JP2014520371A - Oled封止用のマスク管理システム及び方法 - Google Patents

Oled封止用のマスク管理システム及び方法 Download PDF

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Abstract

基板及び複数のマスクを効率的に、真空処理環境内で受け取り、層を封止する堆積用の1以上の処理チャンバ間で搬送し、処理システムから取り除くことを可能にすることによる、有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止するためのシステム及び方法。有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止する方法は、基板上に1以上のマスクを配置し、これによって基板上に配置されたOLEDデバイス上に封止層を堆積させる工程を含む。有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止するための処理システムは、1以上の搬送チャンバ、各搬送チャンバに結合し、真空環境内でマスクを受け取るように動作可能な1以上のロードロックチャンバ、及び各搬送チャンバに結合し、基板上に封止層を堆積させるように動作可能な1以上の処理チャンバを含む。

Description

背景
(発明の分野)
本発明の実施形態は、基板上に形成された有機発光素子を封止(カプセル化)するためのシステム及び方法に関する。
(関連技術の説明)
有機発光ダイオード(OLED)は、情報を表示するための、テレビスクリーン、コンピュータモニタ、携帯電話、他のハンドヘルドデバイス等の製造に使用される。典型的なOLEDは、個別に通電可能な画素を有するマトリックスディスプレイパネルを形成するように基板上にすべてが堆積された二つの電極の間に位置する有機材料の層を含むことができる。OLEDは、一般的に、2つのガラスパネル間に配置され、ガラスパネルの縁部は、内部にOLEDを封止するためにシールされている。
このようなディスプレイデバイスの製造時に遭遇する多くの課題がある。一例では、装置の可能性のある汚染を防止するために、2つのガラスパネル間にOLEDを封止するのに必要な多数の労働集約的な工程がある。別の一例では、ディスプレイスクリーン、つまりガラスパネルの異なるサイズは、ディスプレイデバイスを形成するのに使用される処理及び処理ハードウェアの実質的な再構成を必要とする場合がある。
したがって、OLEDディスプレイデバイスを形成するための新規の改良された装置及び方法に対する絶え間のない必要性がある。
概要
一実施形態では、有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止する方法は、基板上に第1サイズを有する第1マスクを配置する工程と、第1マスクによって、基板上に配置されたOLEDデバイスの上に第1封止層を堆積させる工程を含む。本方法は更に、基板上に第2サイズを有する第2マスクを配置する工程と、第2マスクによって、第1封止層及びOLEDデバイスの上にバッファ層を堆積させる工程を含む。本方法は更に、基板上に第1サイズに等しいサイズを有する第3マスクを配置する工程と、第1マスクによって、バッファ層、第1封止層、及びOLEDデバイスの上に第2封止層を堆積させる工程を含む。
別の一実施形態では、処理システム内で有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止するための方法は、第1搬送チャンバ内で基板及び第1マスクを受け取る工程と、第1処理チャンバ内で基板の上に第1マスクを配置する工程と、第1処理チャンバ内で基板の上に配置されたOLEDデバイスの上に第1封止層を堆積させる工程を含む。本方法は更に、第2搬送チャンバ内で基板及び第2マスクを受け取る工程と、第2処理チャンバ内で基板の上に第2マスクを配置する工程と、第2処理チャンバ内で第1封止層及びOLEDデバイスの上にバッファ層を堆積させる工程を含む。本方法は更に、第3搬送チャンバ内で基板及び第3マスクを受け取る工程であって、第3マスクは第1マスクと実質的に同一のマスクパターンを有する工程と、第3処理チャンバ内で基板の上に第3マスクを配置する工程と、第3処理チャンバ内でバッファ層、第1封止層、及びOLEDデバイスの上に第2封止層を堆積させる工程を含む。
更に別の一実施形態では、有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止するための処理システムは、第1搬送チャンバと、第1搬送チャンバに結合され、真空環境内で1以上の第1マスクを受け取るように動作可能な第1ロードロックチャンバと、第1搬送チャンバに結合され、基板上に第1封止層を堆積させるように動作可能な第1処理チャンバを含む。本処理システムは更に、第1搬送チャンバと搬送可能に連通している第2搬送チャンバと、第2搬送チャンバに結合され、真空環境内で1以上の第2マスクを受け取るように動作可能な第2ロードロックチャンバと、第2搬送チャンバに結合され、基板上にバッファ層を堆積させるように動作可能な第2処理チャンバを含む。本処理システムは更に、第2搬送チャンバと搬送可能に連通している第3搬送チャンバと、第3搬送チャンバに結合され、真空環境内で1以上の第3マスクを受け取るように動作可能な第3ロードロックチャンバと、第3搬送チャンバに結合され、基板上に第2封止層を堆積させるように動作可能な第3処理チャンバを含む。
