JP2002084610A - ガス絶縁計器用変圧器 - Google Patents
ガス絶縁計器用変圧器Info
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Abstract
される部材を省いてコロナフリ−の配慮を不要とするこ
とができ、シンプルな構成を実現して小形軽量化を図っ
たガス絶縁計器用変圧器を提供する。 【解決手段】 電圧変成要素6は容器8内に昇降自在な
昇降板14上に配置されており、昇降板14には駆動手
段である昇降装置15が配置されている。この昇降装置
15の昇降動作により昇降板14および電圧変成要素6
を昇降させ、高圧端子10に対し高圧コイル3の高電圧
側端部12を接離させるようになっている。
Description
接続・切り離しが可能なガス絶縁計器用変圧器に関する
ものである。
ガス絶縁VTと称する)はガス絶縁開閉装置に接続して
高圧回路の電圧変成を行うが、ガス絶縁開閉装置の直流
および交流絶縁試験といった課電試験時には高圧回路か
ら切り離されるようになっている。つまり、ガス絶縁V
Tは高圧回路に対して切り離し動作と接続動作とを行う
ように構成されている。ここで、図14(a),(b)
を参照して、ガス絶縁VTの従来例について具体的に説
明する。図14の(a)は従来の三相形ガス絶縁VTの
内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。
る。容器8の上面部には絶縁スペーサ9が取付けられて
いる。絶縁スペーサ9の下面には高圧端子10が固定さ
れている。高圧端子10にはガス絶縁開閉装置の高圧回
路(図示せず)が接続されると共に、上下動自在な接続
導体40が組込まれている。また、容器8の内部には三
相分の電圧変成要素6が収納されている。各相の電圧変
成要素6はそれぞれの額縁状の鉄心が正三角形となるよ
うに配置されている。
コイルが含まれており、高圧コイルの高電圧側端部12
が上方に突出して設けられている。この高電圧側端部1
2の上方に前記高圧端子10が配置されている。さら
に、容器8の底部外側には操作装置39が設置されてい
る。操作装置39には容器8内部に垂直に配置される絶
縁棒11が連結されている。絶縁棒11の先端部は高圧
端子10の接続導体40に接続されている。
39から操作力が伝わると絶縁棒11が接続導体40を
上下動させる。そして、接続導体40が下降すると高電
圧側端部12に接触し、上昇すると電圧側端部12から
離脱する。このような電圧側端部12に対する接続導体
40の接離動作により、高圧端子10と高電圧側端部1
2との接続・切り離しが行われる。したがって、ガス絶
縁開閉装置の課電試験時には、高圧端子10および高電
圧側端部12を切り離すことで、ガス絶縁開閉装置の高
圧回路からガス絶縁VTの電圧変成要素6が切り離され
る。これにより、課電試験時にガス絶縁開閉装置に高電
圧が印加された場合でも、三相形ガス絶縁VTを電気的
に絶縁することが可能となる。
従来技術においては次のような問題点があった。すなわ
ち、高圧端子10側に接続される絶縁棒11および操作
装置39は、切り離し後の電圧印加時には高電圧側とな
り、高電圧が直接印加されることになる。そのため、絶
縁棒11および操作装置39をコロナフリ−とする必要
があった。このようなコロナフリー仕様を用いるといっ
た配慮は設計上の負担となり、その改善が求められてい
た。
2は容器8内部の上方寄りに位置しており、操作装置3
9は容器8底部の外側に位置している。したがって、操
作装置39から高圧端子10までは離れており、操作装
置39からの操作力を高圧端子10側に伝達する絶縁棒
11は長大化していた。しかも、三相の電圧変成要素6
の各相間に絶縁棒11を配置するので、絶縁距離を十分
に確保しなくてはならず、容器8の大形化、重量化を招
いていた。
提案されたものであり、その主たる目的は、切り離し後
の電圧印加時に高電圧が直接印加される部材を省いてコ
ロナフリ−の配慮を不要とすることができ、シンプルな
