JP2015010651A - ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】ころ軸受を隣接して複数配置していても、それぞれのころ軸受のころの転動面および保持器の外周面に充分な量の潤滑油を供給して、油膜切れによる焼付きを抑制することができるころ軸受を提供する。
【解決手段】保持器60は、ポケット71の内側となる第1環状部61および第2環状部62の軸方向の端面71Aに形成された凸部77と、凸部77を軸方向に貫通する第1貫通孔72および第2貫通孔74が形成され、ころ50は、軸方向の両端面50Aに形成された凹部51と、凹部51を軸方向に貫通するころ貫通孔52とが形成され、ころ50は、保持器60の凸部77に凹部51が係合して保持され、第1貫通孔72と第2貫通孔74ところ貫通孔52とを介して、第1環状部61の軸方向の一方側の端面と、第2環状部62の軸方向の他方側の端面とを連通する。
【選択図】図2

Description

本発明はころ軸受に関する。
従来、針状ころ軸受は複数の針状ころと保持器とを備え、保持器は環状部と複数の柱部と複数のポケットを有した構成となっている。この針状ころ軸受には、外部から潤滑油をころの端面に供給して、ころの転動面に油膜を形成して潤滑するものがある。
このような針状ころ軸受では、ころの端面に充分な量の潤滑油を供給できないと、ころの転動面に油膜を形成することができず、その結果、油膜切れを起こし、ころの転動面および保持器の外周面で焼付きが発生する場合がある。
例えば、特許文献1には、保持器の各ポケットに軸方向に貫通する貫通孔を有し、潤滑油を外部からこの貫通孔を通して潤滑油を供給することにより、ころの端面に充分な量の潤滑油を供給するようにしたころ軸受が開示されている。
特開2007−78090号公報
しかしながら、このころ軸受では、貫通孔と転動するころの相対位置によっては、ころが潤滑油の流路を妨げるため、一時的に潤滑油の流量が低下する場合がある。例えば、ころ軸受を隣接して複数配置した装置では、潤滑油を一方のころ軸の外側から供給すると、一方のころ軸受には充分な量の潤滑油を供給できても、他方のころ軸受には、充分な量の潤滑油を供給できないことがある。その結果、他方のころ軸受は、ころの転動面に油膜を形成するころができず、油膜切れを起こし、ころの転動面および保持器の外周面で焼付きが発生するという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、ころ軸受を隣接して複数配置していても、それぞれのころ軸受のころの転動面および保持器の外周面に充分な量の潤滑油を供給して、油膜切れによる焼付きを抑制することができるころ軸受を提供することにある。
請求項1に係わる発明は、第1環状部および第2環状部と、前記第1環状部および前記第2環状部を軸方向に連結するとともに周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の柱部と、第1環状部および第2環状部の軸方向の端面と周方向に隣接する前記柱部との間に形成されたポケットを有する保持器と、前記各ポケットに収容されたころとを備え、前記保持器は、前記ポケットの内側となる前記第1環状部および前記第2環状部の軸方向の端面に形成された凸部と、前記凸部を軸方向に貫通する第1貫通孔および第2貫通孔が形成され、前記ころは、軸方向の両端面に形成された凹部と、前記凹部を軸方向に貫通するころ貫通孔とが形成され、前記ころは、前記保持器の前記凸部に前記凹部が係合して保持され、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔ところ貫通孔とを介して、前記第1環状部の軸方向の一方側の端面と、前記第2環状部の軸方向の他方側の端面とを連通することを特徴とする。
上記のように構成した請求項1の発明によれば、保持器の軸方向の外方側から供給される潤滑油は、第1環状部の第1貫通孔を通って、ころ貫通孔に流入する。このとき、潤滑油に作用する遠心力により、第1環状部ところ端面との隙間を介して、ころの転動面と第1環状部の外周面に潤滑油を供給することができる。さらに、潤滑油は、ころ貫通孔を通って第2環状部の第2貫通孔に流入する。このとき、潤滑油に作用する遠心力により、第2環状部ところ端面との隙間を介して、ころの転動面と第2環状部の外周面に潤滑油を供給することができる。そして、ころの転動面および保持器の外周面に供給された潤滑油により、ころの転動面および保持器の外周面に油膜を形成することができる。
