JP2008271307A - 半導体回路 - Google Patents

半導体回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2008271307A
JP2008271307A JP2007113070A JP2007113070A JP2008271307A JP 2008271307 A JP2008271307 A JP 2008271307A JP 2007113070 A JP2007113070 A JP 2007113070A JP 2007113070 A JP2007113070 A JP 2007113070A JP 2008271307 A JP2008271307 A JP 2008271307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
mos transistor
circuit
vdd
output terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007113070A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4939291B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Mori
数洋 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2007113070A priority Critical patent/JP4939291B2/ja
Priority to US12/081,087 priority patent/US8044689B2/en
Priority to TW097113904A priority patent/TW200907626A/zh
Publication of JP2008271307A publication Critical patent/JP2008271307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4939291B2 publication Critical patent/JP4939291B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00369Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters
    • H03K19/00384Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters in field effect transistor circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements
    • H03K19/018521Interface arrangements of complementary type, e.g. CMOS

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

【課題】CMOS回路と差動回路の両方の利点を生かした回路方式として擬似差動回路があるが、プロセスばらつき等を考慮すると、正・負出力のクロスポイントが一定ではなく、出力波形のデューティのばらつきも大きくなるという欠点がある。
【解決手段】本発明にかかる半導体回路は、第1の電源と出力端子との間に接続され入力信号が印加される第1導電型の第1トランジスタと、第2の電源と前記出力端子との間に接続される第2導電型の第2トランジスタと、前記第1の電源と前記出力端子との間に接続される第2導電型の第3トランジスタと、前記第2の電源と前記出力端子との間に接続される第1導電型の第4トランジスタとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、出力バッファに関し、特にプロセスばらつきによるずれを補償する出力バッファに関する。
半導体回路では、CMOSを用いた出力バッファを用いられる。図21は、一般的な出力バッファを示す回路図である。図21に示す出力バッファでは、入力端子に与えられた信号を反転させて出力するバッファである。このような出力バッファにおいて、入力端子に電源電位(VDD)と接地電位(VSS)の中間電位VDD/2を入力した場合、出力もVDD/2となることが好ましい。このような出力段に関する安定化の技術は、特許文献1などに記載されている。
しかしながら、図21に示すようなCMOSを用いた出力バッファ回路11では、PMOSトランジスタ、NMOSトランジスタを形成する際のプロセスばらつきが存在する。そのため、それぞれのトランジスタの特性が設計値からずれた場合、入力電圧にVDD/2を入力しても出力がVDD/2からずれてしまい、正確な動作を行う出力バッファとして機能しない場合がある。
特開2006−245828号公報
従来技術のバッファ回路11は入力信号INが入力される入力端子1と、入力信号INの反転論理を生成するためのn型MOSトランジスタMN1と、MOSトランジスタMN1の負荷として機能するp型MOSトランジスタMP1と、出力信号OUTBを出力する出力端子2を有する。
通常、図21のような回路のMOSトランジスタMP1とMN1は、動作点(入力端子1に入力される電圧に対して、出力端子2に出力される信号の振幅の中心がVDD/2となるポイント)として、入力端子1に入力される電圧VINがVDD/2のときに、出力端子2に出力される電圧VOUTBがVDD/2となるようサイズが決定される。
