JP2000335228A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2000335228A
JP2000335228A JP11143471A JP14347199A JP2000335228A JP 2000335228 A JP2000335228 A JP 2000335228A JP 11143471 A JP11143471 A JP 11143471A JP 14347199 A JP14347199 A JP 14347199A JP 2000335228 A JP2000335228 A JP 2000335228A
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JP
Japan
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air
passage
bypass
outside air
opening
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JP11143471A
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English (en)
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Satoshi Obara
聡 小原
Koichi Ito
伊藤  公一
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内外気2層モード時において、外気温度低下
に伴う上下温度差の増加幅を低減する。 【構成】 外気側空気通路13においてヒータコア15
の上流側部位を流れる外気を、冷風バイパス通路16下
流側に所定量導くバイパス外気導入通路21を形成し、
温度調整領域のときには、冷風バイパスドア19を所定
量開くことにより、外気温度変化の影響を、外気側空気
通路13だけでなく内気側空気通路12にも与える。こ
れにより、内外気2層モード時の外気温度低下に伴う上
下温度差増大という問題を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内気がフット開口
部に向かって流れる第1空気通路と、外気がデフロスタ
開口部に向かって流れる第2空気通路とを区画形成する
内外気2層モードを設定可能な内外気2層ユニットを備
える車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記内外気2層モード時には、外気温度
が低下すると第1空気通路は温度は一定であるのに対
し、第2空気通路は外気温度の影響を受けて低下するた
め、外気温度の低下に伴って上下温度差が増大する。そ
して、この上下温度差はヒータコアのバイパス通路が開
けば開くほど大きくなる。
【0003】上記観点に基づいたものとして、特開平1
0−86637号公報記載のごとく、バイパス通路を閉
じる最大暖房状態のときのみ内外気2層モードを設定す
ることにより、外気温度低下に伴う上下温度差の増大と
いう問題を解決するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、温度調整領域よりも小さいとはいえ、最大
暖房状態においてもデフロスタ開口部からの吹出温度は
外気温度変化の影響を受けており、外気温度低下に伴う
上下温度差の増大という問題は依然として解決されてい
ない。
【0005】本発明は、上記問題点を解決することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明者等は、上記目的を達成
するために、車室内への空気通路をなす空調ケース(1
0)と、空調ケース(10)内に設けられ、通過する空
気を加熱する暖房用熱交換器(15)と、空調ケース
(10)内に内気を導入する内気導入口(3a、3b)
と、空調ケース(10)内に外気を導入する外気導入口
(4)と、上記両導入口(3a、3b、4)を選択的に
開閉する内外気開閉手段(5a、5b、6)と、空調ケ
ース(10)の空気下流側部位に設けられ、車室内乗員
の足元に向けて風を吹出すフット開口部(25)と、空
調ケース(10)の空気下流側部位に設けられ、車両フ
ロントガラス内面に向けて風を吹出すデフロスタ開口部
(22)とを備え、空調ケース(10)内に、内気導入
口(3a、3b)から導入された内気がフット開口部
(25)に向かって流れる第1空気通路(12)と、外
気導入口(4)から導入された外気が前記デフロスタ開
口部(22)に向かって流れる第2空気通路(13)と
を区画形成する内外気2層モードを設定可能な車両用空
調装置について検討した結果、外気温度変化の影響を、
第2空気通路(13)だけでなく第1空気通路(12)
にも与えれば、すなわち内外気2層モード時に第1空気
通路(12)にも外気を導入すれば、従来のように、外
気温度の低下に伴って上下温度差が増大するといった問
題を解決できるのではないかと考えた。
【0007】そして、このことについてさらに検討した
結果、同じ第1空気通路(12)に外気を導入する手段
として、暖房用熱交換器(15)上流側に外気を導入す
る場合と、暖房用熱交換器(15)下流側(第1空気通
路内に暖房用熱交換器のバイパス通路があるものにおい
ては、このバイパス通路よりも下流側とする。バイパス
通路がないものにおいては、言うまでもなく、暖房用熱
交換器下流側である。)に外気を導入する場合とでは、
外気温度低下に伴う上下温度差増大の抑制に以下のよう
に顕著な効果の差があることを発見した。
【0008】以下、それについて図7を用いて説明す
る。ここで、図7は暖房用熱交換器(15)として、内
部に温水が供給されて、この温水を熱源として車室内暖
房を行うヒータコアを使用し、このヒータコアへの温水
流量が1.01/min、ヒータコア入口水温が88
℃、内気温度が25℃のという条件にて本発明者等が行
った机上計算結果である。
【0009】図7aに示すように、外気をヒータコアの
上流側に導入した場合、外気温度が0℃のときの上下温
度差は8.0℃、外気温度が−20℃のときの上下温度
差は11.6℃であり、外気温度低下に伴う上下温度差
の増大は3.6℃である。
【0010】これに対し、図7bに示すように、外気を
ヒータコアの下流側(ヒータコアのバイパス通路)に導
入した場合、外気温度が0℃のときの上下温度差は4.
9℃、外気温度が−20℃のときの上下温度差は6.9
℃であり、外気温度低下に伴う上下温度差の増大は2.
0℃である。
【0011】従って、外気温度低下に伴う上下温度差増
大の抑制において、暖房用熱交換器の下流側に外気を導
入する場合の方が、暖房用熱交換器の上流側に外気を導
入する場合に比べて顕著に効果がある。
【0012】以上の事実に鑑みてなされた請求項1〜6
記載の発明は、上記内外気2層モード時に、暖房用熱交
換器(15)をバイパスさせた外気を、第1空気通路
(12)内における暖房用熱交換器(15)下流側に導
くバイパス外気導入通路(21、34b、37)を形成
することを特徴としている。
【0013】上記請求項1〜6記載の発明によると、外
気温度変化の影響を、第2空気通路(13)だけでなく
第1空気通路(12)に対して効果的に与えることがで
きるので、外気温度の低下に伴う上下温度差の増大とい
った問題を効果的に解決できる。
【0014】特に、請求項2記載の発明では、バイパス
外気導入通路(21)の外気取入口(21a)を第2空
気通路(13)内における暖房用熱交換器(15)上流
側部位に形成したことを特徴とするので、内外気2層モ
ードに必要な第2空気通路(13)を、上記バイパス外
気導入通路(21)の外気取入口(21a)として利用
することができる。
【0015】また、請求項3記載の発明では、第1空気
通路(12)内の空気を、暖房用熱交換器(15)をバイ
パスしてこの暖房用熱交換器(15)の下流側へ導くバ
イパス通路(16)と、バイパス通路(16)を開閉す
るバイパス通路開閉手段(19、20)とを備え、暖房
用熱交換器(15)が、その内部に温水が供給され、こ
の温水を熱源として空気を加熱するとともに、上記温水
が、暖房用熱交換器(15)内部において第1空気通路
(12)側から第2空気通路(13)側へと一方向に流
れるように構成され、バイパス外気導入通路(21)
は、その出口が、バイパス通路(16)におけるバイパ
ス通路開閉手段(19、20)の上流側部位に導かれる
ように、上記バイパス通路(16)と並列した状態にて
形成され、このバイパス通路開閉手段(19、20)に
よりバイパス通路(16)とバイパス外気導入通路(2
1)とを同時に開閉することを特徴としている。
【0016】ここで、上記温水が、暖房用熱交換器(1
5)内部において第1空気通路(12)側から第2空気
通路(13)側へと一方向に流れるように構成される場
合、上記温水は第1空気通路(12)側での熱交換によ
り、第2空気通路(13)側では温度が低くなり、上下
温度差がつきやすい。従って、第1空気通路(12)内
に暖房用熱交換器(15)のバイパス通路(16)を設
け、第1空気通路(12)側の温度を低くする必要があ
る。
【0017】このようなものにおいては、最大暖房時に
最大暖房能力を確保するため、バイパス通路(16)を
閉じる必要があり、バイパス通路(16)を開閉する手
段を設ける必要がある。また、上記最大暖房時において
は、バイパス外気導入通路(21)から外気を導入して
フット開口部(25)からの吹出温度を低下させる必要
はないので、バイパス外気導入通路(21)を閉じる必
要があり、バイパス外気導入通路(21)を開閉する手
段を新たに設ける必要がある。
【0018】そこで、請求項3記載の発明では、バイパ
ス通路(16)の開閉とバイパス外気導入通路(21)
の開閉とをバイパス通路開閉手段(19、20)により
同時に行うことができるので、部品点数の低減という点
で効果を奏する。
【0019】また、請求項4記載の発明では、暖房用熱
交換器(15)が、第1空気通路(12)の空気通過面
全面にわたって配設されるとともに、その内部に温水が
供給され、この温水を熱源として空気を加熱し、上記温
水が、暖房用熱交換器(15)内部において第1空気通
路(12)側から第2空気通路(13)側へと一方向に
流れるように構成され、バイパス外気導入通路(21)
の出口は、暖房用熱交換器(15)をバイパスしてこの
暖房用熱交換器(15)下流側に導かれるように形成さ
れ、バイパス外気導入通路(21)を開閉するバイパス
外気開閉手段(40)を備えることを特徴としているの
で、請求項3におけるバイパス通路(16)をバイパス
外気導入通路(21)で兼用できる。
【0020】また、請求項5記載の発明では、温水調節
手段(17、18)が最大暖房状態に操作されたとき
は、バイパス通路開閉手段(19、20)によりバイパ
ス通路(16)を全閉し、温度調節手段(17、18)
が上記最大暖房状態から温度調整領域に操作されたとき
は、バイパス通路開閉手段(19、20)によりバイパ
ス通路(16)を所定量開くことを特徴としている。
【0021】また、請求項6記載の発明では、温水調節
手段(17、18)が最大暖房状態に操作されたとき
は、バイパス外気開閉手段(40)によりバイパス外気
導入通路(21)を全閉し、温水調節手段(17、1
8)が上記最大暖房状態から温度調整領域に操作された
ときは、バイパス外気開閉手段(40)によりバイパス
外気導入通路(21)を所定量開くことを特徴としてい
る。
【0022】なお、請求項5、6における最大暖房状態
とは、例えば暖房用熱交換器(15)への温水流量を最
大としたり、暖房用熱交換器(15)へ流入する温水温
度を最大とするように温水調節手段(17、18)が操
作されている状態である。
【0023】請求項5、6記載の発明によると、最大暖
房状態ではバイパス通路(16)、バイパス外気導入通
路(21)を全閉させるので、最大暖房能力を支障なく
発揮できる。
【0024】また、温度調整領域では、バイパス通路
(16)、バイパス外気導入通路(21)を所定量開く
ことにより、暖房用熱交換器(15)を通過した温風
と、暖房用熱交換器(15)をバイパスした外気を含む
冷風とを混合した空気をフット開口部(25)へ流すこ
とができるので、フット開口部(25)に外気温度の影
響を与えることができる。
【0025】
【発明の実施形態】(第1実施形態)以下、本発明の第
1実施形態について図1〜3を用いて説明する。
【0026】まず、送風ユニット1と空調ユニット2の
構成について、図1を用いて説明する。
【0027】図1に示すように、送風ユニット1には、
内気を導入する第1、第2の内気導入口3a、3bと、
外気を導入する外気導入口4とが設けられている。これ
ら各導入口3a、3b、4はそれぞれ第1、第2の内外
気切替ドア5a、5bによって開閉可能になっている。
この両内外気切替ドア5a、5bは、それぞれ駆動手段
としてのサーボモータ6(図2参照)により駆動され
る。
【0028】また、送風ユニット1には、上記各導入口
3a、3b、4からの吸込空気を車室内へと送風する第
1、第2ファン7a、7bが設けられている。この両フ
ァン7a、7bは、駆動手段としてのブロアモータ8
(図2参照)により駆動される。
【0029】なお、図1は、後述する内外気2層モード
の状態を示しており、第1内外気切替ドア5aが第1内
気導入口3aを開き、外気導入口4を閉じているので、
第1ファン7aの吸入口9aに内気が導入される。これ
に対し、第2内外気切替ドア5bが第2内気導入口3b
を閉じ、外気導入口4を開いているので、第2ファン7
bの吸入口9bに外気が導入される。
【0030】次に、空調ユニット2は、車室内への空気
通路としての空調ケース10を備える。
【0031】この空調ケース10内は、仕切り板11に
よって内気側空気通路12と外気側空気通路13とに仕
切られている。従って、上記内外気2層モードの状態で
は、内気側空気通路12に内気が流入し、外気側空気通
路13に外気が流入する。
【0032】また、空調ケース10内には、冷却用熱交
換器としてのエバポレータ14、暖房用熱交換器として
のヒータコア15が設けられている。
【0033】エバポレータ14は、図示しないコンプレ
ッサ、コンデンサ、レシーバ、膨張弁とともに周知の冷
凍サイクルを構成する冷却用熱交換器である。
【0034】ヒータコア15は、その内部に高温の温水
(エンジン冷却水)が流れ、この温水を熱源として空気
を加熱する暖房用熱交換器であり、内気側空気通路12
と外気側空気通路13とに跨って配設されている。ヒー
タコア15はその配設状態において、下方部に余剰空間
をなすことにより、内気側空気通路12の最下部に、ヒ
ータコア15をバイパスする冷風バイパス通路16を形
成している。
【0035】また、ヒータコア15は、温水入口側タン
ク15aを下方の内気通路12側に配置するとともに、
温水出口側タンク15bを上方の外気通路13側に配置
しており、温水入口側タンク15aからの温水が温水出
口側タンク15bへ向かって一方向に流れる全パスタイ
プとして構成されている。
【0036】また、この温水の流量を調節する温水弁1
7が設けられており、この温水弁17の開度によって温
水流量を調節することより、車室内への吹出温度を調節
するように構成されている。なお、温水弁17は図示し
ないリンク機構を介してサーボモータ18(図2参照)
により操作される。従って、本実施形態では、請求項5
における温水調節手段を温水弁17とサーボモータ18
とによって構成している。
【0037】冷風バイパス通路16内には、これを開閉
する冷風バイパスドア19が設けられている。この冷風
バイパスドア19は、図示しないリンク機構を介してサ
ーボモータ20(図2参照)により操作される。
【0038】また、冷風バイパスドア19の上流側部位
にはバイパス外気導入通路21が冷風バイパス通路16
と並列した状態にて設けられている。
【0039】バイパス外気導入通路21は、外気側通路
13内においてヒータコア15上流側部位に形成された
外気取入口21aから、ヒータコア15をバイパスした
外気を冷風バイパス通路16下流側に導入するように形
成されており、冷風バイパスドア19にて冷風バイパス
通路16と同時に開閉される。
【0040】空調ケース10の上面部において、ヒータ
コア15下流側には外気側空気通路13と連通するデフ
ロスタ開口部22が設けられている。このデフロスタ開
口部22は、図示しないデフロスタダクトおよびデフロ
スタ吹出口を介して車両フロントガラス内面に向けて風
を吹出すためのものであり、デフロスタドア23によっ
て開閉される。
【0041】また、空調ケース10の車両後方側におい
て、ヒータコア15下流側には外気側空気通路13と連
通するフェイス開口部24と、内気側空気通路12と連
通するフット開口部25とが設けられている。
【0042】フェイス開口部24は、図示しないフェイ
スダクトおよびフェイス吹出口を介して車室内乗員の上
半身に向けて風を吹出すためのものであり、フェイスド
ア26によって開閉される。
【0043】フット開口部25は、図示しないフットダ
クトおよびフット吹出口を介して車室内乗員の足元に向
けて風を吹出すためのものであり、フットドア27によ
って開閉される。
【0044】なお、フットドア27は、フット開口部2
5を開口するときには、内気側通路12と外気側通路1
3との連通通路39を閉口するとともに、フット開口部
25を閉口するときには連通通路39を開口するように
構成されている。
【0045】なお、各モードドア23、26、27はそ
れぞれ駆動手段としてのサーボモータ28、29、30
(図2参照)によって駆動されている。
【0046】次に、本実施形態の制御系について図2を
用いて説明する。
【0047】制御装置31の内部には、図示しないCP
U、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュ
ータや、A/D変換回路等が設けられている。
【0048】制御装置31は、イグニッションスイッチ
(図示しない)がオンになると、バッテリー(図示しな
い)から電力が供給されて作動状態となる。
【0049】そして、制御装置31の入力端子には、車
室内外の環境因子を検出する各種センサ32およびコン
トロールパネル33に設けられた空調指示部材(例えば
温度設定器)からの各信号が入力されるようになってい
る。
【0050】各種センサ32およびコントロールパネル
33からの信号は、上記A/D変換回路にてA/D変換
された後、上記マイクロコンピュータに入力されるよう
に構成されている。このマイクロコンピュータは、所定
のプログラムに基づいて上記各信号に対する演算処理を
行うように構成されている。
【0051】そして、制御装置31の出力端子からは、
この演算処理結果に対応したブロアモータ8、サーボモ
ータ6、18、20、28〜30への各制御信号が出力
されるように構成されている。
【0052】ここで、図3の表に、本実施形態における
吹出口モードに対する冷風バイパスドア19および各モ
ードドア23、26、27の作動状態を示す。
【0053】以下、この図3を用いて上記構成における
本実施形態の作動を吹出口モード別に説明する。
【0054】(1)フットモード 冬期の車両始動時等において、制御装置31が最大暖房
状態を判定すると、温水弁17を全開させるとともに、
冷風バイパスドア19を全閉させるように制御される。
これによって、ヒータコア15に最大流量の温水が流れ
るとともに、ファン7a、7bからの送風空気の全量が
ヒータコア15を通過し、最大暖房状態となる。
【0055】そして、上記のように最大暖房状態のとき
は、上記内外気2層流モードを設定するように、内外気
切替ドア5a、5bが制御される。
【0056】すなわち、第1内外気切替ドア5aが第1
内気導入口3aを開き、第2内外気切替ドア5bが第2
内気導入口3bを閉じる。これにより、内気側空気通路
12に内気が流れ、外気側空気通路13に外気が流れ
る。
【0057】このとき、フェイスドア26によりフェイ
ス開口部24が全閉され、フットドア27によりフット
開口部25が全開(連通通路39が全閉)され、デフロ
スタドア23によりデフロスタ開口部22が少量開口さ
れる。
【0058】そして、内気側空気通路12を流れる内気
は、エバポレータ14を通過した後、ヒータコア15に
て加熱されて温風となり、フット開口部25を経て車室
内乗員の足元に吹出される。同様に、外気側空気通路1
3を流れる外気は、ヒータコア15にて温風となり、デ
フロスタ開口部22を経て車両フロントガラス内面に向
かって吹出される。なお、上記の各ドア23、26、2
7の開口状態によって、フット開口部25からの吹出風
量割合が20%、デフロスタ開口部22からの吹出風量
割合が80%となっている。
【0059】次に、車室内温度が上昇して、暖房負荷が
減少すると、制御装置31は、吹出空気の温度制御のた
め、温水弁17を全開(最大暖房状態)から中間開度
(温度調整領域)に制御し、ヒータコア15に流入する
温水流量を減少させる。このとき、冷風バイパスドア1
9が第1所定開度開き、冷風バイパス通路16下流側に
ヒータコア15をバイパスした冷風(冷風バイパス通路
16からの内気とバイパス外気導入通路21からの外
気)が所定量流入するように制御される。
【0060】ここで、内外気2層モードでは、上下温度
差が外気温度低下に伴って増大するが、上記温度調整領
域では、ヒータコア15に流入する温水流量が少流量に
制限されるため、この外気温度低下に伴う上下温度差が
より大きくなりやすい。
【0061】これに対して、本実施形態では、上記のよ
うに冷風バイパスドア19を第1所定開度開き、バイパ
ス外気導入通路21からの外気を冷風バイパス通路16
下流側に所定量導入しているので、外気温度変化の影響
を、外気側空気通路13だけでなく内気側空気通路12
にも与えることができ、その結果、外気温度の低下に伴
う上下温度差の増大といった問題を効果的に解決でき
る。
【0062】(2)フットデフロスタモード フットデフロスタモードでは、フット開口部25からの
吹出風量とデフロスタ開口部22からの吹出風量とを略
同等とするため、フェイスドア26によりフェイス開口
部24が全閉され、フットドア27によりフット開口部
25が全開(連通通路39が全閉)され、デフロスタド
ア23によりデフロスタ開口部が全開される。
【0063】最大暖房状態、温度調整領域の温水弁1
7、冷風バイパスドア19の作動および内気側通路12
への外気導入による効果についてはフットモードと同様
である。
【0064】(3)デフロスタモード デフロスタモードでは、フェイスドア26によりフェイ
ス開口部24が全閉され、フットドア27によりフット
開口部25が全閉(連通通路39が全開)され、デフロ
スタ開口部22が全開される。また、冷風バイパスドア
19により冷風バイパス通路16が全閉される。
【0065】これにより、吸込空気の全量をヒータコア
15を通過させ、このヒータコア15にて加熱された温
風の全量がデフロスタ開口部22を経て車両フロントガ
ラス内面に向かって吹出される。
【0066】(4)フェイスモード フェイスモードでは、フェイスドア26によりフェイス
開口部24が全開され、フットドア27によりフット開
口部25が全閉(連通通路39が全開)され、デフロス
タ開口部22が全閉される。
【0067】最大冷房状態では、温水弁17が全閉され
るとともに、冷風バイパスドア19により冷風バイパス
通路16が全開されるので、最大冷房能力の冷風がフェ
イス開口部24を経て車室内乗員の上半身に対応した位
置に吹出される。
【0068】また、温度調整領域では、冷風バイパスド
ア19により冷風バイパス通路16が全閉されるので、
エバポレータ14を通過した冷風の全量がヒータコア1
5にて温度調節された後、フェイス開口部24に流れ
る。
【0069】(5)バイレベルモード バイレベルモードでは、フェイス開口部24からの吹出
風量とフット開口部25からの吹出風量とを略同等とす
るため、フェイスドア26によりフェイス開口部24が
全開され、フットドア27によりフット開口部25が全
開(連通通路39が全閉)され、デフロスタドア23に
よりデフロスタ開口部22が全閉される。
【0070】最大暖房状態では、冷風バイパスドア19
により冷風バイパス通路16が全閉される。ここで、本
実施形態では、ヒータコア15が全パスタイプであるの
で、温水入口側を通過したフット開口部25からの吹出
温度に比べて、温水出口側を通過したフェイス開口部2
4からの吹出温度を低くすることができる。
【0071】また、温度調整領域では、冷風バイパスド
ア19により冷風バイパス通路16を第2所定開度開
く。なお、この第2所定開度は、上記第1所定開度より
も小さい開度で設定されている。
【0072】これにより、フット開口部25からの吹出
温度をわずかながらも低下させて、フェイス開口部24
からの吹出温度とフット開口部25からの吹出温度との
温度差がつきすぎないようにしている。
【0073】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。本実施形態は、冷風バイパス通
路16が無いことが第1実施形態と大きく異なるもので
あり、以下、第1実施形態と異なる構成について図4を
用いて説明する。また、図4において第1実施形態と同
じ構成部分には同じ符号をつけた。
【0074】図4に示すように、ヒータコア15が、内
気側通路12と外気側通路13とに跨って配設されてい
る。ヒータコア15は、その配設状態において、内気側
通路12と外気側空気通路13の空気通過面全面にわた
って配設されている。
【0075】また、ヒータコア15の下方側における空
調ケース10の外側には、バイパス外気導入通路21の
出口側部が、この空調ケース10と並列した状態にて設
けられている。
【0076】バイパス外気導入通路21は、外気側通路
13内におけるヒータコア15上流側部位に形成された
外気取入口21aから、ヒータコア15をバイパスした
外気を内気側通路12のヒータコア15下流側に導入す
るように形成されており、バイパス外気ドア40により
開閉される。
【0077】本実施形態の内外気2層モード時の作動と
しては、最大暖房状態では、バイパス外気ドア40がバ
イパス外気導入通路21を全閉とする。また、温度調整
領域では、バイパス外気ドア40が所定開度となる。
【0078】これにより、ヒータコア15をバイパスし
た外気が、バイパス外気導入通路21から内気側空気通
路12のヒータコア15下流側に導入され、第1実施形
態と同様の効果を奏する。
【0079】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態について説明する。本実施形態は、エアミックスド
アにて車室内への吹出温度を調節するように構成した形
態であり、以下、第1実施形態と異なるエバポレータ1
4下流側の構成について図5、6を用いて説明する。な
お、第1実施形態と同じ構成部分には同じ符号をつけ
た。また、図6は図5のA−A矢視断面図である。
【0080】内気側空気通路12においてエバポレータ
14よりも空気下流側部位には、ヒータコア15をバイ
パスする内気側バイパス通路34a(図6参照)が形成
され、同様に外気側空気通路13においてエバポレータ
14よりも空気下流側部位にも、ヒータコア15をバイ
パスする外気側バイパス通路34b(図6参照)が形成
されている。
【0081】また、内気側空気通路12には、ヒータコ
ア15を通過する空気の量と内気側バイパス通路34a
を通過する空気の量との割合を調節する内気側エアミッ
クスドア36aが設けられ、外気側空気通路13には、
ヒータコア15を通過する空気の量と外気側バイパス通
路34bを通過する空気の量とを調節する外気側エアミ
ックスドア36bが設けられており、これらのエアミッ
クスドア36a、36bは、内気側空気通路12と外気
側空気通路13とを貫通して設けられた回動軸35に対
して、両ドアの板面が同一平面状をなすようにして一体
的に形成されている。
【0082】なお、図6において外気側バイパス通路3
4bは紙面裏側に位置するため点線で示した。
【0083】そして、外気側空気通路13におけるヒー
タコア15下流側部位において、外気側バイパス通路3
4bを通過した外気を、内気側通路12のヒータコア1
5下流側に導入するバイパス外気導入開口部37が形成
されている。従って、本実施形態では、請求項1におけ
るバイパス外気導入通路を、外気側バイパス通路34b
とバイパス外気導入開口部37とから構成している。ま
た、バイパス外気導入開口部37には、これを開閉する
バイパス外気導入ドア38が設けられている。
【0084】本実施形態の内外気2層モード時の作動と
しては、最大暖房状態では、両エアミックスドア36
a、36bがそれぞれヒータコア15を全開とし、バイ
パス外気導入ドア38がバイパス外気導入開口部37を
全閉とする。また、温度調整領域では、両エアミックス
ドア36a、36bを中間開度、バイパス外気導入ドア
38が所定開度となる。
【0085】これにより、ヒータコア15をバイパスし
た外気が、バイパス外気導入開口部37から内気側空気
通路12のヒータコア15下流側に導入され、第1実施
形態と同様の効果を奏する。
【0086】(他の実施形態)上記第1〜3実施形態で
は、請求項1における「暖房用熱交換器」を、エンジン
冷却水を熱源とするヒータコア15としたが、これに限
らず、例えば、通電により発熱する電気ヒータや、ヒー
トポンプ式冷凍サイクルの凝縮器としても良い。
【0087】また、上記第1実施形態では、各ドア1
9、23、26、27および温水弁17をサーボモータ
によって開閉操作する(オート方式)ように説明した
が、例えば、上記空調指示部材をレバーやダイヤル等で
構成し、これにリンク機構、ケーブル等を介して各ドア
を連結して、各ドアを手動操作する(マニュアル方式)
ようにしても良い。