上述した構成を詳細に理解することができるように、上記に簡単に要約した本発明の実施形態のより具体的な説明を、実施形態を参照して行う。実施形態のいくつかは添付図面に示されている。しかしながら、添付図面は典型的な実施形態を示しているに過ぎず、したがってこの範囲を制限されていると解釈されるべきではなく、本発明は他の等しく有効な実施形態を含み得ることに留意すべきである。
OLEDデバイスを封止するための処理を示す。 OLEDデバイスを封止する第1処理を実行するように動作可能な処理システム200を示す。 OLEDデバイスを封止する第2処理を実行するように動作可能な処理システム300を示す。 OLEDデバイスを封止するように動作可能な処理システムを示す。 処理チャンバ及びマスクチャンバと搬送可能に連通する搬送チャンバの概略断面図を示す。 2つの中間チャンバと搬送可能に連通する搬送チャンバの概略断面図を示す。 中間チャンバの概略上面図及び側面図を示す。 搬送ロボットの上下アームの上面図を示す。 一実施形態に係るCVD装置の概略断面図である。 一実施形態に係るシャドウフレームの底面図である。 視覚化システムに対するアライメント要素を示す概略図である。 基板上でマスクの適切なアライメントを示す基板を通した下面図である。 一実施形態に係るマスク及びアライメントシステムの概略等角図である。 基板上に配置されたマスクを誇張した図である。
詳細な説明
本発明の実施形態は、基板上に形成されたOLEDデバイスを封止するためのシステム及び方法を含む。本明細書内に記載される方法及びチャンバ構成は、基板及び複数のマスクが効率的に、真空処理環境内に受け渡され、封止層の堆積のための1以上の処理チャンバ間で搬送され、処理システムから除去されることを可能にする。様々な実施形態が、特定の種類の処理チャンバ及び堆積処理で実施されるように記載されているが、このような実施形態は他の種類の処理チャンバ及び堆積処理を使用することも可能であり、本明細書内に記載される例示的な処理チャンバ及び堆積処理に限定されない。本明細書内に記載される実施形態はまた、マスク及び基板の様々なタイプ、形状、及びサイズで使用することができる。
図1A及び図1Bは、OLEDデバイスを封止するための処理を示している。図示のように、OLED130が基板110上に堆積され、窒化シリコン(SiN)、酸化アルミニウム(Al)、及び/又は炭素含有層(例えば、ポリマー)を含む1以上の層で封止することができる。コンタクト層120は、OLED130と基板110の間に形成することができる。層堆積及びパターニング処理の間に、基板110上のコンタクト層120の一部を覆うために、1以上のマスクを使用することができる。コンタクト層120の一部をマスクすることにより、有害な湿気にOLED130を曝露させる可能性のある1以上の封止層を切り開くことなしに、封止されたOLED130との電気的接続を確立することができる。
図1Aは、OLEDデバイスを封止するための処理100を示している。処理100では、第1サイズを有する第1マスク115は、基板110及び/又はコンタクト層120上に配置される。基板110及び第1マスク115は、OLED130上に第1層140を堆積させるための処理チャンバ内に配置される。第1層140は、例えば、化学蒸着(CVD)処理を用いて堆積された窒化ケイ素層、又は物理蒸着(PVD)処理を用いて堆積された酸化アルミニウム層であることができる。その後、第1マスク115は、基板110の表面から除去され、第2サイズを有する第2マスク125が基板110上に配置され、これによって第1層140、コンタクト層120、及び/又は基板110の一部をマスクする。基板110及び第2マスク125が、第1層140及びOLED130上に第2層150を堆積させるための第2処理チャンバ内に配置される。第2層150は、炭素含有層(例えば、モノマー蒸着処理を用いて堆積されたポリマー層)であることができ、OLED130上に堆積された層を緩和するバッファ層として機能することができる。その後、第2マスク125は、基板110の表面から除去され、第1サイズに等しい(又は実質的に等しい)サイズを有する第3マスク135が、基板110及び/又はコンタクト層120上に配置される。その後、基板110及び第3マスク135は、第2層150、第1層140、及びOLED130の上に第3層160を堆積させるための第3処理チャンバ内に配置される。第3層160は、例えば、CVD処理を用いて堆積された窒化ケイ素層又はPVD処理を用いて堆積された酸化アルミニウム層であることができる。
第1層140を形成するために使用されるマスク115は、第3層160を形成するために使用されるマスク135と同一のマスクであることができるか、又は第1層140を形成するために使用されるマスク115は、第3層160を形成するために使用されるマスク135と同一(又は実質的に同一)のパターンを有する別のマスクであることができる。オプションで、第1層及び第3層140、160は、同じ処理チャンバ内で堆積させることができる。例えば、SiNを含む第1層140を処理チャンバ内で堆積させることができ、SiNを含む第3層160を処理チャンバ内で堆積させることができる。
様々な実施形態では、基板は、幅が約1300ミリメートル(mm)、高さが約1500mm、厚さが約0.4〜0.5mmを有することができる。基板は、ガラス材料又は低熱膨張係数を有する同様の材料から形成することができる。OLEDは、各層が約80℃〜約100℃の温度で堆積された複数の層(例えば、3〜5層又はそれ以上)で封止することができる。封止層の厚さは、約500ナノメートル(nm)であることができる。1以上のバッファ層の厚さは、約1nm〜約2nmであることができる。マスク115、125、135は、約1500mmの幅、約1700mmの高さ、約0.1mmの厚さ、約0.7mmを超えるフレーム厚さを有する。マスク材料は、低熱膨張係数を有する材料(例えば、インバー)から形成することができる。マスク115、125、135の基板とのアライメントは、各処理チャンバ内で行ってもよいし、又は処理チャンバ内でマスク及び基板を位置決めする前に行ってもよい。
