JP2001255190A - ガスメータおよび光無線通信装置 - Google Patents

ガスメータおよび光無線通信装置

Info

Publication number
JP2001255190A
JP2001255190A JP2000069497A JP2000069497A JP2001255190A JP 2001255190 A JP2001255190 A JP 2001255190A JP 2000069497 A JP2000069497 A JP 2000069497A JP 2000069497 A JP2000069497 A JP 2000069497A JP 2001255190 A JP2001255190 A JP 2001255190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas meter
occurrence
preliminary alarm
history information
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000069497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Mamoru Suzuki
守 鈴木
Mitsuhiro Nakamura
充博 中村
Hitoshi Hayashi
均 林
Kazuo Kon
一生 今
Ikuo Maeda
郁雄 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000069497A priority Critical patent/JP2001255190A/ja
Publication of JP2001255190A publication Critical patent/JP2001255190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断・警報事由の発生に至るまでのガスメー
タの使用状態の解析やその発生原因の解析、遮断・警報
判定基準の設定の妥当性の解析、その判定基準の危険率
の解析等を可能とする。 【解決手段】 ガスメータ1およびハンディターミナル
2では、予備警報事由発生履歴情報を記憶部60に読み
出し可能に記憶し、読み出された予備警報事由発生履歴
情報を履歴情報表示部70に表示すると共に光無線通信
部80からハンディターミナル2へと送信する。その予
備警報事由発生履歴情報に基づいて、ユーザが遮断・警
報事由の発生に至るまでの状態の経過を把握することが
でき、その結果、遮断・警報事由の発生に至るまでのガ
スメータ1の使用状態の解析やその発生原因の解析、遮
断・警報判定基準の設定の妥当性の解析等が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスメータおよび光
無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆるマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと略称)のような超小型電子回路を用
いたガスメータのデジタル化が進められているが、膜式
ガスメータのような機械的に直接にガス量を計測する方
式のガスメータや、ガスの流速などガス流の流体として
の物理的数値を計測する方式のガスメータにおいて、ガ
ス流量値をマイコンのCPUなどの演算回路によって演
算し、その流量値を積算して得られたガス使用量の値を
ガスメータ内のRAMのような記憶素子などを用いた記
憶手段にデータとして記憶させておき、それを例えばハ
ンディターミナルに接続して読み出したり、あるいはそ
のデータを電話線システムあるいは専用有線システムの
ような有線通信システムを介して遠隔地の管理センター
などに伝送するという、いわゆるマイコンガスメータが
案出されている。
【0003】また、燃料であるガスの安全性を確保する
ために、合計最大流量超過や個別最大流量超過など、過
大流量のガスが流れた場合にそれを検知して警報を発し
たりガス供給を遮断したりする過大流量検知機能、長時
間に亘って微少流量が継続的に流れ続けた場合にそれを
検知して警報を発したりガス供給を遮断したりする微少
漏洩検知や内管漏洩検知機能、あるいは地震や衝撃など
に起因した強い振動を検知して警報を発したりガス供給
を遮断したりする振動検知機能といった、各種の遮断・
警報事由の発生を検知してそれに対処する機能が設けら
れている。また、そのような遮断・警報事由が発生した
場合には、その履歴を記憶手段にデータとして記憶させ
ておき、所定の読み出し命令入力操作が行われると遮断
・警報事由発生履歴のデータを読み出して、LEDのよ
うな発光素子を点滅させるなどして表示したり、ガスメ
ータに有線通信手段を介してハンディターミナルを接続
するなどして読み出したり、電話線システムあるいは専
用有線システムのような有線通信システムを介して遠隔
地の管理センターなどに伝送する技術などが提案されて
いる。
【0004】また、最大流量超過異常などに関する設定
値、換言すれば最大流量超過異常などの判定基準となる
設定値は、ガスメータの使用環境やユーザのガス使用目
的などに対応して変化するので、それに適合するように
変更することが必要となる。このため、従来のガスメー
タでは、使用するガスメータの号数に応じて種々の設定
値を定めていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術では、遮断・警報事由が発生したこと
や、その発生時刻についての情報を得ることはできる
が、それに至るまでの状態の経緯については把握するこ
とができないので、そのような遮断・警報事由(換言す
れば異常事態)の発生に至るまでのガスメータの使用状
態の解析や、その発生原因の解析が困難であるという問
題がある。また、そのような異常事態が発生した後でな
ければガスメータの設定上の不具合に起因した異常事態
発生の予知が困難であるという問題がある。また、現状
使用されている遮断・警報判定基準の設定が妥当なもの
であるか否かの解析や、その判定基準のいわゆる危険率
(すなわち安全率の逆数)が実際にどの程度のものであ
るのかについての解析が困難であるという問題がある。
【0006】また、遮断・警報事由発生履歴のデータの
読み出しや各種設定値の変更を有線通信手段によって行
うに際して、その都度ハンディターミナルの接続端子を
接続ミスや断線や接続不良などが生じないように注意し
ながら接続することや、電話線システムを介して読み出
すための電話回線接続を行うことが必要となるので、そ
の配線操作や接続の手間などが煩雑であるという問題が
ある。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
成されたもので、遮断・警報事由の発生に至るまでの状
態の経過を把握することができ、遮断・警報事由(換言
すれば異常事態)の発生に至るまでのガスメータの使用
状態の解析や、その発生原因の解析が可能であるガスメ
ータを提供することにある。
【0008】また、実際に遮断・警報事由が発生する前
に、未然にガスメータの設定上の不具合に起因した異常
事態発生の予知が可能であるガスメータを提供すること
にある。
【0009】また、現状使用されている遮断・警報判定
基準の設定が妥当なものであるか否かの解析や、その判
定基準のいわゆる危険率(すなわち安全率の逆数)が実
際にどの程度のものであるのかについての解析が可能で
