JP2014198367A - 携帯作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯作業機において、カバー部材を作業機本体に対して固定する固定部材の落下や紛失を防止する共に、前記カバー部材の着脱時に操作性を向上させる。【解決手段】チェンソー1は、チェンソー本体2に立設されたボルト部材10と、ボルト部材10を挿通させてチェンソー本体2に取り付けられるチェーンカバー8と、ボルト部材10にねじ結合されてチェーンカバー8をチェンソー本体2に固定するナット部材11と、チェーンカバー8の外面に取り付けられたストッパプレート12と、を含む。ストッパプレート12は、チェーンカバー8の外面との間に所定の隙間空間を有してチェーンカバー8に取り付けられており、ボルト部材10とのねじ結合が解除されたナット部材11を落下させないようにチェーンカバー8の外側で保持する。【選択図】図1

Description

本発明は、作業機本体に対して着脱可能なカバー部材を有する携帯作業機に関する。
携帯作業機の一つであるチェンソーは、原動機(エンジンや電動モータ等)によって駆動されるソーチェーンと、このソーチェーンをガイドするガイドバーとを有する。前記ソーチェーン及び前記ガイドバーは、チェンソー本体に対して着脱可能(交換可能)に構成されており、一般には、次のようにして前記チェンソー本体に取り付け固定されている。
すなわち、まず前記ガイドバーを、当該ガイドバーに形成された貫通孔又は切欠きに、前記チェンソー本体に立設されたスタッドボルト等を挿通させて前記チェンソー本体に取り付ける。次に、前記ソーチェーンを前記ガイドバーの周縁部に取り付け、その後、サイドカバー(例えば、チェーンカバー)を、当該サイドカバーに形成された貫通孔に前記スタッドボルト等を挿通させて前記チェンソー本体に取り付ける。そして、前記スタッドボルト等にナットをねじ結合させ、当該ナットを締め付けることにより、前記ガイドバー及び前記サイドカバーを前記チェンソー本体に対して固定する。
特開2012−213914号公報
ところで、前記チェンソーにおいて、前記ソーチェーンや前記ガイドバーの点検や交換などを行う場合には、前記ナットを緩めて前記サイドカバーを外す必要がある。このとき、前記スタッドボルト等とのねじ結合が解除された前記ナットは、前記サイドカバーから分離された状態となるため、前記ナットを落としてしまうおそれがある。このため、作業性がよいとは言えず、この点での改善が求められていた。また、チェンソーのような携帯作業機では、上述のような点検や交換などが山中などの現場で行われる場合があり、このような場合に前記ナットを落としてしまうと当該ナットを紛失するおそれもある。
なお、このような課題は、チェンソーに限るものではなく、作業機本体に対して着脱可能なカバー部材を有する携帯作業機、特にカバー部材を取り外して部品の点検や交換を行う携帯作業機に共通するものであると言える。
前記課題に対して、本発明が提案する携帯作業機は、その一態様として、作業機本体に立設されたボルト部材と、貫通孔が形成され、当該貫通孔に前記ボルト部材を挿通させて前記作業機本体に取り付けられる着脱可能なカバー部材と、前記ボルト部材にねじ結合されて前記カバー部材を前記作業機本体に固定する固定部材と、前記カバー部材の外面との間の所定の隙間空間を有して前記カバー部材の外面に取り付けられ、前記ボルト部材とのねじ結合が解除された前記固定部材を落下させないように前記カバー部材の外側で保持する保持部材と、を含む。
前記携帯作業機によると、前記ボルト部材とのねじ結合が解除された前記固定部材は、前記保持部材によって前記カバー部材の外側で保持されるので、前記固定部材の移動量を確保しつつ、前記固定部材が落下してしまうことが抑制される。これにより、前記固定部材の紛失のおそれを大幅に低減することができ、また、前記カバー部材の着脱時における作業性も向上する。
