JP2014522125A - 電流拡散効果に優れる窒化物半導体発光素子及びその製造方法 - Google Patents

電流拡散効果に優れる窒化物半導体発光素子及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電流拡散用不純物を含有した電流拡散部を用いて電流拡散効果に優れる窒化物半導体発光素子及びその製造方法を開示するものである。
【解決手段】
本発明の窒化物半導体発光素子は、n型窒化物層;前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物を含む窒化物で形成された電流拡散部;前記電流拡散部上に形成された活性層;及び前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含むことを特徴とするものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、窒化物半導体発光素子及びその製造方法に関し、特に、電流拡散用不純物を含有した電流拡散部を用いて電流拡散効果に優れる窒化物半導体発光素子及びその製造方法に関する。
従来の窒化物半導体素子としては、例えば、GaN系窒化物半導体素子を挙げることができ、このGaN系窒化物半導体発光素子は、その応用分野において青色又は緑色LEDの発光素子、MESFETとHEMTなどの高速スイッチングと高出力素子などに応用されている。
このような従来のGaN系窒化物半導体発光素子としては、図1に示したように、多重量子井戸構造の活性層15を有する窒化物半導体発光素子10を例に挙げることができる。従来の窒化物半導体発光素子10は、サファイア基板11、n型窒化物層12、活性層15及びp型窒化物層17を含む。一方、p型窒化物層17の上部面には、透明電極層18とp側電極19bが順次形成され、n型窒化物半導体層12の露出した面にはn側電極19aが形成される。
このような従来のGaN系窒化物半導体発光素子は、活性層15に電子と正孔を注入し、これら電子と正孔の結合によって発光するようになるが、このような活性層13の発光効率を向上させるために、特許文献1に記載したように、n型窒化物層12のn型ドーパント又はp型窒化物層17のp型ドーパントの含有量を高め、活性層13への電子又は正孔の流入量を高める方案が実行されている。
しかし、このようにn型窒化物層12のn型ドーパント又はp型窒化物層17のp型ドーパントの含有量を高めた従来の窒化物半導体素子においては、均一でない電流拡散によって発光効率が大きく低下する。
具体的に、n型窒化物層12から各電子が活性層15の一部領域に過度に流入し、p型窒化物層17で発生した各正孔が活性層15に円滑に流入しないので、活性層15の一部領域は高い電流密度を有する一方、活性層15の他の領域は低い電流密度を有するようになる。
したがって、従来のGaN系窒化物半導体発光素子においては、活性層15に対して全体的に均一な電流拡散をなし、発光効率を向上させなければならないという必要性が増加している。
韓国公開特許公報第2010―0027410号
本発明の一つの目的は、電流拡散用不純物を含有した電流拡散部を用いて電流拡散を向上させ、発光効率を高めた窒化物半導体発光素子を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記の窒化物半導体発光素子を容易に製造できる方法を提供することにある。
前記一つの目的を達成するための本発明の実施例に係る窒化物半導体発光素子は、n型窒化物層;前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物を含む窒化物で形成された電流拡散部;前記電流拡散部上に形成された活性層;及び前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含むことを特徴とする。
前記一つの目的を達成するための本発明の他の実施例に係る窒化物半導体発光素子は、n型窒化物層;前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物を含む窒化物で形成された電流拡散部;前記電流拡散部上に形成された活性層;及び前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含み、前記電流拡散部は、自由正孔(free hole)の濃度が1×1013/cmないし5×1016/cmである窒化物層であって、前記活性層に流入する正孔を誘導する層であることを特徴とする。
前記一つの目的を達成するための本発明の更に他の実施例に係る窒化物半導体発光素子は、n型窒化物層;前記n型窒化物層上に形成された電流拡散部;前記電流拡散部上に形成された活性層;及び前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、前記電流拡散部は、他の層の炭素の濃度より高い濃度の炭素を含有する窒化物層であることを特徴とする。
前記一つの目的を達成するための本発明の更に他の実施例に係る窒化物半導体発光素子は、n型窒化物層;前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物とシリコン(Si)ドーパントを含有して形成された電流拡散部;前記電流拡散部上に形成された活性層;及び前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含み、前記電流拡散部は、前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)の濃度より高い層と、前記シリコン(Si)の濃度が前記炭素(C)の濃度より高い層とが交互に積層された複数層構造で形成されたことを特徴とする。
前記他の目的を達成するための本発明の実施例に係る窒化物半導体発光素子の製造方法は、基板上にn型窒化物層を形成する段階;前記n型窒化物層上に電流拡散部を形成する段階;前記電流拡散部上に活性層を形成する段階;及び前記活性層上にp型窒化物層を形成する段階;を含み、前記電流拡散部を電流拡散用不純物を含む窒化物で形成し、前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含むことを特徴とする。
前記他の目的を達成するための本発明の実施例に係る窒化物半導体発光素子の製造方法は、基板上にn型窒化物層を形成する段階;前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物とシリコン(Si)ドーパントを含有した複数層構造の電流拡散部を形成する段階;前記電流拡散部上に活性層を形成する段階;及び前記活性層上にp型窒化物層を形成する段階;を含み、前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含み、前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)の濃度より高い層と、前記シリコン(Si)の濃度が前記炭素(C)の濃度より高い層とを交互に積層して前記電流拡散部を形成することを特徴とする。
