JP2014154202A - メモリシステム及び不揮発性メモリ装置のプログラム方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1回のプログラムサイクルの間に、1つのメモリセルにマルチビットデータをプログラムする不揮発性メモリ装置120と、書き込み命令語にしたがって不揮発性メモリ装置の選択された行に接続されるメモリセルが第1プログラムモード又は第2プログラムモードのいずれか1つのモードでプログラムされるように不揮発性メモリ装置を制御するメモリコントローラ110とを有し、第1プログラムモードでは、メモリセルに格納可能である最大数に対応する複数の論理ページが格納され、第2プログラムモードでは、最大数より少ない1つ以上の論理ページが第1プログラムモードとは異なる電圧バイアスを用いてメモリセルに格納される。
【選択図】図1
Description
揮発性半導体メモリ装置は読み出し・書き込みの速度が速いが、電源供給が切られれば、格納された内容が消えてしまう短所がある。反面、不揮発性半導体メモリ装置は電源供給が中断されてもその内容を保存する。
したがって、不揮発性半導体メモリ装置は電源が供給されたか否かに関わらず、保存されなければならない内容を記憶させるのに使われる。
フラッシュメモリ装置はコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、PDA、デジタルカメラ、カムコーダ、ボイスレコーダ、MP3プレーヤー、個人用携帯端末機PDA、携帯用コンピュータ(Handheld PC)、ゲーム機、ファックス、スキャナー、プリンター等のような情報機器の音声及び画像データ格納媒体として広く使用されている。
3次元的に積層させる不揮発性メモリ装置では、電荷トラップ形フラッシュメモリセル(Charge Trap Flash Memory Cell)が使用される。
電荷トラップ形フラッシュメモリセルの使用及び3次元構造によって提供されるセルサイズの増加によって3次元不揮発性メモリ装置のワードラインの間の干渉問題は大部分解消されている。
したがって、1つのメモリセルにマルチ−ビットをプログラムする場合に1−ビットずつプログラムする方式(例えば、シャドープログラム)の代わりに、マルチ−ビットを1回でプログラムする方式(以下、ワンショットプログラム)を使用することができる。
したがって、サイズが小さいデータに対してワンショットプログラム方式を適用する場合、データを蓄積するバッファリング及びプログラム動作に所要される時間が長くなって非効率的な書き込み動作が予想される。
したがって、ワンショットプログラム方式を適用する不揮発性メモリ装置で相対的に小さい容量のデータを格納するための技術が要求されているという問題がある。
類似する構成要素は同様の参照番号を利用して引用する。以下で説明する本発明によるフラッシュメモリ装置の回路構成と、それによって遂行される読み出し動作は、例示的に説明したことに過ぎず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で多様な変化及び変更が可能である。
しかし、この技術分野に熟練した者はここに記載した内容によって本発明の他の長所及び性能を容易に理解し得る。また、格納媒体としてその他の不揮発性メモリ装置で構成することもできる。例えば、格納媒体としてPRAM、MRAM、ReRAM、FRAM(登録商標)、NORフラッシュメモリ等が使用でき、異種のメモリ装置が混用されるメモリシステムにも適用され得る。
図1を参照すると、メモリシステム100はメモリコントローラ110及び不揮発性メモリ装置120を包含する。
メモリコントローラ110はホスト(Host)の要請に応答して不揮発性メモリ装置120を制御するよう構成される。メモリコントローラ110はホスト(Host)と不揮発性メモリ装置120とのインターフェイシングを行う。
メモリコントローラ110ではファームウェアの一種であるフラッシュ変換階層(Flash Translation Layer:以下、FTL)が駆動され得る。
フラッシュ変換階層(FTL)によって、書き込みの前の消去(Erase−before−Write)及び消去単位と書き込み単位の不一致という不揮発性メモリ装置120の短所が補完される。
また、フラッシュ変換階層(FTL)は不揮発性メモリ装置120の書き込み動作の時、ファイルシステムが生成した論理アドレス(LA)を不揮発性メモリ装置120の物理アドレス(PN)にマッピング(Mapping)させる。
このようなアドレスマッピングのためにメモリコントローラ110はマッピングテーブル115を構成することができる。
メモリコントローラ110は、書き込み要請されるデータのサイズが基準値より小さい場合、擬似プログラムモード(Pseudo Program Mode)を選択する。
一方、メモリコントローラ110は、書き込み要請されるデータのサイズが基準値以上である場合、一般プログラムモード(Normal Program Mode)を選択する。
ここで、基準値は、ワンショットプログラム方式において、1つのプログラム単位より小さいデータサイズであり得る。
例えば、1つのプログラム単位が3つのページサイズに対応する場合、基準値は2つのページサイズ又は1つのページサイズに成り得る。
一方、メモリコントローラ110は、一般プログラムモード選択時、書き込み要請されたデータを1つのプログラム単位(例えば、3つのページ)を全て活用する一般プログラムモードにしたがってプログラムするよう一般プログラム命令(NP_CMD)を不揮発性メモリ装置120に伝達する。
不揮発性メモリ装置120は、複数のメモリブロック(BLK1〜BLKi)を含み、メモリブロックの各々は行と列に配列された複数のメモリセルを包含する。
メモリセルの各々は、マルチ−ビットを格納するマルチレベルセル(MLC)を包含する。
不揮発性メモリ装置120は複数のメモリブロック(BLK1〜BLKi〜を包含することができ、各々のメモリブロック(BLK1〜BLKi)は1つの消去単位を構成することができる。
各々のメモリブロック(BLK1〜BLKi)は、基板と交差する方向にメモリセルが積層されるNAND形セルストリング(NAND cell string)を包含することができる。
擬似プログラム命令語(PP_CMD)と共に提供された書き込みデータは、選択されたメモリセルに高速にプログラムされる。
即ち、擬似プログラムモードでは、一般プログラムモードのバイアス条件とは異なる条件下でプログラム動作を実施する。
例えば、擬似プログラムモードでは、プログラムループ数、プログラム開始電圧、ISPP(incremental step pulse programming)のステップ電圧の大きさ等が一般プログラムモードに比べて異なる。
即ち、不揮発性メモリセルに格納されなければならないデータがワンショットプログラムのための1つのプログラム単位を構成しなくともメモリセルにプログラムすることができる。
このような場合、突然のパワーオフ(Sudden Power Off)状況でのデータ消失を最少化することが期待できる。共に、書き込み要請されるデータの重要度(Importance)や属性(Attribute)にしたがって擬似プログラムモードの実施の可否を決定することもあり得る。
図2を参照すると、メモリコントローラ110は、書き込み要請されるデータのサイズを参照して、不揮発性メモリ装置120のプログラムモードを決定する。
基準サイズ(Reference Size)より小さいサイズの書き込みデータ1(Write Data1)が書き込み要請される場合、メモリコントローラ110は擬似プログラムモード(Pseudo Program Mode)に決定する。
一方、基準サイズと同一であるか、或いは大きいサイズの書き込みデータ2(Write Data2)が書き込み要請される場合、メモリコントローラ110は一般プログラムモードに決定する。
即ち、書き込みデータの重要度、属性、及び入力パターン(Input Pattern)等によってもプログラムモードが決定され得る。
例えば、迅速なプログラムを要しない低い重要度のデータはデータのサイズが小さい場合にも一般プログラムモードにしたがってプログラムされるように決定され得る。
図3を参照すると、不揮発性メモリ装置100は、セルアレイ121、行デコーダ(Row−DEC)122、ページバッファ123、入出力バッファ124、制御ロジック125、及び電圧発生器126を含む。
セルアレイ121はビットライン(BL0〜BLn−1)を通じてページバッファ123に接続される。セルアレイ121は複数のNAND形セルストリング(NAND Cell Strings)を含む。
各々のセルストリングは、垂直又は水平方向にチャンネルを形成することができる。セルアレイ121には複数のワードラインが垂直方向に積層され得る。特に、垂直方向にセルストリングが形成される不揮発性メモリ装置の場合、マルチ−ビットが1回のプログラムサイクルでプログラムされるワンショットプログラム(One Shot Program)方式によってプログラムすることができる。この場合には実質的にマルチビットが格納されたことを示すフラッグセル(Flag Cell)が不必要になる。
行デコーダ122は、選択されたメモリブロックの複数のワードワードラインの内のいずれか1つを選択することができる。行デコーダ122は選択されたメモリブロックのワードラインに電圧発生器126からの電圧を伝達する。
