JP2014527612A - 電気誘導溶解アセンブリ - Google Patents

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Abstract

誘導溶解炉と、真空あるいはそうでなければ制御環境チャンバ内での溶融用の炉を取り外し自在に組み込む電気誘導溶解アセンブリ部品との間のドライブレイク式電気切断が提供される。前記電気誘導溶解アセンブリ部品のシールされた内側容積部内で、加圧され得且つ制御環境チャンバにおけるそれとは異なる環境において誘導溶解炉に電力が接続される。前記電気誘導溶解アセンブリ部品は、前記制御環境チャンバ内に組み込んだ傾倒クレイドルであり得る。

Description

本発明は、2011年8月15日付で提出され、本参照によりその全体を本明細書の一部とする米国仮出願特許第61/523,609号の利益を主張するものである。
本発明は電気誘導溶解アセンブリに関し、詳しくは、真空あるいはその他の制御環境下に作動するそれらアセンブリ、並びに、それらアセンブリで使用する取り外し自在の誘導溶解炉への電力の急速接続及び断続に関する。
電気誘導溶解アセンブリは真空下で高純度合金を生成するために使用し得る。電気誘導溶解アセンブリは、工業用の真空チャンバ内に位置付けた可傾式のクレイドル内に座着させた誘導溶解炉(耐火性るつぼと称されることもある)を含み得る。炉は、この炉から溶融金属が型その他の保持容器中に注入され得るよう、支承体上で回転自在に支持されたトラニオンを中心としてクレイドル内で傾倒され得る。
誘導溶解炉は、その交換又は補修、あるいは別炉への変更に際し真空チャンバから取り出す必要がある。従来型の真空誘導溶解アセンブリのあるものでは、炉から電力及び冷却水源の各接続部を手動で断続する前に、高温運転中の炉を冷却する冷却水を誘導コイルに通す状態下に炉を長時間真空チャンバ内に止めておく必要があるため、誘導溶解炉の取り出しは時間浪費的なものとなり得る。このような従来手順で炉を補修あるいは交換する場合は冷却の必要時間に加えて炉の手動断続/再接続に通常要する時間のために生産性が著しく損なわれる。米国特許第5,125,004号(Roberts他)には、電力及び冷却用の各接続部の急速交換方法例が示される。
米国特許第5125004号明細書
炉アセンブリの傾倒クレイドル内、あるいは、真空チャンバ内のその他の組み合わせアセンブリ部品内で電力を真空誘導溶解炉に接続し、かくして、稼働中の高温の誘導溶解アセンブリを実質的に冷却させることなく電力を接続あるいは断続させることである。
本発明の1様相によれば、真空環境に組み込んだ、あるいは真空環境から取り出した真空誘導溶解炉に電力を接続又は断続する装置及び方法であって、真空環境あるいはそうでなければ制御環境内に組み込んだ炉アセンブリのある部品の加圧された内側環境内で電気的接続が成される装置及び方法が提供される。
本発明の他の様相によれば、真空チャンバ等の制御環境チャンバ内で使用する電気誘導溶解アセンブリが提供される。電気誘導溶解アセンブリは、誘導溶解炉と、誘導溶解炉を制御環境チャンバ内に座着させるクレイドルとを含む。誘導溶解炉は、誘導溶解炉のるつぼを包囲する1つ又は1つ超の誘導コイルからの炉誘導コイル電線を有する。誘導溶解炉は、制御環境チャンバ内の制御環境に対する開口部を有する圧力プレートを含む炉スペードアセンブリをも有する。炉スペード電力ポートが圧力プレートの開口部をシールする。正負の各炉電気スペードが炉スペード電力ポートを貫いて突出する。炉誘導コイル電線は、圧力プレートの制御環境側で正負の各炉電気スペードに接続される。傾倒クレイドルであり得るクレイドルは、外部電源を炉の単数あるいは複数の誘導コイルに接続する少なくとも1つの外部電力ポートを有する。クレイドルは、内側クレイドル容積部内に配置され且つ炉電気スペード開口部を有するクレイドルスペードアセンブリをも有する。クレイドルスペードアセンブリが、外部電力ポートを介して外部電源に接続した正負の各クレイドル電気スペードを有する。クレイドルはその内側クレイドル容積部内に、交互する開閉の各位置を持つクランプアセンブリをも有する。