本発明の窒化物半導体発光素子においては、電流拡散用不純物を含有した電流拡散部を形成し、その結果、電子と正孔が活性層に円滑に拡散されて流入し、これによる電流拡散によって発光面積が増加し、発光効率が向上し得る。
本発明に係る窒化物半導体発光素子の製造方法においては、電流拡散用不純物の濃度とシリコン(Si)ドーパントの濃度を調整しながら電流拡散部を容易に形成し、電流拡散によって発光面積が増加し、発光効率が向上した窒化物半導体発光素子を獲得できるという効果がある。
従来の窒化物半導体発光素子を示す断面図である。 本発明の第1の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の断面図である。 本発明の第1の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第1の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第1の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第1の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第1の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第2の実施例に係る垂直型窒化物半導体発光素子の断面図である。 本発明の第3の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の断面図である。 本発明の第3の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第3の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第3の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第3の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第3の実施例に係る電流拡散部の濃度分布を説明するためのグラフである。 本発明の第4の実施例に係る垂直型窒化物半導体発光素子の断面図である。
以下では、添付の図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。ここで、本発明の実施形態は、多様な他の形態に変形することができ、本発明の範囲が以下で説明する実施形態に限定されることはない。
図2に示したように、本発明の第1の実施例に係る窒化物半導体発光素子100は、基板110の上部方向にバッファー層120、n型窒化物層130、電流拡散部140、活性層150、p型窒化物層160、透明電極層170、p側電極181及びn側電極182を含む。
バッファー層120は、基板110とn型窒化物層130との間の格子不整合を解消するために選択的に形成することができ、例えば、AlN又はGaNで形成することができる。
n型窒化物層130は、基板110又はバッファー層120の上部面に形成される。ここで、n型窒化物層130は、Siをドーピングしたn型AlGaNからなる第1の層と、アンドープのGaNからなる第2の層とが交互に形成された積層構造であり得る。もちろん、n型窒化物層130は、単層のn型窒化物層に成長させることも可能であるが、第1の層と第2の層の積層構造で形成し、クラックがなく、且つ結晶性の良いキャリア制限層として作用することができる。
電流拡散部140は、n型窒化物層130と活性層150との間に形成された層であって、活性層150に流入する電子又は正孔が特定の領域に集中せずに拡散されるように、電流拡散用不純物を含有した窒化物層に形成することができる。ここで、電流拡散部140の電流拡散用不純物は、電流拡散のための絶縁体として作用する炭素(C)を含み、炭素単独であるか、或いはゲルマニウム(Ge)、スズ(Sn)、鉛(Pb)などの14族元素のうち1種以上を炭素と共に含ませることができる。電流拡散部140においては、このような電流拡散用不純物が単独でドーピングされ得る。また、電流拡散用不純物は、シリコン(Si)ドーパントと共にドーピングされ得る。このとき、シリコン(Si)ドーパントは、シリコンドーパントの濃度が周期的に変化する形態を有するデルタドーピングされたものであり得る。
具体的に、電流拡散部140を、例えば、炭素(C)を電流拡散用不純物として含有したGaN:Cなどの炭素窒化物層に形成した場合、炭素(C)の濃度は、1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmで、電流拡散部140の総厚は、炭素(C)の濃度に反比例し、望ましくは500Åないし5000Åの厚さであり得る。
また、電流拡散部140は、前記の炭素(C)の濃度範囲の他に、p型窒化物層160と活性層150に含有された炭素(C)の濃度より高い濃度で形成することもできる。
このような電流拡散部140の厚さは前記炭素(C)の濃度に反比例し、炭素(C)の濃度が高くなるにつれて、電流拡散部140の厚さが減少し得る。
特に、電流拡散部140は、炭素(C)の濃度を基準にして前記の範囲を逸脱して500Å未満の厚さを有する場合、電流拡散の機能を行うことができない。また、電流拡散部140の厚さが前記炭素(C)の濃度を基準にして5000Å超過である場合、高抵抗層として作用し、印加電圧を0.4V以上に高めなければならないという問題が発生する。
このように形成された電流拡散部140は、活性層150に流入する電子に対しては一部の領域に過度な電子が流入することを防止し、正孔の側面では活性層150に正孔をより多く誘導するp―――層として作用することができる。p―――層は、弱いp型特性を示す(slightly p―type)層に該当し、自由正孔の濃度が約1×1013/cmないし5×1016/cmである窒化物層になり得る。
活性層150は、電流拡散部140とp型窒化物層160との間で単一量子井戸構造又は多重量子井戸構造からなり得る。ここで、活性層150は多重量子井戸構造であって、量子障壁層は、Alが含まれた窒化物層としてAlGaInN層で、量子井戸層は、例えば、InGaNからなり得る。このような量子障壁層と量子井戸層が繰り返されて形成された構造の活性層150は、発生する応力と変形による自発的な分極を抑制することができる。
p型窒化物層160は、例えば、Mgをドーピングしたp型AlGaNの第1の層と、Mgをドーピングしたp型GaNからなる第2の層とを交互に積層した構造で形成することができる。また、p型窒化物層160は、n型窒化物層130と同様に、単層のp型窒化物層に成長させることも可能であるが、積層構造で形成し、クラックがなく、且つ結晶性の良いキャリア制限層として作用することができる。
透明電極層170は、p型窒化物層160の上部面に備えられた層である。このような透明電極層170は、透明伝導性酸化物からなり、その材質はIn、Sn、Al、Zn、Gaなどの元素を含み、例えば、ITO、CIO、ZnO、NiO、Inなどで形成することができる。