プログラム動作時、行デコーダ122は選択ワードライン(Selected WL)にプログラム電圧(Vpgm)と検証電圧(Vfy)を、非選択ワードライン(Unselected WL)にはパス電圧(Vpass)を伝達する。
読み出し動作時、ページバッファ123は選択されたメモリセルに格納されたデータをビットライン(BL0〜BLn−1)を通じて感知する。
ページバッファ123は感知されたデータをラッチして入出力バッファ124に伝達する。
入出力バッファ124は、読み出し動作時にページバッファ123から提供される読み出しデータを外部へ出力する。
入出力バッファ124は、入力されるアドレス又は命令語を制御ロジック125や行デコーダ122に伝達する。
制御ロジック125は、プログラム命令によって互に異なる方式のバイアスを生成するよう電圧発生器126を制御する。
例えば、制御ロジック125は、擬似プログラム命令(PP_CMD)に応答して、選択されたワードラインに提供する粗いプログラム電圧(Coarse Program Voltage)を生成する。
一方、制御ロジック125は、一般プログラム命令(NP_CMD)に応答して精巧なプログラム電圧(Fine Program Voltage)を生成するよう電圧発生器126を制御する。
各々のワードラインへ供給されるワードライン電圧としてはプログラム電圧(Vpgm)、パス電圧(Vpass)、選択読み出し電圧(Vrd)及び非選択読み出し電圧(Vread)等がある。
電圧発生器126は、制御ロジック125の制御に応答して、粗いプログラム電圧又は精巧なプログラム電圧を生成する。
又は、粗いプログラム電圧は、相対的に少ない数のプログラムループを提供するためのプログラム電圧であり得る。
即ち、粗いプログラム電圧は、プログラム検証パルスの数が減少された形態に提供され得る。
一方、精巧なプログラム電圧は、選択されたメモリセルの分布を最適に形成するためのISPP電圧として提供され得る。
加えて、すべてのプログラム状態の各々に対する検証電圧パルスが精巧なプログラム電圧を含み得る。
即ち、擬似プログラム命令語(PP_CMD)に応答して不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリ領域に高速に書き込みデータをプログラムすることができる。
擬似プログラム動作(Pseudo Program Operation)を通じて選択されたメモリ領域に格納可能である容量より少ないサイズのデータを高速にプログラムすることができる。
図4を参照すると、(I)はプログラムされる以前のメモリセルの閾値電圧状態を示す分布であり、(II)はワンショットプログラム以後のメモリセルのプログラム状態に該当する閾値電圧の分布を示す。
選択されたメモリセルは、消去動作によって全て消去状態E0に対応する閾値電圧を有する。
しかし、選択されたメモリセルが格納できる最大容量のデータが提供されれば、メモリセルに対するワンショットプログラム(One Shot Program)が実施される。
即ち、2−ビットマルチレベルセルの場合、ワンショットプログラムによって1つのメモリセルに2−ビットデータが1回のプログラムサイクルの間にプログラムされる動作をいう。
1回のプログラムサイクルは、複数の増加するプログラムパルスと各々のプログラムパルスに後続するターゲット状態(Q1、Q2、Q3)の各々に対応する検証パルスで構成される。
即ち、ワンショットプログラムはマルチレベルセルに1つのプログラムサイクルで1−ビットが格納されるシャドープログラム(Shadow Program)方式と対比され得る。
そして、本発明のマルチレベルセルをプログラムする方式で一般プログラム命令語(NP_CMD)に応答して不揮発性メモリ装置120が遂行するプログラム方式がワンショットプログラム方式である。
図5を参照すると、本発明の不揮発性メモリセルは、ワードライン単位にプログラムされ、各々のメモリセルは2−ビットのデータが格納される。
即ち、ワードライン(WL0、WL1)に接続されるメモリセルはワンショットプログラム動作によって4つの閾値電圧状態(E0、Q1、Q2、Q3)の内のいずれか1つに対応する閾値電圧を有するようになる。
しかし、メモリコントローラ110の判断にしたがって入力されるデータが擬似プログラム動作によってプログラムされる場合、ワードラインWL2に接続されるメモリセルの各々には1−ビットデータを高速にプログラムすることができる。
電圧発生器126は、ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルに高速のプログラムが可能である擬似プログラム動作のためのワードライン電圧を提供する。
擬似プログラム動作によれば、ターゲット閾値電圧の領域(PS1)が読み出し電圧R1と読み出し電圧R3との間に位置するので、相対的に精密でないレベル制御が可能である。
そして、擬似プログラム動作での検証パルスはターゲット閾値電圧の領域(PS1)に対応するパルスのみが提供されば良い。
したがって、擬似プログラム動作では一般プログラム動作に比べて少ない数の検証パルスが提供され、プログラムパルスの数も減少される。
したがって、擬似プログラム動作の速度は、一般プログラム動作の速度に比べて顕著に増加することができる。
即ち、ワードラインWL2に接続されたメモリセルのLSBページはマッピングテーブル115から除外(Map Out)された状態であるので、読み出し電圧(R1、R3)によって読み出されたデータのみが有効に出力される。
結果として、擬似プログラム動作によってプログラムされたメモリセルはMSBページの読み出し動作によってセンシングされる。
そして、最終的に読み出し電圧R1によって擬似プログラム動作によって書き込まれたデータが決定されて出力される。
図6を参照すると、メモリコントローラ110は、ホストの書き込み要請に応答して擬似プログラム動作又は一般プログラム動作を選択する。
ここで、書き込み要請はホストから提供される。しかし、書き込み要請はホストで発生することに制限されない。メモリコントローラ110の内部動作によって相対的に小さいサイズのデータが書き込み要請され得る。
書き込み要請されるデータのサイズが基準Refより小さければ(はい方向)、手続は段階S130へ移動する。
一方、書き込み要請されるデータのサイズが基準Refと同一であるか、或いは大きい場合に、手続は段階S140へ移動する。
即ち、メモリコントローラ110は書き込み要請されたデータを不揮発性メモリ装置120の選択された領域に擬似プログラム動作によってプログラムするために別の命令語シークェンスを提供する。
擬似プログラム命令語(PP_CMD)の提供によって不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリ領域を一般プログラム動作とは異なるバイアス条件下で高速のプログラム動作を遂行する。
続いて、メモリコントローラ110は擬似プログラムによって選択されたメモリ領域のページアドレスの中で除外(Map out)される領域をマッピングテーブル115に書き込む。
メモリコントローラ110は、書き込み要請されるデータを選択されたメモリ領域にプログラムするための一般プログラム命令語(NP_CMD)を不揮発性メモリ装置120へ提供する。
一般プログラム命令語(NP_CMD)に応答して不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリ領域に対するワンショットプログラム(One Shot Program)を遂行する。
即ち、不揮発性メモリ装置120は1回のプログラムサイクルの間選択されたメモリ領域(1つのワードラインに接続されるメモリセル)に複数ページのデータをプログラムする。
しかし、データのサイズのみならず、入力パターンやデータの属性、重要度等が上述したプログラム方式の決定基準として用いることができるのは容易に理解できる。
図7を参照すると、メモリコントローラ110は、マッピングテーブル115を用い擬似プログラム動作にしたがうアドレスマッピングを遂行する。
一般的に不揮発性メモリ装置120のメモリ領域は、ワードラインの位置にしたがって順次にプログラムされる。
しかし、擬似プログラム動作が決定された場合、1つのワードラインに接続されるメモリセルのページ領域(例えば、MSBページとLSBページと)の内で少なくとも1つは無効化される。
擬似プログラム命令語(PP_CMD)に応答して、不揮発性メモリ装置120は選択された領域に対する擬似プログラム動作のためのプログラム電圧や検証電圧を生成する。
そして、生成された電圧を使用して不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリ領域を高速にプログラムする。
選択されたメモリ領域の複数ページ領域の内の一部は、擬似プログラム動作による割り当てで除外(Map out)される。
割り当てで除外されるページ領域は、以後読み出し動作の時に参照されて、読み出し動作がブロックされるか、或いは読み出されたデータが無効化される。
図8Aを参照すると、擬似プログラム命令語(PP_CMD)に対応する命令語シークェンスでは新しい命令語セットが割り当てられる。
入力データ(Din)に対する擬似プログラム動作を指示する第1命令語セット(CS1)131は命令語ラッチイネーブル信号(CLE)のハイ(High)区間で不揮発性メモリ装置120(図3参照)に入力される。