あるガスメータを提供することにある。
【0010】また、遮断・警報事由発生の履歴情報等の
データの読み出しや各種設定値の変更を行うに際して、
配線操作や接続の手間などが簡便で、かつ接続ミスや断
線や接続不良などが生じることなく正確な通信を行うこ
とが可能で、しかもデータセキュリティが良好で信頼性
の高いガスメータおよび光無線通信装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のガスメータは、
ガスの流量または流速を計測する計測手段と、予め判定
基準が設定された遮断・警報事由の発生を検知してガス
の供給を遮断する遮断手段とを有するガスメータにおい
て、前記遮断・警報事由の判定基準とは異なる予備警報
判定基準が設定されており、その予備警報判定基準に該
当する予備警報事由の発生を検知する予備警報事由発生
検知手段と、前記検知された予備警報事由がどのような
種類の予備警報事由であるかについての情報をその発生
時刻および/または継続時間の情報と共に予備警報履歴
情報として記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0012】なお、予備警報判定基準の設定は、例えば
遮断・警報事由の判定基準の設定の持つ危険率よりも低
い危険率であってかつ正常値あるいは許容値よりも高い
危険率となるような設定にすることが望ましい。
【0013】また、記憶手段は一旦記憶した予備警報履
歴情報を外部からのアクセス等があれば読み出し可能に
記憶することが望ましいことは言うまでもない。
【0014】本発明のガスメータは、前記予備警報事由
発生検知手段が、前記予備警報事由のうち前記ガスの流
量の異常またはガスメータの使用状態の量的な異常に関
する予備警報事由の発生を検知した場合、その発生以降
から所定時間に亘って前記流量の値または前記量的な異
常の値を所定タイミングごとに測定し、その値を前記予
備警報履歴情報と対応付けて読み出し可能に前記記憶手
段に記憶することを特徴とするものである。
【0015】本発明のガスメータは、前記記憶手段が、
前記検知された遮断・警報事由がどのような種類の遮断
・警報事由であるかについての情報をその遮断・警報事
由の発生時刻および/または継続時間の情報と共に前記
遮断・警報事由の発生の履歴情報として記憶し、その履
歴情報と前記予備警報履歴情報とを時系列的に読み出し
可能に保持することを特徴とするものである。
【0016】なお、記憶手段に遮断・警報事由の履歴情
報が記憶されていない場合には、予備警報履歴情報のみ
を時系列的に読み出し可能であることが望ましいことは
言うまでもない。
【0017】本発明のガスメータは、前記履歴情報およ
び前記予備警報履歴情報のうち少なくとも前記予備警報
履歴情報を文字および/または数字を用いて表示素子に
表示する履歴情報表示手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0018】本発明のガスメータは、前記予備警報判定
基準の設定が変更可能であることを特徴とするものであ
る。
【0019】本発明のガスメータは、外部の光無線通信
装置との間で情報を発信および/または受信する光無線
通信手段であって少なくとも前記予備警報履歴情報を発
信する光無線通信手段を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0020】本発明のガスメータは、前記光無線通信装
置から発信される予備警報判定基準を設定変更する命令
を担持してなる光信号を前記光無線通信手段が受けた場
合に、その命令に基づいて前記予備警報判定基準の設定
を変更することを特徴とするものである。
【0021】本発明のガスメータは、前記遮断・警報判
定基準の設定が変更可能であり、その変更に対応して前
記予備警報判定基準の設定を自動的に変更することを特
徴とするものである。
【0022】本発明のガスメータは、前記光無線通信装
置から発信される遮断・警報判定基準を設定変更する命
令を担持してなる光信号を前記光無線通信手段が受けた
場合に、その命令に基づいて前記遮断・警報判定基準の
設定を変更することを特徴とするものである。
【0023】本発明のガスメータは、ガスメータにおけ
る遮断・警報事由の判定基準とは異なる予備警報判定基
準が設定されており、その予備警報判定基準に該当する
予備警報事由の発生を検知して、その予備警報事由がど
のような種類のものであるかについての情報をその発生
時刻および/または継続時間の情報と共に予備警報履歴
情報として担持する光信号であって前記ガスメータから
発信された光信号を受信する受信手段と、前記予備警報
履歴情報を記憶する記憶手段または表示する表示手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係るガスメータおよびその外部の光無線通信装置で
あるハンディターミナルの概要を示す図である。
【0025】ガスメータ1は、ガス流量あるいはガス流
速を計測しそれを積算して得たガス使用量の値を積算流
量カウンタ12に表示する機能や、過大流量や微少流量
漏洩のような異常事態の発生を検知して遮断弁32を閉
じるといった一般的なガスメータ1としての機能を備え
ていることは言うまでもないが、それにさらに加えて、
外部の光無線通信装置であるハンディターミナル2との
間で種々の情報を送信および受信する機能と、遮断・警
報事由の発生とその発生時刻等の記録である警報履歴情
報および予備警報事由の発生とその発生時刻の記録であ
る予備警報事由発生履歴情報を記憶する機能、それを文
字や数字を用いて窓部7のLCDパネル71に表示する
機能とを備えている。
【0026】さらに詳細には、このガスメータ1が光無
線通信によって発信する情報としては、ガス使用量の情
報、遮断・警報事由の発生の履歴情報などが可能であ
る。この履歴情報には、遮断・警報事由の種類すなわち
予め定義付けられた異常事態のうちどの種類の異常事態
が生じたのかについての情報と、その異常事態の発生時
刻や発生継続時間の情報とが含まれている。
【0027】遮断・警報事由としては、図2に一覧表と
して示すような種々の遮断・警報事由が可能である。こ
れらの遮断・警報事由の種類については一般的なもので
構わないが、本実施の形態に係るガスメータ1ではこれ
らの遮断・警報事由を文字や数字によって直観的に認識
できるように表示することが可能である。また、ガスメ
ータ1が光無線通信によって受信する情報としては、履
歴情報を外部に向けて発信させる命令あるいはLCDパ
ネル71に表示させる命令を信号化した情報、ガスメー
タ1の機能に関する各種設定の変更命令を信号化した情
報、その設定内容の情報などが可能である。各種設定の
具体的な項目としては、図3に一覧表として示すような
項目が可能である。これらの項目については一般的なも
のでよく、むしろ一般的に実用されている項目であるこ
とが望ましいが、本実施の形態に係るガスメータ1で
は、これらの各種設定を外部のハンディターミナル2か
ら光無線通信によって非接触に変更することが可能とな
っている。
【0028】予備警報事由は、上記の遮断・警報事由と
同様の各種類の事由に関するものとして設定されている
が、それをあらかじめ定義付ける予備警報判定基準は遮
断・警報判定基準よりも危険率の低いレベルであってか
つ正常値あるいは許容値よりも高い危険率のレベルに設
定されている。例えば「個別最大流量オーバ(超過)遮
断」に関する遮断・警報判定基準が許容流量値の1.7
倍以上のレベルと設定されている場合、予備警報判定基
準を許容流量値の1.2倍以上1.7倍未満のレベルに