このような本発明の一実施例に係る窒化物半導体発光素子100は、n型窒化物層130と活性層150との間に電流拡散部140を形成し、n型窒化物層130と電流拡散部140との間の界面抵抗値は、n型窒化物層130から電流拡散部140への垂直方向による抵抗値より低い。このとき、電子が低い抵抗側に流れる特性により、n型窒化物層130から流入した電子は、n型窒化物層130と電流拡散部140との間の界面に沿って拡散されながら活性層150に流入する。
したがって、本発明の一実施例に係る窒化物半導体発光素子100においては、炭素(C)を含有した窒化物層からなる電流拡散部140によって電子と正孔が活性層140に円滑に拡散されて流入し、これによる電流拡散によって発光面積が増加し、発光効率が向上し得る。
以下では、具体的に、本発明の第1の実施例に係る窒化物半導体発光素子100の製造方法について図3ないし図7を参照して説明する。
図3に示したように、本発明の第1の実施例に係る窒化物半導体発光素子100の製造方法は、まず、基板110の上部面にバッファー層120とn型窒化物層130を順次成長させる。
バッファー層120は、基板110とn型窒化物層130との間の格子不整合を解消するために基板110の上部面に選択的に形成することもできる。ここで、バッファー層120は、例えば、AlN又はGaNを用いて形成することもできる。
n型窒化物層130は、n―GaN層に形成することができる。n型窒化物層130の形成方法では、例えば、NH、トリメチルガリウム(TMG)、及びSiなどのn型ドーパントを含有したシランガスを供給し、n―GaN層をn型窒化物層に成長させることができる。
n型窒化物層130が形成された後、図4に示したように、電流拡散用不純物を含有した窒化物からなる電流拡散部140がn型窒化物層130の上部面に形成される。
具体的に、電流拡散部140は、電流拡散用不純物として炭素を含む窒化物で形成することができ、ALE(atomic layer epitaxy)、APCVD(atmospheric pressure chemical vapour deposition)、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)、RTCVD(rapid thermal chemical vapor deposition)、UHVCVD(ultrahigh vacuum chemical vapor deposition)、LPCVD(low pressure chemical vapor deposition)、MOCVD(Metal organic Chemical Vapor Deposition)などの気相エピタキシ成長方法を用いて形成することができる。
例えば、電流拡散部140は、望ましくは、炭素(C)を電流拡散用不純物として含有した窒化物層に形成し、MOCVD方法でNH、トリメチルガリウム(TMG)、及びDMHY(dimethylhydrazine)を用いてGaN:Cなどの炭素を含有した窒化物層に形成することができる。電流拡散部140において、このような電流拡散用不純物は、単独でドーピングされたり、シリコン(Si)ドーパントと共にドーピングされ得る。このとき、シリコン(Si)ドーパントは、デルタドーピング形態でドーピングされ得る。
ここで、GaN:Cなどの炭素ドーピング窒化物で電流拡散部を形成した場合、炭素(C)の濃度は1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmで、電流拡散部140の総厚は、炭素(C)の濃度に反比例し、望ましくは500Åないし5000Åの厚さ範囲であり得る。また、電流拡散部140は、前記の炭素(C)の濃度範囲の他に、n型窒化物層130と活性層150に含有された炭素の濃度より高い濃度で形成することもできる。
電流拡散部140を形成した後、図5に示したように、活性層150、p型窒化物層160及び透明電極層170を電流拡散部140の上部面に順次形成することができる。
活性層150は、単一量子井戸構造又は量子井戸層と量子障壁層が交互に多数積層された多重量子井戸構造で備えることができる。ここで、活性層150は、多重量子井戸構造からなり、量子障壁層は、例えば、Alが含まれたAlGaInNの4元系窒化物層で、量子井戸層は、例えば、InGaNからなり得る。
p型窒化物層160は、例えば、Mgをドーピングしたp型AlGaNの第1の層と、Mgをドーピングしたp型GaNからなる第2の層とを交互に積層した構造で形成することができる。また、p型窒化物層160は、n型窒化物層130と同様に、単層のp型窒化物層に成長させることも可能である。
透明電極層170は、透明伝導性酸化物からなり、その材質はIn、Sn、Al、Zn、Gaなどの元素を含み、例えば、ITO、CIO、ZnO、NiO、Inのうちいずれか一つで形成することができる。
このように透明電極層170まで形成した後、図6に示したように、透明電極層170からn型窒化物層130の一領域まで露光エッチング(lithography etching)を行い、n型窒化物層130の一領域を露出させることができる。
n型窒化物層130の一領域が露出すると、図7に示したように、p側電極181が透明電極層170の上部面に形成され、n側電極182が露出したn型窒化物層130の一領域に形成される。
このような本発明の第1の実施例に係る窒化物半導体発光素子100の製造方法では、気相エピタキシ成長方法を用いて要求される電流拡散用不純物の濃度を有する電流拡散部140を必要な厚さで形成することができる。
したがって、本発明の第1の実施例に係る窒化物半導体発光素子100の製造方法では、電流拡散用不純物の濃度と必要な厚さを有する電流拡散部140を容易に形成することができる。
以下では、本発明の第2の実施例に係る垂直型窒化物半導体発光素子について図8を参照して説明する。図8は、本発明の第2の実施例に係る垂直型窒化物半導体発光素子の断面図である。ここで、垂直型窒化物半導体発光素子の関連する公知構成又は機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にし得ると判断された場合、それについての詳細な説明は省略する。
図8に示したように、本発明の第2の実施例に係る垂直型窒化物発光素子は、p側電極支持層280の上部面方向に反射層272、オーミックコンタクト層271、p型窒化物層260、活性層250、電流拡散部240、n型窒化物層230及びn側電極290を含む。
p側電極支持層280は、伝導性支持部材であって、p側電極の役割をしながら発光素子の作動時に発生する熱を十分に発散させなければならない。特に、p側電極支持層280は、機械的強度を有し、スクライビング工程又はブレイキング工程を含む製造過程中に上部面方向の各層を支持しなければならない。
したがって、p側電極支持層280は、金(Au)、銅(Cu)、銀(Ag)及びアルミニウム(Al)などの熱伝導度の良い金属で形成することができる。又は、p側電極支持層280は、このような各金属と結晶構造及び結晶格子定数が類似し、合金時における内部応力の発生を最小化できるとともに、機械的強度を有する合金材質で形成することができる。例えば、p側電極支持層280は、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、白金(Pt)及びパラジウム(Pd)などの軽金属を含む合金で形成することが望ましい。