図2は、OLEDデバイスを封止する処理100を実行するように動作可能な処理システム200を示す。処理システム200は、処理100に関連して説明されるが、処理システム200は、他の処理と共に使用することもできる。処理システム200は、4つのロードロックチャンバ210と、5つの中間チャンバ220と、4つの搬送チャンバ230と、12個の処理チャンバ240、242を含む。搬送ロボット232が、各搬送チャンバ230内に配置される。
各搬送チャンバ230は、各チャンバクラスタの処理チャンバ240、242とのマスクの迅速な交換のためにロードロックチャンバ210と連通することができる。また、各搬送チャンバ230は、処理システム200の様々なチャンバクラスタとの間で基板及びマスクを移動させるために中間チャンバ220と連通している。中間チャンバ220は、マスク交換チャンバとして使用することもできる。搬送チャンバ230は、12個の処理チャンバ240、242と連通している。1以上の処理チャンバ240、242は、OLEDデバイス上に、窒化ケイ素(SiNx)、酸化アルミニウム(Al)、ヘキサメチルジシロキサン(HMDSO)、及び/又は他の封止層及び/又はバッファ層を提供するために使用することができる。いくつかの実施形態では、マスクのアライメント及び交換は、処理チャンバ240、242内で行うことができる。
マスクサプライ(供給部)217は、各ロードロックチャンバ210と搬送可能に連通し、これによって大気環境からチャンバ内へ基板及び/又はマスクを導入することができる。例えば、ロードロックチャンバ210は、大気環境から真空環境内に、マスクカセット内の1以上のマスクを搬送するために使用することができる。参照矢印205は、処理システム200を通る1以上の基板の流れを表す。参照矢印215は、処理システム200を通る1以上のマスクの流れを表す。マスク及び基板は、以下で更に説明されるように互いに独立したチャンバ間で搬送することができる。
処理システム200の動作中、基板110は、第1中間チャンバ220内に配置される。1以上の第1マスク115のカセットが、マスクサプライ217から第1ロードロックチャンバ210へ、例えば、搬送ロボット232によって搬送される。第1搬送チャンバ230内に配置された搬送ロボット232は、第1中間チャンバ220から基板110を取り出し、第1ロードロックチャンバ210から第1マスク115を取り出し、処理チャンバ240内に基板110及び第1マスク115を位置決めし、これによって基板110上に配置されたOLED130上に第1層140を堆積させる。第1層140の堆積後、基板110及び第1マスク115は、処理チャンバ240から除去される。第1マスク115は、基板110から除去され、格納のために第1ロードロックチャンバ210内に搬送される。その後、基板110は、第2中間チャンバ220へ搬送される。オプションで、各中間チャンバ220は、搬送ロボット232によるアクセスを容易にするために、マスク及び/又は基板をスリットバルブドアの近くに位置決めするために回転するように構成することができる。
次に、第2搬送チャンバ230内の搬送ロボット232は、第2中間チャンバ220から基板110を取り出す。マスクサプライ217から第2ロードロックチャンバ210に搬送された1以上の第2マスク125のカセットから、第2マスク125が取り出される。搬送ロボット232は、処理チャンバ242内に基板110及び第2マスク125を位置決めし、これによって第1層140及びOLED130上に第2層150を堆積させる。第2層150の堆積後、基板110及び第2マスク125は、処理チャンバ242から除去される。第2マスク125は、基板110から除去され、格納のために第2ロードロックチャンバ210内に搬送される。その後、基板110は、第3中間チャンバ220へ搬送される。
第3搬送チャンバ230内の搬送ロボット232は、第3中間チャンバ220から基板110を取り出す。マスクサプライ217から第3ロードロックチャンバ210へ搬送された1以上の第3マスク135のカセットから、第3マスク135が取り出される。搬送ロボット232は、処理チャンバ240内に基板110及び第3マスク135を位置決めし、これによって第2層150、第1層140、及びOLED130の上に第3層160を堆積させる。第3層160の堆積後、基板110及び第3マスク135は、処理チャンバ240から除去される。第3マスク135は、基板110から除去され、格納のために第3ロードロックチャンバ210内に搬送される。その後、基板110は、第4中間チャンバ220に搬送される。
基板110が第4中間チャンバ220に到達すると、第4搬送チャンバ230内の搬送ロボット232が基板110を取り出し、処理チャンバ内に基板110及びマスクを位置決めし、これによって1以上の追加層(例えば、第4層、第5層等)を堆積又はパターニングすることができる。あるいはまた、基板110は、搬送ロボット232によって第4中間チャンバ220から取り出され、基板110を処理システム200から除去することができる第5中間チャンバ220に搬送することができる。他の実施形態では、第3搬送チャンバ230に結合された処理チャンバ242内で、第2層150を堆積させることができ、これも第3搬送チャンバ230に結合された処理チャンバ240内で、第3層160を堆積させることができるか、又は第4搬送チャンバ230に結合された処理チャンバ240内で、第3層160を堆積させることができる。
