JP2014224175A - 摩擦材及びドラムブレーキ用摩擦材 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れたフェード特性及び耐摩耗性を有した摩擦材及びドラムブレーキ用摩擦材を提供する。
【解決手段】チタン酸塩化合物と、結合材とを含有した摩擦材であって、チタン酸塩化合物が摩擦材全体の1〜22体積%含有されており、結合材が摩擦材全体の18体積%以上含有されていることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、摩擦材及びドラムブレーキ用摩擦材に関するものである。
各種車両や産業機械等のブレーキシステムに用いられる摩擦材は、耐摩耗性が優れていること、摩擦係数が高く安定していることが求められている。これらの特性を満足させるために摩擦調整材、潤滑材、充填材などと、これらを結合するバインダー樹脂(結合材)からなる摩擦材が使用されている。
ブレーキを連続使用すると、摩擦材が高温になり、極端に摩擦係数が小さくなることがある(フェード現象)。ブレーキシステムの中でもドラムブレーキは、密閉構造のため放熱性が悪く、フェード現象が発生しやすいという問題がある。フェード現象は、前記摩擦材中の有機成分が分解してガスが発生し、そのガスが摩擦材とドラムの間に介在する事で発生すると考えられている。
特許文献1に、平均粒子径3.5μm以上の、酸化鉄又はチタン酸カリウムを配合することでフェード現象を抑制できることが開示されているが、結合材を多く配合した摩擦材のフェード現象を抑制する手段は提案されていない。ドラムブレーキの摩擦材は、円弧状であることから、摩擦材の強度保持のために結合材の配合量を多くする必要がある。
ドラムブレーキは、回転するドラムの内側から、ライニングと呼ばれる摩擦材を貼ったブレーキシューを押しつけることで、ドラムに引き込まれる力が発生するため、入力より大きな制動力を発生することができる(セルフサーボ効果)。摩擦材の摩擦係数が大きいほど大きなセルフサーボ効果が得られる。しかし、摩擦係数が使用環境により変動すると、前記変動がセルフサーボ効果で増幅されるため、制動力の精密な調整が難しくなる。
特開2011−236332号公報
本発明の目的は、優れたフェード特性及び耐摩耗性を有した摩擦材及びドラムブレーキ用摩擦材を提供することにある。
本発明は、以下の摩擦材及びドラムブレーキ用摩擦材を提供する。
項1 チタン酸塩化合物と、結合材とを含有した摩擦材であって、前記チタン酸塩化合物が摩擦材全体の1〜22体積%含有されており、前記結合材が摩擦材全体の18体積%以上含有されていることを特徴とする摩擦材。
項2 ドラムブレーキ用摩擦材であることを特徴とする項1に記載の摩擦材。
項3 チタン酸塩化合物と結合材との体積比が、チタン酸塩化合物:結合材=0.1:1〜1:1であることを特徴とする項1または2に記載の摩擦材。
項4 さらに無機繊維を含有していることを特徴とする項1〜3のいずれか一項に記載の摩擦材。
項5 前記結合材が、フェノール樹脂であることを特徴とする項1〜4のいずれか一項に記載の摩擦材。
項6 前記チタン酸塩化合物のアルカリ溶出率が、15質量%以下であることを特徴とする項1〜5のいずれか一項に記載の摩擦材。
本発明の摩擦材及びドラムブレーキ用摩擦材は、優れたフェード特性及び耐摩耗性を有している。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
本発明の摩擦材は、チタン酸塩化合物と、結合材とを含有した摩擦材であって、チタン酸塩化合物が摩擦材全体の1〜22体積%含有されており、結合材が摩擦材全体の18体積%以上含有されていることを特徴とする。
チタン酸塩化合物の含有量は、摩擦材全体の1〜22体積%であればよく、好ましくは2〜15体積%、より好ましくは2〜10体積%である。チタン酸塩化合物の含有量が22体積%より多いと、摩擦係数が上昇する逆フェード現象が生じるため好ましくない。有機成分が分解し無機成分が摩擦面に露出する量が増加していくため発生すると推測される。チタン酸塩化合物の含有量が1体積%より少ないと、十分な耐摩耗性を得ることができないため好ましくない。
チタン酸塩化合物のアルカリ溶出率は15質量%以下であればよく、好ましくは0.1〜15質量%、より好ましくは0.1〜10質量%、さらに好ましくは0.1〜6質量%である。このようなチタン酸塩化合物を用いることによりフェード現象を抑制し、耐摩耗性を向上することができる。チタン酸塩化合物の摩滅破壊により生ずるアルカリ成分が、有機成分の分解ガスやトランスファーフィルム(移着膜)の生成に作用しているものと推測される。
本発明で使用するチタン酸塩化合物は、水分散pHが7〜11であることが好ましく、8〜10であることがより好ましく、9〜10であることがさらに好ましい。チタン酸塩化合物の水分散pHを、このような範囲内にすることにより、チタン酸塩化合物に含まれる酸性不純物による摩擦特性の低下を抑制することができる。
本発明においてアルカリ溶出率とは、80℃の水中においてチタン酸塩化合物から水中に溶出したアルカリ金属及びアルカリ土類金属の質量割合のことをいう。アルカリ溶出率は、例えばイオンクロマトグラフにて測定することができる。本発明において水分散pHとは、チタン酸塩化合物を20℃の水に分散させて得られるスラリーのpHのことをいう。
本発明で使用するチタン酸塩化合物は、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の群から選ばれる少なくとも1種の元素の塩であることが好ましい。アルカリ金属としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウムが挙げられ、好ましくはリチウム、ナトリウム、カリウムである。アルカリ土類金属としては、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウムが挙げられ、好ましくはマグネシウム、カルシウムである。
チタン酸塩化合物としては、例えば、一般式MO・nTiO(式中、Mはアルカリ金属の1種又は2種以上、nは4〜11の数)で表わされるチタン酸アルカリ金属塩、一般式RO・TiO(式中、Rはアルカリ土類金属の1種又は2種以上)で表わされるチタン酸アルカリ土類金属塩、一般式MTi2−y(式中、Mはリチウムを除くアルカリ金属、Aはリチウム、マグネシウム、亜鉛、ニッケル、銅、鉄、アルミニウム、ガリウム、マンガンより選ばれる1種又は2種以上、xは0.5〜1.0、yは0.25〜1.0の数)で表わされるチタン酸塩化合物、一般式K0.5〜0.8Li0.27Ti1.733.85〜4で表わされるレピドクロサイト型チタン酸リチウムカリウム、一般式K0.2〜0.8Mg0.4Ti1.63.7〜4で表わされるレピドクロサイト型チタン酸マグネシウムカリウム等を挙げることができる。これらの中でも結晶構造がトンネル構造のチタン酸塩化合物が好ましく、具体的には、NaTi13、NaTi17、KTi13、KTi17、LiTi12、CaTiO、MgTiO等を挙げることができる。トンネル構造にすることで、チタン酸塩化合物からのアルカリの溶出を抑えることできる。
チタン酸塩化合物の形状は、繊維状、球状、層状、板状、柱状、ブロック状、不定形状などの非繊維状の粒子があるが、作業環境や摩擦摩耗特性向上の観点から非繊維状であることが好ましい。平均粒子径は0.1〜50μmであることが好ましく、1〜50μmであることがより好ましく、1〜20μmであることがさらに好ましい。本発明において平均粒子径は、レーザー回折・散乱法によって求めた粒度分布における積算値50%の粒子径を意味する。
本発明で使用する結合材としては、摩擦材で使用される公知の結合材の中から任意のものを適宜選択して用いることができる。例えばフェノール樹脂、ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ユリア樹脂等の熱硬化性樹脂を挙げることができ、これらの1種を単独又は2種以上を組み合わせて使用することができる。この中でもフェノール樹脂が好ましい。