第1実施形態によるチェンソーの全体構成を示す図である。 前記チェンソーにおけるチェーンカバー組立体の分解斜視図である。 前記チェーンカバー組立体のナット部材の構成を示す図である。 前記チェンソーの要部右側面図である。 図4のA−A断面拡大図である。 図4のB−B断面拡大図である。 第2実施形態によるチェンソーの要部右側面図である。 第2実施形態におけるナット部材の構成を示す図である。 第2実施形態によるチェンソーにおけるチェーンカバー組立体の分解斜視図である。 図9のC−C断面拡大図である。 図9のD−D断面拡大図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態によるチェンソー(携帯作業機)の全体構成を示している。図1に示すように、第1実施形態によるチェンソー1は、エンジンや電動モータなどの原動機(図示省略)及び当該原動機によって回転駆動されるスプロケット(図示省略)を含むチェンソー本体2と、チェンソー本体2から前方(図では右側)に延伸するガイドバー3と、ガイドバー3の周縁部に巻回されたソーチェーン4と、チェンソー本体2の上部に設けられたフロントハンドル5と、チェンソー本体2の後部に設けられたリアハンドル6と、フロントハンドル5の前方に設けられたフロントガード(チェーンブレーキ作動レバー)7と、を有する。
ソーチェーン4は、その後部側が前記スプロケットに巻き掛けられており、当該スプロケットの回転に伴ってガイドバー3の周縁部を走行する。ガイドバー3は、その後部側がチェンソー本体2に固定され、その周縁部に形成されたガイド溝によって、走行するソーチェーン3をガイドする。前記スプロケット及びガイドバー3の後部側は、チェーンカバー8によって覆われている。
チェーンカバー8は、チェンソー本体2に立設されたボルト部材10にねじ結合されるナット部材11によってチェンソー本体2に固定されている。具体的には、チェーンカバー8をチェンソー本体2に取り付けると、ボルト部材10の先端側部分がチェーンカバー8を貫通して露出する。そして、この露出したボルト部材10の先端側部分にナット部材11がねじ結合されて締め付けられることによって、チェーンカバー8がチェンソー本体2に固定される。このとき、ガイドバー3も、チェンソー本体2とチェーンカバー8との間で締め付け固定される。すなわち、チェーンカバー8及びガイドバー3は、ボルト部材10にねじ結合されるナット部材11によってチェンソー本体2に固定される。
なお、ボルト部材10は、チェンソー本体2に固定又は抜け止めされているものであればよく、スタッドボルト、アンカーホルト、抜け止め付きボルトなどを含む。また、本実施形態において、チェンソー本体2には二つのボルト部材10が立設されているが、これに限るものではなく、ボルト部材10の数は、任意に設定することができる。
チェーンカバー8の外面には、ストッパプレート12が取り付けられている。このストッパプレート12は、ボルト部材10とのねじ結合が解除されたナット部材11を落下させないように保持する機能を有している。本実施形態において、ストッパプレート12は、チェーンカバー8の外面との間に所定の隙間空間(後述する隙間空間S)を有してチェーンカバー8に取り付けられており、ボルト部材10とのねじ結合が解除されたナット部材11をチェーンカバー8の外側で保持する。
チェンソー1において、ガイドバー3やソーチェーン4の点検や交換などは、ナット部材11を緩めてボルト部材10とのねじ結合を解除し、チェーンカバー8をチェンソー本体2から取り外して行われる。本実施形態では、チェーンカバー3、ナット部材11及びストッパプレート12は、あらかじめ一体化されてチェーンカバー組立体を構成しており、ガイドバー3やソーチェーン4を点検し及び/又は交換する場合には、このチェーンカバー組立体が取り外される。その際、ボルト部材10とのねじ結合が解除されたナット部材11は、ストッパプレート12によって落下しないように保持される。
本実施形態において、チェンソー本体2が本発明の「作業機本体」に相当し、チェーンカバー8が本発明の「カバー部材」に相当し、ナット部材11が本発明の「固定部材」に相当し、ストッパプレート12が本発明の「保持部材」に相当する。また、ガイドバー3が本発明の「機能部品」に相当する。
図2は、前記チェーンカバー組立体の分解斜視図であり、図3は、ナット部材11の構成を示す図である。
チェーンカバー8の外面には、ナット部材11及びストッパプレート12を取り付けるための取付領域81が凹んで形成され、この取付領域81の底部には、段付き貫通孔82が形成されている。段付き貫通孔82は、大径の凹部82aと、小径の貫通部82bとを有しており、小径の貫通部82bは、ボルト部材10が挿通可能に(すなわち、その径がボルト部材10の外径よりも大きく)形成されている。なお、段付き貫通孔82は、チェーンカバー8に直接形成されていてもよいし、チェーンカバー8に他の部品を装着することによって間接的に形成されてもよい。
