JP2014222035A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インジェクタの過熱を抑制することができるとともにインジェクタへの結露の発生も抑制することができる内燃機関の燃料噴射装置を提供する。【解決手段】内燃機関の燃料噴射装置(60)は、内燃機関(5)のシリンダヘッド(20)に配置されたインジェクタ(70)と、インジェクタとシリンダヘッドとによって挟持されたガスケット(90)と、を備え、ガスケットのシリンダヘッドに接する面(91)およびガスケットのインジェクタに接する面(92)の少なくとも一方が、可変熱伝導率材料によって構成されており、可変熱伝導率材料は、可変熱伝導率材料の温度が水の露点温度よりも高い所定温度以上になった場合において、可変熱伝導率材料の温度が高くなるほど可変熱伝導率材料の熱伝導率が高くなるように可変熱伝導率材料の熱伝導率が変化する材料であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関の燃料噴射装置に関する。
従来、内燃機関の燃料噴射装置として、燃料を噴射するインジェクタが内燃機関のシリンダヘッドに配置された燃料噴射装置が知られている。このような燃料噴射装置として、例えば特許文献1には、シリンダヘッドに設けられた渦流室に向けて燃料を噴射するようにインジェクタがシリンダヘッドに配置された副室式ディーゼルエンジンが開示されている。また特許文献1には、内燃機関の運転中においてインジェクタが過熱することを抑制するために、インジェクタの先端部とシリンダヘッドとの間に高熱伝導率を有するパッキンを配置する技術が開示されている。特許文献1に係る技術によれば、インジェクタの熱を高熱伝導率のパッキンを介してシリンダヘッドに伝導させることで、インジェクタの過熱を抑制することができると考えられる。
実開昭59−115862号公報
特許文献1に係る技術では、内燃機関が停止した場合には、今度はインジェクタの熱が高熱伝導率のパッキンを介してシリンダヘッドに容易に伝導してしまう可能性がある。この場合、インジェクタの温度が容易に低下してしまい、その結果、インジェクタに結露が生じる可能性が高くなる。インジェクタに結露が生じた場合、インジェクタが腐食する可能性がある。
本発明は、インジェクタの過熱を抑制することができるとともにインジェクタへの結露の発生も抑制することができる内燃機関の燃料噴射装置を提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置は、内燃機関のシリンダヘッドに配置されたインジェクタと、前記インジェクタと前記シリンダヘッドとによって挟持されたガスケットと、を備え、前記ガスケットの前記シリンダヘッドに接する面および前記ガスケットの前記インジェクタに接する面の少なくとも一方が、可変熱伝導率材料によって構成されており、前記可変熱伝導率材料は、前記可変熱伝導率材料の温度が水の露点温度よりも高い所定温度以上になった場合において、前記可変熱伝導率材料の前記温度が高くなるほど前記可変熱伝導率材料の熱伝導率が高くなるように前記可変熱伝導率材料の前記熱伝導率が変化する材料であることを特徴とする。
本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置によれば、ガスケットの温度が所定温度(>露点温度)未満の場合には、ガスケットによってインジェクタの放熱を抑制することができる。その結果、インジェクタの温度低下を抑制することができることから、インジェクタに結露が生じることを抑制することができる。また本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置によれば、ガスケットの温度が所定温度以上になった場合にはガスケットの可変熱伝導率材料の熱伝導率が上昇することから、インジェクタの放熱を促進させることができる。その結果、インジェクタの過熱を抑制することができる。このように本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置によれば、インジェクタの過熱を抑制することができるとともにインジェクタへの結露の発生も抑制することができる。
