JP2014520618A - ロッキングインターフェース、カートリッジホルダ、及びロッキングインターフェースを含む薬物送達デバイス - Google Patents

ロッキングインターフェース、カートリッジホルダ、及びロッキングインターフェースを含む薬物送達デバイス Download PDF

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Abstract

薬物送達デバイスの本体(15)上へカートリッジホルダ(2)をロックするためのロッキングインターフェース(1)は、本体(15)上へカートリッジホルダ(2)をロックするためのロッキング部材(6)、使用者によって作動可能なユーザインターフェース(13)、ロッキング部材(6)及びユーザインターフェース(13)が、その上に置かれる支持部材(7)を含み、ここでロッキングインターフェース(1)は、カートリッジホルダ(2)及び本体(15)をロック解除するために必要とされる力が、ユーザインターフェース(13)を作動することによって低減可能であるように構成される。

Description

本開示は、カートリッジホルダを薬物送達デバイスの本体上へロックするためのロッキングインターフェース、そのようなロッキングインターフェースを含むカートリッジホルダ、及びそのようなロッキングインターフェースを含む薬物送達デバイスに関する。
薬物送達デバイスは、薬物を含有するカートリッジを含み得る。カートリッジは、薬物送達デバイスの本体に取り付けられているカートリッジホルダによって保持され得る。再使用可能なデバイスにおいて、カートリッジの交換を可能にするために、カートリッジホルダは本体から取り外されるように構成される。デバイスの本体からのカートリッジホルダの偶然の脱着を避けるために、ロッキング機構が供され得る。
再使用可能な薬物送達デバイス、特に、ペン型注射デバイスが、例えば、文献特許文献1及び特許文献2において述べられている。
WO2009/132777A1明細書 WO2009/132781A1明細書
本発明の目的は、ロッキングインターフェース、カートリッジホルダ、及び薬物送達デバイスを供することであり、ここでロッキング機能は改良されている。
本開示の一つの態様によれば、薬物送達デバイスの本体上へカートリッジホルダをロックするためのロッキングインターフェースが供される。ロッキングインターフェースは、本体上へカートリッジホルダをロックするためのロッキング部材、使用者によって操作可能なユーザインターフェース、及びロッキング部材及びユーザインターフェースがその上に置かれる支持部材を含む。ロッキングインターフェースは、本体からカートリッジホルダをロック解除するために必要とされる力が、ユーザインターフェースを作動することによって低減可能であるように構成される。
好ましくは、ロッキングインターフェースは再使用可能な薬物送達デバイスにおいて使用され、ここで、デバスが新しいカートリッジと共に再使用され得るように、カートリッジの交換が可能とされる。薬物送達デバイスは注射デバイス、特に、ペン型注射デバイスであり得る。
好ましくは、ロッキングインターフェースは、小さい力をかけるによってロックが達成できるように構成される。そうすることによって、カートリッジホルダが本体上へ完全にロックされない、そしてデバイスの使用中に外れるというリスクが低減できる。更に、ロッキングインターフェースは、好ましくは、ユーザインターフェースが作動されない限り、デバイスのロック解除に強い力が要求されるように構成される。この場合、デバイスの偶然のロック解除が防ぐことができる。
好ましい実施態様において、ロッキングインターフェースは、ロック及びロック解除がカートリッジホルダ又はデバイスの本体上にトルクをかけることによって達成されるように構成される。好ましくは、ロッキングインターフェースは、カートリッジホルダ及び本体のロック解除のために必要とされるトルクが、ユーザインターフェースを作動することによって低減可能であるように構成される。
例として、ロッキングインターフェースは、カートリッジホルダ又は薬物送達デバイスの本体の上に置かれ得る。特に、ロッキングインターフェースはカートリッジホルダ又は本体のハウジングの一部であり得る。
ロッキング部材は、嵌め合いロッキング部材との相互作用のために構成され得て、それによって薬物送達デバイスの本体からのカートリッジホルダの偶然の脱着が防がれ得る。特に、ロッキング部材は、嵌め合いロッキング部材との機械的相互作用によってカートリッジホルダの脱着運動を機械的に阻止するために構成され得る。例として、ロッキング部材を含むロッキングインターフェースがカートリッジホルダ上に置かれるとき、嵌め合いロッキング部材はデバイスの本体上に置かれ得て、そこにカートリッジホルダが取り付けられる。特に、嵌め合いロッキング部材はデバイスの本体のハウジングの内面上に置かれ得る。
