JP6439914B2 - 摩擦材 - Google Patents
摩擦材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6439914B2 JP6439914B2 JP2014177665A JP2014177665A JP6439914B2 JP 6439914 B2 JP6439914 B2 JP 6439914B2 JP 2014177665 A JP2014177665 A JP 2014177665A JP 2014177665 A JP2014177665 A JP 2014177665A JP 6439914 B2 JP6439914 B2 JP 6439914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction material
- mass
- material according
- friction
- lubricant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
また、摩擦材への要求は益々高まっており、安定した摩擦係数、鳴き及び振動が発生しにくく、耐摩耗性に優れた摩擦材の出現が望まれている。
この摩擦材は、銅及び銅化合物の含有量が0.5質量%以下であり、上記低温有機潤滑剤の分解温度が150℃以上で、上記高温有機潤滑剤の融点が2500℃以上であり、上記研削材の融点が2500℃以上であり、
上記低温有機潤滑剤の粒径が5〜25μmの範囲にあり、上記高温有機潤滑剤の粒径が10〜50μmの範囲にある、ことを特徴とする。
本発明の摩擦材は、所定の潤滑剤、所定の研削材及び充填材を含む摩擦材である。潤滑材は、低温有機潤滑剤、高温有機潤滑材及び高温無機潤滑剤に分類できる。
ここで、潤滑剤としては、まずは分解温度が150℃以上である低温有機潤滑剤を用いるが、この低温有機潤滑剤は、約100℃までの高頻度使用領域において固体状態を保つことにより、安定的にロータとの凝着力、すなわち摩擦係数を発現する役割を果たす。
また、200℃以上において潤滑剤として作用するので、摩擦係数を安定化させる目的で配合する。
上記条件を満足する配合原材料としては、カシューダスト及びタイヤかすを挙げることができる。
高温有機潤滑剤は粉末の形態で添加され、摩擦係数を安定化させるためには、その粒径が小さく且つ分布範囲が狭いことが好ましく、その一次粒子のメジアン径は10〜50μmであることを要し、20〜40μmであることがより好ましい。
上記条件を満足する配合原材料としては、鱗片状黒鉛及び土壌黒鉛を挙げることができる。
この高温無機潤滑剤は、全使用領域において固体状態を保ちロータへ被膜を形成し摩擦係数を安定化させる作用及び摩耗を抑制する役割を果たす。
上記条件を満足する配合原材料としては、酸化鉄及び酸化チタンを挙げることができる。酸化鉄は四酸化三鉄及び三酸化二鉄のどちらでも構わない。
次に、本発明では、融点が2500℃以上の研削材を用いるが、この研削材は全使用領域において固体状態を保ち安定的にロータへの研削力、すなわち摩擦係数を発現する役割を果たす。
上記条件を満足する配合原材料として、ジルコニアや酸化イットリウムを挙げることができる。
本発明の摩擦材では、充填材、好ましくは融点が1200℃以上である充填材を用いる。
この充填材は、全使用領域において固体状態を保ち安定的にロータとの凝着力、即ち摩擦係数を発現する役割を果たす。
充填剤は、粉末の形態で添加され、摩擦係数を安定化させるためには、その粒径は小さく且つ範囲が狭いことが好ましく、その一次粒子のメジアン径は、10〜30μmであることが好ましく、15〜25μmであることがより好ましい。
上記条件を満足する配合原材料としては、チタン酸カリウムを挙げることができる。
本発明では、金属粉を用いてもよく、好ましくは融点が1400℃以上である金属粉を用いる。
この金属粉は、全使用領域において固体状態を保ち約300℃以上の高温領域でロータとの凝着力、すなわち摩擦係数を発現する役割を果たす。
上記条件を満足する配合原材料としては、鉄粉を例示できる。
この金属粉は粉末の形態で添加され、摩擦係数を安定化させるためには、その粒径は小さく且つ範囲が狭いことが好ましく、その一次粒子のメジアン径は、2.5〜10μmであることが好ましく、3〜9μmであることがより好ましい。
上記条件を満足する配合原材料としては、亜鉛粉を例示できる。
この金属粉は粉末の形態で添加され、摩擦係数を安定化させるためには、その粒径は小さく且つ範囲が狭いことが好ましく、その一次粒子のメジアン径は、3〜10μmであることが好ましく、4〜9μmであることがより好ましい。
上記条件を満足する配合原材料としては、錫粉を挙げることができる。
本発明では、上記の潤滑剤や研削材、充填材の他に結合材を用いることができる。
かかる結合材は、上記の潤滑剤や研削材、充填材の結合媒体の役割を果たす。結合材の配合量は、5〜20質量%であることが好ましい。
結合材の具体例としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ変性フェノール樹脂、オイル変性フェノール樹脂、アルキルベンゼン変性フェノール樹脂、カシュー変性フェノール樹脂等の各種変性フェノール樹脂、NBR等の熱硬化性樹脂が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明では、摩擦作用を与え且つその摩擦性能を調整するための摩擦調整材を用いてもよく、上記配合成分以外に、種々の目的に応じて種々の摩擦調整材を用いることができる。
例えば、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、硫化銅、酸化ケイ素、バーミキュライト、マイカ、アルミナ、マグネシア、酸化クロム、クロマイト、ゴムダスト及びタイヤ粉末等、メラミンダストや二硫化モリブデン等の固体潤滑材等を用いることができる。
これらの摩擦調整材の配合量は、本発明の上記配合成分も含めて、摩擦材全体に対して、好ましくは50〜90質量%、より好ましくは70〜90質量%とすることができる。
この摩擦材は、上記の潤滑剤、研削材及び充填材、必要に応じて金属粉、結合材や摩擦調整材の所定量を配合し、その配合物に、通常の製法に従って予備成形、熱成形、加熱及び研摩等の処理を施すことにより製造することができる。
例えば、上記摩擦材を備えたブレーキパッドは、板金プレスにより所定の形状に成形し、脱脂処理及びプライマー処理を施し、さらに接着剤を塗布したプレッシャプレートと、摩擦材の予備成形体とを、熱成形工程において成形温度140〜180℃、成形圧力20〜80MPaで2〜10分間熱成形して両部材を一体に固着し、得られた成形品を150〜350℃の温度で1〜4時間アフタキュアを行い、最終的に仕上げ処理を施すことにより製造することができる。
表1〜3で示す配合割合で原材料を高速ミキサーによって7分間混合し、成形温度150℃、成形圧力40MPa、成形時間5分の条件で成形し、その後250℃の温度で2時間アフタキュアを行い、各例の摩擦材を作製した。なお、各例の摩擦材は、銅及び銅化合物を含有していない。
