JP2019019811A - シリンダーヘッド、内燃機関及びガスケット - Google Patents

シリンダーヘッド、内燃機関及びガスケット Download PDF

Info

Publication number
JP2019019811A
JP2019019811A JP2017141980A JP2017141980A JP2019019811A JP 2019019811 A JP2019019811 A JP 2019019811A JP 2017141980 A JP2017141980 A JP 2017141980A JP 2017141980 A JP2017141980 A JP 2017141980A JP 2019019811 A JP2019019811 A JP 2019019811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
injector
cylinder head
reinforced
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017141980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7066990B2 (ja
Inventor
嘉郎 大蘆
Yoshiro Ooashi
嘉郎 大蘆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2017141980A priority Critical patent/JP7066990B2/ja
Publication of JP2019019811A publication Critical patent/JP2019019811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7066990B2 publication Critical patent/JP7066990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】インジェクターの故障を抑制することが可能なシリンダーヘッド、内燃機関及びガスケットを提供すること。【解決手段】シリンダーヘッドは、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するインジェクターが挿入される挿入孔が形成される第1部分と、挿入孔内でインジェクターおよび第1部分と熱的に接触する第2部分とを備え、第2部分は、第1ガスケットと、インジェクターから第1部分へ熱が伝わる伝熱方向で第1ガスケットよりも第1部分側に配置され、熱抵抗が第1ガスケットの熱抵抗よりも大きい第2ガスケットとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダーヘッド、内燃機関及びガスケットに関する。
従来、シリンダーヘッド内にインジェクターが挿入される内燃機関において、シリンダーヘッドの熱がインジェクターに及ぼす影響を少なくするために、例えば、シリンダーヘッドとインジェクターとの間の熱移動が制限されている。
また、例えば、インジェクターとシリンダーヘッドとの間に、良好な熱伝導性を有するガスケットが設けられる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようにすることで、インジェクターの熱をシリンダーヘッドに伝達させやすくなり、インジェクターの過熱を抑制することができる。
実開昭59−115862号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、内燃機関を稼働してすぐ停止する動作が行われると、インジェクターからシリンダーヘッドに過度に熱が奪われてしまい、インジェクターの表面温度が低下してしまう場合がある。そのため、インジェクターとシリンダーヘッドとの間に入り込んだガス中の水分がインジェクターの表面に付着して、結露が生じるおそれがある。インジェクターに結露が生じると、インジェクターが腐食してしまうおそれがある。
本発明の目的は、インジェクターの故障を抑制することが可能なシリンダーヘッド、内燃機関及びガスケットを提供することである。
本開示のシリンダーヘッドは、
内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するインジェクターが挿入される挿入孔が形成される第1部分と、
前記挿入孔内で前記インジェクターおよび前記第1部分と熱的に接触する第2部分とを備え、
前記第2部分は、第1ガスケットと、前記インジェクターから前記第1部分へ熱が伝わる伝熱方向で前記第1ガスケットよりも前記第1部分側に配置され、熱抵抗が前記第1ガスケットの熱抵抗よりも大きい第2ガスケットとを有する。
本開示の内燃機関は、
上記のシリンダーヘッドと、
前記挿入孔に挿入されるインジェクターと、
を備える。
本開示のガスケットは、