反射層272は、p側電極支持層280の上部面に選択的に形成することができ、活性層250から発散される光を上部方向に反射させる反射率の高い金属材質で形成することができる。
オーミックコンタクト層271は、反射層272の上部面にニッケル(Ni)又は金(Au)の金属、又はこのような金属を含有した窒化物からなる層に形成され、低い抵抗を有するオーミックコンタクト(Ohmic Contact)を形成する。ここで、ニッケル(Ni)又は金(Au)の金属を用いてオーミックコンタクト層271を形成する場合、オーミックコンタクト層271が反射機能を行えるので、反射層272を形成する必要はない。
電流拡散部240は、n型窒化物層230の下部面方向に電流拡散用不純物を含有した窒化物層であって、炭素とシリコンドーパントを含有する。
このとき、電流拡散部240において、炭素を含有した電流拡散用不純物は、1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmの濃度範囲で含有することができる。
このような電流拡散部240は、図2の電流拡散部140と同様に、n型窒化物層230と電流拡散部240との間の界面による電流分布、すなわち、水平方向の電流分布を改善することができる。
水平方向の電流分布が改善されると、垂直型窒化物半導体発光素子においては、活性層250に流入する電流密度が均一になり、発光面積が広くなるので、発光効率が向上し得る。
このような垂直型窒化物半導体発光素子は、一般的な垂直型窒化物半導体発光素子の製造方法で形成することができる。このとき、垂直型窒化物半導体発光素子は、炭素(C)を含有したガスとシリコン(Si)を含有したガスとの混合ガスを用いる気相エピタキシ成長方法を用いて同一の気相エピタキシ成長用設備(図示せず)で形成することができる。
このとき、垂直型窒化物発光素子の電流拡散部240は、本発明の第1の実施例に係る電流拡散部140の形成過程と同一に形成することができる。
したがって、本発明の第2の実施例は、電流拡散部140によって電子と正孔が活性層250に円滑に拡散されて流入し、これによる電流拡散によって発光面積が増加し、発光効率が向上し得る垂直型窒化物発光素子を提供することができる。
以下では、本発明の第3の実施例に係る水平型窒化物半導体発光素子300について図9を参照して説明する。
図9に示したように、本発明の第3の実施例に係る窒化物半導体発光素子300は、基板310の上部方向にバッファー層320、n型窒化物層330、積層構造の電流拡散部340、活性層350、p型窒化物層360、透明電極層370、p側電極382及びn側電極381を含む。
バッファー層320は、基板310とn型窒化物層330との間の格子不整合を解消するために選択的に形成することができ、例えば、AlN又はGaNで形成することができる。
n型窒化物層330は、基板310又はバッファー層320の上部面に形成される。ここで、n型窒化物層330は、Siをドーピングしたn型AlGaNからなる第1の層と、アンドープのGaNからなる第2の層とが交互に形成された積層構造であり得る。もちろん、n型窒化物層130は、単層のn型窒化物層に成長させることも可能であるが、第1の層と第2の層の積層構造で形成し、クラックがなく、且つ結晶性の良いキャリア制限層として作用することができる。
電流拡散部340は、n型窒化物層330と活性層350との間に形成された積層構造であって、活性層350に流入する電子又は正孔を特定の領域に集中させずに拡散させる電流拡散機能を行うことができる。
このような電流拡散部340は、n型窒化物層330の上部面方向に電流拡散用不純物を含有した積層構造である。図9に示したように、電流拡散部340は、炭素(C)の濃度がシリコン(Si)の濃度より高い窒化物層に形成された第1の拡散層341と、シリコン(Si)の濃度が炭素(C)の濃度より高い第2の拡散層342とが、例えば、3回繰り返された積層構造である。
もちろん、電流拡散部340の積層構造は、第1の拡散層341と第2の拡散層342が1回繰り返された積層構造、又は第1の拡散層341と第2の拡散層342が多数繰り返された積層構造で形成することもできる。
このとき、電流拡散部340の炭素(C)含有量は1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmで、電流拡散部340の総厚は、例えば、500Åないし5000Åの厚さであり得る。
ここで、電流拡散部340の第1の拡散層341と第2の拡散層342は、炭素(C)の濃度及び総厚範囲を基準にして前記濃度範囲未満の濃度を有したり、前記厚さ範囲未満であると電流拡散の機能を行うことができない。また、第1の拡散層341と第2の拡散層342の炭素(C)の濃度が前記濃度範囲を超えたり、厚さ範囲を超えると高抵抗層として作用し、印加電圧を3.4V以上に高めなければならないという問題が発生する。
このように第1の拡散層341と第2の拡散層342の積層構造が炭素(C)の濃度とシリコン(Si)ドーパントの濃度で交互に差を有する、すなわち、炭素(C)の濃度がシリコン(Si)の濃度より高い第1の拡散層341と、シリコン(Si)の濃度が炭素(C)の濃度より高い第2の拡散層342とが交互に積層されたことに特徴がある。その結果、電流拡散部340から活性層350への上部方向による抵抗値は、炭素(C)の濃度が高い第1の拡散層341の個数に応じて比例的に増加する。
しかし、第1の拡散層341と第2の拡散層342との間の界面抵抗値は、電流拡散部140から活性層150への上部垂直方向による抵抗値より低い。このとき、電子が低い抵抗側に流れる特性により、n型窒化物層330から流入した電子は、第1の拡散層341と第2の拡散層342との間の界面に沿って拡散されながら活性層350に流入する。
したがって、第1の拡散層341と第2の拡散層342との間の界面に沿って電子が拡散される効率、すなわち、水平方向の電流拡散効率が改善される。このように水平方向の電流拡散効率が改善されることによって、電子が活性層350に均一に流入し得る。電子が活性層350に均一に流入することによって発光面積が広くなるので、発光効率が向上し得る。
また、電流拡散部340で水平方向の電流拡散が改善されると、窒化物半導体発光素子300の動作電圧は3.4Vから3.1Vに節減することができる。
そして、電流拡散部340は、活性層350の一部の領域に過度な電子が流入することを防止し、正孔の側面では活性層350に正孔をより多く誘導する層として作用することができる。
活性層350は、電流拡散部340の上部面に単一量子井戸構造又は多重量子井戸構造からなり得る。ここで、活性層350は、多重量子井戸構造であって、量子障壁層350aは、Alが含まれた窒化物層としてAlGaInN層で、量子井戸層350bは、例えば、InGaNからなり得る。このような量子障壁層350aと量子井戸層350bが繰り返されて形成された構造の活性層350は、発生する応力と変形による自発的な分極を抑制することができる。