低温有機潤滑剤:カシューダスト(分解温度約290℃、東北加工社製 )
高温有機潤滑剤:黒鉛(融点約3500℃、日本黒鉛社製)
研削材:ジルコニア(融点約2700℃、第一稀元素化学工業社製)
高温無機潤滑剤:酸化鉄(Fe2O3、融点約1400℃、JFEケミカル社製)
充填材:チタン酸カリウム(大塚化学社製、融点約1300℃)
金属粉:鉄(融点約1500℃)、亜鉛(融点約420℃、錫(融点約230℃)
繊維基材:スチール繊維(融点約1500℃)
結合材:フェノール
摩擦調整材:各種材料
摩耗寿命(パッド、ロータ)、摩擦係数(平均、変動幅)の判定は以下を基準に行った。得られた結果を表1〜3に併記した。
摩耗寿命は、制動前温度100〜500℃において、初速度60km/h、減速度3m/s2、制動回数1000回の条件でダイナモメータによる摩耗試験を行い、パッド及びロータ摩耗量より算出した。表1〜表3において、○等の記号の意味は以下の通りである。
パッド
○○:2万mile以上
○:1.5万mile以上、2万mile未満
×:1.5万mile未満
ロータ
○○:10万mile以上
○:5万mile以上、10万mile未満
×:5万mile未満
摩擦係数は、制動前温度100℃において、初速10〜180km/h、減速度1〜10m/s2の条件でダイナモメータによる効き試験を行い、上記条件における摩擦係数の平均値、変動幅を算出した。表1〜表3において、○等の記号の意味は以下の通りである。
平均
○○○:0.42〜0.45
○○:0.38〜0.40
○:0.33〜0.35
変動幅
○○:0.8以下
○:1.0以下
×:1.0以上
Claims (14)
- 低温有機潤滑剤、高温有機潤滑剤、高温無機潤滑剤、研削材及び充填材を含有し、繊維基材とハニカムコアを含有しない摩擦材であって、
銅及び銅化合物の含有量が0.5質量%以下であり、上記低温有機潤滑剤の分解温度が150℃以上で、上記高温有機潤滑剤の融点が2500℃以上であり、上記研削材の融点が2500℃以上であり、
上記低温有機潤滑剤の粒径が5〜25μmの範囲にあり、上記高温有機潤滑剤の粒径が10〜50μmの範囲にある、ことを特徴とする摩擦材。 - 金属粉として、鉄粉、亜鉛粉及び錫粉を含有することを特徴とする請求項1に記載の摩擦材。
- 上記低温有機潤滑剤の粒径が5〜20μmの範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の摩擦材。
- 上記研削材がジルコニア及び/又はイットリアから成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の摩擦材。
- 上記高温無機潤滑剤の融点が1200℃以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載の摩擦材。
- 上記高温無機潤滑剤の粒径が0.2〜1μmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つの項に記載の摩擦材。
- 上記研削材の粒径が0.2〜2μmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つの項に記載の摩擦材。
- 上記充填材の融点が1200℃以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つの項に記載の摩擦材。
- 上記充填材の粒径が10〜30μmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つの項に記載の摩擦材。
- 上記低温有機潤滑剤の含有量が1〜10質量%、上記高温有機潤滑剤の含有量が2〜8質量%、上記高温無機潤滑剤の含有量が1〜12質量%、上記研削材の含有量が2〜8質量%、上記充填材の含有量が10〜30質量%の範囲にあることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つの項に記載の摩擦材。
- 金属粉として、鉄粉、亜鉛粉及び錫粉を含有し、鉄粉を0.5〜10質量%、亜鉛粉を0.5〜4質量%、錫粉を0.5〜5質量%の割合で含むことを特徴とする請求項10に記載の摩擦材。
- 上記鉄粉の粒径が2〜50μmの範囲にあることを特徴とする請求項11に記載の摩擦材。
- 上記亜鉛粉の粒径が2.5〜10μmの範囲にあることを特徴とする請求項11又は12に記載の摩擦材。
- 上記錫粉の粒径が3〜10μmの範囲にあることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1つの項に記載の摩擦材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014177665A JP6439914B2 (ja) | 2014-09-02 | 2014-09-02 | 摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014177665A JP6439914B2 (ja) | 2014-09-02 | 2014-09-02 | 摩擦材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016050283A JP2016050283A (ja) | 2016-04-11 |
JP6439914B2 true JP6439914B2 (ja) | 2018-12-19 |
Family
ID=55658031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014177665A Active JP6439914B2 (ja) | 2014-09-02 | 2014-09-02 | 摩擦材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6439914B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11649869B2 (en) | 2017-03-06 | 2023-05-16 | Resonac Corporation | Friction material composition, friction material, and friction member |
JP2019206627A (ja) * | 2018-05-28 | 2019-12-05 | 株式会社アドヴィックス | 摩擦材及び摩擦材組成物 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04142388A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-15 | Aisin Chem Co Ltd | 湿式摩擦材 |
JPH06220217A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-08-09 | Mitsubishi Materials Corp | 摩擦材の製造方法 |
