JP2014181793A - ピニオンの潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊星歯車機構のピニオンシャフトの中空部に必要最小限のオイルを保持して過剰な遠心油圧が発生するのを防止する。
【解決手段】 遊星歯車機構14のピニオンシャフト18の軸端には中空部18a内に連通する開放口25aが形成され、入力軸11の軸線Lから開放口25aの径方向外端までの距離Raは軸線Lから中空部18aの径方向外端までの距離Rbよりも小さいので、ピニオンシャフト18の中空部18aにおける軸線Lから遠い位置に遠心力で径方向外側に付勢されたオイルを溜めるオイル溜26を構成し、そのオイル溜26に必要最小限のオイルを保持してピニオン20の潤滑を確実に行うことができる。しかも余剰のオイルをオイル溜26から開放口25を介して外部に排出することができるので、中空部18a内に溜まった過剰なオイルに作用する遠心力でオイルキャッチャ24等が損傷するのを未然に防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸線まわりに回転する遊星歯車機構のキャリヤにピニオンを回転自在に支持するピニオンシャフトの内部に中空部を形成し、前記遊星歯車機構の径方向中央部から径方向外向きに供給されるオイルを、前記キャリヤに支持した環状のオイルキャッチャで捕捉して前記中空部内に案内し、前記中空部内から前記ピニオンシャフトを径方向に貫通する油孔を介して前記ピニオンの内周面に供給するピニオンの潤滑構造に関する。
遊星歯車機構のキャリヤにはピニオンシャフトを介してピニオンが回転自在に支持されており、ピニオンの内周面はピニオンシャフトの内部に形成した中空部から油孔を介して供給されるオイルで潤滑される。遊星歯車機構の径方向中央部から遠心力で径方向外向きに供給されるオイルを、オイルキャッチャ(環状レシーバあるいはガイド部材)で捕捉してピニオンシャフトの内部の中空部に供給するものが、下記特許文献1、2により公知である。
特許第4356382号公報 特開2010−65741号公報
ところで、ピニオンシャフトを支持するキャリヤが遊星歯車機構の軸線まわりに回転すると、ピニオンシャフトの中空部に溜まったオイルに遠心力が作用する。ピニオンの内周面にオイルを安定的に供給するには、ピニオンシャフトの中空部に所定量のオイルを溜める必要があるが、中空部に必要以上のオイルが溜まると遠心力によって強い遠心油圧が発生し、その遠心油圧で中空部を閉塞するプラグあるいは中空部にオイルを導くオイルキャッチャが脱落したり、脱落したプラグまたはオイルキャッチャが回転している遊星歯車機構の部品と接触して損傷したりする可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、遊星歯車機構のピニオンシャフトの中空部に必要最小限のオイルを保持して過剰な遠心油圧が発生するのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、軸線まわりに回転する遊星歯車機構のキャリヤにピニオンを回転自在に支持するピニオンシャフトの内部に中空部を形成し、前記遊星歯車機構の径方向中央部から径方向外向きに供給されるオイルを、前記キャリヤに支持した環状のオイルキャッチャで捕捉して前記中空部内に案内し、前記中空部内から前記ピニオンシャフトを径方向に貫通する油孔を介して前記ピニオンの内周面に供給するピニオンの潤滑構造であって、前記ピニオンシャフトの軸端には前記中空部内に連通する開放口が形成され、前記軸線から前記開放口の径方向外端までの距離は前記軸線から前記中空部の径方向外端までの距離よりも小さいことを特徴とするピニオンの潤滑構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記オイルキャッチャは前記ピニオンシャフトの軸端に形成した開口部内に挿入されるパイプ状のオイル案内部を備え、前記開放口は前記開口部の内周および前記オイル案内部の外周間に形成されることを特徴とするピニオンの潤滑構