JP2008160304A - Cml回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の回路では、差動対に大振幅の入力信号を入力することができない問題があった。
【解決手段】本発明にかかるCML回路は、略接地電位から略電源電位に至る振幅を有する入力差動信号を生成する内部信号生成回路11と、入力差動信号のうち一方の信号がゲートに入力される第1のMOSトランジスタM1と、入力差動信号のうち他方の信号がゲートに入力され、第1のMOSトランジスタM1とソースが共通に接続される第2のMOSトランジスタM2と、第1のMOSトランジスタM1のドレインと第1の電源端子との間に接続される第1の抵抗素子R1と、第2のMOSトランジスタM2のドレインと第1の電源端子との間に接続される第2の抵抗素子R2と、第1の抵抗素子R1と並列に接続される第3のMOSトランジスタM3と、第2の抵抗素子R1と並列に接続される第4のMOSトランジスタM4とを有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明はCML回路に関し、特に略接地電位から略電源電位に至る振幅を有する入力信号に対応したCML回路に関する。
近年、半導体装置内あるいは半導体装置間におけるデータ通信速度が向上している。このような高速データ通信に対応するため、送受信で使用する信号の振幅を小さくし、信号の周波数を向上させることが行われている。また、高速データ通信で使用される信号として、ノイズ耐性の高い差動信号が使用される。
このように振幅が小さな差動信号を扱う回路として、ECL(Emitter Coupled Logic)回路やCML(Current Mode Logic)回路などが提案されている。ここで、一般的なCML回路100(従来例1)の回路の一例を図2に示す。図2に示すように、CML回路100は、PMOSトランジスタM11、M12で差動対を構成し、PMOSトランジスタM11、M12のドレインと接地端子との間にはそれぞれ抵抗R11、R12が接続される。また、この差動対を動作させる電流源トランジスタM13を有している。
そして、PMOSトランジスタM11、M12のゲートには、それぞれCMOS回路111、112から、接地電位から電源電位に至る振幅を有する差動信号が入力される。このとき、PMOSトランジスタM11、M12は、それぞれ入力信号の電圧レベルに応じて抵抗R11、R12に電流を流し、出力端子OUT1、OUT2から抵抗R11、R12の抵抗値と抵抗に流れる電流とに応じた振幅の信号を出力する。
しかしながら、CML回路100では、出力信号の立ち上がりを十分に早くするためには、抵抗R11、R12の抵抗値を小さくし、PMOSトランジスタM11、M12に流れる定常電流を増やす必要がある。そのため、CML回路100では、周波数の高い差動信号を生成する場合、消費電力が大きくなる問題がある。
一方、ECL回路の一例が特許文献1(従来例2)に開示されている。従来例2にかかるECL回路200の回路図を図3に示す。図3に示すように、ECL回路200は、NPNトランジスタQ1、Q2で差動対を構成し、NPNトランジスタQ1、Q2のコレクタと電源端子との間にはそれぞれ抵抗R21、R22が接続される。さらに、抵抗R21、R22には、それぞれ並列にPMOSトランジスタM21、M22が接続される。また、この差動対を動作させる電流源を有している。
そして、NPNトランジスタQ1、Q2のベースとPMOSトランジスタM21、M22のゲートには、それぞれ差動信号が入力される。このとき、NPNトランジスタQ1、Q2は、それぞれ入力信号の電圧レベルに応じて抵抗R21、R22に電流を流し、出力端子OUT1、OUT2から抵抗R21、R22の抵抗値と抵抗に流れる電流とに応じた振幅の信号を出力する。また、PMOSトランジスタM21、M22は、出力端子OUT1、OUT2から出力される信号の立ち上がり時間を短縮するように動作する。
しかしながら、ECL回路200は、NPNトランジスタのベースにPMOSトランジスタM21、M22のスイッチングが可能なほど大きな振幅を有する信号を入力することができない問題がある。これは、NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧Vbeによって、入力信号の振幅が制限されてしまうためである。また、NPNトランジスタのベースに大振幅の信号を入力した場合、NPNトランジスタが飽和して、高速動作の妨げになる問題がある。
ここで、この問題を説明するためにバイポーラトランジスタの動作について説明する。バイポーラトランジスタは、ベース−エミッタ間電圧Vbeがダイオード電圧(一般的に0.7V程度)以上である場合にベース電流Ibの大きさに応じてコレクタ電流Icを流す。このダイオード電圧は、ベースとエミッタとの間に形成されるダイオードに起因する電圧であって、バイポーラトランジスタの閾値電圧である。また、ベース−エミッタ間電圧Vbeがダイオード特性に起因していることから、ベース−エミッタ間電圧Vbeが変動した場合は、ベースからエミッタに流れる電流(トランジスタのベース電流Ib)は指数関数的に変化する。つまり、ベース−エミッタ間電圧Vbeは、ベース電流Ibが大きく変動する場合であっても、変動量はわずかである。従って、ベースの電圧は、ベース−エミッタ間電圧Vbeでクランプされ、大きく変動させることができない。このようなことから、ECL回路200のNPNトランジスタのベースには、大振幅の信号を入力することができない。