p型窒化物層360は、例えば、Mgをドーピングしたp型AlGaNの第1の層と、Mgをドーピングしたp型GaNからなる第2の層とを交互に積層した構造で形成することができる。また、p型窒化物層360は、n型窒化物層330と同様に、単層のp型窒化物層に成長させることも可能であるが、積層構造で形成し、クラックがなく、且つ結晶性の良いキャリア制限層として作用することができる。
透明電極層370は、p型窒化物層360の上部面に備えられた層である。このような透明電極層370は、透明伝導性化合物からなり、その材質は、In、Sn、Al、Zn、Gaなどの元素を含むことができる。このような透明電極層370は、例えば、ITO、CIO、ZnO、NiO、Inのうちいずれか一つで形成することができる。
このような本発明の第3の実施例に係る窒化物半導体発光素子300は、n型窒化物層330と活性層350との間に電流拡散部340を形成し、活性層350に流れる電流を特定の領域に集中させずに拡散させる機能を行うことができる。
したがって、本発明の第3の実施例に係る窒化物半導体発光素子300は、炭素(C)の濃度が高い第1の拡散層341と、シリコン(Si)ドーパントの濃度が高い第2の拡散層342とからなる積層構造の電流拡散部340により、電子と正孔が活性層350に円滑に拡散されて流入する。これによる電流拡散により、窒化物半導体発光素子300においては、発光面積が増加し、発光効率が向上し得る。
以下では、具体的に、本発明の第3の実施例に係る窒化物半導体発光素子300の製造方法について図10ないし図13を参照して説明する。
図10に示したように、本発明の第3の実施例に係る窒化物半導体発光素子300の製造方法は、まず、基板310の上部面にバッファー層320とn型窒化物層330を順次成長させる。
バッファー層320は、基板310とn型窒化物層330との間の格子不整合を解消するために基板310の上部面に選択的に形成することもできる。ここで、バッファー層320は、例えば、AlN又はGaNを用いて形成することもできる。
n型窒化物層330は、n―GaN層に形成することができる。n型窒化物層330の形成方法は、例えば、NH、トリメチルガリウム(TMG)、及びシリコン(Si)などのn型ドーパントを含むシランガスを供給し、n―GaN層をn型窒化物層に成長させることができる。
n型窒化物層330が形成された後、図11に示したように、第1の拡散層341と第2の拡散層342が多数繰り返された積層構造の電流拡散部340がn型窒化物層330の上部面に形成される。
電流拡散部340は、炭素を含む電流拡散用不純物を含有し、炭素の濃度がシリコン(Si)ドーパントの濃度より高い窒化物層に形成された第1の拡散層341と、炭素の濃度がシリコン(Si)ドーパントの濃度より低い窒化物層に形成された第2の拡散層342とが交互に多数繰り返されて500Åないし5000Åの総厚で形成することができる。
ここで、第1の拡散層341と第2の拡散層342は、ALE、APCVD、PECVD、RTCVD、UHVCVD、LPCVD、MOCVDなどの気相エピタキシ成長方法を用いて同一の気相エピタキシ成長用設備(図示せず)でインシチュ(in―situ)方式で形成することができる。
図14は、本発明の第3の実施例に係る電流拡散部の濃度分布を説明するためのグラフである。
図14に示したように、第1の拡散層341と第2の拡散層342は、それぞれ電流拡散用不純物としての炭素(C)及びシリコンドーパントを含有した窒化物層に形成される。このような第1の拡散層341及び第2の拡散層342は、NH、トリメチルガリウム(TMG)、及びDMHY(dimethylhydrazine)を含み、炭素(C)を含むガスとシリコン(Si)を含むガスとの混合ガスを用いるMOCVD方法で形成することができる。そして、第1の拡散層341と第2の拡散層342はインシチュ方式で形成することができる。
また、図14を参照すると、電流拡散部において、シリコンドーパントは、周期的に濃度が変化する形態、すなわち、デルタドーピング形態になり得る。
このとき、混合ガスの炭素(C)含有量とシリコン(Si)含有量を調整し、炭素(C)含有量を高め、炭素(C)の濃度が高い第1の拡散層341を先に形成する。続いて、第1の拡散層341を形成する過程の最後に混合ガスのシリコン(Si)含有量を高め、インシチュ方式で炭素(C)の濃度よりシリコン(Si)の濃度が高い第2の拡散層342を形成することができる。
具体的に、第1の拡散層341は、炭素(C)を1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmの濃度範囲で含有し、0.04μmないし0.08μmの厚さ範囲で形成することができる。
選択的に、炭素(C)の濃度とシリコン(Si)の濃度を調整する方法は、前記のMOCVD方法の他に、イオン注入方法で炭素(C)の注入量とシリコン(Si)注入量を調整しながらインシチュ方式で繰り返して行うこともできる。
このように第1の拡散層341と第2の拡散層342の形成は、MOCVD設備で炭素(C)の濃度とシリコン(Si)の濃度を調整しながらインシチュ方式で繰り返して行うことができる。その結果、電流拡散部340は、第1の拡散層341と第2の拡散層342が多数繰り返された積層構造で形成することができる。
積層構造の電流拡散部340が形成された後、図12に示したように、活性層350、p型窒化物層360及び透明電極層370が電流拡散部340の上部面に順次形成される。
活性層350は、単一量子井戸構造又は量子井戸層と量子障壁層が交互に多数積層された多重量子井戸構造で備えることができる。ここで、活性層350は、多重量子井戸構造からなり、量子障壁層350aは、例えば、アルミニウム(Al)が含まれたAlGaInNの4元系窒化物層で、量子井戸層350bは、例えば、InGaNからなり得る。
p型窒化物層360は、例えば、Mgをドーピングしたp型AlGaNの第1の層と、Mgをドーピングしたp型GaNからなる第2の層とを交互に積層した構造で形成することができる。また、p型窒化物層360は、n型窒化物層330と同様に、単一層のp型窒化物層に成長させることも可能である。
透明電極層370は、例えば、ITO、CIO、ZnO、NiO、Inのうちいずれか一つの透明伝導性化合物で形成することができる。
このように透明電極層370まで形成された後、図13に示したように、透明電極層370からn型窒化物層330の一領域まで露光エッチングを行い、n型窒化物層330の一領域を露出させることができる。
n型窒化物層330の一領域が露出すると、p側電極382が透明電極層370の上部面に形成され、n側電極381が露出したn型窒化物層330の一領域に形成される。
このような本発明の第3の実施例に係る窒化物半導体発光素子300の製造方法は、第1の拡散層341と第2の拡散層342が繰り返された積層構造の電流拡散部340をインシチュ方式で容易に形成することができる。特に、本発明の第3の実施例に係る窒化物半導体発光素子300の製造方法は、炭素(C)の濃度とシリコン(Si)ドーパントの濃度を調整しながら第1の拡散層341と第2の拡散層342をインシチュ方式で形成することができる。
したがって、本発明の第3の実施例に係る窒化物半導体発光素子の製造方法は、電流を特定の領域に集中させずに拡散させる電流拡散部340を有する窒化物半導体発光素子300を容易に獲得することができる。
