JP2014212818A - コーヒーメーカー - Google Patents

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Abstract

【課題】ドリッパーの内部全体のコーヒー粉末を充分に蒸らすことにより、コーヒーの味を充分引き出すことが可能なコーヒーメーカーを提供する。【解決手段】コーヒーメーカー100は、タンク1とポンプ2とボイラーと吐出口4と、ドリッパーD内のコーヒー粉末Cを蒸らす蒸らし工程と、蒸らし工程の後にドリッパーD内のコーヒー粉末Cに湯を滴下してコーヒーを抽出する抽出工程と、を実行する制御手段ECUと、を備え、蒸らし工程は、吐出口4から蒸気をコーヒー粉末Cに吐出する蒸気吐出工程と、蒸気吐出工程の後に吐出口4から湯をコーヒー粉末Cに吐出する湯吐出工程と、ドリッパーD内でコーヒー粉末Cを保持する保持工程と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、コーヒーメーカーの技術に関する。
従来、コーヒーの味を充分に引き出すために、コーヒーを抽出する工程の前に、コーヒー粉末を蒸らす蒸らし工程を実行するコーヒーメーカーが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
前記特許文献1の如く、湯だけを用いてコーヒー粉末を蒸らした場合、湯がドリッパー内で上部から下部に向かうに従って、湯の熱がコーヒー粉末に奪われることにより湯温が低下する。この場合、ドリッパーの底部におけるコーヒー粉末を充分な湯温で蒸らすことができず、コーヒーの味を充分に引き出すことができなかった。
一方、前記特許文献2の如く、蒸気だけを用いてコーヒー粉末を蒸らした場合、蒸気の熱はドリッパーにおける上部のコーヒー粉末には伝わるものの、ドリッパーの底部におけるコーヒー粉末には伝わり難い。このため、ドリッパーの底部におけるコーヒー粉末を充分に蒸らすことができず、コーヒーの味を充分に引き出すことができなかった。
特開平5−207936号公報 特開2002−51916号公報
本発明は、上記課題を鑑み、ドリッパーの内部全体のコーヒー粉末を充分に蒸らすことにより、コーヒーの味を充分引き出すことが可能なコーヒーメーカーを提供するものである。
次に、この課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、水を貯溜するタンクと、前記タンクから供給された水を圧送するポンプと、前記ポンプから圧送された水を加熱して湯又は蒸気にする加熱手段と、前記加熱手段により加熱された湯又は蒸気を吐出する吐出口と、前記吐出口の下方に配置されるドリッパーと、前記ポンプ及び加熱手段の作動制御を行うことにより、前記ドリッパー内のコーヒー粉末を蒸らす蒸らし工程と、該蒸らし工程の後に前記ドリッパー内のコーヒー粉末に湯を滴下してコーヒーを抽出する抽出工程と、を実行する制御手段と、を備えるコーヒーメーカーであって、前記蒸らし工程は、前記吐出口から湯又は蒸気をコーヒー粉末に吐出する、吐出工程と、前記吐出工程の後に前記ドリッパー内でコーヒー粉末を保持する、保持工程と、を備え、前記吐出工程は、前記吐出口から蒸気をコーヒー粉末に吐出する、蒸気吐出工程と、前記蒸気吐出工程の後に前記吐出口から湯をコーヒー粉末に吐出する、湯吐出工程と、を備えるものである。
本実施形態に係るコーヒーメーカーはこれにより、ドリッパーの内部全体のコーヒー粉末を充分に蒸らすことができるため、コーヒーの味を充分引き出すことができる。
請求項2においては、前記制御手段は、コーヒーの抽出量に応じて、前記吐出工程における湯又は蒸気の吐出量と、前記保持工程におけるコーヒー粉末の保持時間と、を設定するものである。
本実施形態に係るコーヒーメーカーはこれにより、コーヒーの抽出量に応じて、適切な湯又は蒸気の吐出量と保持時間とでコーヒー粉末を蒸らすことができるため、コーヒーの味をより引き出すことができる。