更に他の実施形態では、特定のチャンバクラスタ内の基板110上に、複数の層を堆積又はパターニングすることができる。つまり、特定の搬送チャンバ230に結合された処理チャンバ240、242内の基板110上に、複数の層を堆積又はパターニングすることができる。例えば、第1層140は、第1搬送チャンバ230に結合された処理チャンバ240内で堆積させることができ、第2層及び第3層150、160は、第2搬送チャンバ230に結合された処理チャンバ240、242内で堆積及び/又はパターニング可能である。オプションで、本実施形態では、その後、第3及び/又は第4搬送チャンバ230に結合された1以上の処理チャンバ240、242内で、第4及び第5の層を堆積及び/又はパターニングしてもよく、その後、基板110を第5中間チャンバ220へ搬送して処理システム200から除去してもよい。また、各チャンバクラスタに結合するロードロックチャンバ210は、第1マスク115、第2マスク125、第3マスク135、又は複数のタイプのマスクを格納することができ、これによって特定の堆積又はパターニング処理に適したマスクへのアクセスを可能にする。
広範囲の処理チャンバが、本明細書に記載される処理システムの実施形態で使用可能である。例えば、処理チャンバは、プラズマ強化化学蒸着(PECVD)、物理蒸着(PVD)、又は酸化アルミニウム、窒化ケイ素、HMDSO、及び他の類似の封止層のパターニングを実行するように動作可能であってもよい。一実施形態では、1以上の処理チャンバ240、242は、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社(Applied Materials, Inc.)から入手できるPECVD処理チャンバであることができる。処理チャンバは、マスクと基板の相対位置及び/又はマスクと基板の間のアラインメントの視覚的表示を提供するように動作可能である1以上のカメラを含む視覚化システムと共に構成することができる。処理チャンバは、XYZ及びθ方向に、マスクを移動させ、回転させるように動作可能であってもよい。
図3は、OLEDデバイスを封止する処理を実行するように動作可能な処理システム300を示す。処理システム300は、特定の処理に関連して説明されるが、処理システム300は、他の処理(例えば、処理100)で使用することもできる。処理システム300は、2つのロードロックチャンバ210と、4つの中間チャンバ220と、3つの搬送チャンバ230と、10個の処理チャンバ240、242を含む。搬送ロボット232は、各搬送チャンバ230内に配置されている。マスクサプライ217は、各ロードロックチャンバ210と搬送可能に連通することができる。参照矢印205は、処理システム200を通した1以上の基板の流れを表す。参照矢印215は、処理システム200を通した1以上のマスクの流れを表す。システム300の真空環境を破ることなく、1つはマスク導入用に、もう1つはシステム300からのマスク取り出し用に、ロードロックチャンバ210が処理システム300の両端に設けられている。
処理システム300の動作中、基板110は、第1中間チャンバ220内に配置され、1以上の第1マスク115のカセットは、マスクサプライ217から第1ロードロックチャンバ210へ搬送される。第1搬送チャンバ230内に配置された搬送ロボット232は、第1中間チャンバ220から基板110を取り出し、第1ロードロックチャンバ210から第1マスク115を取り出し、処理チャンバ240内に基板110及び第1マスク115を位置決めし、これによって基板110上に配置されたOLED130上に第1層140を堆積させる。第1層140の堆積後、基板110及び第1マスク115は、処理チャンバ240から除去され、第2中間チャンバ220に搬送される。オプションで、各中間チャンバ220は、搬送ロボット232によるアクセスを容易にするために、マスク及び/又は基板をスリットバルブドアの近くに位置決めするために回転するように構成することができる。
次に、第2搬送チャンバ230内の搬送ロボット232は、第2中間チャンバ220から基板110及び第1マスク115を取り出し、処理チャンバ242内に基板110及び第1マスク115を位置決めし、これによって第1層140及びOLED130上に第2層150を堆積及び/又はパターニングする。第2層150の堆積及び/又はパターニングの後、基板110及び第1マスク115は、処理チャンバ242から除去され、第3中間チャンバ220に搬送される。第3搬送チャンバ230内の搬送ロボット232は、第3中間チャンバ220から基板110及び第1マスク115を取り出し、処理チャンバ240内に基板110及び第1マスク115を位置決めし、これによって第2層150、第1層140、及びOLED130の上に第3層160を堆積させる。第3層160の堆積後、基板110及び第1マスク115は、処理チャンバ240から除去される。第1マスク115は、基板110から除去され、格納のために第2ロードロックチャンバ210内に搬送される。その後、基板110は、第4中間チャンバ220に搬送され、処理システム300から除去される。また、特定のチャンバクラスタ内で基板110上に複数の層を堆積又はパターニング可能であることが理解される。
