JP2014208526A - 車両用ブレーキシステム - Google Patents
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Abstract
Description
回生ブレーキが停止すると、車両に発生する制動力が減少する。
このような制動力の減少を運転者が認知すると、運転者はブレーキ操作量を増やして制動力を増大する。この状態で、運転者の要求制動力を車両に発生させるために摩擦ブレーキによる制動力を増大させると、増えたブレーキ操作量に対応して生じる制動力が当初の要求制動力に上乗せされることになって、車両に過大な制動力が発生する。そして、過大な制動力が車両に発生すると、運転者はブレーキ操作量を減らして制動力を減少する。
このように、回生ブレーキの停止による制動力の減少を運転者が認知してブレーキ操作量を変化させると、車両に発生する制動力が変動してブレーキフィールが低下する。
この発明によると、確定時間が長い場合には確定時間が短い場合よりも、摩擦制動力を増大する速度を低くすることができる。
この発明によると、故障が確定されないときには、回生制動力を駆動輪に付与して、回生制動力と摩擦制動力で好適な制動力を車両に発生させることができるとともに、不確定な状態で回生制動力を低下させないため、燃費の悪化が回避される。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用ブレーキシステムの概略構成図である。また、図2の(a)は駆動輪と非駆動輪に付与される摩擦制動力を示す図、(b)は駆動輪に回生制動力が付与された状態を示す図である。
用として、液圧(ブレーキ液圧)を伝達してブレーキを作動させる旧来の液圧式のブレーキシステムの双方を備えて構成される。
電動機200は、例えば2つの前輪(右側前輪WFR,左側前輪WFL)を駆動するように車両に備わる。この場合、2つの前輪が駆動輪となり、2つの後輪(左側後輪WRL,右側後輪WRR)が非駆動輪となる。
回生制御装置201は制御手段150と通信回線を介して接続されて、データ通信(例えば、シリアル通信)可能に構成される。そして、回生制御装置201は、制御手段150から送信される指令に基づいて電動機200を制御する。例えば、制御手段150から、電動機200で回生電力を発電させて制動力(回生制動力Pmot)を発生する指令が送信されると、回生制御装置201は電動機200が発電する回生電力をバッテリ202に充電するように切り替わる。
このように、本実施形態の車両用ブレーキシステム10は、回生制御装置201が制御手段150から送信される指令に基づいて電動機200を制御して回生制動力Pmotを発生し、制御手段150、電動機200および回生制御装置201を含んで回生ブレーキ手段が構成される。
また、プライマリピストン40bのセカンダリピストン40a側の端部からセカンダリピストン40aの摺動方向に沿ってガイドロッド48aが延設され、セカンダリピストン40aは、ガイドロッド48aにガイドされて摺動する。
そして、セカンダリピストン40aとプライマリピストン40bはガイドロッド48aで連結されて直列に配置される。ガイドロッド48a,48bの詳細は後記する。
さらに、セカンダリピストン40aの外周に摺接する一対のカップシール44Sa,44Sbは、セカンダリピストン40aの摺動方向に第2リリーフポート52aを挟んで配置される。また、プライマリピストン40bの外周に摺接する一対のカップシール44Pa,44Pbは、プライマリピストン40bの摺動方向に第1リリーフポート52bを挟んで配置される。
第1圧力室56bと第2圧力室56aの間は、一対のカップシール44Pa,44Pbによって液密に封じられる。また、第2圧力室56aのブレーキペダル12側は、一対のカップシール44Sa,44Sbによって液密に封じられる。
また、セカンダリピストン40aはブレーキペダル12とプッシュロッド42を介して連結され、ブレーキペダル12の動作にともなってシリンダチューブ38内を変位する。さらに、プライマリピストン40bは、セカンダリピストン40aの変位によって第2圧力室56aに発生する液圧によって変位する。つまり、プライマリピストン40bはセカンダリピストン40aに応動して変位する。
つまり、ストロークシミュレータ64は、第1圧力室56bから導出されるブレーキ液の液圧に応じた反力を発生し、この反力をマスタシリンダ34を介してブレーキペダル12に与えるように構成される。なお、マスタシリンダ34の詳細については後記する。
本実施形態においてボールねじ構造体80は、ギヤ機構78とともにアクチュエータハウジング172の機構収納部173aに収納される。
そして、略円筒状を呈するシリンダ本体82の開放された端部(開放端)がハウジング本体172Fとハウジングカバー172Rからなるアクチュエータハウジング172に嵌合してシリンダ本体82とアクチュエータハウジング172が連結され、モータシリンダ装置16が構成される。