以下では、本発明の第4の実施例に係る垂直型窒化物発光素子について図15を参照して説明する。図15は、本発明の第4の実施例に係る垂直型窒化物半導体発光素子の断面図である。ここで、垂直型窒化物半導体発光素子の関連した公知構成又は機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にし得ると判断された場合、それについての詳細な説明は省略する。
図15に示したように、本発明の第4の実施例に係る垂直型窒化物発光素子は、図8に示した垂直型窒化物半導体発光素子と比較すると、p側電極支持層480の上部面方向に反射層472、オーミックコンタクト層471、p型窒化物層460、活性層450、電流拡散部440、n型窒化物層430及びn側電極490を含む点において類似し、電流拡散部440が第1の拡散層241と第2の拡散層242で構成された積層構造で形成される点において相違点を有する。
p側電極支持層480は、伝導性支持部材であって、p側電極の役割をしながら発光素子の作動時に発生する熱を十分に発散させる。さらに、p側電極支持層480は、機械的強度を有しながら、スクライビング工程又はブレイキング工程を含有した製造過程中に上部面方向の各層を支持しなければならない。
したがって、p側電極支持層480は、金(Au)、銅(Cu)、銀(Ag)及びアルミニウム(Al)などの熱伝導度の良い金属で形成することができる。又は、p側電極支持層480は、このような各金属と結晶構造及び結晶格子定数が類似し、合金時における内部応力の発生を最小化できるとともに、機械的強度を有する合金材質で形成することができる。例えば、p側電極支持層480は、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、白金(Pt)及びパラジウム(Pd)などの軽金属を含む合金で形成することが望ましい。
反射層472は、p側電極支持層480の上部面に選択的に形成することができ、活性層450から発散される光を上部方向に反射させる反射率の高い金属材質で形成することができる。
オーミックコンタクト層471は、反射層472の上部面にニッケル(Ni)又は金(Au)の金属、又はこのような金属を含有した窒化物からなる層に形成され、低い抵抗を有するオーミックコンタクトを形成する。ここで、ニッケル(Ni)又は金(Au)の金属を用いてオーミックコンタクト層471を形成する場合、オーミックコンタクト層471が反射機能を行えるので、反射層472を形成する必要はない。
電流拡散部440は、n型窒化物層230の下部面方向に炭素(C)の濃度がシリコン(Si)ドーパントの濃度より高い窒化物層に形成された第1の拡散層241、及び炭素(C)の濃度がシリコン(Si)ドーパントの濃度より低い窒化物層に形成された第2の拡散層242を多数積層した構造である。このような電流拡散部440の積層構造は、例えば、3回繰り返された積層構造である。
ここで、電流拡散部440は、500Åないし5000Åの厚さで形成することができる。特に、第1の拡散層441は、電流拡散部440で0.04μmないし0.08μmの厚さ範囲で形成することができる。
もちろん、電流拡散部440は、第1の拡散層441と第2の拡散層442で構成された積層構造、又は第1の拡散層441と第2の拡散層442が多数繰り返された積層構造で形成することもできる。
このとき、電流拡散部440の電流拡散用不純物は、電流拡散のための絶縁体として炭素を含むことができる。炭素を含む電流拡散用不純物は、1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmの濃度範囲で含有されることが望ましい。
このように、第1の拡散層441と第2の拡散層442からなる電流拡散部440が炭素(C)の濃度とシリコン(Si)ドーパントの濃度で交互に差を有するという特徴がある。このような特徴により、第1の拡散層441と第2の拡散層442との間の界面抵抗は、電流拡散部440から活性層450への垂直方向による抵抗より低くなる。
したがって、本発明の第4の実施例に係る垂直型窒化物発光素子は、電流拡散部440において第1の拡散層441と第2の拡散層442との間の界面による電流分布、すなわち、水平方向の電流分布を改善させることができる。
水平方向の電流分布が改善されると、垂直型窒化物半導体発光素子においては、活性層450に流入する電流密度が均一になり、発光面積が広くなるので、発光効率が向上し得る。
このような垂直型窒化物半導体発光素子は、一般的な垂直型窒化物半導体発光素子の製造方法で形成することができる。このとき、垂直型窒化物半導体発光素子は、炭素(C)を含有したガスとシリコン(Si)を含有したガスとの混合ガスを用いる気相エピタキシ成長方法を用いて同一の気相エピタキシ成長用設備(図示せず)で形成することができる。
このとき、垂直型窒化物発光素子の電流拡散部440は、本発明の第3の実施例に係る電流拡散部340の形成過程と同一に形成することができる。
したがって、本発明の第4の実施例は、炭素(C)の濃度が高い第1の拡散層441と、シリコン(Si)ドーパントの濃度が高い第2の拡散層442とからなる積層構造の電流拡散部440をインシチュ方式で形成することができる。このようにインシチュ方式で形成された電流拡散部440を含む垂直型窒化物発光素子においては、電流拡散部440によって電流密度が均一になり、発光効率を向上させることができる。
本発明の技術思想は、前記の望ましい実施例によって具体的に記述したが、上述した各実施例は、その説明のためのものであって、制限のためのものではではないことに注意しなければならない。
また、本発明の技術分野で通常の専門家であれば、本発明の技術思想の範囲内で多様な実施が可能であることを理解できるだろう。
このような従来のGaN系窒化物半導体発光素子は、活性層15に電子と正孔を注入し、これら電子と正孔の結合によって発光するようになるが、このような活性層15の発光効率を向上させるために、特許文献1に記載したように、n型窒化物層12のn型ドーパント又はp型窒化物層17のp型ドーパントの含有量を高め、活性層15への電子又は正孔の流入量を高める方案が実行されている。
したがって、本発明の一実施例に係る窒化物半導体発光素子100においては、炭素(C)を含有した窒化物層からなる電流拡散部140によって電子と正孔が活性層150に円滑に拡散されて流入し、これによる電流拡散によって発光面積が増加し、発光効率が向上し得る。
したがって、本発明の第2の実施例は、電流拡散部240によって電子と正孔が活性層250に円滑に拡散されて流入し、これによる電流拡散によって発光面積が増加し、発光効率が向上し得る垂直型窒化物発光素子を提供することができる。
n型窒化物層330は、基板310又はバッファー層320の上部面に形成される。ここで、n型窒化物層330は、Siをドーピングしたn型AlGaNからなる第1の層と、アンドープのGaNからなる第2の層とが交互に形成された積層構造であり得る。もちろん、n型窒化物層330は、単層のn型窒化物層に成長させることも可能であるが、第1の層と第2の層の積層構造で形成し、クラックがなく、且つ結晶性の良いキャリア制限層として作用することができる。