前記チェーンカバー組立体(チェーンカバー8)は、段付き貫通孔82(貫通部82b)にボルト部材10を挿通させてチェンソー本体2に取り付けられ、その際に、段付き貫通孔82(凹部82a)からボルト部材10の先端側部分が露出するようになっている。
ナット部材11は、ナット部材本体111と、ワッシャ部材112とを有する。
ナット部材本体111は、ボルト部材10のおねじに対応するめねじが形成されたナット部111aと、ナット部111aからその中心軸方向に延伸する円筒状のスリーブ部111bとを有する(図3参照)。
本実施形態において、ナット部111aは、座付き六角ナット状に形成されているが、これに限るものではない。
スリーブ部111bは、その外径が段付き貫通孔82の凹部82aの径よりも小さく(且つ貫通部82bの径よりも大きく)形成され、その内径がボルト部材10の外径よりも大きく形成されている。また、スリーブ部111bの長さは、段付き貫通孔82の凹部82aの深さよりも小さく形成されている。これにより、スリーブ部111bは、ボルト部材10の先端側部分を内側に収容することができ、また、段付き貫通孔82の凹部82内に進入(挿通)することができるようになっている。
ワッシャ部材112は、その外径が段付き貫通孔82の凹部82aの径よりも大きく、その内径がスリーブ部111bの外径よりも大きく形成され、スリーブ部111bに装着されている。スリーブ部111bの先端部には、装着されたワッシャ部材112がスリーブ部111bから脱落しないように抜け止め処理(例えばフレア加工)が施されている。すなわち、ワッシャ部材112は、ナット部材本体111のスリーブ部111bに、当該スリーブ部111bから脱落せずに且つ当該スリーブ部111bの軸方向に移動可能に装着されている。なお、ここでは、ワッシャ部材112が円形状に形成されているが、これに限るものではない。
ストッパプレート12には、チェーンカバー8の段付き貫通孔82に対応する貫通孔12aが形成されている。貫通孔12aは、その径がナット部材本体111のナット部111aの外径よりも大きく且つワッシャ部材112の外径よりも小さく形成されている。ストッパプレート12は、チェーンカバー8の取付領域81の底部に所定の間隔をあけて対向するように、当該取付領域81に取り付けられ、その係止爪12b及び取付ネジ21によってチェーンカバー8に固定される。これにより、取付領域81のほとんどの部分がストッパプレート12によって覆われると共に、チェーンカバー8の外面(取付領域82の底部)とストッパプレート12との間に隙間空間S(後述する図5、図6参照)が形成される。
本実施形態においては、まずナット部材本体111のスリーブ部111bをチェーンカバー8の段付き貫通孔82の凹部82aに挿通させる(挿入する)ことによってナット部材11をチェーンカバー8に装着し、その後、ストッパプレート12をチェーンカバー8に取り付けて固定する。これにより、チェーンカバー8、ナット部材11及びストッパプレート12が一体化される(前記チェーンカバー組立体となる)。ここにおいて、ナット部材11は、チェーンカバー8とストッパプレート12のいずれにも連結されておらず、ナット部材11は、チェーンカバー8に対してはもちろん、ストッパプレート12に対しても所定範囲で相対移動が可能に構成されている。
また、ナット部材11(ナット部材本体111)のナット部111aは、ストッパプレート12に形成された貫通孔12aから露出しており、これにより、作業者等は、容易にナット部材11を締め付けたり、緩めたりすることができる。
前記チェーンカバー組立体(すなわち、ナット部材11及びストッパプレート12と一体化されたチェーンカバー8)のチェンソー本体2への取り付け及び固定は、次のようにして行われる。
まず、段付き貫通孔82(の貫通部82b)にボルト部材10を挿通させ、露出したボルト部材10の先端側部分をナット部材本体111のスリーブ部111bの内側に収容させるようにして、前記チェーンカバー組立体(チェーンカバー8)をチェンソー本体2に取り付ける。なお、説明は省略するが、チェンソー本体2には、予めガイドバー3が取り付けられているものとする。
次に、ナット部材11のナット部材本体111(ナット部111a)をボルト部材10にねじ結合させて、ナット部材本体111を締め付けることによって前記チェーンカバー組立体(チェーンカバー8)をチェンソー本体2に固定する。なお、このときにガイドバー3もチェンソー本体2に固定される。