設定することが望ましい。この他の種類の予備警報事由
に関する予備警報判定基準についてもこの一例と同様に
設定することが望ましい。あるいは、予備警報判定基準
を遮断・警報判定基準の90%のレベルに設定すること
なども可能である。このような設定は後述するようにE
EPROM61に読み出しおよび書き換え可能に記憶さ
れる。
【0029】上記のような設定に基づいて検知され、記
憶された遮断・警報事由や予備警報事由およびそれらの
発生時刻等の情報を、文字や数字によって外部から直観
的に認識できるように表示するインターフェイスとして
の表示素子であるLCDパネル71、および各種情報を
外部のハンディターミナル2との間で送信/受信するイ
ンターフェイスとしての発光素子81および受光素子8
2は、図4に示すように、ガスメータ1のボディを構成
する上ケース3の前面の、内部スペースに比較的余裕の
ある位置の一か所に窓部7としてユニット化されて設け
られている。
【0030】さらに詳細には、図5に示すように、肉眼
ではアンバー色やスモークグレー色のような暗色系のガ
ラスあるいはアクリルプレートのように見える光フィル
タからなる前面パネル73が、その窓部7ほぼ全面に嵌
め込まれている。この前面パネル73としては、例えば
赤外光のような光無線通信の信号光として用いられる光
を選択的に透過し、その他の光のうち特に発光素子81
や受光素子82の表面で反射して外部にその発光素子8
1や受光素子82が視認されてしまうような波長の光な
どは吸収あるいは反射するような光学的性質を備えた光
フィルタあるいは光半透過性反射板などが好適である。
【0031】窓部7の中央には、表示素子としてノーマ
リブラックモード・16セグメント×1桁表示のLCD
パネル71(液晶表示パネル;以下、LCDパネルと呼
ぶ)が、前面パネル73の背後に位置するように設置さ
れている。このLCDパネル71は、ガス使用量などを
表示する積算流量カウンタ12とは別に、遮断・警報事
由発生の履歴情報や予備警報事由発生履歴情報の直観的
な視認が可能となるように、文字や数字の表示あるいは
それらを組み合わせて構成される単語などのシーケンシ
ャルな表示を行うものである。なお、このLCDパネル
71を透過して外部へと出射される光が前面パネル73
による光フィルタの透過特性と適合するように、このL
CDパネル71の旋光特性等を設定されていることが望
ましいことは言うまでもない。あるいは、このLCDパ
ネル71の表示画面の位置に該当する部分の前面パネル
73に開口(切り欠き)を設けて、その開口からLCD
パネル71の表示画面を直接に露出させるようにしても
よい。
【0032】LCDパネル71の表示画面の外周部分
は、横方向(図4中で左右方向)に幅の広い窓枠部とな
っている。LCDパネル71を中央としてその左右に広
い窓枠部には光無線通信用の発光素子81および受光素
子82が前面パネル73の背面に位置するように設置さ
れている。このように発光素子81および受光素子82
は、前面からほとんど視認することができないように、
暗色系の光フィルタあるいは光半透過性反射板である前
面パネル73の背後に覆い隠されている。LCDパネル
71は積算流量カウンタ12とは全く別に設けられてお
り、しかも積算流量カウンタ12のような7〜9桁の表
示とは明らかに異なる、1桁〜4桁程度と少桁数の表示
桁数であるので、本実施の形態に係るガスメータ1に関
して予備知識の少ないユーザあるいは検針者であって
も、このLCDパネル71に表示される情報が積算流量
カウンタ12に表示されるようなガス使用量に関する情
報とは明らかに異なる情報であるということを認識する
ことができる。また予備知識を有するユーザや検針者に
とっても、ガス使用量の情報と履歴情報とを混乱して認
識することや見間違えたりすることなどを防ぐことがで
きる。
【0033】このような1桁〜4桁程度と少桁数のLC
Dパネル71の表示画面に文字や数字を用いて遮断・警
報事由や予備警報事由の発生の履歴情報を表現するため
には、図2に一例を示すような各遮断・警報事由のそれ
ぞれと対応付けて定義された表示記号を、その発生時刻
に従って時系列的に順次表示する。
【0034】例えば「圧力遮断」という遮断・警報事由
は「圧力(Pressure)低下」の頭文字による最
も自然な連想から、「P」という文字で表現することに
よってそれが意味する内容を直観的に認識可能なものと
することができる。この他にも、例えば「合計最大流量
オーバ遮断」を意味する「Q」は、流体工学で一般に流
量を意味する記号としてQが用いられることから、それ
に基づいた最も自然な連想として「Q」という文字を用
いて「合計最大流量オーバ遮断」を表現するように設定
されている。その他の各種遮断・警報事由についても、
このような手法によってその意味を表す文字を設定すれ
ばよい。なお、図2に示したような各種遮断・警報事由
とそれを意味する文字との対応関係は一例を示すもので
あって、これのみに限定されるものでないことは言うま
でもない。
【0035】あるいは、一つの遮断・警報事由を1文字
ではなく1つの単語で表示してもよい。ただしこの場合
には、1桁のLCDパネル71によって一度に表示でき
るのは1文字だけであるから、1つの単語を構成する各
文字の一つ一つをその綴りに従ってシーケンシャルに表
示する。例えば、内管漏洩が発生したことが検知されて
「内管警報」の履歴が発生していた場合には、それを
「INNER−LEAK」と表現するものと、あらかじ
め設定されていたとする。この場合には、「INNER
−LEAK」という単語を構成する文字を、その綴りの
順に、「I」→「N」→「N」→「E」→「R」→
「−」→「L」→「E」→「A」→「K」のように所定
のタイミングごとに順番に連続して(シーケンシャル
に)1桁のLCDパネル71の表示画面に表示して行
く。このようにしてシーケンシャルに表示された文字を
その順番に従って読み取ることにより、「INNER−
LEAK」という単語の意味する内管漏洩が発生したこ
と、すなわち「内管警報」の発生履歴があったことを認
識することができる。また遮断・警報事由については1
文字で表現し、それが発生した時刻の情報をそれに続け
てシーケンシャルに表示してもよい。例えば「感震遮
断」が8月15日に発生したという履歴情報を表示する
場合には、「感震遮断」を示す文字「G」に続けて、
「0」→「8」→「/」→「1」→「5」のようにシー
ケンシャルに数字を表示する。
【0036】なお、遮断・警報事由を表現する英文字
は、例えば図11に示すような手法によりLCDパネル
71の表示画面に表示すればよいことは言うまでもな
い。
【0037】また、予備警報事由の表示についても、上
記の遮断・警報事由と同様の手法で文字や数字として表
示することが可能であることは言うまでもない。
【0038】また、LCDパネル71としてノーマリブ
ラックモードのものを用いることにより、文字や数字な
どのキャラクタを表示していないときにはそのLCDパ
ネル71の表示画面全体が暗色系一色のような状態とな
り、窓部7に嵌め込まれている前面パネル73の暗色と
あいまって窓部7全体が暗色系に統一された部位として
視認されるようになるので、読み出された履歴情報がこ
の窓部7に表示されることを部外者等に気付かれないよ
うにすることができる。また意匠的にも、履歴情報を表
示する際以外の通常時には窓部7全体が暗色系のモノト
ーンに見えてすっきりとした外観を呈することかできる
といった利点もある。
【0039】あるいは、一般にリチウム電池(Li電
池)等を電源として内蔵したガスメータに用いられる表