また、ECL回路200のベースに大振幅の信号を入力した場合、NPNトランジスタQ1、Q2が導通状態において飽和する。バイポーラトランジスタは、導通状態において入力信号のレベルが大きくなるとコレクタ電流Icが増加する。そして、コレクタ電流Icが大きくなるとコレクタ電流Icとコレクタに接続される抵抗とから決まるコレクタ電圧Vcが低下し、NPNトランジスタのコレクタ電圧Vcがベース電圧Vbよりも低くなる。飽和とは、このような状態のうちエミッタ−コレクタ電圧Vceがトランジスタのエミッタ−コレクタ電圧Vceの下限値(例えば0.2V程度)まで低下する状態をいう。このような飽和状態では、コレクタのN型半導体とベースのP型半導体との界面の空乏層が小さくなる。そのため、トランジスタが飽和した状態からトランジスタが遮断状態に切り替わるためには、まず小さくなった空乏層を戻して飽和しない導通状態とし、その後遮断状態としなければならない。そのため、トランジスタが飽和するような入力信号を与えた場合、トランジスタの導通状態と遮断状態との切り替えに多くの時間を要する。つまり、動作の高速化の妨げになる。
特開平2−295314号公報
従来例1にかかるCML回路100では、高い周波数を有する出力信号を低消費電力で得ることが困難である問題がある。一方、従来例2にかかるECL回路200では、接地電位から電源電位に至るような大振幅の入力信号に基づき動作することができない問題がある。
本発明にかかるCML回路は、略接地電位から略電源電位に至る振幅を有する入力差動信号を生成する内部信号生成回路と、前記入力差動信号のうち一方の信号がゲートに入力される第1のMOSトランジスタと、前記入力差動信号のうち他方の信号がゲートに入力され、前記第1のMOSトランジスタとソースが共通に接続される第2のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタのドレインと第1の電源端子との間に接続される第1の抵抗素子と、前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記第1の電源端子との間に接続される第2の抵抗素子と、前記第1の抵抗素子と並列に接続される第3のMOSトランジスタと、前記第2の抵抗素子と並列に接続される第4のMOSトランジスタとを有するものである。
本発明にかかるCML回路によれば、第1、第2のMOSトランジスタで差動対を構成することで、内部信号生成回路で生成された略接地電位から略電源電位に至る振幅を有する入力差動信号を信号振幅の変換をすることなく入力することが可能である。さらに、第3、第4のMOSトランジスタによって、第1、第2の抵抗素子で生成される信号の立ち上がり時間あるいは立ち下がり時間を差動対から第1、第2の抵抗素子に供給する電流を増やすことなく短縮することが可能である。
本発明にかかるCML回路によれば、略接地電位から略電源電位に至る振幅を有する入力差動信号の信号レベルを変換することなく高速動作が動作可能なCML回路を実現することが可能である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に本実施の形態にかかるCML回路1の回路図を示す。なお、CML回路1は、第1の電源端子(例えば接地端子)から供給される接地電位GNDと第2の電源端子(例えば、電源端子)から供給される電源電位VDDとに基づき動作する。
図1に示すように、CML回路1は、内部信号生成回路10と増幅回路20とを有している。内部信号生成回路10は、CMOS回路11、12を有している。CMOS回路11、12は、それぞれ電源電位VDDと接地電位GNDとに基づき動作し、入力端子INa、INbから入力される信号に基づき略接地電位GNDから略電源電位VDDに至る振幅を有する信号を出力する。なお、CMOS回路11が出力する信号とCMOS回路12が出力する信号とは、互いに位相が反転する差動信号であって、本実施の形態における入力差動信号である。
増幅回路20は、第1〜第4のMOSトランジスタ、第1、第2の抵抗素子を有している。本実施の形態では、第1のMOSトランジスタとしてPMOSトランジスタM1を使用し、第2のMOSトランジスタとしてPMOSトランジスタM2を使用し、第3のMOSトランジスタとしてNMOSトランジスタM3を使用し、第4のMOSトランジスタとしてM4を使用する。また、第1の抵抗素子として抵抗R1を使用し、第2の抵抗素子として抵抗R2を使用する。さらに、本実施の形態では、増幅回路20の動作電流を設定する電流源として、PMOSトランジスタMIを使用する。なお、PMOSトランジスタは、P型半導体でソースとドレインが形成されるトランジスタであって、NMOSトランジスタは、N型半導体でソースとドレインが形成されるトランジスタである。