図4は、チェンソー1の要部右側面図であり、図5は、図4のA−A断面拡大図であり、図6は、図4のB−B断面拡大図である。なお、図5については、説明の便宜上、締め付けた状態のナット部材11を左側に示し、緩めた状態のナット部材11を右側に示している。
上述のように、チェーンカバー8においては、チェーンカバー8の外面(取付領域81の底部)とストッパプレート12との間には隙間空間Sが形成されており、ナット部材11のワッシャ部材112は、隙間空間Sに配置されている(図5、図6参照)。
チェーンカバー8は、チェンソー本体2との間にガイドバー3を挟み込んだ状態でチェンソー本体2に取り付けられ、ボルト部材10にねじ結合されたナット部材11(ナット部材本体111)を締め付けることによってチェンソー本体2に固定される。ナット部材11(ナット部材本体111)を締め付けた状態においては、ナット部材本体111のスリーブ部111bは、その内側にボルト部材10の先端側部分を収容しつつ段付き貫通孔82の凹部82a内に進入している。また、ワッシャ部材112は、チェーンカバー8の外面とナット部材本体111(ナット部111a)との間に挟み込まれている。換言すれば、ワッシャ部材112は、隙間空間S内において、最もチェーンカバー8側に位置している(図5の左側を参照)。
また、チェーンカバー8の外面とストッパプレート12との間に形成された隙間空間Sは、同じくチェーンカバー8の外面とストッパプレート12との間に形成された隙間Gを介して外部と連通している(図6参照)。この隙間Gは、隙間空間Sから斜め下向きに延びてストッパプレート12の下側で外部と連通するように形成されており、これにより、ストッパプレート12の貫通孔12aなどから隙間空間S内に入り込んだゴミなどが効果的に排出されるようになっている。なお、本実施形態において、隙間空間Sを外部と連通させるための隙間Gは、主にチェーンカバー8側に設けた部分的な凹みによって形成されているが、ストッパプレート12側に凹みや切欠きなどを設けて隙間Gを形成するようにしてもよい。
ナット部材11(ナット部材本体111)を緩めると、ナット部材本体111は、ボルト部材10上をチェンソー本体2から離れる方向に移動してボルト部材10とのねじ結合が解除される。こうしてボルト部材10とナット部材本体111とのねじ結合が解除されると、チェーンカバー8(前記チェーンカバー組立体)をチェンソー本体2から取り外すことができ、これに伴って、ガイドバー3もチェンソー本体2から取り外すことが可能となる(図5の右側参照)。
ここで、本実施形態においては、上述の構成により、ナット部材11(ナット部材本体111)を緩める際に、ナット部材本体111は、単にボルト部材10上を移動するだけではなく、ボルト部材10とのねじ結合が解除された後においても、さらにチェンソー本体2から離れる方向に移動できるようになっている。このことは、チェーンカバー8をチェンソー本体2に固定する際には、ナット部材本体111がチェンソー本体2に近づく方向に二段階で移動することをも意味する。つまり、ナット部材本体111は、ボルト部材10の軸方向において、ボルト部材10にねじ結合された状態での第1の移動と、ボルト部材10とのねじ結合が解除された状態での第2の移動との二段階での移動が可能に構成されている。
具体的には、ナット部材本体111は、ボルト部材10の軸方向において、ナット部111aがボルト部材10上を移動する量(換言すれば、ナット部材本体111によるねじ係合が可能なボルト部材10の部分の長さ)m1に、隙間空間S内におけるワッシャ部材112の移動可能量m2(<m1)を加えた量M(=m1+m2)だけ移動することが可能に構成されている(図5の右側参照)。ここで、ボルト部材10上におけるナット部111aの移動量m1が前記第1の移動による移動量に相当し、隙間空間S内におけるワッシャ部材112の移動可能量m2が前記第2の移動による移動量に相当する。
そして、ナット部材11は、ナット部材本体111がチェンソー本体2から離れる方向に二段階で移動して、ワッシャ部材112がストッパプレート12の内面(チェーンカバー8の外面と対向する面)に当接することにより、落下しないように保持される。すなわち、ボルト部材10とのねじ結合が解除されたナット部材11は、ストッパプレート12によってチェーンカバー8の外側(具体的には、凹部82aの外側)で保持される。このとき、ワッシャ部材112は、隙間空間S内において、最もストッパプレート12側(外側)に位置することになる。