内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するインジェクターが挿入される挿入孔がシリンダーヘッドに形成され、当該挿入孔内で前記インジェクターおよび前記シリンダーヘッドと熱的に接触するガスケットであって、
第1ガスケットと、
前記インジェクターから前記シリンダーヘッドへ熱が伝わる伝熱方向で前記第1ガスケットよりも前記シリンダーヘッド側に配置され、熱抵抗が前記第1ガスケットの熱抵抗よりも大きい第2ガスケットと、
を備える。
本発明によれば、インジェクターの故障を抑制することができる。
本実施の形態に係る内燃機関を示す図である。 変形例1に係るガスケットを示す図である。 変形例2に係るガスケットを示す図である。 変形例3に係るガスケットを示す図である。 変形例4に係るガスケットを示す図である。 変形例5に係るガスケットを示す図である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る内燃機関1を示す図である。なお、図1から図6には、X軸及びY軸が描かれている。以下の説明では、図1における上下方向を「X方向」といい、また、図1における左右方向を「Y方向」という。
図1に示すように、内燃機関1は、車両に搭載される、例えば、ディーゼルエンジンであり、シリンダーヘッド10と、インジェクター20とを有する。
シリンダーヘッド10は、インジェクター20が挿入される挿入孔11が形成される第1部分12と、挿入孔11内でインジェクター20を支持するガスケット30(本発明の「第2部分」に対応)とを有する。挿入孔11は、内燃機関1の燃焼室2に開口するように形成されている。
ガスケット30は、第1部分12と直接接触することで、第1部分12と熱的に接触する。第1部分12およびガスケット30の材料については後述する。
インジェクター20は、燃焼室2に燃料を噴射するものである。図1に示すようにインジェクター20はX方向に沿って延在している。インジェクター20は、筒状の本体部21と、本体部21の径よりも径が小さい先端部22とを有する。
シリンダーヘッド10における挿入孔11は、大径部11Aと、小径部11Bとで構成される。大径部11Aは、インジェクター20の本体部21が挿入される部分であり、小径部11Bは、インジェクター20の先端部22が挿入される部分である。小径部11Bの内径は、大径部11Aの内径よりも小さい。
ガスケット30は、大径部11Aと小径部11Bとの境界部分である大径部11Aの下端部分に設けられており、インジェクター20の先端部22が嵌め込み可能な環状に形成されている。
ガスケット30は、インジェクター20および第1部分12と熱的に接触する。具体的には、ガスケット30の上面には、インジェクター20の本体部21の下端部分、つまり、本体部21における先端部22よりも外側の部分が配置される。これにより、ガスケット30は、インジェクター20と熱的に接触する。
ガスケット30は、インジェクター20と第1部分12との間に挟持されることにより、シリンダーヘッド10とインジェクター20との間を塞ぐように配置される。これにより、シリンダーヘッド10とインジェクター20との間からガス等が漏れることが防止される。
ガスケット30は、第1ガスケット30Aおよび第2ガスケット30Bを有している。
第1ガスケット30Aは、例えば銅等で構成されている。第1ガスケット30Aを銅等で構成することで、熱抵抗が比較的低くなる。これにより、内燃機関1の稼働に伴い、インジェクター20が過熱した場合、インジェクター20の熱が、第1ガスケット30Aに伝達されやすくなる。
第1ガスケット30Aは、第1部分12と熱的に接触するため、インジェクター20の熱は、第1ガスケット30Aを介して第1部分12に伝達される。すなわち、インジェクター20の熱が第1部分12側に逃がされるようになっている。本実施の形態では、図1に破線で示す方向(X方向)が、インジェクター20の熱が第1部分12側へ伝わる伝熱方向である。
ところで、内燃機関1を稼働した際、インジェクター20からシリンダーヘッド10に過度に熱が奪われる現象が発生する場合がある。この現象は、例えば、車両が長期間放置されるようなときにバッテリーを充電するために、内燃機関1を比較的少ない時間稼働した後、停止するようなことが行われた場合に発生する。
このような場合、インジェクター20が冷却される、つまり、インジェクター20の表面温度が低下してしまうので、例えば、シリンダーヘッド10とインジェクター20との隙間に入り込んだガス中の水分に起因して結露が発生してしまうおそれがある。このような結露が発生した状態で、車両が長期間放置されると、インジェクター20における結露が発生した部分が腐食してしまうおそれがある。
そこで、本実施の形態では、図1に示すように、第2ガスケット30Bが伝熱方向(X方向)で第1ガスケット30Aよりも第1部分12側に配置されている。また、第2ガスケット30Bの熱抵抗が、第1ガスケット30Aの熱抵抗よりも大きい。