しかしここで、近年の半導体回路製造プロセスの微細化に伴い、前述したようなプロセスばらつきにより、n型MOSトランジスタやp型MOSトランジスタのβやしきい値電圧Vthの値にばらつきが生じる。よって、理論計算で求められた値で半導体回路を形成しても、期待されるトランジスタ能力と差が生じ、所定の回路出力が得られなくなる。
ここで、製造プロセスによるトランジスタ能力のばらつき(プロセスばらつき)を「n型MOSトランジスタ能力/p型MOSトランジスタ能力」と表現する。例えば、プロセスばらつきが「大/小」の場合、n型MOSトランジスタのβやしきい値電圧Vthおよびp型MOSトランジスタのβやしきい値電圧Vthが期待値とはずれてしまうため、VINがVDD/2の時のVOUTBの動作点が下がってしまう。この時の動作波形を図22に示す。また逆に、ばらつきが「小/大」の場合もn型MOSトランジスタのβやしきい値電圧Vthおよびp型MOSトランジスタのβやしきい値電圧Vthが期待値とはずれてしまうため、VINがVDD/2の時のVOUTBの動作点が上がってしまう。この時の動作波形を図23に示す。
以上のように、従来のCMOS構成による出力バッファでは、プロセスのばらつきなどにより、入力に対して、理論通りの出力を得られない場合があった。
本発明にかかる半導体回路は、第1の電源と第1の出力端子との間に接続され第1の入力端子からの入力信号が印加される第1導電型の第1トランジスタと、第2の電源と前記第1の出力端子との間に接続される第2導電型の第2トランジスタと、前記第1の電源と前記第1の出力端子との間に接続される第2導電型の第3トランジスタと、前記第2の電源と前記第1の出力端子との間に接続される第1導電型の第4トランジスタとを有するものである。
本発明にかかる半導体回路によれば、製造プロセスのばらつきによる第1トランジスタと第2トランジスタの動作電流のずれを、第3トランジスタと第4トランジスタの動作電流で補間することにより、出力信号の動作点のずれを補償できる。
本発明によれば、半導体回路のプロセスばらつきなどによる入力に対する出力のずれを補償することができる。
<発明の実施の形態1>
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態1について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態1は、本発明をバッファ回路(擬似差動バッファ回路の片側)に適用したものである。
図1に本実施の形態1にかかるバッファ回路の構成の一例を示す。なお、図に示された符号のうち、図21と同じ符号を付した構成は、図12と同じか又は類似の構成を示している。従来技術と異なる点はn型MOSトランジスタMN3とp型MOSトランジスタMP3とを有することである。
バッファ回路101は、入力信号INを入力される入力端子1と、入力信号の反転論理を生成するためのn型MOSトランジスタMN1と、MOSトランジスタMN1の負荷として機能するp型MOSトランジスタMP1と、前記入力信号の反転論理である出力信号OUTBを出力する出力端子2を有し、さらに、出力信号OUTBの立ち上がり時間のばらつきを補償するためのn型MOSトランジスタMN3とp型MOSトランジスタMP3を有する。
ここで、MOSトランジスタMN1は、ゲートを入力端子1に、ドレインを出力端子2に、ソースを低電位側電源VSSに接続している。MOSトランジスタMP1は、ゲートを低電位側電源VSSに、ドレインを出力端子2に、ソースを高電位側電源VDDに接続している。また、MOSトランジスタMN3は、ソースを出力端子2に、ドレインとゲートを高電位側電源VDDに接続している。MOSトランジスタMP3は、ソースを出力端子2に、ドレインとゲートを低電位側電源VSSに接続している。また、入力端子1に入力される電圧をVIN、出力端子2に出力される電圧をVOUTBとする。
まず以下に、本実施の形態の半導体回路のトランジスタサイズの決定方法を説明する。MOSトランジスタのゲート幅をW、MOSトランジスタのゲート長をL、キャリア移動度とゲート酸化膜容量との積をβ、MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧をVGS、n型MOSトランジスタのしきい値電圧をVth、p型MOSトランジスタのしきい値電圧をVthとすると、MOSトランジスタMP1を流れる電流Ip1とMOSトランジスタMN1を流れる電流In1は下記の式より求められる。
In1=(β/2)×(WMN1/LMN1)×(VGSMN1−Vth・・・(1)式
Ip1=(β/2)×(WMP1/LMP1)×(VGSMP1−Vth・・・(2)式
ここで、VINがVDD/2のときに、VOUTBをVDD/2とするためには、この条件(VIN=VDD/2、VOUTB=VDD/2)においてIn1とIp1が等しくなるようMOSトランジスタMN1とMOSトランジスタMP1のサイズを決定すればよい。
ここで、VINがVDD/2のためVGSMN1はVDD/2である。また、MOSトランジスタMN1のゲートが低電位側電源VSSに接続されているためVGSMP1はVDDとなる。
よって、(1)式と(2)式との等式にVGSMN1=VDD/2、VGSMP1=VDDの条件を加えることで、トランジスタサイズの比(WMN1/LMN1、WMP1/LMP1)を決定できる。
また、本実施の形態の半導体回路は、MOSトランジスタMN3とMOSトランジスタMP3を有している。よって、以下に示す、MOSトランジスタMN3に流れる電流In3とMOSトランジスタMP3に流れる電流Ip3の式から、トランジスタサイズを求める。
In3=(β/2)×(WMN3/LMN3)×(VGSMN3−Vth・・・(3)式
Ip3=(β/2)×(WMP3/LMP3)×(VGSMP3−Vth・・・(4)式