示素子には低消費電力であることが要請されるので、表
示素子としては反射型のLCDパネルが好ましいが、一
般に反射型のLCDパネルはある程度強い光が入射しな
ければその表示が視認し辛いものとなる。そこで、特に
このような点を改善することが必要な場合には、LCD
パネル71の表示画面に該当する位置の前面パネル73
を切り欠いて開口を設けてLCDパネル71を露出さ
せ、その周囲の窓枠部のみに光フィルタのような材質か
らなる前面パネル73を残すようにしてもよい。このよ
うにLCDパネル71の表示画面のみを外部に直接露出
させることによって、窓枠部に配置された発光素子81
や受光素子82は前面パネル73の背後に隠して外部か
ら視認されないようにすると共に、LCDパネル71の
表示画面に表示される文字あるいは数字をさらに見易く
確実に視認可能なものとすることができる。
【0040】また、検針者あるいは操作者等が本実施の
形態に係るガスメータ1についての予備知識を有してい
ない場合でも、積算流量カウンタ12とは別の部分に窓
部7が設けられているのであるから、検針者あるいは操
作者等であれば、この部分に遮断・警報事由発生の履歴
情報が表示されるものと直観的に考えることができるの
で、この部分に向けてハンディターミナル2から読み出
し命令などの光信号を送信して、電気的接続や電話回線
等の接続のような煩雑な接続操作や何らの困難もなく、
簡易かつ確実に遮断・警報事由発生の履歴情報や予備警
報事由発生履歴情報を読み出すことができる。
【0041】さらには、その窓部7の大きさあるいはそ
の中央部のLCDパネル71の桁数や、それが設けられ
ている位置が、積算流量カウンタ12とは全く別のもの
であることから、この窓部7のLCDパネル71に表示
される情報が積算流量カウンタ12に表示されるガス使
用量の値とは全く異なる情報であることを明らかに認識
できるので、ユーザや検針者がガス使用量の情報と履歴
情報とを混乱して認識したり見間違ったりすることを防
ぐことができる。
【0042】また、発光素子81や受光素子82は前面
からほとんど視認することができないように前面パネル
73の背後に覆い隠されているので、部外者等によって
不正なアクセスやいたずらなどが為されることを防ぐこ
とができ、また誤動作の発生原因である自然光などが外
乱的あるいはノイズ的に受光素子82へと入射すること
を前面パネル73の光フィルタ機能によって防ぐことが
できる。
【0043】ここで、一般にガスメータの上ケース3の
前面にはテスト遮断実行命令入力に用いられる磁気セン
サキー方式のテストスイッチ34や、弁遮断の復帰命令
入力に用いられるプッシュスイッチ方式の復帰スイッチ
33などが設けられているので、このような既存のスイ
ッチを履歴情報の読み出し命令入力のために流用しても
よい。例えば、通常はプッシュ式スイッチである復帰ス
イッチ33を押下した際に、遮断・警報事由発生の履歴
情報や予備警報事由発生履歴情報が存在していない場合
には、一般的な遮断弁32の開放動作を単に行うのみと
し、少なくとも予備警報事由発生履歴情報が存在してい
る場合には、それを読み出して上記の要領でLCDパネ
ル71に文字や数字で表示するようにしてもよく、ある
いは光無線通信手段によってハンディターミナル2が受
信可能な光信号として発信するようにしてもよい。
【0044】図6はこのガスメータ1の概要構成を示す
ブロック図である。このガスメータ1は、ガス流量を計
測し、そのガス流量の値を積算してガス使用量の値を得
る計測部10(計測手段)と、そのガス使用量の値を表
示する積算流量カウンタ12(ガス使用量表示手段)
と、遮断弁32の開閉動作を制御する遮断部30(遮断
手段)と、遮断・警報事由の発生履歴の情報を記憶する
記憶部60(記憶手段)と、遮断・警報事由の発生の履
歴情報を文字や数字を用いてLCDパネル71に表示す
る履歴情報表示部70(履歴情報表示手段)と、ガスメ
ータ1の外部のハンディターミナル2(光無線通信装
置)との間で情報の送信/受信を行う光無線通信部80
(光無線通信手段)と、このガスメータ1の動作に必要
な電力を供給するリチウム電池52を備えた電源部50
と、テストスイッチ34と、このガスメータ1全体の電
気・電子デバイス的な動作を制御するマイコン(マイク
ロコンピュータ;以下マイコンと呼ぶ)100とを、そ
の主要部に備えている。
【0045】またさらには、計測部10、圧力計測部2
0、遮断部30、感震部40、電源部50と、マイコン
100とによって、予備警報判定基準としてあらかじめ
定められたレベルの異常値や異常事態が発生したことを
検知する予備警報事由発生検知手段が構成される。
【0046】計測部10(計測手段)は、ガスの流量ま
たは流速を計測し、その値に対応した信号を出力するガ
ス流量計測器13と、その出力信号を処理してマイコン
100における所定の演算が可能なデータにする流量計
測信号処理回路11と、マイコン100によって所定の
演算処理が成されて得られたガス積算流量値をガス使用
量として7〜9桁の数字で表示する積算流量カウンタ1
2(ガス使用量表示手段)とを備えている。この計測部
10は、一般的なガスメータ1としてガス使用量を計測
し、その値をカウンタに表示するものであれば、いわゆ
る膜式のような容積計量方式のものでもよく、あるいは
フルイディック方式などのいわゆる推量式のものでもよ
いことは言うまでもない。
【0047】圧力計測部20は、ガスの圧力を計測して
その値に対応した信号を出力する圧力センサ22と、そ
の出力信号を処理してマイコン100における所定の演
算が可能なデータにする圧力計測信号処理回路21とを
備えて、前記のマイコン100における演算によって圧
力値のデータを得るものである。この圧力計測部20は
一般的なマイコン内蔵型ガスメータに用いられてガスの
圧力値を計測するもので構わない。
【0048】感震部40は、ガスメータ1に接続されて
いるガス配管やガス器具等に破損や何らかの障害が生じ
る危険性の高い衝撃や振動あるいは地震の発生を検知す
る感震器42と、その感震器42によって振動が検知さ
れた際に出力される出力信号を処理してマイコン100
における所定の演算が可能なデータにする感震信号処理
回路41とを備えたものである。この感震部40自体に
ついては一般的なマイコン内蔵型ガスメータに用いられ
るもので構わない。
【0049】遮断部30は、遮断弁32と、その開閉動
作を制御する遮断弁駆動回路31と、遮断弁32が閉状
態となった場合にそれを開状態に復帰させる命令を入力
するためのプッシュスイッチを用いた復帰スイッチ33
と、その復帰命令入力を受けて復帰動作を実行させるた
めの信号処理を行う復帰信号処理回路35とを備えてい
る。またこの遮断部30は、テスト遮断の実行命令を入
力するための磁気センサを用いたテストスイッチ34と
テスト信号処理回路37とを備えたテスト部36から入
力されるテスト遮断実行命令を担持してなる信号を受け
て、いわゆるテスト遮断を実行する。この遮断部30
は、一般的なマイコン内蔵型ガスメータに用いられてテ
スト遮断や危険事態発生時などに遮断弁32を閉じてガ
ス供給を遮断する動作や、その後に遮断弁32を開いて
復帰を実行するといった、一般的ないわゆる遮断弁開閉
動作を行うものであればよい。
【0050】電源部50は、このガスメータ1全体の電
気・電子デバイス的な動作用の電源であるリチウム電池
52と、その電源電圧がマイコン100をはじめとした
このガスメータ1内の各回路系の正常動作を可能とする
しきい値電圧未満にまで低下した場合にそれを検知する
電圧低下判定回路51とを備えている。
