JP2014523474A - 洗剤組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、プロテアーゼ感受性成分、アニオン性界面活性剤、及びプロテアーゼ酵素を含む洗浄組成物に関し、プロテアーゼ酵素に対する可逆性安定剤、及びかかる組成物の製造方法も組み込む。

Description

本発明は、酵素及びアニオン性界面活性剤を含む液体組成物、並びにそれらの製造方法に関する。
洗剤組成物、特に洗濯洗剤又は食器洗浄洗剤組成物中にアニオン性界面活性剤を組み込むことは周知である。最近の傾向は、低容積で、濃縮された液体製品を目的としている。かかる濃縮された製品は、輸送及び貯蔵に対する効率の悪い大きい容積の必要姓を低減する。しかしながら、より高度に濃縮された製品の製造は、配合者にとって薬品が感受性成分に対してより攻撃的であるので困難であり、安定性の問題が発生する可能性がある。
酵素を含む洗剤の貯蔵安定性は、具体的には酵素が存在する場合、及び特に酵素がプロテアーゼの場合、高濃度の需要増がないとしても、すでに問題として認識されている。先行技術は、安定化溶剤、無機塩、及び/又はプロテアーゼ安定剤の組み込みによって貯蔵安定性の改善に広範囲にわたって取り組んできた。例えば、米国特許第4566985号は、プロテアーゼを阻害するためのベンズアミジンヒドロハロゲン化物を開示し、米国特許第5972873号は、高度に有効な安定剤としてパラ置換フェニルボロン酸を開示し、欧州特許第EP376705号は、低級脂肪族アルコール及び低級カルボン酸塩及び主として非イオン性界面活性剤系を記載し、欧州特許第EP381262号は、反応する能力を有するホウ素化合物及びポリオールを含む安定系を記載し、国際特許出願第WO92/19707号は、可逆性安定剤としてメタ置換したボロン酸を記載し、米国特許第4537707号は、ホウ酸とギ酸塩との組み合わせを使用した安定化を記載し、並びに米国特許第5431842号は、安定剤としてオルト置換したフェニルボロン酸を記載する。
米国特許第4566985号 米国特許第5972873号 欧州特許第EP376705号 欧州特許第EP381262号 国際特許出願第WO92/19707号 米国特許第4537707号 米国特許第5431842号
特に酵素を含む組成物について、及びとりわけ安定化が特に難しいことが判明しているアミンで中和したアニオン性界面活性剤を含む洗剤組成物で、かかる濃縮された液体組成物の安定性を増加させることは望ましいことになる。理論に束縛されるものではないが、本発明者らは、アミンで中和したアニオン性界面活性剤と安定剤との間に相互作用が発生し、多くの安定薬の有効性を低減すると考える。本発明は、この問題を軽減する手段を提供する。
本発明によると、(i)アミンで中和したアニオン性界面活性剤と;(ii)セリンプロテアーゼ酵素と、(iii)プロテアーゼ感受性成分と、(iv)反応性アルデヒド置換基を含まない、フェニルボロン酸又はフェニルボロン酸誘導体と;(v)(a)ギ酸カルシウム又は塩化カルシウム、1,2プロパンジオール、ジエチレングリコール、乳酸並びにこれらの誘導体から成る群から選択される追加の酵素安定剤、(b)キレート剤、(c)構造化剤又はこれらの混合物から選択される補助成分と、を含む液体洗剤組成物が提供される。(v)に対する好ましい補助成分は、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム、乳酸及び/又は乳酸ジエチレングリコールから成る群から選択され、最も好ましくは塩化カルシウム、ギ酸カルシウム及び/又はジエチレングリコールである。
本発明は、先行の請求項のいずれかに記載の液体組成物の製造方法であって、
(i)アニオン性界面活性剤の酸前駆体をアミンと反応させて、中和したアニオン性界面活性剤を生成する工程と、
(ii)中和したアニオン性界面活性剤をプロテアーゼ酵素と混合する工程と、
(iii)中和したアニオン性界面活性剤をプロテアーゼ感受性成分と混合する工程と、
(iv)アミンで中和した界面活性剤を、反応性アルデヒド置換基を含まない、フェニルボロン酸又はフェニルボロン酸誘導体と混合する工程と、
(v)アミンで中和した界面活性剤を補助成分と混合する工程であって、補助成分が、(a)ギ酸カルシウム又は塩化カルシウム、1,2プロパンジオール、ジエチレングリコール、乳酸及びこれらの誘導体から成る群から選択される追加の酵素安定剤、(b)キレート剤、(c)構造化剤又はこれらの混合物から選択され、好ましくは、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム及び/又はジエチレングリコールから選択される、工程と、を含み、
工程(ii)、(iii)、(iv)及び(v)は、同時又は任意の順序で逐次的であってもよく、但し、工程(iv)が工程(ii)若しくは工程(iii)のうちの少なくとも1つと同時又はこれより前でなければならない、方法も提供する。好ましくは中和したアニオン性界面活性剤は、プロテアーゼの添加の前に洗剤補助剤と混合される。
本発明は、表面、好ましくは織物を処理及び/又は洗浄する方法であって、(i)水、及び本発明による組成物を含む、水性洗浄液を形成する工程と、(ii)表面を水性洗浄液で、好ましくは40℃以下の温度で、又はより好ましくは30℃以下の温度で、又は最も好ましくは20℃以下の温度で処理する工程と、(iii)表面をすすぐ工程と、を含む、方法も提供する。
液体洗剤組成物
本明細書で使用する場合、液体洗剤組成物は、例えば、手洗いしている、若しくは家庭用洗濯機中のいずれかの衣服、又は食器洗浄に対するものなどの、布地又は硬い表面を、湿潤し、かつ洗浄する能力を有する液体を含む、典型的には液体又はゲルとして称される、所望によりパウチ又はポッドなどの形状で単位用量で提供される、任意の処理組成物を指す。この組成物は、適切に細分化した形状で固体又は気体を含むことができる。好ましい液体組成物は、0.9〜1.3g/cm、より好ましくは1〜1.1g/cmの範囲の、存在する場合、いかなる固体添加物も除外するが任意の気泡を含む、密度を有する。液体洗剤組成物の実施例としては、自動洗濯機の洗浄サイクルで使用するための強力液体洗濯洗剤、液体微細洗浄洗剤、及び例えば、絹又は羊毛でできた衣類などの繊細な衣類を、手洗い若しくは自動洗濯機の洗浄サイクルのいずれかで洗浄するために適したものなどの液体色ケア洗剤、又は手洗い又は機械洗いのいずれかのための、好ましくは自動洗浄機で使用するための食器洗い洗剤などの、硬い表面用洗浄剤が挙げられる。ゲル又はペーストとして知られる、流動性であるがより固めの稠度を有する対応する組成物も同様に含まれる。ずり減粘ゲルのレオロジーについては文献により詳細に述べられており、例えば、国際特許出願公開第WO04027010(A1)号(Unilever)を参照されたい。
一般に、本明細書の液体洗剤組成物は、等方性であってもよく、又は異方性であってもよい。しかしながら、いくつかの具体的な実施形態については、これらは、当該技術で記述される相分離洗剤のように概して別個の層には分けられない。1つの例証的な組成物は異方性であり、保管時に(i)2層に分離しないか、又は(ii)組成物が層に分離する場合には、組成物の少なくとも約80重量%、より具体的には約90重量%よりも多く、更により具体的には約95重量%よりも多くを含む、単一の主層が存在する。他の例示的組成物は等方性である。好ましくは本発明の組成物は、2つ以上の層に分離せず、かつ実質的に均質である。
本明細書で使用される場合、本発明の組成物及び/又は方法が、特定の成分を「実質的に含まない」とき、特定の成分が具体的には一切、あるいはいずれにしても機能的に有用な量で組成物に意図的に加えられていないことを意味する。当業者であれは、微量の各種成分が不純物として存在する場合があることが理解されるであろう。それでも疑義を避けるために言えば、「実質的に含まない」とは、組成物中の指定成分の含量が組成物の重量比で約0.1%未満、具体的には0.01%未満であることを意味するものとして解されるべきである。
一実施形態では、希釈により希薄な液体洗剤組成物は、特定の高剪断未希釈及び希釈粘度を有し、具体的には、特定の低せん断及び高せん断のそのままの製品粘度を有するずり減粘である。
本発明の液体洗剤組成物は、好ましくは消費者用又は業務用のエアケア、カーケア、食器洗浄、布地調質(軟化を含む)、洗濯洗浄力、洗濯及びすすぎ添加剤及び/若しくはケア、硬い面の洗浄及び/又は処理、並びに他の洗浄のための特許請求される組成物に対する製品、並びに/又は特許請求される組成物に関する方法及び/若しくはその使用方法に関する。本発明によると、組成物は、典型的には、洗剤組成物、例えば、洗濯洗剤組成物又は食器洗浄洗剤組成物などの洗浄組成物中の成分であってもよい。液体洗濯洗剤組成物が特に好ましい。
アミンで中和したアニオン性界面活性剤
アニオン性界面活性剤
本明細書で使用される場合、用語「アミンで中和したアニオン性界面活性剤」は、石鹸以外のアニオン性界面活性剤に基づく。
本発明の組成物及び方法は、必須成分として、所望により追加の他の界面活性剤に加えて、アミンで中和したアニオン性界面活性剤を包含する。2つ以上のアニオン性界面活性剤、若しくはこれらの非イオン性界面活性剤との混合物を含む2つ以上の界面活性剤の混合物を使用することができる。好ましいアニオン性界面活性剤としては、直鎖又は分枝鎖アニオン性界面活性剤、好ましくは直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)、α−オレフィンスルホネート、アルキルサルフェート(脂肪族アルコールサルフェート)、アルコールエトキシサルフェート(AES(しばしばSLESと称される))、二級アルカンスルホネート、α−スルホ脂肪酸メチルエステル、アルキル−又はアルケニルコハク酸、及びアミン対イオンを有するこれらの混合物が挙げられる。
適切なアニオン性界面活性剤の例証的な実施例としては、直鎖アルキルベンゼンスルホネート(例えば、Vista Chemical Co.から市販されているVista C−500)、分枝状直鎖アルキルベンゼンスルホネート(例えば、MLAS)、アルキルサルフェート(例えば、Stepan Co.から市販されているPolystep B−5)、分枝状アルキルサルフェート、アルキルアルコキシサルフェート(例えば、Stepan Co.から市販されているStandapol ES−3)、αオレフィンスルホネート(例えば、Witco Corp.から市販されているWitconate AOS)、αスルホメチルエステル(例えば、Stepan Co.から市販されているα−Step MCp−48)、及びイセチオネート(例えば、PPG Industries Inc.から市販されているJordapon Cl)、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。
アミンで中和したアニオン性界面活性剤は、アミン対イオンを有する。カチオンの混合物も可能であるが、アニオン性界面活性剤の少なくとも一部、好ましくは少なくとも10若しくは20、又は更には少なくとも50、又は好ましくは少なくとも70、80若しくは90、又は少なくとも95重量%、又は更には全てが、アミン対イオンを有する必要がある。アニオン性界面活性剤に対する適切なカチオンの例証的な実施例としては、アンモニウム、置換アンモニウム、又は好ましくはアミノ官能性カチオン、最も好ましくはアルカノールアミン基など、及びこれらの混合物が挙げられる。好ましい実施形態では、アニオン性界面活性剤は、アルカノール官能性アミンカチオン類から選択されるカチオンを含む。エタノールアミンは、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン又はトリエタノールアミンなどが好ましく、好ましくはモノエタノールアミンを含む。適切な中和剤についての追加の情報は、本明細書中で見出される場合がある。好ましい実施形態では、アニオン性界面活性剤は、実質的に直鎖である。
アミンで中和したアニオン性界面活性剤を調製するためには、アニオン性界面活性剤は、好ましくはアミン類から選択される中和剤とその酸性型で接触される。
アニオン性界面活性剤は、好ましくは組成物中に洗剤組成物の重量比で0.01%〜70%、好ましくは5重量%から、より具体的には10%〜60%、更により具体的には15%〜50%の量で存在する。
プロテアーゼ酵素
本発明の使用に適切なプロテアーゼとしては、メタロプロテアーゼ、及びサブチリシン(EC 3.4.21.62)などの、中性又はアルカリ性微生物セリンプロテアーゼを含むセリンプロテアーゼが挙げられる。適切なプロテアーゼとしては、動物、植物又は微生物由来のものが挙げられる。一態様では、そのような適切なプロテアーゼは、微生物起源のものとすることができる。適切なプロテアーゼとしては、前述の適切なプロテアーゼの化学修飾又は遺伝子組み換えの突然変異体が挙げられる。一態様では、適切なプロテアーゼは、アルカリ性微生物プロテアーゼ又は/及びトリプシン型プロテアーゼなどのセリンプロテアーゼであってもよい。適切な中性又はアルカリ性プロテアーゼの実施例としては、以下のものが挙げられる:
(a)米国特許第6,312,936(B1)号、同第5,679,630号、同第4,760,025号、同第7,262,042号、国際特許出願第WO09/021867号、及び同第WO11/072117号に記載のバチルス・レンタス、B.アルカロフィルス、B.subtilis、B.アミロリケファシエンス、バチルス・プミルス、及びバチルス・ギブソニィなどのバチルスから誘導されたものを含むサブチリシン(EC 3.4.21.62)。
(b)国際特許出願第WO89/06270号に記述されているフサリウムプロテアーゼ、及び同第WO05/052161号及び同第WO05/052146に記述されているCellumonasに由来するキモトリプシンプロテアーゼを含む、トリプシン(例えばブタ又はウシ由来)などのトリプシン型又はキモトリプシン型プロテアーゼ。