ここで、VINがVDD/2のときに、VOUTBをVDD/2とするためには、この条件(VIN=VDD/2、VOUTB=VDD/2)においてIn3とIp3が等しくなるMOSトランジスタMN1とMOSトランジスタMP1のサイズと、In3とIp3が等しくなるMOSトランジスタMN3とMOSトランジスタMP3のサイズとを決定すればよい。
ここで、VOUTBがVDD/2となる条件であり、MOSトランジスタMN3のゲートが高電位側電源VDDに接続されているため、VGSMN3はVDD/2となる。また、MOSトランジスタMN3のゲートが低電位側電源VSSに接続されているためVGSMP3はVDD/2となる。よって、(3)式と(4)式との等式にVGSMN3=VDD/2、VGSMP3=VDD/2の条件を加えることで、WMN3/LMN3、WMP3/LMP3を決定できる。
よって、この比を満たすトランジスタを形成することで、バッファ回路101は、VINがVDD/2のときに、VOUTBをVDD/2を出力することができる。
ここで、従来技術で説明したように、半導体回路製造プロセスの微細化に伴い、n型MOSトランジスタやp型MOSトランジスタのβやしきい値電圧の値にばらつきが生じる問題が発生している。図2の表に、トランジスタの製造プロセスによるばらつきにより生じた、β、β、Vth、Vthの値の一例を示す。ただし、Vthの負の符号は省略する。以下、この表の値を元にトランジスタサイズや動作点の電圧等を具体的に求める。
まず、図2の表の製造プロセスばらつきがn型MOSトランジスタとp型MOSトランジスタ共に"中"条件(つまり製造プロセスによるばらつきがない条件。以下TYP条件とする)でのWMP1およびWMP3の具体的数値を求める。ここで、LMN1、LMP1、LMN3、LMP3を0.2μm、WMN1を10μm、WMN3を3.5μm、VDDを1.5Vとし、(1)式と(2)式の等式および(3)式と(4)式の等式に代入する。これにより、WMP1=2.9μmおよびWMP3=16.0μmを得ることができる。
以上このような値のトランジスタサイズとすることで、TYP条件下において、VINがVDD/2の時に、VOUTBがVDD/2となる。よって、出力信号OUTBの動作点もVDD/2として動作点の中点に設定することができる。通常の製造プロセスでは、このようなTYP条件を前提に半導体回路のトランジスタサイズを決めている。
次に、n型MOSトランジスタとp型MOSトランジスタのプロセスばらつきを考慮した場合を考える。ここで、通常、ばらつき範囲の組み合わせは、「n型MOSトランジスタ能力/p型MOSトランジスタ能力」として、「大/大」、「中/中」、「小/小」、「大/小」、「小/大」の5種類が存在する。しかしここでは、「大/小」、「小/大」の場合だけを考える。なぜなら「大/大」、「小/小」は、n型MOSトランジスタとp型MOSトランジスタの能力の変動方向が等しいため、TYP条件(「中/中」)と同様の振る舞いとなるためである。
まず、n型MOSトランジスタとp型MOSトランジスタのプロセスばらつきが「大/小」を考える。この場合のβ、β、Vth、Vthの値は、図2の表からβ=220e−6、β=80e−6、Vth=0.3V、Vth=0.6Vとなる。前述したTYP条件で作成したトランジスタサイズ(LMN1、LMP1、LMN3、LMP3が0.2μm、WMN1が10μm、WMP1が2.9μm、WMN3が3.5μm、WMP3が16.0μm)で、VGSMN1=VIN=VDD/2=0.75Vの時のIn1を求めると、(1)式よりIn1=1.1137mAとなる。同様に(2)式より、VGSMP1=VDD=1.5Vの時のIp1を求めると、Ip1=0.47mAとなる。(3)式より、VGSMN3=VDD/2=0.75Vの時のIn3を求めると、In3=0.389mAとなる。同様に(4)式より、VGSMP3=VDD/2=0.75Vの時のIp3を求めると、Ip3=0.072mAとなる。
ここで、図1からわかるように、本実施の形態1の回路接続上、Ip1とIn1の差電流分、つまり(1.1137mA−0.47mA=)0.6437mAを、Ip3とIn3の差電流分、つまり(0.389mA−0.072mA=)0.317mAで補間することになる。よって、実質的なIp1は、(0.47mA+0.317mA=)0.787mAまで電流の補正がかかる。よって、(1)式よりIn1=Ip1=0.787mAとなるVGSMN1=VINを求めると、VGSMN1=VIN=0.678Vとなる。
ここで、本発明と従来技術との比較のため、プロセスばらつきが「大/小」での図21に示す従来技術のバッファ回路11のVGSMN1(=VIN)を求める。前述したトランジスタサイズ(LMN1、LMP1が0.2μm、WMN1が10μm、WMP1が2.9μm)において、(1)式と(2)式の等式からVGSMN1は0.59Vとなる。ここで、VGSMN1はVINでもあるため、プロセスばらつきが「大/小」でのVINは、TYP条件でのVINである0.75Vから0.16V低下する。これを逆に考えると、VINが0.75V(VDD/2)の時のVOUTBの動作点が、0.59Vになると換言できる。
以上より、図21に示す従来技術のバッファ回路11では、VGSMN1=VIN=0.590Vとなり、TYP条件のVINに対し−0.16Vずれるが、本実施形態1の半導体回路では、VGSMN1=VIN=0.678Vであるため、VINのずれは−0.07V程度まで改善されている。よって、VOUTBの動作点も改善される。