上記構成において、前記可変熱伝導率材料の前記熱伝導率は、前記可変熱伝導率材料の前記温度が前記所定温度以上になった場合において、少なくとも1W/(m・K)から400W/(m・K)の範囲内で変化してもよい。この構成によれば、ガスケットは低温時には樹脂のように高い断熱性能を発揮することができ、高温時には銅のように高い放熱性能を発揮することができる。それにより、インジェクタへの結露の発生およびインジェクタの過熱を効果的に抑制することができる。
本発明によれば、インジェクタの過熱を抑制することができるとともにインジェクタへの結露の発生も抑制することができる内燃機関の燃料噴射装置を提供することができる。
図1(a)は内燃機関の全体構成を示す模式図である。図1(b)は燃料噴射装置の詳細を説明するための模式図である。図1(c)はガスケットの近傍を拡大して示す模式図である。 図2(a)は可変熱伝導率材料の熱伝導率の温度変化を示す模式図である。図2(b)はコスモスヒートパイプ(CHP)の熱伝導率を説明するための模式図である。 図3(a)は燃料噴射装置によるインジェクタへの結露の抑制効果を説明するための模式図である。図3(b)は燃料噴射装置によるインジェクタの過熱抑制効果を説明するための模式図である。 図4(a)〜図4(d)は実施例の変形例に係るガスケットを示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
本発明の実施例に係る内燃機関の燃料噴射装置60について説明する。まず燃料噴射装置60が適用される内燃機関5の全体構成について説明し、次いで燃料噴射装置60の詳細について説明する。図1(a)は内燃機関5の全体構成を示す模式図である。本実施例に係る内燃機関5は車両に搭載されている。本実施例においては内燃機関5の一例として、圧縮着火式の内燃機関、具体的にはディーゼルエンジンを用いる。但し、燃料噴射装置60が適用される内燃機関5はこれに限定されるものではない。内燃機関5の他の例として、例えばガソリンエンジンを用いることもできる。
内燃機関5は、シリンダブロック10と、シリンダブロック10の上部に配置されたシリンダヘッド20と、シリンダブロック10に形成された気筒15に配置されたピストン30とを備えている。シリンダブロック10とシリンダヘッド20とピストン30とによって囲まれた領域を、燃焼室16と称する。なお本実施例における上方および下方は、必ずしも重力方向における上方および下方と一致している必要はない。例えば図1(a)における上方および下方は、重力方向で水平の方向であってもよい。また内燃機関5は、燃焼室16に流入する吸気が通過する吸気通路40と、燃焼室16から排出された排気が通過する排気通路41とを備えている。吸気通路40の上流端から吸気通路40に流入する吸気は、新気(排気を含まない空気)である。
また内燃機関5は、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置として、EGR通路50と、EGRクーラ51と、EGRバルブ52とを備えている。EGR通路50は、吸気通路40の通路途中と排気通路41の通路途中とを連通している。EGR通路50は、気筒15から排出された排気の一部を吸気通路40に再循環させる通路である。これ以降、EGR通路50を通過して吸気通路40に導入される排気をEGRガスと称する。EGRクーラ51はEGR通路50に配置されている。EGRクーラ51はEGRガスを冷却する装置である。EGRバルブ52はEGR通路50に配置されている。具体的には本実施例に係るEGRバルブ52は、EGR通路50のEGRクーラ51よりも下流側に配置されている。但しEGRバルブ52のEGR通路50における具体的な配置箇所は、これに限定されるものではない。EGRバルブ52は、制御装置100からの指示を受けて開閉することでEGRガスの量を調整する。
また内燃機関5は燃料噴射装置60を備えている。本実施例に係る燃料噴射装置60は、インジェクタ70と、ガスケット90(ガスケット90は後述する図1(b)等において図示されている)と、インジェクタ70を制御する制御装置100とを備えている。本実施例においては、制御装置100の一例として、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102およびRAM(Random Access Memory)103を備える電子制御装置(Electronic Control Unit)を用いる。CPU101はインジェクタ70を制御する制御部としての機能を有している。ROM102およびRAM103は、CPU101の動作に必要な情報を記憶する記憶部としての機能を有している。
