JP6483996B2 - ガス使用状況管理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ガス消費地のガス使用状況を、インターネットを介して、ガス管理センターの監視装置の側で集中監視するガス使用状況管理方法に関する。更に詳しくは、ガス消費地でガスを使用するエンドユーザーが手持ちのタブレット端末、スマートフォン等の携帯用通信端末を用いてガス請求料金の確認を含む各種のサービスを受けることのできるガス使用状況管理方法およびプログラムに関する。
離れた場所にある多数のガス消費地、例えば各住宅でのガス使用状況を、一箇所で集中して監視するために、ガス管理センターに設置した監視装置と、各ガス消費地に設置した宅内装置(ガスメーター、伝送装置等)との間をインターネット等の通信回線を介して接続した構成のガス集中監視システムが利用されている。このようなガス集中監視システムに用いられる各ガス消費地に設置される宅内装置としては、特許文献1において、ガス流量に基づきガス使用量の分計を行うことのできる分計装置を備えたものが提案されている。また、特許文献2においては、ガスメーターの測定した瞬時流量に基づき使用ガス器具を特定し、器具毎の積算値、ガス料金、お勧め料金プランを表示可能なガス利用情報表示装置が提案されている。
特開2010−175526号公報 特開2008−185484号公報
ここで、従来のガス集中監視システムを用いたガス使用状況管理方法では、各ガス消費地においてガスを使用するエンドユーザーは、ガス消費地内、例えば住宅内において、そこに設置されている特許文献1、2に記載の分計装置、ガス利用情報表示装置などの機器を操作して、ガス利用状況(ガス使用量、保安状態等)、ガス料金を知ることができる。しかしながら、従来のシステムにおいては、宅内および宅外のいずれにおいても、機器操作によって簡単にガス使用状況(ガス使用量、保安状態、ガス請求額等)を確認することができず、不便である。
宅内に設置されているガスメーターには、マイクロコンピュータ(マイコン)、圧力センサ、感震器、遮断弁等が内蔵されており、ガス使用状態を監視している。これは、ガスの流れや圧力の異常、震度5相当の地震等を、マイコンが検知した際、保安の為、警告を表示したり、ガスを自動で遮断したりするためである。安全装置として警告や遮断機能が働くが、その情報はエンドユーザーがガスメーター面前まで行って確認しないと分からず、不便である。
警告・遮断発生の確認や、警告・遮断の解除等の操作を、エンドユーザーが宅内および宅外のいずれにいる場合においても簡単に行うことができれば便利である。しかし、エンドユーザーが自由にガス供給の開始、停止を行い得るようにすると、保安上の観点から好ましくない場合等があり、エンドユーザーが遠隔操作によりガスの開閉を行い得るシステムについては提案されていないのが現状である。
一方、特許文献2に記載のガス利用情報表示装置では、ガス料金、お勧め料金プランを
表示できる。この場合、使用しているガス料金体系、それ以外の複数の料金プランを事前に入力設定しておく必要がある。一般に、ガス料金体系は、各ガス事業者の側において設定され、エンドユーザーが使用するガス料金体系を変更した場合には、再設定が必要であり不便である。
また、従来においては、予め定めた期間、例えば、1月毎にガス料金の請求が行われるため、表示可能なガス料金も1月毎のガス料金となり、月の途中においてその月のガス料金の目安となる情報を得ることができないという不便さがある。
さらに、ガス料金の表示形態として、使用状況を分かり易く表示できることが望ましい。例えば、全体のガス料金額と、全体に示す各料金科目の割合とが一目で認識できるような表示形態が望まれる。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、宅内および宅外のいずれにいる場合においてもガス使用状況(ガス使用量、保安状態、ガス請求金等)を簡単に確認することが可能なガス使用状況管理方法およびプログラムを提案することにある。
また、本発明の課題は、ガス料金の算出期間の途中において当該期間のガス請求額の目安となる目安料金を表示可能なガス使用状況管理方法およびプログラムを提案することにある。
さらに、本発明の課題は、ガス請求額およびその明細を一目で理解できる表示形態で表示可能なガス使用状況管理方法およびプログラムを提案することにある。
さらにまた、本発明の課題は、ガスメーターが安全装置として機能した際、発信される警告や遮断の通信履歴、ならびに警告・遮断の解除等の操作を、宅内および宅外から簡単に閲覧でき、かつ安全に操作可能なガス使用状況管理方法およびプログラムを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のガス使用状況管理方法は、
ガス消費地に設置した宅内装置のガス検針情報および保安情報を、インターネットを介して、ガス管理センターに配置した監視装置によって取得し、
前記監視装置において、前記ガス検針情報と前記ガス消費地に対して予め登録されている所定のガス料金表とに基づき、所定期間毎のガス使用料金を算出して記憶保持し、
前記ガス消費地に対応付けされた携帯用通信端末を、前記宅内装置を介して、及び直接に前記監視装置と通信可能とし、
前記携帯用通信端末からの要求に応じて、前記監視装置は、
(1)前記ガス検針情報に基づき算出した日別、月別のガス使用状況を含む前記ガス消費地のガス利用状況
(2)前記ガス検針情報と、予め設定されているガス料金表とに基づき算出した所定の請求期間毎のガス目安料金またはガス請求料金
(3)前記請求期間の開始日から今までのガス使用料金を、前記ガス検針情報と前記ガス料金表とに基づき算出した途中ガス目安料金または途中ガス請求料金
(4)前記宅内装置から前記監視装置に送信された保安情報に関する通知履歴
(5)前記宅内装置によるガス遮断および警告発生、および、保安上安全なガス遮断および警告の解除方法
(6)前記ガス料金表として選択可能な予め記憶保持している複数種類の料金プラン
のうちの少なくとも一つに関する情報を、前記携帯用通信端末に送信して、その画面上に表示させることを特徴としている。