次に、n型MOSトランジスタとp型MOSトランジスタのプロセスばらつきが「小/大」を考える。この場合のβ、β、Vth、Vthの値は、図2の表からβ=200e−6、β=100e−6、Vth=0.5V、Vth=0.3Vとなる。ここで、TYP条件で作成したトランジスタサイズ(LMN1、LMP1、LMN3、LMP3が0.2μm、WMN1が10μm、WMP1が2.9μm、WMN3が3.5μm、WMP3が16.0μm)で、VGSMN1=VIN=VDD/2=0.75Vの時のIn1を求めると、(1)式よりIn1=0.313mAとなる。(2)式より、VGSMP1=VDD=1.5Vの時のIp1を求めると、Ip1=0.877mAとなる。(3)式より、VGSMN3=VDD/2=0.75Vの時のIn3を求めると、In3=0.109mAとなる。同様に(4)式より、VGSMP3=VDD/2=0.75Vの時のIp3を求めると、Ip3=0.490mAとなる。
ここで、図1からわかるように、本実施の形態1の回路接続上、Ip1とIn1の差電流分、つまり、(0.877mA−0.313mA=)0.564mAを、Ip3とIn3の差電流分、つまり、(0.109mA−0.490mA=)0.381mAで補間することになる。よって、実質的なIp1は、(0.877mA−0.381mA=)0.496mAまで電流の補正がかかる。よって、(1)式よりIn1=Ip1=0.496mAとなるVGSMN1=VINを求めるとVGSMN1=VIN=0.836Vとなる。
ここで、本発明と従来技術との比較のため、プロセスばらつきが「小/大」での図21に示す従来技術のバッファ回路11のVGSMN1(=VIN)を求める。前述したトランジスタサイズ(LMN1、LMP1が0.2μm、WMN1が10μm、WMP1が2.9μm)の場合、(1)式と(2)式の等式からVGSMN1は0.92Vとなる。ここで、VGSMN1はVINでもあるため、プロセスばらつきが「小/大」でのVINは、TYP条件下でのVINである0.75Vから0.17V上昇する。これを逆に考えると、VINが0.75V(VDD/2)の時のVOUTBの動作点が、0.92Vとなると換言できる。
よって、図21に示す従来技術のバッファ回路11では、VGSMN1=VIN=0.92Vとなり、TYP条件に対しVINに対し+0.17Vずれるが、本実施形態1の半導体回路では、VGSMN1=VIN=0.836Vであるため、VINのずれは+0.086V程度まで改善される。よって、VOUTBの動作点も改善される。
以上のことから、プロセスばらつきが「大/小」、「小/大」だとしても、本実施の形態1のバッファ回路の動作(入力に対する出力変化)は、図3に示すような波形となり、通常のバッファ回路とほぼ同様な動作となる(出力OUTBの動作点が図中の点A、Bとなる)。
また図4に、入力端子1をp型MOSトランジスタMP1に接続し、MOSトランジスタMP1の負荷として機能するようn型MOSトランジスタMN1を接続したバッファ回路102を示す。この場合、出力信号OUTBの論理がバッファ回路101の出力信号と反転するだけであり、動作等は上述した説明と同様である。よって、詳細な説明は省略する。
以上より、本実施の形態1の半導体回路では下記のような効果があることが示される。図21に示す従来技術のバッファ回路11では、プロセスばらつきの条件が「大/小」、「小/大」にばらついた場合、VIN=VDD/2の条件下でIn1≠Ip1となり、出力OUTBの動作点がずれてしまう。しかし、本実施の形態1の半導体回路では、図1に示すように、MOSトランジスタMP1およびMN1と同様の製造プロセスにより形成され、かつ互いが逆の電位の電源電圧に接続されるMOSトランジスタMP3およびMN3を接続することで、MOSトランジスタMN3とMP3の動作電流In3とIp3とで補間し、Ip1とIn1の差分を補い出力OUTBの動作点を補償することができる。
また、例えば、図5に示す通常のCMOSインバータ21(しきい値電圧VDD/2)で、従来技術のバッファ回路11の出力を受けた場合等に、図6に示す動作波形ように所定のデューティの値が得られない問題が生じていた(例えば、TYP条件で50%のデューティが、図6の波形では50%以上になる)。このような所定のデューティの値がずれたインバータ出力信号の立上がり、立下り両エッジを使用しクロック信号として利用する場合、セットアップ/ホールド時間のマージンが十分に取れなくなる等の問題が生じる。よって、何らかのデューティ補正回路を付加するなどの対策が必要になっていた。しかし、本発明では、バッファ回路101の出力OUTBの動作点を補償することができるため、この問題も解決することができる。
ここで最後に、本発明の半導体回路は、バッファ回路としての回路出力段を想定している。ただし、回路出力段に限らず、回路入力段に用いてもかまわない。本発明の回路を前段に用いることで次段回路の信号の信頼性が上がる利点を有するからである。
また、この回路構成が有する補償能力は、回路の動作温度の変化によるトランジスタのしきい値電圧等の変化や、電源電圧の変動によるドレインソース間電圧等の変化に対するトランジスタの駆動能力の変動に対しても製造プロセスのばらつきと同様に有効である。よって、温度、電源電圧、製造プロセスばらつきによる動作点の変動を本実施形態の半導体回路は補償することができる。以上のことは実施形態2以下においても有効である。
<発明の実施の形態2>
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態2は、実施の形態1のバッファ回路を2つ並列に接続し、擬似差動バッファ回路に適用したものである。
図7に本実施の形態2にかかる半導体回路の構成の一例を示す。なお、図に示された符号のうち、図1と同じ符号を付した構成は、図1と同じか又は類似の構成を示している。実施の形態1と異なる点は、図1のバッファ回路を2つ並列に接続した回路構成となっていることである。よって、本実施の形態では、その部分を重点的に説明する。
擬似差動バッファ回路103は入力信号INを入力される入力端子1と、入力信号の反転論理を生成するためのn型MOSトランジスタMN1と、MOSトランジスタMN1の負荷として機能するp型MOSトランジスタMP1と、前記入力信号の反転論理である出力信号OUTBを出力する出力端子2を有し、出力信号OUTBの立ち上がり時間のばらつきを補償するためのn型MOSトランジスタMN3とp型MOSトランジスタMP3とを有する(以上の回路構成を回路ユニット111とする)。また、入力信号INBを入力される入力端子3と、入力信号の反転論理を生成するためのn型MOSトランジスタMN2と、MOSトランジスタMN2の負荷として機能するp型MOSトランジスタMP2と、前記入力信号の反転論理である出力信号OUTを出力する出力端子4を有し、出力信号OUTBの立ち上がり時間のばらつきを補償するためのn型MOSトランジスタMN4とp型MOSトランジスタMP4とを有する(以上の回路構成を回路ユニット112とする)。ここで、入力信号INと入力信号INBは、互いが論理反転した差動信号である。よって、出力信号OUTBと出力信号OUTも互いが論理反転した信号となる。
ここで、MOSトランジスタMN1は、ゲートを入力端子1に、ドレインを出力端子2に、ソースを低電位側電源VSSに接続している。MOSトランジスタMP1は、ゲートを低電位側電源VSSに、ドレインを出力端子2に、ソースを高電位側電源VDDに接続している。また、MOSトランジスタMN3は、ソースを出力端子2に、ドレインとゲートを高電位側電源VDDに接続している。MOSトランジスタMP3は、ソースを出力端子2に、ドレインとゲートを低電位側電源VSSに接続している。また、入力端子1に入力される電圧をVIN、出力端子2に出力される電圧をVOUTBとする。さらに、MOSトランジスタMN2は、ゲートを入力端子3に、ドレインを出力端子4に、ソースを低電位側電源VSSに接続している。MOSトランジスタMP2は、ゲートを低電位側電源VSSに、ドレインを出力端子4に、ソースを高電位側電源VDDに接続している。また、MOSトランジスタMN4は、ソースを出力端子4に、ドレインとゲートを高電位側電源VDDに接続している。MOSトランジスタMP4は、ソースを出力端子4に、ドレインとゲートを低電位側電源VSSに接続している。また、入力端子3に入力される電圧をVINB、出力端子4に出力される電圧をVOUTとする。
ここで、擬似差動バッファ回路103を構成する回路ユニット111及び回路ユニット112は、実施の形態1のバッファ回路101と同様の構成である。よって、回路ユニット111では、MOSトランジスタMP1、MN1と同一の製造プロセスで形成され、かつ互いが逆の電位の電源電圧に接続されるMOSトランジスタMP3、MN3の動作電流In3、Ip3で補間することにより、Ip1とIn1の差分を補うことで動作点のずれを補償することができる。また、回路ユニット112では、MOSトランジスタMP2、MN2と同一の製造プロセスで形成され、かつ互いが逆の電位の電源電圧に接続されるMOSトランジスタMN4、MP4の動作電流In4、Ip4で補間することにより、Ip2とIn2の差分を補うことで動作点のずれを補償することができる。
以上の説明は、実施の形態1のバッファ回路101において行ったものと同様であり、式等を用いた説明は省略する。
よって、出力OUTとOUTBの交差するポイント(クロスポイント)のずれが補償され、図8のような動作波形となる。以上のことから、本実施形態の擬似差動バッファ回路103の出力OUT、OUTBの動作波形は、プロセスばらつきが生じた場合でも通常の擬似差動バッファ回路とほぼ同様な動作となる(出力OUTBとOUTのクロスポイントが図中の点C、Dとなる)。
ここで、本発明と従来技術との比較のため、図9に図21のバッファ回路11を2つ並列に接続した従来技術の擬似差動バッファ回路12に示す。図9の回路では、プロセスばらつきによる出力OUTとOUTBの動作点の補償がかからない。よって、出力OUTBおよびOUTの動作点がずれてしまう(クロスポイントがずれる)。この回路の動作波形は以下に示すようになる。
まず、プロセスばらつきが「大/小」のときの動作波形を図10に示す。図10に示すように、VINとVINBがVDD/2の時のVOUTとVOUTBのクロスポイント(図中点E、F)が下がる。ここで参考までに、ばらつき条件下における回路の波形シミュレーション結果を図11に示す。シミュレーションにおいても図10と同様の結果が得られていることがわかる。
また、プロセスばらつきが「小/大」のときの動作波形を図12に示す。図12に示すように、VINとVINBがVDD/2の時のVOUTとVOUTBのクロスポイント(図中点G、H)が上がる。
以上が、従来技術の擬似差動バッファ回路12の動作結果であるが、本実施の形態2にかかる擬似差動バッファ回路103では、図8に示すような動作波形となり、図10(または図12)のようなクロスポイントのばらつきを抑えることができる。
また、例えば、図13に示す通常のCMOSインバータ22、23(しきい値電圧VDD/2)で、従来技術のバッファ回路12の出力を受けた場合に、図14に示す動作波形ように所定のデューティの値が得られない問題が生じていた(例えば、TYP条件で50%のデューティが、図14の波形では50%以上になる)。このような所定のデューティの値がずれたインバータ出力信号の立上がり、立下り両エッジを使用しクロック信号として利用する場合、セットアップ/ホールド時間のマージンが十分に取れなくなる等の問題が生じる。よって、何らかのデューティ補正回路を付加するなどの対策が必要になっていた。しかし、本発明では、バッファ回路103の出力OUTB、OUTのクロスポイントを補償することができるため、この問題も解決することができる。