図3の処理システム300は、OLEDデバイスを封止する特定の処理に関して説明してきたが、処理システム300は、OLEDデバイスの封止の他の処理(例えば、処理100)を実行するためにも使用可能であることも理解される。例えば、中間チャンバ220と搬送チャンバ230の間で1以上のマスクを搬送する代わりに、1以上の第1マスク115は、第1層140を堆積させるために、第1搬送チャンバ230内に残ることができ、1以上の第2マスク125は、第2層150を堆積及び/又はパターニングするために、第2搬送チャンバ230内に残ることができ、1以上の第3マスク135は、第3層160を堆積させるために、第3搬送チャンバ230内に残ることができる。したがって、チャンバ間で基板110及びマスク115、125、135の両方を搬送する代わりに、基板110のみを搬送し、マスク115、125、135は、それぞれのチャンバクラスタ内に残ることができる。
図4は、OLEDデバイスを封止するように動作可能な処理システム400を示す。処理システム400は、2つのロードロックチャンバ210と、5つの中間チャンバ220と、4つの搬送チャンバ230と、12個の処理チャンバ240、242を含む。処理システム400の動作は、上述した処理システム300の動作と同様である。しかしながら、処理システム400は更に、システムの各端部にマスクチャンバ250を含む。マスクが処理システム400内に導入されると、第1搬送チャンバ230内の搬送ロボット232は、マスクチャンバ250内に1以上のマスクを格納することができる。マスクは、マスクチャンバ250内にいる間、真空条件下に保持することができ、適切な温度(例えば、約80℃〜約100℃)まで加熱し、維持することができる。
図5は、OLEDデバイスを封止するように動作可能な処理システム500を示す。処理システム500は、5つの中間チャンバ220と、4つの搬送チャンバ230と、12個の処理チャンバ240、242と、4つのマスクチャンバ250を含む。処理システム400の動作は、上述した処理システム400の動作と同様である。しかしながら、処理システム500は、各搬送チャンバ230と連通するマスクチャンバ250を有し、ロードロックチャンバ210を含まない。その代わりに、1以上のマスクサプライ217が天井クレーン270を介して中間チャンバ220内に手動で導入される。一実施形態では、中間チャンバ222の(図7に示される)カバー220は、マスクサプライ217の手動交換のために取り外すことができる。
図6は、処理チャンバ240、242及びマスクチャンバ250と搬送可能に連通している搬送チャンバ230の概略断面図である。処理チャンバ240、242は、基板上にマスクをアライメントするように、そしてPVD又はCVD処理を用いて、酸化アルミニウム、窒化ケイ素、HMDSO、又は同様の封止層でOLEDを封止するように動作可能であってもよい。搬送チャンバ230の搬送ロボット232は、ロードロックチャンバ210、中間チャンバ220、処理チャンバ240、242、及びマスクチャンバ250へ/からマスク及び基板を導入する/取り出すように動作可能であるデュアルアームデザインを含むことができる。各マスクチャンバ250は、約9〜12マスクまで格納することができ、約20℃〜約100℃のチャンバ温度を維持することができ、及び/又は粒子制御のためにチャンバの圧力/パージを制御することができる。各マスクチャンバ250は、搬送チャンバ230の搬送ロボット232によるアクセスを容易にするための、マスクチャンバ250のドアに隣接してマスクを位置決めするように、アクチュエータ252を介して上下方向に移動可能である格納棚251を含むこともできる。
図7は、2つの中間チャンバ220と搬送可能に連通する搬送チャンバ230の概略断面図を示す。中間チャンバ220は、基板及びマスクが搬送チャンバ230及び他のチャンバへ/からそれを通って搬送可能な1以上のスリットバルブドア221を含むことができる。中間チャンバ220はまた、例えば、天井クレーンを介して、マスクカセットなどのマスクサプライ217を手動で導入するための取り外し可能なカバー222を含むこともできる。マスクサプライ217からのマスクは、格納のためにマスクチャンバ250に移動させてもよい。マスク、基板、及び/又はマスクサプライ217は、搬送ロボット232によるアクセスを容易にするために、マスク、基板、及び/又はマスクサプライ217をスリットバルブドア221の近くに位置決めするように動作可能である中間チャンバ220の回転可能な部材上に配置することができる。搬送ロボット232は、基板をハンドリングするための上部アーム233と、マスクをハンドリングするための下部アーム234を含むことができる。上部アーム233及び下部アーム234は、搬送チャンバ230の中心軸229を中心に回転可能であり、これによってチャンバ間で基板及びマスクを移動する。
図8A及び図8Bは、中間チャンバ220の概略上面図及び側面図を示す。中間チャンバ220は、マスク及び基板を支持するための基板クランプ226及びマスククランプ227を含む。基板クランプ226及びマスククランプ227は、マスクと基板を係合するようにアクチュエータ223を介して操作することができる。マスク及び基板は、アクチュエータ224を介して回転可能であるカウンタウエイト部225を有する支持部材228の上に配置することができる。マスク及び/又は基板は、スリットバルブドア221の1つを通して導入され、支持部材228上に配置することができる。支持部材228は、中心軸229の周りに少なくとも180度回転することができ、これによってマスク及び/又は基板を他のスリットバルブドア221のより近くに位置決めすることができる。このように、中間チャンバ220は、チャンバ間のアクセスを容易にするために、搬送チャンバ230の搬送ロボット232に対して、マスク及び/又は基板を位置決めするように動作可能である。