嵌め合いロッキング部材は突出部を含み得る。本体上へのカートリッジホルダのロックを確立するために、嵌め合いロッキング部材はロッキング部材に亘って押されなければならない。ロックを解除するために、嵌め合いロッキング部材は、ロッキング部材に亘って反対方向に押されなければならない。または、嵌め合いロッキング部材は、その中でロッキング部材が係合する凹部を含み得る。カートリッジホルダのロックを確立するために、ロッキング部材は凹部内に押される必要があり得る。好ましくは、支持部材は、ロッキング部材が凹部に亘って置かれるとき、ロッキング部材が付勢力によって凹部内に駆り立てる(urged)ように弾力的に付勢される。
好ましくは、ロッキング部材は、取り付け動作の最後に、嵌め合いロッキング部材との相互作用が起こるように構成される。好ましくは、薬物送達デバイスの本体上へのカートリッジホルダの取り付け動作は、本体に対するカートリッジホルダの回転運動を含む。例として、カートリッジホルダは、案内溝中に案内される案内ピンによって薬物送達デバイスの本体に取り付けられ得る。案内ピンはカートリッジホルダ上に置かれ得て、そして案内溝はデバイスの本体上に置かれ得るか又はその逆もある。案内溝は、案内ピンがこのセクション中に案内されるとき、本体に対するカートリッジホルダの回転運動が起こるように、環状セクション又はらせんセクションを含み得る。好ましくは、ロッキング部材は、回転運動の最後に嵌め合いロッキング部材との相互作用が起こるように置かれ得る。更なる例として、カートリッジホルダはねじ山によって薬物送達デバイスの本体に取り付けられ得る。ロッキング部材は、ねじ込み動作の最後に相互作用が起こるように置かれ得る。
ロッキングインターフェースはベースを含み得て、ここで支持部材はベースに弾力的に連結される。
例として、ベースはカートリッジホルダ又は薬物送達デバイスの本体のハウジング又はハウジングの一部であり得る。特に、ベースはペン型デバイスの円筒状ハウジングの一部であり得る。
ベースへの弾力的連結によって、ベースに対する支持部材の弾力的たわみ運動が可能となり得る。好ましくは、ロッキングインターフェースは、ロック動作中及びユーザインターフェースの作動中に弾力的たわみが起こるように構成される。弾力的たわみは、カートリッジホルダのロック又は本体からのロック解除のために要求される低減された力に繋がり得る。
好ましくは、支持部材のたわみはロッキング部材のたわみを含む。たわみに際して、ロッキング部材に亘って嵌め合いロッキング部材を押すために必要とされる力が減じられ得るように、ベースに対するロッキング部材の高さは減少し得る。
好ましくは、ロッキングインターフェースは、カートリッジホルダが本体にロックされるとき、ロッキング部材上に小さい力がかけられるとき支持部材が既に歪んでいるように構成される。この場合、ロッキング部材に亘って嵌め合いロッキング部材を押すため、そしてそうすることによって、デバイスをロックするために小さい力が必要とされる。好ましくは、ロッキングインターフェースは、カートリッジホルダをロック解除するために、嵌め合いロッキング部材との相互作用によってロッキング部材のたわみを起こさせるのに大きな力が必要とされるように構成される。従って、ロッキング部材に亘って嵌め合いロッキング部材を押すために、そしてそうすることによってデバイスをロック解除するために大きな力が必要とされる。
例として、ロッキング部材は、突きしているラグの形を有し得る。この場合、嵌め合いロッキング部材は、嵌め合いラグの形を有し得る。ロッキング部材は、ロッキング動作を助けるための傾いた相互作用側部を有し得る。特に、傾いた相互作用側部は、ロッキング部材の第一の相互作用側部の上にあり得て、ここで、嵌め合いロッキング部材は、ロックが確立されるときに押し倒されなければならない。ロッキング部材に亘って嵌め合いロッキング部材を押す際に、ベースに対するロッキング部材の高さが減じるように、支持部材の内側に向かうたわみが起こり得る。ロッキング部材は、第一の相互作用側部よりももっと急勾配である第二の相互作用側部を有し得る。この第二の相互作用側は、デバイスからカートリッジホルダをロック解除するために克服される必要があり得る。嵌め合いロッキング部材が第二の相互作用側部上へ押されるとき、支持部材の内側へのたわみを引き起こすためにより強い力が要求される。そうすることによって、デバイスの本体上へカートリッジホルダをロックするために要求される力は、本体からカートリッジホルダをロック解除するために要求される力よりもよりも小さいものであり得る。
あるいは、嵌め合いロッキング部材は凹部の形を有し得る。ロッキング部材が凹部に亘って位置付けられるとき、それは支持部材の付勢力によって凹部内に押され得る。デバイスをロック解除するために、支持部材は、ロッキング部材が凹部から係合解除され、そして脱着運動が可能になるように、内側にゆがまされる必要があり得る。
ユーザインターフェースは、ユーザインターフェースを作動することによって、支持部材がベースに対して偏向するように構成され得る。
そうすることによって、ロッキング部材は、ロッキング部材の高さが減じるように、そしてロッキング部材に亘って嵌め合いロッキング部材を押すために必要とされる力が減じられるようにたわみ得る。このように、ユーザインターフェースを押し下げることによって、薬物送達デバイスの本体からカートリッジホルダをロック解除するために必要とされる力が減じられ得る。