(c)国際特許公開第07/044993(A2)号に記述されているバチルス・アミロリケファシエンスから誘導されたものを含むメタロプロテアーゼ。
好ましいプロテアーゼとしては、バチルス・ギブソニィ、バチルス・アミロリケファシエンス、又はバチルス・レントゥスに由来するものが挙げられる。
好ましい態様では、プロテアーゼは、国際特許出願第WO11/072117号に記載される冷水用プロテアーゼ、具体的にはプロテアーゼは、親プロテアーゼの変異体であり、前記親プロテアーゼは、下記の群(a)及び(b)から選択される合計3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、又は15個の突然変異を含むサブチリシンBPN’野生型であり、好ましくは少なくとも1つの突然変異は、群(a)から選択され、群(a)は:
(a)A1E/T、S9/T、P14L、A15L、L16C、H17T、S18L/T、Q19K、G20A、Y21N/T、T22L、G23E、S33T、K43Y、N76D、G102A、N109A/S/G、A137V、K141R、T158S、G169A、S204E、P210S、N218S、N243P/V、S248N/A、S249A、K256R、L257G、S260P、及びN269Dであり、
(b)S24G/R/E、N25G、P40A/E、P52L、S53G、T55P、F58G、Q59S、N61E/P/G/S、N62Q/R/S、S63G/H、V68A、S78N、P86S、S87D/G、A88T/V、S89Y、A92G、L96T、G97A、G100N/Q/T、S101N、Q103E/H、Y104N、W106F、I111V、A114G、I115V、A116N/T、N117S、N118G、N123A/G/Q/V、M124I/V、S125A、L126A、G128A/S、P129E/Q/S/V、S130G、G131S/H、S132N、A133V、A134T、A144K、S145D、S159K、S161P、S162G/K、Y167A、P194L、V203Y、Q206D/E、K213L、Y217Q/L/D、V227T、A232T、P239R/V、N240K、T242R、K265N、L267V、及びQ275Eである。
更なる態様では、サブチリシンBPN’野生型の上記の変異型は、BPN’野生型に対して−1、0、又は+1の正味の合計電荷を有する。
適切な市販のプロテアーゼ酵素としては:Novozymes A/S(Denmark)より、Alcalase(登録商標)、Savinase(登録商標)、Primase(登録商標)、Durazym(登録商標)、Polarzyme(登録商標)、Kannase(登録商標)、Liquanase(登録商標)、Liquanase Ultra(登録商標)、Savinase Ultra(登録商標)、Ovozyme(登録商標)、Neutrase(登録商標)、Everlase(登録商標)及びEsperase(登録商標)の商品名で販売されているもの、Genencor Internationalより、Maxatase(登録商標)、Maxacal(登録商標)、Maxapem(登録商標)、Properase(登録商標)、Purafect(登録商標)、Purafect Prime(登録商標)、Purafect Ox(登録商標)、FN3(登録商標)、FN4(登録商標)、Excellase(登録商標)及びPurafect OXP(登録商標)の商品名で販売されているもの、Solvay Enzymesより、Opticlean(登録商標)及びOptimase(登録商標)の商品名で販売されているもの、Henkel/Kemiraより入手可能なもの、すなわちBLAP(以下の変異S99D+S101R+S103A+V104I+G159Sを有する、米国特許第5,352,604号の図29で示される配列、以降BLAPとして参照する)、BLAP R(S3T+V4I+V199M+V205I+L217Dを有するBLAP)、BLAP X(S3T+V4I+V205Iを有するBLAP)及びBLAP F49(S3T+V4I+A194P+V199M+V205I+L217Dを有するBLAP)、並びに花王のKAP(変異A230V+S256G+S259Nを有するBacillus alkalophilusのサブチリシン)が挙げられる。更なる適切なプロテアーゼが、国際特許出願第WO2011/03623号、同第WO2011/140316号、同第WO2011/140364号及び同第WO2012/05778号に記載される。
プロテアーゼ−感受性成分
プロテアーゼ感受性成分は、洗浄中にその所望の活性を失うプロテアーゼ酵素と相互作用する洗剤組成物中の任意の成分であってもよい。実施例としては、香料エステル及びタンパク質に基づく成分が挙げられ、好ましくは酵素を含む。特に、プロテアーゼ感受性成分は、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、セルラーゼ、セロビオースデヒドロゲナーゼ、キシログルカナーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、マンナーゼ、ペクチン酸リアーゼ、ケラチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、リケナーゼグルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、プロテアーゼ、具体的には非セリンプロテアーゼ、アミラーゼ、又はこれらの混合物から成る群から選択される更なる酵素から選択されてもよく、好ましくはアミラーゼ、リパーゼ、及びセルラーゼ酵素から選択される。適切な酵素としては、更なるプロテアーゼ、リパーゼ、ペルオキシダーゼ、デンプン分解酵素、例えば、α−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、マルトース生成アミラーゼ、シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ及び/又はセルラーゼ、マンナナーゼ(Novozymes(デンマーク)からのMANNAWAY(商標)などの)、ペクチナーゼ、ペクタートリアーゼ、クチナーゼ、及び/又はラッカーゼが挙げられる。
概して、選択された(1つ又は複数の)酵素の性質は、選択された洗剤と適合すべきであり(すなわち、pH最適条件、他の酵素及び非酵素成分との適合性等)、(1つ又は複数の)酵素は、有効量で存在すべきである。
リパーゼ:適切なリパーゼとしては、細菌由来又は真菌由来のものが挙げられる。化学修飾された変異体又は改質されたタンパク質変異体が含まれる。有用なリパーゼの実施例としては、例えば、欧州特許第258 068号及び同第305 216号に記載されているH.ラヌギノーサ(T.ラノギノサス)、又は国際特許公開第96/13580号に記載されているH.イソレンスから得られるフミコーラ(同義語は、サーモミセス)、例えば、P.アルカリゲネス又はP.シュードアルカリゲネス(欧州特許第218 272号)、P.セパシア(欧州特許331 376号)、P.スタツェリ(英国特許第1,372,034号)、P.フルオレッセンス、シュードモナスsp.菌株SD 705(国際特許公開第95/06720号、及び同第96/27002号)、P.ウィスコンシネシス(国際特許公開第96/12012号)から得られるシュードモナスリパーゼ、例えば、B.subtilis(Dartoisら、(1993),Biochemica et Biophysica Acta,1131,253〜360)、B.ステアサーモフィラス(日本特許第64/744992号)又はB.プミルス(国際特許公開第91/16422号)から得られるバチルスリパーゼなどから得られるリパーゼが挙げられる。
リパーゼは、米国特許第6,939,702(B1)号、及び米国特許出願第2009/0217464号に説明されるものなどの「第1サイクル/洗浄リパーゼ」であってもよい。一態様では、リパーゼは第1洗浄リパーゼであり、好ましくはT231R及びN233R変異を含む、配列番号3として示される、サーモマイセス・ラヌギノサス由来の野生型リパーゼの変異体である。野生型配列は、Swiss−protの受け入れ番号Swiss−Prot O59952の、(サーモマイセス・ラヌギノサス(フミコーラ・ラヌギノサ)由来の)269個のアミノ酸(アミノ酸23〜291)である。好ましいリパーゼは、Lipex(登録商標)、Lipolex(登録商標)、及びLipoclean(登録商標)の商品名で販売されているリパーゼを含むことになる。
アミラーゼ:適切なα−アミラーゼとしては、細菌又は真菌由来のものが挙げられる。化学的又は遺伝子学的に改変された変異型(変異体)が含まれる。好ましいアルカリ性α−アミラーゼは、バチルス・リケニフォルミス、バチルス・アミロリケファシエンス、バチルス・ステアロサーモフィルス、バチルス・ズブチルス、又はバチルス種NCIB 12289、NCIB 12512、NCIB 12513、DSM 9375(米国特許第7,153,818号)、DSM 12368、DSMZ no.12649、KSM AP1378(国際特許公開第97/00324号)、KSM K36又はKSM K38(欧州特許第1,022,334号)などの他のバチルス種、などのバチルスの菌種由来である。好ましいアミラーゼには次のものが挙げられる。
(a)国際特許公開第94/02597号、同第94/18314号、同第96/23874号、及び同第97/43424号に記載の変異体、特に、国際特許公開第96/23874号の配列番号2としてリストされた酵素に対して、以下の位置:15、23、105、106、124、128、133、154、156、181、188、190、197、202、208、209、243、264、304、305、391、408、及び444のうちの1つ以上が置換された変異体。
(b)米国特許第5,856,164号、及び国際特許公開第99/23211号、同第96/23873号、同第00/60060号、及び同第06/002643号に記載の変異型、特に配列番号7として示されたAA560酵素に対して、以下の位置:
26、30、33、82、37、106、118、128、133、149、150、160、178、182、186、193、203、214、231、256、257、258、269、270、272、283、295、296、298、299、303、304、305、311、314、315、318、319、339、345、361、378、383、419、421、437、441、444、445、446、447、450、461、471、482、484のうちの1つ以上が置換された変異体であって、好ましくはD183及びG184の欠損を含有する変異体。
(c)配列番号6と少なくとも90%の同一性を呈し、特に位置183及び184で欠損を有する変異体、並びに本明細書に参照により組み込まれる国際特許公開第00/60060号に記載の変異体。
(d)バチルス種707(米国特許第6,093,562号の配列番号7)からの野生型酵素と少なくとも95%の同一性を呈する変異体、特に以下の変異体M202、M208、S255、R172、及び/又はM261を1つ以上含むもの。好ましくはこのアミラーゼは、M202L、M202V、M202S、M202T、M202I、M202Q、M202W、S255N及び/又はR172Qのうちの1つ以上を含む。特に好ましくはM202L又はM202T突然変異を含むものである。
適切な市販のα−アミラーゼとしては、DURAMYL(登録商標)、LIQUEZYME(登録商標)、TERMAMYL(登録商標)、TERMAMYL ULTRA(登録商標)、NATALASE(登録商標)、SUPRAMYL(登録商標)、STAINZYME(登録商標)、STAINZYME PLUS(登録商標)、FUNGAMYL(登録商標)及びBAN(登録商標)(Novozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark))、KEMZYM(登録商標)AT 9000(Biozym Biotech Trading GmbH(Wehlistrasse 27b A−1200 Wien Austria))、RAPIDASE(登録商標)、PURASTAR(登録商標)、ENZYSIZE(登録商標)、OPTISIZE HT PLUS(登録商標)、POWERASE(登録商標)及びPURASTAR OXAM(登録商標)(Genencor International Inc.(Palo Alto,California))、並びにKAM(登録商標)(花王株式会社(日本、103−8210、東京都中央区日本橋茅場町1丁目14−10))が挙げられる。一態様では、適切なアミラーゼとしては、NATALASE(登録商標)、STAINZYME(登録商標)、TERMAMYL ULTRA(登録商標)、及びSTAINZYME PLUS(登録商標)、並びにこれらの混合物が挙げられる。
セルラーゼ:一態様では、他の酵素としては、細菌又は真菌由来のセルラーゼが挙げられる。化学修飾された変異体又は改質されたタンパク質変異体が含まれる。適切なセルラーゼとしては、バチルス属、シュードモナス、フミコーラ、フサリウム、チェラビア、アクレモニウム由来のセルロース、例えば、フミコーラ・インソレンス、ミセリオフィソーラ・サーモフィラから生成される真菌セルラーゼ、及び米国特許第4,435,307号、同第5,648,263号、同第5,691,178号、同第5,776,757号及び同第5,691,178号に開示されるフサリウム・オキシスポラムが挙げられる。適切なセルラーゼとしては、色ケアの利点を有する、アルカリ性セルラーゼ又は中性セルラーゼが挙げられる。このようなセルラーゼの実施例は、米国特許第5,520,838号、同第5,948,672号、同第5,919,691号、同第6,001,639号、国際特許公開第98/08940号に記載されているセルラーゼである。他の実施例は、米国特許第6,114,296号、同第5,457,046号、同第5,457,046号、同第5,686,593号、同第5,763,254号、同第6,117,664号、米国特許出願第2009/0170747(A1)号及び国際特許出願PCT/DK98/00299号に記載されているものなどのセルラーゼ変異体である。市販のセルラーゼとしては、CELLUZYME(登録商標)及びCAREZYME(登録商標)(Novozymes A/S)、CLAZINASE(登録商標)及びPURADAX HA(登録商標)(Genencor International Inc.)、並びにKAC−500(B)(登録商標)(花王)が挙げられる。
