JP2014237352A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用空調装置1の空調ケース2内に外気通風路26、および内気通風路27を有する。外気通風路26および内気通風路27を流れる空気は、冷却用熱交換器8にて冷却される。冷却用熱交換器8の下流側において外気および内気を加熱する加熱用熱交換器9が設けられている。外気吸込口3からの空気を外気通風路26に吹出し、内気吸込口4からの空気を内気通風路27に吹出す空調用送風機7が設けられている。内気吸込口4より吸い込んだ空気の少なくとも一部を、冷却用熱交換器8と加熱用熱交換器9とのうち少なくとも一つの熱交換器を迂回させて車室内に吹出させるバイパス通路15が設けられている。外気通風路26を流れる空気が少なくともウインドシールド46に向けて吹出される。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図4を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第一実施形態を示す車両用空調装置1の空調ユニットを示している。この実施形態は、内気と外気を別々の通風路で送風することができる内外気2層構造を採用した車両用空調装置1である。
上記第1実施形態においては、車室内に向かって外気が流れる外気通風路26、および車室内に向かって内気が流れる内気通風路27を形成する空調ケース2を有している。空調ケース2内に設けられ外気通風路26および内気通風路27を流れる空気を冷却する冷却用熱交換器8が設けられている。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。なお、第2実施形態以下については、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明が援用される。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる部分を説明する。図7は、本発明の第3実施形態を示す車両用空調装置における空調ユニットを示している。図7において、バイパス通路15内に加湿器61が設けられている。加湿器61は、ゼオライト等の吸着材と吸湿した吸着材から水蒸気を放出させるPTCヒータまたはペルチェ素子から成る発熱部61aを含み、公知の種々のものを使用できる。
上記第3実施形態においては、バイパス通路15内にバイパス通路15を流れる内気吸込口4より吸い込んだ空気の少なくとも一部の湿度を上昇させる加湿器61が設けられている。これによれば、加湿器61の作動によって、バイパス通路15を流れる内気吸込口4より吸い込んだ空気の湿度を上昇させることができる。従って、車室内の乗員顔周辺の湿度を更に上昇させることができる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる部分を説明する。図9は、本発明の第4実施形態を示す車両用空調装置1における空調ユニットを示している。図9において、バイパス通路15内に補助送風機16aが設けられている。補助送風機16aは、バイパス通路15を塞ぎ、補助送風機16aが回転したときにバイパス通路15に風が流れる。なお、図5のバイパス通路15内に加湿器があってもよい。
上記第4実施形態においては、少なくとも一つの熱交換器(図5においては冷却用熱交換器8と加熱用熱交換器9との両方)を迂回させて内気吸込口4より吸い込んだ空気の少なくとも一部を車室内に吹出す状態を形成することができる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる部分を説明する。図10は、本発明の第5実施形態を示す車両用空調装置1における空調ユニットを示している。図10において、バイパス通路15は冷却用熱交換器8の上流側から直接的にセンターフェイスダクト49d内に接続されている。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる部分を説明する。図11は、本発明の第6実施形態を示す車両用空調装置における空調ユニットを示している。図11において、バイパス通路15は、冷却用熱交換器8の上流側から直接的にセンターフェイスダクト49d内に接続されている。更に、センターフェイスダクト49d内にバイパス通路閉塞用ダンパ16sが設けられている。
次に、本発明の第7実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる部分を説明する。図12は、本発明の第7実施形態を示す車両用空調装置1における空調ユニットを示している。図12において、センターフェイス吹出口49は内外気二層構造の外気側にセンターフェイスダクト49dを介して接続されている。
次に、本発明の第8実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる部分を説明する。図13は、本発明の第8実施形態を示す車両用空調装置における空調ユニットを示している。図13において、冷却用熱交換器8をバイパスさせた内気を、バイパス通路開閉ドア16とバイパス通路15とを介して選択的に熱交換器8、9後流側の内気通風路27内に戻している。これにより、バイパス通路15を通過してバイパスされた内気により加湿した空気と、加熱用熱交換器8を通過した空気とを混合して温度調整することができる。なお、図13のバイパス通路15内に、加湿器があってもよい。
次に、本発明の第9実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる部分を説明する。図14は、本発明の第9実施形態を示す車両用空調装置1における空調ユニットを示している。図14において、冷却用熱交換器8をバイパス通路開閉ドア16とバイパス通路15とを介してバイパスさせた空気をヒータコアからなる加熱用熱交換器9の上流側に戻している。
上述の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものである。
4 内気吸込口
8 冷却用熱交換器
9 加熱用熱交換器
15 バイパス通路
16 バイパス通路開閉ドア
16a 補助送風機
26 外気通風路
27 内気通風路
61 加湿器
Claims (6)
- 車室内に向かって外気が流れる外気通風路(26)、および前記車室内に向かって内気が流れる内気通風路(27)を形成する空調ケース(2)と、
前記空調ケース(2)内に設けられ前記外気通風路(26)および前記内気通風路(27)を流れる空気を冷却する冷却用熱交換器(8)と、
前記冷却用熱交換器(8)の下流側において前記空調ケース(2)内の前記外気通風路(26)および前記内気通風路(27)に配置され、前記外気通風路(26)を流れる外気、および前記内気通風路(27)を流れる内気を加熱する加熱用熱交換器(9)と、
前記外気通風路(26)に配置され、前記加熱用熱交換器(9)を通過する外気と前記加熱用熱交換器(9)をバイパスして流れる外気との風量割合を調整する第1エアミックスドア(10a)と、
前記内気通風路(27)に配置され、前記加熱用熱交換器(9)を通過する内気と前記加熱用熱交換器(9)をバイパスして流れる内気との風量割合を調整する第2エアミックスドア(10b)と、
外気を吸い込む外気吸込口(3)からの空気を前記外気通風路(26)に吹出し、内気を吸込む内気吸込口(4)からの空気を前記内気通風路(27)に吹出す空調用送風機(7)と、
前記内気吸込口(4)より吸い込んだ空気の少なくとも一部を、前記冷却用熱交換器(8)と前記加熱用熱交換器(9)とのうち少なくとも一つの熱交換器を迂回させて前記車室内に吹出させるバイパス通路(15)と、を備え、
前記外気通風路(26)を流れる空気を少なくともウインドシールド(46)に向けて吹出す吹出口(47)を前記空調ケース(2)に設けたことを特徴とする車両用空調装置。 - 前記少なくとも一つの熱交換器を迂回させて前記内気吸込口(4)より吸い込んだ空気の少なくとも一部を前記車室内に吹出させる状態と、前記少なくとも一つの熱交換器を迂回させて前記内気吸込口(4)より吸い込んだ空気の少なくとも一部を前記車室内に吹出させない状態とのいずれかの状態にするために、前記バイパス通路(15)を開閉するバイパス通路開閉ドア(16)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
- 前記少なくとも一つの熱交換器を迂回させて前記内気吸込口(4)より吸い込んだ空気の少なくとも一部を前記車室内に吹出させる状態と、前記少なくとも一つの熱交換器を迂回させて前記内気吸込口(4)より吸い込んだ空気の少なくとも一部を前記車室内に吹出させない状態とのいずれかの状態にするために、前記バイパス通路(15)内の空気流れを制御する補助送風機(16a)を前記バイパス通路(15)に備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
- 前記バイパス通路(15)を流れる空気の湿度を上昇させる加湿器(61)を前記バイパス通路(15)内に設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車両用空調装置。
- 前記加湿器(61)は、前記バイパス通路(15)を流れる空気を加湿する加湿モードで作動すると共に前記バイパス通路(15)を流れる空気から吸湿する吸湿モードで作動し、
前記車室内から前記バイパス通路(15)を通り前記空調用送風機(7)の吸込み側に向けて、前記バイパス通路を空気が流れるときに、前記加湿器(61)を前記吸湿モードで作動させることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。 - 前記加湿器(61)の前記加湿モードでの作動と前記吸湿モードでの作動とを交互に繰り返し前記車室内の湿度を調整することを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
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