JP2006245828A - 低振幅差動出力回路及びシリアル伝送インターフェース - Google Patents

低振幅差動出力回路及びシリアル伝送インターフェース Download PDF

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Abstract


【課題】 CMOS回路を用いた差動出力回路において、電源・温度・プロセス等の変動による影響により、不所望の大きさのVCM変動が発生している。
【解決手段】 本発明による低振幅差動出力回路は、相互に相補である正相駆動信号MINTと逆相駆動信号MINBとによる差動信号であるメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力するプレバッファ回路1と、プレバッファ1に接続され、メインバッファ駆動信号MINT/MINBに応答して差動出力信号OUTT/OUTBを出力するメインバッファ回路2とを備え、正相駆動信号MINTと逆相駆動信号MINBは、第1の電位VDDと第2の電位GNDとの電位差を振幅とし、正相駆動信号MINBと逆相駆動信号MINBは、前記第1の電位と前記第2の電位との中間の電位と、前記第1の電位との間の電位で同電位となる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、低振幅差動出力回路に関し、特に、シリアル伝送インターフェースに用いられる低振幅差動出力回路に関する。
近年、サーバのクラスタリングや外部ストレージとの接続など、超高速での通信が求められる分野において、InfiniBand(登録商標)に代表されるシリアルインターフェース技術が広く利用されている。又、伝送路を介して集積回路間や装置間の信号を送信するための出力回路において高速性が要求されるものは、一般的に差動出力回路が多く利用されている。
差動出力回路を利用する際、隣接する伝送路間のEMI(Electro Magnetic Interface)やクロストークを抑制するため、送信される差動信号の中心電圧、所謂VCM(Common Mode Voltage)を低減させる技術が要求されている。VCMの値は、例えば、差動インターフェースの代表例であるPCI Express(登録商標)やInfiniBand(登録商標)等には、規格としてVCMの値が定義されている。又、差動出力回路は、消費電力やチップコストを抑えるため、低電力でかつ回路面積の小さいことが重要視されている。
図1及び図2を参照して、従来技術による差動出力回路の一例が示される。図1は、従来技術による差動出力回路の全体図であり、図2は、プレバッファ出力回路の構成図である。
図1を参照して、従来技術による差動出力回路は、入力される単相信号INから、メインバッファ200を駆動するための差動信号であるメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力するプレバッファ100と、プレバッファ100に接続され、メインバッファ駆動信号MINT/MINBの信号レベルに応じた差動出力信号OUTT/OUTBを出力するメインバッファ200とを具備する。
プレバッファ100は、入力される単相信号INから差動入力信号DINT/DINBを生成するCMOS回路101及び102と、トランジスタサイズの大きいメインバッファ200を駆動するためのメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力するプレバッファ出力回路103とを備えている。プレバッファ出力回路103は、差動入力信号DINT/DINBの正相入力信号DINTが入力されるCMOS回路105と、逆相入力信号DINBが入力されるCMOS回路104とを備える。CMOS回路104は電源VDDと接地GNDとの間に、PチャネルMOSトランジスタP11とNチャネルMOSトランジスタN22とを備え、入力される逆相入力信号DINBの反転論理である正相駆動信号MINTを出力する。CMOS回路105は電源VDDと接地GNDとの間に、PチャネルMOSトランジスタP110とNチャネルMOSトランジスタN220とを備え、入力される正相入力信号DINTの反転論理である逆相駆動信号MINBを出力する。このように、プレバッファ100は、相互に反転論理である正相駆動信号MINTと逆相駆動信号MINBとからなるメインバッファ駆動信号MINT/MINBをメインバッファ200に出力する。
メインバッファ200は、プレバッファ100から出力される正相駆動信号MINTが入力されるNチャネルMOSトランジスタN30と、逆相駆動信号MINBが入力されるNチャネルMOSトランジスタN40とを備える。NチャネルMOSトランジスタN30とNチャネルMOSトランジスタN40はそれぞれ抵抗R30、R40を介して電源VDDに接続され、電流源N50を介して接地電位GNDに接続される。ここで電源VDDは、プレバッファ100の電源VDDとは異電源である場合もある。このような構成により、メインバッファ200は、メインバッファ駆動信号MINT/MINBの信号レベルに応じてNチャネルMOSトランジスタN40及びNチャネルMOSトランジスタN30の「ON」「OFF」が制御され、それぞれのドレインから出力される正相出力信号OUTTと逆相出力信号OUTBからなる差動出力信号OUTT/OUTBを出力する。