そして、出力軸72bの回転駆動がギヤ機構78を介してボールねじ構造体80に伝達されるように構成される。
なお、第2及び第1スレーブピストン88a,88bの間には、第2リターンスプリング96aが配設され、第1スレーブピストン88bとシリンダ本体82の側端部と間には、第1リターンスプリング96bが配設される。
この構成によって、シリンダ本体82の内部に充填されるブレーキ液がガイドピストン90cによってシリンダ本体82に封入され、アクチュエータハウジング172の側に流れ込まないように構成されている。
なお、ガイドピストン90cとスレーブカップシール90bの間には、後記するリザーバポート92aと連通する第2背室94aが形成される。
なお、ガイドピストン90cがシリンダ本体82に取り付けられる方法は限定するものではなく、例えば、図示しないサークリップで取り付けられる構成とすればよい。
VSA装置18は、導入ポート26a(26b)と第1共通液圧路112との間に配置されたノーマルオープンタイプのソレノイドバルブからなるレギュレータバルブ116と、前記レギュレータバルブ116と並列に配置され導入ポート26a(26b)側から第1共通液圧路112側へのブレーキ液の流通を許容する(第1共通液圧路112側から導入ポート26a(26b)側へのブレーキ液の流通を阻止する)第1チェックバルブ118と、第1共通液圧路112と第1導出ポート28a(第4導出ポート28d)との間に配置されたノーマルオープンタイプのソレノイドバルブからなる第1インバルブ120と、前記第1インバルブ120と並列に配置され第1導出ポート28a(第4導出ポート28d)側から第1共通液圧路112側へのブレーキ液の流通を許容する(第1共通液圧路112側から第1導出ポート28a(第4導出ポート28d)側へのブレーキ液の流通を阻止する)第2チェックバルブ122と、第1共通液圧路112と第2導出ポート28b(第3導出ポート28c)との間に配置されたノーマルオープンタイプのソレノイドバルブからなる第2インバルブ124と、前記第2インバルブ124と並列に配置され第2導出ポート28b(第3導出ポート28c)側から第1共通液圧路112側へのブレーキ液の流通を許容する(第1共通液圧路112側から第2導出ポート28b(第3導出ポート28c)側へのブレーキ液の流通を阻止する)第3チェックバルブ126とを備える。
さらに、VSA装置18に代えて、ABS機能のみを搭載するABS装置が接続される構成であってもよい。
本実施形態に係る車両用ブレーキシステム10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
そして制御手段150は、電動機200が回生電力を発電することで生じる回生制動力Pmotを、設定した要求制動力Preqから減算した制動力を算出し、算出した制動力を摩擦制動力Poilの目標値とする。そして制御手段150は、この目標値の摩擦制動力Poilを発生するためのブレーキ液圧を設定する。
Memory)等から構成されるマイクロコンピュータ及び周辺機器からなる。そして、制御手段150は、あらかじめROMに記憶されているプログラムをCPUで実行し、車両用ブレーキシステム10を制御するように構成される。
また、本実施形態における電気信号は、例えば、電動モータ72を駆動する電力や電動モータ72を制御するための制御信号である。
以下、適宜図1〜4を参照して車両に制動力が発生する状態を説明する。
図3の(a)は回生制動力の発生が停止したときに急増する摩擦制動力の状態を示す図、(b)は回生制動力の状態を示す図、(c)は車両に発生する制動力を示す図である。また、図4の(a)は回生制動力の発生が停止したときに緩やかに増大する摩擦制動力の状態を示す図、(b)は回生制動力の発生が停止する状態を示す図、(c)は車両に発生する過大な制動力を示す図である。
図3の(a)は横軸が時間、縦軸が摩擦制動力Poilを示し、(b)は横軸が時間、縦軸が回生制動力Pmotを示し、(c)は横軸が時間、縦軸が車両に発生している制動力を示す。
また、図4の(a)は横軸が時間、縦軸が摩擦制動力Poilを示し、(b)は横軸が時間、縦軸が回生制動力Pmotを示し、(c)は横軸が時間、縦軸が車両に発生している制動力を示す。
そして、図3の(a),(c)、図4の(a),(c)に記載される一点鎖線は、要求制動力Preqを示す。
なお、図3の(b)および図4の(b)にドットで示される領域は、回生制動力Pmotの付与ができなかった場合の領域を示している。この領域は、電動機200(図1参照)による回生電力の発電が停止されるか、電動機200が発生する回生制動力Pmotが駆動輪(右側前輪WFR,左側前輪WFL)に伝達されない領域とする。
本実施形態においては、電動機200による回生発電の発電が停止される領域とする。