また、実施の形態1と同様に、この本実施の形態の回路構成が有する補償能力は、回路の動作温度の変化によるトランジスタのしきい値電圧の変化や、電源電圧の変動によるドレインソース間電圧の変化等に対するトランジスタの駆動能力の変動に対しても製造プロセスのばらつきと同様に有効である。よって、温度、電源電圧、製造プロセスばらつきによる正・負のクロスポイントの変動を本実施の形態の半導体回路は補償することができる。
また、図15に、入力端子1をp型MOSトランジスタMP1に接続し、MOSトランジスタMP1の負荷として機能するようn型MOSトランジスタMN1を接続し、さらに、入力端子3をp型MOSトランジスタMP2に接続し、MOSトランジスタMP2の負荷として機能するようn型MOSトランジスタMN2を接続した擬似差動バッファ回路104を示す。ただし、その他の構成は図7と同様である。この場合、出力信号OUTB、OUTの論理が図7の擬似差動バッファ回路103の出力信号と反転するだけであり、動作および効果は上述した説明と同様である。よって、詳細な説明は省略する。
<発明の実施の形態3>
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態3について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態3は、実施の形態1または実施の形態2と同様、本発明をバッファ回路または擬似差動バッファ回路に適用したものである。
図16に本実施の形態3にかかる半導体回路の構成の一例を示す。なお、図16に示す本実施の形態の半導体回路は、実施の形態1で示した図1のバッファ回路101の、MOSトランジスタMN3のゲートにディセーブル信号(DISABLE)を、MOSトランジスタMP1、MP3のゲートにインバータを利用したディセーブル信号の反転信号を入力している。ここで、回路の活性状態のときディセーブル信号は"1"、非活性状態のとき"0"が入力されるものとする。よって、この場合、ディセーブル信号が"1"のときは、実施の形態1の動作と同様の動作となり、ディセーブル信号が"0"のときは、MOSトランジスタMP1、MN3、MP3の各ゲートが閉じ、バッファ回路101は非活性化状態となる。よって、ディセーブル信号のような一般的な回路で利用される回路非活性化信号を利用することで、実施の形態1のバッファ回路を省電力化することができる。なお、図17に実施形態1の図4のバッファ回路102に上記と同様にディセーブル信号を利用した回路を示す。また、図18および図19に、図5の擬似差動バッファ回路103および図15の擬似差動バッファ回路104に上記と同様のディセーブル信号を利用した回路を示す。これらの回路も上記と同様に省電力化の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものでなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、図20に示すように、n型MOSトランジスタMN5を図1の回路の高電位側電源VDD(もしくは、低電位側電源VSS)側に接続してもよい。このことにより、実施形態3と同様、ディセーブル信号を利用し回路の省電力化が可能である。
実施形態1にかかるバッファ回路の構成の一例 製造プロセスばらつきによる各MOSトランジスタ能力の一例 実施形態1にかかるバッファ回路の動作波形の一例 実施形態1にかかるバッファ回路の別構成の一例 従来技術にかかるバッファ回路の後段回路の構成の一例 図5の回路構成の動作波形の一例 実施形態2にかかる擬似差動バッファ回路の構成の一例 実施形態2にかかる擬似差動バッファ回路の動作波形の一例 従来技術にかかる擬似差動バッファ回路の構成の一例 従来技術にかかる擬似差動バッファ回路のプロセスばらつき「大/小」条件の動作波形の一例 従来技術にかかる擬似差動バッファ回路のプロセスばらつき「大/小」条件の動作波形のシミュレーション結果 従来技術にかかる擬似差動バッファ回路のプロセスばらつき「小/大」条件の動作波形の一例 図9の従来技術にかかる擬似差動回路の後段回路の構成の一例 図14の回路構成の動作波形の一例 実施形態2にかかる擬似差動回路の別構成の一例 実施形態3にかかる擬似差動回路の構成の一例 実施形態3にかかる擬似差動回路の別構成の一例 実施形態3にかかる擬似差動回路の別構成の一例 実施形態3にかかる擬似差動回路の別構成の一例 その他の実施形態にかかる擬似差動回路の構成の一例 従来技術にかかるバッファ回路の構成の一例 従来技術にかかるバッファ回路のプロセスばらつき「大/小」条件の動作波形の一例 従来技術にかかるバッファ回路のプロセスばらつき「小/大」条件の動作波形の一例
符号の説明
101 擬似差動回路
MN1、MN2、MN3、MN4 n型MOSトランジスタ
MP1、MP2、MP3、MP4 p型MOSトランジスタ
1、3 入力端子
2、4 出力端子
In1 MOSトランジスタMN1に流れる電流
Ip1 MOSトランジスタMP1に流れる電流
In2 MOSトランジスタMN2に流れる電流
Ip2 MOSトランジスタMP2に流れる電流
In3 MOSトランジスタMN3に流れる電流
Ip3 MOSトランジスタMP3に流れる電流
In4 MOSトランジスタMN4に流れる電流
Ip4 MOSトランジスタMP4に流れる電流

Claims (7)

  1. 第1の電源と第1の出力端子との間に接続され第1の入力端子からの入力信号が印加される第1導電型の第1トランジスタと、
    第2の電源と前記第1の出力端子との間に接続される第2導電型の第2トランジスタと、
    前記第1の電源と前記第1の出力端子との間に接続される第2導電型の第3トランジスタと、
    前記第2の電源と前記第1の出力端子との間に接続される第1導電型の第4トランジスタと、
    を有する半導体回路。