スペードクランプアセンブリが、正負の各クレイドルクランプ電気スペードと、これら正負の各クレイドルクランプ電気スペードを開閉の各位置間で動作させるアクチュエータとを含む。正負の各クレイドルクランプ電気スペードは正負の各クレイドル電気スペードの対抗する各側上に配置され、かくして、圧力プレートが炉電気スペード開口部に対してシールされ、正負の各クレイドル電気スペードが内側クレイドル容積部内に突出すると、この内側クレイドル容積部内には、各クレイドル電気スペードをドライブレイク式に開閉させ得るシールされたクレイドル環境が形成される。このシールされたクレイドル環境は、制御環境チャンバ内に確立される制御環境から隔絶されるため、スペードクランプアセンブリがその閉位置を取ると正負の各クレイドルクランプ電気スペードはシールされたクレイドル環境内で、(1)正の炉電気スペード及び正のクレイドル電気スペードと、(2)負の炉電気スペード及び負のクレイドル電気スペードとの間の電気回路を閉じる。電気誘導溶解アセンブリは、上述した如き部品を有する1つ又は1つ超の内側クレイドル容積部を有し得る。
本発明の他の様相によれば、制御環境チャンバ内の制御環境内に配置したクレイドル内に取り外し自在に組み込んだ誘導溶解炉の運転方法が提供される。誘導溶解炉は、1つ又は1つ超の炉誘導コイルから正負の各炉電気スペードに至る炉誘導コイル電線を有し、前記正負の各炉電気スペードは、前記正負の各炉電気スペードが誘導溶解炉の圧力プレートを貫通する状態下にこの誘導溶解炉上で圧力プレートにシール自在に装着した炉スペード電力ポート内に配置される。誘導溶解炉は、正負の各炉電気スペードが内側クレイドル容積部内のシールされた内側クレイドル環境中に差し込まれる状態下に圧力プレートが内側クレイドル容積部内の炉電気スペード開口部を覆うシールを形成するよう、制御環境チャンバ内に制御環境が確立される以前にクレイドル上に座着される。内側クレイドル容積部は、クレイドルスペードアセンブリと、スペードクランプアセンブリとを格納する。制御環境は、その後クレイドル上に誘導溶解炉を座着して、シールされた内側クレイドル環境を制御環境から隔絶させることにより制御環境チャンバ内に確立される。シールされた内側クレイドル環境内でスペードクランプアセンブリと関連する正負の各クレイドルクランプ電気スペードがその開位置から閉位置に移動すると、圧力プレートを貫いて前記シールされた内側クレイドル環境に貫入した正の炉電気スペードと、クレイドルスペードアセンブリに関連する正のクレイドル電気スペードとの間の電気回路が閉じる。正のクレイドル電気スペードは外部電源の正端子に接続される。正負の各クレイドルクランプ電気スペードをその開位置から閉位置に移動させると、圧力プレートを貫いて前記シールされた内側クレイドル環境に貫入した負の炉電気スペードと、クレイドルスペードアセンブリに関連する負のクレイドル電気スペードとの間の電気回路がやはり閉じる。負のクレイドル電気スペードは外部電源の負端子に接続され、かくして、外部電源の正負の各端子からの電力が誘導溶解炉の1つ又は1つ超の誘導コイルに提供される。制御環境チャンバから誘導溶解炉を取り出すに際しては、シールされた内側クレイドル環境内で正負の各クレイドルクランプ電気スペードをその開位置に移動させて電力を切断した誘導溶解炉を制御環境チャンバから取り出し得る。
炉アセンブリの傾倒クレイドル内、あるいは、真空チャンバ内のその他の組み合わせアセンブリ部品内で真空誘導溶解炉に電力を接続し、かくして、稼働中の高温の誘導溶解アセンブリを実質的に冷却させることなく電力を接続あるいは断続させ得る電気誘導溶解アセンブリが提供される。
図1(a)は、本発明の電気誘導溶解アセンブリの1例の斜視図である。 図1(b)は、図1(a)に示す電気誘導溶解アセンブリの、誘導溶解炉を傾倒クレイドルから分離した状態で示す斜視図である。 図2は、図1(a)及び図1(b)に示す誘導溶解アセンブリで使用するドライブレイク式電気断続部の1例の、図1(a)を線A−Aに沿って切断した、クレイドルのスペードクランプアセンブリがその開位置にある状態で示す詳細断面図である。 図3は、図1(a)及び図1(b)に示す誘導溶解アセンブリで使用するドライブレイク式電気断続部の1例の、図1(a)を線A−Aに沿って切断した、クレイドルのスペードクランプアセンブリがその閉位置にある状態で示す詳細断面図である。 