しかし、第1の拡散層341と第2の拡散層342との間の界面抵抗値は、電流拡散部340から活性層350への上部垂直方向による抵抗値より低い。このとき、電子が低い抵抗側に流れる特性により、n型窒化物層330から流入した電子は、第1の拡散層341と第2の拡散層342との間の界面に沿って拡散されながら活性層350に流入する。
図15に示したように、本発明の第4の実施例に係る垂直型窒化物発光素子は、図8に示した垂直型窒化物半導体発光素子と比較すると、p側電極支持層480の上部面方向に反射層472、オーミックコンタクト層471、p型窒化物層460、活性層450、電流拡散部440、n型窒化物層430及びn側電極490を含む点において類似し、電流拡散部440が第1の拡散層441と第2の拡散層442で構成された積層構造で形成される点において相違点を有する。
電流拡散部440は、n型窒化物層430の下部面方向に炭素(C)の濃度がシリコン(Si)ドーパントの濃度より高い窒化物層に形成された第1の拡散層441、及び炭素(C)の濃度がシリコン(Si)ドーパントの濃度より低い窒化物層に形成された第2の拡散層442を多数積層した構造である。このような電流拡散部440の積層構造は、例えば、3回繰り返された積層構造である。

Claims (37)

  1. n型窒化物層;
    前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物を含む窒化物で形成された電流拡散部;
    前記電流拡散部上に形成された活性層;及び
    前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、
    前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含むことを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  2. 前記電流拡散部は、
    前記電流拡散用不純物が単独でドーピングされて形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  3. 前記電流拡散部は、
    前記電流拡散用不純物とシリコンドーパントが共にドーピングされて形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  4. 前記シリコンドーパントは、
    デルタドーピング形態でドーピングされていることを特徴とする、請求項3に記載の窒化物半導体発光素子。
  5. 前記電流拡散部の厚さは、前記電流拡散用不純物の濃度と反比例関係を有することを特徴とする、請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  6. 前記電流拡散用不純物の濃度は、1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmで、
    前記電流拡散部の厚さは500Åないし5000Åであることを特徴とする、請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  7. n型窒化物層;
    前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物を含む窒化物で形成された電流拡散部;
    前記電流拡散部上に形成された活性層;及び
    前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、
    前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含み、
    前記電流拡散部は、自由正孔の濃度が1×1013/cmないし5×1016/cmである窒化物層であって、前記活性層に流入する正孔を誘導する層であることを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  8. 前記電流拡散部は、
    前記電流拡散用不純物が単独でドーピングされて形成されたことを特徴とする、請求項7に記載の窒化物半導体発光素子。
  9. 前記電流拡散部は、
    前記電流拡散用不純物とシリコンドーパントが共にドーピングされて形成されたことを特徴とする、請求項7に記載の窒化物半導体発光素子。
  10. 前記シリコンドーパントは、
    デルタドーピング形態でドーピングされていることを特徴とする、請求項9に記載の窒化物半導体発光素子。
  11. 前記電流拡散部の厚さは、前記電流拡散用不純物の濃度と反比例関係を有することを特徴とする、請求項9に記載の窒化物半導体発光素子。
  12. 前記電流拡散部の厚さは500Åないし5000Åであることを特徴とする、請求項9に記載の窒化物半導体発光素子。
  13. n型窒化物層;
    前記n型窒化物層上に形成された電流拡散部;
    前記電流拡散部上に形成された活性層;及び
    前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、
    前記電流拡散部は、他の層の炭素の濃度より高い濃度の炭素を含有する窒化物層であることを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  14. 前記電流拡散部は、
    前記電流拡散用不純物が単独でドーピングされて形成されたことを特徴とする、請求項13に記載の窒化物半導体発光素子。
  15. 前記電流拡散部は、
    前記電流拡散用不純物とシリコンドーパントが共にドーピングされて形成されたことを特徴とする、請求項13に記載の窒化物半導体発光素子。
  16. 前記シリコンドーパントは、
    デルタドーピング形態でドーピングされていることを特徴とする、請求項14に記載の窒化物半導体発光素子。
  17. 前記電流拡散部は、前記活性層の炭素の濃度又は前記n型窒化物層の炭素の濃度より高い濃度の炭素を含有した窒化物層であることを特徴とする、請求項13に記載の窒化物半導体発光素子。
  18. 前記電流拡散部の炭素の濃度は1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmで、
    前記電流拡散部の総厚は500Åないし5000Åであることを特徴とする、請求項13に記載の窒化物半導体発光素子。
  19. 前記電流拡散部の厚さは、前記電流拡散用不純物の濃度と反比例関係を有することを特徴とする、請求項13に記載の窒化物半導体発光素子。
  20. 基板上にn型窒化物層を形成する段階;
    前記n型窒化物層上に電流拡散部を形成する段階;
    前記電流拡散部上に活性層を形成する段階;及び
    前記活性層上にp型窒化物層を形成する段階;を含み、
    前記電流拡散部は、電流拡散用不純物を含む窒化物で形成し、
    前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含むことを特徴とする窒化物半導体発光素子の製造方法。