好ましくは、ユーザインターフェースは、それが指先によって、特に、親指の先によって作動できるように構成される。好ましくは、ユーザインターフェースの作動はユーザインターフェースを押し下げることを意味する。
ユーザインターフェースは少なくとも一つの触覚部材を含み得る。例として、触覚部材は、リブ、ノブ又は波形表面の少なくとも一つを含み得る。
触覚部材はユーザインターフェースの作動を助け得る。特に、触覚部材の滑り落ちが防がれ得る。更に、触覚部材はユーザインターフェースの触覚的及び視覚的な印を供し得る。
一つの実施態様において、ユーザインターフェース及びロッキング部材は、ユーザインターフェースが作動されるとき、ロッキング部材及びユーザインターフェースが支持部材に対して同じ量で偏向するように、支持部材の上に置かれる。
この場合、使用者は、ロッキング部材のたわみの量を上まわる、そして、それによって本体からカートリッジホルダをロック解除するときの力の低減を上まわる直接制御を有する。
支持部材のベースとの弾力的連結は、ベース中の少なくとも一つのカットアウトによって助けられ得る。
カットアウトは支持部材を部分的に取り囲み得る。特に、カットアウトは、支持部材とベースのインターフェース領域を除いて支持部材を部分的に取り囲み得る。インターフェース領域は、支持部材とベースの弾力的連結を供し得る。特に、支持部材は、ベースから部分的に切り出された、ベースの一体化された部分であり得る。従って、支持部材の表面積はベース中のカットアウトによって部分的に制限され得る。
一つの実施態様において、ベースは、弾力的連結を助ける数個のカットアウトを含み得る。一つ又はそれ以上のカットアウトの形、従って、インターフェース領域によって連結の弾力性が調節され得る。
支持部材はヒンジ領域中のベースに弾力的に連結される。
好ましくは、支持部材は、ヒンジ領域を除いて、ベースから連結解除される。従って、支持部材は、ヒンジ領域を除いて、カットアウトによって取り囲まれ得る。この場合、ベースへの支持部材の弾力的連結は、ベースに連続線に沿ってカットアウトを供することよって確立され得る。例として、ヒンジ領域は、支持部材とベースの間の直線的インターフェース領域によって形成され得る。
例として、支持部材は、矩形又は略矩形の表面積を有し得る。その側面の一つで、それはヒンジ領域において、ベースに機械的に連結され得て、そしてその三つの残りの側面で、それはカットアウトによってベースから連結解除され得る。
例として、支持部材はボタン状の形に構成され得て、それはインターフェース領域においてベースに弾力的に連結され、そして別のようにカットアウトによってベースから連結解除される。
一つの実施態様において、ロッキングインターフェースのベースは縦軸に沿って伸びる。支持部材及びユーザインターフェースは縦軸に沿ってオフセット状態で置かれ得る。好ましくは、支持部材及びユーザインターフェースは縦軸に対して同じ角度位置で置かれる。
例として、ベースはカートリッジホルダとして構成され得る。この場合、ユーザインターフェースは、カートリッジホルダの遠位端に向かって、つまり、針インターフェースのようなデバイスの投薬インターフェースが置かれる方向に、ロッキング部材に対してオフセット状態で置かれ得る。
一つの実施態様において、薬物送達デバイスの本体上へカートリッジホルダをロックするためのロッキングインターフェースは、本体上へカートリッジホルダをロックするためのロッキング部材、ロッキング部材がその上に置かれる支持部材、及びベースを含む。支持部材はベースに弾力的に連結され、ここで弾力的連結は、ベース中の少なくとも一つのカットアウトによって容易になる。
開示の更なる態様によれば、薬物送達デバイスの本体に取り付けられ得るカートリッジホルダが開示される。カートリッジホルダは、薬物送達デバイスの本体上へカートリッジホルダをロックするためのロッキングインターフェースを含む。ロッキングインターフェースは上述の如何なる構造的及び機能的な特徴をも含み得る。
カートリッジホルダは縦軸を有し得る。ロッキングインターフェースがヒンジ領域を含む場合、ヒンジ領域はカートリッジホルダの縦軸に平行に向けられ得る。
遠位端で、カートリッジホルダは投薬インターフェースを含み得る。例として、注射デバイスにおいて、カートリッジホルダは針を取り付けるためのインターフェースを含み得る。インターフェースは、針がカートリッジホルダにねじ係合できるように、ねじとして構成され得る。
好ましい実施態様において、カートリッジホルダは、回転運動によって、特に、回転軸の周りの回転運動によって、薬物送達デバイスの本体に取り付け可能である。例として、カートリッジホルダは、カートリッジホルダを本体上へねじ込むことによって本体に取り付け可能であり得る。好ましくは、この場合、ロッキングインターフェースはヒンジ領域を含み、ここで、ヒンジ領域は回転軸と平行に伸びる。そうすることによって、ねじ込み運動の方向に、つまり、ヒンジと直角方向にロッキング部材上に力をかけることによって、支持部材の傾きが容易に引き起こされ得る。