本実施形態によるチェンソー1は、以上のように構成されており、チェーンカバー8やガイドバー3をチェンソー本体2に固定するナット部材11は、チェンソー本体2に立設されたボルト部材10とのねじ結合が解除された際に、落下しないようにストッパプレート12によって保持される。このため、ナット部材11を紛失することがなく、また、ナット部材11の落下に関して特別な注意を払う必要がないので、チェーンカバー8の着脱時における作業性が向上する。
また、ボルト部材10とのねじ結合が解除されたナット部材11は、ストッパプレート12によってチェーンカバー8の外側(凹部82aの外側)で保持される。このため、ナット部材11の移動可能量を十分に確保することができ、例えば、位置を調整しながら前記チェーンカバー組立体(チェーンカバー8)をチェンソー本体2に取り付け、その後にナット部材11をボルト部材10にねじ結合させて締め付けることができる。すなわち、前記チェーンカバー組立体(チェーンカバー8)のチェンソー本体2への取り付けと、ナット部材11のボルト部材10へのねじ結合とをほぼ同時に行う必要がない。これにより、特にチェーンカバー8の装着時における良好な作業性を確保できる。さらに、ナット部材11の位置が、ボルト部材10にねじ結合されている状態と、ねじ結合が解除された状態とで比較的大きく変化するので、作業者等は、ナット部材11が、ボルト部材10とのねじ結合が解除されている状態にあることも容易に視認することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態によるチェンソーについて説明する。
第1実施形態との主な相違点は、第1実施形態ではチェーンカバー8の所定領域(取付領域81)を覆うように形成された比較的大きなストッパプレート12を用いているのに対し、第2実施形態ではより小さなストッパプレートを用いる点である。なお、以下の説明において、第1実施形態と共通する要素については同一の符号を付し、その機能等も同様であるものとする。
図7は、第2実施形態によるチェンソー50の要部右側面図である。
図7に示すように、第2実施形態によるチェンソー50においても、ガイドバー3及びチェーンカバー51は、チェンソー本体2に立設されたボルト部材10にねじ結合されるナット部材52によってチェンソー本体2に固定されている。また、ボルト部材10とのねじ結合が解除されたナット部材52は、チェーンカバー51の外面との間に所定の隙間空間(後述する隙間空間S′)を有してチェーンカバー51に取り付けられたストッパプレー53によって、チェーンカバー51の外側で保持される。
図8は、ナット部材52の構成を示す図であり、図9は、チェーンカバー組立体(
チェーンカバー51、ナット部材52及びストッパプレート53)の分解斜視図である。
ナット部材52は、ナット部材本体111と、ワッシャ部材521とを有する。ワッシャ部材521は、第1実施形態におけるワッシャ部材112と同様、スリーブ部111bに、当該スリーブ部111bから脱落せず且つ当該スリーブ部111bの軸方向に移動可能に装着されている。但し、本実施形態におけるワッシャ部材521には、スリーブ部111bが挿通される挿通孔を挟んで一方の側に一つの舌片部521aが形成され、他方の側に二つの舌片部521b、521cが形成されている(図8、図9参照)。
ストッパプレート53は、例えば、型抜きした板金部材をU字状に曲げてバネ性を持たせると共にその両端をそれぞれ外向きに略直角に折り曲げて、チェンソー50の前方又は後方から見て「略T字状」をなすように形成されている(図9参照)。
第1実施形態のチェーンカバー8と同様、本実施形態のチェーンカバー51の外面にも、ナット部材52及びストッパプレート53を取り付けるための取付領域81が凹んで形成され、取付領域81の底部には、段付き貫通孔82(大径の凹部82a、小径の貫通部82b)が形成されている。但し、本実施形態においては、取付領域81の底部に、さらにストッパプレート53用の取付穴83が形成されている。また、取付領域81の底部の上側及び下側には、ストッパプレート53用の係止溝84aが形成された壁部84がそれぞれ立設され、取付領域81の底部の左側及び右側には、互いに対向する内側面に開口部85aが形成された有底箱状の壁部85がそれぞれ立設されている。