  21. 前記電流拡散部は、
    前記電流拡散用不純物が単独でドーピングされて形成されることを特徴とする、請求項20に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  22. 前記電流拡散部は、
    前記電流拡散用不純物とシリコンドーパントが共にドーピングされて形成されることを特徴とする、請求項20に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  23. 前記シリコンドーパントは、
    デルタドーピング形態でドーピングされることを特徴とする、請求項22に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  24. 前記電流拡散部を形成する段階では、
    前記電流拡散部の炭素の濃度が前記活性層の炭素の濃度又は前記n型窒化物層の炭素の濃度より高いことを特徴とする、請求項20に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  25. 前記電流拡散部を形成する段階では、
    前記電流拡散部の炭素の濃度が他の層の炭素の濃度より高いことを特徴とする、請求項20に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  26. 前記電流拡散部を形成する段階では、
    前記電流拡散部の厚さは、前記電流拡散用不純物の濃度と反比例関係を有することを特徴とする、請求項20に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  27. 前記電流拡散部を形成する段階では、
    前記電流拡散用不純物の濃度は1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmで、
    前記電流拡散部の厚さは500Åないし5000Åであることを特徴とする、請求項20に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  28. n型窒化物層;
    前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物とシリコン(Si)ドーパントを含有して形成された電流拡散部;
    前記電流拡散部上に形成された活性層;及び
    前記活性層上に形成されたp型窒化物層;を含み、
    前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含み、前記電流拡散部は、前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)の濃度より高い層と、前記シリコン(Si)の濃度が前記炭素(C)の濃度より高い層とが交互に積層された複数層構造で形成されたことを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  29. 前記電流拡散部の厚さは、前記電流拡散用不純物の濃度と反比例関係を有することを特徴とする、請求項28に記載の窒化物半導体発光素子。
  30. 前記電流拡散用不純物は炭素(C)で、
    前記炭素(C)が1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmの濃度範囲で含有されることを特徴とする、請求項28に記載の窒化物半導体発光素子。
  31. 前記電流拡散部の総厚は500Åないし5000Åであることを特徴とする、請求項28に記載の窒化物半導体発光素子。
  32. 前記n型窒化物層から導出される電子は、前記n型窒化物層と前記電流拡散部との間の界面に沿って拡散されて前記活性層に流入することを特徴とする、請求項28に記載の窒化物半導体発光素子。
  33. 基板上にn型窒化物層を形成する段階;
    前記n型窒化物層上に電流拡散用不純物とシリコン(Si)ドーパントを含有した複数層構造の電流拡散部を形成する段階;
    前記電流拡散部上に活性層を形成する段階;及び
    前記活性層上にp型窒化物層を形成する段階;を含み、
    前記電流拡散用不純物は炭素(C)を含み、
    前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)の濃度より高い層と、前記シリコン(Si)の濃度が前記炭素(C)の濃度より高い層とを交互に積層して前記電流拡散部を形成することを特徴とする窒化物半導体発光素子の製造方法。
  34. 前記電流拡散部を形成する段階では、
    前記電流拡散用不純物は炭素(C)で、
    前記炭素(C)が1×1016atoms/cmないし1×1018atoms/cmの濃度範囲で含有されることを特徴とする、請求項33に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  35. 前記電流拡散部を形成する段階は、
    前記炭素(C)を含むガスと前記シリコン(Si)ドーパントを含むガスとの混合ガスを用いる気相エピタキシ成長方法で前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)ドーパントの濃度より高い窒化物層を形成する段階;及び
    前記炭素(C)の濃度がシリコン(Si)ドーパントの濃度より高い窒化物層上に前記気相エピタキシ成長方法で前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)ドーパントの濃度より低い窒化物層を形成する段階;を含み、
    前記電流拡散部を形成する段階では、インシチュ方式で1回以上交互に形成されることを特徴とする、請求項33に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  36. 前記電流拡散部を形成する段階は、
    イオン注入方法で窒化物層に前記炭素(C)の注入量と前記シリコン(Si)ドーパントの注入量を調整し、前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)ドーパントの濃度より高い窒化物層を形成する段階;及び
    前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)ドーパントの濃度より高い窒化物層上に前記イオン注入方法で前記炭素(C)の濃度が前記シリコン(Si)ドーパントの濃度より低い窒化物層を形成する段階;を含み、
    前記電流拡散部を形成する段階では、前記電流拡散部をインシチュ方式で1回以上交互に形成することを特徴とする、請求項33に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  37. 前記電流拡散部の総厚は500Åないし5000Åであることを特徴とする、請求項33に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
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