列アドレス(CA)、行アドレス(RA)等はアドレス入力サイクルの間に不揮発性メモリ装置120に入力される。
アドレスに続いて、書き込み要請された書き込みデータ(Din)が入力される。
書き込みデータ(Din)は書き込みイネーブル信号(/WE)(図示せず)に同期されて入力される。
書き込みデータ(Din)の入力が完了されれば、命令語ラッチイネーブル信号(CLE)のハイ区間でコンファームを指示する第2命令語セット(CS2)が入力される。
第2命令語セット(CS2)133に応答して不揮発性メモリ装置120は書き込みデータ(Din)を選択されたメモリセルに擬似プログラム動作によってプログラムする。
擬似プログラム方式にしたがってデータがプログラムされる時には相対的にプログラム時間が一般プログラムモードに比べて短くなる。
ここで、擬似プログラム動作を指示するために命令語セット(CS1、CS2)の中でいずれか1つ又は命令語セット(CS1、CS2)の全てのコードを一般プログラム動作と差別化することができる。
命令語セット(80h、10h)は各々命令語ラッチイネーブル信号(CLE)のハイ区間で不揮発性メモリ装置120に入力される。
アドレスラッチイネーブル信号(ALE)のハイ区間で擬似プログラムのためのメモリセルの列アドレス(CA)及び行アドレス(RA’)が入力される。
擬似プログラム動作のために命令語セットではないアドレスセット(RA’)の変更を通じても不揮発性メモリ装置120を制御することができる。
図9を参照すると、メモリコントローラ110は、擬似プログラムのために選択されるメモリセルのページアドレスを設定する。
例えば、メモリコントローラ110はワードライン(WL2)に接続されるメモリセルに対して擬似プログラム対象に選択した場合、ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルのLSBページ(1stPage)をマップアウト(Map out)させる。
例えば、ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルが擬似プログラム動作の対象になった場合、メモリコントローラ110(図1参照)は実質的にデータが格納されるMSBページ(2ndPage)のみをマッピングする。
即ち、表に示した5番目のページをワードライン(WL2)に接続されるメモリセルのMSBページ(2ndPage)にマッピングする。従って、擬似プログラムされたデータはワードライン(WL2)に接続されたメモリセルに対するMSBページ(2ndPage)の読み出しを通じて読み出されることを意味する。
図10Aは、一般プログラム動作で選択されたメモリセルのワードライン電圧を示し、図10B〜図10Dは、擬似プログラム動作で選択されたメモリセルのワードラインに提供する電圧を例示的に示す。
ここで、選択されたメモリセルは、2−ビットマルチレベルセルであることと仮定する。したがって、ワンショットプログラム動作で消去状態E0及び3つのターゲット状態(Q1、Q2、Q3)の内のいずれか1つの状態にメモリセルの閾値電圧が変更される。
即ち、プログラム電圧は、増加形ステップパルスプログラム(Incremental Step Pulse Programming:ISPP)方式にしたがう。
そして、プログラム電圧パルス(Vpgm1、Vpgm2、…、VpgmM)の各々に続いてターゲット状態(Q1、Q2、Q3)の各々に対応する検証電圧(Vfy1、Vfy2、Vfy3)が印加される。
このようなプログラム電圧パルス(Vpgm)と検証電圧パルスとの印加は最大ループ(LoopM)まで反複される。
図10Bを参照すると、擬似プログラム動作で選択されたメモリセルへ提供されるワードライン電圧は、ループ毎に増加ステップ(ΔV1)ぐらい増加するプログラム電圧パルス(VpgmN)(N≧3)と、固定値として提供される検証電圧(Vfy1)とで構成される。
したがって、全体的なプログラムループの数は減少することができる。加えて、ターゲット状態に検証電圧(Vfy1)がプログラムループ毎に印加される。
このようなプログラム電圧パルス(Vpgm)と検証電圧パルスとの印加は最大ループ(LoopM)まで反複される。
しかし、検証電圧(Vfy1)のレベルは、プログラム速度を高くするためにプログラム状態(Q1)をターゲットとする検証電圧より増加或いは減少されたレベルで提供することもあり得る。
擬似プログラム動作では1つのターゲット状態のみを有しているので、プログラム検証に所要される時間を減らす。
したがって、プログラム電圧パルスの間の間隔(ΔT2<ΔT1)が減少される。
図10Dによると、プログラム電圧パルス(VpgmN)の間の増加ステップ(ΔV2)は一般プログラム動作での増加ステップ(ΔV1)より増加する。
そして、プログラム電圧パルス(VpgmN)の間の時間間隔(ΔT2)は一般プログラム動作での時間間隔(ΔT1)より減少する例を示す。
このような場合、図10A〜図10Cのプログラム電圧が印加される時よりプログラム速度は著しく増加するようになる。
しかし、本発明の擬似プログラム動作のために提供することができるワードライン電圧の形態はここに制限されなく、高いプログラム速度を提供するための多様な組み合わせ又は変形が可能する。
図11を参照すると、擬似プログラム命令語(PP_CMD)によってプログラムされたメモリセルを読み出すためには指定された行アドレス(RA(P))が提供される。
そして、メモリコントローラ110は、擬似プログラム方式でメモリセルに記入されたデータに対する行アドレス(RA(P))を読み出し命令語シークェンスに含んで不揮発性メモリ装置120へ提供する。
そして、メモリコントローラ110は、アドレスラッチイネーブル信号(ALE)のハイ区間で列アドレス(CA)及び行アドレス(RA(P))140を不揮発性メモリ装置120に入力する。
行アドレス(RA(P))140は、先に説明した通りマッピングから除外されたページアドレスを参照して決定される。アドレスに続いてメモリコントローラ110は命令語セット(30h)を命令語ラッチイネーブル信号(CLE)のハイ区間で不揮発性メモリ装置120に入力する。
不揮発性メモリ装置120は行アドレス(RA(P))140を参照してMSBページに対する読み出し動作を遂行する。
もし、3−ビット以上のマルチレベルセルが擬似プログラム方式でプログラムされた場合、行アドレス(RA(P))140は複数の論理ページの中の1つ又は2つの論理ページアドレスに提供される。
不揮発性メモリ装置120はデータの出力が準備されれば、レディ/ビジー信号(RnB)をハイレベルに遷移してメモリコントローラ110にデータの出力が準備されたことを知らせる。
メモリコントローラ110は、レディ/ビジー信号(RnB)のレベルを参照して不揮発性メモリ装置120からデータ(Dout)を読み出す。
図12Aは選択されたメモリセルの各々に擬似プログラム動作によって1−ビットのデータを格納する場合の閾値電圧分布を示す。
特に、3つの論理ページ領域の中で第1ページ領域(1stPage)が擬似プログラムのためのメモリ領域に指定され、残る論理ページ領域(2ndPage、3rdPage)はマッピングテーブル115(図1参照)で除外された場合を示す。
選択されたメモリセルは、ワンショットプログラム方式を使用する一般プログラム動作によって3−ビットのデータを格納する。
選択されたメモリセルには一般プログラム動作によって消去状態(E0)及びプログラム状態(P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7)の内のいずれか1つにプログラムされる。
ここで、高速の擬似プログラム動作によってメモリセルの閾値電圧が示された電圧ウインドウに対応する擬似プログラム状態(PS1)にプログラムされることと説明したが、本発明はここに制限されない。
しかし、擬似プログラム状態(PS1)は相対的に広い電圧ウインドウと低い閾値電圧とに対応するので、プログラム速度側面で有利である。
例えば、選択されたメモリセルに対する読み出し電圧(R1、R5)によって読み出し動作が遂行される第1ページ領域(1stPage)に対するする読み出し動作のみで擬似プログラムされたデータの読み出しが可能である。
さらに具体的には、読み出し電圧(R1)によって選択されたメモリセルの状態が消去状態(E0)であるか、或いは擬似プログラム状態(PS1)であるかが識別される。
そうすると、不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリセルの第1ページ領域(1stPage)をセンシングするための読み出し電圧(R1、R5)を順次に生成して選択されたメモリセルのワードラインに提供する。
そして、読み出し電圧(R1、R5)による選択されたメモリセルがオンセルであるか、或いはオフセルであるかがセンシングされ、特定ラッチに格納される。
そうすると、不揮発性メモリ装置110は読み出し電圧(R1)によってセンシングされたデータを擬似プログラムデータに出力する。
図12を参照すると、メモリコントローラ110はワードライン(WL2)に接続されるメモリセルに対する擬似プログラム動作を遂行した後に、マッピングテーブル115をアップデートする。
ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルが擬似プログラム動作の対象になった場合、メモリコントローラ110は実質的にデータが格納される第1ページ領域(1stPage)のみをマッピングする。