また、潤滑油を供給する流路となる第1貫通孔ところ貫通孔と第2貫通孔は、軸方向に重なっており、ころ回転中であっても、それぞれの貫通孔の相対位置は変わらない。したがって、それぞれの貫通孔が常に連通しており、潤滑油を供給する流路が妨げられることがないので、一時的に潤滑油の流量が低下することを防ぎ、油膜切れの発生による焼付きを抑制することができる。
また、潤滑油は、第1環状部の第1貫通孔を通って、ころ貫通孔に流入し、さらに第2環状部の第2貫通孔を通って、保持器の軸方向の外側へ流出することができる。したがって、このころ軸受を軸方向に複数配置した装置において、一方のころ軸受を介して、他方のころ軸受に潤滑油を供給をすることができるので、装置全体の潤滑油の流動性を高くすることができる。
請求項2に係わる発明は、請求項1に記載のころ軸受であって、前記保持器は、前記第1貫通孔および前記第1環状部の外周面とを連通する第1溝部と、前記第2貫通孔および前記第2環状部の外周面とを連通する第2溝部を有していることを特徴とする。
上記のように構成した請求項2の発明によれば、第1溝部および第2溝部ところの端面との間に形成される空間を油溜まりとして設けているので、第1貫通孔およびころ貫通孔を介して流動してきた潤滑油を充填することができる。この油溜まりは、ころの転動面および保持器の外周面の近傍に位置しているので、油溜まりから潤滑油をころの転動面および保持器の外周面に効率的に流出させて、ころの転動面および保持器の外周面に油膜を形成することができる。
また、この油溜まりにより、ころの転動面および保持器の外周面に供給する潤滑油を確保することができるので、一時的に潤滑油の流量が低下しても油膜切れの発生による焼付きを抑制することができる。
本発明によれば、ころ軸受を隣接して複数配置していても、それぞれのころ軸受のころの転動面および保持器の外周面に充分な量の潤滑油を供給して、油膜切れによる焼付きを抑制することができるころ軸受を提供することができる。
本発明の実施形態に係るころ軸受を用いた減速機の一部を構成しているクランク軸近傍の軸方向の断面図である。 図1のころ軸受の斜視図である。 図1のころ軸受の断面図である。
図1は、本発明の実施形態に係るころ軸受を隣接して複数配置した減速機1の一部を構成しているクランク軸16近傍の軸方向の断面図である。この減速機1は、ケーシング(図示せず)と、このケーシングに収容されている減速機構(図示せず)と、この減速機構によって伝達された回転動力を出力する出力軸としてのシャフト12とを備えている。
この減速機構は、クランク軸16と、このクランク軸16に設けられている偏心ギア17aおよび17bとを有し、入力軸の回転速度を変速している。この減速機1は、入力軸の回転速度を、減速機構によって減速し、シャフト12に出力するようになっている。なお、この減速機1は、入力軸の回転速度を減速機構によって増速するようになっていてもよい。
図1に示すように、クランク軸16は、一端から順に、軸部16c、偏心部16a、偏心部16bおよび軸部16dを有している。軸部16cの中心軸と上記軸部16dの中心軸とは略一致している。クランク軸16の軸部16c,16dは、それぞれ軸受23,24を介してシャフト12に回転可能に支持されている。偏心部16aおよび偏心部16bは、軸部16cおよび軸部16dに対して偏心している。
偏心ギア17aおよび17bは、平板状の外歯歯車である。偏心ギア17aは、クランク軸16の偏心部16aにころ軸受21を介して取り付けられている。一方、偏心ギア17bは、クランク軸16の偏心部16bにころ軸受22を介して取り付けられている。
ころ軸受21は、複数のころ50と、保持器60とを備えている。保持器60は、第1環状部61と、第2環状部62とを有している。複数のころ50は、クランク軸16の偏心部16aと偏心ギア17aとの間に、保持器60によって保持された状態で配置されている。第1環状部61の外周面および第2環状部62の外周面は、偏心ギア17aの内周面に案内されている。
軸受23は、円錐ころ軸受であって、外輪231と、内輪232と、複数の円錐ころ233と、保持器234とを有している。複数の円錐ころ233は、内輪232の円錐軌道面と外輪231の円錐軌道面との間に、保持器234によって保持された状態で互いに間隔をおいた状態で配置されている。
円錐ころ233は、シャフト12に対して、クランク軸16を回転可能に支持している。潤滑油は、内輪232と外輪231との間を、外輪231の円錐軌道面の小径側から大径側に流動するようになっている。
クランク軸16の軸部16cには、止め輪41が外嵌されている。この止め輪41の軸方向の一方の端面は、偏心部16aの軸部16c側の段部16Aにおける軸方向の端面に当接している。また、止め輪41の他方の端面は、軸受23の内輪232の軸方向における段部16A側の端面に当接している。止め輪41の外周面と偏心ギア17aの内周面との間には隙間D1が存在している。