本発明ではインターネットを介して通信接続される監視装置と各ガス消費場所に設置した宅内装置とによって集中監視システムが構成される。ガス消費地でガスを使用するエンドユーザーは、タブレット端末、スマートフォン等の携帯用通信端末を利用することにより、宅内においては宅内装置を介して監視装置にアクセスし、宅外においてはインターネット経由で直接に監視装置にアクセスして、ガス使用状況、ガス料金、通知履歴(ガス遮断弁の遮断、遮断解除、地震検知、ガス漏れ検知等の保安情報)に関する情報を確認できる。
また、監視装置は、ガス検針情報とガス料金表とを用いて、ガス料金の請求期間の開始日から携帯用通信端末によってアクセスされた日時までの間のガス使用料金を目安料金として算出して携帯通信端末に提供している。目安料金を確認することで、エンドユーザーは、例えば当月のガス請求額の多寡を事前に予測でき、極めて便利である。なお、目安料金の算出は、携帯用通信端末に予めインストールしたアプリケーションプログラムを用いて、前記監視装置からガス料金表およびガス使用量とをダウンロードし、これらに基づき算出するようにすることも可能である。
さらに、監視装置によってガス検針情報およびガス請求料金が、エンドユーザーが所有する携帯用通信端末の画面上に表示される。よって、エンドユーザーは、これらの表示情報に基づき、ガス消費地でのエンドユーザーの生活形態(ライフスタイル)に則した分計機能に基づく料金プランを選択することを内容とする料金プランの変更依頼を、携帯用通信端末から行うことが可能になる。
また、遮断通知等の保安情報が前記携帯用通信端末に通知され、保安上の問題のない解除方法(遮断弁の開閉方法など)も表示される。よって、エンドユーザーは、宅内および宅外のいずれにいる場合においても、携帯用通信端末の画面上の表示内容に基づき遮断解除等を遠隔操作により行うことができるので、ガスメーターの面前での操作が不要となる。
各種の情報の提供等を行うために、一般的には、前記監視装置は、
ガス使用状況管理用のウエブサイトをインターネット上に提供し、
前記ウエブサイトへのアクセスを認証した前記携帯用通信端末に対して、メインメニュー画面を表示し、
前記メインメニュー画面には、前記ガス利用状況の確認、前記ガス請求料金の確認、前記通知履歴の確認、ガスの遮断および遮断解除、前記料金プランの変更、および、前記ガス目安料金の算出基準となる目安料金表の登録を要求させるためのボタンをそれぞれ表示し、
前記ボタンが操作されると、前記メインメニュー画面を、操作された前記ボタンに対応する情報を提供するための表示画面に切り替えるようにすればよい。
次に、本発明のガス使用状況管理方法では、携帯用通信端末は、宅内装置の無線LAN中継機の通信エリア内では、宅内装置の無線LAN中継機を介して当該宅内装置および監視装置に通信接続可能な宅内通信モードで通信が可能であり、通信エリアの外では、宅内装置を経由せずにインターネット回線を介して直接に監視装置に通信接続可能な宅外通信モードで通信が可能となるように構成されている。
これにより、エンドユーザーが宅内にいる場合には、宅内通信モードによって宅内装置から直接に必要な情報を取得でき、あるいは、宅内装置を介して監視装置にアクセスして必要な情報を取得できる。エンドユーザーが宅外にいる場合には、インターネットを介して監視装置にアクセスして、当該監視装置から必要な情報を取得でき、あるいは、当該監
視装置によって宅内装置から取得された情報を受け取ることができる。
本発明のガス使用状況管理方法において、携帯用通信端末の画面に表示されるガス請求金額情報および目安料金情報を、一目で、その全体および各内訳の比率が簡単に分かるようにするためには、携帯用通信端末の画面上におけるガス料金情報および目安料金情報の表示内容には、少なくとも、予め定めた料金項目毎に所定の表示形態で区分けされた状態で示される円グラフまたは棒グラフと、料金項目のそれぞれの表示形態に対応するアイコンと、各アイコンに対応付けされた各料金項目の明細とが含まれていることが望ましい。
円グラフを用いた表示形態を採用することにより、請求期間のガス料金の請求金額と、その内訳、各内訳の全体に占める割合を、一目で分かるように表示できるという利点がある。また、例えば、各内訳(料金明細)を異なる色、異なる模様で表示する、円グラフの大きさ(直径)をガス使用料金の総額に応じて変化させる、などの各種の表示形態を採用できる。
本発明の円グラフを用いたガス料金の表示形態は、宅内装置のガスメーターによって計測されたガス流量に基づき、予め設定したガス使用条件に従って分計することによって得られた各分計情報を表示するために用いるのにも適している。そのために、本発明のガス使用状況管理方法では、宅内装置のガス検針情報には、当該宅内装置のガスメーターによって計測されるガス流量に基づき予め設定したガス使用条件に基づき分計した分計情報が含まれており、円グラフは、各分計値に対応する料金項目毎に区分される。
次に、目安料金算出に用いるガス料金表(ガス料金体系、ガス料金プラン)をエンドユーザーが登録あるいは変更できるようにすれば、例えば、目安料金に基づき、最も自分に適したガス料金表(ガス料金プラン)についての情報を得ることができるので望ましい。そのために、本発明のガス使用状況管理方法では、監視装置は、目安料金の計算に使用可能な複数種類のガス料金表を記憶保持し、携帯用通信端末は、その画面上に「目安料金表登録」ボタンを表示し、目安料金表登録ボタンが操作されると、宅内装置を介して監視装置との間で通信を行うか、あるいは、監視装置との間で直接に通信を行って、目安料金の計算に使用可能な複数種類のガス料金表に関する情報を取得し、取得した複数種類のガス料金表の一つを選択させるプロンプト画面を表示し、一つの前記ガス料金表が選択されると、当該ガス料金表を前記監視装置に送信し、監視装置は、受信したガス料金表を目安料金の算出に用いるガス料金表として登録するようにすればよい。