図2に示されるようにCMOS回路を用いたプレバッファ出力回路103では、その差動入力信号DINT/DINB及びメインバッファ駆動信号MINT/MINBにおけるTpd(ピン間遅延時間)の変動により、メインバッファ200からの差動出力信号OUTT/OUTBのVCMが著しく変動する問題が発生する。又、プレバッファ出力回路103は、それぞれ独立したCMOS回路104とCMOS回路105とから、それぞれ正相駆動信号MINT及び逆相駆動信号MINBが出力される。このため、電源・温度・プロセス等による変動によって、メインバッファ駆動信号MINT/MINBのスキュー等が変化し、正相駆動信号MINTと逆相駆動信号MINBとのクロスポイントが変動する。このため、安定したVCMを得ることができない。更に、この差動出力回路にCMOS回路の電源電位VDDのフルスイング信号が供給される場合、正相駆動信号MINTと逆相駆動信号MINBとのクロスポイントを差動出力回路の動作点に合わせることは難しい。
図3から図6を参照して、図1に示される差動出力回路のメインバッファ200に対し、ピーク電圧がVDDからGNDであるメインバッファ駆動信号MINT/MINBが入力される場合における差動出力信号OUTT/OUTB及びVCM(OUTT+OUTB)の信号波形及びタイムチャートが示される。
図3を参照して、時刻T31、T32、T33、T34、…においてメインバッファ駆動信号MINT/MINBのクロスポイントを標準的なVDD/2に設定すると、差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイント(時刻T31、T32、T33、T34、…)は常に高電位側となり、差動出力信号OUTT/OUTBが遷移する際、VCMは不所望な(規格等で規定された許容範囲を越える)大きさで変動する。
図4を参照して、プレバッファ出力回路103の正相駆動信号MINTが逆相駆動信号MINBに対し、遅れた場合のメインバッファ駆動信号MINT/MINB、差動出力信号OUTT/OUTB及びVCMのタイムチャートが示される。
この場合、正相駆動信号MINTにおける「Hi」から「Low」への立ち下がり、もしくは「Low」から「Hi」ヘの立ち上がりの時刻は、それぞれ逆相駆動信号MINBの「Low」から「Hi」への立ち上がり、「Hi」から「Low」ヘの立ち下がりの時刻に対し常に遅れているため、メインバッファ駆動信号MINT/MINBのクロスポイントは、時刻T41、T43、T45、…においては高電位側(VDD側)となり、時刻T42、T44、T46、…においてはクロスポイントは低電位側(GND側)となる。このため、差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントは、「Hi」と「Low」の中間点(時刻T41、T43、…)と高電位側(時刻T42、T44、…)とを交互に変動する。差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントが中間点付近である場合(時刻T41、T43、…)、VCMは規定の許容範囲内の大きさで変動する。しかし、差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントが高電位側である場合(時刻T42、T44、…)は、VCMは不所望の大きさで変動する。
図5を参照して、プレバッファ出力回路103の正相駆動信号MINTが逆相駆動信号MINBに対し、進んだ場合のメインバッファ駆動信号MINT/MINB、差動出力信号OUTT/OUTB及びVCMのタイムチャートが示される。
この場合、正相駆動信号MINTにおける「Hi」から「Low」への立ち下がり、もしくは「Low」から「Hi」ヘの立ち上がりの時刻は、それぞれ逆相駆動信号MINBの「Low」から「Hi」への立ち上がり、「Hi」から「Low」ヘの立ち下がりの時刻に対し常に進んでいるため、メインバッファ駆動信号MINT/MINBのクロスポイントは、時刻T51、T53、…においては低電位側(GND側)となり、時刻T52、T54、…においては高電位側(VDD側)となる。このため、差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントは、高電位側(時刻T51、T53、T55、…)と「Hi」と「Low」の中間点(T52、T54、T56、…)とを交互に変動する。差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントが中間点付近である場合(時刻T52、T54、T56、…)、VCMは規定の許容範囲内の大きさで変動する。しかし、差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントが高電位側である場合(時刻T51、T53、T55、…)は、VCMは不所望の大きさで変動する。