PMOSトランジスタM1、M2は、ソースが共通接続された差動対として動作する。PMOSトランジスタM1、M2のソースの共通接続点と電源端子との間にはPMOSトランジスタMIが接続されている。PMOSトランジスタMIのゲートには制御端子Vcontが接続されており、この制御端子VcontからPMOSトランジスタMIに流れる電流I3の電流量を設定する電圧が印加される。
PMOSトランジスタM1のドレインと接地端子との間には抵抗R1が接続されている。また、NMOSトランジスタM3は、抵抗R1と並列になるように接続される。そして、PMOSトランジスタM1のゲートにはCMOS回路11から入力差動信号のうち一方の信号が入力される。PMOSトランジスタM3のゲートには、PMOSトランジスタM1のゲートに入力される信号と同一の信号が入力される。本実施の形態では、PMOSトランジスタM1のゲートとNMOSトランジスタM3のゲートとが共通に接続され、この共通接続点にCMOS回路11が出力する一方の信号を入力することで、2つのMOSトランジスタのゲートに入力される信号を同じにしている。また、PMOSトランジスタM1のドレインと抵抗R1との間の接点には第1の出力端子OUT1が接続される。
一方、PMOSトランジスタM2のドレインと接地端子との間には抵抗R2が接続されている。また、NMOSトランジスタM4は、抵抗R2と並列になるように接続される。そして、PMOSトランジスタM2のゲートにはCMOS回路12から入力差動信号のうち他方の信号が入力される。PMOSトランジスタM4のゲートには、PMOSトランジスタM2のゲートに入力される信号と同一の信号が入力される。本実施の形態では、PMOSトランジスタM2のゲートとNMOSトランジスタM4のゲートとが共通に接続され、この共通接続点にCMOS回路12が出力する他方の信号を入力することで、2つのMOSトランジスタのゲートに入力される信号を同じにしている。また、PMOSトランジスタM2のドレインと抵抗R2との間の接点には第2の出力端子OUT2が接続される。
次に、本実施の形態にかかるCML回路1の動作について説明する。まず、CMOS回路11がハイレベル信号(例えば、電源電位VDD)を出力し、CMOS回路12がロウレベル信号(例えば、接地電位GND)を出力している場合の動作について説明する。この場合、PMOSトランジスタM1は遮断状態となる。従って、PMOSトランジスタM1は電流I1を遮断し、抵抗R1の両端に発生する電圧V1Lは実質的に0Vとなる。また、CMOS回路11が出力する信号のロウレベル信号からハイレベル信号への切り替わりに応じて、NMOSトランジスタM3は、導通状態となり、第1の出力端子OUT1の信号レベルを急峻に立ち下げて接地電位GNDとする。
一方、PMOSトランジスタM2は導通状態となる。従って、PMOSトランジスタM2は電流I3の電流量に応じた電流I2を流し、抵抗R2の両端に電流I2の電流値と抵抗R2の抵抗値とに応じた電圧V2Hを発生させる。これによって、第2の出力端子OUT2には抵抗R2で発生した電圧V2Hが出力される。また、CMOS回路12が出力する信号のハイレベル信号からロウレベル信号への切り替わりに応じて、NMOSトランジスタM4は、遮断状態となり、実質的に無効な状態となる。
続いて、CMOS回路11がロウレベル信号を出力し、CMOS回路12がハイレベル信号を出力している場合の動作について説明する。この場合、PMOSトランジスタM1は導通状態となる。従って、PMOSトランジスタM1は電流I3の電流量に応じた電流I1を流し、抵抗R1の両端に電流I1の電流値と抵抗R1の抵抗値とに応じた電圧V1Hを発生させる。これによって、第1の出力端子OUT1には抵抗R1で発生した電圧V1Hが出力される。また、CMOS回路11が出力する信号のハイレベル信号からロウレベル信号への切り替わりに応じて、NMOSトランジスタM3は、遮断状態となり、実質的に無効な状態となる。
一方、PMOSトランジスタM2は遮断状態となる。従って、PMOSトランジスタM2は電流I2を遮断し、抵抗R2の両端に発生する電圧V2Lは実質的に0Vとなる。また、CMOS回路12が出力する信号のロウレベル信号からハイレベル信号への切り替わりに応じて、NMOSトランジスタM4は、導通状態となり、第2の出力端子OUT2の信号レベルを急峻に立ち下げて接地電位GNDとする。
つまり、本実施の形態にかかるCML回路1は、入力差動信号の変動に応じて信号レベルが変動する出力差動信号を生成する。このとき、抵抗R1と抵抗R2の抵抗値を同じにすることで、出力差動信号の一方の信号と他方の信号との振幅を同じにすることが可能である。また、電圧V1H及び電圧V2Hが共に電源電位VDDよりも小さくなるように電流値及び抵抗値を設定すると良い。