【0051】記憶部60は、マイコン100のOS(オ
ペレーティング・システム)やガスメータ1の各種動作
として基本的に設定が不変の動作制御プログラムなどを
あらかじめ格納したROM63と、遮断・警報事由発生
の履歴情報や予備警報事由発生履歴情報や、予備警報事
由が発生した際に、その発生時点からガス使用量を所定
の時間周期ごとにモニタリングして得られた情報や、各
種演算処理途中のデータなどを一時保存(バックアップ
電圧を供給されて記憶を読み出し/書き換え可能に保
持)するRAM62と、図2や図3の一覧表に示すよう
な各種設定の情報、遮断・警報判定基準や予備警報判定
基準の設定を電気的に書き換え可能な状態で記憶する不
揮発性メモリであるEEPROM61とを備えている。
【0052】光無線通信部80は、外部のハンディター
ミナル2との間で情報の発信および受信を行うもので、
図2に一覧表として示したような遮断・警報事由発生の
履歴情報、予備警報事由発生履歴情報、ガス使用量の情
報、ガスメータ1にて現在使用中の図3に一覧表として
示したような各種設定に関する情報、予備警報判定基準
の設定の情報などを信号化した光信号を発信するレーザ
ダイオードあるいは赤外線発光素子のような発光素子8
1と、それを駆動する発信回路83と、ハンディターミ
ナル2から送信されて来る光信号、すなわち各種の情報
の読み出し命令、各種の設定を変更する命令、変更する
新たな設定値の情報などを信号化した光信号を受信する
フォトダイオードのような受光素子82と、その受信し
た光信号をマイコン100にて所定の演算処理等が可能
なデータにする受信回路84とを備えている。
【0053】この光無線通信部80では、受光素子82
がハンディターミナル2から発信された読み出し命令の
光信号を受けると、その命令に基づいてマイコン100
が記憶部60のRAM62に記憶されているガス使用量
の情報や遮断・警報事由発生の履歴情報や予備警報事由
発生履歴情報を読み出して、その情報を発信回路83が
信号化し、その信号に基づいて発光素子81が光信号を
発信する。
【0054】あるいは、読み出し命令を受光素子82が
受けるようにするのではなく、復帰スイッチ33または
テストスイッチ34から所定の操作によって読み出し命
令を入力するようにしてもよい。例えば復帰スイッチ3
3を続けて4回押す操作が為された場合に、それをマイ
コン100が読み出し命令として受け付けるというよう
にしてもよい。
【0055】この光無線通信部80では、受光素子82
がハンディターミナル2から発信された予備警報判定基
準を変更する命令およびその変更すべき新たな設定値の
情報を信号化した光信号を受けると、その命令に基づい
てマイコン100が記憶部60のEEPROM61に記
憶されている予備警報判定基準の設定値を読み出し、そ
の情報を発信回路83で信号化して発光素子81が光信
号として発信する。そしてハンディターミナル2側で
は、ガスメータ1から発信された光信号を受けて現在使
用中の設定値を操作者が確認し、その設定項目のうち変
更を所望する設定値の変更操作を行って、それに対応し
た光信号を発信する。そのハンディターミナル2から発
信された新たな設定値の情報を信号化した光信号をガス
メータ1側の受光素子82が受けると、それに基づいて
マイコン100が記憶部60のEEPROM61に記憶
されている設定値を変更する。なお、このような予備警
報判定基準の設定変更の他にも、光無線通信部80とハ
ンディターミナル2との間での光無線通信によって、遮
断・警報判定基準の設定変更や、図3の一覧表に示した
ような各種項目に関する設定変更などを、上記のような
予備警報判定基準の設定変更の手法と同様にして行うこ
とも可能である。
【0056】履歴情報表示部70は、マイコン100に
よって記憶部60のRAM62から読み出された遮断・
警報事由の履歴情報を文字および数字によって表示する
LCDパネル71と、それを駆動するLCD駆動回路7
2とを備えている。
【0057】この履歴情報表示部70では、記憶部60
のEEPROM61に記憶されている図2に示すような
遮断・警報事由とその表示パターンとの対応関係の設定
およびその発生時刻の順位に従って、マイコン100が
読み出した履歴情報を、LCDパネル71に文字や数字
で表示する。遮断・警報事由および予備警報事由の種類
とその発生時刻と継続時間およびの情報は、記憶部60
のEEPROM61およびROM63に記憶されている
文字および数字キャラクタジェネレータ・プログラムに
従ってLCDパネル71の1桁のセグメント表示画面に
シーケンシャルに表示される。
【0058】このような履歴情報表示部70における遮
断・警報事由発生の履歴情報および予備警報事由発生履
歴情報の表示は、光無線通信部80がハンディターミナ
ル2から発信された読み出し命令を受けた場合に実行さ
れる。あるいは、復帰スイッチ33またはテストスイッ
チ34からの所定操作による読み出し命令を受けた場合
に実行されるようにしてもよい。
【0059】マイコン100は、上記のような履歴情報
表示部70や光無線通信部80などの各部位における動
作制御、数値演算処理、データの読み出し/書き込み等
を行うものであり、その詳細な機能については上記の各
部位の説明ごとに述べたので、ここでは説明の繰り返し
の繁雑さを避けるためにその詳述は省略する。
【0060】図7は、ハンディターミナル2の主要部の
外観を示す図である。このハンディターミナル2は、ガ
スメータ1から発信されたガス使用量の値の情報を担持
する光信号や、遮断・警報事由発生の履歴情報および予
備警報事由発生履歴情報を担持する光信号を受信する受
光素子282と、受信された光信号の担持する情報を表
示する8桁×2行のドットマトリックス表示画面を備え
たLCDパネル271と、ガスメータ1に対して設定変
更の命令や新たな設定値の情報あるいは各種情報の読み
出し命令などを担持してなる光信号を発信する発光素子
281と、前記の読み出し命令の発信操作等に用いられ
る操作キー273とを、そのボディ表面に外部インター
フェイス用デバイスとして備えている。
【0061】またその内部には、図8にその全体的な構
成の主要部を示すように、LCDパネル271を駆動す
るLCD駆動回路272と、受光素子282で受信した
信号を記憶部260に記憶したりLCDパネル271に
表示したりできるように信号処理する受信回路284
と、ガスメータ1に対して送信する読み出し命令の光信
号を発信するための信号を発光素子281に出力する発
信回路283と、ガスメータ1から送信されて来たガス
使用量の情報や予備警報事由発生履歴情報などを書き換
え/読み出し可能に記憶する記憶部260と、これらの
各部位の動作制御および演算処理を行う制御回路200
と、電源であるリチウム電池252とを備えている。
【0062】このハンディターミナル2では、操作者に
よって所定の操作キー273を用いた入力が成される
と、それに対応して制御回路200が発信回路283を
制御して、ガス使用量の読み出し命令を担持した光信
号、予備警報事由発生履歴情報の読み出し命令を担持し
た光信号、各種設定の変更命令およびその新たな設定の
情報を担持した光信号等を発信する。また、ガスメータ
1から発信される光信号を受けると、その光信号が担持
している各種情報すなわちガス使用量の情報や予備警報
事由発生の履歴情報などを制御回路200がLCDパネ
ル271に表示させると共に、それを記憶部260に記
憶させる。あるいはまた、その記憶部260に記憶され
た情報を読み出して、LCDパネル271に表示あるい