即ち、ワードライン(WL2)に対応するメモリセルの第1ページ領域(1stPage)をホストから入力される論理アドレスに対応する不揮発性メモリ装置120の7番目のページにマッピングする。
従って、擬似プログラムされたデータはワードライン(WL2)に接続されたメモリセルに対する第1ページ領域(1stPage)の読み出しを通じて読み出される。
図13Aは選択されたメモリセルの各々に擬似プログラム動作によって1−ビットのデータを格納する場合の閾値電圧分布を示す。
特に、3つの論理ページ領域の中で第3ページ領域(3rdPage)が擬似プログラムのためのメモリ領域に指定され、残る論理ページ領域(1stPage、2ndPage)はマッピングテーブル115(図1参照)から除外される。
擬似プログラム動作によって高速にプログラムされる場合、選択されたメモリセルは消去状態(E0)又は擬似プログラム状態(PS1)のいずれか1つの状態にプログラムされる。
図13Aに示す擬似プログラム状態(PS1)は、図12Aの擬似プログラム状態(PS1の領域)よりさらに高い閾値電圧レベルを有する。
したがって、擬似プログラム動作に使用される検証電圧のレベルは、図12Aの実施形態に比べて相対的に高くなる。
したがって、図12Aの擬似プログラム動作の実施形態に比べて相対的にプログラム速度は減少することになる。
例えば、選択されたメモリセルに対する読み出し電圧(R3、R7)によって読み出し動作が遂行される第3ページ領域(3rdPage)に対する読み出し動作のみに擬似プログラムされたデータの読み出しが可能である。
さらに具体的には、読み出し電圧(R3)によって選択されたメモリセルの状態が消去状態(E0)であるか、或いは擬似プログラム状態(PS1)であるかが識別され得る。
そうすると、不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリセルの第3ページ領域(3rdPage)をセンシングするための読み出し電圧(R3、R7)を順次に生成して、選択されたメモリセルのワードラインに提供する。
そして、読み出し電圧(R3、R7)による選択されたメモリセルがオンセルであるか、或いはオフセルであるかがセンシングされ、特定ラッチに格納される。
そうすると、不揮発性メモリ装置110は、読み出し電圧(R3)によってセンシングされたデータを擬似プログラムデータに出力する。
図13Bを参照すると、メモリコントローラ110はワードライン(WL2)に接続されるメモリセルに対する擬似プログラム動作を遂行した後に、マッピングテーブル115をアップデートする。
ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルが擬似プログラム動作の対象になった場合、メモリコントローラ110は実質的にデータが格納される第3ページ領域(3rdPage)のみをマッピングする。
即ち、ワードライン(WL2)に対応するメモリセルの第3ページ領域(3rdPage)をホストから入力される論理アドレスに対応する不揮発性メモリ装置120の7番目のページにマッピングする。
従って、擬似プログラムされたデータは、ワードライン(WL2)に接続されたメモリセルに対する第3ページ領域(3rdPage)の読み出しを通じて読み出される。
図14Aは、選択されたメモリセルの各々に擬似プログラム動作によって2−ビットのデータを格納する場合の閾値電圧分布を示す。
特に、3つの論理ページ領域の中で第1ページ領域(1stPage)と第3ページ領域(3rdPage)とが擬似プログラムのためのメモリ領域に指定され、第2ページ領域(2ndPage)はマッピングテーブル115(図1参照)から除外される場合を示す。
選択されたメモリセルは、ワンショットプログラム方式を使用する一般プログラム動作によって3−ビットのデータを格納する。
しかし、擬似プログラム動作によってメモリセルは、消去状態(E0)又は複数のターゲット閾値電圧の領域である擬似プログラム状態(PS1、PS2、PS3)の内のいずれか1つの状態にプログラムされる。
即ち、選択されたメモリセルの第1ページ領域(1stPage)と第3ページ領域(3rdPage)とが擬似プログラムのために選択される。
例えば、第1ページ領域(1stPage)に擬似プログラムされたデータを読み出すために、メモリコントローラ110は図11に示した読み出し命令語を提供する。
この時、メモリコントローラ110は、選択されたメモリセルの第1ページ領域(1stPage)及び第3ページ領域(3rdPage)に対応する行アドレスを提供する。
そうすると、不揮発性メモリ装置120は、選択されたメモリセルに対する読み出し電圧(R1、R3、R5、R7)によって読み出し動作を遂行する。
不揮発性メモリ装置120は、読み出し動作によってセンシングされた2つのページデータを出力する。
そうすると、不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリセルに対する読み出し電圧(R1、R3、R5、R7)によって読み出し動作を遂行し、その中で、第1ページ領域(1stPage)に該当するデータのみを外部へ出力する。
第3ページ領域(3rdPage)を読み出すための読み出し動作でも第1ページ領域を読み出すための読み出し動作と同様の手続にしたがって選択されたメモリセルがセンシングされる。
但し、ラッチされた2つのページデータの中で読み出し要請された第3ページ領域(3rdPage)に該当するデータのみが外部へ出力される。
図14Bを参照すると、メモリコントローラ110は、ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルに対する擬似プログラム動作を遂行した後に、マッピングテーブル115をアップデートする。
ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルが擬似プログラム動作の対象になった場合、メモリコントローラ110は実質的にデータが格納される第1ページ領域(1stPage)と第3ページ領域(3rdPage)のみがホストからの論理アドレスに対する不揮発性メモリ装置120の物理アドレスにマッピングされる。
従って、擬似プログラムされたデータは、ワードライン(WL2)に接続されたメモリセルに対する2つのページ領域(1stPage、3rdPage)の読み出しを通じて読み出される。
図15Aは、選択されたメモリセルの各々に擬似プログラム動作によって1−ビットのデータを格納する場合の閾値電圧分布を示す。
特に、4つの論理ページ領域の中で第1ページ領域(1stPage)が擬似プログラムのためのメモリ領域に指定され、残る論理ページ領域(2ndPage、3rdPage、4thPage)はマッピングテーブル115(図1参照)から除外される。
選択されたメモリセルは、ワンショットプログラム方式を使用する一般プログラム動作によって4−ビットのデータを格納する。
選択されたメモリセルには一般プログラム動作によって消去状態(E0)及びプログラム状態(P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P9、P10、P11、P12、P13、P14、P15)の内のいずれか1つにプログラムされる。
第2ページ領域(2ndPage)を読み出すために4つのレベルの読み出し電圧(R3、R5、R9、R15)が使用される。
第3ページ領域(3rdPage)を読み出すために4つのレベルの読み出し電圧(R1、R6、R8、R11)が使用される。
そして、第4ページ領域(4thPage)を読み出すためには3つのレベルの読み出し電圧(R2、R7、R13)が使用される。
しかし、擬似プログラム動作によって論理ページ領域(2ndPage、3rdPage、4thPage)が除外された場合、第1ページ領域(1stPage)を読み出すための4つの読み出し電圧(R4、R10、R12、R14)が使用される。
選択されたメモリセルに対する読み出し電圧(R4、R10、R12、R14)によって読み出し動作が遂行される第1ページ領域(1stPage)に対する読み出し動作のみで擬似プログラムされたデータの読み出しが可能である。
さらに具体的には、読み出し電圧(R4)によって選択されたメモリセルの状態が消去状態(E0)であるか、或いは擬似プログラム状態(PS1)かが識別される。
そうすると、不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリセルの第1ページ領域(1stPage)をセンシングするための読み出し電圧(R4、R10、R12、R14)を順次に生成して、選択されたメモリセルのワードラインに提供する。
そして、読み出し電圧(R4、R10、R12、R14)による選択されたメモリセルがオンセルであるか、或いはオフセルであるかがセンシングされ、特定ラッチに格納される。
そうすると、不揮発性メモリ装置110は、読み出し電圧(R4)によってセンシングされたデータを擬似プログラムデータに出力する。
図15Bを参照すると、メモリコントローラ110は、ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルに対する擬似プログラム動作を遂行した後に、マッピングテーブル115をアップデートする。
ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルが擬似プログラム動作の対象になった場合、メモリコントローラ110は実質的にデータが格納される第1ページ領域(1stPage)のみをマッピングする。
即ち、ワードライン(WL2)に対応するメモリセルの第1ページ領域(1stPage)をホストから入力される論理アドレスに対応する不揮発性メモリ装置120の9番目のページにマッピングする。
従って、擬似プログラムされたデータはワードライン(WL2)に接続されたメモリセルに対する第1ページ領域(1stPage)の読み出しを通じて読み出される。
図16Aは、選択されたメモリセルの各々に擬似プログラム動作によって2−ビットのデータを格納する場合の閾値電圧分布を示す。
特に、4つの論理ページ領域の中で第3ページ領域(3rdPage)と第4ページ領域4thPage)とが擬似プログラムのためのメモリ領域に指定され、第1及び第2ページ領域(1stPage、2ndPage)はマッピングテーブル115(図1参照)から除外される。
選択されたメモリセルは、ワンショットプログラム方式を使用する一般プログラム動作によって4−ビットのデータを格納する。
しかし、擬似プログラム動作によってメモリセルは、消去状態(E0)又は複数のターゲット閾値電圧の領域である擬似プログラム状態(PS1、PS2、PS3)の内のいずれか1つの状態にプログラムされる。
選択されたメモリセルの第3ページ領域(3rdPage)と第4ページ領域(4thPage)とが擬似プログラムのために選択され得る。
例えば、第3ページ領域(3rdPage)に擬似プログラムされたデータを読み出すために、メモリコントローラ110は図11に示した読み出し命令語を提供する。
この時、メモリコントローラ110は選択されたメモリセルの第3ページ領域(3rdPage)に対応する行アドレスを提供する。
そうすると、不揮発性メモリ装置120は、選択されたメモリセルに対する読み出し電圧セット(R1、R6、R8、R11)と読み出し電圧セット(R2、R7、R13)を提供して読み出し動作を遂行する。
不揮発性メモリ装置120は、読み出し動作によってセンシングされた2つのページデータの中で第3ページ領域(3rdPage)に該当するデータのみを外部へ出力する。
但し、この時にはラッチされた2つのページデータの中で読み出し要請された第4ページ領域(4thPage)に該当するデータのみが外部へ出力される。
図16Bを参照すると、メモリコントローラ110は、ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルに対する擬似プログラム動作を遂行した後に、マッピングテーブル115をアップデートする。
ワードライン(WL2)に接続されるメモリセルが擬似プログラム動作の対象になった場合、メモリコントローラ110は実質的にデータが格納される第3ページ領域(3rdPage)と第4ページ領域(4thPage)のみがホストからの論理アドレスに対する不揮発性メモリ装置120の物理アドレスにマッピングされる。
従って、擬似プログラムされたデータは、ワードライン(WL2)に接続されたメモリセルに対する2つのページ領域(3rdPage、4thPage)の読み出しを通じて読み出される。
3−ビットマルチレベルセルの場合と4−ビットマルチレベルセルとの場合、少なくとも1つのページ領域以上が擬似プログラム動作のために割り当てられる。
ここに説明しなかったが、擬似プログラム動作のために多様な論理ページ領域の割り当て方式が適用され得る。
しかし、擬似プログラム動作のために選択されたメモリセルに割り当てるページ数は最大格納容量より少なくとも1つページが少なければならない。
ホストは、書き込み要請をメモリコントローラ110に伝達する。
そうすると、ホストの書き込み要請に応答してメモリコントローラ110は書き込みデータのサイズを基準値(Ref)と比較する。
もし、書き込みデータのサイズが基準値(Ref)より大きいか、或いは同一であれば、メモリコントローラ110は不揮発性メモリ装置120に一般プログラム命令語(NP_CMD)を伝達する。
一方、書き込みデータのサイズが基準値(Ref)より小さければ、メモリコントローラ110は不揮発性メモリ装置120に擬似プログラム動作によってデータを書き込むように指示する擬似プログラム命令語(PP_CMD)を伝達する。
一般プログラム動作によってプログラムした場合、選択されたメモリセルのすべてのページが有効にマッピングされる。
しかし、擬似プログラム動作によって書き込みデータがプログラムされる場合、選択されたメモリセルの一部ページはマッピングテーブルから除外される。
一般プログラム命令語(NP_CMD)又は擬似プログラム命令語(PP_CMD)のいずれか1つに応答して不揮発性メモリ装置120は選択されたメモリセルをプログラムする。
一方、擬似プログラム命令語(PP_CMD)にしたがって不揮発性メモリ装置110は選択されたメモリセルのページ領域の中で一部(例えば、MSBページ)のみをプログラムする。
提供された書き込みデータに対するプログラム動作が完了されれば、不揮発性メモリ装置120はメモリコントローラ110にアクセス可能である状態であることを知らせるレディ信号(Ready)を伝送する。
不揮発性メモリ装置120からのレディ信号に応答してメモリコントローラ110はホストに書き込み要請に対する完了信号を送る。
図18を参照すると、メモリブロック(BLKi)は複数の方向(x、y、z)に沿って延長された構造物を含む。
基板151上に、x方向にしたがって複数のドーピング領域(152a、152b、152c、152d)が形成される。
第1及び第2ドーピング領域(152a、152b)の間の基板151の領域上に、y方向にしたがって延長される複数の絶縁物質158がz方向にしたがって順次に提供される。
例えば、複数の絶縁物質158は、z方向にしたがって特定距離ぐらい離隔されて形成される。
例示的に、ピラー153は、絶縁物質158を貫通して基板151と連結される。
ここで、ピラー153は第2及び第3ドーピング領域(152b、152c)の間の基板上部と、第3及び第4ドーピング領域(152c、152d)の間の基板上部にも形成される。
例示的に、ピラー153は複数の物質で構成される。
例えば、ピラー153の表面層153aは第1タイプを有するシリコン物質を包含する。ピラー153の表面層153aは基板151と同一なタイプを有するシリコン物質を包含する。ピラー153の内面層153bは絶縁物質である。
第1及び第2ドーピング領域(152a、152b)の間の領域で、絶縁物質158、ピラー153、及び基板151の露出された表面に沿って絶縁膜155が提供される。
例示的に、z方向にしたがって提供される最終絶縁物質158のz方向の露出面に提供される絶縁膜155は除去される。
例えば、基板151に隣接する絶縁物質158及び基板151の間にy方向にしたがって延長される第1導電物質154aが提供される。
より詳細には、基板151に隣接する絶縁物質158の下部面の絶縁膜155と基板151上の絶縁膜155との間に、y方向に延長される第1導電物質154aが提供される。第2及び第3ドーピング領域(152b、152c)の間の領域で、第1及び第2ドーピング領域(152a、152b)上の構造物と同一の構造物が提供される。
第3及び第4ドーピング領域(152c、152d)の間の領域で、第1及び第2ドーピング領域(152a、152b)上の構造物と同一の構造物が形成される。
ドレイン156上に、x方向に延長された第2導電物質(157a〜157c)が提供される。
第2導電物質(157a〜157c)はy方向にしたがって順次に配置される。
第2導電物質(157a〜157c)の各々は、対応する領域のドレイン156と接続される。
例示的に、ドレイン156及びx方向に延長された第2導電物質157cは各々コンタクトプラグ(Contact plug)を通じて連結され得る。
ここで、第1導電物質(154a〜154i)は各々ワードライン又は選択ライン(SSL、GSL)を形成する。
メモリブロック(BLKi)は、第1導電物質(154a〜154i)の全体が選択される場合に選択される。
一方、本発明のサブ−ブロックは、第1導電物質(154a〜154i)の中で一部のみが選択されることによって選択可能である。
また、本発明では第1導電物質(154a〜154i)の層数は例示的なものに過ぎない。
第1導電物質(154a〜154i)の層数は、工程技術や制御技術によって多様に変更され得ることは容易に理解できる。
このような構造の不揮発性メモリ装置は、一般的に電荷捕獲形フラッシュメモリ(Charge Trap Flash Memory)で構成される。
電荷捕獲形フラッシュメモリ構造では電荷格納層が非伝導性物質で構成されているので、ワードライン間のカップリングに相対的に鈍感である。
したがって、先に説明したワンショットプログラムが可能となり、本発明の擬似プログラムを通じて高いデータ信頼性が提供される。
図19を参照すると、メモリシステム200は、メモリコントローラ210及び不揮発性メモリ装置220を包含する。
メモリコントローラ210は、ホストの要請に応答して不揮発性メモリ装置220を制御するように構成される。
ホストの書き込み要請に応答してメモリコントローラ210は、不揮発性メモリ装置220に書き込み命令語及びアドレスを提供する。