請求項3においては、前記制御手段は、前記蒸らし工程において、前記吐出工程を複数回繰り返した後に、前記保持工程を実行するものである。
本実施形態に係るコーヒーメーカーはこれにより、コーヒー粉末の量が多くなった場合でも、ドリッパーの内部全体のコーヒー粉末を充分に蒸らすことができる。
請求項4においては、前記制御手段は、コーヒーの抽出量に応じて、前記吐出工程の繰り返し回数を決定するものである。
本実施形態に係るコーヒーメーカーはこれにより、コーヒーの抽出量に応じて、吐出工程を適切な回数にしてコーヒー粉末を蒸らすことができるため、コーヒーの味をより引き出すことができる。
請求項5においては、前記制御手段は、前記蒸気吐出工程において、前記湯吐出工程と比較して、前記加熱手段における水量を少なくするとともに、前記加熱手段の加熱温度を高くするものである。
本実施形態に係るコーヒーメーカーはこれにより、蒸気吐出工程と湯吐出工程とにおける蒸気又は湯の吐出量を適切に調整することができる。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明に係るコーヒーメーカーは、ドリッパーの内部全体のコーヒー粉末を充分に蒸らすことにより、コーヒーの味を充分引き出すことが可能となる。
第一実施形態に係るコーヒーメーカーの構成を示す断面図。 同じくコーヒーメーカーの構成を示す簡略図。 同じくコーヒーメーカーの蓋部を開放した状態を示す断面図。 コーヒーメーカーの制御フローを示した図。 蒸らし工程及び抽出工程におけるポンプ動作を示した図。 (a)から(d)はそれぞれ吐出工程の各段階におけるドリッパーの内部を示した図。 第二実施形態に係るコーヒーメーカーの構成を示す断面図。
まず、本発明の第一実施形態に係るコーヒーメーカー100について、図1から図3を用いて説明する。
図1はコーヒーメーカー100の構成を示す断面図、図2はコーヒーメーカー100の構成を示す簡略図、図3はコーヒーメーカー100の蓋部23を開放した状態を示す断面図である。
コーヒーメーカー100は、その内部に着脱されるドリッパーD内に予めフィルターF及び所定量のコーヒー粉末Cをセットし、このコーヒー粉末Cに湯を滴下させてコーヒーを作成するものである(図6(a)から(d)を参照)。コーヒーメーカー100は、主にタンク1と、ポンプ2と、加熱手段としてのボイラー3と、吐出口4と、流量センサ8と、ポンプ2及びボイラー3の作動制御を行う制御手段ECUと、で構成されている。
タンク1は、水を貯溜するものである。図1に示す如く、タンク1はコーヒーメーカー100の上段部に着脱可能に設置されている。そして、タンク1の内部に貯溜される水は、配管11を介して、タンク1の下方に設置されている流量センサ8へ供給される。図2に示す如く、コーヒーメーカー100に装着されたタンク1は制御手段ECUと電気的に接続されており、タンク1の内部に貯溜される水量を図示しない水量センサで読み取り、制御手段ECUに信号として送信可能に構成されている。
流量センサ8は配管11から流入する水量を計測するものである。流量センサ8で流量を計測された水は、流量センサ8の下方に設置されているポンプ2へ、配管12を介して供給される。図2に示す如く、流量センサ8は制御手段ECUと電気的に接続されており、流量センサ8を流れる水量を制御手段ECUに信号として送信可能に構成されている。
ポンプ2は、タンク1内の水を、配管11、流量センサ8、及び配管12を経由して吸引し、配管13を介してボイラー3へと圧送するものである。ポンプ2は、コーヒーメーカー100の下段部に設置され、該ポンプ2の上方に設置されているボイラー3へ水を圧送する。
ボイラー3は、ポンプ2から配管13を介して圧送された水を加熱して湯又は蒸気にする加熱手段である。ボイラー3は、ポンプ2の上方でコーヒーメーカー100の中段部に設置され、ボイラー3にて生成された湯又は蒸気が、配管14及び配管15を介して吐出口4へ送られる。図2に示す如く、ポンプ2及びボイラー3は制御手段ECUと電気的に接続されている。そして、制御手段ECUがポンプ2及びボイラー3の作動制御を行うことにより、コーヒーメーカー100が後述するコーヒーの抽出を行うように構成されている。
