JP4316124B2 - ガス絶縁計器用変圧器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧回路に対して接続・切り離しが可能なガス絶縁計器用変圧器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ガス絶縁計器用変圧器(以下、ガス絶縁VTと称する)はガス絶縁開閉装置に接続して高圧回路の電圧変成を行うが、ガス絶縁開閉装置の直流および交流絶縁試験といった課電試験時には高圧回路から切り離されるようになっている。つまり、ガス絶縁VTは高圧回路に対して切り離し動作と接続動作とを行うように構成されている。ここで、図14(a),(b)を参照して、ガス絶縁VTの従来例について具体的に説明する。図14の(a)は従来の三相形ガス絶縁VTの内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。
【0003】
符号8は絶縁ガス7を充填した容器である。容器8の上面部には絶縁スペーサ9が取付けられている。絶縁スペーサ9の下面には高圧端子10が固定されている。高圧端子10にはガス絶縁開閉装置の高圧回路(図示せず)が接続されると共に、上下動自在な接続導体40が組込まれている。また、容器8の内部には三相分の電圧変成要素6が収納されている。各相の電圧変成要素6はそれぞれの額縁状の鉄心が正三角形となるように配置されている。
【0004】
電圧変成要素6には低圧コイルおよび高圧コイルが含まれており、高圧コイルの高電圧側端部12が上方に突出して設けられている。この高電圧側端部12の上方に前記高圧端子10が配置されている。さらに、容器8の底部外側には操作装置39が設置されている。操作装置39には容器8内部に垂直に配置される絶縁棒11が連結されている。絶縁棒11の先端部は高圧端子10の接続導体40に接続されている。
【0005】
以上の三相形ガス絶縁VTでは、操作装置39から操作力が伝わると絶縁棒11が接続導体40を上下動させる。そして、接続導体40が下降すると高電圧側端部12に接触し、上昇すると電圧側端部12から離脱する。このような電圧側端部12に対する接続導体40の接離動作により、高圧端子10と高電圧側端部12との接続・切り離しが行われる。したがって、ガス絶縁開閉装置の課電試験時には、高圧端子10および高電圧側端部12を切り離すことで、ガス絶縁開閉装置の高圧回路からガス絶縁VTの電圧変成要素6が切り離される。これにより、課電試験時にガス絶縁開閉装置に高電圧が印加された場合でも、三相形ガス絶縁VTを電気的に絶縁することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上の従来技術においては次のような問題点があった。すなわち、高圧端子10側に接続される絶縁棒11および操作装置39は、切り離し後の電圧印加時には高電圧側となり、高電圧が直接印加されることになる。そのため、絶縁棒11および操作装置39をコロナフリ−とする必要があった。このようなコロナフリー仕様を用いるといった配慮は設計上の負担となり、その改善が求められていた。
【0007】
また、高圧端子10および高電圧側端部12は容器8内部の上方寄りに位置しており、操作装置39は容器8底部の外側に位置している。したがって、操作装置39から高圧端子10までは離れており、操作装置39からの操作力を高圧端子10側に伝達する絶縁棒11は長大化していた。しかも、三相の電圧変成要素6の各相間に絶縁棒11を配置するので、絶縁距離を十分に確保しなくてはならず、容器8の大形化、重量化を招いていた。
【0008】
本発明は、上記の問題点を解消するために提案されたものであり、その主たる目的は、切り離し後の電圧印加時に高電圧が直接印加される部材を省いてコロナフリ−の配慮を不要とすることができ、シンプルな構成を実現して小形軽量化を図ったガス絶縁計器用変圧器を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、高圧端子側に接続される絶縁棒を有する場合であっても小形軽量化を進めることが可能なガス絶縁計器用変圧器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、絶縁ガスを充填した容器には絶縁スペーサ取付けられると共に電圧変成要素が収納され、前記絶縁スペーサには前記電圧変成要素に近接して高圧端子が固定され、前記電圧変成要素には額縁状の鉄心と、その一脚に巻かれた低圧コイルと、その外側に同軸上に巻かれた高圧コイルと、高電圧側と接地側の電界を緩和するシ−ルドとが設けられ、前記高圧コイルの高電圧側端部および前記高圧端子が接続または切り離しを行うように構成されたガス絶縁計器用変圧器において、次のような特徴を有している。
【0018】
請求項1の発明は、前記高圧コイルの高電圧側端部および前記高圧端子間には両者の接続または切り離しを行う接離手段が配置され、前記高圧コイルの高電圧側端部と前記高圧端子とを結ぶ線に直交して絶縁棒が配置され、前記絶縁棒には、該絶縁棒を介して前記接離手段を操作する操作装置が連結されたことを特徴とするものである。以上の請求項1の発明では、高圧コイルの高電圧側端部と高圧端子とを結ぶ線に直交配置した絶縁棒によって接離手段と操作装置とをつないでおり、操作装置からの操作力が絶縁棒を介して接離手段に伝わり、接離手段が高圧コイルの高電圧側端部および前記高圧端子間で両者の接続または切り離しを行うことができる。
【0019】
このような請求項1の発明において、高電圧側端部と高圧端子とを結ぶ線を垂直方向とすると、それに直交する絶縁棒は水平な配置となるが、水平な絶縁棒を連結する操作装置は容器側面部に設置されることになる。すなわち、容器内部の上方寄りに高電圧側端部および高圧端子を配置し、容器底部の外側に操作装置を配置していた従来例と比較すると、請求項1の発明では高電圧側端部および高圧端子と操作装置との距離を近付けることができる。したがって、絶縁棒の短縮化が可能となり、機器の小形軽量化に寄与することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明と関連する参考例並びに本発明の実施の形態の一例について、図面を参照して具体的に説明する。なお、図14に示した従来例と同一の部材に関しては同一符号を付して説明は省略する。
【0021】
(1)参考例1/図1、図2参照
[構成]
図1の(a)は参考例1の内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図、図2は参考例1における駆動手段の拡大断面図である。
【0022】
まず、電圧変成要素6の構成について説明する。電圧変成要素6には額縁状の鉄心1が設けられている。鉄心1の一脚には低圧コイル2が巻かれ、その外側に同軸上に高圧コイル3が巻かれている。さらに、高電圧側と接地側の電界を緩和するシ−ルドとが設けられ、それぞれの一脚に巻かれた低圧コイル2とその外側に同軸上に巻かれた高圧コイル3および高電圧側と接地側の電界を緩和するシ−ルド4および5が設けられている。
【0023】
このような電圧変成要素6は容器8内に昇降自在な昇降板14上に配置されており、昇降板14には駆動手段である昇降装置15が配置されている。昇降装置15には絶縁ロッド17および支持板18に接続されている。このうち、支持板18は容器8底面部に取付けられている。なお、容器8にはのぞき窓38が設置されており、容器8内部の接続状態を目視により確認できるようになっている。
【0024】
次に図2を用いて支持板18を詳しく説明する。すなわち、軸19が座20の中心に配置されており、気密シール材21により容器8の内部と外部の気密が保持されている。また、軸19の上端部には前記絶縁ロッド17が回転自在に接続されている。つまり、支持板18は容器8に対する気密保持及び絶縁ロッド17の支持の役割を担っている。さらに、軸19の下端部にはハンドル22が回転自在に接続されている。そして、ハンドル22を回転させて絶縁ロッド17が回転することにより昇降装置15が昇降運動を行うようになっている。このような昇降装置15の昇降動作により昇降板14および電圧変成要素6を昇降させ、高圧端子10に対し高圧コイル3の高電圧側端部12を接離させるようになっている。
【0025】
[作用効果]
以上の構成を有する参考例1では、ハンドル22の回転により昇降装置15が昇降運動を行うと、昇降板14と共に電圧変成要素6が昇降し、高圧端子10および高電圧側端部12が接続または切り離しを行う。そのため、ガス絶縁開閉装置の課電試験時には高圧回路側から電圧変成要素6を切り離し、電気的絶縁を容易に確保することができる。
【0026】
また、切り離し後にガス絶縁開閉装置の電圧を印加した場合でも、昇降装置15には高圧端子10側に接続されていないので、高電圧が直接印加されることがない。したがって、昇降装置15を構成する部材をコロナフリ−とする必要がなく、シンプルな構成をとることができる。
【0027】
しかも、昇降装置15はその駆動力を電圧変成要素6側にダイレクトに伝えており、高圧端子10側に駆動力を与えているわけではない。したがって、昇降装置15からの駆動力を高圧端子10に伝達するための絶縁棒11を省略することができる。このため、絶縁棒11と電圧変成要素6との絶縁距離も不要となり、機器の小形軽量化を大幅に進めることができる。さらに、参考例1では、昇降装置15が電圧変成要素6を昇降させて高圧端子10および高電圧側端部12の接続または切り離しを行っているので、容器8は径方向に対して容易に小形化することができる。
【0028】
上記のような参考例1によれば、電圧変成要素6の昇降により高圧端子10と電圧変成要素6とを接続・切り離しを実施できるため、切り離し後の電圧印加時に高電圧が印加される部材を省略することができる。したがって、高圧端子10から電圧変成要素6を切り離して絶縁を確保可能であると同時に、機器の小形軽量化を図ることができる。
【0029】
(2)参考例2/図3参照
[構成]
図3の(a)は参考例2の内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。参考例2の特徴は電圧変成要素6を水平方向にスライド移動させるスライド装置16を備えた点にある。
【0030】
すなわち、電圧変成要素6は容器8内にスライド自在なスライド板23上に配置されており、スライド板23にはレール25が取付けられる共に、スライド装置16が配置されている。スライド装置16には回転運動を直線運動に変換するギヤ26が組込まれており、このギヤ26はスライド板23下面に固定されている。また、ギヤ26には絶縁ロッド17が連結されている。なお、絶縁ロッド17、支持板18およびハンドル22の構成は前記参考例1と同様である。
【0031】
[作用効果]
以上の構成を有する参考例2においては、ハンドル22を回転させて絶縁ロッド17が回転すると、ギヤ26が回転運動を直線運動に変換し、スライド板23がレール25上をスライドする。そして、スライド板23上の電圧変成要素6自体を水平方向にスライドし、高圧端子10および高電圧側端部12が接続または切り離しを行うことができる。
【0032】
つまり、参考例2によれば、電圧変成要素6の水平方向へのスライド移動により高圧端子10と電圧変成要素6とを接続・切り離しを実施している。このため、ガス絶縁開閉装置の課電試験時には高圧回路側から電圧変成要素6を切り離し、電気的絶縁を容易に確保することができる。しかも、前記参考例1と同様、切り離し後の電圧印加時に高電圧が印加される部材がないので、コロナフリ−の配慮が不要であり、小形軽量化を図ることができる。なお、参考例2では、電圧変成要素6を水平方向にスライドさせて高圧端子10および高電圧側端部12の接続または切り離しを行っているので、高さ方向に対する容器8の小形化を進めることができる。
【0033】
(3)参考例3/図4参照
[構成]
図4の(a)は参考例3の内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。参考例3は電圧変成要素6を水平方向に回転移動させる回転装置24を備えた点に特徴がある。
【0034】
すなわち、電圧変成要素6は容器8内に回転自在な回転板27上に配置されており、ここに回転装置24が配置されている。回転装置24にはギヤ28が組込まれている。このギヤ28は回転板27上面に固定されている。また、ギヤ28に絶縁ロッド17が連結されている。なお、絶縁ロッド17、支持板18およびハンドル22の構成は前記第1の実施の形態と同様である。
【0035】
[作用効果]
以上の構成を有する参考例3では、ハンドル22を回転させて絶縁ロッド17が回転すると、ギヤ28が回転して回転板27が水平方向に回転し、回転板27上の電圧変成要素6自体を水平方向に回転する。このとき、高圧端子10および高電圧側端部12が接続または切り離しを行う。
【0036】
すなわち、参考例3においては、電圧変成要素6の水平方向への回転移動により高圧端子10と電圧変成要素6との接続・切り離しが可能となる。このため、ガス絶縁開閉装置の課電試験時には高圧回路側から電圧変成要素6を切り離し、電気的絶縁を容易に確保することができる。また、前記第1および参考例2と同様、切り離し後の電圧印加時に高電圧が印加される部材がなく、コロナフリ−の配慮が不要であり、小形軽量化を図ることが可能である。さらに、参考例3によれば、電圧変成要素6を水平方向に回転させて高圧端子10および高電圧側端部12の接続または切り離しを行っているため、容器8は径方向と高さ方向の両方に対して小形化することが可能である。
【0037】
(4)参考例4/図5〜図7参照
[構成]
図5〜図7の(a)は参考例4の内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。参考例4は三相形ガス絶縁VTに適用されるものであり、その特徴は、電圧変成要素6の駆動手段が電圧変成要素6を三相分一括して移動させるように構成されたことにある。
【0038】
なお、電圧変成要素6の駆動手段としては、図5に示した参考例では前記参考例1における昇降装置15を、図6に示した参考例では前記参考例2におけるスライド装置16を、図7に示した参考例では前記参考例3における回転装置24を、それぞれ採用している。
【0039】
[作用効果]
以上のような参考例4によれば、1つの駆動手段15,16,24で三相分の電圧変成要素6を一括して移動させ、高圧端子10と電圧変成要素6間で接続・切り離しを行うことができる。このため、構成の簡略化を進めることができ、機器の小形軽量化を図ることができる。
【0040】
(5)参考例5/図8〜図10参照
[構成]
参考例5は請求項6の発明に対応したものであり、図8〜図10の(a)は参考例5の内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。参考例5は三相形ガス絶縁VTに適用されるものであり、電圧変成要素6に対応して電圧変成要素6の駆動手段が3つ設けられており、各駆動手段が電圧変成要素6をそれぞれ一相ごとに独立して移動させるように構成されている。
【0041】
なお、電圧変成要素6の駆動手段としては、図8に示した参考例では前記参考例1における昇降装置15を、図9に示した参考例では参考例2におけるスライド装置16を、図10に示した参考例では参考例3における回転装置24を、それぞれ採用している。
【0042】
[作用効果]
以上のような参考例5によれば、駆動手段15,16,24が電圧変成要素6を一相ごとに独立して移動させることができるため、ガス絶縁開閉装置の課電試験に際して所望の高圧端子10と電圧変成要素6間だけで接続・切り離しが可能である。これにより、作業性が向上し、電気的な絶縁を確実に確保することができる。