例えば、不揮発性メモリ装置220のバッファ領域221aの最小プログラム単位のデータ(例えば、ページデータ)が入力されれば、メモリコントローラ210は最小プログラム単位のデータがバッファ領域221aに格納されるよう不揮発性メモリ装置220を制御する。
このような動作をバッファプログラム(Buffer Program)動作と称する。
メイン領域221bに対する最小プログラム単位のデータがバッファ領域221aに格納されれば、メモリコントローラ210はメイン領域221bに対する最小プログラム単位のデータがメイン領域221bに格納されるよう不揮発性メモリ装置220を制御する。
このような動作をメインプログラム(Main Program)動作と称する。
例えば、データの書き込み要請が発生すると、マッピングテーブル215を参照して、メモリコントローラ210はバッファ領域221aの状態をチェックする。
例えば、バッファ領域221aが全て消去されているか、或いは書き込み要請されたデータを格納する余裕がある場合、メモリコントローラ210はバッファプログラム動作を遂行する。
続いて、メモリコントローラ210は書き込み要請されたデータをメイン領域221bの特定領域に擬似プログラム動作(Pseudo Program Operation)にしたがって書き込むよう不揮発性メモリ装置220を制御する。
擬似プログラム動作によって、選択されたメモリセルには高速のデータプログラムが可能である。
メモリコントローラ210は、書き込み要請されるデータと擬似プログラム命令語(PP_CMD)を不揮発性メモリ装置220に提供した後に、マッピングテーブル215をアップデートする。
例えば、メモリコントローラ210はワードライン(WL2)に接続されたメモリセルのページアドレスで、LSBページをマッピングテーブルから除外させる。
不揮発性メモリ装置220とメモリコントローラ210とは、メモリカード、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)、メモリスティック(登録商標)などで構成することができる。
不揮発性メモリ装置220は、複数のメモリブロックを含み、メモリブロックの各々は行と列に配列された複数のメモリセルを包含する。
メモリセルの各々は、マルチ−レベル(又は、マルチ−ビット)データを格納する。メモリセルは2次元アレイ構造を有するよう、又は3次元(又は、垂直)アレイ構造を有するよう配列される。
図20を参照すると、不揮発性メモリ装置220のセルアレイ221はバッファ領域221aとメイン領域221bとを含む。
セルアレイ221は、ワードライン(WLs)又は選択ライン(SSL、GSL)を通じて行デコーダー(Row−DEC)222に接続される。
セルアレイ221は、複数のNAND形セルストリング(NAND Cell Strings)を含む。
特に、セルアレイ221を構成するメモリ領域は、バッファ領域221aとメイン領域221bとに大きく分類される。
プログラム動作時、先ずデータはバッファ領域221aに書き込まれた後、メイン領域221bにプログラムされる。
例示的に、バッファ領域221aに対する最小プログラム単位とメイン領域221bに対する最小プログラム単位は、プログラム方式、セル当たり格納されるデータビット数等にしたがって多様に決定され得る。
本発明の実施形態によれば、バッファ領域221aに対する最小プログラム単位とメイン領域221bに対する最小プログラム単位とは互いに異なる。
即ち、メモリ領域(221a及び221b)は論理的に可変可能である。
バッファ領域221aに属するメモリブロックは、メイン領域221bに属するメモリブロックと異なる方式でプログラムされる。
例えば、バッファ領域221aに属するメモリブロックは、シングルレベルセル(SLC)プログラム方式(以下、SLCプログラム方式であると称する)にしたがってプログラムされる。
一方、メイン領域221bに属するメモリブロックは、マルチレベルセル(MLC)プログラム方式(以下、MLCプログラム方式であると称する)にしたがってプログラムされる。
例えば、バッファ領域221aに属するメモリセルの各々は、2−ビットデータを格納し、メイン領域221bに属するメモリセルの各々はN−ビットデータ(Nは3又はそれより大きい整数)を格納する。
また、バッファ領域221aに属するメモリセルの各々はメイン領域221bに属するメモリセルの各々に格納されるN−ビット(Nは3又はそれより大きい整数)より小さい数のデータビットを格納する。
即ち、外部から擬似プログラム命令語(PP_CMD)が提供されれば、制御ロジック225は電圧発生器226のプログラム電圧発生を制御するプログラムモード(P_Mode)を提供する。電圧発生器226はプログラムモード(P_Mode)に応答して擬似プログラムに所要される諸般バイアス電圧を生成する。
図21を参照すると、メモリシステム200はバッファ領域221aの状態にしたがってメイン領域221bに対する擬似プログラム動作を選択的に遂行する。
ホストから書き込み要請が発生すれば、本発明の実施形態によるプログラム動作が開始される。
ホストから提供された書き込みデータは、ランダムなパターンに入力される相対的に小さいサイズのデータであり得る。
しかし、書き込みデータのサイズに関わらず、本発明の擬似プログラム動作が実施され得ることは容易に理解できる。
メモリコントローラ210は、バッファ領域221aが消去状態であるか、又は既に以前に提供されたデータにプログラムされた状態であるかを判断する。
このようなバッファ領域221aに対する状態チェックは、マッピングテーブル215の検索を通じて確認することができる。
又は、バッファ領域221aの消去状態の可否を確認するための状態読み出し命令語を通じても確認できることは容易に理解できる。
もし、バッファ領域221aが既にプログラムされている状態(はい方向)であれば、手続は本発明の擬似プログラムを遂行するための段階S240へ移動する。
一方、バッファ領域221aが空いている状態(いいえ方向)であれば、手続は段階S250へ移動する。
即ち、メモリコントローラ210は、書き込み要請されたデータを不揮発性メモリ装置220のメイン領域221bにプログラムするための擬似プログラム命令語(PP_CMD)を提供する。
擬似プログラム命令語(PP_CMD)の提供によって不揮発性メモリ装置220は、選択されたメモリ領域を一般プログラム動作とは異なるバイアス条件で高速のプログラム動作を遂行する。
続いて、メモリコントローラ210は、擬似プログラム動作によって、選択されたメモリ領域のページアドレスの中から除外される領域をマッピングテーブル215に書き込む。
バッファ領域221aは、高速及び高い信頼性を提供するためにシングルレベルセル(SLC)で構成することができる。バッファ領域221aに格納されたデータは以後にメイン領域221bに移される。
このような場合、バッファ領域221aの消去に所要する時間は、書き込み要請されたデータがいつもバッファ領域221aにプログラムされるケースに比べて時間を短縮することができる。
図22を参照すると、メモリシステム200は、書き込みデータのサイズとバッファ領域221aの状態とにしたがって、メイン領域221bに対する擬似プログラム動作を選択的に遂行する。
ホストから書き込み要請が発生すれば、本発明の実施形態によるプログラム動作が開始される。
ホストから提供される書き込みデータは、1つのメディアファイルデータのような相対的に大きい連続データ(Sequential Data)であり得る。
又はホストから入力されるデータは、頻繁にアップデートされるランダムデータ(Random Data)であり得る。
書き込みデータのサイズが基準値(Ref)より大きいか、或いは同一であれば(いいえ方向)、手続は段階S330へ移動する。
一方、書き込みデータのサイズが基準値(Ref)より小さければ、手続は段階S340へ移動する。
この時、メモリコントローラ210は、バッファ領域221aがプログラムされた状態であると検出された場合、消去動作を先行することができる。
消去動作の以後に、バッファ領域221aに対する書き込みデータのプログラム動作を遂行する。
このようなバッファ領域221aに対する状態チェックは、マッピングテーブル215の検索を通じて確認することができる。
もし、バッファ領域221aが既にプログラムされている状態(はい方向)であれば、手続は本発明の擬似プログラムを遂行するための段階S350へ移動する。
しかし、バッファ領域221aが空いている状態(いいえ方向)であれば、手続は段階S330へ移動する。
即ち、メモリコントローラ210は、書き込み要請されたデータを不揮発性メモリ装置220のメイン領域221bにプログラムするための擬似プログラム命令語(PP_CMD)を提供する。
擬似プログラム命令語(PP_CMD)の提供によって不揮発性メモリ装置220は選択されたメモリ領域を一般プログラム動作とは異なるバイアス条件で高速のプログラム動作を遂行する。
続いて、メモリコントローラ210は、擬似プログラム動作によって、選択されたメモリ領域のページアドレスの中から除外される領域をマッピングテーブル215に書き込む。
ここで、データのサイズは、データの属性や、データの入力パターン等に代替され得る。
即ち、多様な特性を参照して本発明の擬似プログラム動作の実施の可否が決定され得る。
図23を参照すると、使用者装置1000は、ホスト1100とSSD1200とを含む。
SSD1200は、SSDコントローラ1210、バッファメモリ1220、及び不揮発性メモリ装置1230を含む。