吐出口4は、ボイラー3によって加熱され、配管14及び配管15を介して送られた湯又は蒸気を吐出する。吐出口4は、コーヒーメーカー100の上段部に設置されており、吐出口4からの湯又は蒸気が吐出されるドリッパーDがその下方に着脱可能に構成されている。詳細には、吐出口4の下方には、下側に向かうにしたがって縮径し、上下両側に向かって開口する漏斗状のドリッパー載置部17が形成されている。そして、図1に示す如くドリッパー載置部17に、ドリッパー載置部17の内周面と略同一形状の外周面を有するドリッパーDを挿入することにより、ドリッパーDをコーヒーメーカー100に着脱するのである。本実施形態においては、ドリッパーDの上部に、その厚さ方向に貫通する複数の孔が開口された散水板Pが配置されている。
コーヒーメーカー100は、吐出口4の周囲が蓋部23として形成されている。そして、図3に示す如く、蓋部23は吐出口4とともに、回動軸24を中心にして上下に回動可能に構成されている。コーヒーメーカー100の使用者は、開放レバー23aを操作することにより、図3に示す如く蓋部23を開放することができる。コーヒーメーカー100の使用者は、図3に示す如く蓋部23を開放した状態で、前記の如くドリッパーD及び散水板Pを着脱するのである。
コーヒーメーカー100は、その前面(図1における左側)に操作手段21を備えている。図2に示す如く操作手段21は制御手段ECUと電気的に接続されており、コーヒーメーカー100の使用者がこの操作手段21を操作することにより、制御手段ECUによる作動制御を実行させることができるように構成されている。
本実施形態に係るコーヒーメーカー100では図2に示す如く、配管14の中途部に圧力バルブPVが取り付けられている。圧力バルブPVは、例えば吐出口4が詰まって水路内の圧力が高くなった場合に、ヒートシンク5を介して水を排水トレイ6へ送り出す。
次に、上記の如く構成されたコーヒーメーカー100でコーヒーを作成する手順について、図4から図6を用いて説明する。
コーヒーメーカー100の使用者はまず、図6に示す如く、吐出口4の下方に位置するドリッパー載置部17に、予めフィルターF及び、コーヒーの抽出量に応じた所定量のコーヒー粉末CをセットしたドリッパーDを装着する。また、使用者はコーヒーの抽出量に応じた所定量の水をタンク1に貯溜させ、タンク1を装着する。そして、ドリッパーDの下方でコーヒーメーカー100の本体における下部に形成された載置台100aに、抽出されたコーヒーを溜める図示しないサーバーを配置する。
そして、使用者が操作手段21を操作することにより、制御手段ECUによるポンプ2及びボイラー3の作動制御が開始される。即ち、制御手段ECUは、ドリッパーD内のコーヒー粉末Cを蒸らす蒸らし工程(図4中に示すステップS03からステップS07)と、蒸らし工程の後にドリッパーD内のコーヒー粉末Cに湯を滴下してコーヒーを抽出する抽出工程(図4中に示すステップS08)と、を実行するのである。
具体的には、制御手段ECUはまず、図4中のステップS01に示す如く、タンク1の内部の水量を信号として受信し、これによりコーヒーの抽出量(例えば、「1杯分」など)を読み取る。そして、図4中のステップS02に示す如く、読み取ったコーヒーの抽出量に応じて、後述する吐出工程の繰り返し回数を決定する。本実施形態においては、吐出工程を二回繰り返す場合について説明する。