潤滑油は、軸受23から隙間D1を通って、ころ軸受21に供給されている。クランク軸16が回転すると、偏心部16aの軸部16cに対する偏心回転によって、隙間D1の距離が周期的に変動する。隙間D1の距離が小さくなると流量が減少し、軸受21に潤滑油が供給されにくくなる。
ころ軸受22は、複数のころ55と、保持器65とを備えている。保持器65は、第1環状部66と、第2環状部67とを有している。複数のころ55は、クランク軸16の偏心部16bと偏心ギア17bとの間に、保持器65によって保持された状態で配置されている。第1環状部66の外周面および第2環状部67の外周面は、偏心ギア17bの内周面に案内されている。
軸受24は、円錐ころ軸受であって、外輪241と、内輪242と、複数の円錐ころ243と、保持器244とを有している。複数の円錐ころ243は、内輪242の円錐軌道面と外輪241の円錐軌道面との間に、保持器244によって保持された状態で互いに間隔をおいた状態で配置されている。
円錐ころ243は、シャフト12に対して、クランク軸16を回転可能に支持している。潤滑油は、内輪242と外輪241との間を、外輪241の円錐軌道面の小径側から大径側に流動するようになっている。
クランク軸16の軸部16dには、止め輪42が外嵌されている。この止め輪42の軸方向の一方の端面は、偏心部16bの軸部16d側の段部16Bにおける軸方向の端面に当接している。また、止め輪42の他方の端面は、軸受24の内輪242の軸方向における段部16B側の端面に当接している。止め輪42の外周面と偏心ギア17bの内周面との間には隙間D2が存在している。
潤滑油は、軸受24から隙間D2を通って、ころ軸受22に供給されている。クランク軸16が回転すると、偏心部16bの軸部16dに対する偏心回転によって、隙間D2の距離が周期的に変動する。隙間D2の距離が小さくなると流量が減少し、軸受22に潤滑油が供給されにくくなる。
図2に示すように、ころ軸受21の保持器60は、第1環状部61および第2環状部62と、第1環状部61および第2環状部62を軸方向に連結するとともに周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の柱部63を有している。保持器60は、第1環状部61および第2環状部62の軸方向の端面と周方向に隣接する柱部63との間に形成されたポケット71を有している。各ポケット71には、ころ50が収容されている。
保持器60には、ポケット71の内側となる第1環状部61および第2環状部62の軸方向の端面71Aに、それぞれ凸部77が形成されている。この凸部77は、ポケット71の内側に突出する略円錐形に形成されるとともに、凸部77を軸方向に貫通する第1貫通孔72および第2貫通孔74が形成されている。この第1貫通孔72および第2貫通孔74は、断面略円形の形状を有している。保持器60のポケット71の内側となる端面71Aには、それぞれ保持器60の外周面と連通する第1溝部73および第2溝部75が形成されている。
ころ50は、軸方向の両端面50Aに凹部51が形成されている。この凹部51は、ころ50の内側に略円錐形に凹設されるとともに、凹部51を軸方向に貫通するころ貫通孔52とが形成されている。
図3に示すように、ころ50は、保持器60の凸部77に凹部51が係合して保持されている。そして、ころ50が保持器60に保持された状態で、第1貫通孔72と第2貫通孔74ところ貫通孔52とが軸方向に重なっており、ころ回転中であっても、それぞれの貫通孔の相対位置は変わらない。
また、この凸部77と凹部51との間には、軸方向に隙間E1,E2を有しており、この隙間E1,E2は第1溝部73および第2溝部75を介して保持器60の外周面と連通している。さらに、第1貫通孔72と第2貫通孔74ところ貫通孔52とを介して、第1環状部61の軸方向の一方側の端面と、第2環状部62の軸方向の他方側の端面とを連通している。
なお、図1のころ軸受22は、ころ軸受21と同様な構成であり、保持器65は、第1貫通孔および第2貫通孔を有し、ころ55はころ貫通孔を有している。
このように構成された本実施形態のころ軸受によれば、図1の軸受23から隙間D1を通って、ころ軸受21に供給される潤滑油は、図3の矢印で示すように、保持器60の第1環状部61の第1貫通孔72を通って、ころ貫通孔52に流入する。このとき、潤滑油に作用する遠心力により、第1環状部61ところ端面50Aとの隙間E1を介して、ころの転動面と第1環状部61の外周面に潤滑油を供給することができる。さらに、潤滑油は、ころ貫通孔52を通って第2環状部62の第2貫通孔74に流入する。このとき、潤滑油に作用する遠心力により、第2環状部62ところ端面との隙間E2を介して、ころ50の転動面と第2環状部62の外周面に潤滑油を供給することができる。そして、ころ50の転動面および保持器60の外周面に供給された潤滑油により、ころ50の転動面および保持器60の外周面に油膜を形成することができる。