次に、宅内装置にガス遮断機能が備わっている場合には、宅内、宅外のいずれにおいても、ガス遮断操作、その解除操作を行えるようにすることが望ましい。そのために、本発明のガス使用状況管理方法では、宅内装置はガス消費場所に対するガスの供給を遮断可能なガス遮断弁を備え、携帯用通信端末は、その画面上に、ガス遮断弁を開ける操作および閉じる操作のうちの少なくとも一方を指示する操作ボタンを表示し、当該操作ボタンが操作されると、直接に宅内装置との間で通信を行うか、あるいは、監視装置を経由して宅内装置との間で通信を行って、前記ガス遮断弁の開閉の指示信号を送信し、宅内装置は、受信した指示信号に従ってガス遮断弁を操作するようにすればよい。
ここで、例えば、ガス漏れ等が検知されてガスが強制遮断された場合等のように、ガスの遮断を解除する場合には、目視等による直接的な確認が保安上の観点から必須な場合がある。したがって、宅外通信モードではガスを開けることは危険であるので不可とすることが望ましい。そのために、本発明のガス使用状況管理方法では、宅外通信モードにおいては、携帯用通信端末からのガス遮断弁の開き操作指示信号および閉じ操作指示信号のうち、少なくとも、開き操作指示信号を無効とすることが望ましい。
一方、本発明は、ガス消費地に設置した宅内装置のガス検針情報および保安情報を、インターネットを介して、ガス管理センターに配置した監視装置によって取得するガス使用状況管理方法に用いるガス使用状況管理プログラムであって、
ガス消費地に設置した宅内装置のガス検針情報および保安情報を、インターネットを介して、前記監視装置によって取得させる機能、
前記監視装置において、前記ガス検針情報と前記ガス消費地に対して予め登録されている所定のガス料金表とに基づき、所定期間毎のガス使用料金を算出して記憶保持させる機能、
前記ガス消費地に対応付けされた携帯用通信端末を、前記宅内装置を介して、及び直接に前記監視装置と通信可能にさせる機能、
前記携帯用通信端末からの要求に応じて、前記監視装置によって、
(1)前記ガス検針情報に基づき算出した日別、月別のガス使用状況を含む前記ガス消費地のガス利用状況
(2)前記ガス検針情報と、予め設定されているガス料金表とに基づき算出した所定の請求期間毎のガス目安料金またはガス請求料金
(3)前記請求期間の開始日から今までのガス使用料金を、前記ガス検針情報と前記ガス料金表とに基づき算出した途中ガス目安料金または途中ガス請求料金
(4)前記宅内装置から前記監視装置に送信された保安情報に関する通知履歴
(5)前記宅内装置によるガス遮断および警告発生、および、保安上安全なガス遮断および警告の解除方法
(6)前記ガス料金表として選択可能な予め記憶保持している複数種類の料金プラン
のうちの少なくとも一つに関する情報を、前記携帯用通信端末に送信して、その画面上に表示させる機能、
をコンピュータに実行させることを特徴としている。
これに加えて、本発明のガス使用状況管理プログラムは、
前記監視装置が、ガス使用状況管理用のウエブサイトをインターネット上に提供する機能、
前記監視装置が、前記ウエブサイトへのアクセスを認証した前記携帯用通信端末に対して、メインメニュー画面を表示する機能、
前記メインメニュー画面には、前記ガス利用状況の確認、前記ガス請求料金の確認、前記通知履歴の確認、ガスの遮断および遮断解除、前記料金プランの変更、および、前記ガス目安料金の算出基準となる目安料金表の登録を要求させるためのボタンをそれぞれ表示する機能、および、
前記監視装置が、前記メインメニュー画面を操作された前記ボタンに対応する情報を提供するための表示画面に切り替える機能
をコンピュータに実行させるようにしている。
本発明のガス使用状況管理プログラムは、携帯用通信端末の画面上におけるガス料金情報および前記目安料金情報の表示内容に、少なくとも、予め定めた料金項目毎に所定の表示形態で区分けされた状態で示される円グラフと、料金項目のそれぞれの表示形態に対応するアイコンと、各アイコンに対応付けされた各料金項目の明細とを含める機能をコンピュータに実行させることが望ましい。
本発明のガス使用状況管理プログラムは、宅内装置のガス検針情報には、当該宅内装置のガスメーターによって計測されるガス流量に基づき予め設定したガス使用条件に基づき分計した分計情報が含まれており、円グラフとして、各分計値に対応する料金項目毎に区分されているものを作成する機能をコンピュータに実行させることが望ましい。
本発明のガス使用状況管理プログラムは、監視装置に、目安料金の計算に使用可能な複数種類のガス料金表を記憶保持させる機能と、監視装置が、携帯用通信端末によって、目安料金算出用のガス料金表として選択されたガス料金表を受信すると、受信したガス料金表を目安料金表として登録する機能とをコンピュータに実行させることが望ましい。
本発明のガス使用状況管理プログラムは、宅内装置はガス消費場所に対するガスの供給を遮断可能なガス遮断弁を備えている場合に、宅外通信モードにおいて、監視装置が、携帯用通信端末からのガス遮断弁の開き操作指示信号および閉じ操作指示信号のうち、少なくとも、開き操作指示信号を無効とする機能をコンピュータに実行させることが望ましい。
本発明を適用したガス使用状況管理システムを示す全体構成図である。 図1のガス使用状況管理システムにおける宅内装置のガスメーターからの通知の場合の動作を示す説明図である。 図1のガス使用状況管理システムにおける宅内装置のガスメーターに対する要求の倍の動作を示す説明図である。 ガス事業者のための基本設定画面を示す説明図である。 ガス事業者のための基本設定画面を示す説明図である。 ガス事業者のための新料金プラン情報登録画面を示す説明図である。 ガス事業者のための料金プラン変更依頼履歴画面を示す説明図である。 携帯用通信端末の初回起動画面を示す説明図である。 ログイン画面を示す説明図である。 メインメニュー画面(請求金額)を示す説明図である。 目安料金表示画面を示す説明図である。 目安料金表登録画面を示す説明図である。 新料金表登録画面を示す説明図である。 新料金表登録画面を示す説明図である。 ガスの利用状況画面を示す説明図である。 ガス遮断弁制御画面を示す説明図である。 宅内通信モードでのガス遮断弁を開く場合の画面表示例を示す説明図である。 宅外通信モードでのガス遮断弁を止める場合の画面表示例を示す説明図である。 通知履歴詳細画面を示す説明図である。 ガス強制遮断後にガス臭い場合の警告画面例を示す説明図である。 ガス強制遮断後にガス臭く無い場合の画面例を示す説明図である。 ガス強制遮断後にガス臭く無い場合のガスを開ける場合の画面例を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したガス使用状況管理システムを説明する。