カートリッジホルダは、カートリッジホルダを薬物送達デバイスの本体上へ取り付けるためのインターフェースを含み得る。例として、インターフェースはカートリッジホルダと本体のねじ係合を可能にするねじ山を含み得る。更なる例として、インターフェースは、薬物送達デバイスの本体の案内溝中に案内可能な案内ピンを含み得る。
好ましくは、ロッキングインターフェースはカートリッジホルダの端部近くに位置付けられ、ここで、カートリッジホルダはデバイスの本体に取り付けられる。例として、ロッキングインターフェースは、カートリッジホルダを本体上へねじ込むためのねじ山の端部近くに置かれ得る。
好ましくは、ロッキングインターフェースのユーザインターフェースは、カートリッジホルダが薬物送達デバイスの本体に取り付けられるとき、それが使用者にアクセスできるように置かれる。そうすることによって、ユーザインターフェースを作動する際、カートリッジホルダを本体からロック解除するための力が減じられ得る。好ましくは、ロッキング部材は、カートリッジホルダが本体上へロックされるとき、それが直接アクセスできないように置かれる。
本開示の更なる態様によれば、カートリッジホルダ、本体及びロッキングインターフェースを含む薬物送達デバイスが供される。カートリッジホルダは本体に取り付け可能で、そしてロッキングインターフェースによって本体にロック可能である。
ロッキングインターフェースは上述のように如何なる構造的及び機能的な特徴をも含み得る。ロッキングインターフェースは上述の通り、カートリッジホルダ上に置かれ得る。異なる実施態様において、ロッキングインターフェースはデバイスの本体上に置かれ得る。
薬物送達デバイスは、注射デバイス、特に、ペン型注射デバイスであり得る。好ましくは、薬物送達デバイスは再使用できるデバイスである。この目的のために、カートリッジホルダはデバイスの本体から取り外され得るように構成され得る。本体は薬物の用量の投薬を起動するための用量ボタンを含み得る。
カートリッジホルダは、ねじ係合によって本体に取り付けられ得る。ロッキングインターフェースはカートリッジホルダの偶然の脱着、特に、偶然のねじ外し運動を防ぎ得る。
ロッキングインターフェースがユーザインターフェースを含む場合、ユーザインターフェースは、好ましくは、カートリッジホルダが本体にロックされるとき、使用者にアクセス可能である。好ましくは、ユーザインターフェースを作動することによって、デバイスをロック解除するために必要とされる力が減じられる。特に、カートリッジホルダ又はデバイスの本体の回転運動をもたらすために必要とされるトルクが減じられ得る。
好ましい実施態様において、薬物送達デバイスは、カートリッジホルダが、例えば、例えば、ねじ係合による回転運動によって本体に取り付け可能に構成される。好ましくは、カートリッジホルダが取り付けられた位置に留まるように、カートリッジホルダは、ロッキング部材によって本体にロック可能である。ロッキングインターフェースは、カートリッジホルダをロックするために比較的小さいトルクが要求されるように、そしてカートリッジホルダをロック解除するために強いトルクが要求されるように構成され得る。好ましくは、カートリッジホルダをロック解除するために必要とされるトルクが、ユーザインターフェースを作動することによって減じられ得る。
本明細書で使用する用語「薬物」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施態様において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、及び/又は、ペプチド、蛋白質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、抗体、酵素、抗体、ホルモン、若しくはオリゴヌクレオチド、又は上記の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈又は肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、癌、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症、及び/又は、関節リウマチ性の治療、及び/又は、予防に有用であり、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の治療、及び/又は、予防のための、少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリン、又はヒトインスリン類似体若しくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)、又はその類似体若しくは誘導体、又はエキセンジン−3又はエキセンジン−4、若しくはエキセンジン−3又はエキセンジン−4の類似体若しくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;ヒトインスリンであり、ここで、B28位におけるプロリンは、Asp、Lys、Leu、Val又はAlaで代替され、そして、B28位において、Lysは、Proで代替されてもよく;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、及びDes(B30)ヒトインスリンである。
ヒトインスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイル ヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、及びB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、エキセンジン−4(1−39)、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドを意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下の化合物リスト:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);又は
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
ここで、基−Lys6−NH2は、エキセンジン−4誘導体のC−末端と結合してもよく;
又は以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28 Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desMet(O)14,Asp28,Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5,desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
又は前述のいずれかのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物;
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(ホリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレッシン、テルリプレッシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどのRote Liste、2008年版、50章に表示されている脳下垂体ホルモン又は視床下部ホルモン又は規制活性ペプチド及びそれらの拮抗剤である。
多糖類としては、例えば、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、又は超低分子量ヘパリン、若しくはその誘導体などのグルコアミノグリカン、又はスルホン化された、例えば、上記多糖類のポリスルホン化形体、及び/又は、薬学的に許容可能なその塩がある。ポリスルホン化低分子量ヘパリンの薬学的に許容可能な塩の例としては、エノキサパリンナトリウム塩がある。
抗体は、基本構造が共通である免疫グロブリンとしても公知である(約150kDaの)球形の血漿蛋白質である。それらがアミノ酸残基に加えられて糖鎖を有するため、それらは糖蛋白質である。各抗体の基本的機能単位は、(一つのIg単位のみを含有する)免疫グロブリン(Ig)単量体である;分泌された抗体は、IgAを有するような二つのIg単位を有する二量体、真骨魚類IgMのような四つのIg単位を有する四量体、又は哺乳類IgMのような五つのIg単位を有する5量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖からなる、「Y」の形をした分子である;システイン残基の間で、ジスルフィド結合によって連結された二つの等しい重鎖及び二つの等しい軽鎖。各重鎖は約440のアミノ酸の長さである;各軽鎖は約220のアミノ酸の長さである。重鎖及び軽鎖は各々それらの折り畳みを安定化する鎖内ジスルフィド結合を含有する。各鎖はIg領域と呼ばれる構造領域で構成される。これらの領域は約70〜110のアミノ酸を含有し、そしてそれらのサイズ及び機能に従って異なるカテゴリ(例えば、可変、つまりV及び一定つまりC)に分類される。それらは、保存された(conserved)システインと他の荷電されたアミノ酸の間の相互作用によって一緒に保持されて、二つのβシートが「サンドイッチ」形状を生み出す、特徴的な免疫グロブリン折り畳みを有する。
α、δ、ε、γ、及びμによって表される5つのタイプの哺乳類のIg重鎖がある。存在する重鎖のタイプは抗体のアイソタイプを定義する;これらの鎖はIgA、IgD、IgE、IgG及びIgM抗体において各々見出される。