また内燃機関5は、制御装置100の制御に必要な情報を検出するセンサを備えている。図1(a)にはこのセンサの一例として、クランクポジションセンサ110が図示されている。クランクポジションセンサ110は内燃機関5のクランクシャフト(クランクシャフトはピストン30にコンロッドを介して接続されている)の位置を検出し、検出結果を制御装置100に伝える。それにより制御装置100は内燃機関5のクランク角を取得する。なお、内燃機関5の吸気行程、圧縮行程等の各行程、燃料噴射時期、ピストン30の位置、吸気弁および排気弁の位置等の内燃機関5の運転状態を示す指標はクランク角を基準単位としている。したがって制御装置100は、クランク角を取得することで内燃機関5の運転状態を取得することができる。なお内燃機関5は、クランクポジションセンサ110以外にも、吸入空気量を検出するエアフロメータ、アクセルの位置を検出するアクセルポジションセンサ等の種々のセンサを備えている。制御装置100はこれらのセンサの検出結果に基づいてインジェクタ70およびEGRバルブ52を制御することで、ユーザによる車両の運転操作に応じて内燃機関5の運転状態を制御している。
続いて燃料噴射装置60の詳細について説明する。図1(b)は燃料噴射装置60の詳細を説明するための模式図である。具体的には図1(b)は、内燃機関5のインジェクタ70の先端部近傍を模式的に図示したものである。本実施例に係るインジェクタ70は、シリンダヘッド20に配置されている。具体的にはインジェクタ70は、燃焼室16に向けて燃料(F)が噴射されるように、シリンダヘッド20に配置されている。すなわち、本実施例に係る内燃機関5はいわゆる筒内直接噴射式の内燃機関である。インジェクタ70のシリンダヘッド20における具体的な配置箇所は特に限定されるものではないが、本実施例に係るインジェクタ70は、シリンダヘッド20の燃焼室16における天井部の中央に配置されている。
本実施例に係るインジェクタ70は、燃料が噴射される孔である噴孔72(図1(b)の右下の拡大図参照)を先端部に有するボディ71と、ボディ71の内部にリフト可能に配置されて噴孔72からの燃料噴射を制御するニードル(図示せず)と、制御装置100の指示を受けてニードルを駆動する駆動部(図示せず)とを備えている。なお図1(b)において軸線73が図示されているが、これはボディ71の中心軸であるとともにニードルの中心軸でもある。なおインジェクタ70の内部機構(具体的にはボディ71の内部構造、ニードルおよび駆動部の構造)は、公知のインジェクタの内部機構と同様であるため、これ以上詳細な説明は省略する。
本実施例に係るインジェクタ70のボディ71は、大径部74と小径部75とを有している。小径部75は、大径部74の先端に接続しており、大径部74よりも小さい径を有している。また本実施例に係る小径部75は、ストレート部76と、ストレート部76の先端に接続した円錐形状部77と、円錐形状部77の先端に接続した半球形状部78とを有している。ストレート部76の径は、軸線73に沿った方向(以下、軸線方向と称する)において一様である。円錐形状部77は、軸線方向で先端に向かうほど径が小さくなる円錐形状を有している。半球形状部78は半球形状を有している。本実施例に係る噴孔72は半球形状部78に形成されている。本実施例に係る円錐形状部77および半球形状部78は、シリンダヘッド20の下面(具体的には天井面)よりもさらに下方に位置している。これ以降の説明において、インジェクタ70の先端部と称した場合、具体的には円錐形状部77および半球形状部78のことをいう。なおインジェクタ70のボディ71の形状は上述した形状に限定されるものではなく、例えばボディ71は半球形状部78を有していなくてもよい。この場合、ボディ71の円錐形状部77の先端に噴孔72が形成されることになる。
また本実施例に係るシリンダヘッド20と小径部75および大径部74との間には、隙間80が設けられている。ガスケット90は、隙間80に配置されている。ガスケット90は、燃焼室16のガスが隙間80を通過してガスケット90よりもインジェクタ70の後端側(図1(b)では上方側)へ流入することを抑制するガスシール部材としての機能を有している。本実施例に係るガスケット90は、インジェクタ70(具体的にはインジェクタ70のボディ71)とシリンダヘッド20とによって挟持されるように隙間80に配置されている。このガスケット90の配置態様を具体的に説明すると次のようになる。
図1(c)は、ガスケット90の近傍を拡大して示す模式図である。具体的には図1(c)は、図1(b)のAで図示した部分を拡大して模式的に図示している。なお図1(c)において、ガスケット90の形状を理解し易くするために、シリンダヘッド20およびインジェクタ70のボディ71は想像線によって図示されている。図1(b)および図1(c)を参照して、本実施例に係るガスケット90はリング形状を有している。
また本実施例に係るガスケット90は、インジェクタ70の大径部74と小径部75との間の部分に存在する段差と、シリンダヘッド20とによって挟持されている。具体的には図1(c)を参照して、本実施例に係るガスケット90は、ボディ71の大径部74と小径部75との間の部分に存在する段差の面81a(これは先端側に向いた面である)と、この面81aとの間に隙間80を有しつつ面81aに対向しているシリンダヘッド20の面21aとによって、上下方向から挟まれている。また本実施例において、ボディ71の面81b(これはボディ71のストレート部76の側面(軸線73に平行な面)である)と、この面81bとの間に隙間80を有しつつ面81bに対向しているシリンダヘッド20の面21bとの間には、ガスケット90は配置されていない。これ以降、ガスケット90の外周面のうち、シリンダヘッド20に接する面をシリンダヘッド側面91と称し、インジェクタ70に接する面をインジェクタ側面92と称する。
本実施例に係るガスケット90は、その全体が可変熱伝導率材料によって構成されている。本実施例に係る可変熱伝導率材料は、その温度が水の露点温度よりも高い所定温度以上になった場合において、可変熱伝導率材料の温度が高くなるほど可変熱伝導率材料の熱伝導率が高くなるように可変熱伝導率材料の熱伝導率が変化する材料である。この可変熱伝導率材料の詳細は後述する。なお本実施例に係るガスケット90はその全体が可変熱伝導率材料によって構成されているため、ガスケット90のシリンダヘッド側面91およびインジェクタ側面92の両方とも可変熱伝導率材料によって構成されていることになる。但しガスケット90の具体的構成はこれに限定されるものではなく、シリンダヘッド側面91およびインジェクタ側面92の少なくとも一方が可変熱伝導率材料によって構成されていればよい。なお、シリンダヘッド側面91およびインジェクタ側面92の一方が可変熱伝導率材料によって構成されたガスケットの具体例は、後述する図4において説明する。
続いて本実施例に係る可変熱伝導率材料の詳細について説明する。図2(a)は可変熱伝導率材料の熱伝導率の温度変化を示す模式図である。図2(a)の縦軸は可変熱伝導率材料の熱伝導率を示し、横軸は可変熱伝導率材料の温度を示している。図2(a)の横軸において、温度Tは水の露点温度を示している。なお、水の露点温度とは、水が結露する温度をいう。以下、露点温度と称した場合、特段の断りがない限り、水の露点温度を意味することとする。なお温度Tの具体的な値としては、50℃を用いることができる。図2(a)の横軸において、温度Tは温度Tよりも所定温度高い温度である。本実施例においては温度Tの一例として、温度Tよりも100℃高い温度を用いる。温度Tは温度Tよりもさらに所定温度高い温度である。本実施例においては温度Tの一例として、温度Tよりもさらに50℃高い温度を用いる。その結果、本実施例に係る温度Tは温度Tよりも150℃高い温度になっている。図2(a)のライン200は、可変熱伝導率材料の熱伝導率の温度変化を示すラインである。
図2(a)のライン200から分るように、本実施例に係る可変熱伝導率材料の熱伝導率は、温度T未満の場合はαである。可変熱伝導率材料の熱伝導率は、温度T以上になった場合に温度が高くなるほど高くなり、この熱伝導率の上昇は温度Tまで続いている。そして、可変熱伝導率材料の熱伝導率は温度Tの場合にαになっている。このように本実施例に係る可変熱伝導率材料の熱伝導率は、可変熱伝導率材料の温度が水の露点温度(T)よりも高い所定温度(具体的にはT)以上になった場合において、可変熱伝導率材料の温度が高くなるほど高くなっている。なお、前述したように本実施例では所定温度(T)として露点温度(T)よりも100℃高い温度を用いているが、所定温度(T)の具体的な値はこれに限定されるものではない。
上述したような熱伝導率の温度変化を示す可変熱伝導率材料の具体的構成としては、例えば特開平11−236636号公報に開示されている可変熱伝導率材料や、東京大学によって開発されたコスモスヒートパイプ(COSMOS HEAT PIPE;以下CHPと略称する)等を用いることができる。なお、仮にガスケット90の可変熱伝導率材料として特開平11−236636号公報に開示されている可変熱伝導率材料を用いる場合の一例を挙げると、母相として例えば平均熱膨張係数が23.2×10−5/Kであるアルミニウムを用い、分散粒子として例えば平均熱膨張係数が34×10−5/Kである塩化ナトリウムを用い、母相中に分散粒子を3次元ネットワーク状に分散させるとともに母相と分散粒子との界面に気孔を配置したものを用いることができる。
本実施例においては、ガスケット90の可変熱伝導率材料の一例としてCHPを用いることとする。図2(b)はCHPの熱伝導率を説明するための模式図である。なお図2(b)の横軸は熱伝導率を対数目盛りで図示している。図2(b)には、気体、液体、非金属固体、金属、CHP(Al)およびCHP(SiO)の熱伝導率が図示されている。ここで、CHPは、狭い蛇行した流路を有し、この流路内を液体が往復振動し、隣り合う流路では液体の振動流の方向が逆となっていることを特徴としたヒートパイプである。このCHPは、流路における液体の振動流の周期や振幅を変化させることでCHPの熱伝導率を大きく変化させることができる。
図2(b)において、CHP(SiO)と表示されているライン(最上段のライン)は、CHPの流路をSiO(ガラス)で作成したものである。CHP(Al)と表示されているライン(上から2段目のライン)は、CHPの流路をAl(アルミ)で作成したものである。CHP(SiO)の熱伝導率の可変幅は、CHP(Al)のそれよりも大きくなっている。本実施例においては、ガスケット90の可変熱伝導率材料に用いるCHPの一例として、CHP(SiO)を用いる。
なお前述したように、CHP(SiO)の熱伝導率は流路における液体の振動流の周期や振幅を変えることで変化させることができるが、この熱伝導率を変化させるための具体的な機構の一例として、本実施例においては次の機構を用いる。まず本実施例に係るガスケット90を構成するCHP(SiO)の内部には、CHP(SiO)内の液体を振動させる振動子が配置されている。この振動子は、制御装置100の制御部からの指示を受けて振動する。制御装置100の制御部は、図2(a)に示す熱伝導率の変化が生じるように、ガスケット90の温度またはこの温度と相関を有する指標(この指標としては例えば排気温度、インジェクタ70の温度等を用いることができる)に基づいて振動子の例えば振動周期を制御する。それにより、本実施例に係るCHP(SiO)の熱伝導率は図2(a)に示すように変化する。このような機構によって本実施例に係るCHP(SiO)の熱伝導率は変化している。但し、CHP(SiO)の熱伝導率を変化させるための具体的な機構はこれに限定されるものではなく、公知のCHP(SiO)に用いられている機構を適用することができる。なお図1(b)および図1(c)に図示されているガスケット90の断面図において、ガスケット90の内部構造(流路や振動子等)の図示は省略されている。したがって、図1(b)および図1(c)のガスケット90のハッチングの各斜線によって区画された領域がCHP(SiO)の流路等を表しているわけではない。
ここで、図2(a)に示す熱伝導率αは、樹脂相当の熱伝導率、具体的には10−1〜10(W/(m・K))程度の範囲の熱伝導率が好ましい。本実施例においては、熱伝導率αの一例として1(W/(m・K))を用いる。また図2(a)に示す熱伝導率αは、銅相当の熱伝導率、具体的には400(W/(m・K))以上のものが好ましい。本実施例においては、熱伝導率αよりも若干低い値である熱伝導率αとして、銅の熱伝導率である400(W/(m・K))を用いる。したがって、本実施例に係る熱伝導率αは、銅の熱伝導率よりも高い熱伝導率となっている。すなわち、本実施例に係る可変熱伝導率材料は、温度が所定温度(T)以上になった場合において、可変熱伝導率材料の熱伝導率が少なくとも1(W/(m・K))から400(W/(m・K))の範囲内で変化することができるように設定されている。
続いて燃料噴射装置60の作用効果について説明する。まず、仮に内燃機関5の運転が停止してインジェクタ70の先端部の温度が露点温度(T)以下になり、その結果インジェクタ70の先端部に結露が生じた場合、この結露は酸を含んでいる可能性が高いため、インジェクタ70の先端部が結露によって腐食する可能性がある。特にインジェクタ70の先端部の噴孔72が結露によって腐食した場合、噴孔72からの燃料噴射状態が腐食前に比較して変化する結果、排気エミッションの悪化等の不具合が生じる可能性がある。また、例えば内燃機関5の運転中において、仮にインジェクタ70の温度が当初想定していた上限温度よりも高くなった場合(すなわち過熱された場合)、噴孔72にデポジットが発生する、ガスケット90が磨耗する等の不具合が生じる可能性がある。
これに対して本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、ガスケット90の可変熱伝導率材料が、その温度が露点温度(T)よりも高い所定温度(T)以上になった場合において温度が高くなるほど熱伝導率が高くなるため、ガスケット90の温度が所定温度(T)未満の場合には、ガスケット90によってインジェクタ70の放熱を抑制することができる。その結果、インジェクタ70の温度低下を抑制することができることから、インジェクタ70に結露が生じることを抑制することができる。それにより、結露によってインジェクタ70の先端部が腐食すること、特にインジェクタ70の噴孔72が腐食することを抑制することができる。その結果、噴孔72の腐食に伴う排気エミッションの悪化等の不具合を抑制することができる。また本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、ガスケット90の温度が所定温度(T)以上になった場合には、ガスケット90の可変熱伝導率材料の熱伝導率が上昇することから、インジェクタ70の放熱を促進させることができる。その結果、インジェクタ70の過熱を抑制することができる。それにより、インジェクタ70が過熱されることに伴う噴孔72へのデポジットの発生、ガスケット90の磨耗等の不具合を抑制することができる。
また本実施例に係る可変熱伝導率材料は温度が所定温度(T)以上になった場合において、熱伝導率が少なくとも1(W/(m・K))から400(W/(m・K))の範囲内で変化することができるため、低温時には樹脂のように高い断熱性能を発揮することができ、高温時には銅のように高い放熱性能を発揮することができる。それにより、本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、インジェクタ70への結露の発生およびインジェクタ70の過熱を効果的に抑制することができる。
上述した燃料噴射装置60の作用効果について、比較例に係る燃料噴射装置と比較しつつ図を用いてより具体的に説明すると次のようになる。図3(a)は本実施例に係る燃料噴射装置60によるインジェクタ70への結露の抑制効果を説明するための模式図である。図3(a)の縦軸は温度を示し、横軸は時間を示している。ライン201は、本実施例に係る燃料噴射装置60のインジェクタ70の先端部の温度変化を示している。ライン203は、本実施例に係るシリンダヘッド20の天井部の温度変化を示している。またライン202は、比較例に係る燃料噴射装置のインジェクタの先端部の温度変化を示している。この比較例に係る燃料噴射装置は、ガスケットが可変熱伝導率材料によって構成されておらず、さらにガスケットの熱伝導率が本実施例に係るガスケット90の低温時における熱伝導率(具体的には温度Tより低い温度の時の熱伝導率)よりも高く設定されている点において、本実施例に係る燃料噴射装置60と異なっている。
図3(a)の縦軸において、温度Tは水の露点温度を示している。図3(a)の横軸において、時間tはイグニションスイッチがOFFにされることで内燃機関5の運転が停止した時刻を示している。時間tは、シリンダヘッド20および比較例に係るインジェクタが露点温度Tになる時刻である。時間tは、本実施例に係るインジェクタ70がシリンダヘッド20と同じ温度になる時刻である。