次に、ドリッパーD内のコーヒー粉末Cを蒸らす蒸らし工程が制御手段ECUによって実行される。蒸らし工程は、吐出口4から湯又は蒸気をコーヒー粉末に吐出する吐出工程(図4中に示すステップS03からステップS06)と、吐出工程の後にドリッパーD内でコーヒー粉末Cを保持する保持工程(図4中に示すステップS07)と、を備えている。また、吐出工程は、吐出口4から図6(a)及び(c)中の矢印Sに示す如く蒸気をコーヒー粉末Cに吐出する蒸気吐出工程(図4中に示すステップS03及びステップS05)と、それぞれの蒸気吐出工程の後に吐出口4から図6(b)及び(d)中の矢印Wに示す如く湯をコーヒー粉末Cに吐出する湯吐出工程(図4中に示すステップS04及びステップS06)と、を備えている。
図4中のステップS03に示す、1回目の蒸気吐出工程では、制御手段ECUによってボイラー3が作動され、ボイラー3の床面が素早く100度以上の水が沸騰する所定温度まで昇温される。次に、図5に示す如くポンプ2が作動され、タンク1内における所定量の水が配管11から配管13を経由してボイラー3の内部に注水される。ボイラー3に注水された水は、ボイラー3内において昇温されて蒸気となる。その後、ボイラー3内の蒸気が、配管14及び配管15を経由して吐出口4に送られ、図6(a)中の矢印Sに示す如くドリッパーD内に吐出される。これにより、フィルターF内のコーヒー粉末Cのうち、上側の部分が蒸気によって加熱され、高温となる(図6(a)中のコーヒー粉末Cs)。また、蒸気が吐出されて高温かつ湿り気を帯びた状態となったコーヒー粉末Csは、膨張して水蒸気ガスや二酸化炭素ガスの発生を促し、コーヒー粉末Csの間で空洞が発生してコーヒーが抽出されやすい状態となる。
蒸気吐出工程では、制御手段ECUが読み取ったコーヒーの抽出量に応じた所定時間(例えば、三十秒程度)の間、蒸気が吐出される。換言すれば、制御手段ECUは、コーヒーの抽出量に応じて、蒸気吐出工程における蒸気の吐出量を設定するのである。また、制御手段ECUは、蒸気吐出工程においては、後述する湯吐出工程と比較して、ボイラー3に供給する水量を少なくするとともに、ボイラー3の加熱温度を高く設定している。
蒸気吐出工程で蒸気が吐出された後に、図4中のステップS04に示す1回目の湯吐出工程へと移行する。この際、ボイラー3の温度は水が沸騰する100度以上の温度から100度以下の所定温度まで降温される。そのため、図5に示す如く、蒸気吐出工程と湯吐出工程との間は数秒から十数秒程度ポンプ2の作動が停止される。
さらに、図4中のステップS04に示す、1回目の湯吐出工程では、制御手段ECUによって図5に示す如くポンプ2が作動される。これにより、タンク1内における所定量の水が配管11から配管13を経由してボイラー3の内部に注水され、ボイラー3内に流入した水は所定温度まで昇温されて湯となる。その後、さらにポンプ2が作動されて、ボイラー3内の湯が、配管14及び配管15を経由して吐出口4に送られ、図6(b)中の矢印Wに示す如くドリッパーD内に吐出される。これにより、フィルターF内のコーヒー粉末Cのうち、上側の部分の周囲において、コーヒー粉末Cの間にできた空洞に湯が浸透した状態となる(図6(b)中のコーヒー粉末Cw)。
湯吐出工程では、制御手段ECUが読み取ったコーヒーの抽出量に応じた所定時間(例えば、三十秒程度)の間、湯が吐出される。換言すれば、制御手段ECUは、コーヒーの抽出量に応じて、湯吐出工程における湯の吐出量を設定するのである。
湯吐出工程で湯が吐出された後に、図4中のステップS06に示す2回目の蒸気吐出工程へと移行する。この際、ボイラー3の温度は水が沸騰しない温度から100度以上の所定温度まで昇温される。そのため、図5に示す如く、湯吐出工程と蒸気吐出工程との間は数秒から十数秒程度ポンプ2の作動が停止される。
図4中のステップS05に示す、2回目の蒸気吐出工程においても、1回目と同様に、制御手段ECUによってボイラー3が作動され、蒸気が配管14及び配管15を経由して吐出口4に送られた後に図6(c)中の矢印Sに示す如くドリッパーD内に吐出される。これにより、フィルターF内のコーヒー粉末Cのうち、下側の部分が蒸気によって加熱され、高温かつ湿り気を帯びた状態となる(図6(c)中のコーヒー粉末Cs)。