(システム構成)
図1は、本実施の形態に係るガス使用状況管理システム(ガス集中監視システム)のシステム構成を示す説明図である。この図に示すように、ガス使用状況管理システム1(以下、単に「ガス管理システム1」と呼ぶ。)は、住宅等の多数のガス消費地2に設置されている宅内装置3と、ガス管理会社4(ガス管理センター)に設置されている監視装置5とを備えている。監視装置5はインターネット回線6を介して各宅内装置3と通信可能である。また、監視装置5は、インターネット回線6を介して、各ガス事業者9の通信端末10と通信可能である。なお、図においては、説明を簡単にするために、ガス消費地2、ガス事業者9をそれぞれ1箇所のみに示してある。
宅内装置3のそれぞれは、ガス消費地2に設置されたガス器具2a、2b・・・に供給されるガスの流量を計測するガスメーター7を備えている。ガスメーター7はマイクロコンピュータを内蔵した多機能型のメーターであるので、以下、マイコンメーター7と呼ぶ。マイコンメーター(または付随の外付カウンタ)7は、後述のように、分計機構を備えている。また、ガス遮断弁7a、感震器7bを内蔵しており、所定強度以上の地震を感知するとガスの強制遮断等の動作を行う。また、ガス漏れ検知器7cからの検知信号に基づきガスの強制遮断動作を行う。
マイコンメーター7のガス検針情報、ガス遮断・ガス漏れ等の保安情報は、宅内伝送装置8から、インターネット回線6を介してガス管理会社4の監視装置5に送信される。宅内伝送装置8は、マイコンメーター7との間で5ビットデータ通信を行う特定小電力無線機8a、当該特定小電力無線機8aとの間で近距離無線通信(例えば、ZIGBEE(登録商標))を行う無線通信機8b、および、当該無線通信機8bに有線LANにより接続された無線LANルーター8cから構成されている。
監視装置5は、ガス使用状況管理用のアプリケーションソフトウエア11が搭載された管理サーバー12を備えている。管理サーバー12は、管理用の各種情報が格納されている管理データベース13の格納情報を用いて、各ガス消費地2におけるガス使用状況の管理・監視を行う。また、一定の請求期間、通常は1月毎にガス検針情報に基づき、予め設定されているガス料金表(ガス料金体系、ガス料金プラン)を用いてガス使用量の請求金額の算出処理などを行う。
(宅内・宅外通信モード)
本例のガス管理システム1では、各ガス消費地2のガス消費者であるエンドユーザーが所有するタブレット端末、スマートフォン等の携帯用通信端末14を用いて、エンドユーザーがガス検針情報、請求金額情報、保安情報などを確認できるようになっている。携帯用通信端末14は、宅内装置3の無線LANルーター8cの通信エリア内では、当該無線LANルーター8cを介して宅内装置3およびガス管理センター4の管理サーバー12に通信接続可能である(宅内通信モード)。また、通信エリアの外では、宅内装置3を経由せずに、インターネット回線6を介して直接にガス管理センター4の管理サーバー12に通信接続可能である(宅外通信モード)。
図2、図3は、本例のガス管理システム1における情報の流れを示す説明図である。まず、図2はマイコンメーター7からの通知の場合を示す説明図である。図2(a)は宅内通信モード(WiFi(登録商標)接続時)の場合であり、マイコンメーター7からの通知は、宅内伝送装置8を介して、エンドユーザーの携帯用通信端末14に送信される。
図2(b)は宅外通信モード(WiFi未接続時)の場合であり、マイコンメーター7からの通知は宅内伝送装置8からインターネット回線6を介して、ガス管理会社の監視装置5の管理サーバー12に供給される。管理サーバー12は、受信した通知を管理データベース13にセットする。管理サーバー12は、定期的に管理データベース13にアクセスして、セットされた通知をチェックし、セットされた通知をエンドユーザーの携帯用通信端末14に送信する。なお、管理データベース13においては、予め、各ガス消費地2に関する識別情報(エンドユーザー情報、携帯用通信端末情報等)が登録されており、管理データベース13の登録情報には、その属性情報として識別情報が付与される。
図3はエンドユーザーの携帯用通信端末14から要求が発信された場合を示す説明図である。まず、図3(a)は宅内通信モード(WiFi接続時)の場合であり、携帯用通信端末14からの要求は、宅内伝送装置8を介してマイコンメーター7に送信される。マイ
コンメーター7は要求を受け取ると、要求に対応する応答を宅内伝送装置8を介して、携帯用通信端末14に送信する。
図3(b)は宅外通信モード(WiFi未接続時)の場合である。この場合には、図において符号14Aで示すように、携帯用通信端末から管理サーバー12にアクセスし、認証手続きをまず行う。認証後に、要求を送信する。管理サーバー12は、要求を受け付けると、管理データベース13に要求をセットする。ここで、各宅内装置3と管理サーバー12との間では例えば1分毎に定期ポーリングを行っており、管理サーバー12は管理データベース13に登録された要求をチェックし、要求がセットされている場合には、対応する宅内装置3に向けて当該要求を出す。宅内装置3の側では、要求を受け取ると、マイコンメーター7から要求対象の情報(ガス検針情報、保安情報)を取り出して、管理サーバー12に送信する応答動作を行う。宅内装置3からの応答は、管理データベース13に登録される。管理サーバー12は登録された応答内容を、図において符号14Bとして示す要求元の携帯用通信端末に送信する。
(ガス管理システムの提供サービス)
上記構成のガス管理システム1を利用するエンドユーザーは、携帯用通信端末14にガス管理用アプリケーションソフトウエアをダウンロードし、当該ソフトウエアを実行することにより、監視装置5によって提供される各種のサービスを受けることができる。すなち、監視装置5は、インターネット上においてガス使用状況管理用のウエブサイトを提供し、当該ウエブサイトにアクセスする携帯用通信端末14に対して各種の情報の提供等を行う。
例えば、監視装置5の管理サーバー12は、アプリケーションソフトウエア11を実行することにより、ガス使用状況管理用のウエブサイト上において、エンドユーザーに対して、以下のような情報の提供、設定変更機能の提供、およびガス開閉操作機能の提供などを行う。
ガス料金の確認
ガスの利用状況
ガス遮断弁の開閉制御
通知履歴の確認
料金プラン変更依頼
目安料金の表示
目安料金表登録
これらの情報を提供するために、管理サーバー12の管理データベース13には、ガス事業者データベース13aおよびエンドユーザー(ガス消費地)データベース13bが含まれ、以下のような各種の情報が登録される。管理用アプリケーションプログラム11を実行することにより、管理データベース13の登録情報に基づき、上記の各種の情報を提要するサービスを実施するための制御動作が行われる。
(管理データベースの登録情報)
ガス管理会社4の管理データベース13には、上記の各サービスを提供するために、各ガス消費地2にガスを供給する各ガス事業者に関するガス事業者データベース13aが備わっている。ガス事業者データベース13aには、事業者情報、アプリケーション設定情報、新料金プラン情報、プラン変更依頼履歴等が登録される。
図4Aは、管理サーバー12によって提供されるガス事業者向けウエブサイトの基本設定画面例を示す説明図である。この図に示すように、各ガス事業者により、名称、住所、連絡先等の基本情報が設定され、設定された情報がガス事業者データベース13aに登録
される。
図4Bは管理サーバー12によって提供されるガス事業者向けウエブサイトのアプリケーション設定画面例を示す説明図である。この図に示すように、エンドユーザーに提供されるガス料金の確認サービスにおいて、その確認画面に表示される各種の項目の表示・非表示を設定可能である。また、エンドユーザーに提供されるメインメニュー画面上において、ガス遮断弁の開閉制御を可能にするか否かの設定も行われる。これらの設定情報はガス事業者データベース13aに登録される。
図4Cは管理サーバー12によって提供されるガス事業者向けウエブサイトの新料金プラン情報登録画面例を示す説明図である。この画面においては、エンドユーザーの携帯用通信端末14のガス料金の確認画面上に表示されるマイコンメーター7によって計測されるガス流量の各分計値を示すカウンタの呼び名、表示の有無等が設定される。設定情報は、ガス事業者データベース13aに登録される。
図4Dは、管理サーバー12によって提供されるガス事業者向けウエブサイトの料金プラン変更依頼履歴画面例を示す説明図である。エンドユーザーによってガス料金プランが変更された場合には、プラン変更依頼履歴がエンドユーザーデータベース13bに登録されると共に、ガス事業者データベース13aにも登録され、ガス事業者によって閲覧できるようになっている。
(請求金額・目安料金の表示)
図5Aは、携帯用通信端末14において、管理サーバー12の側からダウンロードしたガス使用状況管理用のソフトウエアを起動した場合の初回起動画面の一例を示す説明図である。初回起動画面においてエンドユーザーは自身のアカウントを設置し、管理サーバー12の側からパスワードを発行してもらう。これにより、管理データベース13にエンドユーザーの付属情報が追加され、当該エンドユーザーは携帯用通信端末14から管理サーバー12によって運営されるインターネット上のガス使用状況管理用ウエブサイトにアクセスして、各種の提供サービスを利用可能になる。図5Bは、アカウントを取得した後におけるログイン画面の一例を示してある。
図5Cはログイン後のメインメニュー画面例を示す説明図である。この図に示すように、メインメニュー画面50には、例えば、以下のメニューボタンが表示される。「ガス料金の確認」ボタン51、「ガスのご利用状況」ボタン52、「ガスを止める/開ける」ボタン53、「通知履歴を見る」ボタン54、「料金プラン変更依頼」ボタン55、「目安料金表登録」ボタン56等。また、画面には、現在の通信モードが宅内通信モードであるか、宅外通信モードであるのかを示すモード表示欄57が表示される。また、マイコンメーター7からの通知、その他の情報を知らせるための表示領域50aも設けられている。
さらに、ガス事業者の設定により、請求データ表示が有効となっているガス事業者の場合には、請求データと目安料金を切り替え表示できるように、「請求額」と「目安額」の切替ボタン58が表示される。請求データ表示が無効のガス事業者の場合には、目安料金のみが表示可能になる。管理サーバー12は、ガス事業者から、確定した請求情報が提供されて管理データベース13に登録されている場合には、登録データに基づき、図に示すように画面中央の表示枠59内に、請求金額を表示する。
「ガス料金の確認」ボタン51を操作した場合の請求金額の表示においては、円グラフ31を用いて、基本料、従量料金の割合を表示すると共に、料金、使用量等の明細情報も併せて表示する。すなわち、円グラフ31は例えばカラーで基本料、各従量料金が区分けされた形態で表示され、その隣の請求金額表示領域32に請求金額が数字で表示される。
円グラフ31および請求金額表示領域32の下側の明細表示領域33には、円グラフ31において区分けされている基本料、各従量料金に対応するカラーのアイコンと、それらの明細情報とが表示される。表示枠30に表示される請求金額は、対象月の切替ボタン34を操作することで、切り替えることができる。
次に、図5Dは、請求金額が表示されているメインメニュー画面(図5C)において、切替ボタン58を操作して、表示を「目安料金」に切り替えた場合の表示画面例を示す説明図である。本例における「目安料金」とは、指定された月の1日から検針値が取得できている日までの検針値を使用して、その月のそれまでのガス使用量を算出し、ガス管理データベース13に登録されている料金プランに基づき計算されたガス料金である。エンドユーザーが画面上において「請求金額」を「目安料金」に切り替えると、上記のように「目安料金」が計算されて画面上に表示される。