は発光素子281から発信する。このハンディターミナ
ル2のLCDパネル271は、遮断・警報事由発生の履
歴情報や予備警報事由発生履歴情報をガスメータ1のL
CDパネル271に表示される英文字や数字等と同様の
手法で表示してもよく、あるいはその英文字や数字等を
本来の単語に戻してその単語を表示するようにしてもよ
い。例えば圧力遮断の発生の履歴情報を表示する場合に
ついてを一例に取ると、この事由に対応するように設定
された英文字は「P」であるから、この「P」という英
文字をLCDパネル271に表示すると共にその発生時
刻等をその横あるいは下段などに表示してもよく、ある
いはLCDパネル271の上下2行の表示桁のうち上段
の1行には「Pressure」と表示すると共に、下
段の1行にはその発生時刻の情報を例えば「01.1
5.18」(1月15日18時)のように表示するよう
にしてもよい。ここで制御回路200としてはガスメー
タ側に用いられるマイコン100と同様のマイコンなど
を好適に用いることができる。
【0063】なお、このハンディターミナル2がガスメ
ータ1との間で送信および受信する各種情報の内容やそ
の通信手法のさらなる詳細な説明については、上記のガ
スメータ1の説明で既に述べたのでここでは省略する。
【0064】次に、このガスメータ1およびハンディタ
ーミナル2の主要な動作の概要について説明する。図9
は、ガスメータ1に記憶されているガス使用量の情報を
読み出してLCDパネル71に表示すると共に光信号と
して発信する動作、およびそれをハンディターミナル2
で受信して記憶する動作と読み出す動作の概要を示すフ
ローチャートである。
【0065】本実施の形態に係るガスメータ1は、一般
的なガスメータと同様の手法によって所定のタイミング
ごとにガス使用量の値を計測して、そのデータを記憶部
60に逐次記憶(インクリメント)して行く(S1)と
共に、積算流量カウンタ12に表示する値をインクリメ
ントして(書き替えて)行く(S2)。そして読み出し
命令が入力されると(S3のY)、そのとき記憶部60
に記憶されているガス使用量のデータをマイコン100
が読み出して(S4)、それをハンディターミナル2で
受信可能な光信号として光無線通信部80から発信する
(S5)。この発信可能状態は所定時間経過すると(S
6のY)自動的に停止する(S7)。
【0066】図10はガスメータ1で各種の遮断・警報
事由や予備警報事由が発生した場合に、その遮断・警報
事由発生の履歴情報および予備警報事由発生履歴情報を
記憶部60に記憶する動作の概要を示すフローチャート
である。
【0067】ここで、各種の遮断・警報事由および予備
警報事由の種類ついては、図2の一覧表に示したよう
に、合計最大流量オーバ(超過)遮断、個別最大流量オ
ーバ遮断、圧力遮断、感震遮断、電池遮断、内管警報、
遮断弁異常などがあるが、ここではその具体的な一例と
して個別最大流量オーバ遮断が発生した場合について述
べる。
【0068】例えばユーザがガスメータ1の号数に対し
て過大な流量を消費するようなガス燃焼機器を使用開始
した場合、そのときの流量を計測部が計測すると(S1
1)、マイコン100はその流量値を予備警報判定基準
レベルと比較し(S12)、この流量値が予備警報判定
基準レベルとして設定されたレベル以上の場合には(S
12のY)、さらにその流量値を遮断・警報判定基準レ
ベルと比較して(S13)、その比較結果が遮断・警報
判定基準レベル以上である場合には(S13のY)、遮
断・警報事由のうち個別最大流量オーバ遮断が発生した
ものと判定して(S14)、遮断弁の弁閉動作を実行す
る(S15)。そしてその遮断・警報事由の種類(ここ
では個別最大流量オーバ遮断)の情報とその発生時刻の
データとを、マイコン100自体の有する計時機能等を
用いて得て(S16)、それらを対応付けて履歴情報と
して記憶部60に記憶させる(S17)。その後、一般
的な遮断弁復帰操作等が行われると(S18のY)、そ
れまでにインクリメントされていた履歴情報の記憶が保
持されると共に遮断弁32が開状態に復帰してガスメー
タ1の動作が通常の計測動作を行う状態に戻る(S18
のY〜S11)。なお、それ以後に何らかの遮断・警報
事由が別途発生した場合には、上記と同様の手法でその
ときの遮断・警報事由の種別と発生時刻およびその継続
時間のデータとを得てそれを記憶する動作を実行するこ
とは言うまでもない。
【0069】前記の流量値が予備警報判定基準レベル以
上であって(S12のY)、かつ遮断・警報判定基準レ
ベル未満の場合には(S13のN)、個別最大流量オー
バ遮断の予備警報事由が発生したものと判定して(S1
9)、その予備警報事由の種類の情報とその発生時刻の
データとを、マイコン100自体の有するクロック(計
時)機能等を用いて得て(S20)、それらを対応付け
て予備警報事由発生履歴情報として記憶部60に記憶さ
せる(S21)。そしてまた予備警報事由の発生が検知
された時点から、マイコン100は所定時間ごとに計測
部10で計測される流量の値をモニタリングし(S2
2)、その各流量値をその計測が成された時刻のデータ
と共に記憶部60のRAM62に記憶させる(S2
3)。この所定時間ごとの流量値の計測および記憶動作
は、遮断・警報事由が割り込み的に発生するか(S13
のY)、流量値が正常値として定義されている基準範囲
内の値に戻るまで(S24のY)継続される。このよう
な動作がガスメータの使用中途切れることなく継続され
る。
【0070】図11はガスメータ1に記憶されている遮
断・警報事由発生の履歴情報や予備警報事由発生履歴情
報を読み出して表示および発信する動作の概要を示すフ
ローチャートである。上記のようにして記憶部60に記
憶された遮断・警報事由発生の履歴情報および予備警報
事由発生履歴情報は、ハンディターミナル2から送信さ
れた読み出し命令をガスメータ1の受光素子82が受け
た場合あるいは復帰スイッチ33などを用いた読み出し
命令の入力操作が行われると(S31のY)、マイコン
100によって記憶部60から読み出されて(S32)
それら各々の発生時刻の順番に従って時系列的にLCD
パネル71に順次表示される一方(S33)、光信号と
して発光素子81から発信される(S34)。この発信
可能状態は所定時間経過後には(S35のY)自動的に
停止される(S36)。
【0071】図12はガスメータ1に設定されている遮
断・警報判定基準や予備警報判定基準をハンディターミ
ナル2から送信される書き換え命令によって書き替える
動作の概要を示すフローチャートである。書き換え命令
を信号化した光信号がハンディターミナル2から送信さ
れて来て、それを受光素子82が書き換え命令として受
信すると(S40のY)、それが予備警報判定基準の書
き換え命令の場合には(S41のY)、その命令に従っ
てマイコン100がEEPROM61にアクセスし、そ
れに記憶されている各種予備警報事由に関する予備警報
判定基準のうち、書き替え命令に該当する事由に関する
基準の設定値を、その命令に付属して送信されて来た新
たな設定値に書き替える(S42)。
【0072】あるいは前記の書き替え命令が遮断・警報
判定基準の書き換え命令の場合には(S41のNかつS
43のY)、その命令に従ってマイコン100がEEP
ROM61にアクセスし、それに記憶されている各種遮
断・警報事由に関する遮断・警報警報判定基準のうち、
書き替え命令に該当する事由に関する基準の設定値を、
その命令に付属して送信されて来た新たな設定値に書き
替える(S44)。あるいはこのときさらに、あらかじ
め設定された演算則などに従って、遮断・警報警報判定