これにより、インジェクター20から第1部分12へ熱が伝達されにくくなるので、インジェクター20の過冷却に起因する結露の発生を抑制することができ、ひいてはインジェクター20において腐食が発生することを抑制することができる。
第1部分12を構成する材料は、例えば、アルミニウムである。
第2ガスケット30Bを構成する材料は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である。
アルミニウムは、比較的軽量であるので、例えば、トラックのような荷物を積む車両において、シリンダーヘッド10の第1部分12として用いる場合、より多くの荷物を車両に積むことが可能となる。
また、第1部分12をアルミニウムで構成する場合、アルミニウムは一般的に熱抵抗が小さいので、良好な熱伝導性を有する。そのため、インジェクター20からガスケット30等を介した伝熱性能を向上させる。しかし、伝熱性能が良好であるため、内燃機関1を比較的少ない時間稼働した後、停止するようなことをした場合のようなとき、逆にインジェクター20を過冷却しやすくしてしまう。
そのため、第2ガスケット30Bを第1ガスケット30Aよりも熱抵抗が高い材料であるPTFEで構成する。第2ガスケット30Bの厚さは、熱抵抗の設定値(目標値)に応じて定められる。
<本実施の形態の効果>
上記実施の形態に係るシリンダーヘッド10によれば、内燃機関1の燃焼室2に燃料を噴射するインジェクター20が挿入される挿入孔11が形成される第1部分12と、挿入孔11内でインジェクター20および第1部分12と熱的に接触するガスケット30とを備え、ガスケット30は、第1ガスケット30Aと、インジェクター20から第1部分12へ熱が伝わる伝熱方向(X方向)で第1ガスケット30Aよりも第1部分12側に配置され、熱抵抗が第1ガスケット30Aの熱抵抗よりも大きい第2ガスケット30Bとを有する。これにより、インジェクター20から第1部分12へ熱が伝わりにくくなるため、インジェクター20の熱がシリンダーヘッド10に過度に奪われることを抑制し、ひいてはインジェクター20が腐食することを抑制することができる。
また、PTFEにより構成された第2ガスケット30Bが用いられているため、ガスケット30の耐食性を高めることができる。
<本実施の形態の変形例>
次に、図2から図6を参照して本実施の形態の変形例について説明する。なお、変形例の説明において、上記実施の形態と同じ構成については同一符号を付してその説明を省略し、異なる構成について主に説明する。
(変形例1)
先ず、変形例1について図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態の変形例1に係るガスケット30の部分拡大図である。
上記実施の形態では、図1に示すように、第1ガスケット30Aの断面形状が矩形のものを例示する。
これに対し、変形例1に係る第1ガスケット30Cは、図2に示すように、上面および下面に凸部31を有する断面形状のものである。この場合において、第2ガスケット30Bは、第1ガスケット30Aの形状に合わせた形状としてもよい。
(変形例2)
次に、変形例2について図3を参照して説明する。図3は、本実施の形態の変形例2に係るガスケット30の部分拡大図である。
上記変形例1に係る第2ガスケット30Bは、PTFEにより構成されている。PTFEは、高い断熱性能を備えているが、内燃機関の燃焼室近傍で使うには、以下の欠点がある。
1)高い圧力下での使用に耐えることが困難である。
2)高い接触面圧に耐えることが困難である。
3)高温での耐クリープ性が低い。
そこで、変形例2に係る第2ガスケット30Dは、被補強部32と、被補強部32を伝熱方向(X方向)で挟むように配置される補強部33,34とを有している。補強部33は、伝熱方向で被補強部32よりもインジェクター20側に配置される。補強部34は、伝熱方向で被補強部32よりも第1部分12側に配置される。
被補強部32を構成する材料は、例えばPTFEである。補強部33,34を構成する材料は、例えばSUSである。被補強部32の厚さは、熱抵抗の設定値(目標値)に応じて定められる。また、補強部33,34の厚さは、熱抵抗、強度、耐熱性などの各設定値に応じて定められる。
PTFEの断熱性能がSUSの断熱性能よりも高いため、変形例2に係る第2ガスケット30Dの断熱性能を、例えばSUSにより全体が構成されたガスケットの断熱性能に比較して高くすることができる。また、強度が被補強部32の強度よりも高く、かつ、耐熱性が被補強部23の耐熱性よりも高い補強部33,34を配置することにより、上記1)から3)の欠点を補うことができる。さらに、SUSにより構成される補強部34が被補強部32をガスの流入方向(図3に白抜きの矢印で示す方向)から覆うように配置されることにより、流入するガスに被補強部2が直接暴露されることを防止することができる。
なお、上記の変形例2で、被補強部32を伝熱方向(X方向)で挟むように補強部33,34が配置されるが、本発明はこれに限らず、例えば、伝熱方向で被補強部32よりもインジェクター20側のみに補強部33が配置されていればよい。これによっても、上記1)から3)の欠点を補うことができる。