図6を参照して、プレバッファ出力回路103の正相駆動信号MINTのデューティーの大きさが逆相駆動信号MINBに対して、変位する場合のメインバッファ駆動信号MINT/MINB、差動出力信号OUTT/OUTB及びVCMのタイムチャートが示される。
この場合、メインバッファ駆動信号MINT/MINBにおいて、「Low」から「Hi」ヘの立ち上がりは、「Hi」から「Low」ヘの立ち下がりに対し常に遅れるため、メインバッファ駆動信号MINT/MINBのクロスポイントは、時刻T61、T62、T63、T64、…において常に低電位側(GND側)となる。このため、時刻T61、T62、T63、T64、…において差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントは、常に高電位側となり、この時VCMは、図3から図5に示されるVCMの変動に比べ最も悪い値で変動する。
図7を参照して、従来技術による差動CML回路を用いた差動出力回路の構成の一例が示される。この差動出力回路は、入力される単相信号INから、メインバッファ210を駆動するための差動信号であるメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力するプレバッファ110と、プレバッファ110に接続され、メインバッファ駆動信号MINT/MINBの信号レベルに応じた差動出力信号OUTT/OUTBを出力するメインバッファ210とを具備する。
プレバッファ110は、入力される単相信号INから差動入力信号DINT/DINBを生成するCMOS回路111及びコンバータ112と、トランジスタサイズの大きいメインバッファ210を駆動するためのメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力する差動CML113とを備えている。コンバータ112は、CMOS回路111のVDDフルスイングレベルからCMLの例えばVDD/2程度の振幅まで降圧してメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力する。このような構成により、プレバッファ110は、相互に反転論理である正相駆動信号MINTと逆相駆動信号MINBとからなるメインバッファ駆動信号MINT/MINBをメインバッファ210に出力する。
メインバッファ210は、上述のメインバッファ200と同じ構成であり、プレバッファ110から出力される正相駆動信号MINTが入力されるNチャネルMOSトランジスタN41と、逆相駆動信号MINBが入力されるNチャネルMOSトランジスタN31とを備える。NチャネルMOSトランジスタN31とNチャネルMOSトランジスタN41はそれぞれ抵抗R31、R41を介して電源VDDに接続され、電流源N51を介して接地電位GNDに接続される。このような構成により、メインバッファ210は、メインバッファ駆動信号MINT/MINBの信号レベルに応じてNチャネルMOSトランジスタN31及びNチャネルMOSトランジスタN41の「ON」「OFF」が制御され、それぞれのソースから出力される正相出力信号OUTTと逆相出力信号OUTBからなる差動出力信号OUTT/OUTBを出力する。
図8を参照して、一般にCML回路は安定した定電流を利用しているため、電源・温度・プロセス等の変動が発生した場合でもCML回路から出力されるメインバッファ駆動信号MINT/MINBのクロスポイントをメインバッファ210の動作点近傍に合わせることができる。時刻T81、T82、T83、T84、…において差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントは常に「Hi」と「Low」の中間点付近となり、この際、VCMは比較的小さい変動を起こす。
特開平7−273619号公報に、スキューの発生を防止し、タイミングマージンを小さくすることができるバッファ回路が開示されている(特許文献1参照)。このバッファ回路は、入力ゲート段を構成するCMOSインバータの出力と同相出力ゲート段であるCMOSインバータの入力との間に、信号径路としてCMOSインバータと並列的にCMOSインバータの出力信号と同相の信号を出力するプッシュプル回路を設け、同相出力と逆相出力ヘのゲート段数をともに等しくする。その結果、同相出力及び逆相出力の遅延時間をなくし、スキューの発生を防止している。
特開平7−273619号公報
CMOS回路を用いた差動出力回路では、メインバッファ駆動信号MINT/MINBのクロスポイントが高電位側であれば、差動出力信号OUTM/OUTBのクロスポイントは、「Hi」と「Low」の中間点付近となり、この際に発生するVCMの変動が規格で規定された許容範囲内に収まる。しかし、図2に示される差動出力回路では、電源・温度・プロセス等の変動を考慮してメインバッファ駆動信号MINT/MINBのクロスポイントを高電位側に維持し、VCM変動を低減することは困難である。例えば、SerDes回路に使用される差動出力回路の場合、PCI ExpressやInfiniBandの規格であるVCM=25mV(rms)に対し、VCM変動の最大値が51mVであることが発明者らによって確認された。
