JP2014149279A - ガスメータ、その制御装置、その制御プログラム、その制御システム、その制御方法、通信端末およびその制御プログラム - Google Patents

ガスメータ、その制御装置、その制御プログラム、その制御システム、その制御方法、通信端末およびその制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ガスメータと通信端末との間の近接通信によりガスメータから情報取得を可能にすること、またはガスメータと通信端末との間の近接通信によりガスメータの復帰操作を可能にすることにある。
【解決手段】 ガスメータ(4)が通信端末(6)と近接通信(10)を行う近接通信部(44)と、動作状態を表す状態情報を格納する記録部(記憶部48)と、前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる制御部(情報処理部40)とを備え、通信端末(6)との近接通信(10)により状態表示や復帰動作が行える。
【選択図】図1

Description

本発明は、スマートフォンなどの携帯通信端末を利用し、情報取得や復帰操作などが行えるガスメータ、その制御装置、その制御プログラム、その制御システム、その制御方法、通信端末およびその制御プログラムに関する。
都市ガスなどガスの需要先にガスメータが設置されている。このガスメータは、ガス使用量の計測などを行うが、非常時などにガスの供給停止を行う遮断弁が併設されている。この遮断弁はたとえば、震度5以上の地震を感知した際に遮断動作を行い、ガス供給を停止する。この遮断弁は、ガス遮断の後、安全が確認された場合には復帰が可能である。この復帰には、復帰ボタンの手動操作や、電話回線を利用した遠隔操作がある。
ガスメータによるガス遮断およびその復帰に関し、遮断事象の発生により遮断した遮断弁を遮断事象の種類に応じて自動復帰させることが知られている(たとえば、特許文献1)。遮断弁の遮断に関し、複数の感震センサの感震を利用することが知られている(たとえば、特許文献2)。遮断弁の自動復帰や手動復帰に関し、ガスの漏れ流量に応じて復帰制御をすることが知られている(たとえば、特許文献3)。
特開2006−276002号公報 特開2009−115404号公報 特開2009−244170号公報
ところで、遮断弁の遮断や、ガス供給の停止などの情報やその履歴をガスメータ側から取得し、遮断弁の復帰の際、その履歴情報を参照できることは有益であり、安全性からも重要である。
しかしながら、ガス供給の遮断理由がエリア供給停止であれば、その停止理由を知ることは容易ではない。遮断弁の復帰動作が可能であるとしても、その復帰が困難である場合がある。
手動復帰では、手動復帰が可能であること、手動復帰に係わるユーザが手動復帰に必要な知識や情報を持つことなどが必要である。外的要因としては手動復帰の対象であるガスメータの設置場所に近づくことができ、錠前などにより設置場所への進入が禁止されていないことも前提であろう。
手動復帰に関し、復帰対象であるガスメータの設置場所を認識でき、そのガスメータの操作が可能な場所にあることや、そのガスメータがガス遮断を行う機能を備えていることの認識が必要であり、復帰に関する操作や情報を理解していなければならない。
また、遠隔操作は電話回線による通信を媒介として行われる。遠隔操作には通信機能付きガスメータでなければならない。そのガスメータには通信装置が装着され、この通信装置が、電話回線を介してセンタ側のサーバと通信を行う。このような通信を媒介とした場合、サーバのダウンなど、何らかの理由で通信不能であれば、遠隔復帰が不可能となる。この場合も、復帰操作ができない理由をガスメータ側からユーザが認識することができない。
このように、復帰が手動操作または遠隔操作の何れであっても遮断弁の設置場所、遮断理由、遮断履歴など、各種情報をガスメータから取得できなければ復帰操作ができないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、ガスメータと通信端末との間の近接通信によりガスメータから情報取得を可能にすることにある。
また、本発明の他の目的は、上記課題に鑑み、ガスメータと通信端末との間の近接通信によりガスメータの復帰操作を可能にすることにある。
上記目的を達成するため、本発明のガスメータは、通信端末と近接通信を行う近接通信部と、動作状態を表す状態情報を格納する記録部と、前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる制御部とを備える。
上記ガスメータにおいて、好ましくはさらに、震動を感知する震動感知手段と、ガス流路を遮断する遮断弁と、前記震動感知手段の感知震動情報、前記遮断弁の開弁または閉弁を表す情報を取得する情報取得手段とを備えてもよい。
上記ガスメータにおいて、好ましくはさらに、サーバと有線通信または無線通信により接続され、前記サーバから状態情報の一部または全部を受ける通信部とを備えてもよい。
上記ガスメータにおいて、好ましくはさらに、前記通信端末に提供する前記状態情報を表示する表示部とを備えてもよい。
上記ガスメータにおいて、好ましくはさらに、前記制御部は、前記通信端末から発せられた復帰命令を前記近接通信部で受信し、前記復帰命令により遮断弁を復帰させてもよい。
上記ガスメータにおいて、好ましくはさらに、前記状態情報は、遮断弁の遮断、その復帰、遮断または復帰の原因、故障通報、復帰可能または完了の何れかを含む情報であってもよい。
上記目的を達成するため、本発明のガスメータの制御装置は、通信端末と近接通信を行う近接通信部と、動作状態を表す状態情報を格納する記録部と、前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる制御部とを備える。
上記目的を達成するため、本発明のガスメータの制御プログラムは、ガスメータに搭載されるコンピュータに実行させる制御プログラムであって、通信端末と近接通信部との通信を確立し、動作状態を表す状態情報を記録部に格納し、前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる、処理をコンピュータに実行させる。
上記ガスメータの制御プログラムにおいて、好ましくはさらに、前記通信端末から発せられた復帰命令を前記近接通信部で受け、前記復帰命令により遮断弁を復帰させる、処理を前記コンピュータに実行させてもよい。
上記目的を達成するため、本発明のガスメータの制御システムは、通信端末と、該通信端末と通信可能なガスメータとを含む制御システムであって、前記ガスメータが、通信端末と近接通信を行う近接通信部と、動作状態を表す状態情報を格納する記録部と、前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる制御部とを備える。
上記目的を達成するため、本発明のガスメータの制御方法は、通信端末と通信可能なガスメータを備えるガスメータの制御方法であって、前記通信端末と近接通信部との通信を確立するステップと、前記通信端末の要求により記録部から読み出した状態情報を前記近接通信部に送出させるステップとを含んでいる。
上記目的を達成するため、本発明の通信端末は、ガスメータの近接通信部と近接通信を行う近接通信部と、情報を表示する表示部と、前記近接通信部により前記ガスメータから取得した状態情報を前記表示部に表示させる制御部とを備える。
上記通信端末において、好ましくはさらに、前記表示部に表示された復帰ボタンの表示位置のタッチを検出し、復帰入力を受け付ける復帰入力部とを備え、前記制御部は、前記復帰入力部に対する入力に基づき、復帰情報を前記近接通信部を通して前記ガスメータに送信してもよい。
上記目的を達成するため、本発明の通信端末の制御プログラムは、搭載されたコンピュータに実行させる通信端末の制御プログラムであって、表示部に復帰ボタンを表示し、前記復帰ボタンの表示位置のタッチを検出して復帰入力を受け付け、復帰入力に基づき、遮断弁の復帰命令を生成し、前記復帰命令を近接通信部からガスメータに送出する処理をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 通信端末とガスメータとの近接通信を確立させることにより、ガスメータから遮断情報や復帰情報を取得できる。
(2) ガスメータと通信が確立した通信端末を媒介として遮断弁の復帰操作を行うことができる。
(3) ガスメータに触れる必要がなく、近接通信接続を確立させた通信端末の操作により、ガスメータから必要な情報を容易に取得でき、閉弁中の遮断弁を開弁させることができる。
(4) 閉弁中の遮断弁を迅速に開弁でき、しかも、閉弁中の遮断弁を含むガスメータの情報を取得し、復帰操作にその情報を参照できるので、安全性が高く、利便性の高いガス供給システムの実現に寄与することができる。
そして、本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面および各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
本発明の一実施の形態に係るガス供給システムの一例を示す図である。 ガスメータ、通信端末およびサーバの機能を示す図である。 ガスメータの一例を示す図である。 ガスメータのハードウェアの一例を示す図である。 通信端末の一例を示す図である。 ガスメータからの取得情報および表示内容を示す図である。 通信端末の表示情報を示す図である。 通信端末の表示情報を示す図である。 ガスメータの処理手順の一例を示すフローチャートである。 通信端末の処理手順の一例を示すフローチャートである。 サーバの処理手順の一例を示すフローチャートである。 ガスメータ、通信端末およびサーバの連携処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 復帰操作の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施の形態に係るガス供給システムを示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このガス供給システム2は、本発明のガスメータの制御システムの一例である。図1に示すガス供給システム2にはガスメータ4、通信端末6、サーバ8などが含まれる。
ガスメータ4は、都市ガスなどの需要先に設置されている。このガスメータ4の機能は、使用ガス量の計量のほか、ガスの供給遮断や通信端末6との通信が可能である。この通信には近接通信10が用いられ、この近接通信10によりガスメータ4と通信端末6とが無線接続され、情報の送受が可能である。
通信端末6は、通常の通信機能および情報処理機能に加え、ガスメータ4との近接通信10が可能である。この通信端末6はたとえば、スマートフォンなどの可搬性のある携帯端末である。
この通信端末6は、インターネット12によりサーバ8に接続されている。つまり、通信端末6は、インターネット通信14によりサーバ8との間で情報の送受を行うことができる。インターネット通信14では、公衆回線を通じて基地局に接続された通信端末6がインターネット12を介してサーバ8に接続される。
サーバ8は、ガス供給に関するユーザ情報18を管理するコンピュータシステムである。このサーバ8はたとえば、ガス供給基地に設置されるセンタサーバである。このサーバ8にはデータベース16が設置されている。このデータベース16に需要先のガスメータ4の固有情報、履歴情報などのユーザ情報18が格納されている。このユーザ情報18のうち、固有情報にはガスメータ4の社番などの特定情報が含まれる。履歴情報には遮断弁の遮断情報や復帰情報が含まれる。遮断情報には遮断日時、遮断理由、遮断原因が含まれる。遮断理由はたとえば、震度5以上の震動の感震による遮断などである。復帰情報には復帰日時、復帰原因、復帰形態が手動操作、遠隔操作などの情報が含まれる。
このサーバ8には情報管理機能に加え、通信機能が含まれる。このサーバ8はインターネット12に接続されている。このサーバ8は既述のインターネット通信14により通信端末6に接続される。
斯かる構成によれば、ガス供給を遮断しているガスメータ4に対し、ガス供給機能を復旧させる場合には、通信端末6を用いることができる。前提として通信端末6は、サーバ8との通信により、ガスメータ4に関する情報を取得する。つまり、通信端末6は、ガスメータ4の復帰処理機能をサーバ8から取得し、その復帰処理機能に加え、既述の固有情報、遮断情報、復帰情報などのユーザ情報18を取得する。
この通信端末6とガスメータ4との近接通信10を確立させる。この近接通信10により、ガスメータ4から遮断・復帰情報20の提供を受ける。通信端末6では、サーバ8から提供された固有情報とガスメータ4の固有情報との照合を行う。つまり、ガス供給を遮断しているガスメータ4が復帰対象として適正であるか否かの判断を行う。
この判断結果を前提とし、ガスメータ4から提供された遮断・復帰情報20を分析する。この分析により復帰可能であれば、通信端末6が復帰命令22を発する。この復帰命令22はガスメータ4に通知される。この復帰命令22は近接通信10により通知される信号である。
復帰命令22を受けたガスメータ4は、復帰動作を開始する。この復帰動作は閉弁中の遮断弁の開弁操作である。この開弁操作により、ガス供給が復帰し、その復帰情報が通信端末6に通知される。これにより、通信端末6がガスメータ4が復帰した旨の表示を行う。この表示により、ユーザはガスメータ4が復帰したことを認識することができる。
<ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8の機能>
図2は、ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8が備える機能を示している。
ガスメータ4の機能には、ガス計量機能24−1、ガス圧検出機能24−2、感震機能24−3、ガス遮断・復帰機能24−4、情報処理機能24−5、情報蓄積機能24−6、表示機能24−7、近接通信機能24−8などが含まれる。ガス計量機能24−1によりガス使用量が計量される。ガス圧検出機能24−2によりガス供給路30(図3)のガス圧が検出される。感震機能24−3により地震などの震動を検知する。ガス遮断・復帰機能24−4は、震度5以上の感震時や故障時などにガス遮断を行い、復帰機能ではガス供給の自動や手動による復旧を行う。情報処理機能24−5は、震動情報や故障情報に基づくガス遮断処理などの情報処理を行う。情報蓄積機能24−6は、取得情報、情報処理結果、発信情報、履歴情報などを蓄積する。表示機能24−7は、情報表示を行う。近接通信機能24−8は、通信先である通信端末6を認識し、認識した通信端末6との間で既述の近接通信10を行う。
通信端末6の機能には、通信機能26−1、情報処理機能26−2、情報蓄積機能26−3、表示機能26−4、近接通信機能26−5などが含まれる。通信機能26−1は、基地局を介して通信を行い、サーバ8との接続を担当する。情報処理機能26−2はサーバ8から取得した情報を参照し、ガスメータ4のガス遮断・復帰機能24−4のうち復帰操作の処理を行う。情報蓄積機能26−3は、各種情報を記憶し、蓄積する処理を行う。表示機能26−4は、復帰の際の操作手順などの情報を表示する。近接通信機能26−5は、ガスメータ4との間で通信を確立させ、既述の近接通信10により情報の授受を行う。
サーバ8の機能には、通信機能28−1、情報処理機能28−2、情報蓄積機能28−3などが含まれる。通信機能28−1は、基地局を通じたインターネット通信14を行い、通信端末6と接続する。通信端末6からの情報要求などの問い合わせに対し、エリア供給停止などの情報を提供する。情報処理機能28−2は、エリア情報の生成、通信端末6などから提供されるユーザ情報18の処理などの各種の情報処理を行う。情報蓄積機能28−3は、ユーザ情報18などをデータベース16として格納する。
<ガスメータ4と通信端末6の間の通信形態>
ガスメータ4と通信端末6の間の近接通信10は既述の近接通信機能24−8、26−5により実現される。この近接通信10にはたとえば、フェリカ(FeliCa:登録商標)規格、ブルートゥース(Bluetooth :登録商標)規格、IrDA(Infrared Data Association )規格など、近接した領域内での無線通信を媒介とした通信が可能である。この近接通信10により、通信端末6がガスメータ4に向けるなどの操作を受け、ガスメータ4との無線接続を確立させることができる。この無線接続を用いて閉弁中の遮断弁34(図3)の復帰などを行う。
この近接通信10の通信形態には下記の非接触通信、近距離無線通信などを用いればよい。
(a) 非接触通信
この非接触通信はフェリカ(Felica:登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの非接触型ICカードによる通信である。ガスメータ4に通信端末6をかざして近接通信10を確立させ、通信端末6がガスメータ4からの情報取得と、通信端末6による遮断弁34の復帰操作を行う。
(b) 近距離無線通信
この近距離無線通信は、 Bluetooth (登録商標)、wi−fi、NFCなどの近距離の無線通信である。近距離無線通信が可能な通信エリア内にある通信端末6を操作して近距離無線通信を確立させる。非接触通信では通信端末6をガスメータ4の設置場所の近傍に移動させたのに対し、近距離無線通信が可能な通信エリア内に通信端末6があれば、設置場所の近傍に移動する必要がない。近距離無線通信が可能な通信エリア内にある通信端末6でガスメータ4からの情報取得と、通信端末6による遮断弁34の復帰操作が行なえる。
<ガスメータ4>
図3は、ガスメータ4の一例を示している。図3に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このガスメータ4は、本発明のガスメータの一例である。このガスメータ4はガスGを供給するガス供給路30に設置されている。このガス供給路30はたとえば、ガス供給源であるガスステーションから需要先に配設されている。したがって、ガスメータ4は、ガス器具32−1、32−2・・・の上流側に設置され、使用ガス量の計測、感震遮断および自動復帰を行う。ガス器具32−1、32−2・・・は、ガスコンロ、燃料電池、暖房機などのガスを燃料とするガス機器の一例である。
ガスメータ4には、遮断弁34、圧力センサ36および計量部38が含まれる。遮断弁34は、情報処理部40により制御され、情報処理部40による自動閉弁制御によりガス供給を遮断する機能と、自動開弁制御によりガス供給を復帰させる機能とを備える。
圧力センサ36は、ガス供給路30の下流側のガス漏れ感知手段の一例である。この圧力センサ36はガス供給路30に作用するガス圧を検出し、遮断弁34の閉弁時、遮断弁34より下流側のガス供給路30のガス圧を検出する。つまり、圧力センサ36は、遮断弁34の閉弁時、下流側のガス漏れを圧力値の低下により検出する。計量部38は、ガス供給路30の下流側に流れるガス流量を計量する。
情報処理部40は制御手段の一例である。この情報処理部40にはたとえば、マイクロコンピュータ(μCOM)が用いられる。
この情報処理部40には、感震部42、近接通信部44、表示部46および記憶部48が接続されている。感震部42は、地震などによる震動を検知する。近接通信部44は、通信端末6と近接通信を行う。
表示部46はたとえば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成され、情報表示を行う。
記憶部48は記録媒体で構成され、ガスメータ4の動作状態を表す状態情報を記憶する。この記憶部48には、遮断・復帰情報20やユーザ情報18が格納されている。
<情報処理部40、近接通信部44および記憶部48>
図4は、情報処理部40、近接通信部44および記憶部48の構成例を示している。図4において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
情報処理部40、近接通信部44および記憶部48は本発明のガスメータの制御装置の一例である。情報処理部40には、プロセッサ50が設置されている。このプロセッサ50は、記憶部48にあるOS(Operating System)や、制御プログラムを実行する。この制御プログラムには、感震遮断プログラム、自動復帰制御プログラムなどの各種のプログラムが含まれる。近接通信部44は通信端末6との近接通信10を行う。
このプロセッサ50には、バス52を介してROM(Read-Only Memory)54、NVM(Non Volatile Memory )56、RAM(Random-Access Memory)58、I/O60および近接通信部44が接続されている。ROM54には、既述のOSや制御プログラムが格納されている。
NVM56は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリで構成される。このNVM56には、設定情報などの各種の制御情報が格納され、制御情報テーブル62−1、履歴情報テーブル62−2が設定されている。制御情報テーブル62−1には遮断情報、遮断原因、故障情報、復帰完了情報等が含まれる。遮断情報は遮断の有無を表す。遮断原因は、遮断中であれば、その原因を表す情報が含まれる。履歴情報テーブル62−2には、過去の遮断、その復帰などの履歴情報が含まれる。RAM58は、情報の入出力、演算などの情報処理のワークエリアに用いられる。
I/O60は情報の入出力を行う。このI/O60には図示しない情報端末機器などが接続される。また、近接通信部44は、既述の近接通信10により通信端末6と接続され、情報の入出力を行う。
<通信端末6>
図5は、通信端末6の一例を示している。この通信端末6には通信機能を持つ情報処理手段としてコンピュータが用いられる。この通信端末6にはシステム制御部64および近接通信制御部66が含まれている。システム制御部64はたとえば、プロセッサで構成され、既述の通信機能26−1、情報処理機能26−2、情報蓄積機能26−3および表示機能26−4を司る。近接通信制御部66は既述の近接通信機能26−5を司る。
システム制御部64には無線通信部68、タッチパネル70、表示部72、記憶部74が接続されている。無線通信部68は、アンテナ76を備える。この無線通信部68では、基地局との無線通信を行い、既述のサーバ8と無線接続される。
タッチパネル70はタッチによる入力部である。この入力部は復帰の際には、復帰入力部となる。このタッチパネル70は、表示部72の表示画面に設置されている。表示部72に表示されるダイアログ入力部である復帰ボタン78(図7)の表示位置をタッチすることにより、復帰指示入力がシステム制御部64に入力される。
表示部72にはたとえば、LCDが用いられる。この表示部72には既述の復帰ボタン78のほか、文字情報や図形情報などの各種の情報が表示される。
記憶部74には、記録素子が用いられる。この記憶部74にはプログラム記憶部80、データ記憶部82およびRAM84が含まれる。プログラム記憶部80には、コンピュータで実行されるプログラムが格納される。このプログラムにはOS(Operating System)、通信端末6とガスメータ4との情報の授受を行うプログラム、サーバ8との間で情報の授受を行うプログラムなど、各種のアプリケーションプログラムが格納される。データ記憶部82は、各種データの記憶に用いられる。RAM84は、情報の入出力、演算などの情報処理のワークエリアに用いられる。
近接通信制御部66には近接通信部86および記憶部88が接続されている。近接通信部86は、アンテナ90を備え、ガスメータ4の近接通信部44と近接通信10を行う。記憶部88は読み書き可能な記憶素子で構成される。この記憶部88には近接通信部86で近接通信10により送受される情報が格納される。これら近接通信制御部66、近接通信部86、記憶部88およびアンテナ90は非接触通信部としてたとえば、ICカードで構成され、非接触通信により、情報の送受を行う。
<アプリケーションプログラムの導入、情報の取得および情報表示>
通信端末6はサーバ8と通信し、サーバ8から専用のアプリケーションプログラムを導入する。アプリケーションプログラムが導入された通信端末6であれば、ガスメータ4がガスを遮断した際、そのプログラム起動により次の情報を取得する。これらの情報が通信端末6の表示部72に表示される。
a ガス遮断情報:このガスメータ4のガス遮断情報は、ガス遮断状態であることを表す情報である。
b 遮断原因:この遮断原因はガス遮断に至った原因情報である。たとえば、震度5以上の感震の場合などである。
c エリア情報:このエリア情報は、ガス供給のエリア内でガス供給を停止しているか否かの情報が含まれる。このエリア内のガス供給が停止していなければ、つまり、ガス供給中であるので、ガスメータ4の復帰が可能である。
d 復帰方法:この復帰方法は復帰の操作手順などを表す情報である。この操作手順はたとえば、「全てのガス栓を閉めてから復帰ボタンを押す」など、操作手段およびその操作順序を表す情報である。
e 復帰ボタン情報:復帰操作に用いる操作ボタンを表す情報である。つまり、アプリケーションプログラムの復帰ボタン78は通信端末6に表示される。通信を確立している通信端末6に表示されている復帰ボタン78にタッチなどの入力操作をすることにより、通信端末6からガスメータ4に復帰命令22が与えられる。つまり、復帰ボタン78を押下またはタッチすれば、ガスメータ4の復帰動作が開始される。
<ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8による情報送受>
ガスメータ4と通信端末6との間、通信端末6とサーバ8との間では、次のような情報の送受が行われる。
ガスメータ4は、通信端末6に対し、ガス遮断の有無を表す情報、ガス遮断の遮断原因を表す情報、故障していない場合の復帰可能情報、故障中のガス会社への通報情報、復帰完了情報を提供する。
通信端末6は、ガスメータ4に対し、遮断の有無、遮断原因、故障か否か、復帰不能かなどの情報を要求する。復帰可能であれば、通信端末6からガスメータ4に対し復帰命令22が発せられる。
通信端末6は、サーバ8に対し、エリア供給停止の有無を表す情報を要求し、ガスメータ4が故障した場合、その故障を通報する。
サーバ8は、エリア供給停止の問い合わせに対し、問い合わせ元である通信端末6にエリア供給停止したか否かを表す情報を通知する。
<ガスメータ4からの通信端末6の取得情報および表示内容>
図6は、通信端末6の情報テーブルの一例を示している。この情報テーブル92は、通信端末6のデータ記憶部82に設定される。この情報テーブル92には取得情報部94と表示内容部96が設定され、取得情報および表示内容が関係付けられている。この例では取得情報としてガス遮断時の遮断原因情報および表示情報が格納されている。取得情報部94には取得情報の一例として「電池電圧低下遮断」、「感震遮断」、「合計最大流量オーバー遮断」、「通信エラー」が格納されている。「電池電圧低下遮断」、「感震遮断」および「合計最大流量オーバー遮断」は遮断弁34の遮断原因情報である。「通信エラー」は通信確立の失敗を表す情報である。表示内容部96にはこれらの遮断原因情報に対応した表示情報が格納されている。
「電池電圧低下遮断」は、ガスメータ4に内蔵されている電池の電圧低下時の遮断弁34の遮断を示している。ガスメータ4には電源として電池が内蔵されている。この電池の電圧は情報処理部40で監視されている。電池の電圧が閾値未満に低下した場合には、正常な動作が保証されないので、遮断弁34を閉弁する。この場合、遮断原因とともに電池交換を促すため、表示内容部96には、メッセージ情報が格納されている。この例では、「ガスメータが故障しました。ガス供給会社(たとえば、東京ガス)に電話して下さい。」を表すメッセージ情報が格納されている。
「感震遮断」は、感震部42が震度5以上の震動を感知した場合である。この場合、遮断原因が揺れ感知であることが通知される。表示内容部96にはそのメッセージ情報として「○月○日○時○分に強い揺れを感じたため、遮断しました。」を表す表示情報が格納されている。
「合計最大流量オーバー遮断」は、ガスGの合計最大流量を超えた場合である。ガスメータ4には、予め合計最大流量が設定されている。ガスGの流量は、計量部38の流量センサの検出値により監視されている。検出流量が合計最大流量を超えた場合には、遮断弁34を閉弁させる。この場合、遮断原因が合計最大流量オーバーであることが通知される。表示内容部96にはその日時とともに合計最大流量オーバーであることを表すメッセージ情報としてたとえば、「○月○日○時○分に非常に大きい流量を計測したため、遮断しました。」を表す情報が格納されている。
「通信エラー」は、近接通信10の通信が確立しない場合である。この場合、通信に失敗したことが通知される。表示内容部96には通信が確立していないことを表すメッセージ情報としてたとえば、「ガスメータとの通信に失敗しました。もう1度試して下さい。」を表す情報が格納されている。
表示内容部96にあるメッセージ情報は、取得情報を契機に通信端末6の表示部72に提供されて表示される。
<通信端末6の画面表示>
(1) エリア供給停止でない場合(通常時)
図7は、エリア供給停止でない場合の表示例1を示している。この表示例1は、エリア供給停止でない場合であって、ガス遮断時の取得情報に対応した表示内容を示している。
図7に示す通信端末6では、端末筐体98の中央に表示部72の表示画面100が設定されている。この表示画面100にはタッチパネル70が設置されている。この表示例1では、ガス遮断の理由、復帰の操作手順および復帰ボタン78が表示されている。メッセージ102ではガス遮断の理由として「○月○日○時○分、○○の理由でメータがガスを遮断しました。」が表示されている。このメッセージ102の下段にはメッセージ104が表示されている。
メッセージ104では復帰の可能性および操作手順に依拠すべきことを情報として、「ガスをもう1度使えるようにするには、以下の手順を行って下さい。」が表示されている。このメッセージ104の下段にはメッセージ106が表示されている。
メッセージ106には、具体的な操作手順として「1.すべてのガス器具のスイッチを切る。2.下の復帰ボタンを押す。」が表示されている。このメッセージ106の下段には、既述の復帰ボタン78が表示されている。この復帰ボタン78は、メッセージ106に表された操作手順に従うことを条件にタッチによる入力が可能である。
復帰ボタン78のタッチはタッチパネル70によって検知され、この検知情報がシステム制御部64に通知される。これにより、復帰命令22が通信端末6から発せられ、近接通信10を確立しているガスメータ4の近接通信部44に通知される。これに基づき遮断弁34の復帰動作が実行される。
(2) エリア供給停止していた場合
図8は、エリア供給停止している場合の表示例2を示している。この表示例2は、エリア供給停止中であって、ガス遮断時の取得情報に対応した表示内容を示している。
この表示例2では、ガス遮断の理由とともに復帰手順が表示されている。メッセージ108ではガス遮断の理由として「○月○日○時○分、○○の理由でメータがガスを遮断しました。」が表示されている。
このメッセージ108の下段にはメッセージ110が表示されている。このメッセージ110ではエリア停止であることを表す情報として、「安全確保のため、エリアのガス供給が停止しています。」が表示されている。このメッセージ110の下段にはメッセージ112が表示されている。
メッセージ112には、エリア停止の場合の対応である具体的な操作手順として「しばらく待ってからまたリトライして下さい。」が表示されている。この場合、誤動作を防止するため復帰ボタン78(図7)の表示は停止される。
<ガスメータ4の処理手順>
図9は、ガスメータ4の処理手順の一例を示している。この処理手順は本発明のガスメータの制御プログラムまたは制御方法の一例である。
この処理手順はガスメータ4の遮断弁34の遮断時の処理を含んでいる。遮断弁34の遮断により(S101)、遮断履歴情報の書き込みを行う(S102)。この遮断履歴情報の書き込みは遮断弁34から遮断情報を受けた情報処理部40で実行される。その遮断情報は記憶部48のNVM56の履歴情報テーブル62−2に書き込まれる。
情報処理部40は遮断情報の応答を行い(S103)、復帰のためのガス漏洩確認を行う(S104)。このガス漏洩は圧力センサ36の圧力低下の有無により確認する。圧力低下が閾値を超えていれば、ガス漏洩と判断する。
ガス漏洩がなければ遮断弁34を開弁する(S105)。この開弁処理は情報処理部40により、遮断弁34に対して実行される。遮断弁34が開弁すると、ガス供給を開始する。すなわち、復帰完了である。
遮断弁34が開弁すると、情報処理部40から復帰完了情報が出力され、これにより、近接通信10を確立している通信端末6に対し、復帰完了通知が送信される(S106)。
復帰完了通知が送信された後、近接通信10の解除に移行する(S107)。これにより、ガスメータ4による処理が終了する。S107の処理の前に、近接通信10の解除を、通信端末6からの受領通知を受けた後に実行してもよい。
<通信端末6の処理手順>
図10は、通信端末6の処理手順の一例を示している。この処理手順は本発明の通信端末の制御プログラムまたは制御方法の一例である。
この処理手順にはガス遮断の確認、復帰操作の処理を含んでいる。この処理手順では、通信端末6に取得しているアプリを起動し(S201)、通信端末6にはアプリにより設定項目が表示される。通信端末6は、選択指示を受けて設定項目を選択する(S202)。
選択された設定項目により近接通信10が開始され、通信を確立させる。これにより、ガスメータ4から通知される遮断情報の読み取りを開始する(S203)。
遮断情報に続いて、サーバ8からガスGの供給停止情報の読み取りを開始する(S204)。この読み取りに基づき、通信端末6には既述の遮断情報および復帰ボタン78が表示される(S205)。
復帰ボタン78がタッチされると、通信端末6は復帰入力を受け付ける(S206)。この受け付けにより、通信端末6から復帰命令が送出される(S207)。つまり、遮断弁34の開弁指令が発せられる。これにより、ガスメータ4では遮断弁34の開弁が実行される。
復帰が完了すると、ガスメータ4から通知された復帰完了通知を受け、復帰完了情報を表示する(S208)。
そして、通信端末6はガスメータ4の遮断・復帰の詳細情報を送信する(S209)。つまり、通信端末6から遮断・復帰の履歴情報がサーバ8に通知される。
これらの一連の処理の後、ガスメータ4との近接通信10、サーバ8との通信を終了する(S210)。これにより、この処理手順を終了する。
<サーバ8の処理手順>
図11は、サーバ8の処理手順の一例を示している。この処理手順は、要求を受けたサーバ8側で実行される支援処理を含んでいる。
この処理手順では、通信端末6からガスGの供給停止情報の要求を受け、この要求に対してサーバ8が応答する(S301)。この処理では通信端末6からの情報要求を契機にエリア情報の検索処理や供給停止情報の取得処理が実行される。これにより、エリア情報および供給停止情報が得られ、これらが応答情報としてサーバ8から発せられ、通信端末6がその応答情報を受領すれば、通信の解除が行われる(S302)。これによりサーバ8側の処理を終了する。
<ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8の連携処理>
図12は、ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8の処理手順の連携を示している。図12において、図9、図10および図11と同一の処理手順には同一符号を付してある。
ガスメータ4では遮断弁34の遮断(S101)、遮断履歴情報の書き込み(S102)を経て待機状態となる。
通信端末6ではアプリの起動(S201)、設定項目の選択(S202)の後、遮断情報読み取り開始(S203)により、ガスメータ4に読み取り要求が発せられる(S501)。
この読み取り要求を受けたガスメータ4から遮断情報の応答(S103)が実行される。これにより、通信端末6に対して遮断情報の通知が行われる(S502)。
通信端末6は、ガスメータ4からの通知(S502)を受け、供給停止情報の読み取り開始(S204)が実行される。これにより、通信端末6からサーバ8に対し、供給停止情報の要求が発せられる(S503)。
サーバ8から通信端末6に対し、供給停止情報の応答が発せられる(S504)。この供給停止情報の通知を受けた通信端末6では、遮断情報および復帰ボタン78の表示(S205)、復帰ボタン78の入力(S206)、復帰命令の送出(S207)が実行される。復帰命令は近接通信10によりガスメータ4に通知される(S505)。
ガスメータ4では復帰のためのガス漏洩確認(S104)、遮断弁34の開弁(S105)、復帰完了通知の送信(S106)が行われる。この復帰完了通知が通信端末6に対して送信される(S506)。
通信端末6では復帰完了情報の表示(S208)、遮断・復帰の詳細情報の送信(S209)の処理が実行される。詳細情報はサーバ8に対し送信される(S507)。
このような一連の処理を経て通信端末6の通信終了(S210)、通信端末6とガスメータ4との通信解除、通信端末6とサーバ8の通信解除が行われる。
<通信端末6を用いたガスメータ4の復帰操作>
図13は、通信端末6を用いたガスメータ4の復帰操作の処理手順を示している。この処理手順は本発明の制御プログラムまたは制御方法の一例である。
この処理手順では、ガスGが使用できない場合(S601)、通信端末6でアプリを起動する(S602)。ガスメータ4が非接触通信方式であれば、ガスメータ4の設置場所に移動し、通信端末6をガスメータ4にかざす(S603)。ガスメータ4が近距離無線通信方式であれば、ガスメータ4の設置場所に移動する必要はない。
通信端末6では、ガスメータ4からの応答の有無により、ガスメータ4との通信が可能であるか否かを判断する(S604)。通信が確立しなければ(S604のNO)、「通信エラー」が通信端末6に表示される(S605)。
通信が可能であれば(S604のYES)、ガスメータ4が遮断したか否かを判断する(S606)。遮断情報がなければ(S606のNO)、ガス器具32−1、32−2・・・の故障などが原因である。この場合、ガスメータ4が遮断されていない旨が表示される(S607)。
ガスメータ4が遮断していれば(S606のYES)、ガスメータ4の故障で復帰不能かを判断する(S608)。復帰不能であれば(S608のYES)、ガス会社に通報し、遮断理由の表示を行う(S609)。
復帰不能でなければ(S608のNO)、遮断理由の表示を行い(S610)、サーバ8との通信可能か否かを判断する(S611)。
サーバ8との通信が可能であれば(S611のYES)、エリア供給停止であるかを判断する(S612)。エリア供給停止であれば(S612のYES)、エリア供給停止により復帰不可の表示を行う(S613)。これにより、ユーザの迅速な認識を促し、復帰不可能な場合の無駄な操作を防止する。
エリア供給停止でなければ(S612のNO)、復帰方法および復帰ボタン78の表示を行い(S614)、復帰方法に従い復帰ボタン78の押下入力を受け付ける(S615)。ガスメータ4は通信端末6からの復帰命令を受け、この復帰命令を契機に、ガスメータ4の自動復帰が行われる(S616)。これにより、ガスGの使用が可能となる。
そして、通信端末6からサーバ8に遮断・復帰履歴などの情報が送信される(S617)。これにより、通信端末6の処理が完了する。
S611において、通信端末6がサーバ8と通信不可であれば(S611のNO)、復帰方法および復帰ボタン78の表示を行い(S618)、復帰方法に従い復帰ボタン78の押下入力を受け付ける(S619)。
この場合、エリア供給停止か否かを判断する(S620)。エリア供給停止であれば(S620のYES)、復帰不可となる(S621)。エリア供給停止でなければ(S620のNO)、ガスメータ4の自動復帰が行われる(S622)。これにより、ガスGの使用が可能となる。これによりガスメータ4側の処理が終了する。
<一実施の形態の効果>
(a) 通信端末6による状態表示および復帰操作の簡便化が図られる。無線通信方式または非接触通信方式を用いた近接通信10によりガスメータ4の状態表示が可能である。
(b) 近接通信10に無線通信方式を用いれば、宅内から容易な操作で、かつガスメータ4の設置場所まで行くことなく、復帰操作を行うことができる。利便性の高い復帰操作が可能となる。
(c) 近接通信10に非接触型ICカード方式を用いれば、容易な操作で、遮断されたガスメータ4を復帰させることができる。
(d) 通信端末6による復帰操作が普及すれば、復帰操作を行うための電話回線の集中通話を減少させることができる。感震などによる広範囲にわたるガスメータ4の遮断の際、ガスメータ4の復帰操作についての問い合わせ電話の殺到を防止でき、復旧の迅速化を図ることができる。
(e) ガスメータ4とスマートフォンなどの通信端末6との間でのネットワークを形成するので、復帰操作の簡便化を図ることができる。
(f) ガスメータ4の遮断理由の情報を容易に知ることができ、遮断時の状況把握を迅速且つ容易に行える。ガスの利便性向上に寄与する。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、近接通信10の一例として無線通信方式や非接触通信方式を例示したが、他の通信方式を用いてもよい。たとえば、赤外線通信を用いてもよい。
(2) 通信端末6としてスマートフォンを例示したが、タブレット端末などの携帯端末を用いてもよい。場合によっては通信機能を備えるパーソナルコンピュータであってもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、通信端末の通信機能と情報処理機能を利用し、遮断中のガスメータとの通信を確立させることにより、ユーザによる復帰を実現する利便性の高いガス利用システムを提供し、有益である。
2 ガス供給システム
4 ガスメータ
6 通信端末
8 サーバ
10 近接通信
12 インターネット
14 インターネット通信
16 データベース
18 ユーザ情報
20 遮断・復帰情報
22 復帰命令
24−1 ガス計量機能
24−2 ガス圧検出機能
24−3 感震機能
24−4 ガス遮断・復帰機能
24−5 情報処理機能
24−6 情報蓄積機能
24−7 表示機能
24−8 近接通信機能
26−1 通信機能
26−2 情報処理機能
26−3 情報蓄積機能
26−4 表示機能
26−5 近接通信機能
28−1 通信機能
28−2 情報処理機能
28−3 情報蓄積機能
30 ガス供給路
32−1、32−2・・・ ガス器具
34 遮断弁
36 圧力センサ
38 計量部
40 情報処理部
42 感震部
44 近接通信部
46 表示部
48 記憶部
50 プロセッサ
52 バス
54 ROM
56 NVM
58 RAM、
60 I/O
62−1 制御情報テーブル
62−2 履歴情報テーブル
64 システム制御部
66 近接通信制御部
68 無線通信部
70 タッチパネル
72 表示部
74 記憶部
76 アンテナ
78 復帰ボタン
80 プログラム記憶部
82 データ記憶部
84 RAM
86 近接通信部
88 記憶部
90 アンテナ
92 情報テーブル
94 取得情報部
96 表示内容部

Claims (14)

  1. 通信端末と近接通信を行う近接通信部と、
    動作状態を表す状態情報を格納する記録部と、
    前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる制御部と、
    を備えることを特徴とするガスメータ。
  2. さらに、震動を感知する震動感知手段と、
    ガス流路を遮断する遮断弁と、
    前記震動感知手段の感知震動情報、前記遮断弁の遮断または遮断解除を表す情報を取得する情報取得手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のガスメータ。
  3. さらに、サーバと有線通信または無線通信により接続され、前記サーバから状態情報の一部または全部を受ける通信部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスメータ。
  4. さらに、前記通信端末に提供する前記状態情報を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載のガスメータ。
  5. さらに、前記制御部は、前記通信端末から発せられた復帰命令を前記近接通信部で受信し、前記復帰命令により遮断弁を復帰させることを特徴とする請求項2に記載のガスメータ。
  6. さらに、前記状態情報は、遮断弁の遮断、その復帰、遮断または復帰の原因、故障通報、復帰可能または完了の何れかを含む情報である請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載のガスメータ。
  7. 通信端末と近接通信を行う近接通信部と、
    動作状態を表す状態情報を格納する記録部と、
    前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる制御部と、
    を備えることを特徴とするガスメータの制御装置。
  8. ガスメータに搭載されるコンピュータに実行させる制御プログラムであって、
    通信端末と近接通信部との通信を確立し、
    動作状態を表す状態情報を記録部に格納し、
    前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる、
    処理をコンピュータに実行させるためのガスメータの制御プログラム。
  9. さらに、前記通信端末から発せられた復帰命令を前記近接通信部で受け、
    前記復帰命令により遮断弁を復帰させる、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項8に記載のガスメータの制御プログラム。
  10. 通信端末と、該通信端末と通信可能なガスメータとを含む制御システムであって、
    前記ガスメータが、通信端末と近接通信を行う近接通信部と、
    動作状態を表す状態情報を格納する記録部と、
    前記近接通信部と通信する前記通信端末の要求により前記記録部から読み出した前記状態情報を前記近接通信部に送出させる制御部と、
    を備えることを特徴とするガスメータの制御システム。
  11. 通信端末と通信可能なガスメータを備えるガスメータの制御方法であって、
    前記通信端末と近接通信部との通信を確立するステップと、
    前記通信端末の要求により記録部から読み出した状態情報を前記近接通信部に送出させるステップと、
    を含むことを特徴とするガスメータの制御方法。
  12. ガスメータの近接通信部と近接通信を行う近接通信部と、
    情報を表示する表示部と、
    前記近接通信部により前記ガスメータから取得した状態情報を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  13. さらに、前記表示部に表示された復帰ボタンの表示位置のタッチを検出し、復帰入力を受け付ける復帰入力部と、
    を備え、前記制御部は、前記復帰入力部に対する入力に基づき、復帰情報を前記近接通信部を通して前記ガスメータに送信することを特徴とする請求項12に記載の通信端末。
  14. 搭載されたコンピュータに実行させる通信端末の制御プログラムであって、
    表示部に復帰ボタンを表示し、
    前記復帰ボタンの表示位置のタッチを検出して復帰入力を受け付け、
    復帰入力に基づき、遮断弁の復帰命令を生成し、
    前記復帰命令を近接通信部からガスメータに送出する、
    処理をコンピュータに実行させるための通信端末の制御プログラム。

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