構成を実現して小形軽量化を図ったガス絶縁計器用変圧
器を提供することにある。また、本発明の他の目的は、
高圧端子側に接続される絶縁棒を有する場合であっても
小形軽量化を進めることが可能なガス絶縁計器用変圧器
を提供することにある。
に、本発明は、絶縁ガスを充填した容器には絶縁スペー
サ取付けられると共に電圧変成要素が収納され、前記絶
縁スペーサには前記電圧変成要素に近接して高圧端子が
固定され、前記電圧変成要素には額縁状の鉄心と、その
一脚に巻かれた低圧コイルと、その外側に同軸上に巻か
れた高圧コイルと、高電圧側と接地側の電界を緩和する
シ−ルドとが設けられ、前記高圧コイルの高電圧側端部
および前記高圧端子が接続または切り離しを行うように
構成されたガス絶縁計器用変圧器において、次のような
特徴を有している。
記容器内に移動自在に配置され、前記高圧端子に対し前
記高圧コイルの高電圧側端部が接離するように前記電圧
変成要素ごと移動させる駆動手段が設けられたことを特
徴とするものである。
圧変成要素そのものを移動させることによって、高圧端
子および高圧コイルの高電圧側端部が接続または切り離
しを行うことができる。そのため、ガス絶縁開閉装置の
課電試験時にはガス絶縁開閉装置の高圧回路側から電圧
変成要素を切り離して、ガス絶縁計器用変圧器を電気的
に絶縁することができる。また、切り離し後にガス絶縁
開閉装置の高圧回路に電圧を印加した場合でも、前記駆
動手段は高圧端子側に接続されていないので、駆動手段
には高電圧が直接印加されない。したがって、駆動手段
をコロナフリ−とするといった配慮は不要であり、シン
プルな構成をとることが可能となる。
要素自体に伝えており、高圧端子にまで駆動力を伝達さ
せているわけではない。このため、駆動手段からの駆動
力を高圧端子に伝達する絶縁棒を省くことができる。し
たがって、絶縁棒と電圧変成要素との絶縁距離も要らな
くなり、機器の小形軽量化が実現する。
絶縁計器用変圧器において、前記駆動手段は前記電圧変
成要素を昇降させるように構成されたことを特徴とす
る。以上の請求項2の発明によれば、駆動手段が電圧変
成要素を昇降させて高圧端子および高圧コイルの高電圧
側端部の接続または切り離しを行うので、径方向に対す
る容器の小形化を進めることができる。
絶縁計器用変圧器において、前記駆動手段は前記電圧変
成要素を水平方向にスライド移動させるように構成され
たことを特徴とする。以上の請求項3の発明によれば、
駆動手段が電圧変成要素を水平方向にスライドさせて高
圧端子および高圧コイルの高電圧側端部の接続または切
り離しを行うので、高さ方向に対する容器の小形化を進
めることができる。
絶縁計器用変圧器において、前記駆動手段は前記電圧変
成要素を水平方向に回転移動させるように構成されたこ
とを特徴とする。以上の請求項4の発明によれば、駆動
手段が電圧変成要素を水平方向に回転させて高圧端子お
よび高圧コイルの高電圧側端部の接続または切り離しを
行うので、径方向および高さ方向の両方に対して容器の
小形化を進めることができ、円筒形の容器に対して好適
である。
は4に記載のガス絶縁計器用変圧器において、前記容器
には前記電圧変成要素が三相分収納され、前記駆動手段
は前記電圧変成要素を三相分一括して移動させるように
構成されたことを特徴としている。以上の請求項5の発
明では、単一の駆動手段により三相分の電圧変成要素を
一括して移動させて高圧端子と電圧変成要素間で接続・
切り離しを実施することができる。このため、構成の簡
略化が可能であり、機器の小形軽量化を図ることができ
る。
は4に記載のガス絶縁計器用変圧器において、前記容器
には前記電圧変成要素が三相分収納され、前記駆動手段
は前記電圧変成要素をそれぞれ一相ごとに独立して移動
させるように構成されたことを特徴としている。請求項
6では、駆動手段が三相分の電圧変成要素を一相ごとに
独立して移動させることができるため、ガス絶縁開閉装
置の課電試験に際して所望の高圧端子と電圧変成要素間