【0043】
(6)本発明の実施の形態/図11、図12参照
[構成]
本発明の実施の形態は請求項7の発明に対応しており、図11の(a)は本発明の実施の形態の内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図、図12は本発明の実施の形態の要部構成図である。
【0044】
本発明の実施の形態では、高圧端子10および高電圧側端部12間には両者の接続または切り離しを行う接離手段として回転式導体36が回転自在に配置されている。また、高圧コイル3の高電圧側端部12と高圧端子10とを結ぶ線に直交して絶縁棒29が配置されている。さらに、絶縁棒29にはこの絶縁棒29を介して回転式導体36を回転操作する操作装置40が連結されている。
【0045】
[作用効果]
以上のような本発明の実施の形態においては、高圧コイル3の高電圧側端部12と高圧端子10とを結ぶ線に直交配置した絶縁棒29によって回転式導体36と操作装置40とをつないでおり、操作装置40からの回転操作力が絶縁棒29を介して回転式導体36に伝わり、回転式導体36が回転することにより回転式導体36が高電圧側端部12および高圧端子10間で両者の接続または切り離しを行うことができる。
【0046】
このとき、高電圧側端部12と高圧端子10とを結ぶ線は垂直方向であり、それに直交する絶縁棒29は水平な配置となっている。そのため、水平な絶縁棒27を連結する操作装置40は容器8の側面部に設置される。つまり、図14に示した従来例と比べて、高電圧側端部12および高圧端子10および操作装置40間の距離を近付けることができる。これにより、絶縁棒29の短縮化が可能となり、機器の小形軽量化に寄与することができる。
【0047】
(7)他の実施の形態
なお、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、各請求項の発明の適宜組合わせたり、電圧変成要素の駆動手段を適宜組合わせたりすることは自由である。また、本実施形態における接離手段の構成も適宜変更可能であり、例えば、回転式導体36に代えて図13に示すような差込み式導体37としても良い。
【0048】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、高圧端子と電圧変成要素の高圧コイル高圧端間を切り離し後、切り離し操作装置に高電圧が直接印加されることがなく、したがってコロナフリ−などの配慮が不要となり、小形軽量化を図ったガス絶縁計器用変圧器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図2】参考例1における駆動手段の拡大断面図。
【図3】参考例2の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図4】参考例3の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図5】参考例4の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図6】参考例4の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図7】参考例4の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図8】参考例5の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図9】参考例5の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図10】参考例5の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図11】本発明の実施の形態の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図12】本発明の実施の形態の要部構成図。
【図13】本発明の他の実施の形態の要部構成図。
【図14】従来の三相形ガス絶縁VTの内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
Claims (1)
- 絶縁ガスを充填した容器には絶縁スペーサが取付けられると共に電圧変成要素が収納され、前記絶縁スペーサには前記電圧変成要素に近接して高圧端子が固定され、前記電圧変成要素には額縁状の鉄心と、その一脚に巻かれた低圧コイルと、その外側に同軸上に巻かれた高圧コイルと、高電圧側と接地側の電界を緩和するシールドとが設けられ、前記高圧コイルの高電圧側端部および前記高圧端子が接続または切り離しを行うように構成されたガス絶縁計器用変圧器において、
前記高圧コイルの高電圧側端部および前記高圧端子間には両者の接続または切り離しを行う接離手段が配置され、
前記高圧コイルの高電圧側端部と前記高圧端子とを結ぶ線に直交して絶縁棒が配置され、
前記絶縁棒には、該絶縁棒を介して前記接離手段を操作する操作装置が連結されたことを特徴とするガス絶縁計器用変圧器。
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