この場合においても、表示枠30内においては、請求金額と同様な表示形態で目安料金が表示される。すなわち、円グラフ31Aを用いて、基本料、従量料金の割合が表示され、料金および各従量料金とが色分けされた形態で表示される。また、目安料金の算出期間表示領域35に算出期間(図においては、2014年4月1日〜2014年4月20日までの20日間)も表示される。
このように、基本料金、各従量料金が色分けされた円グラフにより請求金額、目安料金が表示される。したがって、エンドユーザーは画面を一瞥するだけで、費用明細を理解することができ、非常に見易いという利点がある。
また、目安料金を表示できるので、エンドユーザーは目安料金を表示させることにより、請求金額が確定していない月の請求金額を予測することができる。これにより、当月のガスの使い過ぎ等を事前に知ることができる。
(料金プラン変更依頼機能)
「料金プラン変更依頼」ボタン55が操作されると、メインメニュー画面は料金プランの選択画面に移行する。料金プランの選択画面には、ガス事業者が事前に登録した料金プランの一覧が表示される。エンドユーザーが料金プランを選択すると、ガス管理センター4の監視装置5は、ガス事業者9(通信端末10)に対して、変更依頼のメールが送信されるように設定されている。
エンドユーザーは、先に述べたように、「ガス料金の確認」ボタン51を操作して表示されるガス請求金額、ガス目安料金等の表示情報を確認し、しかる後に、「料金プラン変更」ボタン55を操作して料金プランの選択画面上において希望する料金プランを選択できる。よって、ガス消費地でのエンドユーザーの生活形態(ライフスタイル)に則した分計機能に基づく料金プランを選択する料金プランの変更依頼を、携帯用通信端末から行うことが可能である。
(目安料金表登録機能)
目安料金の計算に使用するガス料金表(ガス料金体系、ガス料金プラン)の登録は、次のようにして行うことができる。メインメニュー画面(図5C)において「目安料金表登録」ボタン56を操作すると、例えば、図6Aに示す登録画面に移行する。
本例では、登録画面60に、「新料金表」登録ボタン61、「標準料金表」登録ボタン62、および、「料金表の読込」ボタン63が表示される。「料金表の読込」ボタン63が操作されると、管理サーバー12の管理データベース13に登録されている料金表がダウンロードされ、当該料金表が表示される。登録操作を行うことで、当該料金表が目安料
金の計算に使用される。
例えば、「新料金表」登録ボタン61を操作すると、画面が図6Bに示す新料金表登録画面65に移行する。この画面65には、「指定時間1」、「指定時間2」、「大流量」、「長時間」、「通常」の各カウンタボタンが表示される。例えば、「指定時間1」を選択すると、図6Cに示す登録画面66に切り替わり、設定入力を行うことができる。
ここで、これらのカウンタは、各ガス消費場所に設置されているマイコンメーター(または付随の外付カウンタ)7による分計機能によって分計された検針値である。マイコンメーター7は、当該マイコンメーター7の検針値に基づき、各種のガス使用条件下でのガス使用量を積算する複数の積算値カウンタ(指定時間カウンタ、大流量カウンタ、長時間カウンタ)と、これらのカウンタが積算を行わないときに積算動作を行う通常カウンタとを備えている。
指定時間カウンタは、設定された曜日、設定された時間におけるガス使用量を積算する。大流量カウンタは、指定時間カウンタによって積算されない時間帯において、大型ガス機器使用時のガス使用量を積算する。長時間カウンタは、指定時間カウンタおよび大流量カウンタによって積算されない時間帯において、暖房機器をある程度長く使用したとき、コンロで長時間に亘って煮炊きをしたとき等におけるガス使用量を積算する。これらの3種類のカウンタによって積算されないガス使用量が、通常カウンタによって積算される。
このように、目安料金を計算するための料金表を登録することができるので、エンドユーザーは、各種の料金表を用いて目安料金を計算して、相互に比較することができる。また、目安料金と実際の請求金額とを比較することによって、自分に適した料金表(料金体系、料金プラン)を知ることもできるので便利である。
(ガスの利用状況の確認機能)
次に、図7はメインメニュー画面において「ガスの利用状況」ボタンを操作した場合の画面例を示してある。ガスの利用状況として、例えば1年間のガス使用量の推移が、例えば棒グラフによって月毎に表示される。画面例は、料金表として、「新料金表」が設定されている場合のものであり、各棒グラフは、指定時間カウンタ(指定時間1、2)、長時間カウンタ、大流量カウンタ、通常カウンタによる積算値が異なる色によって区別されている。
(ガス遮断弁の開閉機能)
図8Aは、メインメニュー画面において「ガスを止める/開ける」ボタン53を操作した場合に表示される開閉制御画面例を示す説明図である。この画面80には「ガスを止める」ボタン81と「ガスを開ける」ボタン82が表示される。また、操作に当っての警告メッセージ(注意メッセージ)82aも表示される。「ガスを止める」ボタン81を操作すると、図8Bに示す画面に移行する。この画面上において、まず、警告メッセージ83が表示され、次に、マイコンメーター7と通信が行われ、通信中メッセージ84が表示され、次に、マイコンメーター7の側の安全確認が行わる間、安全確認メッセージ85が表示され、その後に、ガス遮断弁の遮断動作が行われる。「ガスを開ける」ボタン82を操作した場合にも同様に動作する。なお、図示の例は「宅内通信モード」の場合であるが、「宅外通信モード」の場合には、以下に述べるように、要求が管理サーバー12の側で受け付けられて、管理サーバー12の側からマイコンメーター7に要求が転送される。
図8Cは、宅外通信モードの場合において、「ガスを止める」ボタン81が操作された場合の画面例である。この場合には、この画面上においては警告メッセージ86が表示され、管理サーバー12との通信が行われ、管理サーバー12に要求が受け付けられた旨の