そこで、制御手段150は、回生制動力Pmotによって車両の挙動が不安定になることを回避するために、制動時に回生ブレーキ手段の異常を検出した場合、回生制動力Pmotの駆動輪(右側前輪WFR,左側前輪WFL)への付与を禁止する。
回生ブレーキ手段の異常は、電動機200の故障、回生制御装置201に備わる電流計203a,電圧計203bなどのセンサの故障、回生制御装置201と制御手段150の通信回線の故障、などによって発生する。
算出した電流値および電圧値が異常な値になる原因としては、電動機200の故障、センサ(電流計203a,電圧計203b)の故障が考えられる。また、回生制御装置201と制御手段150を接続する通信回線に異常が発生してデータ通信が正常でなくなると、制御手段150に入力されるセンサの計測値が異常になるため、この場合も算出した電流値および電圧値が異常になる。
また、制御手段150は、時刻t1で回生ブレーキ手段の異常を検出したとき、回生制動力Pmotの駆動輪への付与を禁止することなく、回生制動力Pmotを減少する構成であってもよい。つまり、制御手段150が回生ブレーキ手段の異常を検出した後で、油圧制動力Poilに対して回生制動力Pmotが小さくなるように、摩擦制動力Poilと回生制動力Pmotの割合が変更される構成であればよい。
回生制御装置201が備える電動機200の故障検知機能やセンサ(電流計203a,電圧計203bなど)の故障検知機能は公知の技術で構成されるものとすればよい。
例えば、制御手段150は、回生制御装置201とのデータ通信をリトライし、リトライによって回生制御装置201とのデータ通信が復旧しないときに通信回線が故障したと確定する構成とすればよい。
この構成であれば、制御手段150は、時刻t1以降に、回生制御装置201とのデータ通信を規定回数リトライし、リトライによって回生制御装置201とのデータ通信が復旧しない場合に通信回線の故障と確定できる。
また、制御手段150は、規定回数のデータ通信のリトライで回生制御装置201とのデータ通信が正常に復旧しない場合は通信回線が故障したと判定し、回生ブレーキ手段に異常を発生させている故障を、制御手段150と回生制御装置201の通信回線の故障と確定する(時刻t2)。
なお、制御手段150は、回生制動力Pmotを徐々に減少させて回生制動力Pmotの発生を停止してもよいし、回生制動力Pmotをステップ状に急峻に減少させて回生制動力Pmotの発生を直ちに停止してもよい。
制御手段150は、時刻t1で電動機200での回生電力の発電を停止した場合はその状態を維持する。また、制御手段150は図示しないクラッチ機構で、駆動輪から電動機200へのトルクの入力を遮断した場合は、時刻t2で回生制御装置201に指令を与えて電動機200での回生電力の発電を停止させる。
一方、制御手段150と回生制御装置201のデータ通信に異常が発生している場合、制御手段150は、規定回数の通信のリトライによって通信回線が故障したか否かを判定する。したがって、制御手段150が通信回線の故障を確定するには、データ通信のリトライに要する時間(数100msec以上)が必要になる。例えば、制御手段150が通信回線の故障を確定するのに300msec以上の時間が必要になる場合もある。
前記した一例では、電動機200やセンサが故障した場合、制御手段150が故障を確定するまでの確定時間CHKtimは短く、制御手段150と回生制御装置201の通信回線が故障した場合、制御手段150が故障を確定するまでの確定時間CHKtimは長くなる。
なお、本実施形態の制御手段150は、時刻t1から時刻t2までの時間を計測している。しかしながら、時刻t1の時点で故障を確定するまでに要する時間(異常検出に要する時間など)が予め定まっているのであれば時間の計測は必要ない。この場合、予め定まっている時間を確定時間CHKtimとしてもよい。
例えば制御手段150は、モータシリンダ装置16の第2スレーブピストン88a及び第1スレーブピストン88bを最大の速度で変位させてブレーキ液圧を増大し、摩擦制動力Poilを要求制動力Preqまで急増させる。
この構成によって、図4の(c)に二点鎖線で示すように、時刻t1で回生制動力Pmotの付与が禁止されてから、時刻t2以降で摩擦制動力Poilが要求制動力Preq(t1)に増加するまでの時間を短縮できる。
なお、ステップS5では、制御手段150が、回生制動力Pmotの駆動輪への付与を禁止せずに、回生制動力Pmotを低減する構成や摩擦制動力Poilを増大する構成(油圧制動力Poilと回生制動力Pmotの割合を変更する構成)であってもよい。
前記したように、制御手段150は、回生制御装置201から、データ通信によって電動機200やセンサ(電流計203a,電圧計203bなど)の故障が通知された場合、回生ブレーキ手段に異常を発生させている故障を、電動機200やセンサの故障と確定する。