上記説明より、本実施の形態にかかるCML回路1では、差動対にPMOSトランジスタM1、M2を使用することで、従来例2のバイポーラトランジスタで構成された差動対のように入力差動信号の振幅が制限されることがかない。つまり、PMOSトランジスタM1、M2への信号と同じ入力差動信号を出力差動信号の立ち下がり時間を高速化するNMOSトランジスタM3、M4のゲートへの入力として使用することが可能である。さらに、PMOSトランジスタM1、M2とNMOSトランジスタM3、M4とに同じ信号を入力することで、同じ信号が入力されるトランジスタと精度良く同期させて動作させることが可能であり、出力差動信号の精度を向上させることが可能である。
また、従来例1にかかるECL回路200では、バイポーラトランジスタで構成される差動対に入力差動信号を入力する場合、レベル変換回路等を用いて、接地電位GNDから電源電位VDDに至る振幅を有する信号の振幅を小さくする必要があった。しかしながら、本実施の形態にかかるCML回路1は、接地電位GNDから電源電位VDDに至る振幅を有する信号をレベル変換回路等を介さずに直接入力することが可能である。つまり、本実施の形態にかかるCML回路1は、従来例2にかかるECL回路200に比べて回路規模を小さくすることが可能である。また、回路規模が小さいことから回路全体の消費電力を低減することが可能である。
さらに、従来例1に示されるCML回路100では、出力差動信号の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を高速化するためには、第1の抵抗素子及び第2の抵抗素子の抵抗値を小さくし、差動対に大きな電流を供給する必要がある。しかしながら、本実施の形態にかかるCML回路1では、NMOSトランジスタM3、M4によって、出力信号の立ち下がり時間を短縮することが可能であり、特に差動対への供給電流を増加させる必要がない。つまり、従来例1にかかるCML回路100に比べて、本実施の形態にかかるCML回路1は低消費電力で高い周波数を有する出力差動信号を生成することが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、図1に示す増幅回路20の接地電位GNDと電源電位VDDを入れ替えて、PMOSトランジスタをNMOSトランジスタに変更し、NMOSトランジスタをPMOSトランジスタに変更することで、NMOSトランジスタで差動対が構成される形式としても良い。
実施の形態1にかかるCML回路の回路図である。 従来例1にかかるCML回路の回路図である。 従来例2にかかるECL回路の回路図である。
符号の説明
1 CML回路
10 内部信号生成回路
11、12 CMOS回路
20 増幅回路
M1、M2、MI PMOSトランジスタ
M3、M4 NMOSトランジスタ
R1、R2 抵抗
INa、INb 入力端子
OUT1、OUT2 出力端子
Vcont 制御端子

Claims (5)

  1. 略接地電位から略電源電位に至る振幅を有する入力差動信号を生成する内部信号生成回路と、
    前記入力差動信号のうち一方の信号がゲートに入力される第1のMOSトランジスタと、
    前記入力差動信号のうち他方の信号がゲートに入力され、前記第1のMOSトランジスタとソースが共通に接続される第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのドレインと第1の電源端子との間に接続される第1の抵抗素子と、
    前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記第1の電源端子との間に接続される第2の抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子と並列に接続される第3のMOSトランジスタと、
    前記第2の抵抗素子と並列に接続される第4のMOSトランジスタとを有するCML回路。
  2. 前記第3のMOSトランジスタのゲート及び前記第1のMOSトランジスタのゲートには実質的に同じ信号が入力され、前記第4のMOSトランジスタのゲート及び前記第2のMOSトランジスタのゲートには実質的に同じ信号が入力される請求項1に記載のCML回路。
  3. 前記第1、第2のMOSトランジスタと前記第3、第4のMOSトランジスタとは異なる導電型のMOSトランジスタである請求項1又は2に記載のCML回路。
  4. 前記CML回路は、前記第1、第2のMOSトランジスタのソースが共通接続される共通接続点と第2の電源端子との間に接続される電流源をさらに有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のCML回路。
  5. 前記CML回路は、前記第1のMOSトランジスタと前記第1の抵抗素子との間の接点に接続される第1の出力端子と、前記第2のMOSトランジスタと前記第2の抵抗素子との間の接点に接続される第2の出力端子とをさらに有し、前記入力差動信号の論理レベルに応じて信号レベルが変化し、前記入力差動信号よりも振幅が小さい出力差動信号を前記第1、第2の出力端子から出力する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のCML回路。
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