また、潤滑油を供給する流路となる第1貫通孔72ところ貫通孔52と第2貫通孔74は、軸方向に重なっており、ころ50回転中であっても、それぞれの貫通孔の相対位置は変わらない。したがって、それぞれの貫通孔が常に連通しており、潤滑油を供給する流路が妨げられることがないので、一時的に潤滑油の流量が低下することを防ぎ、油膜切れの発生による焼付きを抑制することができる。
また、潤滑油は、第1環状部61の第1貫通孔72を通って、ころ貫通孔52に流入し、さらに第2環状部62の第2貫通孔74を通って、保持器60の軸方向の外側へ流出することができる。
したがって、図1の減速機1によれば、減速機が本実施形態に係るころ軸受21,22を隣接して複数配置しており、一方のころ軸受21を介して、他方のころ軸受22に潤滑油を供給をすることができるので、減速機1全体の潤滑油の流動性を高くすることができる。
また、図3に示すように、第1溝部73および第2溝部75ところ端面50Aとの間に形成される空間を油溜まりとして設けているので、第1貫通孔72およびころ貫通孔52を介して流動してきた潤滑油を充填することができる。この油溜まりは、ころ50の転動面および保持器60の外周面の近傍に位置しているので、油溜まりから潤滑油をころ50の転動面および保持器60の外周面に効率的に流出させて、ころ50の転動面および保持器60の外周面に油膜を形成することができる。
また、この油溜まりにより、ころ50の転動面および保持器60の外周面に供給する潤滑油を常に確保することができるので、一時的に潤滑油の流量が低下しても油膜切れの発生による焼付きを抑制することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施形態では、減速機1のクランク軸16に設けられていたが、ころ軸受は、減速機以外の回転軸に設けられていてもよく、ころ軸受の潤滑性能を向上させることができる。
1:減速機、 12:シャフト、 16:クランク軸、 16a:偏心部、
16b:偏心部、 16c:軸部、 16d:軸部、 16A,16B:段部、
17a,17b:偏心ギア、 21,22:ころ軸受、 23:軸受(円錐ころ軸受)、
231:外輪、 232:内輪、 233:円錐ころ、 234:保持器、
24:軸受(円錐ころ軸受)、 241:外輪、 242:内輪、
243:円錐ころ、 244:保持器、 41,42:止め輪、
50,55:ころ、 50A:ころ端面、 51:凹部、
52:ころ貫通孔、 60,65:保持器、 61,66:第1環状部、
62,67:第2環状部、 63:柱部、 71:ポケット、 71A:端面、
72:第1貫通孔、 73:第1溝部、 74:第2貫通孔、 75:第2溝部、
77:凸部、 D1,D2:隙間、 E1,E2:隙間

Claims (2)

  1. 第1環状部および第2環状部と、前記第1環状部および前記第2環状部を軸方向に連結するとともに周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の柱部と、第1環状部および第2環状部の軸方向の端面と周方向に隣接する前記柱部との間に形成されたポケットを有する保持器と、前記各ポケットに収容されたころとを備え、
    前記保持器は、前記ポケットの内側となる前記第1環状部および前記第2環状部の軸方向の端面に形成された凸部と、前記凸部を軸方向に貫通する第1貫通孔および第2貫通孔が形成され、
    前記ころは、軸方向の両端面に形成された凹部と、前記凹部を軸方向に貫通するころ貫通孔とが形成され、
    前記ころは、前記保持器の前記凸部に前記凹部が係合して保持され、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔ところ貫通孔とを介して、前記第1環状部の軸方向の一方側の端面と、前記第2環状部の軸方向の他方側の端面とを連通することを特徴とするころ軸受。
  2. 請求項1に記載のころ軸受であって、前記保持器は、前記第1貫通孔および前記第1環状部の外周面とを連通する第1溝部と、前記第2貫通孔および前記第2環状部の外周面とを連通する第2溝部を有していることを特徴とするころ軸受。
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