また、制御手段150は、回生制御装置201とのデータ通信が断絶した場合や通信エラーを検出した場合には、データ通信を規定回数リトライし、リトライの間に回生制御装置201とのデータ通信が正常に復旧しないとき、回生ブレーキ手段に異常を発生させている故障を、制御手段150と回生制御装置201の通信回線の故障(通信異常)と確定する。そして、制御手段150は、この時点を時刻t2とする。つまり、制御手段150は時刻t2で故障を確定する(ステップS6)。
制御手段150は算出した確定時間CHKtimが予め設定される所定時間以下の場合(ステップS8→No)、手順をステップS12に進めて、摩擦制動力Poilを要求制動力Preq(t1)まで急増させる。前記したように、制御手段150は、モータシリンダ装置16の第2スレーブピストン88a及び第1スレーブピストン88bを最大の速度で変位させてブレーキ液圧を増大する。さらに、制御手段150は手順をステップS14に進める。
そして制御手段150は、時刻t1での要求制動力Preq(t1)よりも時刻t2での要求制動力Preq(t2)が大きい場合(ステップS10→Yes)、摩擦制動力Poilを時刻t2での要求制動力Preq(t2)まで緩やかに増大する(ステップS11)。前記したように、制御手段150は、例えば、モータシリンダ装置16の第2スレーブピストン88a及び第1スレーブピストン88bを最大の速度の半分またはそれ以下で変位させてブレーキ液圧を増大する。その後、ブレーキ操作量が減少した場合、制御手段150はブレーキ操作量の減少に応じて摩擦制動力Poilを減少する(ステップS13)。制御手段150は、ブレーキ操作量が減少した時点を時刻t3とし、摩擦制動力Poilがブレーキ操作量に対応する要求制動力Preqまで減少した時点を時刻t4とする。そして制御手段150は手順をステップS14に進める。
これによって、時刻t2から時刻t4(図4の(a)参照)の間で車両に発生する制動力の変動が小さくなり、ブレーキフィールの低下が軽減される。
例えば、本実施形態の制御手段150(図1参照)は、電流計203a(図1参照)の計測値に基づく電流値、または電圧計203b(図1参照)の計測値に基づく電圧値によって、制動時における回生ブレーキ手段の異常を検出する構成とした。
この構成に限定されず、例えば、回生制御装置201(図1参照)や電動機200(図1参照)が異常を通知する信号を発生可能な構成とし、制御手段150は、異常を通知する信号を受信したときに回生ブレーキ手段の異常を検出したと判定する構成であってもよい。
例えば、図示しないトランスミッションの故障(ギヤ抜け等)が回生ブレーキ手段の故障に含まれる構成であってもよい。この場合、トランスミッションを制御する制御装置(図示せず)が、トランスミッションの故障を通知する信号を制御手段150に入力する構成とすれば、制御手段150は当該信号によってトランスミッションが故障したことを判定でき、故障を確定できる。
12 ブレーキペダル(ブレーキ操作部)
16 モータシリンダ装置(電動ブレーキアクチュエータ、電動ブレーキ手段)
32FR,32RL,32RR,32FL ホィールシリンダ(電動ブレーキ手段)
150 制御手段(電動ブレーキ手段、回生ブレーキ手段)
200 電動機(回生ブレーキ手段)
201 回生制御装置(回生ブレーキ手段)
CHKtim 確定時間(故障の確定に必要な時間)
WFR 右側前輪(駆動輪、車輪)
WFL 左側前輪(駆動輪、車輪)
WRR 右側後輪(非駆動輪、車輪)
WRL 左側後輪(非駆動輪、車輪)
Claims (3)
- 電動機で回転駆動される駆動輪を含んだ車輪を有する車両に備わり、
電動ブレーキアクチュエータによって作動液に発生する作動圧をホィールシリンダに供給して摩擦制動力を前記車輪に付与する電動ブレーキ手段と、
前記電動機で発生する回生制動力を前記駆動輪に付与する回生ブレーキ手段と、
ブレーキ操作部が操作された制動時に、前記ブレーキ操作部の操作量に応じた要求制動力を算出するとともに、前記回生ブレーキ手段および前記電動ブレーキ手段に指令を与えて、前記摩擦制動力および前記回生制動力で前記要求制動力を前記車輪に付与する制御手段と、を有する車両用ブレーキシステムにおいて、
前記制御手段は、
前記制動時に前記回生ブレーキ手段の異常を検出した後に、前記要求制動力に対する前記摩擦制動力と前記回生制動力の割合を変更するとともに、前記異常の検出から故障の確定までの確定時間に基づいて前記摩擦制動力を制御することを特徴とする車両用ブレーキシステム。 - 前記制御手段は、前記確定時間が所定値を越えたとき、前記確定時間が前記所定値以下の場合よりも前記摩擦制動力を増大する速度を低くすることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキシステム。
- 前記制御手段は、前記故障を確定してから前記摩擦制動力を増大することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキシステム。
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