又、CML回路を用いた差動出力回路の場合、プレバッファ110における消費電力と回路サイズが大きくなるという問題がある。高速シリアルインターフェースマクロ等のチップの消費電力とサイズの大部分を占めるマクロに、この回路を搭載することは、パッケージを含め価格増加を引き起こすため、この種のCML回路を利用した差動出力回路は実現性が低い。例えば、上述の高速シリアルインターフェースマクロにこの差動出力回路を使用すると、VCMの変動は規格25mV(rms)に対し10mV(rms)と許容範囲内の変動を示すが、消費電力は、CMOS回路を使用した従来例に比べ約4倍、マクロ面積は約10倍という値になることが発明者らによって確認されている。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。この番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による低振幅差動出力回路は、相互に相補である第1の駆動信号(MINT)と第2の駆動信号(MINB)とによる差動信号であるメインバッファ駆動信号(MINT/MINB)を出力するプレバッファ回路(1、1’)と、プレバッファ(1、1’)に接続され、メインバッファ駆動信号(MINT/MINB)に応答して差動出力信号(OUTT/OUTB)を出力するメインバッファ回路(2、2’)とを備える。
第1の駆動信号(MINT)と第2の駆動信号(MINB)は、第1の電位(VDD又はGND)と第2の電位(GND又はVDD)との電位差を振幅とし、第1の駆動信号(MINB)と前記第2の駆動信号(MINB)は、第1の電位(VDD又はGND)と第2の電位(GND又はVDD)との中間の電位と、第1の電位(VDD又はGND)との間の電位で同電位となる。
プレバッファ回路(1、1’)は、外部からの入力信号(IN)に応答して、正相信号である第1の入力信号(DINT)を出力する第1のCMOS回路(11)と、第1のCMOS回路(11)に接続され、第1のCMOS回路(11)から入力される第1の入力信号(DINT)を反転した逆相信号である第2の入力信号(DINB)を出力する第2のCMOS回路(12)と、第1及び第2のCMOS回路(11及び12)に接続され、第1の入力信号(DINT)及び第2の駆動入力信号(DINB)に応答して、メインバッファ駆動信号(MINT/MINB)をメインバッファ回路(2、2’)に出力するプレバッファ出力回路(13、13’)とを更に具備する。
第1の態様に係るプレバッファ出力回路(13)は、第1の電源(VDD)と第2の電源(GND)との間に第1のMOSトランジスタ(P1)と第2のMOSトランジスタ(N2)とを備える第1のCMOSインバータ(14)と、第1の電源(VDD)と第2の電源(GND)との間に第3のMOSトランジスタ(P10)と第4のMOSトランジスタ(N20)とを備える第2のCMOSインバータ(15)とを具備する。
第1のCMOSインバータ(14)は、第1のMOSトランジスタ(P1)と第2のMOSトランジスタ(N2)との間に第5のMOSトランジスタ(N1)を備え、第2のCMOSインバータ(15)は、第3のMOSトランジスタ(P10)と第4のMOSトランジスタ(N20)との間に第6のMOSトランジスタ(N10)を備える。第1のMOSトランジスタ(P1)と第5のMOSトランジスタ(N1)との間の第1の出力端(M1)は、第6のMOSトランジスタ(N10)のゲートに接続され、第3のMOSトランジスタ(P10)と第6のMOSトランジスタ(N10)との間の第2の出力端(M2)は、第5のMOSトランジスタ(N1)のゲートに接続される。第1のCMOSインバータ(14)は、入力される第1の入力信号(DINT)に応じて第1の出力端(M1)から第2の駆動信号(MINB)を出力する。又、第2のCMOSインバータ(15)は、入力される第2の入力信号(DINB)に応じて第2の出力端(M2)から第1の駆動信号(MINT)を出力する。
メインバッファ回路(2)は、第1の電源(VDD)と第2の電源(GND)との間に第7のMOSトランジスタ(N3)と第8のMOSトランジスタ(N4)とからなる差動対トランジスタとを備える。第7のMOSトランジスタ(N3)のゲートに第2の出力端(M2)が接続され、第8のMOSトランジスタ(N4)のゲートに第1の出力端(M1)が接続される。このため、第1、第2の出力端(M1、M2)から入力されるメインバッファ駆動信号(MINT/MINB)に応答して、第7のMOSトランジスタ(N3)のドレインから第1の出力信号(OUTT)が出力され、第8のMOSトランジスタ(N4)のドレインから第2の出力信号(OUTB)が出力される。
このように、第1、第3のMOSトランジスタ(P1、P10)がPチャネルMOSトランジスタであり、第2、第4、第5、第6、第7、第8のMOSトランジスタ(N2、N20、N1、N10、N3、N4)がNチャネルトランジスタである場合、メインバッファ駆動信号(MINT/MINB)は、第1及び第2の駆動信号(MINT、MINB)の一方の電位が他の一方の電位の立ち上がりの後に立ち下がるように出力され、差動出力信号(OUTT/OUTB)のVCM変動が抑制される。