(変形例3)
次に、変形例3について図4を参照して説明する。図4は、本実施の形態の変形例3に係るガスケット30の部分拡大図である。図4にガスの流入方向を白抜きの矢印で示す。
変形例3に係る第2ガスケット30Eでは、補強部35が伝熱方向(X方向)に対して直交する方向(Y方向)から被補強部32を覆うように配置されている。本変形例3は、補強部35はインジェクター20側から被補強部32を覆うように配置されている。補強部35を構成する材料は、例えばSUSである。なお、補強部35を補強部33及び補強部34の少なくとも一方と一体に成形してもよい。
耐熱性の高い補強部35により、被補強部32が覆われるため、高温での耐クリープ性が低い被補強部32の欠点を補うことができる。また、SUSにより構成される補強部35が被補強部32を覆うことにより、インジェクター20の先端部22と補強部35との間のわずかな隙間(図示略)から流入するガスに被補強部32が直接暴露されることを防止することができる。
なお、強度が被補強部32の強度よりも高く、かつ、耐熱性が被補強部32よりも高い補強部で、被補強部32を包むようにしてもよい。また、ガスに直接暴露される被補強部32の部分を補強部で覆うようにしてもよい。
(変形例4)
次に、変形例4について図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態の変形例4に係るガスケット30の部分拡大図である。
変形例4に係る第2ガスケット30Fでは、補強部35Aの先端部351がインジェクター20の軸から離れる方向に折り曲げられている。先端部351は、補強部34とで、被補強部32および補強部33を挟み込むように配置されている。
変形例4に係るガスケット30によれば、例えば、ガスが先端部351と補強部33との間の隙間から流入し、被補強部32に達するまでの経路が長くなるため、ガスが被補強部32へ流入することをより防止することができる。
(変形例5)
次に、変形例5について図6を参照して説明する。図6は、本実施の形態の変形例5に係るガスケット30の部分拡大図である。
変形例5に係る第2ガスケット30Gでは、被補強部32Aの内径が上記実施の形態や変形例に係る被補強部32の内径よりも大きい。補強部33Aの内径部(インジェクター20側の端部)は、段差部331を有している。段差部331は、被補強部32Aの内径部に嵌め込まれ、補強部34に当接している。補強部35Bの先端部352は、補強部34とで、段差部331を挟み込むように配置されている。
変形例5に係るガスケット30によれば、先端部352と補強部34とで段差部331を挟み込む際に、被補強部32Aに圧力がかからない。この点から被補強部32Aを保護することができる。また、第2ガスケット30Gの総板厚が上記変形例4に係る第2ガスケット30Fの総板厚よりも減少する。このため、第2ガスケット30Gを設計する場合に、第2ガスケット30Gの周辺部品による制約を回避することができ、設計上有利となる。また、例えば、ガスが先端部352と補強部33Aとの間の隙間から流入し、被補強部32Aに達するまでの経路がさらに長くなるため、ガスが被補強部32Aへ流入することをさらに防止することができる。
上記実施の形態において、第2ガスケット30Bの厚さを変えると、ガスケット30の熱抵抗が変わるので、シリンダーヘッド10とインジェクター20との間の熱抵抗を所望の値に調整することができる。
また、第1ガスケット30Aの厚さと第2ガスケット30Bとの厚さとの比を調整することにより、シリンダーヘッド10とインジェクター20との間の熱抵抗の値を調整してもよい。
また、上記実施の形態では、ガスケット30が大径部11Aと小径部11Bとの境界部分に位置していたが、本発明はこれに限定されず、例えば、ガスケット30が大径部11Aまたは小径部11Bを形成する壁に位置する構成であってもよい。この場合、当該壁と熱的に接触するガスケット30により、インジェクター20の外周面を挟持するような構成とすればよい。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本開示のシリンダーヘッド及びガスケットは、インジェクターの故障を抑制することが要求される内燃機関として有用である。
1 内燃機関
2 燃焼室
10 シリンダーヘッド
11 挿入孔
11A 大径部
11B 小径部
12 第1部分
20 インジェクター
21 本体部
22 先端部
30 ガスケット
30A,30C 第1ガスケット
30B,30D,30E,30F,30G 第2ガスケット
32,32A 被補強部
33,33A,34,35,35A,35B 補強部
331 段差部
351,352 先端部

Claims (9)

  1. 内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するインジェクターが挿入される挿入孔が形成される第1部分と、
    前記挿入孔内で前記インジェクターおよび前記第1部分と熱的に接触する第2部分とを備え、
    前記第2部分は、第1ガスケットと、前記インジェクターから前記第1部分へ熱が伝わる伝熱方向で前記第1ガスケットよりも前記第1部分側に配置され、熱抵抗が前記第1ガスケットの熱抵抗よりも大きい第2ガスケットとを有する、シリンダーヘッド。
  2. 前記第2ガスケットの耐食性は、前記第1ガスケットの耐食性よりも高い、請求項1に記載のシリンダーヘッド。
  3. 前記第2ガスケットは、被補強部と、少なくとも前記伝熱方向で前記被補強部よりも前記インジェクター側に配置され、強度が前記被補強部よりも高い補強部とを有する、請求項1または2に記載のシリンダーヘッド。
  4. 前記補強部の耐熱性は、前記被補強部の耐熱性よりも高い、請求項3に記載のシリンダーヘッド。
  5. 前記補強部は、前記伝熱方向で前記被補強部を挟むように配置される、請求項3または4に記載のシリンダーヘッド。
  6. 前記補強部は、前記伝熱方向に対して直交する方向から前記被補強部を覆うように配置される、請求項3から5のいずれか一項に記載のシリンダーヘッド。
  7. 前記直交する方向は、前記インジェクター側である、請求項6に記載のシリンダーヘッド。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のシリンダーヘッドと、
    前記挿入孔に挿入されるインジェクターと、
    を備える、内燃機関。
  9. 内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するインジェクターが挿入される挿入孔がシリンダーヘッドに形成され、当該挿入孔内で前記インジェクターおよび前記シリンダーヘッドと熱的に接触するガスケットであって、
    第1ガスケットと、
    前記インジェクターから前記シリンダーヘッドへ熱が伝わる伝熱方向で前記第1ガスケットよりも前記シリンダーヘッド側に配置され、熱抵抗が前記第1ガスケットの熱抵抗よりも大きい第2ガスケットと、
    を備える、ガスケット。
JP2017141980A 2017-07-21 2017-07-21 シリンダーヘッド、内燃機関及びガスケット Active JP7066990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017141980A JP7066990B2 (ja) 2017-07-21 2017-07-21 シリンダーヘッド、内燃機関及びガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017141980A JP7066990B2 (ja) 2017-07-21 2017-07-21 シリンダーヘッド、内燃機関及びガスケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019019811A true JP2019019811A (ja) 2019-02-07
JP7066990B2 JP7066990B2 (ja) 2022-05-16

Family

ID=65353890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017141980A Active JP7066990B2 (ja) 2017-07-21 2017-07-21 シリンダーヘッド、内燃機関及びガスケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7066990B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101995766B1 (ko) * 2012-12-07 2019-07-03 엘지디스플레이 주식회사 유기발광장치 및 그 제조방법

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59186478U (ja) * 1983-05-30 1984-12-11 ヤンマーディーゼル株式会社 直噴形内燃機関の燃料噴射弁突出量調整装置
JP2000337227A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Sanshin Ind Co Ltd 筒内噴射式エンジン
US20040040543A1 (en) * 2002-08-28 2004-03-04 Michael Mickelson Gasket for fuel injector
DE102005053112A1 (de) * 2005-11-08 2007-05-10 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil mit Sicherung für ein Ventil-Brennraum-Dichtelement
US20070175451A1 (en) * 2006-01-31 2007-08-02 Beardmore John M Fuel injector isolation seat
JP2010053775A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置
JP2014222035A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射装置
JP2016183666A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射ノズルのシール構造、内燃機関、及び内燃機関の燃料噴射ノズルのシール方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59186478U (ja) * 1983-05-30 1984-12-11 ヤンマーディーゼル株式会社 直噴形内燃機関の燃料噴射弁突出量調整装置
JP2000337227A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Sanshin Ind Co Ltd 筒内噴射式エンジン
US20040040543A1 (en) * 2002-08-28 2004-03-04 Michael Mickelson Gasket for fuel injector
DE102005053112A1 (de) * 2005-11-08 2007-05-10 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil mit Sicherung für ein Ventil-Brennraum-Dichtelement
US20070175451A1 (en) * 2006-01-31 2007-08-02 Beardmore John M Fuel injector isolation seat
JP2010053775A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置
JP2014222035A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射装置
JP2016183666A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射ノズルのシール構造、内燃機関、及び内燃機関の燃料噴射ノズルのシール方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7066990B2 (ja) 2022-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7216611B2 (en) Cooling structure of cylinder block
JP5880471B2 (ja) 多気筒エンジンの冷却装置
JP6126246B2 (ja) タービンハウジング
EP2735717B1 (en) Precombustion chamber structure for gas engine
JP6756299B2 (ja) スパークプラグスリーブ
JP5971535B2 (ja) ガスケット
US20170268455A1 (en) Water jacket for cylinder head
JP4147938B2 (ja) 内燃機関の吸気ポート構造
JP2019019811A (ja) シリンダーヘッド、内燃機関及びガスケット
JP2008121569A (ja) 内燃機関の吸気ポート構造
KR20120014923A (ko) 터보차저
WO2018221712A1 (ja) シリンダヘッド及び内燃機関
US11408366B2 (en) Cylinder arrangement and method of cooling the cylinder arrangement
JP2008069677A (ja) 燃料噴射弁
JP2013072337A (ja) 内燃機関
JP2001020738A (ja) 内燃機関の冷却装置
JP5024302B2 (ja) 内燃機関および内燃機関の制御装置
JP2007132300A (ja) 内燃機関用ピストン
JP2018135843A (ja) シリンダヘッドガスケットによる密封構造
JP5516305B2 (ja) ヘッドガスケット
JP2019019809A (ja) 排気管構造
JP4285621B2 (ja) 燃料噴射弁の取付部構造
JP2010084708A (ja) 内燃機関の排気装置
JP2009036100A (ja) 内燃機関構造体及びセンサ取付用部材
JP2016211540A (ja) 内燃機関の断熱ポート部品

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190612

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7066990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150