結合材の配合量は、摩擦材全体に対して、18体積%以上であればよく、好ましくは19体積%以上、より好ましくは20体積%以上である。配合量の上限値は、好ましくは40体積%、より好ましくは30体積%、さらに好ましくは25%である。結合材の配合量が少ないと、十分な耐摩耗性を得ることができないため好ましくない。チタン酸塩化合物と結合材との体積比は、チタン酸塩化合物:結合材=0.1:1〜1:1であることが好ましく、0.1〜0.7であることがより好ましく、0.1〜0.5であることがさらに好ましく。このような配合比率にすることによりフェード現象を抑制し、耐摩耗性を向上することができる。
本発明の摩擦材は、さらに無機繊維を配合することが好ましい。無機繊維の配合量は、摩擦材全体に対して1〜20体積%であることが好ましく、5〜15体積%であることがより好ましい。本発明において、無機繊維とチタン酸塩化合物を併用することで、フェード特性と耐摩耗性をさらに向上させる働きがある。無機繊維の平均繊維径は0.1〜10μm、平均繊維長は100〜800μmであることが好ましい。
本発明で使用する無機繊維は、摩擦材で使用される公知の無機繊維の中から任意のものを適宜選択して用いることができる。例えば、ロックウール、ワラストナイト繊維、Al−SiO系セラミック繊維、生体溶解性セラミック繊維、ガラス繊維、炭素繊維等を挙げることができ、これらの1種を単独又は2種以上を組み合わせて使用することができる。この中でもロックウールが好ましい。
本発明の摩擦材には、その好ましい物性を損なわない範囲で、従来、摩擦材に一般に摩擦調整材として使用される添加材等を1種又は2種以上を組み合わせて配合することができる。このような摩擦調整材としては、例えば、研削材、潤滑材、有機ダスト、金属類、充填材などを挙げることができる。これらは、製品に要求される摩擦特性、例えば、摩擦係数、耐摩耗性、振動特性、鳴き特性等に応じて配合することができる。
本発明の摩擦材を製造するには、上記の結合材、チタン酸塩化合物に、必要に応じて無機繊維、摩擦調整材等を混合したものを、常温にて所定圧力で成形し、次いで所定温度にて熱成形し、熱処理及び仕上げ処理することにより摩擦材の成形体に仕上げることができる。
本発明の摩擦材は、ディスクブレーキ、ドラムブレーキなどに使用することができる。特に摩擦係数の変動がセルフサーボ効果で増幅され、またフェード現象が発生しやすいドラムブレーキに好適に使用することができる。ドラムブレーキとしては、具体的にはリーディング・トレーリング型、ツーリーディング型、デュオ・ツーリング型、デュオサーボ型などのドラムブレーキが挙げられる。
以下、本発明について、具体的な実施例に基づいて、さらに詳細に説明する。本発明は、以下の実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。
実施例及び比較例には以下のチタン酸塩化合物を用いた。なお、アルカリ溶出率及び水分散pHは、下記の方法に従って測定した。
(チタン酸塩化合物A)
組成:8チタン酸カリウム(組成式KO・8TiO)、粒子形状:板状、平均粒子径:8μm、アルカリ溶出率:0.2質量%、水分散pH:9.4
(チタン酸塩化合物B)
組成:チタン酸マグネシウムカリウム(組成式K0.7Mg0.4Ti1.63.95)、粒子形状:板状、平均粒子径:4μm、アルカリ溶出率:5.3質量%、水分散pH:11
(チタン酸塩化合物C)
組成:6チタン酸カリウム(組成式KO・6TiO)、粒子形状:板状、平均粒子径:27μm、アルカリ溶出率:0.2質量%、水分散pH:9.2
(チタン酸塩化合物D)
組成:6チタン酸カリウム(組成式KO・6TiO)、粒子形状:柱状、平均長:2.0μm、平均径:0.4μm、アルカリ溶出率:0.2質量%、水分散pH:9.5
(チタン酸塩化合物E)
組成:6チタン酸カリウム(組成式KO・6TiO)、粒子形状:繊維状、平均長:13μm、平均径:0.4μm、アルカリ溶出率:0.1質量%、水分散pH:7.0