第2の態様に係るプレバッファ出力回路(13’)は、第1の電源(VDD)と第2の電源(GND)との間に第1のMOSトランジスタ(N2)と第2のMOSトランジスタ(P1)とを備える第1のCMOSインバータ(14’)と、第1の電源(VDD)と第2の電源(GND)との間に第3のMOSトランジスタ(N20)と第4のMOSトランジスタ(P10)とを備える第2のCMOSインバータ(15’)とを具備する。
第1のCMOSインバータ(14’)は、第1のMOSトランジスタ(N2)と第2のMOSトランジスタ(P1)との間に第5のMOSトランジスタ(P2)を備え、第2のCMOSインバータ(15’)は、第3のMOSトランジスタ(N20)と第4のMOSトランジスタ(P10)との間に第6のMOSトランジスタ(P20)を備える。第1のMOSトランジスタ(N2)と第5のMOSトランジスタ(P10)との間の第1の出力端(M1)は、第6のMOSトランジスタ(P20)のゲートに接続され、第3のMOSトランジスタ(N20)と第6のMOSトランジスタ(P20)との間の第2の出力端(M2)は、第5のMOSトランジスタ(P10)のゲートに接続される。第1のCMOSインバータ(14’)は、入力される第1の入力信号(DINT)に応じて第1の出力端(M1)から第2の駆動信号(MINB)を出力する。又、第2のCMOSインバータ(15’)は、入力される第2の入力信号(DINB)に応じて第2の出力端(M2)から第1の駆動信号(MINT)を出力する。
メインバッファ回路(2’)は、第1の電源(VDD)と第2の電源(GND)との間に並列に接続される第7のMOSトランジスタ(P3)と第8のMOSトランジスタ(P4)とを備える。第7のMOSトランジスタ(P3)のゲートに第2の出力端(M2)が接続され、第8のMOSトランジスタ(P4)のゲートに第1の出力端(M1)が接続される。このため、第1、第2の出力端(M1、M2)から入力されるメインバッファ駆動信号(MINT/MINB)に応答して、第7のMOSトランジスタ(P3)のドレインから第1の出力信号(OUTT)が出力され、第8のMOSトランジスタ(P4)のドレインから第2の出力信号(OUTB)が出力される。
このように、第2、第4、第5、第6、第7、第8のMOSトランジスタ(P1、P10、P2、P20、P3、P4)がPチャネルMOSトランジスタであり、第1、第3のMOSトランジスタ(N2、N20)がNチャネルトランジスタである場合、メインバッファ駆動信号(MINT/MINB)は、第1及び第2の駆動信号(MINT、MINB)の一方の電位が他の一方の電位の立ち下がりの後に立ち上がるように出力され、差動出力信号(OUTT/OUTB)のVCM変動が抑制される。
本発明による低振幅差動出力回路によれば、VCMの変動が小さい低振幅の差動信号を出力することができる。
又、回路面積が小さい回路構成でVCMの変動を抑制できる
(第1の実施の形態)
以下、図9から図12を参照して、本発明による低振幅差動出力回路の第1の実施の形態が説明される。本実施の形態における低振幅差動出力回路は、伝送路を介して集積回路間の信号をシリアル伝送するためシリアルインターフェースに用いられる低振幅差動出力回路を一例に説明される。
(構成)
図9を参照して、本発明による低振幅差動出力回路は、入力される単相信号INから、メインバッファ2を駆動するための差動信号であるメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力するプレバッファ1と、プレバッファ1に接続され、メインバッファ駆動信号MINT/MINBの信号レベルに応じた差動出力信号OUTT/OUTBを出力するメインバッファ2とを具備する。
プレバッファ1は、入力される単相信号INから差動入力信号DINT/DINBを生成するCMOS回路11及び12と、トランジスタサイズの大きいメインバッファ200を駆動するためのメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力するプレバッファ出力回路13とを備えている。図10を参照して、プレバッファ出力回路13は、差動入力信号DINT/DINBの正相入力信号DINTが入力されるCMOS回路14と、逆相入力信号DINBが入力されるCMOS回路15とを備える。CMOS回路14は電源VDDと接地GNDとの間に、PチャネルMOSトランジスタP1とNチャネルMOSトランジスタN2とを備え、入力される正相入力信号DINTの反転論理である逆相駆動信号MINBを出力端子M1から出力する。又、出力端子M1とNチャネルMOSトランジスタN2のドレインとの間にNチャネルMOSトランジスタN1が接続され、NチャネルMOSトランジスタN1のゲートは、CMOS回路15の出力端子M2に接続される。CMOS回路15は電源VDDと接地GNDとの間に、PチャネルMOSトランジスタP10とNチャネルMOSトランジスタN20とを備え、入力される逆相入力信号DINBの反転論理である正相駆動信号MINTを出力端子M2から出力する。又、出力端子M2とNチャネルMOSトランジスタN20のドレインとの間にNチャネルMOSトランジスタN10が接続され、NチャネルMOSトランジスタN10のゲートは、CMOS回路14の出力端子M1接続される。このような構成により、プレバッファ1は、相互に反転論理である正相駆動信号MINTと逆相入力信号DINBとからなるメインバッファ駆動信号MINT/MINBをメインバッファ2に出力する。