一態様では、セルラーゼは、バクテリアクリーニングセルラーゼであってもよい。このようなバクテリアクリーニングセルラーゼは、エンドβ 1,4−グルカナーゼであり、クラスAの炭水化物結合モジュール(CBM)を含まない構造を有する。クラスAのCBMは、A.B.Borastonら、Biochemical Journal 2004,Volume 382(part 3)769〜781ページによって定義される。特に、セルラーゼは、ファミリー1、2a、3、5及び10からのクラスAのCBMを含まない。
一態様では、バクテリアクリーニングセルラーゼは、非晶質セルロース基質に対して酵素活性を有するグリコシル加水分解酵素であってもよく、このグリコシル加水分解酵素は、GHファミリー5、7、12、16、44又は74から選択される。一態様では、セルラーゼは、GHファミリー5から選択されるグリコシル加水分解酵素であってもよい。一態様では、セルラーゼは、Novozymesにより供給されているCelluclean(登録商標)であってもよい。このセルラーゼは、米国特許第7,141,403号に更に詳細に記載されている。グリコシル加水分解酵素(GH)ファミリーの定義は、Biochem J.1991、v280、309〜316により更に詳しく記述されている。
別の適切なバクテリアクリーニングセルラーゼは、キシログルカン基質及び非晶質セルラーゼ基質の両方に対して酵素活性を有するグリコシル加水分解酵素であり、このグリコシル加水酵素は、GHファミリー5、12、44又は74から選択される。グリコシル加水分解酵素は、グリコシル加水分解酵素ファミリー44に属する場合がある。
適切なグリコシル加水分解酵素は、米国特許第7,361,736号に記載されるXYG1006などのパエニバチルス・ポリザイマ(polyxyma)(野生型)に由来するGHファミリー44グリコシル加水分解酵素、又はその変異体;米国特許第6,268,197号に記載されている配列番号1などのバチルス・リケニフォルミス(野生型)に由来するGHファミリー12グリコシル加水分解酵素、又はその変異体;バチルス・アガラドヘレンス(野生型)由来のGHファミリー5グリコシル加水分解酵素又はその変異体;米国特許6,630,340号に記載されるXYG1034及びXYG 1022などのパエニバチルス(野生型)由来のGHファミリー5グリコシル加水分解酵素又はその変異体;国際特許出願第WO2002/077242号に記載されているXYG1020などのジョネシア種(野生型)由来のGHファミリー74グリコシル加水分解酵素又はその変異体;並びに米国特許第7,172,891号の配列番号2に、より詳細に記載された酵素などのトリコデルマ・リーセイ(野生型)由来のGHファミリー74グリコシル加水分解酵素又はその変異体から成る群から選択されてもよい。
適切なグリコシル加水分解酵素は、XYG1006などのパエニバチルス・ポリミクサ(野生型)からのGHファミリー44のグリコシル加水分解酵素から成る群から選択されるか、又はその変異体であり、配列番号4として示される。
適切なバクテリアクリーニングセルラーゼは、Celluclean(登録商標)及びWhitezyme(登録商標)(Novozymes A/S(Bagsvaerd、Denmark))の商品名で販売されている。
一態様では、組成物は、例えば、Biotouch(登録商標)NCD、DCC及びDCL(AB Enzymes(Darmstadt,Germany))の商品名で販売されているエンドグルカナーゼなどの、17kDa〜30kDaの分子量を有する、グリコシル加水分解酵素ファミリー45に属する真菌洗浄セルラーゼを含んでもよい。
ペルオキシダーゼ/オキシダーゼ:適切なペルオキシダーゼ/オキシダーゼには、植物、細菌又は真菌由来のものが含まれる。化学修飾された変異体又は改質されたタンパク質変異体が含まれる。有用なペルオキシダーゼの実施例としては、例えば、国際特許公開第93/24618号、同第95/10602号、及び同第98/15257号に記載のようなC.サイネレウス(cinereus)及びその変異型のペルオキシダーゼなどのコプリナス由来のペルオキシダーゼが挙げられる。
市販のペルオキシダーゼとしては、GUARDZYME(登録商標)(Novozymes A/S)が挙げられる。
他の酵素:他の好ましい酵素としては、好ましくは配列番号5の変異型のペクチン酸リアーゼ、及びPectawash(登録商標)、Xpect(登録商標)、Pectaway(登録商標)の商品名で販売されているペクチン酸リアーゼ、並びにMannaway(登録商標)(全てNovozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark)から)、及びPurabrite(登録商標)(Genencor International Inc.(Palo Alto,California))の商品名で販売されているマンナーゼが挙げられる。
組成物は、有益剤送達粒子を含んでもよい。一態様では、有益剤送達粒子は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(HPMCP)、セルロースアセテートフタレート(CAP)、及びこれらの混合物から成る群から選択される少なくとも1つのセルロース系ポリマーと、有益剤と、を含むカプセルを含む。このようなポリマーとしては、NF Hypromellose Phthalate(HPMCP)(Shin−Etsu)の商品名で市販されているポリマー、G.M.Chemie Pvt Ltd,(Mumbai,400705,India)及びEastman Chemical Company(Kingsport,USA)からのセルロースエステルNF又はセルロースセラセフェートNF(CAP)が挙げられる。有益剤は、酵素、色調染料、金属触媒、漂白剤触媒、過酸、香料、バイオポリマー、及びこれらの混合物から成る群から選択される材料を含んでもよい。有益剤送達粒子によりもたらされる効果として、白色及び/又はくすみ洗浄、染み除去(草、血液、又はソースなど)、脂肪性染み除去、漂白、新しさの持続、及び布地色調を含んでもよい。
好ましい態様では、有益剤は、酵素を含み、好ましくはヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、マンナナーゼ、ペクチン酸リアーゼ、ケラチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ(malanases)、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、オキシドレダクターゼ、デヒドロゲナーゼ、キシログルカナーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、及びこれらの混合物から成る群から選択される酵素を含む。
酵素は、1つ以上の酵素を含有する別個の添加物を添加することによって、又はこれらの酵素の全てを含む混合添加物を添加することによって、洗剤組成物に含まれてもよい。本発明の洗剤添加物、すなわち、別個の添加物又は混合添加物は、例えば、粒状、液体、スラリー等に製剤化することができる。好ましい洗剤添加物製剤は、粒状、特に非ダスティング粒状、液体、特に安定化された液体、又はスラリーである。
非ダスティング粒状は、例えば、米国特許第4,106,991号及び同第4,661,452号に開示されるように生成されてもよく、所望により当該技術分野において既知の方法でコーティングされてもよい。ワックスコーティング材の実施例としては、1000〜20000の平均分子量を有するポリ(エチレンオキシド)産物(ポリエチレングリコール、PEG);16〜50個のエチレンオキシド単位を有するエトキシ化ノニル−フェノール;アルコールが12〜20個の炭素原子を含有し、15〜80個のエチレンオキシド単位が存在する、エトキシ化脂肪アルコール;脂肪アルコール;脂肪酸;並びに脂肪酸のモノグリセリド、ジグリセリド、及びトリグリセリドが挙げられる。流動床技法による適用に適切なフィルム形成コーティング材の実施例は、英国特許第1483591号に記されている。液体酵素の調製は、例えば、実証されている方法に従って、プロピレングリコール、糖又は糖アルコール、乳酸又はホウ酸などのポリオールを加えることにより安定化させることであってもよい。被保護酵素は、欧州特許第238,216号に開示の方法に従って調製されてもよい。
洗剤組成物中、酵素は、洗浄液1リットル当たり0.001〜100mgの酵素タンパク質、好ましくは洗浄液1リットル当たり0.005〜5mgの酵素タンパク質、より好ましくは洗浄液1リットル当たり0.01〜1mgの酵素タンパク質、及び特に、洗浄液1リットル当たり0.1〜1mgの酵素タンパク質に対応する量で添加されてもよいことが、現在企図されている。しかしながら、本発明の組成物は、少なくとも0.0001〜約0.1重量%、例えば、約0.0001重量%〜約0.01重量%、約0.001重量%〜約0.01重量%、又は約0.001重量%〜約0.01重量%の純酵素タンパク質を含む。しかしながら、製剤化された酵素を用いるとき、洗剤組成物は、約0.02%〜約20重量%、又は例えば、約0.05重量%〜約15重量%、又は約0.05重量%〜約20重量%、又は約0.05重量%〜約5重量%、又は約0.05重量%〜約3重量%を含む。
反応性アルデヒド置換基を含まないフェニルボロン酸又はこれらの誘導体
フェニルボロン酸は、最も好ましくは非置換であるが、本発明では置換されているが反応性アルデヒド置換基を含まないフェニルボロン酸誘導体も使用に適している。
含水率
本発明による洗剤組成物は水も含有する。組成物中に存在する水の量は、適宜に約0.001重量%から、又は0.5重量%から、又は更には1重量%から約60重量%までであり、又はより好ましくは従来の液体洗濯洗剤組成物に対して比較的低く、具体的には含水量は、洗浄組成物の重量比で約5%〜約25%であってもよい。本発明により、高度に濃縮された液体又はゲルの場合が意図され、含水量は、水の重量比で20%未満、好ましくは15%未満、より好ましくは12%未満、最も好ましくは8%未満であってもよい。例えば、他の成分による持ち込みに由来する量を超える追加の水を含有しない。同様に、用語「液体」は、ゲル及びペーストなどの粘稠な形態も包含する。非水性液体には、適切に小分けすることのできる他の固体又は気体も包含されてもよいが、但し全く液体でない錠剤又は顆粒などの形態は除外される。
一実施形態では、使用される水は、蒸留水、脱イオン水、濾過水、逆浸透処理した水、及びこれらの組み合わせから選択される。別の任意の所望による実施形態では、水については、例えば、都市の水処理設備から受け取るままの任意の飲料水であってもよい。
洗浄補助剤
かかる洗浄組成物は、概して追加の洗浄補助剤、好ましくは成分の混合物を含む。典型的には、洗浄補助剤は、0.001〜99.9重量%、より典型的には、0.01〜80重量%の洗浄補助剤の量で組成物中に存在する。適切な洗浄/洗剤補助剤としては:追加の界面活性剤、ビルダー、漂白剤、漂白系、漂白触媒、キレート剤、着色剤、漂白促進剤(イミン漂白促進剤、転色剤、付着助剤、分散剤、追加の酵素、及び酵素安定剤などの)、触媒材料、漂白活性化剤、過酸化水素、過酸化水素源(過炭酸塩及び/又は過ホウ酸塩、特に炭酸塩及び/又は硫酸塩、ケイ酸塩、ホウケイ酸塩、及び任意のこれらの混合物などの材料でコーティングした過炭酸塩などの);カプセル化した形状物内の予め生成された過酸を含む予め生成された過酸;遷移金属触媒;抑泡剤又は抑制系(シリコーン系抑泡剤及び/又は脂肪酸系抑泡剤などの);布地柔軟剤(粘土、シリコーン及び/又は四級アンモニウム化合物などの);凝集剤(ポリエチレンオキシドなどの);移染防止剤(ポリビニルピロリドン、ポリ4−ビニルピリジンN−オキシド及び/又はコポリマービニルピロリドン及びビニルイミダゾールなどの);布地一体性成分(イミダゾール及びエピクロロヒドリンの縮合によって生成されるオリゴマーなどの);土壌分散剤及び土壌再付着防止助剤(アルコキシル化ポリアミン及びエトキシ化エチレンイミンポリマーなどの);再付着防止成分(ポリエステルなどの);カルボキシレートポリマー(マレイン酸ポリマー又はマレイン酸及びアクリル酸のコポリマーなどの);芳香剤(芳香剤マイクロカプセル、デンプンカプセル化アコード、スプレー式芳香剤などの);ソープリング;審美的粒子;染料;充填剤(硫酸ナトリウムなどの)(組成物に対して実質的に充填剤を含まないことが好ましいが);ケイ酸ナトリウムなどのケイ酸塩(1.6R及び2.0Rのケイ酸ナトリウム又はメタケイ酸ナトリウムを含む);ジ−カルボン酸及びジオールのコポリエステル;セルロースのポリマー(メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエトキシセルロース、又は他のアルキル又はアルキルアルコキシセルロースなどの);溶剤(1,2プロパンジオール、モノエタノールアミン;ジエチレングリコール、エタノール、及び任意のこれらの混合物などの);ヒドロトロープ(クメンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、及び任意の混合物などの);有機酸(クエン酸などの);並びに任意のこれらの組み合わせ、光学的増白剤、光活性化剤、蛍光剤、布地色調剤(染料及び顔料を含む)、高分子分散剤、泥汚れ除去剤、充填塩、ヒドロトロープ、構造弾力化剤、加水分解性界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤、縮み防止剤、殺菌剤、抗かび剤、耐変色剤、防食材、アルカリ度源、可溶化剤、担体、加工助材、顔料、非布地直接染料、芳香剤及び他の臭気調整剤、布地ケア有益剤、洗浄ポリマー及びpH調整剤が挙げられる。これらの所望による洗浄補助剤成分の一部は、以下により詳細に記載される。