メッセージ87が表示される。その後、管理サーバー12の側からマイコンメーター7に要求が転送され、ガス遮断弁が遮断される。
(保安機能と通知履歴)
次に、図9Aは「通知履歴を見る」ボタン54を操作した場合の画面例を示す説明図である。通知履歴詳細画面90においては、例えば、地震発生などによってガス遮断弁が強制遮断された場合に、その旨のメッセージ(保安情報、保安履歴)91、92が表示される。また、この場合、通知履歴詳細画面90には、「ガス臭い場合」、「ガス臭く無い場合」の選択ボタン93、94も表示される。
エンドユーザーが「ガス臭い場合」の選択ボタン93を操作すると、図9Bに示すように警告画面に切り替わり、ガス会社への連絡を促すメッセージ95が表示される。ガス臭く無い場合に、選択ボタン94を操作すると、画面が図9Cのように切り替わり、強制遮断されたガスを開くための手順を知らせるメッセージ96が表示される。また、「ガスを開ける」ボタン97が表示される。エンドユーザーが「ガスを開ける」ボタン97を操作すると、図9Dに示すように、図8Bを参照して説明した場合と同様な手順を経て、ガス遮断弁が開かれ、ガスが供給可能になる。
ここで、保安機能によってガス遮断弁が強制遮断した場合等において、宅外からエンドユーザーがガスを開ける操作を行うことは危険である。したがって、「宅外通信モード」の場合には、保安機能によってガス遮断弁が強制遮断した場合には、エンドユーザーからのガス遮断弁を開けるための要求は、管理サーバー12の側において無効とされる。このようにすることで、ガス消費場所の安全を確保できる。
1 ガス使用状況管理システム(ガス管理システム)
2 ガス消費地
2a,2b ガス器具
3 宅内装置
4 ガス管理会社(ガス管理センター)
5 監視装置
6 インターネット回線
7 ガスメーター(マイコンメーター)
7a ガス遮断弁
7b 感震器
7c ガス漏れ検知器
8 宅内伝送装置
8a 特定小電力無線機
8b 無線通信機
8c 無線LANルーター
9 ガス事業者
10 通信端末
11 ガス使用状況管理用のアプリケーションソフトウエア
12 管理サーバー
13 管理データベース
13a ガス事業者データベース
13b エンドユーザー(ガス消費地)データベース
14 携帯用通信端末

Claims (14)

  1. ガス消費地に設置した宅内装置のガス検針情報および保安情報を、インターネットを介して、ガス管理センターに配置した監視装置によって取得し、
    前記監視装置において、前記ガス検針情報と前記ガス消費地に対して予め登録されている所定のガス料金表とに基づき、所定期間毎のガス使用料金を算出して記憶保持し、
    前記ガス消費地に対応付けされた携帯用通信端末を、前記宅内装置を介して、及び直接に前記監視装置と通信可能とし、
    前記携帯用通信端末からの要求に応じて、前記監視装置は、
    (1)前記ガス検針情報に基づき算出した日別、月別のガス使用状況を含む前記ガス消費地のガス利用状況
    (2)前記ガス検針情報と、予め設定されているガス料金表とに基づき算出した所定の請求期間毎のガス目安料金またはガス請求料金
    (3)前記請求期間の開始日から今までのガス使用料金を、前記ガス検針情報と前記ガス料金表とに基づき算出した途中ガス目安料金または途中ガス請求料金
    (4)前記宅内装置から前記監視装置に送信された保安情報に関する通知履歴
    (5)前記宅内装置によるガス遮断および警告発生、および、保安上安全なガス遮断および警告の解除方法
    (6)前記ガス料金表として選択可能な予め記憶保持している複数種類の料金プラン
    のうちの少なくとも一つに関する情報を、前記携帯用通信端末に送信して、その画面上に表示させることを特徴とするガス使用状況管理方法。
  2. 前記監視装置は、
    ガス使用状況管理用のウエブサイトをインターネット上に提供し、
    前記ウエブサイトへのアクセスを認証した前記携帯用通信端末に対して、メインメニュー画面を表示し、
    前記メインメニュー画面には、前記ガス利用状況の確認、前記ガス請求料金の確認、前記通知履歴の確認、ガスの遮断および遮断解除、前記料金プランの変更、および、前記ガス目安料金の算出基準となる目安料金表の登録を要求させるためのボタンをそれぞれ表示し、
    前記ボタンが操作されると、前記メインメニュー画面を、操作された前記ボタンに対応する情報を提供するための表示画面に切り替える請求項1に記載のガス使用状況管理方法。
  3. 前記携帯用通信端末は、前記宅内装置の無線LAN中継機の通信エリア内では、前記宅内装置の無線LAN中継機を介して当該宅内装置および前記監視装置に通信接続可能な宅内通信モードで通信が可能であり、前記通信エリアの外では、前記宅内装置を経由せずにインターネット回線を介して直接に前記監視装置に通信接続可能な宅外通信モードで通信が可能である請求項1または2に記載のガス使用状況管理方法。
  4. 前記監視装置によって提供される前記携帯用通信端末の画面上における前記ガス請求料金に関する情報および前記ガス目安料金に関する情報の表示内容には、少なくとも、
    予め定めた料金項目毎に所定の表示形態で区分けされた状態で示される円グラフと、
    前記料金項目のそれぞれの表示形態に対応するアイコンと、
    各アイコンに対応付けされた各料金項目の内容と、
    が含まれている請求項1、2または3に記載のガス使用状況管理方法。
  5. 前記宅内装置の前記ガス検針情報には、当該宅内装置のガスメーターによって計測されるガス流量に基づき予め設定したガス使用条件に基づき分計した分計情報が含まれており、
    前記円グラフは、各分計値に対応する料金項目毎に区分されている請求項4に記載のガス使用状況管理方法。
  6. 前記監視装置は、
    前記ガス目安料金の計算に使用可能な複数種類のガス料金表を記憶保持し、
    前記携帯用通信端末の画面上に目安料金表登録ボタンを表示し、
    前記目安料金表登録ボタンが操作されると、前記ガス目安料金の計算に使用可能な複数種類のガス料金表の一つを選択させるプロンプト画面を表示し、
    一つの前記ガス料金表が選択されると、受信したガス料金表を目安料金表として登録する請求項1ないし5のうちのいずれか一つの項に記載のガス使用状況管理方法。
  7. 前記宅内装置は前記ガス消費地に対するガスの供給を遮断可能なガス遮断弁を備え、
    前記監視装置は、
    前記携帯用通信端末の画面上に、前記ガス遮断弁を開ける操作および閉じる操作のうちの少なくとも一方を指示する操作ボタンを表示し、
    前記操作ボタンが操作されると、前記宅内装置との間で通信を行うか、あるいは、前記監視装置を経由して前記宅内装置との間で通信を行って、前記ガス遮断弁の開閉の指示信号を送信し、
    前記宅内装置は、受信した指示信号に従って前記ガス遮断弁を操作する請求項1ないし6のうちのいずれか一つの項に記載のガス使用状況管理方法。
  8. 前記携帯用通信端末は、前記宅内装置の無線LAN中継機の通信エリア内では、前記宅内装置の無線LAN中継機を介して当該宅内装置および前記監視装置に通信接続可能な宅内通信モードで通信が可能であり、前記通信エリアの外では、前記宅内装置を経由せずにインターネット回線を介して直接に前記監視装置に通信接続可能な宅外通信モードで通信が可能であり、
    前記監視装置は、前記宅外通信モードにおいて、前記携帯用通信端末からの前記ガス遮断弁の開き操作指示信号および閉じ操作指示信号のうち、少なくとも、前記開き操作指示信号を無効とする請求項7に記載のガス使用状況管理方法。
  9. ガス消費地に設置した宅内装置のガス検針情報および保安情報を、インターネットを介して、ガス管理センターに配置した監視装置によって取得するガス使用状況管理方法に用いるガス使用状況管理プログラムであって、
    ガス消費地に設置した宅内装置のガス検針情報および保安情報を、インターネットを介して、前記監視装置によって取得させる機能、
    前記監視装置において、前記ガス検針情報と前記ガス消費地に対して予め登録されている所定のガス料金表とに基づき、所定期間毎のガス使用料金を算出して記憶保持させる機能、
    前記ガス消費地に対応付けされた携帯用通信端末を、前記宅内装置を介して、及び直接に前記監視装置と通信可能にさせる機能、および、
    前記携帯用通信端末からの要求に応じて、前記監視装置により、
    (1)前記ガス検針情報に基づき算出した日別、月別のガス使用状況を含む前記ガス消費地のガス利用状況
    (2)前記ガス検針情報と、予め設定されているガス料金表とに基づき算出した所定の請求期間毎のガス目安料金またはガス請求料金
    (3)前記請求期間の開始日から今までのガス使用料金を、前記ガス検針情報と前記ガス料金表とに基づき算出した途中ガス目安料金または途中ガス請求料金
    (4)前記宅内装置から前記監視装置に送信された保安情報に関する通知履歴
    (5)前記宅内装置によるガス遮断および警告発生、および、保安上安全なガス遮断および警告の解除方法
    (6)前記ガス料金表として選択可能な予め記憶保持している複数種類の料金プラン
    のうちの少なくとも一つに関する情報を、前記携帯用通信端末に送信して、その画面上に表示させる機能、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするガス使用状況管理プログラム。
  10. 前記監視装置が、ガス使用状況管理用のウエブサイトをインターネット上に提供する機能、
    前記監視装置が、前記ウエブサイトへのアクセスを認証した前記携帯用通信端末に対して、メインメニュー画面を表示する機能、
    前記メインメニュー画面に、前記ガス利用状況の確認、前記ガス請求料金の確認、前記通知履歴の確認、ガスの遮断および遮断解除、前記料金プランの変更、および、前記ガス目安料金の算出基準となる目安料金表の登録を要求させるためのボタンをそれぞれ表示する機能、および、
    前記監視装置が、前記メインメニュー画面を操作された前記ボタンに対応する情報を提供するための表示画面に切り替える機能
    をコンピュータに実行させる請求項9に記載のガス使用状況管理プログラム。
  11. 前記携帯用通信端末の画面上における前記ガス請求料金に関する情報および前記ガス目安料金に関する情報の表示のために、少なくとも、
    予め定めた料金項目毎に所定の表示形態で区分けされた状態で示される円グラフと、
    前記料金項目のそれぞれの表示形態に対応するアイコンと、
    各アイコンに対応付けされた各料金項目の内容と、
    を含める機能をコンピュータに実行させる請求項9または10に記載のガス使用状況管理プログラム。
  12. 前記宅内装置の前記ガス検針情報には、当該宅内装置のガスメーターによって計測されるガス流量に基づき予め設定したガス使用条件に基づき分計した分計情報が含まれており、
    前記円グラフとして、各分計値に対応する料金項目毎に区分されているものを作成する機能をコンピュータに実行させる請求項11に記載のガス使用状況管理プログラム。
  13. 前記監視装置が、前記目安料金の計算に使用可能な複数種類のガス料金表を記憶保持する機能と、
    前記監視装置が、前記携帯用通信端末の側から、前記目安料金算出用のガス料金表として選択された前記ガス料金表を受信すると、受信した当該ガス料金表を前記目安料金表として登録する機能とを、
    コンピュータに実行させる請求項9ないし12のうちのいずれか一つの項に記載のガス使用状況管理プログラム。
  14. 前記宅内装置は前記ガス消費地に対するガスの供給を遮断可能なガス遮断弁を備えている場合に、
    前記携帯用通信端末から前記宅内装置を経由せずにインターネット回線を介して直接に前記監視装置に通信接続される宅外通信モードにおいて、前記監視装置が、前記携帯用通信端末からの前記ガス遮断弁の開き操作指示信号および閉じ操作指示信号のうち、少なくとも、前記開き操作指示信号を無効とする機能をコンピュータに実行させる請求項9ないし13のうちのいずれか一つの項に記載のガス使用状況管理プログラム。
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