図9を参照して、メインバッファ2は、プレバッファ1から出力される正相駆動信号MINTが入力されるNチャネルMOSトランジスタN4と、逆相駆動信号MINBが入力されるNチャネルMOSトランジスタN3とを備える。NチャネルMOSトランジスタN3とNチャネルMOSトランジスタN4はそれぞれ抵抗R3、R4を介して電源VDDに接続され、電流源N5を介して接地電位GNDに接続される。ここで、電源VDDは、プレバッファ1の電源VDDとは異電源であっても良い。このような構成により、メインバッファ200は、メインバッファ駆動信号MINT/MINBの信号レベルに応じてNチャネルMOSトランジスタN3及びNチャネルMOSトランジスタN4の「ON」「OFF」が制御され、それぞれのドレインから出力される正相出力信号OUTTと逆相出力信号OUTBからなる差動出力信号OUTT/OUTBを出力する。
このように、本発明による低振幅差動出力回路は、CMOS回路を用いた構成であるため、低消費電力及び小チップ面積を実現することができる。
(動作)
図11及び図12を参照して、本発明による低振幅差動出力回路の動作が説明される。図11は、プレバッファ出力回路13における差動入力信号DINT/DINB及びメインバッファ駆動信号MINT/MINBの波形のタイムチャートである。図12は、メインバッファ2においてプレバッファ出力回路13から入力されるメインバッファ駆動信号MINT/MINBに応じて出力される差動出力信号OUTT/OUTBの信号波形のタイムチャート及びVCM(OUTT+OUTB)のタイムチャートである。
図11を参照して、時刻T1からT4までのプレバッファ出力回路13の動作が説明される。先ず時刻T1において、プレバッファ出力回路13に入力される逆相入力信号DINBがLowレベルになると、PチャネルMOSトランジスタP10は「ON」、NチャネルMOSトランジスタN20は「OFF」となる(S1)。この際、PチャネルMOSトランジスタP10の「ON」の作用で正相駆動信号MINTの電位は上昇する(S5)。又、プレバッファ出力回路13に入力される正相入力信号DINTがHiレベルになると、PチャネルMOSトランジスタP1は「OFF」、NチャネルMOSトランジスタN2は「ON」となる(S3)。この際、正相駆動信号MINTはLoWレベルであるためNチャネルMOSトランジスタN1は「OFF」である。このため、逆相駆動信号MINBの電位はNチャネルMOSトランジスタN1が「ON」となる時刻T2まで変化しない(S9)。
時刻T2において、正相駆動信号MINTの電位が上がりHiレベルまで上昇するとNチャネルMOSトランジスタN1は「ON」となり(S7)、逆相駆動信号MINBの電位が下降する(S9)。このようにして、逆相駆動信号MINBの電位の立下りの時間は、正相駆動信号MINTの電位の立ち上がりの時間より必ずT2−T1だけ遅れる。
次に、時刻T3において、プレバッファ出力回路13に入力される正相入力信号DINTがLowレベルになると、PチャネルMOSトランジスタP1は「ON」、NチャネルMOSトランジスタN2は「OFF」となる(S11)。この際、PチャネルMOSトランジスタP10の「ON」の作用で逆相駆動信号MINBの電位は上昇する(S15)。又、プレバッファ出力回路13に入力される逆相入力信号DINBがHiレベルになると、PチャネルMOSトランジスタP10は「OFF」、NチャネルMOSトランジスタN20は「ON」となる(S13)。この際、逆相駆動信号MINBはLoWレベルであるためNチャネルMOSトランジスタN10は「OFF」である。このため、正相駆動信号MINTの電位はNチャネルMOSトランジスタN10が「ON」となる時刻T4まで変化しない(S19)。
時刻T4において、逆相駆動信号MINBの電位が上がりHiレベルまで上昇するとNチャネルMOSトランジスタN10は「ON」となり(S17)、正相駆動信号MINTの電位が下降する(S19)。このようにして、正相駆動信号MINTの電位の立下りの時間は、逆相駆動信号MINBの電位の立ち上がりの時間より必ずT4−T3だけ遅れる。以上のように、時刻T5からT8以降においても、T1からT4と同様に動作をする。
このように、本発明によるプレバッファ出力回路13は、信号レベルの立ち上がりに対し、立下りのタイミングが必ず遅延するようなメインバッファ駆動信号MINT/MINBを出力する。すなわち、図12に示されるような、常に、電源VDDと接地電位GNDの中間の電位よりも高電位側で必ず交差するようなメインバッファ駆動信号MINT/MINBをメインバッファ2に入力することができる。
図12を参照して、本発明に係るメインバッファ2に入力されるメインバッファ駆動信号MINT/MINBは、時刻T11、T12、…において、高電位側でクロスポイントを持つ。このため、差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントは、常に「Hi」と「Low」の中間点付近となり、時刻T11、T12、…におけるVCMの変動は抑制される。