(アルカリ溶出率の測定方法)
チタン酸塩化合物の質量(X)を測定し、次いで該チタン酸塩化合物を蒸留水に加えて1質量%のスラリーを調製し、80℃で4時間撹拌後、ポアサイズ0.2μmのメンブレンフィルターで固形分を除去し、抽出液を得た。得られた抽出液のアルカリ金属とアルカリ土類金属の総質量(Y)をイオンクロマトグラフ(ダイオネクス社製、ICS−1100)にて測定した。次いで、前記質量(X)及び(Y)の値を用い、式[(Y)/(X)]×100に基づいて、アルカリ溶出率を算出した。
(水分散pHの測定方法)
チタン酸塩化合物1gを蒸留水100mLに加えて1質量%のスラリーを調製し、得られたスラリーのpH(温度20℃)をpHメーター(堀場製作所社製、F21)にて測定し、水分散pHとした。
<摩擦材の製造>
(実施例1〜実施例8、比較例1〜比較例2)
表1に示す組成で各種材料を配合し、レーディゲミキサーにて混合後、得られた混合物を仮成型(10MPa)、熱成形(150℃、20MPa)を行い、さらに熱処理(210℃)を行い、摩擦材を製造した。摩擦材を面積5.5cmの扇型のテストピースに加工し、得られたテストピースの摩擦試験を行った。
摩擦試験は、スケールダイナモメーターを用いてJASO C406:2000に準拠して行い、ローターはφ110mmの鋳鉄(炭素含有量3.3%)を用い、イナーシャは2t−25tトラックのドラムブレーキ用摩擦材の単位面積当たりの吸収エネルギー1200J/cm(初速100km/h)になるように設定した。2ndフェード試験時における摩擦係数を測定し、初期摩擦係数、最低摩擦係数、フェード率を表1に示した。フェード率は、式[最低摩擦係数/低下直前摩擦係数]×100に基づき算出し、逆フェード現象が見られた比較例2のフェード率は、式[最終回摩擦係数/初回摩擦係数]×100に基づき算出した。2ndフェード試験は、初速100km/h、減速度0.5G、制動回数30回で行った。さらに、摩擦試験終了後の摩擦材(テストピース)及びローターの摩耗量を測定し、表1に示した。
なお、表中の「ロックウール」は繊維長125μmのロックウール(ラピナス社製、RB295−Roxul1000)であり、「フェノール樹脂」はノボラック型のフェノール樹脂(住友ベークライト社製、PR−51510)である。
Figure 2014224175
表1に示すように、本発明に従う実施例1〜8の摩擦材は、比較例1の摩擦材に比べ、優れたフェード特性及び耐摩耗性を有している。チタン酸塩化合物を本発明の範囲よりも多く含む比較例2の摩擦材は、フェード率が高くなり、フェード特性が低下していることがわかる。また、実施例2と実施例8との比較から、無機繊維であるロックウールを含有することにより、耐摩耗性がさらに向上することがわかる。

Claims (6)

  1. チタン酸塩化合物と、結合材とを含有した摩擦材であって、前記チタン酸塩化合物が摩擦材全体の1〜22体積%含有されており、前記結合材が摩擦材全体の18体積%以上含有されていることを特徴とする摩擦材。
  2. ドラムブレーキ用摩擦材であることを特徴とする請求項1に記載の摩擦材。
  3. チタン酸塩化合物と結合材との体積比が、チタン酸塩化合物:結合材=0.1:1〜1:1であることを特徴とする請求項1または2に記載の摩擦材。
  4. さらに無機繊維を含有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の摩擦材。
  5. 前記結合材が、フェノール樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の摩擦材。
  6. 前記チタン酸塩化合物のアルカリ溶出率が、15質量%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の摩擦材。
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