好ましい態様では、アミンで中和したアニオン性界面活性剤に加えて、組成物は、追加の界面活性剤が、半極性、及び/又はアニオン性、及び/又はカチオン性、及び/又は双性イオン性、及び/又は両性、及び/又は半極性の非イオン性、及び/又はこれらの混合物を含む非イオン性から選択されてもよい、1つ又は2つ以上の追加の界面活性剤の混合物を含む。
本発明の組成物は、非イオン性、カチオン性、双性イオン性、両性、若しくは石鹸、又はこれらの混合物などの、所望による追加の他の界面活性剤を含んでもよい。
界面活性剤は、少なくとも約10重量%、具体的には10重量%超〜約75重量%、より具体的には約20重量%〜約70重量%、更により具体的には約40重量%〜約60重量%の液体洗濯洗剤組成物を含む。
一実施形態では、界面活性剤は、実質的に直鎖である。
別の実施形態では、コンパク卜液体洗濯洗剤組成物は、界面活性剤によって内部的に構築され、かつ液体洗濯洗剤は、流動性液体、ゲル又はペースト状の物理的形態を有する。
一実施形態では、界面活性剤は、重量比で約5%未満、具体的には約0%〜約5%未満の組成物を含み、より具体的には実質的にアミン酸化物及び/又はC8〜C18ベタインなどの両性界面活性剤を含まない。
界面活性剤の例証的な実施例は、米国特許第3,664,961号(Norris、1972年5月23日出願)、米国特許第3,919,678号(Laughlinら、1975年12月30日出願)、米国特許第4,222,905号(Cockrell、1980年9月16日出願)、及び米国特許第4,239,659号(Murphy、1980年12月16日出願)、米国特許第4,285,841号(Barratら、1981年8月25日出願)、米国特許第4,284,532号(Leikhimら、1981年8月18日出願)、米国特許第4,285,841号、米国特許第3,919,678号、並びに米国特許第2,220,099号及び同第2,477,383号に記載されている。概して界面活性剤は、周知であり、Kirk Othmer’s Encyclopedia of Chemical Technology、3rd Ed.、Vol.22、pp.360〜379、「Surfactants and Detersive Systems」、McCutcheon’s、Detergents & Emulsifiers、by M.C.Publishing Co.、(North American edition 1997)、Schwartzら、Surface Active Agents、Their Chemistry and Technology、New York:Interscience Publishers、1949により詳細に記載され、かつ更なる情報及び実施例が、「Surface Active Agents and Detergents」(Vol.I and II by Schwartz、Perry and Berch)に与えられている。液体洗剤に関しては、Surfactant Science Series、Volumes 67 and 129、published by Marcel Dekker、NYも参照し、その中で特に強力液体洗濯洗剤に関する章を参照されたい。
非イオン性界面活性剤
一実施形態では、組成物及び本発明の方法は、非イオン性界面活性剤又は界面活性剤の混合物を包含する場合があり、非イオン性界面活性剤は、所望による成分である。2つ以上の非イオン性界面活性剤の混合物を使用することができる。適切な非イオン性界面活性剤は、アルコールエトキシレート、ノニル−フェノールエトキシレート、アルキルポリグリコシド、アルキルジメチルアミン−オキシド、エトキシ化脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド、ポリヒドロキシアルキル脂肪酸アミド、又はグルコサミンのN−アシルN−アルキル誘導体(「グルカミド」)などのようなものである。
適切な非イオン性界面活性剤の図示的な実施例としては、アルコールエトキシレート(例えば、Shell Chemical Co.からのNeodol 25−9)、アルキルフェノールエトキシレート(例えば、Union Carbide Corp.からのTergitol NP−9)、アルキルポリグルコシド(例えば、Henkel Corp.からのGlucapon 600CS)、ポリオキシエチレン化ポリオキシプロピレングリコール(例えば、BASF Corp.からのPluronic L−65)、ソルビトールエステル(例えば、Henkel Corp.からのEmsorb 2515)、ポリオキシエチレン化ソルビトールエステル(例えば、Henkel Corp.からのEmsorb 6900)、アルカノールアミド(例えば、Rhone−Poulenc Co.からのAlkamide DC212/SE)、及びN−アルキルピロリドン(alkypyrrolidones)(例えば、ISP Technologies Inc.からのSurfadone LP−100)、及びこれらの組み合わせが挙げられる。追加の、例証的な適切な非イオン性界面活性剤は、米国特許第4,316,812号及び同第3,630,929号に記載されるものである。
非イオン性界面活性剤は、組成物中に存在する場合、組成物の重量比で約0.01%〜約70%、具体的には約0.2%〜約40%、より具体的には約5%〜約20%の有効量で存在してもよい。
好ましい非イオン性界面活性剤としては、20〜80、好ましくは20〜50、又は25〜45のアルコキシル化度を有するものなどの、高度にアルコキシル化したアルコールアルコキシレートが挙げられる。アルコールエトキシレート又はプロポキシレートが好ましく、最も好ましいのはC12〜18(EO)20〜80などのエトキシレートである。他の好ましい非イオン性界面活性剤としては、式:
Figure 2014523474
を有する二級アルコール系洗浄性界面活性剤が挙げられ、式中、R=直鎖又は分枝鎖、置換又は非置換、飽和又は不飽和の、C2〜8アルキル;
=直鎖又は分枝鎖、置換又は非置換、飽和又は不飽和の、C2〜8アルキル;
+R部分内に存在する炭素原子の合計数は、7〜13の範囲であり、EO/POは、エトキシ、プロポキシ、又はこれらの混合物から選択されるアルコキシ部分であり、
nは、平均アルコキシル化度であり、4〜10の範囲にある。
本発明の更なる態様では、これらの高度にアルコキシル化したアルコール又は二級アルコール系洗浄性界面活性剤の、組成物の0.001〜30重量%、又は0.01〜25重量%又は更には0.5〜15重量%の量の使用は、アミンで中和した、又は酸の若しくは他の塩の形状の両方のアニオン性界面活性剤に対して、非イオン性界面活性剤に対して比較的高い濃度のアニオン性界面活性剤でさえも高度に安定した組成物の形成を可能にする(下記の比を参照)。
アニオン性界面活性剤の非イオン性界面活性剤に対する比
一実施形態では、本発明の組成物及び方法は、1:1〜5:1、より具体的には2:1〜5:1より高い非イオン性界面活性剤に対するアニオン性界面活性剤の重量比を有してもよい。界面活性剤は、好ましくは組成物の重量比で10%〜50%、より具体的には約20%〜約40%のアニオン性界面活性剤を含む。本発明の組成物は、好ましくは組成物の重量比で5%〜40%、より具体的には10%〜30%の石鹸を含む。
石鹸
本明細書で定義する石鹸は、脂肪酸及びこれらの可溶性の塩を含む。脂肪酸及び/若しくは石鹸又はこれらの誘導体が、洗剤中で界面活性剤、ビルダー、増粘剤、泡抑制剤等として作用する多重の機能性を有することが既知である。したがって、疑いを避けるために、目的を考慮する式に対して、及び本明細書の好ましい実施形態では、石鹸と脂肪酸とは、別個に記載する。
石鹸は、対イオンとして任意の適切なカチオンを有してもよい。カチオンの混合物も可能である。石鹸のために適切なカチオンの例証的な実施例としては、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、置換されたアンモニウム、アミノ官能性カチオン(アルカノールアンモニウム及び同様のものなどの)、及び同様のもの並びにこれらの混合物が挙げられる。一実施形態では、石鹸は、モノアンモニウムカチオン及び二アンモニウムカチオンなどの非アルカノ官能性アミン(non-alkanolfunctionalised amines)を含まない。
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びこれらの混合物を含むあらゆる石鹸又は脂肪酸が、本明細書における使用に適している。通常は複雑な混合物である、天然に得られる脂肪酸も適している(タロー、ココナツ、及びパーム核脂肪酸など)。一実施形態では、組成物の約10重量%〜約25重量%の脂肪酸が組成物中に存在してもよい。
一実施形態では、石鹸は、約50%を超える中和度を有する。
別の実施形態では、界面活性剤は、組成物の重量で約0重量%〜約40重量%未満、又は更には0〜10重量%の石鹸を含む。
カチオン性及び/又はアミンオキシド及び/又は双性イオン性及び/又は両性界面活性剤
適切なカチオン性界面活性剤は、Surfactant Science Series、Vol.67、Ed.Kuo Yann Lai,published by Marcel Dekker,NY、及び米国特許第2003/0199414(A1)の第9段落[135]〜[137]に記載される。組成物中に存在する場合、カチオン性界面活性剤の適切な濃度は、組成物の重量で約0.01重量%〜約20重量%、具体的には約1重量%〜約10重量%、より具体的には約2重量%〜約5重量%である。代替的には、C8〜C18アルキルジメチルアミン−N−オキシド、C8〜C18双極性イオン界面活性剤、C8〜C18両性界面活性剤及び/又はC8〜C18アルキルアミドプロピルアミン界面活性剤(APA)などのアミンオキシド界面活性剤は、類似の濃度で使用されてもよい。かかる界面活性剤の混合物も使用することができる。
界面活性剤は、典型的には0.1重量%〜70重量%若しくは60重量%、又は組成物の0.5〜50重量%若しくは1〜40重量%の濃度で存在する。
色調染料−組成物は、布地色調剤(しばしば、遮光剤、青味剤又は増白剤と称される)を含んでもよい。典型的には色調剤は、青又は紫の濃淡を布地に提供する。色調剤は、色調の特定の濃淡を生成するため及び/又は異なる布地タイプに濃淡をつけるために、単独又は組み合わせのいずれかで使用することができる。これは、例えば、赤と緑−青の染料とを混合して、青又は紫の色合いを生じさせることにより、提供されてもよい。色調剤は、アクリジン、アントラキノン(多環式のキノンを含む)、アジン、アゾ(例えば、モノアゾ、ジアゾ、トリスアゾ、テトラキスアゾ、ポリアゾ)(含金アゾ、ベンゾジフラン及びベンゾジフラノンを含む)、カロチノイド、クマリン、シアニン、ジアザヘミシアニン、ジフェニルメタン、ホルマザン、ヘミシアニン、インジゴイド、メタン、ナフタルイミド、ナフトキノン、ニトロ及びニトロソ、オキサジン、フタロシアニン、ピラゾール、スチルベン、スチリル、リアリールメタン、トリフェニルメタン、キサンテン並びにこれらの混合物を含むがこれらに限定されない、任意の既知の染料の化学的クラスから選択されてもよい。
適切な布地色調剤としては、染料、染料−粘土共役体、並びに有機顔料及び無機顔料が挙げられる。適切な染料としては、小分子染料及びポリマー染料が挙げられる。適切な小分子染料としては、直接染料、基本染料反応性若しくは加水分解反応性染料、溶媒染料、又は分散染料、例えば、青、紫、赤、緑、又は黒の色指数(C.I.)分類に適合する染料から成る群から選択される小分子染料が挙げられ、所望の濃淡を単独又は組み合わせで提供する。別の態様では、適切な小分子染料としては、色指数(Society of Dyers and Colourists(Bradford,UK))番号9、35、48、51、66、及び99などのダイレクトバイオレット染料、1、71、80及び279などのダイレクトブルー染料、17、73、52、88及び150などのアシッドレッド染料、15、17、24、43、49及び50などのアシッドバイオレット染料、15、17、25、29、40、45、75、80、83、90及び113などのアシッドブルー染料、1などのアシッドブラック染料、1、3、4、10及び35などのベーシックバイオレット染料、3、16、22、47、66、75及び159などのベーシックブルー染料、欧州特許第EP1794275号若しくは欧州特許第EP1794276号に記載されるものなどの分散又は溶媒染料、又は米国特許第7,208,459(B2)号に開示される染料、並びにこれらの混合物から成る群から選択される小分子染料が挙げられる。別の態様では、適切な小分子染料としては、色指数番号が、アシッドバイオレット17、ダイレクトブルー71、ダイレクトバイオレット51、ダイレクトブルー1、アシッドレッド88、アシッドレッド150、アシッドブルー29、アシッドブルー113又はこれらの混合物からなる群から選択される小分子染料が挙げられる。
適切な高分子染料としては、共有結合(しばしば共役と称される)した色素体、(染料−ポリマー共役体)、例えば、ポリマーの主鎖に共重合した色素体をともなうポリマー及びこれらの混合物を含有するポリマーから成る群から選択される高分子染料が挙げられる。高分子染料としては、国際特許出願第WO2011/98355号、同第WO2011/47987号、米国特許第2012/090102号、国際特許出願第WO2010/145887号、同第WO2006/055787号、及び同第WO2010/142503号に記載されるものが挙げられる。
別の態様では、適切なポリマー染料としては、Liquitint(登録商標)(Milliken(Spartanburg,South Carolina,USA))の名称で市販されている布地直接着色剤、及び少なくとも1つの反応染料と、ヒドロキシル部分、1級アミン部分、2級アミン部分、チオール部分、及びこれらの混合物から成る群から選択される部分を含むポリマーから成る群から選択されるポリマーから形成されている染料−ポリマー共役体が挙げられる。更に他の態様では、適切なポリマー染料としては、Liquitint(登録商標)バイオレットCT、Megazyme(Wicklow,Ireland)からAZO−CM−CELLULOSEの商品名、商品コードS−ACMCで市販されているC.I.リアクティブブルー19と共役したカルボキシメチルセルロース(CMC)などのリアクティブブルー、リアクティブバイオレット、又はリアクティブレッド染料と共有結合したCMC、アルコキシル化トリフェニール−メタン重合着色料、アルコキシル化チオフェン重合着色料、及びこれらの混合物から成る群から選択されるポリマー染料が挙げられる。
好ましい色調染料としては、国際特許出願公開第WO08/87497(A1)号、国際特許出願第WO2011/011799号、及び同第WO2012/054835号に見出される増白剤が挙げられる。本発明で使用するための好ましい色調剤は、国際特許出願第WO2011/011799号の表5の実施例1〜42から選択されるものを含む、これらの参照で開示される好ましい染料であってもよい。他の好ましい染料が、米国特許第8138222号に開示される。
適切な染料粘土共役体には、少なくとも1つのカチオン性/塩基性染料とスメクタイト粘土を含む群から選択される染料粘土共役体、及びこれらの混合物が挙げられる。別の態様では、適切な染料粘土共役体としては、以下のC.I.から成る群から選択される1つのカチオン性/塩基性染料から成る群から選択される染料粘土共役体が挙げられる。ベーシックイエロー1〜108、C.I.ベーシックオレンジ1〜69、C.I.ベーシックレッド1〜118、C.I.ベーシックバイオレット1〜51、C.I.ベーシックブルー1〜164、C.I.ベーシックグリーン1〜14、C.I.ベーシックブラウン1〜23、CIベーシックブラック1〜11、及びモンモリロナイト粘土、ヘクトライト粘土、サポナイト粘土、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される粘土。更に別の態様では、適切な染料粘土共役体としては、以下から成る群から選択される染料粘土共役体が挙げられる:モンモリロナイトベーシックブルーB7 C.I.42595共役体、モンモリロナイトベーシックブルーB9 C.I.52015共役体、モンモリロナイトベーシックバイオレットV3 C.I.42555共役体、モンモリロナイトベーシックグリーンG1 C.I.42040共役体、モンモリロナイトベーシックレッドR1 C.I.45160共役体、モンモリロナイトC.I.ベーシックブラック2共役体、ヘクトライトベーシックブルーB7 C.I.42595共役体、ヘクトライトベーシックブルーB9 C.I.52015共役体、ヘクトライトベーシックバイオレットV3 C.I.42555共役体、ヘクトライトベーシックグリーンG1 C.I.42040共役体、ヘクトライトベーシックレッドR1 C.I.45160共役体、ヘクトライトC.I.ベーシックブラック2共役体、サポナイトベーシックブルーB7 C.I.42595共役体、サポナイトベーシックブルーB9 C.I.52015共役体、サポナイトベーシックバイオレットV3 C.I.42555共役体、サポナイトベーシックグリーンG1 C.I.42040共役体、サポナイトベーシックレッドR1 C.I.45160共役体、サポナイトC.I.ベーシックブラック2共役体及びこれらの混合物。
適切な顔料としては、フラバントロン、インダントロン、1〜4個の塩素原子を有する塩素化インダントロン、ピラントロン、ジクロロピラントロン、モノブロモジクロロピラントロン、ジブロモジクロロピラントロン、テトラブロモピラントロン、ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミド(イミド基は置換されていないか、あるいはC1〜C3−アルキル又はフェニル若しくは複素環式ラジカルで置換されていてもよく、このフェニル及び複素環式ラジカルは更に、水溶性を付与しない置換基を有していてもよい)、アントラピリミジンカルボン酸アミド、ビオラントロン、イソビオラントロン、ジオキサジン顔料、銅フタロシアニン(1分子当たり2個以下の塩素原子を有していてもよい)、ポリクロロ−銅フタロシアニン、又はポリブロモクロロ−銅フタロシアニン(1分子当たり14個以下の臭素原子を有する)、及びこれらの混合物から成る群から選択される顔料が挙げられる。
別の態様では、適切な顔料としては、ウルトラマリンブルー(C.I.顔料ブルー29)、ウルトラマリンバイオレット(C.I.顔料バイオレット15)、及びこれらの混合物から成る群から選択される顔料が挙げられる。ビルダー−洗浄組成物は、ゼオライトA、ゼオライトMAP(最大アルミニウムP型)などのゼオライトであってもよい、炭酸塩、重炭酸塩、又はケイ酸塩に基づくビルダーなどのビルダーを更に含有してもよい。洗濯に使用可能なゼオライトは、好ましくは、式Na12(AlO12(SiO12・27HOを有し、粒径は、通常、ゼオライトAにおいて1〜10μm、及びゼオライトMAPにおいて0.7〜2umである。他のビルダーは、メタケイ酸ナトリウム(NaSiO・nHO又はNaSi・nHO)強アルカリ性であり、好ましくは食器洗浄において使用される。好ましい実施形態では、洗剤ビルダーの量は、5%超、10%超、20%超、30%超、40%超、又は50%超であってもよく、また80%未満、65%未満であってもよい。食器洗浄洗剤において、ビルダーの濃度は、典型的には、40〜65%、特に50〜65%、又は更には75〜90%である。
pH:本発明の一態様によると、洗剤組成物は、約6〜約8.4又は10の範囲のpHを有してもよい。別の態様では、洗剤組成物は約7〜約9の範囲のpHを有してもよい。別の態様では、洗剤組成物は約6又は7.5〜約8.5の範囲のpHを有してもよい。別の態様では、洗剤組成物は約8のpHを有してもよい。
キレート剤−本明細書の消費者製品は、キレート剤を含有してもよい。適切なキレート剤としては、銅、鉄及び/又はマンガンキレート剤、並びにこれらの混合物が挙げられる。キレート剤を使用する場合、本消費者製品は、本消費者製品の約0.005重量%〜約15重量%、又は更には約3.0重量%〜約10重量%のキレート剤を含んでもよい。適切なキレート剤としては、DTPA(ジエチレントリアミン五酢酸)、HEDP(ヒドロキシエタンジホスホン酸)、DTPMP(ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸))、1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5−ジスルホン酸二ナトリウム塩水和物、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、エチレンジアミン二コハク酸(EDDS)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、トリエチレンテトラアミン六酢酸(TTHA)、N−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸(HEIDA)、ジヒドロキシエチルグリシン(DHEG)、エチレンジアミンテトラプロピオン酸(EDTP)、及びこれらの誘導体が挙げられる。
ビルダー−本発明の組成物は、1つ以上の洗剤ビルダー又はビルダー系を含むことができる。存在する場合、本組成物は典型的には、少なくとも約1重量%のビルダー、又は約5重量%又は10重量%〜約80重量%まで、50重量%まで、又は30重量%までのかかるビルダーを含む。ビルダーとしては、ポリホスフェートのアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム塩、アルカリ金属ケイ酸塩、アルカリ土類及びアルカリ金属炭酸塩、アルミノシリケートビルダー、ポリカルボキシレート化合物、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、無水マレイン酸とエチレン又はビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、及びカルボキシメチルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸及びニトリロ三酢酸のようなポリ酢酸の種々のアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム塩、並びにメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、及びこれらの可溶性塩類のようなポリカルボキシレートが挙げられるが、これらに限定されない。
ポリマー−本発明の組成物は、1つ以上のポリマーを含んでもよい。実施例には、カルボキシメチルセルロース、ポリ(ビニル−ピロリドン)、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピリジン−N−オキシド)、ポリ(ビニルイミダゾール)、ポリアクリル酸塩等のポリカルボン酸塩、マレイン酸/アクリル酸コポリマー、及びメタクリル酸ラウリル/アクリル酸コポリマー、並びに両親媒性のポリマーがある。
両親媒性の洗浄用ポリマー
好ましくは両親媒性の洗浄用ポリマーは、以下の一般構造式:ビス((CO)(CO)n)(CH)−N−C2x−N−(CH)−ビス((CO)(CO)n)を有する化合物、又はこれらの硫酸化若しくはスルホン化された変異体であり、式中、n=20〜30であり、x=3〜8である。
本発明の両親媒性アルコキシル化グリース洗浄ポリマーは、布地及び表面からグリース粒子を除去するように、親水性と疎水性との特性が釣り合っている任意のアルコキシル化ポリマーを示す。本発明の両親媒性アルコキシル化グリース洗浄ポリマーの具体的な実施形態は、コア構造と、そのコア構造に結合した複数のアルコキシレート基と、を含む。上記ポリマーは、アルコキシル化ポリアルキレンイミン、好ましくは内側のポリエチレンオキシドブロック及び外側のポリプロピレンオキシドブロックを有するものを含んでもよい。
コア構造は、式(I)、(II)、(III)及び(IV):
Figure 2014523474
の反復単位を縮合形態で含むポリアルキレンイミン構造(式中、#は、各場合において、窒素原子と式(I)、(II)、(III)又は(IV)の2つの隣接する反復単位のA基の遊離結合部位との間の結合の半分を示し、は、各場合において、アルコキシレート基のうちの1つに対する結合の半分を示し、Aは、直鎖又は分枝鎖のC〜C−アルキレンから独立して選択され、ポリアルキレンイミン構造は、式(I)の1反復単位、式(II)のx反復単位、式(III)のy反復単位及び式(IV)のy+1反復単位からなり、x及びyは、各場合において、0〜約150の範囲の値を有し、ポリアルキレンイミンコア構造の平均重量平均分子量Mwは、約60〜約10,000g/molの範囲の値である)を含んでもよい。
あるいは、コア構造は、式(I.a)及び/又は(I.b)のN−(ヒドロキシアルキル)アミンから選択される少なくとも1つの化合物の縮合生成物のポリアルカノールアミン構造、
Figure 2014523474
(式中、Aは、C〜C−アルキレンから独立して選択され、R、R1*、R、R2*、R、R3*、R、R4*、R及びR5*は、水素、アルキル、シクロアルキル又はアリールから独立して選択され、後者3つの言及されたラジカルは任意に、置換されてもよく、Rは、水素、アルキル、シクロアルキル又はアリールから選択され、後者3つの言及されたラジカルは任意に置換されてもよい)のいずれかを含んでもよい。
コア構造に結合した複数のアルキレンオキシ基は、式(V)のアルキレンオキシ単位
Figure 2014523474
(式中、は、各場合において、式(I)、(II)又は(IV)の反復単位の窒素原子に対する結合の半分を示し、Aは、各場合において、1,2−プロピレン、1,2−ブチレン及び1,2−イソブチレンから独立して選択され、Aは、1,2−プロピレンであり、Rは、各場合において、水素及びC〜C−アルキルから独立して選択され、mは0〜約2の範囲の平均値を有し、nは約20〜約50の範囲の平均値を有し、pは約10〜約50の範囲の平均値を有する)から独立して選択される。
両親媒性アルコキシル化グリース洗浄ポリマーの特定の実施形態は、内側ポリエチレンオキシドブロックと外側ポリプロピレンオキシドブロックとを有するアルコキシル化ポリアルキレンイミンから選択されてもよく、エトキシル化度及びプロポキシル化度は特定の制限値を上回りも下回りもしない。本発明によるアルコキシル化ポリアルキレンイミンの特定の実施形態では、ポリエチレンブロックのポリプロピレンブロックに対する比率(n/p)の最小値が約0.6であり、最大値が約1.5(x+2y+1)1/2である。約0.8〜約1.2(x+2y+1)1/2のn/p比率を有するアルコキシル化ポリアルキレンイミンは、特に有益な特性を有することが判明している。