このように、本発明による低振幅差動出力回路は、CMOS回路を用いた構成であっても電源・温度・プロセスによる変動の影響を受けずにVCMの変動を抑制することができる。又、発明者らは、VCMの変動の大きさが14mV(rms)の高速シリアルインターフェースマクロ用の低振幅差動出力回路の試作を実現している。
(第2の実施の形態)
本発明による低振幅差動出力回路の第2の実施の形態が説明される。第2の実施の形態における低振幅差動出力回路の構成は、図9を参照して、本実施の形態のメインバッファ2のNチャネルMOSトランジスタN3、N4及びN5に換えて、PチャネルMOSトランジスタP3、P4及びP5が使用され、電源VDDと接地電位GNDが入れ替えて使用されるメインバッファ2’と、プレバッファ出力回路13に換えて、プレバッファ出力回路13のNチャネルMOSトランジスタN1及びN10に換えてPチャネルMOSトランジスタP2及びP20が使用されるプレバッファ出力回路13’とを備える。この際、プレバッファ出力回路13’はNチャネルMOSトランジスタN2のドレインとPチャネルMOSトランジスタP2との間に逆相駆動信号MINBが出力される出力端M1’が設けられ、NチャネルMOSトランジスタN20のドレインとPチャネルMOSトランジスタP20との間に正相駆動信号MINTが出力される出力端M2’が設けられる。又、PチャネルMOSトランジスタP2のゲートは出力端M2’に、PチャネルMOSトランジスタP20のゲートは出力端M1’にそれぞれ接続される。
このような構成により、第1の実施の形態と同様に、プレバッファ出力回路13’から出力される正相駆動出力信号MINTの電位の立ち上がりの時刻は逆相駆動出力信号MINBの立下りの時刻に対し遅延し、又、逆相駆動出力信号MINBの電位の立ち上がりの時刻は正相駆動出力信号MINTの立下りの時刻に対し遅延する。従って、メインバッファ駆動出力信号MINT/MINBのクロスポイントは常に低電位側(GND側)となり、差動出力信号OUTT/OUTBのクロスポイントは「Hi」レベルと「Low」レベルの中間点となり、VCMの大きさの変動を低減できる。
以上のように、本発明による低振幅差動出力回路は、メインバッファを駆動するための差動信号における差動間スキューやデューティーの大きさの変動による影響を低減することができる。又、CMOS回路を利用していながら、電源・温度・プロセスによる変動に対してもVCMの変動が少なく、安定した差動出力信号OUTT/OUTBを出力できる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
図1は、従来技術によるにCMOS回路を利用した低振幅差動出力回路の構成図である。 図2は、従来技術によるプレバッファ出力回路の構成図である。 図3は、従来技術によるCMOS回路を利用した低振幅差動出力回路における信号波形とVCMのタイムチャートである。 図4は、従来技術によるCMOS回路を利用した低振幅差動出力回路における信号波形とVCMのタイムチャートである。 図5は、従来技術によるCMOS回路を利用した低振幅差動出力回路における信号波形とVCMのタイムチャートである。 図6は、従来技術によるCMOS回路を利用した低振幅差動出力回路における信号波形とVCMのタイムチャートである。 図7は、従来技術による差動CMLを利用した低振幅差動出力回路の構成図である。 図8は、従来技術による差動CMLを利用した低振幅差動出力回路における信号波形とVCMのタイムチャートである。 図9は、本発明による低振幅差動出力回路の第1の実施の形態における構成図である。 図10は、本発明によるプレバッファ出力回路の第1の実施の形態における構成図である。 図11は、本発明による低振幅差動出力回路における差動入力信号とメインバッファ駆動信号の信号波形のタイムチャートである。 図12は、本発明による低振幅差動出力回路の第1の実施の形態における信号波形とVCMのタイムチャートである。
符号の説明
1、1’、100、110:プレバッファ
2、2’、200、210:メインバッファ
11、12、14、15、101、102、104、105、111:CMOS回路
13、13’、103:プレバッファ出力回路
N1、N2、N3、N4、N5、N10、N20、N22、N220、N30、N40、N50、N31、N41、N51:NチャネルMOSトランジスタ
P1、P2、P3、P4、P10、P20、P11、P110:PチャネルMOSトランジスタ
112:コンバータ
113:差動CML
VDD:電源
GND:接地
IN:単相入力信号
DINT/DINB:差動入力信号
DINT:正相入力信号
DINB:逆相入力信号
MINT/MINB:メインバッファ駆動信号
MINT:正相駆動信号
MINB:逆相駆動信号
OUTT/OUTB:差動出力信号
OUTT:正相出力信号
OUTB:逆相出力信号

Claims (9)

  1. 相互に相補である第1の駆動信号と第2の駆動信号とによる差動信号であるメインバッファ駆動信号を出力するプレバッファ回路と、