さらに、図4中のステップS06に示す、2回目の湯吐出工程においても、1回目と同様に、制御手段ECUによってポンプ2が作動され、湯が配管14及び配管15を経由して吐出口4に送られた後に図6(d)中の矢印Wに示す如くドリッパーD内に吐出される。これにより、フィルターF内のコーヒー粉末Cの全体に湯が浸透した状態となる(図6(d)中のコーヒー粉末Cw)。
本実施形態に係るコーヒーメーカー100においては、ドリッパーDの上部に散水板Pが配置されている。これにより、蒸気吐出工程及び湯吐出工程において、蒸気及び湯を散水板Pの孔を通してコーヒー粉末Cの上面に満遍なく吐出することができる。
その後、図4中のステップS07に示す保持工程では、制御手段ECUが読み取ったコーヒーの抽出量に応じた所定時間(例えば、四十秒程度)の間、図5に示す如くポンプ2の作動が停止され、フィルターF内のコーヒー粉末Cが周囲の湯によって蒸らされる。換言すれば、制御手段ECUは、コーヒーの抽出量に応じて、保持工程におけるコーヒー粉末Cの保持時間を設定するのである。そして、設定された保持時間だけ、吐出口4からの湯又は蒸気の供給を新たに行うことなくコーヒー粉末Cを保持することにより、コーヒー粉末Cを蒸らす保持工程が行われる。
さらに、図4中のステップS08に示す、抽出工程では、タンク1内の水がなくなるまで、制御手段ECUによって図5に示す如くポンプ2が作動される。そして、湯吐出工程と同様に、湯が配管14及び配管15を経由して吐出口4に送られた後にドリッパーD内に吐出されて、載置台100aの上面に配置されたサーバーにコーヒーが抽出されるのである。
上記の如く、本実施形態に係るコーヒーメーカー100において、制御手段ECUは吐出工程として、吐出口4から蒸気をコーヒー粉末Cに吐出する蒸気吐出工程と、蒸気吐出工程の後に吐出口4から湯をコーヒー粉末Cに吐出する湯吐出工程とを実行する。本実施形態に係るコーヒーメーカー100は上記のように構成することにより、ドリッパーDの内部全体のコーヒー粉末Cを充分に蒸らすことができるため、コーヒーの味を充分引き出すことができる。
具体的には、蒸気吐出工程でコーヒー粉末Cに蒸気を吐出し、コーヒー粉末Cを高温にした後に湯吐出工程でコーヒー粉末Cに湯を吐出する構成としているため、湯がドリッパーD内で上部から下部に向かうに従って湯の熱がコーヒー粉末Cに奪われて湯温が低下することを抑制することができる。これにより、コーヒー粉末Cを全体的に充分な湯温で蒸らすことができるため、コーヒーの味を充分に引き出すことができるのである。
また、上記の如く、本実施形態に係るコーヒーメーカー100においては、制御手段ECUは、制御手段ECUが読み取ったコーヒーの抽出量に応じて、吐出工程における湯又は蒸気の吐出量と、保持工程におけるコーヒー粉末の保持時間と、を変化させている。これにより、コーヒーの抽出量に応じて、適切な湯又は蒸気の吐出量と保持時間とでコーヒー粉末Cを蒸らすことができるため、コーヒーの味をより引き出すことができる。即ち、コーヒーの抽出量が多ければ、蒸らし工程において湯又は蒸気の吐出量を多く、保持時間を長くし、コーヒーの抽出量が少なければ、湯又は蒸気の吐出量を少なく、保持時間を短くすることにより、コーヒー粉末Cを適切に蒸らすことができるのである。
なお、本実施形態において、制御手段ECUはタンク1の内部の水量を信号として受信してコーヒーの抽出量を読み取る構成としているが、他の方法でコーヒーの抽出量を読み取る構成とすることも可能である。例えば、ドリッパー載置部17にセンサを設け、ドリッパーDにセットされたコーヒー粉末Cの重量からコーヒーの抽出量を読み取る構成とすることもできる。他に、使用者が操作手段21を使って直接コーヒーの抽出量を入力する構成とすることもできる。