JPH0784584B2 (ja) * | 1993-01-27 | 1995-09-13 | 日清紡績株式会社 | 非石綿系摩擦材 |
CA2146497C (en) * | 1994-06-17 | 2000-12-12 | Yongbin Yuan | Reinforced friction material |
JPH0987613A (ja) * | 1995-09-25 | 1997-03-31 | Tohoku Kako Kk | 摩擦材用充填剤及びその製造方法 |
JP2003013044A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Aisin Seiki Co Ltd | 摩擦材 |
JP2008101139A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 金属酸化物複合粒子の製造方法、金属酸化物複合粒子および摩擦材 |
JP2008201923A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 摩擦材の製造方法および摩擦材 |
JP5702090B2 (ja) * | 2010-09-03 | 2015-04-15 | 日産自動車株式会社 | 摩擦材 |
WO2012066968A1 (ja) * | 2010-11-19 | 2012-05-24 | 日立化成工業株式会社 | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 |
JP6061592B2 (ja) * | 2011-10-11 | 2017-01-18 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材および摩擦材の製造方法 |
JP5835456B2 (ja) * | 2012-02-24 | 2015-12-24 | 株式会社タンガロイ | 摩擦材およびその製造方法 |
WO2014098215A1 (ja) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材 |
JP6157108B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2017-07-05 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材 |
-
2014
- 2014-09-02 JP JP2014177665A patent/JP6439914B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016050283A (ja) | 2016-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6226042B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP5071604B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
US10927912B2 (en) | Frictional material composition, frictional material, and friction member | |
JP5753561B2 (ja) | 摩擦材 | |
JP6235217B2 (ja) | 摩擦材 | |
WO2014098215A1 (ja) | 摩擦材 | |
WO2012066966A1 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
WO2012029923A1 (ja) | 摩擦材 | |
JP6592976B2 (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 | |
JP5263454B2 (ja) | ノンアスベスト摩擦材組成物、これを用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP7240424B2 (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材及び摩擦部材 | |
JP2010222555A (ja) | 摩擦材 | |
JP6490942B2 (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材及び摩擦部材 | |
JP7128323B2 (ja) | 摩擦材 | |
JP2018162385A (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 | |
JP2018131479A (ja) | 摩擦材組成物、該摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 | |
JP6493957B2 (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材及び摩擦部材 | |
JP6512817B2 (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 | |
JP6439914B2 (ja) | 摩擦材 | |
JP6440947B2 (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材組成物を用いた摩擦材及び摩擦部材 | |
JP6596956B2 (ja) | 摩擦材組成物、およびこれを用いた摩擦材および摩擦部材 | |
WO2019151390A1 (ja) | 摩擦材、摩擦材組成物、摩擦部材及び車両 | |
WO2020089979A1 (ja) | 摩擦部材、摩擦材組成物、摩擦材及び車両 | |
JP2011236332A (ja) | 摩擦材 | |
WO2016103972A1 (ja) | 摩擦材組成物、該摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180329 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180524 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180926 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20181003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181106 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6439914 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |