JP2014227900A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

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Hirotaka Saito
洋孝 齋藤
雄介 伯耆
Yusuke Hoki
雄介 伯耆
享 加藤
Toru Kato
享 加藤
直希 竹内
Naoki Takeuchi
直希 竹内
和大 杉本
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和大 杉本
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Abstract

【課題】エミッションの悪化を抑制しつつ結露によるインジェクタの先端部の腐食を抑制することができる内燃機関の燃料噴射装置を提供する。【解決手段】内燃機関の燃料噴射装置(60)は、内燃機関(5)の燃焼室(16)に向けて燃料を噴射するインジェクタ(70)と、インジェクタの先端部(75)に配置され、固体から液体に相変化する場合に吸熱し、液体から固体に相変化する場合に放熱する相変化物質(93)を含有するカプセル(92)と、を備え、カプセルの相変化物質の相変化温度が水の露点温度以上の温度に設定されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関の燃料噴射装置に関する。
従来、内燃機関として、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するインジェクタを備える筒内直接噴射式の内燃機関が知られている。このような内燃機関として、例えば特許文献1には、燃焼室から排出された排気を吸気通路に再循環させるEGR装置を備えた筒内直接噴射式の内燃機関が開示されている。また、特許文献1には、EGR装置を備えた筒内直接噴射式の内燃機関において、EGRガス中の酸を含んだ結露がインジェクタの先端部に付着した場合、インジェクタの先端部が腐食する可能性があることが開示されている。そして特許文献1には、この結露によるインジェクタの先端部の腐食を抑制する手法として、EGRガスの流量を低減することが開示されている。
特開2010−255462公報
しかしながら特許文献1に係る技術では、結露によるインジェクタの先端部の腐食を抑制するにあたり、EGRガスの流量を低減しているため、内燃機関のエミッションが悪化する可能性がある。
本発明は、エミッションの悪化を抑制しつつ結露によるインジェクタの先端部の腐食を抑制することができる内燃機関の燃料噴射装置を提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置は、内燃機関の燃焼室に向けて燃料を噴射するインジェクタと、前記インジェクタの先端部に配置され、固体から液体に相変化する場合に吸熱し、前記液体から前記固体に相変化する場合に放熱する相変化物質を含有するカプセルと、を備え、前記カプセルの前記相変化物質の相変化温度が水の露点温度以上の温度に設定されていることを特徴とする。
本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置によれば、カプセルの相変化物質の相変化温度が水の露点温度に設定されている場合には、インジェクタの先端部の温度が露点になった場合に相変化物質が放熱することで、インジェクタの先端部の温度を上昇させることができる。その結果、インジェクタの先端部への結露の付着量を減少させることができるため、インジェクタの先端部の腐食を抑制することができる。また、カプセルの相変化温度が水の露点温度よりも高い温度に設定されている場合には、インジェクタの先端部の温度が露点温度になる前にカプセルの相変化物質の放熱が開始するため、インジェクタの先端部への結露の発生をより効果的に抑制することができる。その結果、結露によるインジェクタの先端部の腐食をより効果的に抑制することができる。また本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置によれば、結露によるインジェクタの先端部の腐食を抑制するにあたってEGRガスの流量を減少させる必要がないため、エミッションの悪化も生じない。したがって、本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置によれば、エミッションの悪化を抑制しつつ結露によるインジェクタの先端部の腐食を抑制することができる。
本発明によれば、エミッションの悪化を抑制しつつ結露によるインジェクタの先端部の腐食を抑制することができる内燃機関の燃料噴射装置を提供することができる。
図1(a)は実施例1に係る内燃機関の全体構成を示す模式図である。図1(b)および図1(c)は実施例1に係る燃料噴射装置の詳細を説明するための模式図である。 図2(a)はカプセルを説明するための模式図である。図2(b)はカプセルの温度の時間変化を説明するための模式図である。 図3(a)は、比較例に係る燃料噴射装置のインジェクタの先端部およびシリンダヘッドの温度の時間変化を示す模式図である。図3(b)および図3(c)は、実施例1に係る燃料噴射装置のインジェクタの先端部およびシリンダヘッドの温度の時間変化を示す模式図である。 図4は実施例1に係る燃料噴射装置の動作をフローチャートの形でまとめたものである。 図5(a)は実施例2に係る燃料噴射装置が適用される内燃機関を示す模式図である。図5(b)は実施例2に係るインジェクタの先端部およびシリンダヘッドの温度の時間変化を示す模式図である。 図6は実施例2に係る燃料噴射装置の動作をフローチャートの形でまとめたものである。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
本発明の実施例1に係る内燃機関の燃料噴射装置60について説明する。まず燃料噴射装置60が適用される内燃機関5の全体構成について説明し、次いで燃料噴射装置60の詳細について説明する。図1(a)は内燃機関5の全体構成を示す模式図である。本実施例に係る内燃機関5は車両に搭載されている。本実施例においては、内燃機関5の一例として、圧縮着火式の内燃機関、具体的にはディーゼルエンジンを用いる。但し、燃料噴射装置60が適用される内燃機関5はこれに限定されるものではない。内燃機関5の他の例として、例えば火花点火式の内燃機関(具体的にはガソリンエンジン)を用いることもできる。
内燃機関5は、シリンダブロック10と、シリンダブロック10の上部に配置されたシリンダヘッド20と、シリンダブロック10に形成された気筒15に配置されたピストン30とを備えている。シリンダブロック10とシリンダヘッド20とピストン30とによって囲まれた領域を燃焼室16と称する。なお本実施例における上方および下方は、必ずしも重力方向における上方および下方と一致している必要はない。例えば図1(a)における上方および下方は、重力方向で水平の方向であってもよい。また内燃機関5は、燃焼室16に流入する吸気が通過する吸気通路40と、燃焼室16から排出された排気が通過する排気通路45とを備えている。本実施例において吸気通路40の上流端から吸気通路40に流入する吸気は、新気(排気を含まない空気)である。
また内燃機関5は、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置として、EGR通路50と、EGRクーラ51と、EGRバルブ52とを備えている。EGR通路50は、吸気通路40の通路途中と排気通路45の通路途中とを連通している。EGR通路50は、気筒15から排出された排気の一部を吸気通路40に再循環させる通路である。これ以降、EGR通路50を通過して吸気通路40に導入される排気をEGRガスと称する。EGRクーラ51はEGR通路50に配置されている。EGRクーラ51はEGRガスを冷却する装置である。EGRバルブ52はEGR通路50に配置されている。具体的には本実施例に係るEGRバルブ52は、EGR通路50のEGRクーラ51よりも下流側に配置されている。但しEGRバルブ52のEGR通路50における具体的な配置箇所は、これに限定されるものではない。EGRバルブ52は、制御装置100からの指示を受けて開閉することでEGRガスの量を調整する。
また内燃機関5は燃料噴射装置60を備えている。本実施例に係る燃料噴射装置60は、インジェクタ70と、インジェクタ70を制御する制御装置100と、ガスケット80と、インジェクタ70に配置された蓄熱蓄冷部材90とを備えている(なお、ガスケット80および蓄熱蓄冷部材90は後述する図1(b)および図1(c)に図示されている)。なお本実施例に係る制御装置100は、一つの制御装置でEGRバルブ52と燃料噴射装置60のインジェクタ70とを制御しているが、制御装置100の構成はこれに限定されるものではない。例えば内燃機関5は、インジェクタ70用の制御装置およびEGRバルブ52用の制御装置をそれぞれ別途備えていてもよい。本実施例においては、制御装置100の一例として、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102およびRAM(Random Access Memory)103を備える電子制御装置(Electronic Control Unit)を用いる。CPU101はインジェクタ70およびEGRバルブ52を制御する制御部としての機能を有している。ROM102およびRAM103は、CPU101の動作に必要な情報を記憶する記憶部としての機能を有している。
また内燃機関5は、制御装置100の制御に必要な情報を検出するセンサを備えている。図1(a)にはこのセンサの一例として、クランクポジションセンサ110が図示されている。クランクポジションセンサ110は内燃機関5のクランクシャフト(クランクシャフトはピストン30にコンロッドを介して接続されている)の位置を検出し、検出結果を制御装置100に伝える。それにより制御装置100は内燃機関5のクランク角を取得する。なお内燃機関5は、クランクポジションセンサ110以外にも、吸入空気量を検出するエアフロメータ、アクセルの位置を検出するアクセルポジションセンサ等の種々のセンサを備えている。制御装置100はこれらのセンサの検出結果に基づいてインジェクタ70およびEGRバルブ52を制御することで、ユーザによる車両の運転操作に応じて内燃機関5の運転状態を制御している。また内燃機関5は、内燃機関5の運転の始動および停止を行うためにユーザが操作する始動停止スイッチ(図示せず)を車両の運転席に備えている。始動停止スイッチの一例として、車両の運転席に配置されているいわゆるキースイッチを用いることができる。制御装置100は始動停止スイッチがONにされた場合に内燃機関5を始動させ、始動停止スイッチがOFFにされた場合に内燃機関5の運転を停止させる。
続いて燃料噴射装置60の詳細について説明する。図1(b)および図1(c)は燃料噴射装置60の詳細を説明するための模式図である。具体的には図1(b)は、内燃機関5のインジェクタ70の近傍を模式的に図示している。図1(c)は、図1(b)のインジェクタ70の先端部近傍を拡大して模式的に図示している。なお、図1(b)においてインジェクタ70の断面図示は省略されており、一方、図1(c)のインジェクタ70は断面図示されている。図1(a)および図1(b)を参照して、本実施例に係るインジェクタ70は、燃焼室16に向けて燃料(F)が噴射されるように、シリンダヘッド20に配置されている。すなわち、本実施例に係る内燃機関5はいわゆる筒内直接噴射式の内燃機関である。インジェクタ70のシリンダヘッド20における具体的な配置箇所は特に限定されるものではないが、本実施例に係るインジェクタ70は、燃焼室16における天井部の中央からピストン30の頂面に向けて燃料を噴射するようにシリンダヘッド20の中央部に配置されている。
図1(b)を参照して、本実施例に係るインジェクタ70のボディ71は、大径部72と、大径部72の先端に接続するとともに大径部72よりも径の小さい小径部73とを有している。小径部73の先端は、インジェクタ70の軸線74に沿った方向で先端側に向かうほど径が縮径した円錐形状になっている。本実施例において、この円錐形状になっている部分を先端部75と称する。図1(c)を参照して、この先端部75のさらに先端には、燃料を噴射する孔である噴孔76が形成されている。但しインジェクタ70のボディ71の形状は、先端部75に噴孔76を有するものであれば、これに限定されるものではなく、例えば先端部75は円錐形状を有していなくてもよい。インジェクタ70は、ボディ71の内部に、噴孔76を開閉するニードル(図示せず)を備えるとともに、制御装置100の指示を受けてニードルを駆動する駆動部(図示せず)を備えている。なおインジェクタ70の内部機構(具体的にはボディ71の内部構造、ニードルおよび駆動部の構造)は、公知のインジェクタの内部機構と同様であるため、これ以上詳細な説明は省略する。
図1(b)を参照して、本実施例に係るシリンダヘッド20とインジェクタ70のボディ71の大径部72および小径部73との間には、隙間77が形成されている。本実施例に係るガスケット80は、この隙間77に配置されている。具体的にはガスケット80は、インジェクタ70の小径部73と大径部72との間に位置する段差部と、このインジェクタ70の段差部に対応したシリンダヘッド20の段差部とによって挟持されるように隙間77に配置されている。本実施例に係るガスケット80はリング形状を有している。ガスケット80は、燃焼室16のガスが隙間77を通過してインジェクタ70の後端側に流入することを抑制するシール部材としての機能を有している。
図1(b)および図1(c)を参照して、蓄熱蓄冷部材90は、インジェクタ70の先端部75に配置されている。具体的には蓄熱蓄冷部材90は、インジェクタ70の先端部75の噴孔76の周囲に配置されている。図1(c)を参照して、蓄熱蓄冷部材90は、噴孔76から噴射された燃料が通過可能な孔91を有している。それにより、蓄熱蓄冷部材90は噴孔76を閉塞しないように先端部75に配置されている。本実施例に係る蓄熱蓄冷部材90は、複数のカプセル92(後述する図2(a)に図示されている)によって構成されている。
図2(a)はカプセル92を説明するための模式図である。カプセル92は、固体から液体に相変化する場合に吸熱し、液体から固体に相変化する場合に放熱する相変化物質93を含有するカプセルである。具体的には本実施例に係るカプセル92は、相変化物質93の外周面を塗材94が覆うことで、塗材94の中に相変化物質93が閉じ込められた構造を有している。本実施例に係るカプセル92は、その直径が1mmよりも小さい大きさのカプセル、具体的には直径がマイクロメータの単位の大きさのカプセルである。すなわち、本実施例に係るカプセル92は微細なカプセル、具体的にはマイクロカプセルである。但しカプセル92の大きさはこれに限定されるものではない。
図2(b)は、カプセル92の温度の時間変化を説明するための模式図である。具体的には図2(b)には、カプセル92の温度の時間変化を示す曲線と、一般的な保冷剤の温度の時間変化を示す曲線とが図示されている。一般的な保冷剤の場合、時間の経過とともに温度は上昇している。これに対してカプセル92は、相変化物質93が相変化する温度(以下、相変化温度と称する)を一定期間保持しようとする温度保持性能を有している。具体的にはカプセル92は、相変化物質93が液体から固体に相変化する場合に相変化温度(具体的には凝固点)を一定期間保持しようとし、また相変化物質93が固体から液体に相変化する場合にも相変化温度(具体的には融点)を一定期間保持しようとする。
したがって、カプセル92はその温度が上昇する場合には、一般的な保冷剤に比較してより長時間吸熱することができるため、カプセル92の周囲の温度が上昇することをより抑制することができる。したがって、インジェクタ70の先端部75にカプセル92が配置されることで、内燃機関5の運転中におけるインジェクタ70の先端部75の過熱を効果的に抑制することができる。またカプセル92はその温度が低下する場合には、一般的な保冷剤に比較してより長時間放熱することができるため、カプセル92の周囲の温度が低下することをより抑制することができる。したがって、インジェクタ70の先端部75にカプセル92が配置されることで、内燃機関5の運転停止後におけるインジェクタ70の先端部75の温度低下を効果的に抑制することができる。
カプセル92の相変化物質93としては、NaCHCOO・3HO(融点は58℃)、LiNO・3HO(融点は30℃)、n−テトラデカン(融点は5℃)、n−オクタデカン(融点は28℃)、ステアリン酸(融点は71℃)、セチルアルコール(融点は51℃)等を用いることができる。また塗材94としては、ゼラチン、ゼラチン・アラビアゴム、メラミン樹脂、尿素・ホルマリン樹脂、ウレタン樹脂等を用いることができる。
ここで、本実施例に係るカプセル92は、相変化物質93の相変化温度が水の露点温度以上の温度に設定されている。なお水の露点温度とは、水が結露する温度をいう。本実施例では、水の露点温度として50℃を用いる。そこで、本実施例においては、カプセル92の相変化物質93として、前述した相変化物質93の中から融点(すなわち相変化温度)が50℃以上であるもの、具体的にはNaCHCOO・3HO、ステアリン酸またはセチルアルコールのいずれかを用いることとする。また本実施例では、塗材94の一例として、メラミン樹脂を用いることとする。本実施例に係る蓄熱蓄冷部材90は、このようなカプセル92(具体的には複数のカプセル92)がインジェクタ70の先端部75に0.1mm〜数mm程度の厚みになるようにコーティングされることによって形成されたものである。なお複数のカプセル92を先端部75にコーティングする具体的手法は特に限定されるものではなく、例えば、接着剤等を用いて先端部75にコーティングすればよい。
続いて本実施例に係る燃料噴射装置60の作用効果について、比較例に係る燃料噴射装置と比較しつつ説明する。図3(a)は、比較例に係る燃料噴射装置のインジェクタの先端部の温度の時間変化と、シリンダヘッド20の温度の時間変化とを示す模式図である。なお比較例に係る燃料噴射装置は、インジェクタが蓄熱蓄冷部材90を備えていない点において、本実施例に係る燃料噴射装置60と異なっている。図3(a)において時間tは、ユーザによって始動停止スイッチがOFFにされることで内燃機関5の運転が停止した時間である。なお、この時間tの定義は、後述する図3(b)および図3(c)においても同じである。
図3(a)を参照して、内燃機関5の運転中(時間tよりも前)において、比較例に係るインジェクタの先端部の温度はシリンダヘッド20の温度よりも高温になっている。時間tにおいて内燃機関5の運転が停止された場合、比較例に係るインジェクタの先端部の温度は低下し、またシリンダヘッド20の温度も低下する。その後、比較例に係るインジェクタの先端部およびシリンダヘッド20の温度は露点温度(50℃)以下になる。その結果、比較例に係るインジェクタの先端部およびシリンダヘッド20に結露が生じる。また、比較例に係るインジェクタの先端部およびシリンダヘッド20の温度が露点温度以下になってから若干時間が経過した後に、比較例に係るインジェクタの先端部の温度はシリンダヘッド20の温度よりも低くなっている。このように、インジェクタの先端部の温度が露点温度よりも低くなり、さらにシリンダヘッド20の温度よりも低くなった場合、インジェクタの先端部に優先的に結露が生じると考えられる。
以上のように比較例に係る燃料噴射装置の場合、インジェクタの先端部に優先的に結露が生じるため、インジェクタの先端部への結露の発生量は多いといえる。このように比較例に係るインジェクタの先端部に多量の結露が生じた場合、この結露は例えば内燃機関5の運転停止後において燃焼室16に残留している残留ガスの酸成分を含んでいるため、比較例に係るインジェクタの先端部が腐食する可能性がある。特に比較例に係るインジェクタの先端部の噴孔(具体的には噴孔の燃料流動方向で出口側の部分)が結露によって腐食する可能性がある。インジェクタの噴孔が結露によって腐食した場合、燃料噴霧形状等の燃料噴射態様が噴孔が腐食する前の状態から変化してしまうため、エミッションの悪化、具体的にはスモークの発生や黒煙の発生等が生じる可能性がある。
図3(b)および図3(c)は、本実施例に係る燃料噴射装置60のインジェクタ70の先端部75およびシリンダヘッド20の温度の時間変化を示す模式図である。具体的には図3(b)は、カプセル92の相変化物質93の相変化温度が露点温度よりも高く設定されている場合を示し、図3(b)は相変化物質93の相変化温度が露点温度に設定されている場合を示している。なお本実施例において、相変化物質93として、前述したNaCHCOO・3HOまたはステアリン酸を用いた場合は、インジェクタ70の先端部75は図3(b)のような温度変化を示し、相変化物質93としてセチルアルコールを用いた場合には、インジェクタ70の先端部75は図3(c)のような温度変化を示す。
図3(c)を参照して、カプセル92の相変化物質93の相変化温度が露点温度に設定されている場合には、時間tにおいて内燃機関5の運転が停止することでインジェクタ70の先端部75の温度が低下して、その後露点温度になった場合に、カプセル92の相変化物質93が放熱することで、インジェクタ70の先端部75の温度を上昇させることができる。その結果、インジェクタ70の先端部75への結露の付着量を減少させることができるため、インジェクタ70の先端部75の腐食を抑制することができる。それにより、結露による噴孔76の腐食に起因する排気エミッションの悪化を抑制することができる。
また図3(b)を参照して、相変化物質93の相変化温度が露点温度よりも高い温度に設定されている場合には、インジェクタ70の先端部75の温度が低下してインジェクタ70の先端部75が露点温度になる前に相変化物質93の放熱が開始するため、インジェクタ70の先端部75への結露の発生を図3(c)の場合よりも効果的に抑制することができる。その結果、結露によるインジェクタ70の先端部75の腐食をより効果的に抑制することができる。それにより、結露による噴孔76の腐食に起因する排気エミッションの悪化をより効果的に抑制することができる。また本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、結露によるインジェクタ70の先端部75の腐食を抑制するにあたって、例えば特許文献1に係る技術のようにEGRガスの流量を減少させる必要がないため、EGRガス流量の減少に起因するエミッションの悪化も生じない。したがって、本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、エミッションの悪化を抑制しつつ結露によるインジェクタ70の先端部75の腐食を抑制することができる。
図4は、本実施例に係る燃料噴射装置60の動作をフローチャートの形でまとめたものである。まず、内燃機関5のユーザによって始動停止スイッチがOFFにされることで内燃機関5の運転が停止した場合(ステップS10)、インジェクタ70の先端部75の温度は低下する(ステップS20)。そして、インジェクタ70の先端部75の温度が相変化温度になった場合(ステップS30でYesの場合)、蓄熱蓄冷部材90のカプセル92の相変化物質93は放熱を開始する(ステップS40)。それにより、インジェクタ70の先端部75の温度が露点温度よりも高くなれば(ステップS50でYesの場合)、インジェクタ70の先端部75への結露は生じない(ステップS60)。一方、ステップS40において相変化物質93の放熱が開始してもインジェクタ70の先端部75の温度が露点温度より高くならなければ(ステップS50でNoの場合)、インジェクタ70の先端部75に結露が生じる(ステップS70)。
なお本実施例においては、通常は、内燃機関5の運転が停止した後にステップS40が最初に実行された場合にはステップS50でYesと判定されるため、ステップS70のような状態にはならない。しかしながら、一旦ステップS40が実行されても、その後の時間の経過とともにカプセル92の相変化物質93の放熱が終了すれば、インジェクタ70の温度は低下して露点温度以下になり、その結果、ステップS70のようにインジェクタ70の先端部75に結露が生じることになる。しかしながら、この場合においても、本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、インジェクタ70の先端部75に結露が生じるまでの時間は、蓄熱蓄冷部材90を備えない場合に比較して長くなっている。そのため、本実施例に係るインジェクタ70の先端部75に生じる結露の量は少なくて済む。この点においても本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、蓄熱蓄冷部材90を備えない燃料噴射装置に比較して、結露によるインジェクタ70の先端部75の腐食を抑制することができるといえる。
なお本実施例において燃料噴射装置60が適用される内燃機関5の一例としてEGR装置(EGR通路50、EGRクーラ51およびEGRバルブ52)を備える内燃機関5を用いているが、燃料噴射装置60が適用される内燃機関5は、EGR装置を備えるものに限定されない。仮に内燃機関5がEGR装置を備えていない場合であっても、例えば内燃機関5の運転停止後において燃焼室16に残留した残留ガスは酸成分を含んでいることが考えられる。したがって、仮に、この残留ガス中の酸成分を含んだ結露が多量にインジェクタ70の先端部75に付着した場合、インジェクタ70の先端部75が腐食する可能性がある。これに対して本実施例に係る燃料噴射装置60によれば、このようなEGR装置を備えていない内燃機関5に適用された場合であっても、カプセル92によって結露によるインジェクタ70の先端部75の腐食を抑制することができる。
続いて本発明の実施例2に係る内燃機関の燃料噴射装置60aについて説明する。図5(a)は、本実施例に係る燃料噴射装置60aが適用される内燃機関5aを示す模式図である。内燃機関5aは、燃料噴射装置60に代えて燃料噴射装置60aを備えている点において、図1(a)に図示されている実施例1に係る内燃機関5と異なっている。なお内燃機関5aは、図5(a)に図示されている構成の他に、図1(a)に図示されているEGR装置、シリンダブロック10、ピストン30、吸気通路40、排気通路45およびクランクポジションセンサ110も備えているが、図5(a)において、これら他の構成の図示は省略されている。
本実施例に係る燃料噴射装置60aは、蓄熱蓄冷部材90を備えておらず、代わりに潜熱蓄熱材120とアクチュエータ130とを備えている点において、実施例1に係る燃料噴射装置60と異なっている。潜熱蓄熱材120は、過冷却状態となることができるとともに、発核した場合に過冷却状態を破って液体から固体に相変化する部材である。このような部材であれば、潜熱蓄熱材120の具体的な組成は特に限定されるものではないが、本実施例においては潜熱蓄熱材120の一例として、酢酸ナトリウム3水和物を用いることとする。なお潜熱蓄熱材120は、液体から固体に相変化する際に熱を発生する(すなわち放熱する)。本実施例に係る潜熱蓄熱材120は、インジェクタ70aの先端部75の全体を覆うとともに(但し、噴孔76の部分は閉塞しないように覆っている)、小径部73のガスケット80の近傍の部分までを覆うように、インジェクタ70aのボディ71にコーティングされている。
アクチュエータ130は、制御装置100からの指示を受けて潜熱蓄熱材120に対して発核に必要な力を付与する部材である。具体的には本実施例に係るアクチュエータ130は、インジェクタ70のボディ71の潜熱蓄熱材120が配置されている箇所、より具体的には小径部73における先端部75よりも後端側の部分の潜熱蓄熱材120が配置されている箇所に配置されている。本実施例に係るアクチュエータ130は、制御装置100からの指示を受けて振動することで、潜熱蓄熱材120に力を付与する。アクチュエータ130から潜熱蓄熱材120に力が付与されることで、潜熱蓄熱材120は発核して放熱する。すなわち、本実施例に係るアクチュエータ130は潜熱蓄熱材120を発核させる発核部材としての機能を有している。なお発核部材としては、潜熱蓄熱材120を発核できるものであればよく、本実施例に係るアクチュエータ130に限定されるものではない。
本実施例に係る制御装置100の制御部(CPU101)は、インジェクタ70aおよびEGRバルブ52を制御する制御部としての機能の他に、アクチュエータ130を制御する制御部としての機能をさらに有している点において実施例1に係る制御装置100の制御部と異なっている。具体的には本実施例に係る制御部は、インジェクタ70aの先端部75の温度が露点温度になる前に潜熱蓄熱材120が発核するようにアクチュエータ130を制御する。より具体的には本実施例に係る制御部は、ユーザによって内燃機関5aの始動停止スイッチがOFFにされた場合において、所定の作動条件が満たされた場合に、潜熱蓄熱材120が発核するようにアクチュエータ130を制御する。また、本実施例においては、この所定の作動条件として、アクチュエータ130が正常に機能しているという条件を用いる。すなわち、本実施例に係る制御部は、内燃機関5aの始動停止スイッチがOFFにされた場合においてアクチュエータ130が正常に機能している場合に、アクチュエータ130を作動させて潜熱蓄熱材120を発核させている。
図5(b)は、本実施例に係るインジェクタ70aの先端部75およびシリンダヘッド20の温度の時間変化を示す模式図である。図5(b)において時間tは、始動停止スイッチがユーザによってOFFにされることで内燃機関5aの運転が停止した時間を示している。なお図5(b)は、内燃機関5aの運転が停止した時間tにおいて、前述した所定の作動条件も同時に満たされた場合を想定して図示されている。したがって、図5(b)において、アクチュエータ130は時間tにおいて作動し、その結果、時間tにおいて潜熱蓄熱材120の放熱が開始している。
時間tにおいて内燃機関5aの運転が停止した場合、シリンダヘッド20の温度は低下し、その後、露点温度以下になる。その結果、シリンダヘッド20に結露が生じる。一方、インジェクタ70aの温度変化を見ると、時間tにおいて内燃機関5aの運転が停止した場合、インジェクタ70aの先端部75の温度は低下するが、潜熱蓄熱材120が時間tにおいて発核することで放熱する結果、インジェクタ70aの先端部75が露点温度以下になることが抑制されている。具体的にはインジェクタ70aの先端部75の温度は、時間tから所定時間の間、温度T(これは露点温度よりも高い温度である)になっている。その結果、本実施例に係る燃料噴射装置60aによれば、先端部75への結露の発生を抑制することができる。それにより、結露によるインジェクタ70aの先端部75の腐食を抑制することができる。また本実施例においても、結露によるインジェクタ70aの先端部75の腐食を抑制するにあたって、例えば特許文献1に係る技術のようにEGRガスの流量を減少させる必要がないため、エミッションの悪化も生じない。したがって、本実施例に係る燃料噴射装置60aによれば、エミッションの悪化を抑制しつつ結露によるインジェクタ70aの先端部75の腐食を抑制することができる。
図6は、本実施例に係る燃料噴射装置60aの動作をフローチャートの形でまとめたものである。図6のフローチャートは、ステップS20を備えていない点と、ステップS30に代えてステップS30aを備えている点と、ステップS40に代えてステップS40aを備えている点とにおいて、実施例1に係る図4のフローチャートと異なっている。図6を参照して、ステップS10において内燃機関5aの運転が停止した場合、制御装置100の制御部は、所定の作動条件が満たされたか否かを判定する(ステップS30a)。前述したように、本実施例においては所定の作動条件として、アクチュエータ130が正常に機能しているという条件を用いる。具体的には本実施例に係る制御部は、前回、潜熱蓄熱材120を発核させようとしてアクチュエータ130を作動させようとしたときに、アクチュエータ130が実際に作動していれば、ステップS30aにおいてアクチュエータ130は正常に作動していると判定する(Yesと判定する)。一方、制御部は、前回、潜熱蓄熱材120を発核させようとしてアクチュエータ130を作動させようとしたときに、アクチュエータ130が作動しなかった場合、ステップS30aにおいてアクチュエータ130は正常に作動していないと判定する(Noと判定する)。但し、ステップS30aの具体的な内容は、アクチュエータ130が正常か否かを判定可能なものであれば、これに限定されるものではない。
ステップS30aでNoと判定された場合、フローチャートの実行は終了される。ステップS30aでYesと判定された場合、制御部はアクチュエータ130を作動させることで潜熱蓄熱材120に放熱させる(ステップS40a)。それにより、インジェクタ70aの先端部75の温度が露点温度よりも高くなれば(ステップS50でYesの場合)、インジェクタ70の先端部75への結露は生じない(ステップS60)。一方、ステップS40aにおいて潜熱蓄熱材120が放熱してもインジェクタ70aの先端部75の温度が露点温度より高くならなければ(ステップS50でNoの場合)、インジェクタ70aの先端部75に結露が生じる(ステップS70)。
なお本実施例においては、通常は、内燃機関5aの運転が停止した後にステップS40aが最初に実行された場合にはステップS50でYesと判定されるため、ステップS70のような状態にはならない。しかしながら、一旦ステップS40aが実行されても、その後の時間の経過とともに潜熱蓄熱材120の放熱が終了すれば、インジェクタ70aの温度は低下して露点温度以下になり、その結果、ステップS70のようにインジェクタ70aの先端部75に結露が生じることになる。しかしながら、この場合においても、本実施例に係る燃料噴射装置60aによれば、インジェクタ70aの先端部75に結露が生じるまでの時間は、本実施例に係る潜熱蓄熱材120や実施例1に係る蓄熱蓄冷部材90を備えない場合(具体的には図3(a)で説明した比較例に係る燃料噴射装置の場合)に比較して長くなっている。そのため、本実施例に係るインジェクタ70aの先端部75に生じる結露の量は少なくて済む。この点においても本実施例に係る燃料噴射装置60aによれば、結露によるインジェクタ70aの先端部75の腐食を抑制することができるといえる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
5 内燃機関
16 燃焼室
20 シリンダヘッド
60 燃料噴射装置
70 インジェクタ
75 先端部
76 噴孔
90 蓄熱蓄冷部材
92 カプセル
93 相変化物質
94 塗材
100 制御装置

Claims (1)

  1. 内燃機関の燃焼室に向けて燃料を噴射するインジェクタと、
    前記インジェクタの先端部に配置され、固体から液体に相変化する場合に吸熱し、前記液体から前記固体に相変化する場合に放熱する相変化物質を含有するカプセルと、を備え、
    前記カプセルの前記相変化物質の相変化温度が水の露点温度以上の温度に設定されていることを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180032257A (ko) * 2016-09-21 2018-03-30 동방테크 주식회사 일체형 솔레노이드 밸브와 일체형 노즐을 가진 인젝터

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