また、上記の如く、本実施形態に係るコーヒーメーカー100における制御手段ECUは、蒸らし工程において、吐出工程を複数回(本実施形態においては二回)繰り返した後に保持工程を実行している。これにより、コーヒー粉末Cの量が多くなった場合でも、ドリッパーDの内部全体のコーヒー粉末Cを充分に蒸らすことができる。つまり、コーヒー粉末Cの量が多くなっても、図6(a)から(d)に示す如く段階的に蒸気及び湯を吐出することで、湯温の低下をより抑制することができるのである。これにより、コーヒー粉末Cを全体的に充分な湯温で段階的に蒸らすことができるため、コーヒーの味をより充分に引き出すことができるのである。また、先に吐出した湯はコーヒー粉末Cに吸収されるため、後に吐出した湯でコーヒー粉末Cを蒸らす際に、湯がコーヒー粉末Cの膨張やガス抜きを妨げることを抑制できる。つまり、吐出工程を段階的に行うことにより、ドリッパーDの底部における蒸らしをより効果的に行うことができるのである。
また、上記のステップS01に記載した如く、本実施形態に係るコーヒーメーカー100における制御手段ECUは、読み取ったコーヒーの抽出量に応じて、吐出工程の繰り返し回数を決定している。これにより、コーヒーの抽出量に応じて、吐出工程を適切な回数にしてきめ細かくコーヒー粉末を蒸らすことができるため、コーヒーの味をより引き出すことができる。即ち、コーヒーの抽出量が多ければ、蒸らし工程において吐出工程の繰り返し回数を多くし、コーヒーの抽出量が少なければ、吐出工程の繰り返し回数を少なくすることにより、コーヒー粉末Cを適切に蒸らすことができるのである。なお、本実施形態においては吐出工程を二回繰り返す構成としたが、上記の如くコーヒーの抽出量に応じて吐出工程の繰り返し回数を決定すればよく、その回数は限定されるものではない。
また、本実施形態に係るコーヒーメーカー100における制御手段ECUは、蒸気吐出工程においては、後述する湯吐出工程と比較して、ボイラー3における水量を少なくするとともに、ボイラー3の加熱温度を高く設定している。これにより、蒸気吐出工程と湯吐出工程とにおける蒸気又は湯の吐出量を適切に調整することができる。即ち、蒸気を吐出する際は、少量の湯を沸騰させて気化させるため、ボイラー3における水量を少なくするとともに、ボイラー3の加熱温度を高く設定し、蒸気吐出工程と湯吐出工程とにおける蒸気又は湯の吐出量を調節しているのである。
次に、本発明の第二実施形態に係るコーヒーメーカー200について、図7を用いて説明する。
第二実施形態において説明するコーヒーメーカー200において、第一実施形態に係るコーヒーメーカー100と共通する部分については同符号を付してその説明を省略し、コーヒーメーカー100と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態に係るコーヒーメーカー200は、主にタンク1と、ポンプ2と、加熱手段としてのボイラー3と、吐出口204と、流量センサ8と、ポンプ2及びボイラー3の作動制御を行う制御手段ECUと、で構成されている。
吐出口204は、ボイラー3によって加熱された湯又は蒸気を吐出する。吐出口204は、コーヒーメーカー200の上段部に設置されており、吐出口204からの湯又は蒸気が吐出されるドリッパーDがその下方に着脱可能に構成されている。
吐出口204は、ドリッパーDの中央部の上方に位置する中央吐出部41と、中央吐出部41の周囲に配置され、ドリッパーDの縁部の上方に位置する複数の周辺吐出部44・44とを備える。中央吐出部41と周辺吐出部44・44とは、連通管43で連通されており、連通管43には電磁弁42が配設されている。電磁弁は制御手段ECUと電気的に接続され、制御手段ECUが電磁弁42の開閉作動を制御可能に構成されている。
そして、本実施形態に係るコーヒーメーカー200において制御手段ECUは、蒸気吐出工程においては電磁弁42を開放し、湯吐出工程においては電磁弁42を閉塞するように制御する。即ち、蒸気吐出工程においては中央吐出部41と周辺吐出部44・44との両方から蒸気を吐出し、湯吐出工程においては中央吐出部41からのみ湯を吐出する構成としているのである。このように、蒸気吐出工程における蒸気の吐出部と湯吐出工程における湯の吐出部とは、部分的にその位置を変更することができる。