だけで接続・切り離しを行うことができる。したがっ
て、優れた作業性を獲得することができ、電気的な絶縁
を確実に確保することが可能となる。
圧側端部および前記高圧端子間には両者の接続または切
り離しを行う接離手段が配置され、前記高圧コイルの高
電圧側端部と前記高圧端子とを結ぶ線に直交して絶縁棒
が配置され、前記絶縁棒には、該絶縁棒を介して前記接
離手段を操作する操作装置が連結されたことを特徴とす
るものである。以上の請求項7の発明では、高圧コイル
の高電圧側端部と高圧端子とを結ぶ線に直交配置した絶
縁棒によって接離手段と操作装置とをつないでおり、操
作装置からの操作力が絶縁棒を介して接離手段に伝わ
り、接離手段が高圧コイルの高電圧側端部および前記高
圧端子間で両者の接続または切り離しを行うことができ
る。
圧側端部と高圧端子とを結ぶ線を垂直方向とすると、そ
れに直交する絶縁棒は水平な配置となるが、水平な絶縁
棒を連結する操作装置は容器側面部に設置されることに
なる。すなわち、容器内部の上方寄りに高電圧側端部お
よび高圧端子を配置し、容器底部の外側に操作装置を配
置していた従来例と比較すると、請求項7の発明では高
電圧側端部および高圧端子と操作装置との距離を近付け
ることができる。したがって、絶縁棒の短縮化が可能と
なり、機器の小形軽量化に寄与することができる。
について、図面を参照して具体的に説明する。なお、図
14に示した従来例と同一の部材に関しては同一符号を
付して説明は省略する。
図1、図2参照 [構成]第1の実施の形態は請求項2の発明に対応した
ものであり、図1の(a)は第1の実施の形態の内部構
成を示す平面図、(b)は同じく正面図、図2は第1の
実施の形態における駆動手段の拡大断面図である。
する。電圧変成要素6には額縁状の鉄心1が設けられて
いる。鉄心1の一脚には低圧コイル2が巻かれ、その外
側に同軸上に高圧コイル3が巻かれている。さらに、高
電圧側と接地側の電界を緩和するシ−ルドとが設けら
れ、それぞれの一脚に巻かれた低圧コイル2とその外側
に同軸上に巻かれた高圧コイル3および高電圧側と接地
側の電界を緩和するシ−ルド4および5が設けられてい
る。
降自在な昇降板14上に配置されており、昇降板14に
は駆動手段である昇降装置15が配置されている。昇降
装置15には絶縁ロッド17および支持板18に接続さ
れている。このうち、支持板18は容器8底面部に取付
けられている。なお、容器8にはのぞき窓38が設置さ
れており、容器8内部の接続状態を目視により確認でき
るようになっている。
する。すなわち、軸19が座20の中心に配置されてお
り、気密シール材21により容器8の内部と外部の気密
が保持されている。また、軸19の上端部には前記絶縁
ロッド17が回転自在に接続されている。つまり、支持
板18は容器8に対する気密保持及び絶縁ロッド17の
支持の役割を担っている。さらに、軸19の下端部には
ハンドル22が回転自在に接続されている。そして、ハ
ンドル22を回転させて絶縁ロッド17が回転すること
により昇降装置15が昇降運動を行うようになってい
る。このような昇降装置15の昇降動作により昇降板1
4および電圧変成要素6を昇降させ、高圧端子10に対
し高圧コイル3の高電圧側端部12を接離させるように
なっている。
施の形態では、ハンドル22の回転により昇降装置15
が昇降運動を行うと、昇降板14と共に電圧変成要素6
が昇降し、高圧端子10および高電圧側端部12が接続
または切り離しを行う。そのため、ガス絶縁開閉装置の
課電試験時には高圧回路側から電圧変成要素6を切り離
し、電気的絶縁を容易に確保することができる。
圧を印加した場合でも、昇降装置15には高圧端子10
側に接続されていないので、高電圧が直接印加されるこ
とがない。したがって、昇降装置15を構成する部材を
コロナフリ−とする必要がなく、シンプルな構成をとる
ことができる。
変成要素6側にダイレクトに伝えており、高圧端子10
側に駆動力を与えているわけではない。したがって、昇
降装置15からの駆動力を高圧端子10に伝達するため