本発明によるアルコキシル化ポリアルキレンイミンは第一級、第二級及び第三級アミン窒素原子から成る主鎖を有し、これらの窒素原子はアルキレンラジカルAにより互いに結合し、ランダムに配列される。ポリアルキレンイミン主鎖の主鎖及び側鎖を開始又は終止し、その残りの水素原子が引き続いてアルキレンオキシ単位により置換される第一級アミノ部分は、それぞれ式(I)又は(IV)の繰り返し単位と呼ばれる。残りの水素原子が引き続いてアルキレンオキシ単位により置換される第二級アミノ部分は、式(II)の繰り返し単位と呼ばれる。主鎖と側鎖に分岐する第三級アミノ部分は、式(III)の繰り返し単位と呼ばれる。
環化はポリアルキレンイミン主鎖の形成時に生じる可能性があるので、環状アミノ部分が主鎖内に小量で存在する場合もある。環状アミノ部分を含有するこのようなポリアルキレンイミンは、無論、非環状第一級及び第二級アミノ部分から成るものと同様にアルコキシル化される。
窒素原子及びA基から成るポリアルキレンイミン主鎖は、約60〜約10,000g/mol、好ましくは約100〜約8,000g/mol、より好ましくは約500〜約6,000g/molの平均分子量Mwを有する。
和(x+2y+1)は、1つの個々のポリアルキレンイミン主鎖内に存在するアルキレンイミン単位の総数に相当し、それゆえにポリアルキレンイミン主鎖の分子量に直接関わる。しかしながら、指定で与えられた値は、混合物中に存在する全てのポリアルキレンイミンの数平均に関わる。和(x+2y+2)は、1つの個々のポリアルキレンイミン主鎖内に存在するアミノ基の総数に相当する。
アミノ窒素原子に接続するラジカルAは、1,2−エチレン、1,2−プロピレン、1,2−ブチレン、1,2−イソブチレン、1,2−ペンタンジイル、1,2−ヘキサンジイル又はヘキサメチレンなどの、同一又は異なる、直鎖又は分枝鎖C〜C−アルキレンラジカルであってもよい。好ましい分枝状アルキレンは、1,2−プロピレンである。好ましい直鎖アルキレンは、エチレン及びヘキサメチレンである。より好ましいアルキレンは、1,2−エチレンである。
ポリアルキレンイミン主鎖の第一級及び第二級アミノ基の水素原子は、式(V)のアルキレンオキシ単位により置換される。
Figure 2014523474
この式では、可変因子は、好ましくは以下に与えられる意味のうちの1つを有する。
は、各場合において、1,2−プロピレン、1,2−ブチレン及び1,2−イソブチレンから選択され、好ましくは、Aは、1,2−プロピレンである。Aは1,2−プロピレンであり、Rは、各場合において、水素及びC〜Cアルキル(メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル及びtert−ブチルなど)から選択され、好ましくは、Rは水素である。添え字mは、各場合において、0〜約2の値を有し、好ましくは、mは0又はおよそ1であり、より好ましくは、mは0である。添え字nは、約20〜約50の範囲、好ましくは約22〜約40の範囲、より好ましくは約24〜約30の範囲の平均値を有する。添え字pは、約10〜約50の範囲、好ましくは約11〜約40の範囲、より好ましくは約12〜約30の範囲の平均値を有する。
好ましくは、式(V)のアルキレンオキシ単位は、アルコキシレートブロックの非ランダム配列である。非ランダム配列により、[−A−O−]が1番目に付加され(すなわち、式(I)、(II)又は(III)の繰り返し単位の窒素原子に対する結合に最も近接している)、[−CH−CH−O−]が2番目に付加され、[−A−O−]が3番目に付加されることが意味される。この配向は、内側ポリエチレンオキシドブロックと外側ポリプロピレンオキシドブロックとを有するアルコキシル化ポリアルキレンイミンを提供する。
式(V)のこれらのアルキレンオキシ単位のかなりの部分は、エチレンオキシ単位−[CH−CH−O)]−及びプロピレンオキシ単位−[CH−CH(CH)−O]−により形成される。アルキレンオキシ単位はまた追加的に、低い割合でプロピレンオキシ又はブチレンオキシ単位−[A−O]−を有してもよく、すなわち、水素原子で飽和したポリアルキレンイミン主鎖は、存在するNH−部分1モル当たりで最大約2mol、特に約0.5〜約1.5mol、特に約0.8〜約1.2molの、少量のプロピレンオキシド又はブチレンオキシドと最初に反応させてもよい、すなわち、初期にアルコキシル化させてもよい。
ポリアルキレンイミン主鎖のこの最初の修飾により、必要である場合には、アルコキシル化における反応混合物の粘性を低下させることができる。しかしながら、修飾は一般にアルコキシル化ポリアルキレンイミンの性能特性に影響せず、したがって、好ましい尺度を構成しない。
両親媒性のアルコキシル化グリース洗浄用ポリマーは、限定するものではないが、洗剤が挙げられる本発明の布地ケア製品及びホームケア製品中に、布地ケア製品及びホームケア製品の約0.05重量%〜10重量%の範囲の濃度で存在する。布地ケア製品及びホームケア製品の実施形態は、約0.1%〜約5重量%を含んでもよい。より具体的には、本実施形態は、約0.25〜約2.5%のグリース洗浄ポリマーを含んでもよい。
カルボン酸塩ポリマー−本発明の消費者製品はまた、マレエート/アクリレートランダムコポリマー又はポリアクリレートホモポリマーなどのカルボン酸塩ポリマーを1つ以上含んでもよい。1つの態様において、カルボキシレートポリマーは、4,000Da〜9,000Da、又は6,000Da〜9,000Daの分子量を有するポリアクリレートホモポリマーである。
防汚ポリマー−本発明の消費者製品はまた、以下の構造(I)、(II)又は(III)の1つにより定義される構造を有する防汚ポリマーを1つ以上含んでもよい:
(I) −[(OCHR−CHR−O−OC−Ar−CO−]
(II) −[(OCHR−CHR−O−OC−sAr−CO−]
(III) −[(OCHR−CHR−OR
(式中、
a、b、及びcは、1〜200であり、
d、e、及びfは、1〜50であり、
Arは、1,4−置換フェニレンであり、
sArは、位置5をSOMeにより置換された、1,3−置換フェニレンであり、
Meは、Li、K、Mg/2、Ca/2、Al/3、アンモニウム、モノ−、ジ−、トリ−、若しくはテトラアルキルアンモニウム(アルキル基は、C〜C18アルキル又はC〜C10ヒドロキシアルキル)、又はこれらの混合物であり、
、R、R、R、R、及びRは、独立して、H、又はC〜C18 n−若しくはイソ−アルキルから選択され;
は、直鎖若しくは分枝鎖C〜C18アルキル、又は直鎖若しくは分枝鎖C〜C30アルケニル、又は炭素原子を5〜9個有するシクロアルキル基、又はC〜C30アリール基、又はC〜C30アリールアルキル基である。
適切な防汚ポリマーは、Rhodiaにより供給されているRepel−o−tex SF、SF−2及びSRP6が挙げられるRepel−o−texポリマーなどのポリエステル防汚ポリマーである。他の適切な防汚ポリマーとしては、Clariantにより供給されているTexcare SRA100、SRA300、SRN100、SRN170、SRN240、SRN300及びSRN325などのTexcareポリマーが挙げられる。他の適切な防汚ポリマーは、Sasolにより供給されているMarloquest SLなどのMarloquestポリマーである。
セルロース系ポリマー−本発明の消費者製品はまた、アルキルセルロース、アルキルアルコキシルセルロース、カルボキシアルキルセルロース、アルキルカルボキシアルキルセルロースから選択されるものなどのセルロース系ポリマーを1つ以上含んでもよい。一態様では、セルロース系ポリマーは、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルカルボキシメチルセルロース及びこれらの混合物を含む群から選択される。一態様では、カルボキシメチルセルロースは、0.5〜0.9のカルボキシメチル置換度と、100,000Da〜300,000Daの分子量をと有する。
泡変性剤−本発明の組成物は、1つ以上の泡変性剤を含んでもよい。泡変性剤は、米国特許第3,933,672号及び同第4,136,045号に記載される。
移染防止剤−本発明の組成物はまた、1つ以上の移染防止剤を含んでもよい。適切な高分子移染防止剤としては、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書の組成物中に存在する場合、移染防止剤は、洗浄組成物の約0.0001重量%から、約0.01重量%から、約0.05重量%から、洗浄組成物の約10重量%まで、約2重量%まで、又は約1重量%までの濃度で存在する。
分散剤−本発明の組成物はまた、分散剤を含むことができる。適切な水溶性有機材料は、ホモポリマー又はコポリマーの酸又はそれらの塩であり、それらのうちのポリカルボン酸は、互いに炭素原子2個を超えない程度に離れている少なくとも2個のカルボキシル基を含んでもよい。
パールエッセンス剤−本発明のいくつかの態様では、洗濯洗剤組成物は、パールエッセンス剤を更に含む。有用なパールエッセンス剤として、米国特許出願公開第2008/0234165(A1)号に記載されるものが挙げられる。パールエッセンス剤の非限定例は、雲母;二酸化チタン被覆雲母;オキシ塩化ビスマス;魚のうろこ;以下の式:
Figure 2014523474
のアルキレングリコールのモノ及びジエステルの群から選択してもよく、式中、
a.Rは直鎖又は分枝鎖のC12〜C22アルキル基であり、
b.Rは直鎖又は分枝鎖のC2〜C4のアルキレン基であり、
c.Pは、H;C1〜C4アルキル;又は−CORの群から選択され、
d.n=1〜3である。
いくつかの実施形態では、アルキレングリコールがエチレングリコールジステアリン酸(EGDS)であるようにR2はR1と同じである。
組成物は、カプセル、特に、コアを含むカプセル、内表面及び外表面を有するシェル、を含んでもよく、前記シェルは前記コアを封入する。
かかるカプセルでは、前記コアは、香料、増白剤、染料、防虫剤、シリコーン、ワックス、香味料、ビタミン、布地用柔軟剤、スキンケア剤(一態様ではパラフィン)、酵素、抗菌剤、漂白剤、感覚剤、及びこれらの混合物から成る群から選択された材料を含むことができ、並びにこのシェルはポリエチレン、ポリアミド、ポリスチレン、ポリイソプレン、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアクリレート、アミノ樹脂(一態様では、前記アミノ樹脂は、ポリウレア、ポリウレタン、及び/又はポリウレアウレエタンを含んでもよく、一態様では、前記ポリウレアはポリオキシメチレンウレア及び/又はメラミンホルムアルデヒドを含んでもよい)、ポリオレフィン、多糖(一態様では、前記多糖はアルギネート及び/又はキトサンを含んでもよい)、ゼラチン、セラック、エポキシ樹脂、ビニルポリマー、水溶性無機物、シリコーン、及びこれらの混合物から成る群から選択された材料を含んでもよい。
好ましいカプセルでは、コアは、香料を含む。
好ましいカプセルでは、シェルは、メラミンホルムアルデヒド及び/又は架橋メラミンホルムアルデヒドを含んでもよい。
本発明の一態様では、本発明の組成物内に組み込むために適切なカプセルは、コア材料及びシェルを含んでもよく、前記シェルは少なくとも部分的に前記コア材料を包囲することが開示される。このカプセルの少なくとも75%、85%、又は更には90%は、約0.2MPa〜約10MPa、約0.4MPa〜約5MPa、約0.6MPa〜約3.5MPa、又は更には約0.7MPa〜約3MPaの破壊強度、並びに0%〜約30%、0%〜約20%、又は更には0%〜約5%の有益剤漏出率を有してもよい。一態様では、このカプセルの少なくとも75%、85%、又は更には90%は、約1マイクロメートル〜約80マイクロメートル、約5マイクロメートル〜60マイクロメートル、約10マイクロメートル〜約50マイクロメートル、又は更には約15マイクロメートル〜約40マイクロメートルの粒径を有してもよい。一態様では、少なくとも75%、85%、又は更には90%の前記カプセル剤は、約30nm〜約250nm、約80nm〜約180nm、又は更には約100nm〜約160nmの粒子壁厚を有してもよい。
一態様では、前記カプセルのコア材料は、香料原料、並びに/又は、植物油(純粋な及び/又はブレンドされた植物油(ヒマシ油(caster oil)、ココナッツ油、綿実油、ブドウ油、菜種、大豆油、コーン油、パーム油、亜麻仁油、ベニバナ油、オリーブ油、ピーナッツ油、ココナッツ油、パーム核油、ヒマシ油(castor oil)、レモン油、及びこれらの混合物を含む)を含む);植物油のエステル、エステル(ジブチルアジパート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルアジパート、ベンジルオクチルアジパート、トリクレシルホスフェート、トリオクチルホスフェート、及びこれらの混合物を含む);直鎖若しくは分枝鎖炭化水素(約80℃を超える沸点を有する直鎖若しくは分枝鎖炭化水素を含む);部分水素化テルフェニル、ジアルキルフタレート、アルキルビフェニル(モノイソプロピルビフェニルを含む)、アルキル化ナフタレン(ジプロピルナフタレンを含む)、石油スピリット(ケロシン、鉱油、及びこれらの混合物を含む)、芳香族溶媒(ベンゼン、トルエン、及びこれらの混合物を含む)、シリコーン油、並びにこれらの混合物から成る群から選択される材料を含んでもよい。
一態様では、このカプセルの壁材料は、アルデヒドとアミンの反応生成物などの適切な樹脂を含んでもよく、適切なアルデヒドとしてはホルムアルデヒドが挙げられる。適切なアミンとしては、メラミン、尿素、ベンゾグアナミン、グリコールウリル、及びこれらの混合物が挙げられる。適切なメラミンとしては、メチロールメラミン、メチル化メチロールメラミン、イミノメラミン及びこれらの混合物が挙げられる。適切な尿素としては、ジメチロール尿素、メチル化ジメチロール尿素、尿素−レゾルシノール、及びこれらの混合物が挙げられる。
一態様では、適切なホルムアルデヒドスカベンジャーは、カプセル(例えば、カプセルスラリー)と共に採用してもよく、かつ/又はカプセルをこのような消費者製品に加える前に、加えるときに、若しくは加えた後に加えられてもよい。