本実施形態において、蒸気のみを吐出する周辺吐出部44・44には、蒸気が吐出される際の勢いを抑えるために弾性部材や干渉部材を設けることが好ましい。これにより、蒸気が直接的に散水板PやドリッパーDの樹脂部分に吐出されることを防ぐため、散水板PやドリッパーDが受ける熱ダメージを軽減することが可能となる。また、上記の如く弾性部材や干渉部材により、蒸気をドリッパーD内のコーヒー粉末Cの表面全体や、フィルターF、ドリッパーDの他の部分等に誘導する構成とすることも可能である。
本実施形態に係るコーヒーメーカー200は上記の如く構成することにより、湯吐出工程における湯温の低下をより抑制することが可能となる。具体的には、蒸気吐出工程で蒸気を吐出する際に、中央吐出部41からコーヒー粉末Cに蒸気を吐出するだけでなく、周辺吐出部44・44から散水板PやドリッパーD等、コーヒー粉末Cの周辺の部材に蒸気を吐出して温度を上げている。これにより、湯吐出工程で湯を吐出する際に、散水板PやドリッパーD等、コーヒー粉末Cの周辺の部材に湯の熱が奪われることを防止しているのである。即ち、湯吐出工程で湯温が低下することを抑制することができるため、コーヒー粉末Cを全体的に充分な湯温で蒸らすことができ、コーヒーの味をより充分に引き出すことができるのである。
1 タンク
2 ポンプ
3 ボイラー
4 吐出口
100 コーヒーメーカー
D ドリッパー
ECU 制御手段

Claims (5)

  1. 水を貯溜するタンクと、
    前記タンクから供給された水を圧送するポンプと、
    前記ポンプから圧送された水を加熱して湯又は蒸気にする加熱手段と、
    前記加熱手段により加熱された湯又は蒸気を吐出する吐出口と、
    前記吐出口の下方に配置されるドリッパーと、
    前記ポンプ及び加熱手段の作動制御を行うことにより、前記ドリッパー内のコーヒー粉末を蒸らす蒸らし工程と、該蒸らし工程の後に前記ドリッパー内のコーヒー粉末に湯を滴下してコーヒーを抽出する抽出工程と、を実行する制御手段と、を備えるコーヒーメーカーであって、
    前記蒸らし工程は、
    前記吐出口から湯又は蒸気をコーヒー粉末に吐出する、吐出工程と、
    前記吐出工程の後に前記ドリッパー内でコーヒー粉末を保持する、保持工程と、を備え、
    前記吐出工程は、
    前記吐出口から蒸気をコーヒー粉末に吐出する、蒸気吐出工程と、
    前記蒸気吐出工程の後に前記吐出口から湯をコーヒー粉末に吐出する、湯吐出工程と、を備える、
    ことを特徴とする、コーヒーメーカー。
  2. 前記制御手段は、コーヒーの抽出量に応じて、前記吐出工程における湯又は蒸気の吐出量と、前記保持工程におけるコーヒー粉末の保持時間と、を設定する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のコーヒーメーカー。
  3. 前記制御手段は、
    前記蒸らし工程において、前記吐出工程を複数回繰り返した後に、前記保持工程を実行する、
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のコーヒーメーカー。
  4. 前記制御手段は、コーヒーの抽出量に応じて、前記吐出工程の繰り返し回数を決定する、
    ことを特徴とする、請求項3に記載のコーヒーメーカー。
  5. 前記制御手段は、前記蒸気吐出工程において、前記湯吐出工程と比較して、前記加熱手段における水量を少なくするとともに、前記加熱手段の加熱温度を高くする、
    ことを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか1項に記載のコーヒーメーカー。
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