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記オイルキャッチャの外周部に前記開放口の一部を覆う突起部を設けたことを特徴とするピニオンの潤滑構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ピニオンシャフトの軸端から前記中空部内にプラグを圧入し、前記オイルキャッチャは前記ピニオンシャフトの軸端から前記プラグの中心に形成した開口部内に挿入されるパイプ状のオイル案内部を備え、前記開放口は前記開口部の内周および前記オイル案内部の外周間に形成されることを特徴とするピニオンの潤滑構造が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記オイルキャッチャは前記ピニオンシャフトの軸端に形成した開口部内に挿入されるパイプ状のオイル案内部を備え、前記開放口は前記開口部が形成される前記ピニオンシャフトの端壁を貫通する貫通孔で構成されることを特徴とするピニオンの潤滑構造が提案される。
請求項1の構成によれば、軸線まわりに回転する遊星歯車機構のキャリヤにピニオンを回転自在に支持するピニオンシャフトの内部に中空部を形成し、遊星歯車機構の径方向中央部から径方向外向きに供給されるオイルを、キャリヤに支持した環状のオイルキャッチャで捕捉して中空部内に案内し、中空部内からピニオンシャフトを径方向に貫通する油孔を介してピニオンの内周面に供給することで、ピニオンを潤滑することができる。
ピニオンシャフトの軸端には中空部内に連通する開放口が形成され、軸線から開放口の径方向外端までの距離は軸線から中空部の径方向外端までの距離よりも小さいので、ピニオンシャフトの中空部における軸線から遠い位置に遠心力で径方向外側に付勢されたオイルを溜めるオイル溜を構成し、そのオイル溜に必要最小限のオイルを保持してピニオンの潤滑を確実に行うことができる。しかも余剰のオイルをオイル溜から開放口を介して外部に排出することができるので、中空部内に溜まった過剰なオイルに作用する遠心力でオイルキャッチャ等が脱落したり損傷したりするのを未然に防止することができる。
また請求項2の構成によれば、オイルキャッチャはピニオンシャフトの軸端に形成した開口部内に挿入されるパイプ状のオイル案内部を備え、開放口は開口部の内周およびオイル案内部の外周間に形成されるので、オイルキャッチャのオイル案内部をピニオンシャフトの開口部に挿入するだけで開放口を自動的に構成することができる。
また請求項3の構成によれば、オイルキャッチャの外周部に開放口の一部を覆う突起部を設けたので、突起部の寸法を変更するだけで開放口の開口面積を簡単に調整することができる。
また請求項4の構成によれば、ピニオンシャフトの軸端から中空部内にプラグを圧入し、オイルキャッチャはピニオンシャフトの軸端からプラグの中心に形成した開口部内に挿入されるパイプ状のオイル案内部を備え、開放口は開口部の内周およびオイル案内部の外周間に形成されるので、オイルキャッチャのオイル案内部をプラグの開口部に挿入するだけで開放口を自動的に構成することができる。
また請求項5の構成によれば、オイルキャッチャはピニオンシャフトの軸端に形成した開口部内に挿入されるパイプ状のオイル案内部を備え、開放口は開口部が形成されるピニオンシャフトの端壁を貫通する貫通孔で構成されるので、開放口の寸法や位置を自由に設定することができる。
遊星歯車機構の縦断面図。(第1の実施の形態) 図1の2−2線断面図。(第1の実施の形態) オイルキャッチャの斜視図。(第1の実施の形態) 遊星歯車機構の縦断面図。(第2の実施の形態) 遊星歯車機構の縦断面図。(第3の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図3に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1に示すように、自動車用のトランスミッションの入力軸11の外周にスリーブ12がニードルベアリング13,13を介して相対回転可能に支持されており、スリーブ12の外周にシングルピニオン型の遊星歯車機構14が配置される。