  2. 前記第3トランジスタおよび前記第4トランジスタの導通状態は、回路非活性化信号により制御されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記回路非活性化信号は、前記第3トランジスタと、前記第4トランジスタのゲートに入力されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の電源と第2の出力端子との間に接続され第2の入力端子からの入力信号が印加される第1導電型の第5トランジスタと、
    前記第2の電源と前記第2の出力端子との間に接続される第2導電型の第6トランジスタと、
    前記第1の電源と前記第2の出力端子との間に接続される第2導電型の第7トランジスタと、
    前記第2の電源と前記第2の出力端子との間に接続される第1導電型の第8トランジスタと、
    をさらに有する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体回路。
  5. 前記第7トランジスタおよび前記第8トランジスタの導通状態は、前記回路非活性化信号により制御されることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記回路非活性化信号は、前記第7トランジスタと、前記第8トランジスタのゲートに入力されることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記第1導電型で形成されるトランジスタ、および前記第2導電型で形成されるトランジスタはそれぞれが同一工程で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置。
JP2007113070A 2007-04-23 2007-04-23 半導体回路 Expired - Fee Related JP4939291B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007113070A JP4939291B2 (ja) 2007-04-23 2007-04-23 半導体回路
US12/081,087 US8044689B2 (en) 2007-04-23 2008-04-10 Semiconductor circuit
TW097113904A TW200907626A (en) 2007-04-23 2008-04-17 Semiconductor circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007113070A JP4939291B2 (ja) 2007-04-23 2007-04-23 半導体回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008271307A true JP2008271307A (ja) 2008-11-06
JP4939291B2 JP4939291B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=39871597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007113070A Expired - Fee Related JP4939291B2 (ja) 2007-04-23 2007-04-23 半導体回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8044689B2 (ja)
JP (1) JP4939291B2 (ja)
TW (1) TW200907626A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6471217A (en) * 1987-05-19 1989-03-16 Gazelle Microcircuits Inc Output buffer circuit
JPH02241114A (ja) * 1989-03-14 1990-09-25 Mitsubishi Electric Corp 出力バッファ回路
JPH048014A (ja) * 1990-04-26 1992-01-13 Toshiba Corp 入力回路
JPH05225782A (ja) * 1992-02-15 1993-09-03 Mitsubishi Electric Corp 出力回路
JPH1141085A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Sony Corp 出力バッファ回路
JP2002009605A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Nec Microsystems Ltd 出力バッファ回路
JP2006245828A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Nec Electronics Corp 低振幅差動出力回路及びシリアル伝送インターフェース

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187015A (ja) * 1982-04-26 1983-11-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> スイツチト・キヤパシタ回路
US5864254A (en) * 1995-04-11 1999-01-26 Rohm Co., Ltd. Differential amplifier circuit with enlarged range for source voltage and semiconductor device using same