即ち、SSDコントローラ1210は、ホスト1100のバスフォーマット(Bus format)に対応してSSD1200とのインターフェイシングを提供する。
特に、SSDコントローラ1210は、ホスト1100から提供される命令語をデコーディングする。デコーディングされた結果にしたがって、SSDコントローラ1210は不揮発性メモリ装置1230をアクセスする。
ホスト1100の読み出し要請時に、不揮発性メモリ装置1230に存在するデータがキャッシュされている場合には、バッファメモリ1220はキャッシュされたデータを直接ホスト1100へ提供するキャッシュ機能を支援する。
一般的に、ホスト1100のバスフォーマット(例えば、SATA又はSAS)によるデータ伝送速度は、SSD1200のメモリチャンネルの伝送速度より著しく速い。
即ち、ホスト1100のインターフェイス速度が著しく高い場合、大容量のバッファメモリ1220を提供することによって、速度差によって発生するパフォーマンス低下を最小化できる。
しかし、バッファメモリ1220がこれに制限されないことはこの分野の通常的な知識を習得した者に明確である。
例えば、不揮発性メモリ装置1230は、大容量の格納能力を有する垂直構造NANDフラッシュメモリ(NAND−type Flash memory)として提供され得る。
不揮発性メモリ装置1230は、複数のメモリ装置によって構成され得る。この場合、各々のメモリ装置はチャンネル単位にSSDコントローラ1210と接続される。
上述したSSD1200で、SSDコントローラ1210は書き込み要請されたデータのサイズ又は不揮発性メモリ装置1230のバッファ領域の状態にしたがって擬似プログラム動作を遂行する。
図24を参照すると、本発明によるデータ格納装置2000は、フラッシュメモリチップ2100とフラッシュコントローラ2200とを包含する。
フラッシュコントローラ2200は、データ格納装置2000の外部から受信された制御信号に基づいてフラッシュメモリチップ2100を制御する。
本発明のフラッシュメモリチップ2100は、アレイが多層に積層されたスタックフラッシュ構造、ソース−ドレインが無いフラッシュ構造、ピン−タイプフラッシュ構造、及び3次元フラッシュ構造の内のいずれか1つで構成することができる。
ここで、フラッシュコントローラ2200は、書き込み要請されるデータのサイズ又はフラッシュメモリチップ2100のバッファ領域の状態にしたがって擬似プログラム動作を遂行する。
図25を参照すると、本本発明の実施形態によるコンピューティングシステム3000は、システムバス3700に電気的に接続されるネットワークアダプタ3100、中央処理装置(CPU)3200、大容量格納装置3300、RAM3400、ROM3500、及びユーザーインターフェイス3600を含む。
中央処理装置(CPU)3200は、RAM3400に常住するオペレーションシステム(OS)やアプリケーションプログラムを駆動するための諸般演算処理を遂行する。
大容量格納装置3300は、コンピューティングシステム3000に必要である諸般データを格納する。例えば、大容量格納装置3300にはコンピューティングシステム3000を駆動するためのオペレーションシステム(OS)、アプリケーションプログラム、多様なプログラムモジュール、プログラムデータ、及びユーザーデータ等が格納される。
ブーティング時に、RAM3400には大容量格納装置3300から読み出されたオペレーションシステム(OS)、アプリケーションプログラム、多様なプログラムモジュール、及びプログラムの駆動に所要されるプログラムデータがロードされる。
ROM3500には、ブーティング時にオペレーションシステム(OS)が駆動される以前に活性化される基本的な入出力システムであるBIOS(Basic Input/Output System)が格納される。
ユーザーインターフェイス3600を通じてコンピューティングシステム3000と使用者との間の情報交換が行われる。
また、たとえば、図には示さないが、本発明によるコンピューティングシステム3000には、アプリケーションチップセット(Application chipset)、カメライメージプロセッサー(Camera Image Processor:CIS)、モバイルDRAM等がさらに提供され得ることはこの分野の通常的な知識を習得した者に明確である。
本発明の大容量格納装置3300は、書き込み要請されたデータのサイズ又はバッファ領域の状態にしたがって擬似プログラム動作を遂行することができる。
例えば、本発明によるフラッシュメモリ装置及び/又はメモリコントローラは、PoP(Package on Package)、Ball grid arrays(BGAs)、Chip scale packages(CSPs)、Plastic Leaded Chip Carrier(PLCC)、Plastic Dual In−Line Package(PDIP)、Die in Waffle Pack、Die in Wafer Form、Chip On Board(COB)、Ceramic Dual In−Line Package(CERDIP)、Plastic Metric Quad Flat Pack(MQFP)、Thin Quad Flatpack(TQFP)、Small Outline(SOIC)、Shrink Small Outline Package(SSOP)、Thin Small Outline(TSOP)、System In Package(SIP)、Multi Chip Package(MCP)、Wafer−level Fabricated Package(WFP)、Wafer−Level Processed Stack Package(WSP)、等のようなパッケージを利用して実装され得る。
110、210 メモリコントローラ
115、215 マッピングテーブル
120、220 不揮発性メモリ装置
121、221 セルアレイ
122、222 行デコーダ
123、223 ページバッファ
124、224 入出力バッファ
125、225 制御ロジック
126、226 電圧発生器
151 基板
152a、152b、152c、152d ドーピング領域
153 ピラー
153a 表面層
153b 内部層
154a〜154i 第1導電物質
155 絶縁膜
156 ドレイン
157a、157b、157c 第2導電物質
158 絶縁物質
221a バッファ領域
221b メイン領域
1000 使用者装置
1100 ホスト
1200 SSD
1210 SSDコントローラ
1220 バッファメモリ
1230 不揮発性メモリ装置
2000 データ格納装置
2100 フラッシュメモリチップ
2200 フラッシュコントローラ
3000 コンピューティングシステム
3100 ネットワークアダプタ
3200 中央処理装置(CPU)
3300 大容量格納装置
3400 RAM
3500 ROM
3600 ユーザーインターフェイス
3700 システムバス
4000 ネットワーク
Claims (27)
- 1回のプログラムサイクルの間に、1つのメモリセルにマルチビットデータをプログラムする不揮発性メモリ装置と、
書き込み命令語にしたがって前記不揮発性メモリ装置の選択された行に接続されるメモリセルが第1プログラムモード又は第2プログラムモードのいずれか1つのモードでプログラムされるように前記不揮発性メモリ装置を制御するメモリコントローラとを有し、
前記第1プログラムモードでは、前記メモリセルに格納可能である最大数に対応する複数の論理ページが格納され、
前記第2プログラムモードでは、前記最大数より少ない1つ以上の論理ページが前記第1プログラムモードとは異なる電圧バイアスを用いて前記メモリセルに格納されることを特徴とするメモリシステム。 - 前記第1プログラムモードでは、前記メモリセルに対するアドレスマッピングの時に、前記最大数に対応する複数の論理ページが各々マッピングされ、
前記第2プログラムモードでは、前記複数の論理ページの中の少なくとも1つがアドレスマッピングで除外されることを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。 - 前記第1プログラムモードでは、前記メモリセルには最大2つの論理ページが割り当てられ、
前記第2プログラムモードでは、前記2つの論理ページの中で最上位ページ(MSB Page)がアドレスマッピングに割り当てられ、最下位ページ(LSB Page)は、アドレスマッピングで除外されることを特徴とする請求項2に記載のメモリシステム。 - 前記第1プログラムモードでは、前記メモリセルには3つの論理ページが割り当てられ、
前記第2プログラムモードでは、前記3つの論理ページの中で最上位ページ又は最下位ページのいずれか1つがアドレスマッピングに割り当てられることを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。 - 前記第1プログラムモードでは、前記メモリセルには3つの論理ページが割り当てられ、
前記第2プログラムモードでは、前記3つの論理ページの中で最上位ページと最下位ページとがアドレスマッピングに割り当てられることを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。 - 前記第1プログラムモードでは、前記メモリセルには4つの論理ページが割り当てられ、