適切なカプセル剤は、米国特許第2008/0305982(A1)号、及び/又は同第2009/0247449(A1)号の教示に従うことにより、製造することができる。あるいは、適切なカプセル剤は、Appleton Papers Inc.(Appleton,Wisconsin USA)から購入することもできる。
加えて、上述のカプセルを作製するための材料は、Solutia Inc.(St Louis,Missouri U.S.A.)、Cytec Industries(West Paterson,New Jersey U.S.A.)、sigma−Aldrich(St. Louis,Missouri U.S.A.)、CP Kelco Corp.(San Diego,California,USA)、BASF AG(Ludwigshafen,Germany)、Rhodia Corp.(Cranbury,New Jersey,USA)、Hercules Corp.(Wilmington,Delaware,USA)、Agrium Inc.(Calgary,Alberta,Canada)、ISP(New Jersey U.S.A.)、Akzo Nobel(Chicago,IL,USA)、Stroever Shellac Bremen(Bremen,Germany)、Dow Chemical Company(Midland,MI,USA)、Bayer AG(Leverkusen,Germany)、Sigma−Aldrich Corp.(St. Louis,Missouri USA)から入手することができる。
一態様では、組成物は、(a)カルシウム塩、マグネシウム塩及びこれらの混合物から成る群から選択される無機塩、(b)オリゴ糖、ポリサッカライド及びこれらの混合物から成る群から選択される炭水化物、並びに(c)これらの混合物、から成る群から選択される酵素安定剤/阻害物質を含んでもよい。別の実施形態では、組成物は、追加のプロテアーゼ安定剤:(1)1−2プロパンジオール、(2)ジエチレングリコール、(3)カルシウム塩、マグネシウム塩及びこれらの混合物から成る群から選択される無機塩、(4)オリゴ糖、ポリサッカライド及びこれらの混合物から成る群から選択される炭水化物、(5)任意のこれらの組み合わせを含む。(1)1−2プロパンジオール、(2)ギ酸カルシウム、又は塩化カルシウム、及び/又はギ酸ナトリウムなどのカルシウム塩、並びに(3)任意のこれらの組み合わせが好ましい。
本発明の好ましい態様では、組成物は、200:1〜20,000:1、好ましくは1000:1〜2500:1の、中和したアニオン性界面活性剤:カルシウムイオンの重量比を含む。本発明の更なる態様では、本発明の組成物は、好ましくは0.02:1〜5:1、好ましくは0.03:1〜1.6:1の、カルシウムイオン:フェニルボロン酸の重量比を含む。本発明の更なる態様では、好ましくは組成物中の、カルシウムイオン:セリンプロテアーゼの重量比は、0.1:1〜20:1、好ましくは0.2:1〜10:1である。本発明の更なる好ましい態様では、組成物は、0.001〜0.2%、好ましくは0.001〜0.1%、又は0.002〜0.05%のカルシウム塩を含む。
本発明の更なる好ましい態様では、組成物のイオン強度は、組成物の蒸留水中の10g/L溶液が、0.05未満、好ましくは0.007又は0.001未満のイオン強度を有するようにする。水溶液のイオン強度、Iは、I=0.5Σ(m/(1mol L−1))z として定義され、式中mは、イオン種jの容量モル濃度(単位mol L−1)、及びzは、正か負かによらないイオン上の電荷の量である。例えば、Na及びCl−に対してはzj=1、Mg2+に対してはzj=2である。イオン種は、帯電している界面活性剤、帯電しているイオン種、及び無機イオンを含む。
本発明の更なる好ましい態様では、組成物は、20%以下の、又は15%以下の、又は10%以下の、又は5%以下の、又は3%以下の、1,2プロパンジオール及びエタノール並びにこれらの混合物から成る群から選択される溶媒を含み、より好ましくは本発明の組成物は、これらの量以下の1,2プロパンジオール、エタノール、ジエチレングリコール並びにこれらの混合物から成る群から選択される溶媒を含む。組成物は、これらの溶剤を含まなくてもよく、又は0.05又は更には0.1重量%から含んでもよい。
一態様では、組成物は、ジグリセリド及びトリグリセリド、エチレングリコールジステアレート、微結晶セルロース、セルロース系材料、マイクロファイバーセルロース、バイオポリマー、キサンタンガム、ジェランガム、硬化ヒマシ油、並びにこれらの混合物から成る群から選択される構造剤を含んでもよい。
洗剤は、1つ以上のポリマーを含んでもよい。実施例には、カルボキシメチルセルロース、ポリ(ビニル−ピロリドン)、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピリジン−N−オキシド)、ポリ(ビニルイミダゾール)、ポリアクリル酸塩等のポリカルボン酸塩、マレイン酸/アクリル酸コポリマー、及びメタクリル酸ラウリル/アクリル酸コポリマーがある。
洗剤は、テトラアセチルエチレンジアミン又はノナノイルオキシベンゼンスルホネート等の過酸形成漂白活性化剤と合わせることができる過ホウ酸塩又は過炭酸塩等のH源を含む場合がある漂白系を含有してもよい。あるいは、漂白系は、例えば、アミド、イミド、又はスルホン型のペルオキシ酸を含んでもよい。
一般的に、漂白剤が使用される場合、本発明の組成物は、標記洗浄組成物の約0.1重量%〜約50重量%、又は更に約0.1重量%〜約25重量%の漂白剤を含んでもよい。
本発明の組成物が実質的に非水性である場合、これらは、重量比で2%〜40%、より好ましくは5%〜25%の非水性溶媒を含んでもよい。本明細書で使用するとき、「非水性有機溶媒」は、アミノ官能基を全く含まない任意の有機溶媒を指す。好ましい非水性有機溶媒としては、一価アルコール、二価アルコール、多価アルコール、グリセロール、ポリエチレングリコールなどのポリアルキレングリコールが挙げられるグリコール、及びこれらの混合物が挙げられる。より好ましい非水性溶媒としては、一価アルコール、二価アルコール、多価アルコール、グリセロール、及びこれらの混合物が挙げられる。極めて好ましいものは、溶媒の混合物、特に、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソプロパノールなどの低級脂肪族アルコール、1,2−プロパンジオール又は1,3−プロパンジオールなどのジオール、及びグリセロールのうちの2つ以上の混合物である。同様に好ましいのは、プロパンジオール、及びジエチレングリコールとプロパンジオールとの混合物であり、その場合、該混合物はメタノール又はエタノールを含有しない。したがって、本発明の非水性液体組成物の実施形態は、プロパンジオールは使用されるがメタノール及びエタノールは使用されない実施形態を含んでもよい。
好ましい非水性溶剤は、周囲温度及び圧力(すなわち、21℃及び1気圧)で液体であり、炭素、水素及び酸素を含む。非水性溶媒は、予混合物調製時に、又は最終非水性組成物中に存在する場合がある。
本明細書における液体洗剤組成物は、界面活性剤、二重特性ポリマー、及び特定の所望による補助成分の水溶液、又は均一分散液若しくは懸濁液の形態をとってもよく、それらの成分のいくつかは通常、液体アルコールエトキシレート非イオン性物質、水性液体キャリア、及び任意の他の通常液体の所望による成分のような通常液体の組成物成分と組み合わされた固形の形態であってもよい。そのような溶液、分散液、又は懸濁液は許容できる程度に相安定であり、典型的には約100〜600cpsの、又は約150〜400cpsの範囲の粘度を有する。本開示の目的のため、粘度を#21スピンドルを使用したブルックフィールド(Brookfield)LVDV−II+の粘度計で測定する。
洗剤は、全般的な洗浄レベルを増加させるために洗濯物に加えられる事前染み抜き又は増進剤を含有してもよく、これらの添加物のうちのいずれかは、洗浄工程前に織物に適用される前処理剤としても使用されてもよい。
本発明の洗剤組成物は、例えば、ペースト、ゲル又は液体などの、任意の流体形態であってもよい。組成物は、当該技術分野において既知のものを含む、パウチなどの多区画包装を含む1回用量包装に入っていてもよく、これらは水溶性、水に不溶性、及び/又は透水性のものであってもよい。
本発明の組成物は、例えば、染みのついた布地の前処理に適切な洗濯添加組成物を含む手洗い用又は機械用洗濯洗剤組成物として製剤化されてもよく、又は全般的な家庭の硬い表面洗浄作業で用いる洗剤組成物として製剤化されてもよく、あるいは手洗い用又は機械用食器洗浄作業のために製剤化されてもよい。
洗剤組成物を作製するプロセス
本発明によると、上記の液体組成物の製造方法であって、
(i)アニオン性界面活性剤の酸前駆体をアミンと反応させて、中和したアニオン性界面活性剤を生成する工程と、
(ii)中和したアニオン性界面活性剤をプロテアーゼ酵素と混合する工程と、
(iii)中和したアニオン性界面活性剤をプロテアーゼ感受性成分と混合する工程と、
(iv)アミンで中和した界面活性剤を、反応性アルデヒド置換基を含まないフェニルボロン酸又はフェニルボロン酸誘導体と混合する工程と、
(v)アミンで中和した界面活性剤を補助成分と混合する工程であって、補助成分が、(a)ギ酸カルシウム又は塩化カルシウム、1,2プロパンジオール、ジエチレングリコール、乳酸及びこれらの誘導体から成る群から選択される追加の酵素安定剤、(b)キレート剤、(c)構造化剤又はこれらの混合物から成る群から選択され、好ましくは、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム及び/又はジエチレングリコールから選択される、工程と、を含み、
工程(i)、(ii)、(iii)、(iv)及び(v)は、同時又は任意の順序で逐次的であってもよく、但し、工程(iv)が工程(ii)若しくは工程(iii)のうちの少なくとも1つと同時又はこれより前でなければならない、方法が提供される。
同時にということにより、工程が同時であり、すなわち例えば、バッチプロセスで成分のそれぞれの添加の間に実質的な時間の遅れなしに別個の成分が互いに添加されてもよいことを意味することが意図される。実質的な時間遅れは、例えば、30分超、又は15分超、又は10分超、又は5分超となることになる。
本発明による好ましいプロセスでは、フェニルボロン酸誘導体を、アミンで中和したアニオン性界面活性剤と混合し、同時に又は逐次的に工程b及び/又はc並びに所望による追加の補助成分の混合が続く。更なる好ましい実施形態では、フェニルボロン酸又は誘導体を、セリン−プロテアーゼ酵素と混合し、引き続きセリン−プロテアーゼ酵素とフェニルボロン酸又は誘導体との混合物を、アミンで中和したアニオン性界面活性剤と混合した。
本発明の洗剤組成物は、米国特許第5,879,584号、同第5,691,297号、同第5,574,005号、同第5,569,645号、同第5,565,422号、同第5,516,448号、同第5,489,392号、及び同第5,486,303号に記載されるプロセスに基づいて製剤化することができる。一態様では、本明細書で開示される洗剤組成物は、その成分を任意の都合の良い順序で組み合わせ、かつ混合すること、例えば、結果として得られる成分の組み合わせを撹拌して相が安定した液体洗剤組成物を形成することによって調製されてもよい。一態様では、液体成分、例えば、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、非界面活性液体キャリア、及び他の所望の液体成分の少なくとも主要部分、又は更には実質的に全てを含有する液体マトリックスが形成され、この液体成分はこの液体の組み合せに剪断力攪拌を付与することにより完全に混合される。例えば、機械撹拌器での高速撹拌が有用に使用される。剪断攪拌を維持する間に、固体成分の実質的に全てを添加することができる。混合物の撹拌を継続し、必要ならばその時点で撹拌量を増加させ、液相中に不溶性固相粒子の溶液又は均一分散を形成する。固体形態の物質のいくらか又は全てがこの撹拌混合物に添加された後、包含されるべき任意の酵素物質の粒子、例えば、酵素プリルが組み込まれる。上述した組成物調製手順の変形として、1つ以上の固体成分を1つ以上の液体成分の微量部分と予混合した粒子の溶液又はスラリーとして撹拌混合物に添加してもよい。全ての組成物成分を添加した後、混合物の撹拌は、必要な粘度及び相安定度特性を有する組成物を形成するのに充分な時間継続される。しばしば、これには約30分〜60分間の撹拌を伴う。
洗剤組成物の使用方法
本開示の洗剤組成物は、織物の表面を洗浄する、処理する、又は前処理するために使用されてもよい。典型的には布地の少なくとも一部分を前述の洗剤組成物と、そのままの形態で、又は液体状に、例えば、洗浄溶液状に希釈した形態で接触させ、次いで布地を所望により洗浄し、及び/又はすすいでもよい。一態様では、布地を所望により洗浄し及び/又はすすぎ、前述の洗剤組成物と接触させ、次いで所望により洗浄し及び/又はすすぐ。本発明の目的に関して、洗浄は、こすり洗い及び機械的撹拌を含むが、これらに限定するものではない。典型的には、洗浄及び/又はすすぎの後、布地を乾燥させる。「布地」には洗濯又は処理できるほとんどあらゆる布地を含んでもよい。
本開示の洗剤組成物は、布地の洗濯で使用するための水性洗浄溶液を形成するために使用されてもよい。一般に、有効量のこうした組成物を、例えば、従来の布地洗濯自動洗濯機にて、又は手洗いによって、水に添加し、こうした水性洗濯溶液を形成する。このように形成された水性洗浄溶液を、次に、好ましくは撹拌下で、洗濯される布地と接触させる。本開示のような有効量の洗剤組成物を水に加えて、約200〜約15,000ppm、又は更には約300〜約7,000pmの洗剤組成物を含む場合がある水性洗濯溶液を形成してもよい。