遊星歯車機構14は、径方向内側に位置するサンギヤ15と、径方向外側に位置するリングギヤ16と、サンギヤ15およびリングギヤ16に径方向内外を挟まれたキャリヤ17とからなる三つの回転要素を備える。キャリヤ17は、入力軸11の軸線Lを中心とする円周上に等間隔で配置された4個のピニオンシャフト支持孔17a…を備えており、各ピニオンシャフト支持孔17aに軸線L方向に嵌合するピニオンシャフト18がキャリヤ17に圧入したピン19で固定される。各ピニオンシャフト18の外周にはピニオン20がニードルベアリング21を介して相対回転可能に支持されており、ピニオン20は径方向内側に位置するサンギヤ15および径方向外側に位置するリングギヤ16に同時に噛合する。
入力軸11の内部に軸線L方向に延びる油路11aが形成されており、この油路11aから複数の油孔11b…が入力軸11を径方向外側に貫通し、更に入力軸11の一つの油孔11bを覆うスリーブ12を油孔12aが径方向外側に貫通する。またサンギヤ15の図中右端から図示せぬ油圧クラッチのクラッチドラム22が径方向外側に延びており、クラッチドラム22の径方向内端の近傍において、サンギヤ15を油孔15aが径方向外側に貫通する。
筒状に形成されたピニオンシャフト18の内部には軸線L方向に延びる円形断面の中空部18aが形成されており、中空部18aの図中左端の開口部はプラグ23を圧入することで閉塞される。ピニオンシャフト18の図中右端の端壁18bには中空部18aと同軸に延びる円形断面の開口部18cが貫通する。中空部18aの内径は開口部18cの内径よりも大きくなっており、中空部18aおよび開口部18cの間には段部18dが形成される。その結果、入力軸11の軸線Lから見たピニオンシャフト18の径方向外端部において、軸線Lから開口部18cの内周面までの距離Raは、軸線Lから中空部18aの内周面までの距離Rbよりも小さくなっている(図1参照)。
ピニオンシャフト18は径方向に貫通する油孔18eを備えており、この油孔18eを介して中空部18aがピニオン20を支持するニードルベアリング21に連通する。ピニオンシャフト18は複数の油孔18e…を備えていても良いが、少なくとも一つの油孔18eは入力軸11の軸線Lから見て径方向外端に配置される。
図1〜図3に示すように、入力軸11の油路11aから供給されるオイルをピニオンシャフト18の中空部18aに導くためのオイルキャッチャ24が、キャリヤ17の図中右側面に装着される。オイルキャッチャ24は合成樹脂で一体成形された部材であり、軸線Lを囲む環状のオイル捕捉部24aと、オイル捕捉部24aの一側面に90°間隔で配置されて軸線L方向に突出する4個のオイル案内部24b…と、オイル捕捉部24aの一側面に90°間隔で配置されて軸線L方向に突出する4個の係止爪24c…とを備えており、オイル案内部24b…および係止爪24c…は45°間隔で交互に配置される。
オイルキャッチャ24のオイル捕捉部24aは径方向内側が開放するU字状断面を有しており、その内部空間にパイプ状のオイル案内部24b…が連通する。キャリヤ17の図中右側面に形成した係止孔(不図示)に4個の係止爪24c…を圧入することで、キャリヤ17にオイルキャッチャ24が固定される。この状態で、オイルキャッチャ24の4個のオイル案内部24b…は4個のピニオンシャフト18…の開口部18c…を緩く貫通して中空部18a…に内部に挿入される。
キャリヤ17にオイルキャッチャ24を装着した状態で、ピニオンシャフト18の開口部18cとオイルキャッチャ24の外周の突起部24dとの間に三日月状の開放口25(図1および図2参照)が形成される。その結果、ピニオンシャフト18の中空部18aにおける入力軸11の軸線Lから最も遠い位置に、段部18dにより塞き止められたオイル溜26(図1参照)が形成され、このオイル溜26は開放口25を介して外部空間と連通することになる。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
図示せぬオイルポンプから供給されたオイルは、入力軸11の油路11aから油孔11b…を介して流出し、その一部は入力軸11の外周のニードルベアリング13,13を潤滑し、他の一部はスリーブ12の油孔12aおよびサンギヤ15の油孔15aを通過して、サンギヤ15およびピニオン20の噛合部等を潤滑する。またサンギヤ15の油孔15aを通過したオイルの一部は、遊星歯車機構14のキャリヤ17およびクラッチドラム22に挟まれた空間を径方向外側に流れた後、軸線Lまわりに回転するキャリヤ17やクラッチドラム22に沿って遠心力で径方向外側に飛散し、そこに開口するオイルキャッチャ24のオイル捕捉部24aに捕捉される。
オイルキャッチャ24のオイル捕捉部24aに捕捉されたオイルはオイル案内部24b…を介してピニオンシャフト18…の中空部18a…に流入し、中空部18a…の内部で遠心力により軸線Lに対して径方向外側に付勢されることで、中空部18aの径方向外端のオイル溜26に保持される。軸線Lから見て、ピニオンシャフト18の開放口25(開口部18c)の径方向外端までの距離Raは、オイル溜26の径方向外端までの距離Rbよりも小さいので、それらの間の段部18dが堰となってオイル溜26に必要最小限のオイルが保持されることになる。
オイル溜26に保持されたオイルは、遠心力でピニオンシャフト18を貫通する油孔18eを通過し、その外周に嵌合するピニオン20を支持するニードルベアリング21を確実に潤滑することができる。余剰となってオイル溜26から溢れたオイルは、段部18dを乗り越えて開口部18cの開放口25からピニオンシャフト18の外部に排出され、遠心力で更に径方向外側に飛散して油圧クラッチ等の潤滑に供される。
ピニオンシャフト18の中空部18aに過剰な量のオイルが保持されると、それに遠心力が作用して発生する大きな遠心油圧により、プラグ23が中空部18aから脱落したり、オイルキャッチャ24がキャリヤ17から脱落したり、脱落したプラグ23またはオイルキャッチャ24が回転している遊星歯車機構14の部品と接触して損傷したりする可能性があるが、本実施の形態によれば、オイル溜26に必要最小限のオイルだけを保持することで、過剰な遠心油圧が作用するのを防止して上記問題を回避することができる。
また開放口25は、ピニオンシャフト18の軸端に形成した開口部18c内にオイルキャッチャ24のオイル案内部24bを挿入するだけで自動的に構成されるので、開放口25を特別に機械加工する必要がなくなって加工コストが削減される。しかもオイルキャッチャ24の外周部に開放口25の一部を覆う突起部24dを設けたので、突起部24dの径方向寸法を変更するだけで開放口25の開口面積を簡単に調整することができる。
第2の実施の形態
次に、図4に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、中空部18aがピニオンシャフト18の軸線L方向両端面に貫通しており、図中左側の開口部がプラグ23で閉塞されるが、第2の実施の形態では、ピニオンシャフト18の中空部18aが行き止まりの孔で構成されており、図中右端の開口部にプラグ23が圧入される。プラグ23の中心には開口部23aが形成されており、オイルキャッチャ24のオイル案内部24bがプラグ23の中心に開口部23aに緩く嵌合する。
本実施の形態では、入力軸11の軸線Lから見て、プラグ23の開口部23aの径方向外端とオイルキャッチャ24のオイル案内部24bの径方向外端との間に開放口25が形成され、開放口25よりも径方向外側の中空部18a内にオイル溜26が形成されることになる。本実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
第3の実施の形態