前記第2プログラムモードでは、前記4つの論理ページの中で最下位ページがアドレスマッピングに割り当てられることを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。 - 前記第2プログラムモードでは、前記メモリセルは、消去状態又は第1擬似プログラム状態のいずれか1つの状態にプログラムされることを特徴とする請求項3又は6に記載のメモリシステム。
- 前記第1擬似プログラム状態は、前記メモリセルにマッピングされるいずれか1つの論理ページを読み出すための読み出し電圧の中で最も大きい電圧ウインドウを有する読み出し電圧の間に割り当てられることを特徴とする請求項7に記載のメモリシステム。
- 前記第2プログラムモードでは、前記メモリセルは、消去状態又は第1擬似プログラム状態のいずれか1つの状態にプログラムされることを特徴とする請求項4に記載のメモリシステム。
- 前記第1擬似プログラム状態は、前記メモリセルにマッピングされる各々の論理ページの読み出し電圧の中で最も大きい電圧ウインドウを有する読み出し電圧の間の閾値電圧分布に割り当てられることを特徴とする請求項9に記載のメモリシステム。
- 前記第1プログラムモードでは、前記メモリセルは、マッピングテーブルに4つの論理ページが割り当てられ、
前記第2プログラムモードでは、前記4つの論理ページの中で最上位ページを含む少なくとも2つの論理ページがアドレスマッピングに割り当てられることを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。 - 前記第2プログラムモードでは、前記メモリセルは、消去状態、第1擬似プログラム状態、第2擬似プログラム状態、及び第3擬似プログラム状態の内の少なくとも1つのプログラム状態にプログラムされることを特徴とする請求項5又は11に記載のメモリシステム。
- 前記第2プログラムモードでの前記電圧バイアスの条件は、前記メモリセルへ提供されるプログラム電圧の増加量(increment)、プログラム開始電圧、検証電圧パルスの数、及びプログラムループの数の内の少なくとも1つが、前記第1プログラムモードと異なることを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。
- 同一ワードラインに接続されるメモリセルに論理的にN(Nは2以上の整数)個ページのデータをプログラムするよう設定されるメモリセルアレイを含む不揮発性メモリ装置と、
外部からの書き込み命令語及び書き込み要請されたデータを受信して、一般プログラムモード又は擬似プログラムモードの選択されたいずれか1つのモードに前記書き込み要請されたデータをプログラムするよう前記不揮発性メモリ装置を制御するメモリコントローラとを有し、
前記一般プログラムモードでは、前記メモリコントローラは、前記書き込み要請されたデータを前記メモリセルアレイの前記同一ワードラインに接続されたメモリセルの各々にN−ビットデータが格納されるよう前記不揮発性メモリ装置を制御し、
前記擬似プログラムモードでは、前記メモリコントローラは、前記書き込み要請されたデータを前記メモリセルアレイの前記同一ワードラインに接続されたメモリセルの各々にN−ビットより少ないビット数データが格納されるよう前記不揮発性メモリ装置を制御し、
前記擬似プログラムモードのプログラム速度と前記一般プログラムモードのプログラム速度とが異なるように前記擬似プログラムモードのバイアス条件の内の少なくとも1つは、前記一般プログラムモードのバイアス条件の内の少なくとも1つと異なることを特徴とするメモリシステム。 - 前記メモリコントローラは、前記N個の論理ページをマッピングするマッピングテーブルを構成し、前記N個の論理ページの中で前記擬似プログラムモードに割り当てられない論理ページを前記マッピングテーブルから除外することを特徴とする請求項14に記載のメモリシステム。
- 前記一般プログラムモード又は前記擬似プログラムモードは、前記書き込み要請されたデータのサイズ、属性、及び相対的な重要度の内の少なくとも1つに基づいて選択されることを特徴とする請求項14に記載のメモリシステム。
- シングルレベルセルで構成される第1メモリ領域とマルチレベルセルで構成される第2メモリ領域とを含む不揮発性メモリ装置と、
外部から提供されるデータを前記第1メモリ領域に格納し、前記格納されたデータを第1プログラムモードにしたがって前記第2メモリ領域にプログラムするよう前記不揮発性メモリ装置を制御するメモリコントローラとを有し、
前記メモリコントローラは、前記第1メモリ領域が消去状態であるか否かに基づき、書き込み要請されるデータを第2プログラムモードにしたがって前記第2メモリ領域に格納するよう前記不揮発性メモリ装置を制御し、
前記第1プログラムモードでは、選択されたメモリ領域に複数のページデータが1回のプログラムサイクルの間に格納され、
前記第2プログラムモードでは、前記選択されたメモリ領域に前記複数のページデータより少ない容量のデータが前記第1プログラムモードのプログラム速度より高速にプログラムされることを特徴とするメモリシステム。 - 前記第2プログラムモードでは、前記書き込み要請されるデータが割り当てられる論理ページ以外のページアドレスは、マッピングテーブルから除外されることを特徴とする請求項17に記載のメモリシステム。
- 前記第2プログラムモードでは、前記選択されたメモリ領域は、消去状態又は第1擬似プログラム状態でプログラムされることを特徴とする請求項18に記載のメモリシステム。
- 前記第1擬似プログラム状態は、前記割り当てられた論理ページの読み出し電圧の中で最も大きい電圧ウインドウを有する読み出し電圧の間の閾値電圧に対応することを特徴とする請求項19に記載のメモリシステム。
- 前記第2プログラムモードでは、前記選択されたメモリ領域は、消去状態、第1擬似プログラム状態、第2擬似プログラム状態、及び第3擬似プログラム状態の内のいずれか1つの状態にプログラムされることを特徴とする請求項18に記載のメモリシステム。
- 前記第2プログラムモードでは、前記選択されたメモリ領域は、2つの論理ページ領域が割り当てられ、少なくとも1つの論理ページ領域は、マッピングテーブルから除外されることを特徴とする請求項21に記載のメモリシステム。
- ワンショットプログラム方式にて複数ページのデータをプログラムする不揮発性メモリ装置のプログラム方法において、
書き込み要請されるデータのサイズを基準値と比較する段階と、
前記データのサイズが前記基準値より小さい場合、前記書き込み要請されるデータに対する擬似プログラム命令語を前記不揮発性メモリ装置に提供する段階と、
選択されたメモリセルに前記書き込み要請されたデータを前記擬似プログラム命令語に従う擬似プログラムモードでプログラムする段階と、
前記選択されたメモリセルに含まれる複数の論理ページ領域の中から前記擬似プログラムモードによって除外されるページアドレスをマッピングテーブルから除外させる段階とを有し、
前記擬似プログラムモードに従って形成されるメモリセルのプログラム状態は、前記ワンショットプログラム方式にしたがって形成される閾値電圧分布とは異なる閾値電圧分布で形成されることを特徴とする不揮発性メモリ装置のプログラム方法。 - 前記擬似プログラムモードに従って形成されるメモリセルのプログラム状態は、消去状態と少なくとも1つの擬似プログラム状態とを含み、
前記少なくとも1つの擬似プログラム状態に対応する閾値電圧分布は、割り当てられた論理ページの読み出し電圧の中で最も大きい電圧ウインドウを形成する読み出し電圧の間に対応することを特徴とする請求項23に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。 - 第1メモリ領域と第2メモリ領域とを有し、前記第2メモリ領域は、ワンショットプログラム方式に従ってデータが書き込まれる不揮発性メモリ装置のプログラム方法において、
書き込みデータを受信する段階と、
前記第1メモリ領域が消去状態であるか否かを検出する段階と、
前記検出の結果、前記第1メモリ領域が消去されていない状態である場合、前記書き込みデータを前記第1メモリ領域にバッファリングせずに、前記第2メモリ領域の選択されたメモリセルに擬似プログラムモードにに従ってプログラムする段階と、
前記選択されたメモリセルに含まれる複数の論理ページ領域の中から前記擬似プログラムモードによって除外されるページアドレスをマッピングテーブルから除外させる段階とを有し、
前記擬似プログラムモードに従って形成される前記選択されたメモリセルの閾値電圧分布は、消去状態と少なくとも1つの擬似プログラム状態とを含み、
前記少なくとも1つの擬似プログラム状態は、割り当てられた論理ページの読み出し電圧の中で最も大きい電圧ウインドウを有する閾値電圧分布に対応することを特徴とする不揮発性メモリ装置のプログラム方法。 - 前記書き込みデータのサイズを基準値と比較する段階をさらに有することを特徴とする請求項25に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
- 前記書き込みデータのサイズが基準値より大きい場合、前記書き込みデータを前記第1メモリ領域にプログラムする段階をさらに有することを特徴とする請求項26に記載の不揮発性メモリ装置のプログラム方法。
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