図9Aは、搬送チャンバ230の搬送ロボット232の上部アーム233の上面図を示す。図9Aに示されるように、上部アーム233は、基板110を支持する拡張位置及び縮退位置にある。上部アーム233は、下から基板110を支持するための1以上の支持部材を含むエンドエフェクタ235を含む。図9Bは、搬送チャンバ230の搬送ロボット232の下部アーム234の上面図を示す。図9Bに示されるように、下部アーム234は、マスクを支持する拡張位置及び縮退位置にある。下部アーム234は、マスクを支持するため、及びマスクフレーム及び/又はマスクの最外縁部を支持するための1以上の支持部材を含むエンドエフェクタ236を含む。エンドエフェクタ235、236の支持部材は、基板及びマスクの最適な支持を提供するために離間させることができる。
図10は、一実施形態に係るCVD装置1000の概略断面図である。装置1000は、1以上の基板1006及びマスク1008が内部へ進入できるようにする1以上の壁を貫通した開口部1004を有するチャンバ本体1002を含む。処理中、基板1006は、1以上の開口部1014が貫通する拡散器1012と対向する基板支持体1010上に配置され、これによって拡散器1012と基板1006の間の処理空間1016に処理ガスが入ることができる。
処理のために、マスク1008は、まず開口部1004を通って装置1000内に挿入され、複数のモーションアライメント要素1018上に配置される。その後、基板1006が、開口部1004を通って挿入され、基板支持体1010を貫通して延びる複数のリフトピン1020上に配置される。その後、基板支持体1010は、基板1006と出会うように上昇し、これによって基板1006は基板支持体1010上に配置される。基板1006は、基板支持体1010上にいながらアライメントされる。
基板1006が基板支持体1010上にアライメントされると、1以上の視覚化システム1022は、マスク1008が適切に基板1006上にアライメントされているかどうかを判断する。マスク1008が正しくアライメント列されていない場合は、1以上のアクチュエータ1024が1以上のモーションアライメント要素1018を動かして、マスク1008の位置を調整する。その後、1以上の視覚化システム1022は、マスク1008のアライメントを再確認する。
マスク1008が適切に基板1006上にアライメントされると、マスク1008は、基板1006上に降ろされ、その後、基板支持体1010は、シャドウフレーム1028がマスク1008に接触するまで、ステム1026上を上昇する。シャドウフレーム1028は、マスク1008上に載置される前に、チャンバ本体1002の1以上の内壁から延びるレッジ(棚部)1030の上のチャンバ本体1002内に配置される。基板支持体1010は、基板1006、マスク1008、及びシャドウフレーム1028が、拡散器1012と対向する処理位置に配置されるまで、上昇し続ける。その後、バイアスが拡散器に供給されながら、処理ガスが、1以上のガス供給源1032からバッキングプレート1034に形成された開口部を通って送出される。
基板1006上にマスク1008を適切にアライメントするために、視覚化システムは、基板支持体1010を貫通して形成された開口部1202を通して光を照射することによって動作する。光は、基板1006を通って輝き、これによってマスク1008の位置が分かる。後述するように、基板1006は、適切にアライメントされた場合に、マスク1008内に形成された、1以上の開口部1204内でセンタリングされる1以上のアライメントマーク1302をその上に有するであろう。このように、基板支持体1010を通してアライメントマーク1302を見たとき、1以上の視覚化システム1022は、マスク1008の開口部1204の境界のみならず、シャドウフレーム1028を見るだろう。シャドウフレーム1028は、陽極酸化アルミニウムから製造することができる。しかしながら、陽極酸化アルミニウムは灰色を有しているので、1以上の視覚化システム1022は、灰色のシャドウフレーム1028上にアライメントマーク1302を見るのは困難な時を有する可能性がある。したがって、シャドウフレーム1028は、視覚化システム1022に適応するように修正することができる。
図11は、一実施形態に係るシャドウフレーム1028の底面図である。視覚化システム1022に適応するために、シャドウフレーム1028は、各視覚化システム1022からの光が、光を照らす場所に対応する位置1102を有する。位置1102は、陽極酸化アルミニウムではないシャドウフレーム1028の一部である。シャドウフレーム1028の残りの部分は、陽極酸化アルミニウムである。なお、4つの位置1102が示されているが、より多い又はより少ない位置1102が存在可能であることを理解すべきである。基板1006上のマークとシャドウフレーム1028上の位置1102の間には十分なコントラストがあり、これによって視覚化システム1022は、基板1006上のマークを効果的に視覚化できることを確認する。更に、シャドウフレーム1028の陽極酸化部分と位置1102の間には十分なコントラストがあり、これによって視覚化システム1022は、シャドウフレーム1028の部分の間で区別することができる。位置1102は、陽極酸化アルミニウムの灰色ではなく、光沢のある銀色の外観を有する無垢の陽極酸化されていないアルミニウムを有することができる。あるいはまた、位置1102は、シャドウフレーム1028内に挿入されたセラミックス材料を含み、これによって位置1102はアライメント目的のために白色の外観を有することができる。視覚化システム1022が動作するとき、位置1102は、陽極酸化されたシャドウフレーム1028に対して相対的にコントラストを向上させる。