本実施形態においては、まずナット部材本体111のスリーブ部111bをチェーンカバー51の段付き貫通孔82の凹部82aに挿通させる(挿入する)と共に、ワッシャ部材521の舌片部521aを壁部85の開口部85a内に挿入することによってナット部材52をチェーンカバー51に装着し、その後、ストッパプレート53をチェーンカバー51に取り付けて固定する。具体的には、ストッパプレート53のU字部分の底部を取付穴83に挿入すると共に、その両端をU字部分のバネ性を利用して壁部84の係止溝84aに挿入することによって、ストッパプレート53をチェーンカバー51に取り付けて固定する。このとき、チェーンカバー51の外面とストッパプレート53との間には隙間空間S′が形成され(後述する図10、図11を参照)、ワッシャ部材521の舌片部521b、521cはストッパプレート53によって覆われて隙間空間S′に配置される。これにより、チェーンカバー51、ナット部材52及びストッパプレート53が一体化される(前記チェーンカバー組立体となる)。
本実施形態においても、ナット部材52は、チェーンカバー51とストッパプレート53のいずれにも連結されておらず、ナット部材52は、チェーンカバー51に対してはもちろん、ストッパプレート53に対しても所定範囲で相対移動が可能に構成されている。なお、前記チェーンカバー組立体(ナット部材52及びストッパプレート53と一体化されたチェーンカバー51)のチェンソー本体2への取り付け及び固定は、第1実施形態と同様である。
図10は、図7のC−C断面拡大図であり、図5と同様、説明の便宜上、ナット部材52を締め付けた状態(左側)とナット部材52を緩めた状態(右側)とを同時に示している。図11は、図7のD−D断面拡大図である。
上述のように、チェーンカバー51において、チェーンカバー51の外面とストッパプレート53の間には隙間空間S′が形成されている。また、ナット部材52のワッシャ部材521の一方側の舌片部521aは、チェーンカバー51に形成された壁部85の開口部85a内に挿入され、ワッシャ部材521の他方側の舌片部521b、521cは、隙間空間S′に配置されている。
チェーンカバー51は、チェンソー本体2との間にガイドバー3を挟み込んだ状態でチェンソー本体2に取り付けられ、ボルト部材10にねじ結合されたナット部材52(ナット部材本体111)を締め付けることによってチェンソー本体2に固定される。ナット部材52(ナット部材本体111)を締め付けた状態においては、ナット部材本体111のスリーブ部111bは、その内側にボルト部材10の先端側部分を収容しつつ段付き貫通孔82の凹部82a内に進入している。また、ワッシャ部材521は、チェーンカバー51の外面とナット部材本体111(ナット部111a)との間に挟み込まれている。換言すれば、ワッシャ部材521は、隙間空間S′内において、最もチェーンカバー51側に位置している(図10の左側を参照)。
一方、ナット部材52(ナット部材本体111)を緩めると、ナット部材本体111は、ボルト部材10上をチェンソー本体2から離れる方向に移動してボルト部材10とのねじ結合が解除される。こうしてボルト部材10とナット部材52(ナット部材本体111)とのねじ結合が解除されると、チェーンカバー51(前記チェーンカバー組立体)をチェンソー本体2から取り外すことができ、これに伴って、ガイドバー3もチェンソー本体2から取り外すことが可能となる(図10の右側参照)。
本実施形態においても、ナット部材52(ナット部材本体111)を緩める際に、ナット部材本体111は、ボルト部材10にねじ結合された状態での第1の移動と、ボルト部材10とのねじ結合が解除された状態での第2の移動との二段階で移動可能に構成されている。すなわち、ナット部材本体111は、ボルト部材10の軸方向において、ナット部111aがボルト部材10上を移動する量(換言すれば、ナット部材本体111によるねじ係合が可能なボルト部材10の部分の長さ)m1に、隙間空間S′内におけるワッシャ部材521の移動可能量m3(<m1)を加えた量M′(=m1+m3)だけ移動することが可能である。
そして、ナット部材52は、ナット部材本体111がチェンソー本体2から離れる方向に二段階で移動し、ワッシャ部材521の舌片部521b,521cがストッパプレート53の内面に当接することによって、落下しないように保持される。すなわち、ボルト部材10とのねじ結合が解除されたナット部材11は、ストッパプレート12によってチェーンカバー51の外側(凹部82aの外側)で保持される。このとき、ワッシャ部材521は、隙間空間S′内において、最もストッパプレート53側(外側)に位置することになる。
なお、本実施形態においては、ワッシャ部材521の舌片部521b,521cがストッパプレート53の内面に当接すると、ほぼ同時に、ワッシャ部材521の舌片部521aがチェーンカバー52に形成された壁部85の開口部85aの内側天面に当接するように構成され、これにより、ナット部材52を安定して保持できるようになっている。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形や変更が可能である。
例えば、以上では、携帯作業機がチェンソーである場合について説明したが、本発明は、作業機本体に対して着脱可能なカバー部材を有する携帯作業機、特にカバー部材を外して部品の点検や交換等を行う携帯作業機に適用可能である。
1,50…チェンソー(携帯作業機)、2…チェンソー本体(作業機本体)、3…ガイドバー(機能部品)、4…ソーチェーン、8,51…チェーンカバー(カバー部材)、10…ボルト部材、11,52…ナット部材(固定部材)、12,53…ストッパプレート(保持部材)、82…段付き貫通孔、111…ナット部材本体(固定部材本体)、111a…ナット部、111b…スリーブ部、112,521…ワッシャ部材、S,S′…隙間空間

Claims (10)

  1. 作業機本体に立設されたボルト部材と、
    貫通孔が形成され、当該貫通孔に前記ボルト部材を挿通させて前記作業機本体に取り付けられる着脱可能なカバー部材と、
    前記ボルト部材にねじ結合されて前記カバー部材を前記作業機本体に固定する固定部材と、
    前記カバー部材の外面との間に所定の隙間空間を有して前記カバー部材の外面に取り付けられ、前記ボルト部材とのねじ結合が解除された前記固定部材を落下させないよう前記カバー部材の外側で保持する保持部材と、
    を含む、携帯作業機。
  2. 前記固定部材は、前記ボルト部材とのねじ結合が解除された際に、前記カバー部材及び前記保持部材に対して前記ボルト部材の軸方向に所定範囲で相対移動が可能に構成されている、請求項1に記載の携帯作業機。
  3. 前記固定部材は、
    前記ボルト部材のおねじに対応するめねじが形成されたナット部と、当該ナット部から延伸すると共にその内側に前記ボルト部材の先端側部分を収容可能な円筒状のスリーブ部と、を有する固定部材本体と、
    前記固定部材本体の前記スリーブ部に、当該スリーブ部から脱落せずに且つ当該スリーブ部の軸方向に移動可能に装着されたワッシャ部材と、
    を含み、
    前記ボルト部材とのねじ結合が解除された際に、前記ワッシャ部材が前記保持部材によって保持される、請求項1又は2に記載の携帯作業機。
  4. 前記ワッシャ部材が前記隙間空間に配置されている、請求項3に記載の携帯作業機。
  5. 前記固定部材本体は、前記ボルト部材の軸方向において前記ボルト部材とねじ結合された状態での第1の移動と、前記ボルト部材とのねじ結合が解除された状態での第2の移動との二段階での移動が可能である、請求項3又は4に記載の携帯作業機。
  6. 前記固定部材本体は、前記ボルト部材の軸方向において、前記ボルト部材上における前記ナット部の移動量に、前記隙間空間内における前記ワッシャ部材の移動可能量を加算した量を移動可能である、請求項4又は5に記載の携帯作業機。
  7. 前記隙間空間内における前記ワッシャ部材の移動可能量よりも前記ボルト部材上における前記ナット部の移動量の方が大きい、請求項6に記載の携帯作業機。
  8. 前記保持部材は、前記カバー部材の所定領域を覆うように形成され、
    前記保持部材と前記カバー部材との間に形成される前記隙間空間が前記保持部材の下側で外部と連通している、請求項1〜7のいずれか一つに記載の携帯作業機。
  9. 前記作業機本体と前記カバー部材との間に配置される機能部品をさらに含み、
    前記固定部材は、前記ボルト部材にねじ結合されて前記カバー部材及び前記機能部品を前記作業機本体に固定する、請求項1〜8のいずれか一つに記載の携帯作業機。
  10. 前記携帯作業機がチェンソーであって、
    前記機能部品がソーチェーンをガイドするガイドバーであり、前記カバー部材がスプロケットカバーである、請求項9に記載の携帯作業機。
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