図3(a)を参照して、時間tになるまでの間(つまり内燃機関5が運転している間)、本実施例に係るインジェクタ70および比較例に係るインジェクタの温度は、シリンダヘッド20の温度よりも高くなっている。時間tにおいて内燃機関5の運転が停止した場合、シリンダヘッド20の温度は低下することを開始し、本実施例に係るインジェクタ70および比較例に係るインジェクタの温度も低下することを開始している。
比較例に係る燃料噴射装置の場合、インジェクタの温度は時間tにおいて露点温度Tになっており、その結果、時間tにおいて比較例に係るインジェクタに結露が発生すると考えられる。また時間tよりも後において、比較例に係るインジェクタはシリンダヘッド20よりも低温になっている。その結果、時間tよりも後において、結露はシリンダヘット20よりも比較例に係るインジェクタの先端部に優先的に発生すると考えられる。
一方、本実施例に係るインジェクタ70は、ガスケット90の断熱効果によって、インジェクタ70の熱の放熱が比較例に係るインジェクタよりも抑制されている。それにより、本実施例に係るインジェクタ70が露点温度T以下になる時間は比較例に係るインジェクタよりも長くなっている。したがって、本実施例に係るインジェクタ70には、結露が生じ難いといえる。
さらに本実施例に係るインジェクタ70がシリンダヘッド20と同じ温度になる時間tも、比較例に係るインジェクタがシリンダヘッド20と同じ温度になる時間tよりも長くなっている。すなわち、本実施例に係る燃料噴射装置60の場合、インジェクタ70の温度が露点温度T以下になっても、時間t2になるまでの間は、シリンダヘッド20の方がインジェクタ70よりも低温になっている。そのため、この期間の間は、シリンダヘッド20に優先的に結露が生じるため、インジェクタ70への結露の発生量は比較例に係るインジェクタに比較して少なくなっている。このように本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、比較例に係る燃料噴射装置に比較して、結露が発生し難く、仮に発生したとしても結露の発生量は少ない。
図3(b)は本実施例に係る燃料噴射装置60によるインジェクタ70の過熱抑制効果を説明するための模式図である。図3(b)の縦軸は温度を示し、横軸は時間を示している。ライン204は本実施例に係る燃料噴射装置60のインジェクタ70の先端部の温度変化を示している。ライン205は前述した比較例に係る燃料噴射装置のインジェクタの先端部の温度変化を示している。図3(b)の横軸の横軸の原点であるtは、内燃機関5の運転中において本実施例に係るインジェクタ70および比較例に係るインジェクタの先端部の温度が前述した図2(a)の温度Tになった時間を示している。なお、比較例に係る燃料噴射装置のガスケットの熱伝導率は、本実施例に係るガスケット90の高温時における熱伝導率(具体的には温度T以上になった時の熱伝導率)よりも低いものとする。
図3(b)において、ライン204の方がライン205よりも下方に位置している。これは、高温時において本実施例に係るガスケット90の可変熱伝導率材料の方が比較例に係るガスケットよりも熱伝導率が高いため、可変熱伝導率材料の放熱効果によって本実施例に係るインジェクタ70の熱が効果的に放熱されたことに起因するものである。その結果、比較例に係る燃料噴射装置に比較して、本実施例に係る燃料噴射装置60のインジェクタ70の過熱は抑制されている。
(変形例)
これまで説明した本実施例に係るガスケット90は、ガスケット90の全体が可変熱伝導率材料によって構成されているが(例えば図1(c)参照)、ガスケット90の構成はこれに限定されるものではない。図4(a)〜図4(d)はガスケット90の他の例(すなわち変形例に係るガスケット)を示す模式図である。なお図4(a)〜図4(d)は、図1(c)と同様の箇所の拡大図となっている。また図1(c)と同様に、図4(a)〜図4(d)のシリンダヘッド20およびインジェクタ70のボディ71は想像線によって図示されている。図4(a)に示すガスケット90aは、図1(b)および図1(c)に示すガスケット90と同様にリング形状を有している。一方、このガスケット90aは、ガスケット90aの上方側(具体的にはインジェクタ70の軸線方向で後端側)の部分が、可変熱伝導率材料によって構成された可変熱伝導率材料部93からなっている。またガスケット90aは、ガスケット90aの下方側(インジェクタ70の軸線方向で先端側)の部分が、可変熱伝導率材料ではない材料によって構成された非可変熱伝導率材料部94からなっている。その結果、このガスケット90aは、インジェクタ側面92が可変熱伝導率材料によって構成されたガスケットとなっている。