図12は、アライメント視覚化システム測定位置に対するアライメント要素1018を示す模式図である。図12に示されるように、基板支持体1010は、リフトピン1020(図10を参照)のためだけでなく、貫通して延びるアライメント要素1018のための貫通する開口部を有する。開口部1202は、アライメント視覚化システム1022が動作する場所に対応する位置にも存在する。なお、アライメント視覚化システム1022は、装置1000の外部に配置され、装置1000内を見るために、視覚化要素(例えば、カメラ)と、照明要素(例えば、光源)を利用することができることを理解すべきである。アライメント視覚化システム1022は、矢印「A」によって示される方向に、基板支持体1010内に形成された開口部1202を通って、基板1006を通って、マスク1008内に形成された開口部1204を通って、シャドウフレーム1028表面の位置1102に光を照射することによって動作する。その後、アライメント視覚化システム1022は、マスク1008を貫通して形成された開口部1204の境界からのアライメントマーク1302の距離を測定する。
図13は、基板1006上でのマスク1008の適切なアライメントを示す基板1006を通した底面図である。基板1006は、その上にアライメントマーク1302を有する。チャンバ内への挿入の際に、基板1006は、基板支持体1010の上にアライメントされる。その後、マスク1008がアライメントされる。適切なアライメントのためには、アライメントマーク1302は、基板支持体1010内に形成された開口部1202内でセンタリングされる(マスク1008のアライメントの前に行われる)のみならず、マスク1008内に形成された開口部1204内でもセンタリングされる。マスク1008が、基板1006上で適切にアライメントされると、アライメント要素1018は、基板1006上にマスク1008を下げることができる。
図14は、一実施形態に係るマスク1008及びアライメントシステムの概略等角図である。上述したように、マスク1008は、まず1以上のアライメント要素1018上にマスク1008を配置するエンドエフェクタを使用して、装置1000内に挿入される。図14に示される実施形態では、4つのアライメント要素1018A〜1018Dが存在する。なお、本発明は、4つのアライメント要素1018A〜1018Dに限定されないことを理解すべきである。各アライメント要素1018A〜1018Dは、アライメント要素1018A〜1018Dの動きを制御する1以上のアクチュエータ1024に結合される。
アライメント要素1018A〜1018Dは同一ではない。2つのアライメント要素1018A、1018Dは、XYZアライメント要素(すなわち、アクチュエータを介して3つの異なる平面内を移動可能)であり、一方、他の2つのアライメント要素1018C、1018Dは、Zモーションアライメント要素(すなわち、アクチュエータを介して1平面内のみを移動可能)である。すなわち、4つのアライメント要素1018A〜1018Dは全て、基板1006の堆積面に垂直な面内で移動可能であるが、2つのアライメント要素1018A、1018Dだけは、基板1006の堆積面に平行な面内を移動可能である。図14に示される実施形態では、XYZアライメント要素1018A、1018Dは、互いに隣接しておらず、それどころか互いに対向している。同様に、Zアライメント要素1018B、1018Cは、互いに隣接しておらず、それどころか互いに対向している。
図15は、基板1006上に配置されたマスク1008の誇張された図を示している。基板支持体1010は、基板1006及びマスク1008を上部で支持する凸面1502を含むことができる。基板1006及びマスク1008が、サセプタ1010によって持ち上げられる場合、マスク1008の端部におけるシャドウフレーム1028の重さは、凸面1502全域に亘ってマスク1008をピンと張った状態で配置する。シャドウフレーム1028は、マスク1008の部分を覆い、これによってマスクと他のチャンバ構成要素間の電気的なアーク放電を防止することができる。マスク1008は、基板1006の上部の上にピンと張った状態に置かれ、これによって取り扱い又は処理中に、マスク1008と基板106の間の移動又は位置ずれを防止する。一実施形態では、マスク1008は、マスク支持フレーム1504を含むことができる。マスク支持フレーム1504は、マスク1008とは別個の要素であってもよく、又は、マスク1008自体の一部を含んでもよい。更に、様々な実施形態では、マスク1008は、電気的にサセプタ1010から分離することができる。
2つのZモーションアライメント要素及び1以上のアライメント視覚化システムと共に、2つのXYZモーションアライメント要素を利用して、基板上にマスクを適切にアライメントすることによって、処理チャンバ内のマスクは、±5μm以内にアライメントすることができる。
上記は本発明の実施形態を対象としているが、本発明の他の及び更なる実施形態は本発明の基本的範囲を逸脱することなく創作することができ、その範囲は以下の特許請求の範囲に基づいて定められる。

Claims (15)