次に、図5に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態は第1の実施の形態の変形であって、ピニオンシャフト18の端壁18bの開口部18cが、第1の実施の形態よりも小径になっている。そして入力軸11の軸線Lから見て、開口部18cの径方向外端よりも更に径方向外側の端壁18bに、軸線L方向に貫通する貫通孔18fが形成される。この貫通孔18fは開放口25を構成するもので、貫通孔18fの径方向外端と中空部18aの径方向外端との間の段部18dによって中空部18a内にオイル溜26が区画される。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の作用効果に加えて、開放口25の寸法や位置を自由に設定することができるという、更なる作用効果を達成することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では、ピニオンシャフト18の軸線L方向一端にオイルキャッチャ24および開放口25を纏めて配置しているが、軸線L方向一端にオイルキャッチャ24を配置し、軸線L方向他端に開放口25を配置しても良く、また軸線L方向一端にオイルキャッチャ24を配置し、軸線L方向両端に開放口25,25を配置しても良く、軸線L方向両端にオイルキャッチャ24,24を配置し、軸線L方向一端に開放口25を配置しても良い。
また遊星歯車機構14のピニオンシャフト18…の数は実施の形態の4個に限定されるものではない。
また実施の形態の遊星歯車機構14はシングルピニオン型であるが、本発明はダブルピニオン型の遊星歯車機構に対しても適用することができる。
14 遊星歯車機構
17 キャリヤ
18 ピニオンシャフト
18a 中空部
18b 端壁
18c 開口部
18e 油孔
18f 貫通孔
20 ピニオン
23 プラグ
23a 開口部
24 オイルキャッチャ
24b オイル案内部
24d 突起部
25 開放口
L 軸線
Ra 軸線から開放口の径方向外端までの距離
Rb 軸線から中空部の径方向外端までの距離

Claims (5)

  1. 軸線(L)まわりに回転する遊星歯車機構(14)のキャリヤ(17)にピニオン(20)を回転自在に支持するピニオンシャフト(18)の内部に中空部(18a)を形成し、前記遊星歯車機構(14)の径方向中央部から径方向外向きに供給されるオイルを、前記キャリヤ(17)に支持した環状のオイルキャッチャ(24)で捕捉して前記中空部(18a)内に案内し、前記中空部(18a)内から前記ピニオンシャフト(18)を径方向に貫通する油孔(18e)を介して前記ピニオン(20)の内周面に供給するピニオンの潤滑構造であって、
    前記ピニオンシャフト(18)の軸端には前記中空部(18a)内に連通する開放口(25)が形成され、前記軸線(L)から前記開放口(25)の径方向外端までの距離(Ra)は前記軸線(L)から前記中空部(18a)の径方向外端までの距離(Rb)よりも小さいことを特徴とするピニオンの潤滑構造。
  2. 前記オイルキャッチャ(24)は前記ピニオンシャフト(18)の軸端に形成した開口部(18c)内に挿入されるパイプ状のオイル案内部(24b)を備え、前記開放口(25)は前記開口部(18c)の内周および前記オイル案内部(24b)の外周間に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のピニオンの潤滑構造。
  3. 前記オイルキャッチャ(24)の外周部に前記開放口(25)の一部を覆う突起部(24d)を設けたことを特徴とする、請求項2に記載のピニオンの潤滑構造。
  4. 前記ピニオンシャフト(18)の軸端から前記中空部(18a)内にプラグ(23)を圧入し、前記オイルキャッチャ(24)は前記ピニオンシャフト(18)の軸端から前記プラグ(23)の中心に形成した開口部(23a)内に挿入されるパイプ状のオイル案内部(24b)を備え、前記開放口(25)は前記開口部(23a)の内周および前記オイル案内部(24b)の外周間に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のピニオンの潤滑構造。
  5. 前記オイルキャッチャ(24)は前記ピニオンシャフト(18)の軸端に形成した開口部(18c)内に挿入されるパイプ状のオイル案内部(24b)を備え、前記開放口(25)は前記開口部(18c)が形成される前記ピニオンシャフト(18)の端壁(18b)を貫通する貫通孔(18f)で構成されることを特徴とする、請求項1に記載のピニオンの潤滑構造。
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