基準の設定変更に対応してマイコン100が自動的に予
備警報判定基準の新たな設定値を演算し(S45)、予
備警報判定基準をその新たな設定値に変更するようにし
てもよい(S46)。例えば、遮断・警報警報判定基準
の設定値の95%を予備警報判定基準の設定値とすると
いうように演算則を設定しておき、その演算則に基づい
て遮断・警報警報判定基準の設定値から予備警報判定基
準の設定値を自動的に算出することなども可能である。
【0073】なお、上記実施の形態では、予備警報事由
の発生後に流量値を所定時間ごとにモニタリングする場
合について述べたが、これは予備警報事由として個別最
大流量オーバ遮断が発生した場合を一例として挙げたこ
とに対応したものであり、その他の予備警報事由が発生
した場合には、その事由に対応してモニタリングするべ
き計測値の種類やそれを計測する手法が異なることは言
うまでもない。例えば予備警報事由の種類が圧力遮断で
ある場合には、その予備警報事由の発生後、圧力計測部
20によって計測される圧力値をモニタリングする。
【0074】また、上記実施の形態では、予備警報事由
の発生後にガスの流量値をモニタリングして記憶するよ
うにしているが、流量値そのもの以外にも、正常値とし
てあらかじめ定められた適性レベルの流量の数値範囲か
ら逸脱した超過量をモニタリングされた流量値から算出
し、その超過量を読み出し可能に記憶するようにしても
よい。
【0075】また、上記実施の形態では、LCDパネル
71として16セグメント×1桁のものを用いた場合に
ついて述べたが、LCDパネル71の仕様としてはこれ
のみには限定されないことは言うまでもない。この他に
も、積算流量カウンタ12とは明らかに異なる桁数ある
いは小型化や低コスト化を妨げないような仕様のもので
あれば好適に用いることが可能である。
【0076】また、ガスメータ1の光無線通信部80と
ハンディターミナル2との間で行われる光無線通信の通
信方式は、ベースバンド方式でもよく、あるいは変調方
式でもよい。その光無線通信に用いられる信号光の波長
としては、ガスメータ1が取り付けられる一般的な環境
下で、受光素子82に外乱的あるいはノイズ的に入射す
ることが想定される光の波長とは異なるものであること
が望ましいが、そのような条件を満たすものであれば、
例えば赤外光やレーザ光あるいはその他の光でもよい。
【0077】また、光無線通信を開始する命令の入力手
段としてテストスイッチ34あるいは復帰スイッチ33
を用いるようにしてもよい。その場合には、テストスイ
ッチ34による入力を受けてから光信号を受信可能状態
を開始し、所定時間を経過した後は自動的にその受信可
能状態を停止(終了)するようにしてもよい。
【0078】また、上記実施の形態では、本発明に係る
技術をガスメータとして最も典型的ないわゆる一般家庭
用の都市ガスのガスメータ1に適用した場合について述
べたが、本発明に係る技術を適用可能なガスメータとし
てはその他にも、工業用ガスメータや業務用ガスメー
タ、あるいは燃焼用のガス以外に化学合成用材料ガスの
計量用ガスメータ等も可能であることは言うまでもな
い。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至10
のいずれかに記載のガスメータまたは光無線通信装置に
よれば、予備警報事由発生履歴情報に基づいて、遮断・
警報事由の発生に至るまでの状態の経過を把握すること
ができるので、遮断・警報事由(換言すれば異常事態)
の発生に至るまでのガスメータの使用状態の解析やその
発生原因の解析が可能となる。また、実際に遮断・警報
事由が発生する前に、ガスメータの設定上の不具合に起
因した異常事態発生を未然に予知することができる。ま
た、現状使用されている遮断・警報判定基準の設定が妥
当なものであるか否かの解析や、その判定基準のいわゆ
る危険率(すなわち安全率の逆数)が実際にどの程度の
ものであるのかについての解析が可能となる。
【0080】また、請求項5乃至10のいずれかに記載
のガスメータおよび光無線通信装置によれば、ガスメー
タの光無線通信手段と外部の光無線通信装置との間で予
備警報事由発生履歴情報の送受信を、非接触通信が可能
で電気的な接続操作の手間が不要であると共に接続ミス
や断線がなく、しかも電話回線等によるアクセス等が不
要である光無線通信によって行うことにより、予備警報
事由発生履歴情報のデータ的な読み出しや設定値の変更
等を行うに際して、配線操作や接続の手間などが簡便
で、かつ接続ミスや断線や接続不良などが生じることな
く正確な通信を実現することができる。またその通信に
おける良好なデータセキュリティと高い信頼性をも達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るガスメータおよび
その外部の光無線通信装置の概要を示す図である。
【図2】各種の遮断・警報事由を一覧表として示す図で
ある。
【図3】各種設定の項目を一覧表として示す図である。
【図4】上ケース前面の外観の概要を示す図である。
【図5】窓部の概要構成を示す図である。
【図6】ガスメータの概要構成を示すブロック図であ
る。
【図7】ハンディターミナルの主要部の外観を示す図で
ある。
【図8】ハンディターミナルの全体的な構成の主要部を
示す図である。
【図9】ガスメータに記憶されているガス使用量の情報
を、LCDパネルに表示する動作および光信号として発
信する動作ならびにハンディターミナル側で取り扱う動
作の概要を示すフローチャートである。
【図10】ガスメータで発生した遮断・警報事由の履歴
情報を記憶部に記憶する動作の概要を示すフローチャー
トである。
【図11】ガスメータに記憶されている遮断・警報事由
発生の履歴情報および予備警報事由発生履歴情報を読み
出して、表示および発信する動作の概要を示すフローチ
ャートである。
【図12】遮断・警報判定基準や予備警報判定基準をハ
ンディターミナル2から送信される書き換え命令によっ
て書き替える動作の概要を示すフローチャートである。
【図13】遮断・警報事由を表現する英文字をLCDパ
ネルの表示画面に表示する手法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ガスメータ、2 ハンディターミナル、7 窓部、
10 計測部、20圧力計測部、30 遮断部、40
感震部、50 電源部、60 記憶部、70履歴情報表
示部、71 LCDパネル、73 前面パネル、80
光無線通信部、100 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/22 H04Q 9/00 311H 10/00 H04B 9/00 A H04Q 9/00 311 (72)発明者 鈴木 守 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 中村 充博 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 林 均 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 今 一生 神奈川県川崎市幸区柳町70 株式会社東芝 内 (72)発明者 前田 郁雄 神奈川県川崎市幸区柳町70 株式会社東芝 内 Fターム(参考) 2F030 CB01 CB02 CB03 CC13 CE09 CE21 CE22 CE25 CE27 CE32 CF05 CF11 2F031 AA01 AB01 AE01 AE09 AF04 AF10 5K002 AA05 GA03 5K048 AA06 BA36 DB02 EB08 EB10 FB04 FB09 GB08 HA04 HA06 HA23 HA37