図4は、図1(a)及び図1(b)に示す誘導溶解アセンブリの傾倒操作を例示する斜視図である。 図5(a)は、本発明で使用するクレイドルトラニオンの1例の部分斜視図である。 図5(b)は、電力を誘導溶解炉に送るために本発明の電気誘導溶解アセンブリで使用する可撓性電気連接部の1例の、図5(a)を線B−Bに沿って切断した部分断面図である。 図6(a)は、本発明で使用するクレイドルトラニオンの他の例の部分斜視図である。 図6(b)は、誘導溶解炉に電力を送るために本発明の電気誘導溶解アセンブリで使用する同軸電気連接部の1例の、図6(a)を線D−Dに沿って切断した部分断面図である。 図6(c)は、誘導溶解炉に電力を送るために本発明の電気誘導溶解アセンブリで使用する同軸電気連接部の1例の、図6(a)を線D−Dに沿って切断した部分断面図である。
図1(a)〜図4を参照するに、本発明のドライブレイク式電気断続部の1例を利用する電気誘導溶解アセンブリの1例が示される。
図1(a)及び図1(b)には、本発明の電気誘導溶解アセンブリの1例を構成する真空(あるいはそうでなければ制御された)環境内に組み込むための、誘導溶解炉(以下、炉とも称する)10及び傾倒クレイドル(以下、クレイドルとも称する)12が例示される。図1(a)では炉10は工業用の真空チャンバ内に確立された真空環境内で使用するものとしての傾倒クレイドル12に合致(内部に座着)されている。図1(b)では炉10は、例えば、真空チャンバから炉を取り出す(あるいは組み込む)間の、クレイドルから引き出した状態で示される。
炉10に関連する部品には、以下に詳しく説明する如き、別個の、水専用連結部46、炉誘導コイル(単数あるいは複数の)の電線34、炉スペードアセンブリ35、が含まれ得る。例示した別個の水専用連結部46と、別個の電線34とは、水供給源と、ドライブレイク式電気断続部用の炉に向かうコイル電線とを連結する構成及び方法にして、水及び電力が共通部品によっては供給されない構成及び方法において使用される。
傾倒クレイドル12に関連する部品には、以下に説明する如き、1つ又は1つ超のクレイドル電力ポート36と、スペードクランプ及びクレイドルスペードアセンブリ37(クレイドルの内側に位置付けられる)とが含まれ得る。炉取り出しプロセス中は、各スペードクランプアセンブリはアンクランプ(開位置)され、各水専用連結部が断続される。次いで、炉が傾倒クレイドルから外され、前記背景技術で述べた如く、冷却を要さずにオーバーヘッドクレーン等の好適なリフト装置を用いて垂直方向(図1(b)に矢印で例示)に取り外される。組み込みに際してはこの取り外しプロセスを逆に実施し得る。
図2には、誘導熔解アセンブリ、特には真空あるいはそうでなければ制御された環境下に作動する誘導熔解アセンブリで使用し得る、本発明のドライブレイク式電気断続部に関連する部品の基本的構成の1例が示される。ドライブレイク式電気断続部は、炉スペードアセンブリ35(炉10の外側に装着した)と、スペードクランプ及びクレイドルスペードアセンブリ37(クレイドル12内に組み込んだ)とを含む。本発明の前記実施例では別個のドライブレイク式電気断続部が炉の各側に位置付けられる。本発明の他の実施例では単一のドライブレイク式電気断続部を炉の一方側に設け得る。
本発明の当該実施例では炉スペードアセンブリ35は以下の部品を含む。圧力プレート42が炉10に好適に装着(本実施例ではオフセットポスト42aを介して)される。正及び負の各炉電気スペード16及び24が、図2及び図3に最良に示される如く、圧力プレート内に配置され且つ圧力プレート下側に突出される。炉電気スペードは、例えば、電気絶縁材料から形成した炉スペース絶縁プレート17により相互に好適に離間され、1つ又は1つ超のOリング14等の好適手段により圧力プレート42の外(真空)側に対してシールされた、真空密の、絶縁されたスペード電力ポート13を通して送られる。スペード電力ポートの外部(図2の“E”部を含む)は、炉電気スペードが炉誘導コイル用の電線34に接続される作用真空環境90である。図1(a)及び図1(b)に示す如く、電線34は、炉電気スペードから、炉外壁内側の炉るつぼを包囲する炉誘導コイル(単数又は複数)に接続するための炉外壁貫通部34aに延伸(接続)する複数の電気ケーブルであり得る。本発明のある実施例では圧力プレート42及びスペード電力ポート13とは単一部品として一体形成され得る。
真空密シールは、クレイドル包囲体27の内側容積部29に対する開口部を覆い、クレイドルの、スペードクランプ及びクレイドルスペードアセンブリ37を格納する内側容積部をシールする圧力プレート42により維持され得る。シールは、例えば、炉10をクレイドル上に座着させた状態で、圧力プレート42及びクレイドル包囲体27の頂部27aにおける各相対面を精密仕上げし、前記各相対面間に特定用途用に要求される如き精密仕上げ表面を確立することで確立され得る。つまり精密仕上げ表面により、相対面間に特定用途用に要求される程度のシールが達成される。あるいは圧力プレートは、炉、又はクレイドルの何れかに装着した好適なバネ負荷式のクランプ装置にして、炉がクレイドル上に座着された後にクレイドル包囲体の頂部に圧力プレートをクランプするクランプ装置により、内側容積部29内への開口部を覆ってバネ負荷締着され得る。何れの方法でも、ガスケット15等の1つ又は1つ超の好適なシール要素をも用いて特定用途用の要求シール水準を達成させ得る。炉をクレイドル内に座着させた後、例えば締め具により炉をクレイドルに更に固定させることによっても、特定用途用の要求シール水準を達成し得る。
クレイドル12のシールされた内側容積部29は真空より大きい公称圧力、あるいはそうでなければ誘導炉をその内部で使用する制御環境とは異なる公称圧力に維持される。代表的にはこの内側容積部における空気成分は大気圧あるいは近大気圧下にある。真空チャンバ(及びクレイドルの内側容積部29)が、圧力プレート42がクレイドルの内側容積部29への開口部を覆って座着される以前に周囲空気圧に開放されている時に炉10がクレイドルに組み込まれる(座着される)ことで内側容積部が加圧され、圧力プレートが上述した如く開口部を覆って座着され且つシールされると真空チャンバがシールされ得且つ真空チャンバ内に誘導溶解アセンブリの通常運転用の真空が確立され得、他方、クレイドルの内側容積部の加圧環境が維持される。あるいは、以下に詳しく説明する如くクレイドル電力ポート36を真空チャンバの外部に位置付けると、クレイドルのシールされた内側部が真空チャンバ壁外側の電力ポートに隣り合う周囲環境に開放され得る。
傾倒クレイドルの各内側容積部内には少なくとも1つのスペードクランプ及びクレイドルスペードアセンブリ37が位置付けられる。クレイドルスペードアセンブリは、本発明の前記実施例では以下の部品を含む。正負の各クレイドル電気スペード22及び26は、例えば、電気絶縁材料から形成したクレイドルスペード絶縁プレート23により相互に好適に分離される。
正負の各クレイドル電気スペード22及び26は、傾倒クレイドル12内で以下に詳しく説明する如くクレイドル電力ポート36を介して外部電源に電気的に接続され得る。クレイドル電力ポート36には、1つ又は1つ超の電源からの供給電源部を設け得る。クレイドル電力ポート36は真空チャンバの内側あるいは外側(以下に詳しく説明する如く)の何れかに位置付け得る。
各スペードクランプアセンブリは、本発明の本実施例では以下の部品、即ち、クランプ案内支持体18、案内スペードクランプ枠体19、スペードクランプ電気絶縁プレート20、正負の各電気スペードクランプ21及び25、を含む。クランプ案内支持体18は、構造上のクランプ案内体として機能する。案内スペードクランプ枠体は、電気スペードクランプを夫々の炉及びクレイドル電気スペードにクランプし、かくして炉運転中に単数あるいは複数の炉コイルに電力を供給させ(電力接続あるいは閉位置)、炉取り外し時には電気スペードクランプをアンクランプさせる(電力断続あるいは開位置)好適なアクチュエータ(図示せず)に連結される。電気スペードクランプ21及び25は図2では電力断続位置(アンクランプ)で示され、作動されると、図2に矢印で示す方向及び図3の電力接続位置に示す如く夫々の炉及びクレイドル電気スペードに圧力を付加する。電気スペードクランプは、スペードクランプを図3の閉位置に示す如く相互クランプし、図2の開位置で示す如くスペードクランプを分離させる任意の好適なアクチュエータ装置により駆動されて起動され得る。アクチュエータ装置は、真空チャンバの外側から遠隔制御して電気スペードクランプを遠隔開閉させ得る。
クランプ案内支持体、案内スペードクランプ枠体、スペードクランプ電気絶縁プレート、電気スペードクランプ21及び25は、クレイドルの内側容積部29内で炉及びクレイドル電気スペードを選択的に相互クランプする1手段を表すものであり、クレイドルの内側容積部が前述の如くシールされた場合に隣り合う炉及びクレイドル電気スペードをクランプし、かくして、離間された炉及びクレイドル電気スペード間の回路を閉じるクランプ用導電体を含む限りにおいて、内側容積部内で同一機能を奏するその他手段は本発明の範囲内のものとする。
電気スペードクランプ21及び25は、離間された炉及びクレイドル電気スペード間の導電要素として作用し得、あるいは、図3に示す如く、離間された、炉電気スペード16及び24の下端部と、クレイドル電気スペード22及び26の上端部との間の電気接続部を完成させる導電インサートを備える構成のものであり得る。
図4には本発明における誘導溶解炉の1傾倒形態実施例が示される。座着された誘導溶解炉10と傾倒クレイドル12とは、真空チャンバの外側に位置付け得る計4本の電動シリンダ55により傾倒され得る。チャンバの内外間の移動は、チャンバ壁内に嵌着し得る図4の静止型回転真空シール96により表される。各シリンダは、傾倒クレイドルトラニオン92の各端部位置に、且つ、各クレイドル電力ポート36に隣り合って一対が位置付けられ、垂直方向に対抗する関係下にクランクアーム98(トラニオンの周囲に嵌着した)に装着される。各シリンダ対は夫々のクランクアームに対し、傾倒クレイドル及びクレイドル内に座着した炉を回転させるに必要な“モーメントレス”トルクを発生させるための真逆の力を行使する。この構成は、傾倒プロセス中の高トルク力が回避されることから、トラニオンの各端部位置に単一の電動シリンダ(及びモーメントアーム)を設ける構成に対して有益である。
図5(a)及び図5(b)には、傾倒クレイドル12の内側容積部29に外部電力を供給する1構成例が示される。外部導電体38a及び38bは、誘導溶解炉10に関連する1つ又は1つ超の誘導コイルに給電する1つ又は1つ超の電力源に接続した可撓性の電力ケーブルであり得る。電力ケーブルは環境シールプレート94を貫いてクレイドルの内側容積部29に入る。シールプレートは、クレイドルトラニオン92の端部位置でクレイドルの内側容積部29を環境的にシールする手段である。本実施例では4つの導電体がクレイドルトラニオンの中央回転軸Cを中心として配置され、かくして、可撓性の外部導電体38a、38b、クレイドルトラニオン92が中央回転軸Cを中心として回転する。回転クレイドルの内側容積部29内の導電体38a’、38b’は、図5(b)に示す如く、内側容積部29内の正負の各クレイドル電気スペード22及び26に好適に電気的に接続された剛性あるいは可撓性の導電要素であり得る。
図6(a)、図6(b)、図6(c)には、傾倒クレイドル12の内側容積部29に外部電力を供給するための他の構成が例示される。1つ又は1つ超の電源からの外部導電体78a及び78bが、図6(c)に示される如く、同中心構成とした(正及び負の)内側及び外側の各同中心電気(円筒状)バス52及び54を介し、誘導溶解炉10に関連する1つ又は1つ超の誘導コイルに給電する。外部電力は、図6(a)及び図6(c)に点線70で示す容積の真空チャンバの外部に位置付け得るスライド接点アセンブリ58及び60を介して同中心電気バスに供給される。本発明の本実施例では、外部導電体78a及び78bからの電力は、図6(c)に示す如く絶縁体73により相互に電気的に絶縁され得る正負の各電力バス72及び74に供給される。正負の各電力バス72及び74は、静止型の環状の正負の各集電プレート58c及び60cに接続される。正負の各集電プレートからの電力は、正負の内側及び外側の各同中心電気バス52及び54の外側表面に夫々バネ負荷下に接触し得る1つ又は1つ超の静止型の電気スライド接点58a及び60aに供給される。各同中心電気バスに関連する電気スライド接点の数(本実施例では5個が示される)は、特定用途上の許容電流に基づいて変化し得る。正負の各電気スライド接点間及び関連する集電プレート間には、図6(c)に示す如くアンカーリング絶縁体58b及び60bを設け得る。正負の同中心電気バスはプレート56を介してクレイドルトラニオン92’の内側容積部29内のトンネルに差し込まれるが、前記プレートは内側容積部の環境シールと、同中心電気バス用の支持とを共に提供し得、かくして、クレイドルトラニオンが電動シリンダ55により回転されると同中心の内外の各電気バスも回転する。本実施例ではクレイドルの内側容積部29の外部に位置付けた外側の同中心電気バス54の端部位置には、前記同中心の外側電気バスの内側表面と、内側の前記同中心電気バス52の外側表面との間の容積部をシールするシール手段が設けられる。本特定実施例では、同中心のスぺーサ絶縁キャップ53及び保持リング55が、同中心電気バス間容積部のシール手段として作用する。特定用途上の必要に応じて、内側又は外側の同中心電気バスの外側(内側)表面の周囲に電気絶縁体52a及び54aを設け得る。内側及び外側の各同中心電気バス52及び54は、回転クレイドルの内側容積部29内で、図6(b)に示す如く、内側容積部29内の正負の各クレイドル電気スペード22及び26に好適に電気的に接続される。
スペードクランプ及びクレイドルスペードアセンブリ37は本発明の前記各実施例では傾倒クレイドル内に位置付けられるが、これらアセンブリは本発明の他の実施例では真空あるいはそうでなければ制御環境チャンバ内の誘導溶解システムに関連する他の部品に組み込まれ得る。例えば、炉が非傾倒式炉である場合、炉はチャンバ内で固定クレイドル内に座着され得、スペードクランプ及びクレイドルスペードアセンブリ37を前記固定クレイドル内に組み込み得る。
本発明の前記各実施例では、単相交流源(正負の各瞬時電圧及び電流指定の)が誘導炉に供給される電気誘導溶解アセンブリを例示したが、多相電源の追加相のための、本明細書で説明した如き部品を追加した多相交流電流源は本発明の範囲内のものとする。
ここで、“電気スペード”とは、一般に導電性プレート材料を意味するものとする。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
10 誘導溶解炉
12 傾倒クレイドル
13 スペード電力ポート
16 電気スペード
17 炉スペース絶縁プレート
18 クランプ案内支持体
19 案内スペードクランプ枠体
20 スペードクランプ電気絶縁プレート
21 電気スペードクランプ
22 クレイドル電気スペード
23 クレイドルスペード絶縁プレート
27 クレイドル包囲体
27a 頂部
29 内側容積部
34 電線
34a 炉外壁貫通部
35 炉スペードアセンブリ
36 クレイドル電力ポート
37 クレイドルスペードアセンブリ
38a 外部導電体
42 圧力プレート
42a オフセットポスト
46 水専用連結部
52 内側同中心電気バス
52a 電気絶縁体
53 スペーサ絶縁キャップ
54 外側同中心電気バス
55 電動シリンダ
56 プレート
58 スライド接点アセンブリ
58c 集電プレート
58a 電気スライド接点
58b アンカーリング絶縁体
72 電力バス
73 絶縁体
78a 外部導電体
90 作用真空環境
92 傾倒クレイドルトラニオン
94 環境シールプレート
98 クランクアーム

Claims (14)

  1. 制御環境チャンバ内で使用する電気誘導溶解アセンブリであって、
    誘導溶解炉にして、
    前記誘導溶解炉のるつぼを包囲する1つ又は1つ超の誘導コイルからの少なくとも1本の炉誘導コイル電線と、
    少なくとも1つの炉スペードアセンブリにして、前記制御環境チャンバ内の制御環境に対する圧力プレート開口部を有し且つ前記誘導溶解炉に装着した圧力プレート、前記圧力プレート開口部をシールする炉スペード電力ポート、前記炉スペード電力ポートを貫通し、前記圧力プレートの制御環境側において少なくとも1本の炉誘導コイル電線を連結した正負の各少なくとも1つの炉電気スペード、を含む炉スペードアセンブリと、
    前記制御環境チャンバ内で前記誘導溶解炉を座着させるクレイドルにして、少なくとも1つの外部電力ポート、前記クレイドルの、炉電気スペード開口部を有する内側クレイドル容積部内に配置された少なくとも1つのクレイドルスペードアセンブリにして、前記内側クレイドル容積部内で前記少なくとも1つの外部電力ポートに連結した正負の各少なくとも1つのクレイドル電気スペード、を含むクレイドルスペードアセンブリ、前記内側クレイドル容積部内に配置され且つ開位置及び閉位置を有する少なくとも1つのスペードクランプアセンブリにして、正負の各少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペード、前記正負の各少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペードを前記開位置及び閉位置間で移動させるアクチュエータ、を含み、前記正負の各少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペードが、前記正負の各少なくとも1つのクレイドル電気スペードの対向する各側部に配置されるスペードクランプアセンブリ、を含むクレイドル、
    を含む前記誘導溶解炉を含み、
    前記誘導溶解炉を前記クレイドル上に座着させると、前記圧力プレートが前記炉電気スペード開口部を覆ってシールし、前記正負の各少なくとも1つの炉電気スペードが前記内側クレイドル容積部に貫入され、前記内側クレイドル容積部内にシールされたクレイドル環境が形成され、前記シールされたクレイドル環境が前記制御環境チャンバ内で前記制御環境から隔絶され、かくして、前記少なくとも1つのスペードクランプアセンブリが閉位置を取ると、前記シールされたクレイドル環境内で前記正負の各少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペードが、(1)正の各前記少なくとも1つの炉電気スペード及び正の各前記少なくとも1つのクレイドル電気スペードと、(2)負の各前記少なくとも1つの炉電気スペード及び負の各前記少なくとも1つのクレイドル電気スペードと、の間に1つの電気回路が完成される電気誘導溶解アセンブリ。
  2. 前記炉スペード電力ポートが前記圧力プレートと一体化される請求項1に記載の電気誘導溶解アセンブリ。
  3. 前記クレイドルが、前記クレイドル内に前記誘導溶解炉が座着された場合に制御環境チャンバの制御環境内で誘導溶解炉を傾倒させる傾倒クレイドルにして、トラニオン軸を中心として前記傾倒クレイドルを回転させるクレイドルトラニオンを有する傾倒クレイドルである請求項1に記載の電気誘導溶解アセンブリ。
  4. 一対の電動シリンダを更に含み、前記電動シリンダが前記クランクアームの各対向端部に連結され、かくして、前記クレイドルトラニオンの各対向端部の周囲に嵌着したクランクアームに前記傾倒クレイドル及び誘導溶解炉を回転させる対向力を提供する請求項3に記載の電気誘導溶解アセンブリ。
  5. 前記圧力プレートと、炉電気スペード開口部の頂部とにおける精密仕上げされた各対向表面により、前記圧力プレートが炉電気スペード開口部の頂部を覆ってシールされる請求項1に記載の電気誘導溶解アセンブリ。
  6. 前記圧力プレートと前記炉電気スペード開口部の頂部との各対向方面間にシール要素を更に含む請求項5に記載の電気誘導溶解アセンブリ。
  7. 前記炉電気スペード開口部を覆って前記圧力プレートをクランプするバネ負荷クランプ装置を更に含む請求項1に記載の電気誘導溶解アセンブリ。
  8. 前記少なくとも1つの外部電力ポートが、1つ又は1つ超の交流電源に接続した正負の各少なくとも1つの可撓性の外部電気接続部にして、クレイドルトラニオン内のシール要素を貫いて内側クレイドル容積部に入る外部電気接続部を含む更に含む請求項3に記載の電気誘導溶解アセンブリ。
  9. 前記少なくとも1つの外部電力ポートが、
    同中心の正負の各少なくとも1つのパワーバスにして、前記トラニオン軸と整列され且つ前記クレイドルトラニオン内のシール要素を貫いて内側クレイドル容積部に入り、かくして、前記トラニオン軸を中心とする前記傾倒クレイドルの回転と共に前記トラニオン軸を中心として回転するパワーバスを含む更に含む請求項3に記載の電気誘導溶解アセンブリ。
  10. 制御環境チャンバ内の制御環境内に配置したクレイドル内に着脱自在に組み込んだ誘導溶解炉にして、1つ又は1つ超の炉コイル電線を有し、前記炉コイル電線が、前記誘導溶解炉の1つ又は1つ超の炉誘導コイルから、前記誘導溶解炉上の圧力プレートにシール自在に装着した炉スペード電力ポート内に配置され且つ前記圧力プレートを貫く正負の各少なくとも1つの炉電気スペードに延びる前記誘導溶解炉の運転方法であって、
    前記制御環境チャンバ内に制御環境が確立されるに先立ちクレイドル上に前記誘導溶解炉を座着させ、かくして、前記圧力プレートが前記クレイドルの内側クレイドル容積部の炉電気スペード開口部を覆うシールを形成し、前記内側クレイドル容積部内のシールされた内側クレイドル環境内に正負の各少なくとも1つの炉電気スペードが貫入され、前記内側クレイドル容積部にクレイドルスペードアセンブリ及びスペードクランプアセンブリが格納されるステップ、
    前記クレイドル上に前記誘導溶解炉を座着させた後、前記制御環境チャンバ内に制御環境を形成し、かくして前記シールされた内側クレイドル環境を制御環境から隔絶させるステップ、
    前記シールされた内側クレイドル環境内で正負の各少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペードをその開位置から閉位置に移動させ、かくして、(1)前記圧力プレートを貫いて前記シールされた内側クレイドル環境内に入る正の各少なくとも1つの炉電気スペード及び、前記クレイドルスペードアセンブリに関連し且つ前記制御環境の外部に位置付けた外部電源の正端子に接続されて前記シールされた内側クレイドル環境に給電する正の各少なくとも1つのクレイドル電気スペードと、(2)前記圧力プレートを貫いて前記シールされた内側クレイドル環境内に入る負の各少なくとも1つの炉電気スペード及び、前記クレイドルスペードに関連し且つ前記外部電源の負端子に接続された負の各少なくとも1つのクレイドル電気スペード、との間に1つの電気回路を完成し、かくして、前記外部電源の正負の各端子からの電力を、前記1つ又は1つ超の炉誘導コイルに提供するステップ、
    を含む方法。
  11. 前記クレイドル上に誘導溶解炉を座着させた後、クレイドル上に設けたトラニオンの各対向端部に嵌着したクランクアームに対向力を行使して前記誘導溶解炉及びクレイドルを前記トラニオンの中心軸を中心に回転させるステップを更に含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記制御環境チャンバ内に制御環境が確立されるに先立ち且つ前記クレイドル上に誘導溶解炉を座着させた後、炉電気スペード開口の頂部を覆って圧力プレートをクランプするステップを更に含む請求項10に記載の方法。
  13. 前記正の少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペード及び負の少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペードをその閉位置から開位置に移動させ、かくして、(1)圧力プレートを貫いてシールされた内側クレイドル環境内に入る正の各少なくとも1つの炉電気スペード及び正の各少なくとも1つのクレイドル電気スペードと、(2)圧力プレートを貫いてシールされた内側クレイドル環境に入る負の各少なくとも1つの炉電気スペード及び負の各少なくとも1つのクレイドル電気スペードと、の間の電気回路を開放させ、かくして、前記外部電源の正負の各端子から1つ又は1つ超の誘導コイルへの電力を切断するステップを更に含む請求項10に記載の方法。
  14. 制御環境チャンバ内で誘導溶解炉がクレイドル上に座着され、正の少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペード及び負の少なくとも1つのクレイドルクランプ電気スペードが開位置を取る状態下に制御環境を解放させてクレイドルから誘導溶解炉を取り外すステップを更に含む請求項13に記載の方法。
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