図4(b)に示すガスケット90bは、ガスケット90bの下方側が可変熱伝導率材料部93からなり、上方側が非可変熱伝導率材料部94からなっている点において、図4(a)のガスケット90aと異なっている。その結果、このガスケット90bは、シリンダヘッド側面91が可変熱伝導率材料によって構成されたガスケットとなっている。
図4(c)に示すガスケット90cは、インジェクタ70の面81aおよび面81b並びにシリンダヘッド20の面21aおよび面21bに接する形状を有している。ガスケット90cは、面81aおよび面81bに接する側が可変熱伝導率材料部93によって構成され、面21aおよび面21bに接する側が非可変熱伝導率材料部94によって構成されている。その結果、このガスケット90cは、インジェクタ側面92が可変熱伝導率材料によって構成されたガスケットとなっている。
図4(d)に示すガスケット90dは、面81aおよび面81bに接する側が非可変熱伝導率材料部94によって構成され、面21aおよび面21bに接する側が可変熱伝導率材料部93によって構成されている点において、図4(c)のガスケット90cと異なっている。その結果、このガスケット90dは、シリンダヘッド側面91が可変熱伝導率材料によって構成されたガスケットとなっている。以上説明したガスケット90a〜ガスケット90d(すなわちシリンダヘッド側面91またはインジェクタ側面92が可変熱伝導率材料によって構成されたガスケット)においても、前述したガスケット90と同様の効果を奏することができる。
なお、ガスケット90、ガスケット90a、ガスケット90b、ガスケット90cおよびガスケット90dは、少なくともインジェクタ70の大径部74と小径部75との間の部分に存在する段差とシリンダヘッド20とによって挟持されている点において、共通している。但しガスケットの配置態様は、このようなインジェクタ70の段差とシリンダヘッド20とによって挟持される態様に限定されるものではない。例えば図4(c)および図4(d)を参照して、ガスケットは、面81aと面21aとによって挟持されている部分を備えずに、面81bと面21bとによって挟持されている部分のみを備えるようなガスケットであってもよい(つまり、このガスケットは、インジェクタ70の段差とシリンダヘッド20とによって挟持されていないガスケットである)。しかしながら、ガスケット90,90a,90b,90c,90dのように、少なくともインジェクタ70の段差とシリンダヘッド20とによって挟持されている場合の方が、ガスケット90,90a,90b,90c,90dをインジェクタ70とシリンダヘッド20とによって強固に固定することができる。その結果、ガスケットの位置がずれることによるガスケットの磨耗を抑制することができる点で好ましい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
5 内燃機関
20 シリンダヘッド
60 燃料噴射装置
70 インジェクタ
72 噴孔
90 ガスケット
91 シリンダヘッド側面
92 インジェクタ側面
100 制御装置

Claims (2)

  1. 内燃機関のシリンダヘッドに配置されたインジェクタと、
    前記インジェクタと前記シリンダヘッドとによって挟持されたガスケットと、を備え、
    前記ガスケットの前記シリンダヘッドに接する面および前記ガスケットの前記インジェクタに接する面の少なくとも一方が、可変熱伝導率材料によって構成されており、
    前記可変熱伝導率材料は、前記可変熱伝導率材料の温度が水の露点温度よりも高い所定温度以上になった場合において、前記可変熱伝導率材料の前記温度が高くなるほど前記可変熱伝導率材料の熱伝導率が高くなるように前記可変熱伝導率材料の前記熱伝導率が変化する材料であることを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
  2. 前記可変熱伝導率材料の前記熱伝導率は、前記可変熱伝導率材料の前記温度が前記所定温度以上になった場合において、少なくとも1W/(m・K)から400W/(m・K)の範囲内で変化する請求項1記載の内燃機関の燃料噴射装置。
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