  1. 有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止する方法であって、
    基板上に第1サイズを有する第1マスクを配置する工程と、
    第1マスクによって、基板上に配置されたOLEDデバイスの上に第1封止層を堆積させる工程と、
    基板上に第2サイズを有する第2マスクを配置する工程と、
    第2マスクによって、第1封止層及びOLEDデバイスの上にバッファ層を堆積させる工程と、
    基板上に第1サイズに等しいサイズを有する第3マスクを配置する工程と、
    第1マスクによって、バッファ層、第1封止層、及びOLEDデバイスの上に第2封止層を堆積させる工程を含む方法。
  2. 第1及び第2封止層が窒化ケイ素を含む、請求項1記載の方法。
  3. 第2サイズが第1サイズとは異なる、請求項2記載の方法。
  4. 第2サイズが第1サイズと同じである、請求項2記載の方法。
  5. 第2サイズは、第1サイズと同じである、請求項1記載の方法。
  6. 第1マスクと第3マスクが実質的に同一のマスクパターンを含む、請求項1記載の方法。
  7. 処理システム内で有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止するための方法であって、
    第1搬送チャンバ内で基板及び第1マスクを受け取る工程と、
    第1処理チャンバ内で基板の上に第1マスクを配置する工程と、
    第1処理チャンバ内で基板の上に配置されたOLEDデバイスの上に第1封止層を堆積させる工程と、
    第2搬送チャンバ内で基板及び第2マスクを受け取る工程と、
    第2処理チャンバ内で基板の上に第2マスクを配置する工程と、
    第2処理チャンバ内で第1封止層及びOLEDデバイスの上にバッファ層を堆積させる工程と、
    第3搬送チャンバ内で基板及び第3マスクを受け取る工程であって、第3マスクは第1マスクと実質的に同一のマスクパターンを有する工程と、
    第3処理チャンバ内で基板の上に第3マスクを配置する工程と、
    第3処理チャンバ内でバッファ層、第1封止層、及びOLEDデバイスの上に第2封止層を堆積させる工程を含む方法。
  8. 第1封止層を堆積した後で、第1搬送チャンバに結合された第1ロードロックチャンバ内に第1マスクを搬送する工程と、
    バッファ層を堆積した後で、第2搬送チャンバに結合された第2ロードロックチャンバ内に第2マスクを搬送する工程と、
    第2封止層を堆積した後で、第3搬送チャンバに結合された第3ロードロックチャンバ内に第3マスクを搬送する工程を含む、請求項7記載の方法。
  9. 第1封止層を堆積した後で、第1搬送チャンバと第2搬送チャンバの間に結合された第1中間チャンバ内で基板を受け取る工程と、
    バッファ層を堆積した後で、第2搬送チャンバと第3搬送チャンバの間に結合された第2中間チャンバ内で基板を受け取る工程を含む、請求項7記載の方法。
  10. 第1中間チャンバ内に配置された支持部材を回転させ、これによって基板を搬送チャンバのより近くに位置決めする工程を含む、請求項9記載の方法。
  11. 第1マスクチャンバ内に第1マスクを格納する工程と、
    第1マスクチャンバ内で第1マスクを加熱する工程を含む、請求項7記載の方法。
  12. 第1処理チャンバ内の基板の上に第1マスクを配置する前に、第1搬送チャンバに結合された第1マスクチャンバから第1マスクを受け取る工程を含む、請求項11記載の方法。
  13. 有機発光ダイオード(OLED)デバイスを封止するための処理システムであって、
    第1搬送チャンバと、
    第1搬送チャンバに結合され、真空環境内で1以上の第1マスクを受け取るように動作可能な第1ロードロックチャンバと、
    第1搬送チャンバに結合され、基板上に第1封止層を堆積させるように動作可能な第1処理チャンバと、
    第1搬送チャンバと搬送可能に連通している第2搬送チャンバと、
    第2搬送チャンバに結合され、真空環境内で1以上の第2マスクを受け取るように動作可能な第2ロードロックチャンバと、
    第2搬送チャンバに結合され、基板上にバッファ層を堆積させるように動作可能な第2処理チャンバと、
    第2搬送チャンバと搬送可能に連通している第3搬送チャンバと、
    第3搬送チャンバに結合され、真空環境内で1以上の第3マスクを受け取るように動作可能な第3ロードロックチャンバと、
    第3搬送チャンバに結合され、基板上に第2封止層を堆積させるように動作可能な第3処理チャンバを含む処理システム。
  14. 第1搬送チャンバと第2搬送チャンバの間に結合された第1中間チャンバと、
    第2搬送チャンバと第3搬送チャンバの間に結合された第2中間チャンバと、
    1以上の搬送チャンバに結合され、1以上のマスクを加熱するように動作可能な1以上のマスクチャンバを含む、請求項13記載の処理システム。
  15. 第1搬送チャンバ内に配置され、第1ロードロックチャンバと第1処理チャンバの間で1以上の第1マスクを搬送するように動作可能な第1搬送ロボットと、
    第2搬送チャンバ内に配置され、第2ロードロックチャンバと第2処理チャンバの間で1以上の第2マスクを搬送するように動作可能な第2搬送ロボットと、
    第3搬送チャンバ内に配置され、第3ロードロックチャンバと第3処理チャンバの間で1以上の第3マスクを搬送するように動作可能な第3搬送ロボットを含む請求項13記載の処理システム。
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