US5708386A (en) * 1996-03-28 1998-01-13 Industrial Technology Research Institute CMOS output buffer with reduced L-DI/DT noise
US5923212A (en) * 1997-05-12 1999-07-13 Philips Electronics North America Corporation Bias generator for a low current divider
US6522511B1 (en) * 2000-06-15 2003-02-18 Sigmatel, Inc. High speed electrostatic discharge protection circuit
US6897702B2 (en) * 2002-05-30 2005-05-24 Sun Microsystems, Inc. Process variation compensated high voltage decoupling capacitor biasing circuit with no DC current
US6617906B1 (en) * 2002-10-01 2003-09-09 Texas Instruments Incorporated Low-current compliance stack using nondeterministically biased Zener strings
TWI259735B (en) * 2004-10-13 2006-08-01 Princeton Technology Corp Muting circuit of audio amplifier

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6471217A (en) * 1987-05-19 1989-03-16 Gazelle Microcircuits Inc Output buffer circuit
JPH02241114A (ja) * 1989-03-14 1990-09-25 Mitsubishi Electric Corp 出力バッファ回路
JPH048014A (ja) * 1990-04-26 1992-01-13 Toshiba Corp 入力回路
JPH05225782A (ja) * 1992-02-15 1993-09-03 Mitsubishi Electric Corp 出力回路
JPH1141085A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Sony Corp 出力バッファ回路
JP2002009605A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Nec Microsystems Ltd 出力バッファ回路
JP2006245828A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Nec Electronics Corp 低振幅差動出力回路及びシリアル伝送インターフェース

Also Published As

Publication number Publication date
US20080258803A1 (en) 2008-10-23
TW200907626A (en) 2009-02-16
JP4939291B2 (ja) 2012-05-23
US8044689B2 (en) 2011-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI737299B (zh) 緩衝電路與緩衝方法
KR920005358B1 (ko) 버퍼회로
CN106899288B (zh) 电平转换电路
US10418997B2 (en) Level shifter
JP2004040262A (ja) レベルシフタ、半導体集積回路及び情報処理システム
JP4928290B2 (ja) 差動信号比較器
CN109417606B (zh) 一种可输出正负电压的电平转换器
JP4230881B2 (ja) 半導体集積回路、及びレベル変換回路
JP2006295322A (ja) レベルシフタ回路
JPWO2016051473A1 (ja) 演算増幅回路
US20060214717A1 (en) Low amplitude differential output circuit and serial transmission interface using the same
JP5599993B2 (ja) 半導体装置
US10879899B2 (en) Clock buffer and method thereof
JP4249597B2 (ja) レベルシフト回路
JP4939291B2 (ja) 半導体回路
JP4658868B2 (ja) 増幅回路
JP2007235815A (ja) レベル変換回路
CN110022138B (zh) 一种锁存器及隔离电路
JP2002314399A (ja) 半導体集積回路
JP2010130555A (ja) ボルテージフォロワ回路
JP2006314040A (ja) 差動増幅回路
JP2006203479A (ja) フリップフロップ回路
JP2010219486A (ja) 中間電位発生回路
JP2006108778A (ja) 出力回路
JP5450226B2 (ja) デューティ比自動調整コンパレータ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4939291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees