圧レベルのうちの他方を供給する、請求項8に記載の変換器回路。
  13. 電流モード論理信号を受信するための手段と、
    該電流モード論理信号に基づいて差動入力信号を供給するための手段と、
    該差動入力信号に基づいてレールツーレール出力信号を供給するための手段と、
    該各差動入力信号の共通のエッジタイプに応じて、該レールツーレール出力信号を切り替えるための手段とを含む、信号変換回路。
  14. 上記レールツーレール出力信号を供給するための手段は、
    該レールツーレール出力信号を保つために本来の側および補完側においてラッチするための手段を含む、請求項13に記載の信号変換回路。
  15. 上記切り替えるための手段は、
    高電圧レベルおよび低電圧レベルのうちの一方を上記本来の側に切り替えるための手段と、
    該高電圧レベルおよび該低電圧レベルの中の他方を上記補完側に切り替えるための手段とを含む、請求項14に記載の信号変換回路。
  16. 上記差動入力信号を供給するための手段は、
    相補形金属酸化膜半導体のインバータにほぼ等しい、該差動入力信号の同相電圧を供給するための手段と、
    電流モード論理の差動電圧振幅よりも大きい、該差動入力信号の差動電圧振幅を供給するための手段とを含む、請求項13に記載の信号変換回路。
  17. 上記差動入力信号を供給するための手段は、
    該電流モード論理信号に基づいて同相電圧シフト出力信号を供給するための手段と、
    入力トランジスタの差動対を飽和状態に保つための手段とを含む、請求項13に記載の信号変換回路。
  18. 上記差動入力信号を供給するための手段は、
    該差動入力信号の同相電圧を、第1電流を介して調整するための手段と、
    該差動入力信号の同相電圧を調整して該差動電圧振幅を増加させるために、第2電流を導くための手段とを含む、請求項13に記載の信号変換回路。
  19. 電流モード論理信号をレールツーレール信号に変換する方法であって、
    該電流モード論理信号を受信する工程と、
    該電流モード論理信号に基づいて差動入力信号を供給する工程と、
    該差動入力信号に基づいてレールツーレール出力信号を出力する工程と、
    該各差動入力信号の共通のエッジタイプに応じて、レールツーレール出力信号を切り替える工程とを含む、方法。
  20. 上記レールツーレール出力信号を出力する工程は、
    該レールツーレール出力信号を保つために本来の側および補完側においてラッチする工程を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 上記レールツーレール出力信号を切り替える工程は、
    高電圧レベルおよび低電圧レベルのうちの一方を上記本来の側に切り替える工程と、
    該高電圧レベルおよび該低電圧レベルの中の他方を該補完側に切り替える工程とを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 上記差動入力信号を供給する工程は、
    相補形金属酸化膜半導体のインバータにほぼ等しい、該差動入力信号の同相電圧を供給する工程と、
    電流モード論理の差動電圧振幅よりも大きい、該差動入力信号の差動電圧振幅を供給する工程とを含む、請求項19に記載の方法。
  23. 上記差動入力信号を供給する工程は、
    該電流モード論理信号に基づいて同相電圧シフト出力信号を供給する工程と、
    入力トランジスタの差動対を飽和状態に保つ工程とを含む、請求項19に記載の方法。
  24. 電流モード論理信号をレールツーレール信号に変換する方法であって、
    トランジスタ差動対において電流モード論理信号を受信する工程と、
    該電流モード論理信号に対応する差動入力信号を出力する工程と、
    該差動入力信号の同相電圧を相補形金属酸化膜半導体の閾値にほぼ等しいようにシフトする工程と、
    該差動入力信号の差動電圧振幅を、電流モード論理の差動電圧振幅よりも大きいように増加させる工程と、
    該差動入力信号に基づいてレールツーレール出力信号を出力する工程とを含む、方法。
  25. 上記各差動入力信号の共通のエッジタイプに応じて該レールツーレール出力信号を切り替える工程を含む、請求項24に記載の方法。
  26. 上記レールツーレール出力信号を出力する工程は、
    該レールツーレール出力信号を保つために、本来の側および補完側においてラッチする工程を含む、請求項25に記載の方法。
  27. 上記レールツーレール出力信号を切り替える工程は、
    高電圧レベルおよび低電圧レベルのうちの一方を上記本来の側に切り替える工程と、
    該高電圧レベルおよび該低電圧レベルの中の他方を上記補完側に切り替える工程とを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 上記差動入力信号を出力する工程は、上記トランジスタ差動対を飽和状態に保つ工程を含む、請求項24に記載の方法。
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