    前記プレバッファに接続され、前記メインバッファ駆動信号に応答して差動出力信号を出力するメインバッファ回路とを備え、
    前記第1の駆動信号と前記第2の駆動信号は、第1の電位と第2の電位との電位差を振幅とし、前記第1の駆動信号と前記第2の駆動信号は、前記第1の電位と前記第2の電位との中間の電位と、前記第1の電位との間の電位で同電位となる
    低振幅差動出力回路。
  2. 請求項1に記載の低振幅差動出力回路において、
    前記プレバッファ回路は、
    外部からの入力信号に応答して、正相信号である第1の入力信号を出力する第1のCMOS回路と、
    前記第1のCMOS回路に接続され、前記第1のCMOS回路から入力される前記第1の入力信号を反転した逆相信号である第2の入力信号を出力する第2のCMOS回路と、
    前記第1及び第2のCMOS回路に接続され、前記第1の入力信号及び第2の入力信号に応答して、前記メインバッファ駆動信号を前記メインバッファ回路に出力するプレバッファ出力回路とを更に具備する
    低振幅差動出力回路。
  3. 請求項1又は2に記載の低振幅差動出力回路において、
    前記プレバッファ出力回路は、
    第1の電源と第2の電源との間に第1のMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタとを備える第1のCMOSインバータと、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間に第3のMOSトランジスタと第4のMOSトランジスタとを備える第2のCMOSインバータとを具備し、
    前記第1のCMOSインバータは、前記第1のMOSトランジスタと前記第2のMOSトランジスタの間に第5のMOSトランジスタを備え、
    前記第2のCMOSインバータは、前記第3のMOSトランジスタと前記第4のMOSトランジスタの間に第6のMOSトランジスタを備え、
    前記第1のMOSトランジスタと前記第5のMOSトランジスタとの間の第1の出力端は、前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続され、
    前記第3のMOSトランジスタと前記第6のMOSトランジスタとの間の第2の出力端は、前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続され、
    前記第1のCMOSインバータは、入力される前記第1の入力信号に応じて前記第1の出力端から前記第2の駆動信号を出力し、
    前記第2のCMOSインバータは、入力される前記第2の入力信号に応じて前記第2の出力端から前記第1の駆動信号を出力する
    低振幅差動出力回路。
  4. 請求項3に記載の低振幅差動出力信号において、
    前記メインバッファ回路は、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間に第7のMOSトランジスタと第8のMOSトランジスタからなる差動対トランジスタを備え、
    前記第7のMOSトランジスタのゲートに前記第2の出力端が接続され、
    前記第8のMOSトランジスタのゲートに前記第1の出力端が接続され、
    前記第7のMOSトランジスタのドレインから前記第1の出力信号が出力され、
    前記第8のMOSトランジスタのドレインから前記第2の出力信号が出力される
    低振幅差動出力回路。
  5. 請求項4に記載の低振幅差動出力回路において、
    前記第1、第3のMOSトランジスタはPチャネルMOSトランジスタであり、
    前記第2、第4、第5、第6、第7、第8のMOSトランジスタはNチャネルトランジスタである
    低振幅差動出力回路。
  6. 請求項4に記載の低振幅差動出力回路において、
    前記第2、第4、第5、第6、第7、第8のMOSトランジスタはPチャネルMOSトランジスタであり、
    前記第1、第3のMOSトランジスタはNチャネルトランジスタである
    低振幅差動出力回路。
  7. 請求項1から4いずれか1項に記載の低振幅差動出力回路において、
    前記メインバッファ駆動信号は、前記第1及び第2の駆動信号の一方の電位が他の一方の電位の立ち上がりの後に立ち下がるように出力される
    低振幅差動出力回路。
  8. 請求項1から4いずれか1項に記載の低振幅差動出力回路において、
    前記メインバッファ駆動信号は、前記第1及び第2の駆動信号の一方の電位が他の一方の電位の立ち下がりの後に立ち上がるように出力される
    低振幅差動出力回路。
  9. 半導体デバイスに接続される請求項1から8に記載の低振幅差動出力回路と、
    前記低振幅差動出力回路に接続される伝送路とを具備し、
    前記低振幅差動出力回路は、伝送路を介して前記半導体デバイスからの信号を他の半導体デバイスに出力する
    シリアル伝送インターフェース。
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