の絶縁棒11を省略することができる。このため、絶縁
棒11と電圧変成要素6との絶縁距離も不要となり、機
器の小形軽量化を大幅に進めることができる。さらに、
第1の実施の形態では、昇降装置15が電圧変成要素6
を昇降させて高圧端子10および高電圧側端部12の接
続または切り離しを行っているので、容器8は径方向に
対して容易に小形化することができる。
電圧変成要素6の昇降により高圧端子10と電圧変成要
素6とを接続・切り離しを実施できるため、切り離し後
の電圧印加時に高電圧が印加される部材を省略すること
ができる。したがって、高圧端子10から電圧変成要素
6を切り離して絶縁を確保可能であると同時に、機器の
小形軽量化を図ることができる。
ものであり、図3の(a)は第2の実施の形態の内部構
成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。第2の
実施の形態の特徴は電圧変成要素6を水平方向にスライ
ド移動させるスライド装置16を備えた点にある。
ライド自在なスライド板23上に配置されており、スラ
イド板23にはレール25が取付けられる共に、スライ
ド装置16が配置されている。スライド装置16には回
転運動を直線運動に変換するギヤ26が組込まれてお
り、このギヤ26はスライド板23下面に固定されてい
る。また、ギヤ26には絶縁ロッド17が連結されてい
る。なお、絶縁ロッド17、支持板18およびハンドル
22の構成は前記第1の実施の形態と同様である。
施の形態においては、ハンドル22を回転させて絶縁ロ
ッド17が回転すると、ギヤ26が回転運動を直線運動
に変換し、スライド板23がレール25上をスライドす
る。そして、スライド板23上の電圧変成要素6自体を
水平方向にスライドし、高圧端子10および高電圧側端
部12が接続または切り離しを行うことができる。
変成要素6の水平方向へのスライド移動により高圧端子
10と電圧変成要素6とを接続・切り離しを実施してい
る。このため、ガス絶縁開閉装置の課電試験時には高圧
回路側から電圧変成要素6を切り離し、電気的絶縁を容
易に確保することができる。しかも、前記第1の実施の
形態と同様、切り離し後の電圧印加時に高電圧が印加さ
れる部材がないので、コロナフリ−の配慮が不要であ
り、小形軽量化を図ることができる。なお、第2の実施
の形態では、電圧変成要素6を水平方向にスライドさせ
て高圧端子10および高電圧側端部12の接続または切
り離しを行っているので、高さ方向に対する容器8の小
形化を進めることができる。
ものであり、図4の(a)は第3の実施の形態の内部構
成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。第3の
実施の形態は電圧変成要素6を水平方向に回転移動させ
る回転装置24を備えた点に特徴がある。
転自在な回転板27上に配置されており、ここに回転装
置24が配置されている。回転装置24にはギヤ28が
組込まれている。このギヤ28は回転板27上面に固定
されている。また、ギヤ28に絶縁ロッド17が連結さ
れている。なお、絶縁ロッド17、支持板18およびハ
ンドル22の構成は前記第1の実施の形態と同様であ
る。
施の形態では、ハンドル22を回転させて絶縁ロッド1
7が回転すると、ギヤ28が回転して回転板27が水平
方向に回転し、回転板27上の電圧変成要素6自体を水
平方向に回転する。このとき、高圧端子10および高電
圧側端部12が接続または切り離しを行う。
電圧変成要素6の水平方向への回転移動により高圧端子
10と電圧変成要素6との接続・切り離しが可能とな
る。このため、ガス絶縁開閉装置の課電試験時には高圧
回路側から電圧変成要素6を切り離し、電気的絶縁を容
易に確保することができる。また、前記第1および第2
の実施の形態と同様、切り離し後の電圧印加時に高電圧
が印加される部材がなく、コロナフリ−の配慮が不要で
あり、小形軽量化を図ることが可能である。さらに、第
3の実施の形態によれば、電圧変成要素6を水平方向に
