JP2014227050A - スライドシート用のワイヤハーネス配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドシートへワイヤハーネスを挿通するスライダの取付が容易に行えるようにする。【解決手段】スライダはハーネスレールとの嵌合部から上向きに突出させた電線引出枠を備え、該電線引出枠の上部側面開口から電線をスライドシート側へ引き出すと共に、該電線引出枠の上端に外形を拡大した係止頭部を設け、スライダの係止頭部に被せる収容部から前記シートレール側へ突出すると共に突出端側に支軸を取り付けた渡り部品と、スライドシートに固定すると共に前記渡り部品の支軸を上方から挿入して回転自在に支承する軸受凹部を備える渡り受け部品を備え、ハーネスレールに摺動自在に嵌合する前記スライダを前記渡り部品と渡り受け部品を介してスライドシートに取り付けている。【選択図】図4

Description

本発明はスライドシート用のワイヤハーネス配索構造に関し、特に、自動車に搭載するスライドシートにフロア側から配索するワイヤハーネスを挿通するスライダを容易に取り付けられるようにするものである。
従来、この種のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置を自動車に容易に組み付ける装置として、特開2006−168583号公報でスライド装置が提供されている。該装置は図9(A)〜(C)に示すように、ロアケース101Aと、アッパーケース101Bと、ロアケース101Aに固定される板金製のレール102とからなるレール部品100をフロアに固定している。図9(C)に示すように、電線収容部110aにスライドシートへ配線する電線を挿通したスライダ(プロテクタ)110の摺動部110bを前記レール102に摺動自在に嵌合している。該スライダ110をスライドシート1の移動に連動させるため、図9(A)に示すように、スライドシートのシート103にボルトBでブラケット105を固定し、前記スライダ110がレール102に取り付けると、図9(C)に示すように、ブラケット105の一対の当接壁105aと105bの間にスライダ110の電線収容部110aが位置付けらる。
前記従来の装置では、スライドシートの移動時に、当接壁105aと105bの一方がスライダ110の電線収容部110aを押圧し、これにより、スライダ110をブラケット105に連結することなくスライドシートの移動に連動させると記載されている。
かつ、電線200に張力が付与されない隙間をあけてスライダ110の電線収容部110aが位置付けられ、前記当接壁105aと105bの間隔は電線収容部110bの幅より長くして隙間をあけ、当接していない他方の当接壁と電線収容部110aの間に電線200を弛んだ状態で配線していると記載されている。
特開2006−168583号公報
前記特許文献1のスライド装置では、スライドシートのシート103に固定しているブラケット105およびスライダ110の形状が非常に複雑であるため、コスト高になる。 また、特許文献1の段落0052に、「ブラケットがシートに取り付けられ、プロテクタ(スライダ)がレール部に取り付けられると、互いの間にプロテクタの電線収容部(110b)を位置付ける。」と記載されている。しかしながら、スライダの電線収容部の幅とブラケット105の一対の当接壁105a、105bの間隔の寸法差が小さく、一方の当接壁との間に電線を弛まず且つ張力をかけないと共に他方の当接壁を電線収容部に押圧するように組みつける必要がある。その上、ブラケットはスライドシートに固定し、スライダはフロアに固定されたレールに取り付けられるため、非常に難作業になると共に、自動車内で作業スペースをとる問題がある。
前記したように、従来の装置は必要部品が複雑な構成であり、かつ、自動車への組付作業が難作業となり非常に手数がかかる等の問題がある。よって、本発明は、必要部品を簡単且つ小型化し、かつ、組付作業を容易として、部品コストおよび作業コストの低下を図ることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、
スライドシートのシートレールの側面に沿って配置するハーネスレールにスライダを摺動自在に嵌合し、該スライダにスライドシートへの給電用の電線を挿通すると共に該スライダを前記スライドシートと連結して連動させるスライドシート用のワイヤハーネス配索装置において、 前記スライダは前記ハーネスレールとの嵌合部から上向きに突出させた電線引出枠を備え、該電線引出枠の上部側面開口から電線をスライドシート側へ引き出すと共に、該電線引出枠の上端に外形を拡大した係止頭部を設け、
前記スライダの係止頭部に被せる収容部から前記シートレール側へ突出すると共に突出端側に支軸を取り付けた渡り部品と、
前記スライドシートに固定すると共に前記渡り部品の支軸を上方から挿入して支承する軸受凹部を備える渡り受け部品を備え、
前記ハーネスレールに摺動自在に嵌合する前記スライダを前記渡り部品と渡り受け部品を介してスライドシートに取り付けているスライドシート用のワイヤハーネス配索装置を提供している。
前記スライダ、渡り部品及び渡り受け部品はいずれも樹脂成形品とし、
前記スライダに設ける係止頭部は円柱状または球状とする一方、前記渡り部品の収容部は下面に前記係止頭部を挿入できる挿入口をあけ、該収容部を係止頭部に上方から被せて組み付け、かつ、該収容部の内部で前記係止頭部が上下、左右に移動可能とする隙間をあけて固定位置のバラツキを吸収できる構成としている。
前記渡り部品の支軸を前記渡り受け部品の軸受凹部で回転可能に支承する一方、前記渡り受け部品はスライドシートのシート脚部の側面に予め固定し、該スライドシートに固定した渡り受け部品の軸受凹部に渡り部品の突出端に設けた支軸を上方から落し込むだけで挿入して組みつけできるようにしている。
前記のように、本発明のワイヤハーネス配索装置では、スライダに上向に突出させて設けた電線引出枠の上端の係止頭部に渡り部品を被せる一方、スライドシートに渡り受け部品を固定しておき、該渡り受け部品の上面開口の軸受凹部に前記渡り部品の支軸を上方から落し込んで挿入する作業で、スライダをスライドシートに取り付けることができる。このように、スライドシートへのスライダの取付作業を極めて簡単にできる。かつ、簡単な形状で小型な渡り部品と渡り受け部品を必要とするだけであるため、必要部品のコストを低下することができる。
本発明の実施形態のスライドシートおよびワイヤハーネス配索装置の全体を示す斜視図である。 前記実施形態のワイヤハーネス配索装置の要部断面図である。 前記ワイヤハーネス配索装置のハーネスレールと電線余長収容ケースとスライダの組付関係を示し、(A)はスライドシートの前進位置での概略平面図、(B)はスライドシートの後端位置での概略平面図である。 前記スライドシートとスライダの連結部を示す斜視図である。 (A)は図4の要部拡大正面図、(B)は(A)の右側面図である。 渡り受け部品をスライドシートのシート脚部に取り付けている状態を示す概略正面図である。 (A)〜(C)は前記渡り部品の支軸を渡り受け部品の軸受凹部に嵌合する過程を示す図面である。 (A)〜(C)は渡り部品の傾斜状態を示す説明図である。 (A)〜(C)は従来例を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図8に本発明の実施形態を示す。
本実施形態では、図1に示すように、自動車に搭載する助手席側のスライドシート1を400mm〜1200mm程度スライドできるロングスライドシートとしており、該スライドシート1に装着した電装品(図示せず)に給電するために、フロアからスライドシート1へワイヤハーネス3(図2に示す)を配索している。
スライドシート1の下面には図2に示すように、スライドシート1のシートフレームの下面に左右一対のシート脚部4を設けている。各シート脚部4をフロア床材となるカーペット材5の下方でフロアパネル2上に搭載した左右一対のシートレール6にスライド自在に取り付けている。各シートレール6は図2に示す構造で、シート脚部4の本体4aから突出した軸部4b−1をシートレール6内に挿入し、軸部4b−1から腕部4b−2を左右に延在させ、腕部4b−2の外面に軸支した車輪4b−3をシートレール6内の側部空間6aに回動自在に嵌合させている。
図3に示すように、シートレール6の側面に沿って前端から後方に向かって1本の直線状のハーネスレール7を設置すると共に、該ハーネスレール7の前端に連続させて余長収容ケース8を配置し、かつ、該余長収容ケース8の後部をハーネスレール7の側方に配置している。フロアパネル2に配索するフロアハーネスから分岐したワイヤハーネス3の電線群を余長収容ケース8およびハーネスレール7に連続して配線している。該ワイヤハーネス3をハーネスレール7に摺動自在に嵌合するスライダ9に貫通した後、スライドシート1へと配線し、該ワイヤハーネス3をスライドシート1内に配線しているワイヤハーネスとコネクタ接続している。
図2〜図4に示すように、スライダ9はスライドシート1のシート脚部4に渡り部品10、渡り受け部品20を介して連結し、スライドシート1の移動に連動させて、ハーネスレール7上を前後移動させている。詳しくはスライダ9に渡り部品10を被せて取り付ける一方、渡り受け部品20はシート脚部4に予め固定しておき、該渡り受け部品20に渡り部品10を取り付けて、スライダ9をシート脚部4に連結している。前記スライダ9、渡り部品10及び渡り受け部品20はいずれも樹脂成形品からなる。
前記ハーネスレール7は前後直線状に延在し、断面ボックス状のハーネス挿通部7aと、該ハーネス挿通部7aの上面の一側開口に連通させて突設するスライダ摺動部7bを長さ方向全長に備えている。該ハーネスレール7の前端に余長収容ケース8を連続して設置し、該余長収容ケース8内で、ワイヤハーネス3を前進させ、前端で湾曲させた後に後進させ、後方で湾曲させて再度前方へ挿通し、前部側に設けたワイヤハーネス引出口8aからフロア側に引き出して前記フロアハーネスと接続している。
前記余長収容ケース8およびハーネスレール7のハーネス挿通部7aに摺動自在に配線するワイヤハーネス3に外装材を取り付けている。外装材として本実施形態では後述する四角筒状のキャタピラ型のプロテクタ30を用いている。該プロテクタ30は帯状に連続した長尺材からなる平板を折り曲げて組み立てて形成している。
前記ハーネスレール7のハーネス挿通部7a内に摺動自在に嵌合するスライダ9は、そのプロテクタ外嵌部9aをプロテクタ30の先端に外嵌して粘着テープで連結している。該プロテクタ外嵌部9aの一側上面に、スライダ摺動部7bに摺動自在に嵌合すると共に上方に突出させる電線引出枠9bを突設している。該電線引出枠9bの上部側面に電線引出口9cを設けている。
また、スライダ9の電線引出枠9bの上端に外形を拡大した略円柱形状の係止頭部9dを突設している。該係止頭部9dは左右両側が楕円形状で、上下面を平面とし、断面形状を所謂小判形状としている。なお、係止頭部9dは球状としてもよく、形状は限定されない。
前記スライダ9の係止頭部9dに組み付ける渡り部品10は、係止頭部9dより一回り大きくした内周面を有する略円筒状の収容部10aと、該収容部10aからシートレール6側へ突出する突出部10bと、該突出部10bの突出端側に取り付けた支軸11とからなる。突出部10bは下面を上向き傾斜させて突出端側に向けて先細り状に突出している。収容部10aの下面に係止頭部9dを挿入できる挿入口10cを設けている。スライダ9をフロアに固定したハーネスレール7に組みつけた状態で渡り部品10をスライダ9の上部に取り付けるため、収容部10aを上方から係止頭部9dに被せ、挿入口10cを通すだけで収容でき、スライダ9に渡り部品10を簡単に取り付けることができるようにしている。
前記渡り部品10と連結する渡り受け部品20は、図4、図6に示すように、スライドシート1のシート脚部4の外面に設けた凹部4cに嵌合する凸部20aを突出した取付枠部20bと、該取付枠部20bの上部から突出した案内受け部20dと、該案内受け部20dの円弧受面20eの下端に連続した位置に挿入口20fを設けた軸受凹部20hと、軸受凹部20hの後端側に設けた側面受板20iを備えている。軸受凹部20hは挿入口20fに連続する上部の幅広部20hwとし、下部を細幅部20hsとしている。上部の広幅部20hwの寸法は支軸11の直径より大とし、支軸11が回転および上下左右移動可としている。細幅部20hsには上方より押し込んで嵌合し、該嵌合位置では支軸11は細幅部20hs内に固定され、渡り受け部品20の前後移動に渡り部品10およびスライダ9が連動するようにしている。
前記渡り受け部品20に渡り部品10を組みつける際、図7(A)および図8(A)に示すように、渡り受け部品20の軸受凹部20hの上方に渡り部品10の支軸11を位置させ、支軸11を案内受け部20dの円弧受面20eに接触させる。その後、円弧受面20eに沿って下方へ滑べらせていくと、図7(B)に示すように、支軸11は軸受凹部20hの挿入口20fに達する。支軸11を軸受凹部20hに落し込み、支軸11を下向きに押し下げ、図7(C)に示すように、支軸11を細幅部20hs内に嵌合固定する。このように、渡り部品10を渡り受け部品20に簡単に連結でき、シート脚部4の前後移動に渡り受け部品20、渡り部品10を介してスライダ9を連動させることができる。
前記渡り部品10を渡り受け部品0に組みつける時、渡り部品10はハーネスレール7に嵌合しているスライダ9に被せた状態である。よって、渡り部品10の支軸11を案内受け部20dの円弧受面20eの上部に接触させた時、図8(A)に示すように、支軸11が収容部10aより上方に位置し、渡り部品10は傾斜姿勢となる。この傾斜姿勢から、支軸11を下降させて軸受凹部20hに嵌合させた位置で図8(B)に示すように、渡り部品10は上面が横向き水平姿勢となる。このように、取付時に渡り部品10の姿勢を変える必要があるが、渡り部品10の収容部10a内でスライダ9の係止頭部9dを上下左右に隙間をあけて収容しているため、スライダ9の係止頭部9dに対して渡り部品10の姿勢を変えて渡り受け部品20に容易に取り付けることができる。
また、スライダ9の係止頭部9dに収容部10aを被せる渡り部品10の位置は、ハーネスレール9へのスライダ9の嵌合状態によって、図8(C)に示すように、渡り部品10の収容部10aの位置が高くなり、上下位置、左右位置に若干のズレが発生する場合がある。スライドシート1のシート脚部4に固定する渡り受け部品20の位置も上下位置、左右位置に若干ずれる場合もある。いずれの場合も、渡り部品10の収容部10a内にスライダ9の係止頭部9dを隙間をあけて収容しているため、係止頭部9dに対して収容部10aを上下、左右に位置調整でき、前記渡り受け部品20と渡り部品10の固定位置のずれを吸収することができる。
このように、スライドシート1のシート脚部4とスライダ9の連結は、フロアに固定したハーネスレール7に嵌合するスライダ9の係止頭部9dに渡り部品10を被せた後、該渡り部品10の支軸11をシート脚部4に予め固定した渡り受け部品20の軸受凹部20hに上方から挿入するだけの作業で良いため、作業員1人が片手作業でできる程度の非常に簡単な作業となり、かつ、大きな作業スペースを必要としない。
前記のように、スライダ9を渡り部品10と渡り受け部品20を介してシート脚部4に連結しているため、スライドシート1の前後移動にスライド9は連動してハーネスレール7内を前後移動する。具体的には、図3(A)はスライドシート1が前方位置にある場合を示し、図3(B)はスライドシート1が後方位置にある場合を示す。スライドシート1を前方から後方へとスライドさせていくと、余長収容ケース8内に収容されていたワイヤハーネス3が余長収容ケース8の前端側で屈曲しながら余長収容ケース8に連続するハーネスレール7のハーネス挿通部7aへと挿入されていくと共に、余長収容ケース8内の後端側の屈曲部が前方に移動する。一方、スライドシート1が後方から前方へスライドすると、余長収容ケース8内の後方の屈曲部が後方に移動すると共に、ハーネスレール7のハーネス挿通部7aに挿通されていたワイヤハーネス3が余長収容ケース8内へと引き込まれ余長部として収容される。
本発明は前記実施形態に限定されず、電線余長ケースの形状を代える等、本発明の要旨を越えない範囲で種々の変形を加えることができる。
1 スライドシート
2 フロア
3 ワイヤハーネス
4 シート脚部
6 シートレール
7 ハーネスレール
7a ハーネス挿通部
7b スライダ摺動部
8 余長収容ケース
9 スライダ
9b 電線引出枠
9d 係止頭部
10 渡り部品
10a 収容部
11 支軸
20 渡り受け部品
20h 軸受凹部

Claims (3)

  1. スライドシートのシートレールの側面に沿って配置するハーネスレールにスライダを摺動自在に嵌合し、該スライダにスライドシートへの給電用のワイヤハーネスを挿通すると共に該スライダをスライドシートと連結して連動させるスライドシート用のワイヤハーネス配索装置において、
    前記スライダは前記ハーネスレールとの嵌合部から上向きに突出させた電線引出枠を備え、該電線引出枠の上部側面開口から電線をスライドシート側へ引き出すと共に、該電線引出枠の上端に外形を拡大した係止頭部を設け、
    前記スライダの係止頭部に被せる収容部から前記シートレール側へ突出すると共に突出端側に支軸を取り付けた渡り部品と、
    前記スライドシートに固定すると共に前記渡り部品の支軸を上方から挿入して支承する軸受凹部を備える渡り受け部品を備え、
    前記ハーネスレールに摺動自在に嵌合する前記スライダを前記渡り部品と渡り受け部品を介して前記スライドシートに取り付けているスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
  2. 前記スライダ、渡り部品及び渡り受け部品はいずれも樹脂成形品とし、
    前記スライダに設ける係止頭部は円柱状または球状とする一方、前記渡り部品の収容部は下面に前記係止頭部を挿入できる挿入口をあけ、該収容部を係止頭部に上方から被せて組み付け、かつ、該収容部の内部で前記係止頭部が上下、左右に移動可能とする隙間をあけて固定位置のバラツキを吸収できる構成としている請求項1に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
  3. 前記渡り部品の支軸を前記軸受凹部で回転自在に支承し、該渡り部品を介して前記スライダと連結する前記渡り受け部品は、スライドシートのシート脚部の側面に予め固定しており、該スライドシートに固定した該渡り受け部品の前記軸受凹部に前記渡り部品の突出端に設けた支軸を上方から落し込む状態で挿入して組みつけている請求項1または請求項2に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
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