JPH09107283A - レベル変換回路 - Google Patents

レベル変換回路

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JPH09107283A
JPH09107283A JP7261917A JP26191795A JPH09107283A JP H09107283 A JPH09107283 A JP H09107283A JP 7261917 A JP7261917 A JP 7261917A JP 26191795 A JP26191795 A JP 26191795A JP H09107283 A JPH09107283 A JP H09107283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
transistor
circuit
collector
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP7261917A
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English (en)
Inventor
Nobukazu Yoshizawa
伸和 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7261917A priority Critical patent/JPH09107283A/ja
Publication of JPH09107283A publication Critical patent/JPH09107283A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CMLレベルの信号をTTLレベルの信号に
変換するレベル変換回路を、極めて簡単な回路構成で実
現する。 【解決手段】 CMLレベルの入力INをPNPトラン
ジスタT1のベース入力とし、そのコレクタ抵抗R1か
ら導出する。このコレクタ抵抗R1による出力をNPN
トランジスタT2のベースへ入力して、そのコレクタ抵
抗R2からTTLレベル出力OUTを導出する。 【効果】 トランジスタ2個と抵抗2個の少ない部品で
実現でき、回路規模も消費電力も小となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレベル変換回路に関
し、特にCML回路の論理レベルをTTL回路の論理レ
ベルに変換するレベル変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレベル変換回路の一例を
図3に示している。図3において、CML(Curre
nt Mode Logic)回路の論理レベルの入力
信号INは、ダイオードD1,D2及び抵抗R6による
レベルシフト回路を介して、レベルシフトされてコンパ
レータA1の一入力となっている。
【0003】このコンパレータA1の他入力には、抵抗
R7,R8による回路電源電圧Vccの分圧電圧が基準電
圧Vr として印加されている。このコンパレータA1の
抵抗R9によるプルアップ出力がTTL(Transi
stor Transistor Logic)回路の
論理レベル出力OUTとなっている。
【0004】コンパレータA1の入力信号レベルが基準
電圧Vr よりも高い場合には、入力信号はH(ハイ)レ
ベルであると判断されてTTLレベルのHレベル(Vcc
=5V)に相当する電圧が出力される。
【0005】一方、コンパレータA1の入力信号レベル
が基準電圧Vr よりも低い場合には、入力信号はL(ロ
ー)レベルであると判断されてTTLレベルのLレベル
に相当する電圧(GND=0V)が出力される。
【0006】この図3の回路においてはコンパレータA
1を用いており、また特開平5−122048号公報に
はオペアンプを用いたレベル変換回路が開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来のレベ
ル変換回路では、コンパレータA1やオペアンプを用い
た構成であるために、回路の入力レベルをコンパレータ
やオペアンプの入力レベルに合致させるための入力レベ
ルシフト回路(図3のD1,D2,R6)等の入力レベ
ル調整回路が必要となって、回路規模が大きくなるとい
う欠点がある。また、コンパレータやオペアンプそのも
のの回路パッケージが大きいために、回路実装面積が大
きくなるという欠点もある。
【0008】本発明の目的は、簡単な構成でレベル変換
を実現することが可能なレベル変換回路を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、CML
回路の論理レベルをTTL回路の論理レベルに変換する
レベル変換回路であって、前記CML回路の論理レベル
がベースへ入力されエミッタが第1の回路電源に接続さ
れた第1のトランジスタと、この第1のトランジスタの
コレクタと第2の回路電源との間に接続された第1の抵
抗と、前記第1のトランジスタのコレクタにベースが接
続され前記第2の回路電源にエミッタが接続され前記第
1のトランジスタとは逆導電型の第2のトランジスタ
と、前記第2のトランジスタのコレクタと前記第1の回
路電源との間に接続された第2の抵抗とを含み、前記第
2のトランジスタのコレクタ出力を前記TTL回路の論
理レベル出力とすることを特徴とするレベル変換回路が
得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の作用について述べる。C
MLレベルの信号をPNPトランジスタのベース入力と
し、このトランジスタのコレクタ出力をNPNトランジ
スタのベース入力とする。そして、このNPNトランジ
スタのコレクタと電源Vccとの間に設けられている抵抗
による電圧をTTLレベルの出力信号とする。これによ
り、回路素子数の少ないレベル変換回路が得られる。
【0011】以下に図面を用いて本発明について説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施例の回路図である。
図1において、CML回路10は、エミッタが共通接続
されたNPNトランジスタT3,T4と、これ等トラン
ジスタT3,T4のコレクタ負荷抵抗R4,R5と、電
流源Iとからなっており、電源Vccと接地間において動
作する。
【0013】トランジスタT3のベースに入力信号Sin
が、トランジスタT4のベースに基準電圧Vref が夫々
印加され、トランジスタT4のコレクタからCML論理
レベルの信号が導出される。
【0014】レベル変換回路20はこのトランジスタT