回転させて高圧端子10および高電圧側端部12の接続
または切り離しを行っているため、容器8は径方向と高
さ方向の両方に対して小形化することが可能である。
図5〜図7参照 [構成]第4の実施の形態は請求項5の発明に対応した
ものであり、図5〜図7の(a)は第4の実施の形態の
内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図である。
第4の実施の形態は三相形ガス絶縁VTに適用されるも
のであり、その特徴は、電圧変成要素6の駆動手段が電
圧変成要素6を三相分一括して移動させるように構成さ
れたことにある。
は、図5に示した実施の形態では前記第1の実施の形態
における昇降装置15を、図6に示した実施の形態では
前記第2の実施の形態におけるスライド装置16を、図
7に示した実施の形態では前記第3の実施の形態におけ
る回転装置24を、それぞれ採用している。
態によれば、1つの駆動手段15,16,24で三相分
の電圧変成要素6を一括して移動させ、高圧端子10と
電圧変成要素6間で接続・切り離しを行うことができ
る。このため、構成の簡略化を進めることができ、機器
の小形軽量化を図ることができる。
図8〜図10参照 [構成]第5の実施の形態は請求項6の発明に対応した
ものであり、図8〜図10の(a)は第5の実施の形態
の内部構成を示す平面図、(b)は同じく正面図であ
る。第5の実施の形態は三相形ガス絶縁VTに適用され
るものであり、電圧変成要素6に対応して電圧変成要素
6の駆動手段が3つ設けられており、各駆動手段が電圧
変成要素6をそれぞれ一相ごとに独立して移動させるよ
うに構成されている。
は、図8に示した実施の形態では前記第1の実施の形態
における昇降装置15を、図9に示した実施の形態では
前記2の実施の形態におけるスライド装置16を、図1
0に示した実施の形態では前記第3の実施の形態におけ
る回転装置24を、それぞれ採用している。
態によれば、駆動手段15,16,24が電圧変成要素
6を一相ごとに独立して移動させることができるため、
ガス絶縁開閉装置の課電試験に際して所望の高圧端子1
0と電圧変成要素6間だけで接続・切り離しが可能であ
る。これにより、作業性が向上し、電気的な絶縁を確実
に確保することができる。
図11、図12参照 [構成]第6の実施の形態は請求項7の発明に対応して
おり、図11の(a)は第6の実施の形態の内部構成を
示す平面図、(b)は同じく正面図、図12は第6の実
施の形態の要部構成図である。
び高電圧側端部12間には両者の接続または切り離しを
行う接離手段として回転式導体36が回転自在に配置さ
れている。また、高圧コイル3の高電圧側端部12と高
圧端子10とを結ぶ線に直交して絶縁棒29が配置され
ている。さらに、絶縁棒29にはこの絶縁棒29を介し
て回転式導体36を回転操作する操作装置40が連結さ
れている。
態においては、高圧コイル3の高電圧側端部12と高圧
端子10とを結ぶ線に直交配置した絶縁棒29によって
回転式導体36と操作装置40とをつないでおり、操作
装置40からの回転操作力が絶縁棒29を介して回転式
導体36に伝わり、回転式導体36が回転することによ
り回転式導体36が高電圧側端部12および高圧端子1
0間で両者の接続または切り離しを行うことができる。
0とを結ぶ線は垂直方向であり、それに直交する絶縁棒
29は水平な配置となっている。そのため、水平な絶縁
棒27を連結する操作装置40は容器8の側面部に設置
される。つまり、図14に示した従来例と比べて、高電
圧側端部12および高圧端子10および操作装置40間
の距離を近付けることができる。これにより、絶縁棒2
9の短縮化が可能となり、機器の小形軽量化に寄与する
ことができる。
はなく、各請求項の発明の適宜組合わせたり、電圧変成
要素の駆動手段を適宜組合わせたりすることは自由であ
る。また、請求項6における接離手段の構成も適宜変更
可能であり、例えば、回転式導体36に代えて図13に
示すような差込み式導体37としても良い。