酵素安定性試験データ
プロテアーゼの安定性試験、アミンで中和したアニオン性界面活性剤を含有する洗剤中での、洗剤中のインキュベーション後、実施例10、pH 8.2にて
方法:洗剤組成物、実施例10、酵素不存在、塩化カルシウム二水和物不存在、かつフェニルボロン酸(PBA)不存在、モノエタノールアミンを使用してpH 8.2に平衡化、が調製された。
Purafect Prime(登録商標)の商品名でGenencor International、(Palo Alto)によって販売されているプロテアーゼ(100gの洗剤中38.7mgの活性プロテアーゼタンパク質)が、上記の洗剤に添加された。インキュベーションの前に、初期の残留酵素活性のために、それぞれの洗剤試料が画定された(初期参照サンプル試料)。
Figure 2014523474
実験結果
それぞれの試料の残存酵素活性を、30℃で3週間及び6週間インキュベーションした後に決定し、それらの参照試料と比較した。残留活性が、関連する酵素に対する標準酵素活性アッセイを使用して判定された。
手順:
洗剤製剤A〜D、5g、pH 8.2を、2つに分けて、気密性の蓋付きの7mlのガラスバイアル瓶中に入れた。最初の2つに分けた試料の残存酵素活性を、インキュベーション前に決定した。
試料を、30℃で3週間及び6週間、インキュベータに設置した。インキュベーションの直後、サンプルは、両方の残留プロテアーゼに対して分析された。この試験において、100%の残存活性は、インキュベーション前の初期の残存酵素活性と比較して、プロテアーゼ活性の喪失がないことと等しい。
Figure 2014523474
結果は、pH 8.2、3週間及び6週間、30℃で、本発明の洗剤実施例10へのPBAの添加が、PBA不存在の参照に対してプロテアーゼの安定性を著しく改善したことを示す。
実施例1〜10 強力液体洗濯洗剤組成物
Figure 2014523474
ランダムグラフトコポリマーは、ポリエチレンオキシド主鎖と複数のポリビニルアセテート側鎖とを有する、ポリビニルアセテートグラフト化ポリエチレンオキシドコポリマーである。ポリエチレンオキシド主鎖の分子量は約6000であり、ポリ酢酸ビニルに対するポリエチレンオキシドの重量比は約40:60であり、エチレンオキシド単位50個当たりグラフト点は1個以下である。
−NHにつき20個のエトキシル基を有するポリエチレンイミン(MW=600)。
両親媒性アルコキシル化グリース洗浄ポリマーは、−NHにつき24個のエトキシル基、及び−NHにつき16個のプロポキシル基を有するポリエチレンイミン(MW=600)である。
Purafect Prime(登録商標)は、Genencor International(Palo Alto,California,USA)の製品である。
Mannaway(登録商標)は、Novozymes(Bagsvaerd,Denmark)の製品である。
DTPAは、ジエチレントリアミン五酢酸である。
DTPMPは、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)である。
HEDPは、1−ヒドロキシエチリデン(hydroxyethyidene)−1,1−ジホスホン酸である。
実施例11 強力液体洗濯洗剤組成物
Figure 2014523474
**総洗浄及び/又は処理組成物重量に基づいて、水は合計7%以下である。
−NHにつき、20個のエトキシル基を有するポリエチレンイミン(MW=600)。
Purafect Prime(登録商標)は、Genencor International(Palo Alto,California,USA)の製品である。
Natalase(登録商標)、Mannaway(登録商標)及びWhitezyme(登録商標)は、全て、Novozymes(Bagsvaerd,Denmark)の製品である。
蛍光増白剤は、全てCiba Specialty Chemicals(Basel,Switzerland)によって供給される、Tinopal(登録商標)AMS−GX、Tinopal(登録商標)CBS−X、若しくはTinopal(登録商標)TAS−X B36、又はこれらの混合物のいずれかとすることができる。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。

Claims (15)

  1. 液体洗剤組成物であって、
    (i)アミンで中和したアニオン性界面活性剤と、
    (ii)セリンプロテアーゼ酵素と、
    (iii)プロテアーゼ感受性成分と、
    (iv)反応性アルデヒド置換基を含まない、フェニルボロン酸又はフェニルボロン酸誘導体と、
    (v)(a)ギ酸カルシウム又は塩化カルシウム、1,2プロパンジオール、ジエチレングリコール、乳酸及びこれらの誘導体から成る群から選択される追加の酵素安定剤、(b)キレート剤、(c)構造化剤又はこれらの混合物から選択される補助成分と、
    を含む、液体洗剤組成物。
  2. 非置換フェニルボロン酸を含む、請求項1に記載の組成物。
  3. ギ酸カルシウム、塩化カルシウム、1,2プロパンジオール、ジエチレングリコール、乳酸及びこれらの誘導体、並びにこれらの混合物から成る群から選択され、好ましくは、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム、ジエチレングリコール及び乳酸及びこれらの誘導体並びにこれらの混合物から選択され、最も好ましくは塩化カルシウム、ギ酸カルシウム及びジエチレングリコール並びにこれらの混合物から選択される、追加の酵素安定剤から選択される補助成分(v)を含む、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記プロテアーゼ感受性成分が、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、セルラーゼ、セロビオースデヒドロゲナーゼ、キシログルカナーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、マンナーゼ、ペクチン酸リアーゼ、ケラチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、リケナーゼグルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、具体的には非セリンプロテアーゼ又はこれらの混合物から成る群から選択され、好ましくは、アミラーゼ、リパーゼ及びセルラーゼ酵素から選択される更なる酵素を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記セリンプロテアーゼが、
    (i)配列番号1のプロテアーゼ、
    (ii)置換基Y167A+R170S+A194P(BPN’の番号系)を更に含む、配列番号1のプロテアーゼ、
    (iii)置換基Y217Lを含む、配列番号2のプロテアーゼ、
    (iv)下記の群(a)及び(b)から選択される、合計3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個又は15個の突然変異を含む、配列番号2のプロテアーゼであって、好ましくは、少なくとも1つの突然変異が群(a)から選択され、
    群(a)は、A1E/T、S9/T、P14L、A15L、L16C、H17T、S18L/T、Q19K、G20A、Y21N/T、T22L、G23E、S33T、K43Y、N76D、G102A、N109A/S/G、A137V、K141R、T158S、G169A、S204E、P210S、N218S、N243P/V、S248N/A、S249A、K256R、L257G、S260P、及びN269Dであり、
    群(b)は、S24G/R/E、N25G、P40A/E、P52L、S53G、T55P、F58G、Q59S、N61E/P/G/S、N62Q/R/S、S63G/H、V68A、S78N、P86S、S87D/G、A88T/V、S89Y、A92G、L96T、G97A、G100N/Q/T、S101N、Q103E/H、Y104N、W106F、I111V、A114G、I115V、A116N/T、N117S、N118G、N123A/G/Q/V、M124I/V、S125A、L126A、G128A/S、P129E/Q/S/V、S130G、G131S/H、S132N、A133V、A134T、A144K、S145D、S159K、S161P、S162G/K、Y167A、P194L、V203Y、Q206D/E、K213L、Y217Q/L/D、V227T、A232T、P239R/V、N240K、T242R、K265N、L267V、及びQ275Eである、プロテアーゼ、又は
    (v)これらの混合物、
    から成る群から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記プロテアーゼ感受性成分が、
    (i)第1の洗浄リパーゼと、
    (ii)マンナナーゼと、
    (iii)セルラーゼ酵素、好ましくは配列番号4の変異型と、
    (iv)ペクタートリアーゼ、好ましくは配列番号5の変異型と、
    (v)α−アミラーゼ、好ましくは親アミラーゼの変異型であって、前記親アミラーゼが、配列番号6又は配列番号7のいずれかであり、好ましくは、前記変異型が前記D183及びG184欠損を含む、α−アミラーゼと、
    (vi)これらの混合物と、
    から成る群から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記プロテアーゼ感受性成分が、マンナナーゼ酵素及び/又はペクタートリアーゼ酵素を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. (i)200〜20,000:1、好ましくは1000〜2500:1のアニオン性界面活性剤:カルシウムイオンの重量比と、
    (ii)0.02〜5:1、好ましくは0.03〜5:1、最も好ましくは0.03〜1.6:1のカルシウムイオン:フェニルボロン酸の重量比と、
    (iii)0.01〜20:1、好ましくは0.2〜10:1のカルシウムイオン:セリンプロテアーゼの重量比と、
    のうちの1つ以上を含み、好ましくは、前記カルシウムイオンが、塩化カルシウム及び/又はギ酸カルシウムの形態で前記組成物に提供される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 1,2プロパンジオール及びエタノール並びにこれらの混合物から成る群から選択される、20%以下の、又は15%以下の、又は10%以下の、又は5%以下の、又は3%以下の溶媒を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 0.001〜0.2%、好ましくは、0.001〜0.1%、又は0.002〜0.05%のカルシウム塩を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 蒸留水中の前記組成物の10g/L溶液が0.05未満のイオン強度を有するようなイオン強度を追加的に有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記アニオン性界面活性剤のアミン対イオンが、アルカノールアミン類から成る群から選択され、好ましくは、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから成る群から選択され、最も好ましくはモノエタノールアミンを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の液体組成物の製造方法であって、
    (i)アニオン性界面活性剤の酸前駆体をアミンと反応させて、中和したアニオン性界面活性剤を生成する工程と、
    (ii)前記中和したアニオン性界面活性剤をプロテアーゼ酵素と混合する工程と、
    (iii)前記中和したアニオン性界面活性剤をプロテアーゼ感受性成分と混合する工程と、
    (v)前記アミンで中和した界面活性剤をフェニルボロン酸と混合する工程と、
    (vi)前記アミンで中和した界面活性剤を補助成分と混合する工程であって、補助成分が、(a)ギ酸カルシウム又は塩化カルシウム、1,2プロパンジオール、ジエチレングリコール、乳酸及びこれらの誘導体から成る群から選択される追加の酵素安定剤、(b)キレート剤、(c)構造化剤又はこれらの混合物から選択され、好ましくは、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム及び/又はジエチレングリコールから選択される、工程と、
    を含み、工程(ii)、(iii)、(iv)及び(v)は、同時又は任意の順序で逐次的であってもよく、但し、工程(iv)が工程(ii)若しくは工程(iii)のうちの少なくとも1つと同時又はこれより前でなければならない、方法。
  14. 前記中和したアニオン性界面活性剤が、前記プロテアーゼの添加の前に洗剤補助剤と混合される、請求項13に記載の方法。
  15. 表面、好ましくは織物を処理及び/又は洗浄する方法であって、(i)水、及び請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物又は請求項13若しくは14により調製された組成物を含む、水性洗浄液を形成する工程と、(ii)前記表面を前記水性洗浄液で、好ましくは40℃以下の温度で、又はより好ましくは30℃以下の温度で、最も好ましくは20℃以下の温度で処理する工程と、(iii)前記表面をすすぐ工程と、
    を含む、方法。
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