明確な重鎖はサイズ及び組成において異なる;α及びγは約450のアミノ酸を含み、そしてδは約500のアミノ酸を含み、一方、μ及びεは約550のアミノ酸を有する。各重鎖は、一定領域(CH)及び可変領域(VH)の二つの領域を有する。一つの種において、一定領域は同じアイソタイプの全ての抗体において本質的に等しいが、異なるアイソタイプの抗体においては異なる。重鎖、γ、α及びδは三つのタンデムIg領域及び追加される可撓性のためのヒンジ領域から構成される一定領域を有し;重鎖μ及びεは四つの免疫グロブリン領域で構成される一定領域を有する。重鎖の可変領域は異なるB細胞によって生み出される抗体において異なるが、単一B細胞又はB細胞クローンによって生み出される全ての抗体に対しては等しい。各重鎖の可変領域は約110のアミノ酸の長さであり、そして単一のIg領域で構成される。
哺乳類において、λ及びκによって表される二つのタイプの免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は二つの連続した領域を有する:一つの一定領域(CL)及び一つの可変領域(VL)。軽鎖の概略の長さは211〜217のアミノ酸である。各抗体は常に等しい二つの軽鎖を含有する;哺乳類にける抗体当たり、軽鎖の唯一のタイプκ又はλが存在する。
全ての抗体の一般的構造は非常に類似しているけれども、与えられた抗体の独特な性質は上で詳細の述べた通り、可変(V)領域によって定められる。より具体的には、可変ループ、三つの各軽(VL)鎖及び重(VH)鎖上の三つが抗体への結合、つまり、その抗原特異性が原因である(responsible for)。これらのループは相補性決定部位(CDRs)と称される。VH及びVL領域の両方からのCDRが抗原結合部位に寄与する故に、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、そのどちらかの単独ではない。
「抗体フラグメント」は上で定義された通り、少なくとも一つの抗原結合フラグメントを含有し、そしてそこからフラグメントが由来する完全な抗体として本質的に等しい機能及び特異性を示す。パパインを備えた限られた蛋白分解性の消化によってIgプロトタイプが三つのフラグメントに開裂される。各々が一つの完全なL鎖及び約半分のH鎖を含有する、二つの等しいアミノ末端フラグメントは抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズにおいて類似しているが、それらの鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖のカルボキシル末端半分を含有する第三のフラグメントは結晶化可能なフラグメント(Fc)である。Fcは炭水化物、相補結合及びFcR−結合部位を含有する。限定されたペプシンの消化によって、H−H鎖間ジスルフィド結合を含むFab片及びヒンジ領域の両方を含む単一F(ab’)2フラグメントが生じる。F(ab’)2は抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合はFab’を得るために開裂され得る。更に、重鎖及び軽鎖の種々の領域は、単一鎖可変フラグメント(scFv)を形成するために一緒に融合(fused)できる。
薬学的に許容可能な塩は、例えば、酸付加塩及び塩基塩がある。酸付加塩としては、例えば、HCl又はHBr塩がある。塩基塩は、例えば、アルカリ又はアルカリ土類金属、例えば、Na+、又は、K+、又は、Ca2+から選択されるカチオン、又は、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)を有する塩であり、ここで、R1〜R4は互いに独立に、水素;場合により置換されるC1〜C6アルキル基;場合により置換されるC2〜C6アルケニル基;場合により置換されるC6〜C10アリール基、又は場合により置換されるC6〜C10ヘテロアリール基である。薬学的に許容される塩の更なる例は、“Remington's Pharmaceutical Sciences”17編、Alfonso R.Gennaro(編集),Mark Publishing社,Easton, Pa., U.S.A.,1985 及び Encyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容可能な溶媒和としては、例えば、水和物がある。
更なる特徴、改善及び便宜は、図面と関連した例示的実施態様の以下の記述から明らかになるであろう。
カートリッジホルダ上のロッキングインターフェースの例示的実施態様の斜視図を模式的に示す。 図1のロッキングインターフェースの側面図を模式的に示す。 薬物送達デバイスの本体にロックされた、図1のカートリッジホルダの斜視図を模式的に示す。
同様のエレメント、同じ種類のエレメント及び等しく作用しているエレメントには、図において同じ参照番号が供される。
図1は、薬物送達デバイスの本体上へカートリッジホルダ2をロックするための、カートリッジホルダ2上に置かれるロッキングインターフェース1を示す。カートリッジホルダ2はプラスチック材料を含み得るか又はそれから作られ得る。
描かれたカートリッジホルダ2は注射デバイス、特に、ペン型注射デバイスに適し得る。カートリッジホルダ2は、使用者に投与されるべき薬物を含有するカートリッジを保持するために構成される。カートリッジホルダ2は円筒状の形を有し、そして縦軸18に沿って伸びる。
その遠位端3で、カートリッジホルダは針アセンブリを取り付けるためのねじ4を含む。その近位端5で、カートリッジホルダ2は、デバイスの本体上へカートリッジホルダ2を取り付けるための案内ピン19、20を含む。その遠位端で、本体は、案内ピン19、20を案内するための(ここでは示されていない)一つ又はそれ以上の案内溝を含む。案内溝は、回転軸として作用する縦軸18を用いる、デバイスの本体に対するカートリッジホルダ2の回転運動、例えば、ねじ込み運動を取り付け動作が含むように、環状セクション又はらせんセクションを含む。
カートリッジホルダ2が本体の遠位端上へ完全に取り付けられるとき、それはロッキングインターフェース1のロッキング部材6とデバイスの本体の嵌め合いロッキング部材の相互作用によって、この位置にロックされる。そうすることによって、本体からのカートリッジホルダ2の偶然の脱着が防ぐことができる。
薬物送達デバイスは、カートリッジホルダ2中のカートリッジが交換できるように、そしてデバイスが新しいカートリッジと共に再使用できるように、再使用可能なデバイスとして構成される。この目的のために、カートリッジホルダは本体からねじを外すことができて、そしてそうすることによって本体から取り外すことができる。
以下において、ロッキングインターフェース1の機能がより詳細に述べられる。
ロッキングインターフェース1は、この実施態様において、突き出るラグとして形付けられるロッキング部材6を含む。その遠位端で、デバイスの本体は嵌め合いロッキング部材を含み、それはデバイスの本体から内側に突き出ているラグの形を有し得る。または、嵌め合いロッキング部材は、その中でロッキング部材が係合し得る凹部の形を有し得る。本体に対するカートリッジホルダの回転運動の最後に、突き出ている嵌め合いロッキング部材は、カートリッジホルダ2が本体に完全に取り付けられ、そしてロックされるよう、ロッキング部材6に亘って押される必要があり得る。
ロッキング部材6はベース8に弾力的に連結される支持部材7上に置かれる。この実施態様において、ベース8はカートリッジホルダ2のハウジング9として構成される。支持部材7はハウジング9中のカットアウト10によって部分的に囲まれ、そして傾斜運動中にヒンジとして作用するインターフェース領域11においてハウジング9に連結されるのみである。そうすることによって、カートリッジホルダ2の内側方向に、つまり、カートリッジホルダ2の中心に支持部材7上に力をかけるとき、支持部材7はハウジング9に対して傾く。
カートリッジホルダ2が、ねじ込みの動きの最後近くで、本体上へねじ込まれるとき、デバイスの本体の嵌め合いロッキング部材上のロッキング部材6の隣接が生じる。そうすることによって、ロッキング部材6の第一の相互作用側部12上に力がかけられる。嵌め合いロッキング部材が第一の相互作用側部12上へ押されるとき、カートリッジホルダの中心に向けられる力がロッキング部材6上にかけられるように、第一の相互作用側部12は傾けられる。これによって嵌め合いロッキング部材がロッキング部材6に亘って容易に押され得るように、内側方向に支持部材7の傾斜運動が生じる。したがって、ロッキングインターフェース1の設計によって、カートリッジホルダ2を本体上へロックするためのトルクが減じられる。
嵌め合いロッキング部材がロッキング部材6に亘って完全に押されたとき、支持部材7はその傾いていない位置に弾力的に戻る。
ロックされた状態において、カートリッジホルダ2をロック解除するために、嵌め合いロッキング部材は、嵌め合いロッキング部材がロッキング部材6の第二の相互作用側部13と相互作用するように、反対方向にロッキング部材6に亘って押されなければならない。第二の相互作用側部13は、嵌め合いロッキング部材とのロッキング部材6の相互作用によって、小さい内側に向けられる力のみが生み出されるように、第一の相互作用側部12よりもより急勾配である。従って、支持部材7は内側には傾斜しないか又は少ししか傾斜しない。従って、ロック解除する方向に、ロッキング部材6に亘って嵌め合いロッキング部材を押すために強いトルクがかけられなければならない。そうすることによって、本体からのカートリッジホルダ2の偶然の脱着が防がれる。
カートリッジホルダ2の意識的なロック解除を助けるために、ロッキングインターフェース1はユーザインターフェース11を含み、それは、デバイスのロックされた状態において作動され得る、つまり、押し下げられ得る。ユーザインターフェースはリブの形をしている触覚部材14を含む。ユーザインターフェース13上へ押すことによって、ユーザインターフェース13、ひいては支持部材7は内側方向に傾く。そうすることによって、カートリッジホルダ2を本体からねじを外すために、嵌め合いロッキング部材がロッキング部材6に亘って容易に押され得るように、ロッキング部材6も内側に向かって動く。従って、カートリッジホルダ2をロック解除するとき、ユーザインターフェース13を押し下げることによって、カートリッジホルダ2をロック解除するためのトルクが減じられる。
ユーザインターフェース13は遠位端3に向かう方向にロッキング部材6に対してオフセット状態で置かれる。ユーザインターフェース13の中心は、ヒンジ11からロッキング部材6と同じ距離で置かれる。そうすることによって、ユーザインターフェース13及びロッキング部材6のたわみの量が等しくなる。
図2は、ロッキングインターフェース1が置かれる図1のカートリッジホルダの部分の側面図を示す。
図3は、デバイスの本体15上に完全に装着されたカートリッジホルダ2を示す。カートリッジホルダ2及び本体15の両者は、矢印の形をしたマーキング16、17をそれぞれ含む。そうすることによって、使用者はカートリッジホルダ2が本体上へ完全にねじ込まれ、そしてこの位置においてロックされていることを知らされる。
1 ロッキングインターフェース
2 カートリッジホルダ
3 カートリッジホルダの遠位端
4 針を取り付けるためのねじ山
5 カートリッジホルダの近位端
6 ロッキング部材
7 支持部材
8 ベース
9 ハウジング
10 カットアウト
11 ヒンジ
12 第一の相互作用側部
13 ユーザインターフェース
14 触覚部材
15 本体
16 カートリッジホルダ上のマーキング
17 本体上のマーキング
18 縦軸
19 案内ピン
20 案内ピン

Claims (15)

  1. 薬物送達デバイスの本体上へカートリッジホルダをロックするためのロッキングインターフェースであって、 ロッキングインターフェースは:
    本体(15)上へカートリッジホルダ(2)をロックするためのロッキング部材(6);
    使用者によって操作可能なユーザインターフェース(13);
    ロッキング部材(6)及びユーザインターフェース(13)がその上に置かれる支持部材(7);
    を含んでなり、
    ここでロッキングインターフェース(1)は、本体(15)からカートリッジホルダ(2)をロック解除するために必要とされる力を、ユーザインターフェース(13)を作動することによって低減可能であるように構成される、上記ロッキングインターフェース。
  2. ベース(8)を含んでなり、ここで支持部材(7)がベース(8)に弾力的に連結される、請求項1に記載のロッキングインターフェース。
  3. 支持部材(7)が、ヒンジ領域(11)中ベース(8)に弾力的に連結される、請求項2に記載のロッキングインターフェース。
  4. 弾力的連結が、ベース(8)中の少なくとも一つのカットアウト(10)によって容易になる、請求項2又は3に記載のロッキングインターフェース。
  5. カットアウト(10)が、ヒンジ領域(11)を除いて支持部材(7)を取り囲む、請求項4に記載のロッキングインターフェース。
  6. ユーザインターフェース(13)を作動することによって、支持部材(7)がベース(8)に対して偏向するように構成される、請求項2〜5の何れかに記載のロッキングインターフェース。
  7. ユーザインターフェース(13)が少なくとも一つの触覚部材(14)を含む、請求項1〜6の何れかに記載のロッキングインターフェース。
  8. 触覚部材(14)が、リブ、ノブ又は波形表面の少なくとも一つを含む、請求項7に記載のロッキングインターフェース。
  9. ユーザインターフェース(13)及びロッキング部材(7)が、ユーザインターフェース(13)が作動されたとき、ロッキング部材(7)及びユーザインターフェース(13)がベース(8)に対して同じ量で偏向するように、支持部材(7)上に置かれる、請求項2〜8の何れかに記載のロッキングインターフェース。
  10. ベース(8)が縦軸(18)に沿って伸び、そして支持部材(7)及びユーザインターフェース(13)が縦軸(18)に沿ってオフセット状態で置かれる、請求項2〜9の何れかに記載のロッキングインターフェース。
  11. カートリッジホルダ(2)が、請求項1〜10の何れかに記載のロッキングインターフェース(1)を含む、薬物送達デバイスの本体に取り付け可能なカートリッジホルダ。
  12. カートリッジホルダ(2)又は本体(15)の回転運動によって本体(15)に取り付け可能であるように構成される、請求項11に記載のカートリッジホルダ。
  13. カートリッジホルダ(2)、本体(15)及び請求項1〜10の何れかに記載のロッキングインターフェース(1)を含んでなる薬物送達デバイスであって、カートリッジホルダ(2)が本体(15)に取り付け可能で、そしてロッキング部材(6)によって本体(15)にロック可能である、上記薬物送達デバイス。
  14. 再使用可能なデバイスとして構成される、請求項13に記載の薬物送達デバイス。
  15. カートリッジホルダ(2)が、カートリッジホルダ(2)及び本体(15)の一方の回転運動によって本体(15)に取り付け可能で、ロッキング部材(6)によって本体(15)にロック可能で、そしてカートリッジホルダ(2)をロック解除するために必要とされるトルクを、ユーザインターフェース(15)を作動することによって低減可能であるように構成される、請求項13又は14に記載の薬物送達デバイス。
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