圧端子と電圧変成要素の高圧コイル高圧端間を切り離し
後、切り離し操作装置に高電圧が直接印加されることが
なく、したがってコロナフリ−などの配慮が不要とな
り、小形軽量化を図ったガス絶縁計器用変圧器を得るこ
とができる。
であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
図。
であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 絶縁ガスを充填した容器には絶縁スペー
サが取付けられると共に電圧変成要素が収納され、前記
絶縁スペーサには前記電圧変成要素に近接して高圧端子
が固定され、前記電圧変成要素には額縁状の鉄心と、そ
の一脚に巻かれた低圧コイルと、その外側に同軸上に巻
かれた高圧コイルと、高電圧側と接地側の電界を緩和す
るシ−ルドとが設けられ、前記高圧コイルの高電圧側端
部および前記高圧端子が接続または切り離しを行うよう
に構成されたガス絶縁計器用変圧器において、 前記電圧変成要素は前記容器内に移動自在に配置され、 前記高圧端子に対し前記高圧コイルの高電圧側端部が接
離するように前記電圧変成要素ごと移動させる駆動手段
が設けられたことを特徴とするガス絶縁計器用変圧器。 - 【請求項2】 前記駆動手段は前記電圧変成要素を昇降
させるように構成されたことを特徴とする請求項1に記
載のガス絶縁計器用変圧器。 - 【請求項3】 前記駆動手段は前記電圧変成要素を水平
方向にスライド移動させるように構成されたことを特徴
とする請求項1に記載のガス絶縁計器用変圧器。 - 【請求項4】 前記駆動手段は前記電圧変成要素を水平
方向に回転移動させるように構成されたことを特徴とす
る請求項1に記載のガス絶縁計器用変圧器。 - 【請求項5】 前記容器には前記電圧変成要素が三相分
収納され、 前記駆動手段は前記電圧変成要素を三相分一括して移動
させるように構成されたことを特徴とする請求項1、
2、3または4に記載のガス絶縁計器用変圧器。 - 【請求項6】 前記容器には前記電圧変成要素が三相分
収納され、 前記駆動手段は前記電圧変成要素をそれぞれ一相ごとに
独立して移動させるように構成されたことを特徴とする
請求項1、2、3または4に記載のガス絶縁計器用変圧
器。 - 【請求項7】 絶縁ガスを充填した容器には絶縁スペー
サが取付けられると共に電圧変成要素が収納され、前記
絶縁スペーサには前記電圧変成要素に近接して高圧端子
が固定され、前記電圧変成要素には額縁状の鉄心と、そ
の一脚に巻かれた低圧コイルと、その外側に同軸上に巻
かれた高圧コイルと、高電圧側と接地側の電界を緩和す
るシ−ルドとが設けられ、前記高圧コイルの高電圧側端
部および前記高圧端子が接続または切り離しを行うよう
に構成されたガス絶縁計器用変圧器において、 前記高圧コイルの高電圧側端部および前記高圧端子間に
は両者の接続または切り離しを行う接離手段が配置さ
れ、 前記高圧コイルの高電圧側端部と前記高圧端子とを結ぶ
線に直交して絶縁棒が配置され、 前記絶縁棒には、該絶縁棒を介して前記接離手段を操作
する操作装置が連結されたことを特徴とするガス絶縁計
器用変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000273349A JP4316124B2 (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | ガス絶縁計器用変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000273349A JP4316124B2 (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | ガス絶縁計器用変圧器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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