4のコレクタ出力を入力信号INとしており、この入力
信号INはPNPトランジスタT1のベース入力となっ
ている。このトランジスタT1のエミッタは電源Vccに
接続され、コレクタは抵抗R1を介して接地されてい
る。
【0015】このトランジスタT1のコレクタ出力はN
PNトランジスタT2のベース入力とされており、この
トランジスタT1のエミッタは接地され、コレクタは抵
抗R2を介して電源Vccに接続されている。そして、こ
のトランジスタT1のコレクタからTTLレベルの出力
信号OUTが導出されるものである。
【0016】かかる構成において、PNPトランジスタ
T1のベースにCMLレベルのLレベルが印加されると
する。このCMLレベルのLレベルVCLは、 VCL<Vcc−VBE1 …(1) であるので、トランジスタT1はオンとなる。尚、VBE
1 はトランジスタT1のベース・エミッタ間電圧を示
す。
【0017】トランジスタT1がオンすると、このトラ
ンジスタT1のコレクタはほぼVccレベルとなり、よっ
てNPNトランジスタT2のべースもほぼVccレベルと
なる。そのために、このトランジスタT2がオンとな
り、よってそのコレクタ出力はTTLレベルのLレベル
に相当する接地電位になる。
【0018】一方、トランジスタT1のベースにCML
レベルのHレベルが入力されるとする。このCMLレベ
ルのHレベルVCHは、 VCH=Vcc であるので、トランジスタT1はオフとなる。トランジ
スタT1がオフとなると、そのコレクタは接地電位とな
って、NPNトランジスタT2のベースもほぼ接地電位
となるために、トランジスタT2はオフとなる。
【0019】その結果、トランジスタT2のコレクタが
Vccレベルになるために、コレクタ出力にはTTLレベ
ルのHレベルに相当するVccレベルが現れるのである。
【0020】尚、一例として、Vcc=5Vとすると、T
TLレベルのHレベルは5V,Lレベルは(Vcc−α)
とされる。この時、この(Vcc−α)は(1)式を満た
す必要があり、よってα=1.6Vに選定すると、CM
LレベルのLレベルはVcc−1.6V=3.4Vとな
る。
【0021】従って、この図1のレベル変換回路は、C
MLレベルのHレベル=5V,Lレベル=3.4VをT
TLレベルのHレベル=5V,Lレベル=0Vに変換す
る機能を有することになる。
【0022】図2は本発明の他の実施例の回路図であ
り、図1と同等部分は同一符号により示している。図1
の回路と異なる部分についてのみ説明すると、PNPト
ランジスタT1のエミッタと電源Vccとの間に抵抗R3
を設けた点であり、それ以外は図1の回路と同じであ
る。
【0023】入力信号INがCMLレベルのLレベル
(Vcc−α)の場合、PNPトランジスタT1がオンす
ることから、このトランジスタT1のコレクタ電位は、
図1の回路の場合のVccと異なり、R3×Ic となる。
Ic はトランジスタT1のコレクタ電流である。
【0024】そこで、 R3×Ic ≧VBE2 (トランジスタT2のベース・エミ
ッタ間電圧) となる様に設計しておけば、トランジスタT2がオンと
なってそのコレクタが接地電位となり、TTLレベルの
Lレベルが得られて目的が達成される。
【0025】尚、CMLレベルの入力信号INがHレベ
ルの時は、図1の回路と全く同一の動作となる。
【0026】上記実施例においては、各トランジスタの
導電型(極性)を全て逆として使用できることは明らか
である。
【0027】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、少なくと
もトランジスタ2個と抵抗2個とにより構成でき、入力
レベルを調整する回路も不要となるので、小規模かつ小
電力の回路となり、またコンパレータやオペアンプ等を
使用する必要がないので、実装面積が小となるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の回路図である。
【図3】従来のレベル変換回路の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 CML回路 20 レベル変換回路 I 電流源 R1〜R3 抵抗 T1〜T4 トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CML回路の論理レベルをTTL回路の
    論理レベルに変換するレベル変換回路であって、前記C
    ML回路の論理レベルがベースへ入力されエミッタが第
    1の回路電源に接続された第1のトランジスタと、この
    第1のトランジスタのコレクタと第2の回路電源との間
    に接続された第1の抵抗と、前記第1のトランジスタの
    コレクタにベースが接続され前記第2の回路電源にエミ
    ッタが接続され前記第1のトランジスタとは逆導電型の
    第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタのコレ
    クタと前記第1の回路電源との間に接続された第2の抵
    抗とを含み、前記第2のトランジスタのコレクタ出力を
    前記TTL回路の論理レベル出力とすることを特徴とす
    るレベル変換回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のトランジスタのエミッタは第
    3の抵抗を介して前記第1の回路電源へ接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載のレベル変換回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の回路電源は正電圧であり、前
    記第2の回路電源は接地電圧であり、前記第1のトラン
    ジスタはPNPトランジスタであることを特徴とする請
    求項1または2記載のレベル変換回路。
JP7261917A 1995-10-11 1995-10-11 レベル変換回路 Pending JPH09107283A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100823825B1 (ko) * 2006-04-28 2008-04-21 키몬다 아게 신호 변환기 회로, 변환기 회로 및 신호 변환 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260333B2 (ja) * 1982-02-05 1990-12-17 Hitachi Medical Corp

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