【0088】また、上記第1実施形態では、請求項1に
おける「暖房用熱交換器をバイパスした外気を、第1空
気通路内における暖房用熱交換器下流側に導くバイパス
外気導入通路を形成する」という構成として、請求項2
のように外気側空気通路13内のヒータコア15上流側
部位を流れる外気を、冷風バイパス通路16に導入する
ようにバイパス外気導入通路21を形成するという構成
を説明したが、これに限らず、例えば、バイパス外気導
入通路21の外気取入口21aを、外気側空気通路13
以外のところに設けても良い。
【0089】また、上記第1実施形態は、冷風バイパス
通路16とバイパス外気導入通路21との開閉を冷風バ
イパスドア19のみで行うように説明したが、これに限
らず、例えば、冷風バイパス通路16を開閉するドアと
バイパス外気導入通路21を開閉するドアとを設け、そ
れぞれ独立に開閉するようにしても良い。
【0090】また、上記第1実施形態では、ヒータコア
15は、温水入口側タンク15aが内気側空気通路1
2、温水出口側タンク15bが外気側空気通路13に配
置されているが、これに限らず、温水入口側タンク15
aが外気空気通路13、温水出口側タンク15bが内気
側空気通路12に配置されても良い。
【0091】また、上記第1実施形態では、ヒータコア
15は、その温水流れが温水入口側タンク15aから温
水出口側タンク15bに向かって一方向に流れる全パス
タイプで説明したが,これに限らない。
【0092】また、上記第1実施形態では、ヒータコア
15へ流入する温水流量を調節することより、車室内へ
の吹出温度を調節するように構成したが、これに限ら
ず、例えば、ヒータコア15へ流入する温水温度を調節
することより、車室内への吹出温度を調節するようにし
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における送風ユニット1および空
調ユニット2の模式図である。
【図2】第1実施形態の制御系のブロック図である。
【図3】第1実施形態の各ドア19、23、26、27
の開閉状態を示す図表である。
【図4】第2実施形態における送風ユニット1および空
調ユニット2の模式図である。
【図5】第3実施形態における送風ユニット1および空
調ユニット2の模式図である。
【図6】図5のA−A矢視断面図である。
【図7】本発明者等による上下温度差の机上計算結果で
ある。
【符号の説明】
3a…第1内気導入口(内気導入口)、 3b…第2内気導入口(内気導入口)、 4…外気導入口、 5a…第1内外気切替ドア(内外気開閉手段)、 5b…第2内外気切替ドア(内外気開閉手段)、 10…空調ケース、 12…内気側空気通路(第1空気通路)、 13…外気側空気通路(第2空気通路)、 15…ヒータコア(暖房用熱交換器)、 16…冷風バイパス通路(バイパス通路)、 17…温水弁(温水調節手段)、 19…冷風バイパスドア(バイパス通路開閉手段)、 21…バイパス外気導入通路、 21a…バイパス外気導入通路の外気取入口、 22…デフロスタ開口部、 25…フット開口部、 40…バイパス外気ドア(バイパス外気開閉手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内への空気通路をなす空調ケース
    (10)と、 前記空調ケース(10)内に設けられ、通過する空気を
    加熱する暖房用熱交換器(15)と、 前記空調ケース(10)内に内気を導入する内気導入口
    (3a、3b)と、 前記空調ケース(10)内に外気を導入する外気導入口
    (4)と、 前記両導入口(3a、3b、4)を選択的に開閉する内
    外気開閉手段(5a、5b、6)と、 前記空調ケース(10)の空気下流側部位に設けられ、
    車室内乗員の足元に向けて風を吹出すフット開口部(2
    5)と、 前記空調ケース(10)の空気下流側部位に設けられ、
    車両フロントガラス内面に向けて風を吹出すデフロスタ
    開口部(22)とを備え、 前記空調ケース(10)内に、前記内気導入口(3a、
    3b)から導入された内気が前記フット開口部(25)
    に向かって流れる第1空気通路(12)と、前記外気導
    入口(4)から導入された外気が前記デフロスタ開口部
    (22)に向かって流れる第2空気通路(13)とを区
    画形成する内外気2層モードを設定可能な車両用空調装
    置において、 前記内外気2層モード時に、前記暖房用熱交換器(1
    5)をバイパスさせた外気を、前記第1空気通路(1
    2)内における前記暖房用熱交換器(15)下流側に導
    くバイパス外気導入通路(21、34b、37)を形成
    したことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記バイパス外気導入通路(21)の外
    気取入口(21a)を、前記第2空気通路(13)内に
    おける前記暖房用熱交換器(15)上流側部位に形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記第1空気通路(12)内の空気を、前
    記暖房用熱交換器(15)をバイパスしてこの暖房用熱
    交換器(15)の下流側へ導くバイパス通路(16)
    と、 前記バイパス通路(16)を開閉するバイパス通路開閉
    手段(19、20)とを備え、 前記暖房用熱交換器(15)は、その内部に温水が供給
    され、この温水を熱源として空気を加熱するとともに、
    前記温水が、前記暖房用熱交換器(15)内部において
    第1空気通路(12)側から第2空気通路(13)側へ
    と一方向に流れるように構成され、 前記バイパス外気導入通路(21)は、その出口が、前
    記バイパス通路(16)における前記バイパス通路開閉
    手段(19、20)の上流側部位に導かれるように、前
    記バイパス通路(16)と並列した状態にて形成され、 前記バイパス通路開閉手段(19、20)により前記バ
    イパス通路(16)と前記バイパス外気導入通路(2
    1)とを同時に開閉することを特徴とする請求項1また
    は2記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記暖房用熱交換器(15)は、前記第
    1空気通路(12)の空気通過面全面にわたって配設さ
    れるとともに、その内部に温水が供給され、この温水を
    熱源として空気を加熱し、さらに前記温水が、前記暖房
    用熱交換器(15)内部において第1空気通路(12)
    側から第2空気通路(13)側へと一方向に流れるよう
    に構成され、 前記バイパス外気導入通路(21)の出口は、前記暖房
    用熱交換器(15)をバイパスしてこの暖房用熱交換器
    (15)下流側に導かれるように形成され、 前記バイパス外気導入通路(21)を開閉するバイパス
    外気開閉手段(40)を備えることを特徴とする請求項
    1または2記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記暖房用熱交換器(15)内に供給さ
    れる温水の流量または温度を調節する温水調節手段(1
    7、18)を備え、 前記温水調節手段(17、18)が最大暖房状態に操作
    されたときは、前記バイパス通路開閉手段(19、2
    0)により前記バイパス通路(16)を全閉し、 前記温水調節手段(17、18)が前記最大暖房状態か
    ら温度調整領域に操作されたときは、前記バイパス通路
    開閉手段(19、20)により前記バイパス通路(1
    6)を所定量開くことを特徴とする請求項3記載の車両
    用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記暖房用熱交換器(15)内に供給さ
    れる温水の流量または温度を調節する温水調節手段(1
    7、18)を備え、 前記温水調節手段(17、18)が最大暖房状態に操作
    されたときは、前記バイパス外気開閉手段(19、2
    0)により前記バイパス外気導入通路(21)を全閉
    し、 前記温水調節手段(17、18)が前記最大暖房状態か
    ら温度調整領域に操作されたときは、前記バイパス外気
    開閉手段(19、20)により前記バイパス外気導入通
    路(21)を所定量開くことを特徴とする請求項4記載
    の車両用空調装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100381296C (zh) * 2004-02-23 2008-04-16 三菱重工业株式会社 车辆用空调装置
JP2014065334A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Denso Corp 車両用空調装置
JP2014237352A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 株式会社デンソー 車両用空調装置
CN111284295A (zh) * 2020-03-10 2020-06-16 长城汽车股份有限公司 车辆用空调系统的操作方法

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