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの流量または流速を計測する計測手
    段と、予め判定基準が設定された遮断・警報事由の発生
    を検知してガスの供給を遮断する遮断手段とを有するガ
    スメータにおいて、 前記遮断・警報事由の判定基準とは異なる予備警報判定
    基準が設定されており、その予備警報判定基準に該当す
    る予備警報事由の発生を検知する予備警報事由発生検知
    手段と、 前記検知された予備警報事由がどのような種類の予備警
    報事由であるかについての情報をその発生時刻および/
    または継続時間の情報と共に予備警報履歴情報として記
    憶する記憶手段とを備えたことを特徴とするガスメー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記予備警報事由発生検知手段が、前記
    予備警報事由のうち前記ガスの流量の異常またはガスメ
    ータの使用状態の量的な異常に関する予備警報事由の発
    生を検知した場合、その発生以降から所定時間に亘って
    前記流量の値または前記量的な異常の値を所定タイミン
    グごとに測定し、その値を前記予備警報履歴情報と対応
    付けて読み出し可能に前記記憶手段に記憶することを特
    徴とする請求項1記載のガスメータ。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段が、前記検知された遮断・
    警報事由がどのような種類の遮断・警報事由であるかに
    ついての情報をその遮断・警報事由の発生時刻および/
    または継続時間の情報と共に前記遮断・警報事由の発生
    の履歴情報として記憶し、その履歴情報と前記予備警報
    履歴情報とを時系列的に読み出し可能に保持することを
    特徴とする請求項1または2記載のガスメータ。
  4. 【請求項4】 前記履歴情報および前記予備警報履歴情
    報のうち少なくとも前記予備警報履歴情報を文字および
    /または数字を用いて表示素子に表示する履歴情報表示
    手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載のガスメータ。
  5. 【請求項5】 前記予備警報判定基準の設定が変更可能
    であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載のガスメータ。
  6. 【請求項6】 外部の光無線通信装置との間で情報を発
    信および/または受信する光無線通信手段であって少な
    くとも前記予備警報履歴情報を発信する光無線通信手段
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    項に記載のガスメータ。
  7. 【請求項7】 前記光無線通信装置から発信される予備
    警報判定基準を設定変更する命令を担持してなる光信号
    を前記光無線通信手段が受けた場合に、その命令に基づ
    いて前記予備警報判定基準の設定を変更することを特徴
    とする請求項6記載のガスメータ。
  8. 【請求項8】 前記遮断・警報判定基準の設定が変更可
    能であり、その変更に対応して前記予備警報判定基準の
    設定を自動的に変更することを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載のガスメータ。
  9. 【請求項9】 前記光無線通信装置から発信される遮断
    ・警報判定基準を設定変更する命令を担持してなる光信
    号を前記光無線通信手段が受けた場合に、その命令に基
    づいて前記遮断・警報判定基準の設定を変更することを
    特徴とする請求項8記載のガスメータ。
  10. 【請求項10】 ガスメータにおける遮断・警報事由の
    判定基準とは異なる予備警報判定基準が設定されてお
    り、その予備警報判定基準に該当する予備警報事由の発
    生を検知して、その予備警報事由がどのような種類のも
    のであるかについての情報をその発生時刻および/また
    は継続時間の情報と共に予備警報履歴情報として担持す
    る光信号であって前記ガスメータから発信された光信号
    を受信する受信手段と、 前記予備警報履歴情報を記憶する記憶手段または表示す
    る表示手段とを備えたことを特徴とする光無線通信装
    置。
JP2000069497A 2000-03-13 2000-03-13 ガスメータおよび光無線通信装置 Pending JP2001255190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069497A JP2001255190A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 ガスメータおよび光無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069497A JP2001255190A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 ガスメータおよび光無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001255190A true JP2001255190A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18588358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000069497A Pending JP2001255190A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 ガスメータおよび光無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001255190A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005315717A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toyo Gas Meter Kk ガスメータ
JP2008064549A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toyo Keiki Co Ltd マイコンガスメータ
WO2012065711A1 (en) 2010-11-18 2012-05-24 Saudi Basic Industries Corporation Process for preparing a polyester
JP2013137221A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 High Pressure Gas Safety Institute Of Japan パーソナル端末装置およびガス情報解析システム
JP2014149279A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Tokyo Gas Co Ltd ガスメータ、その制御装置、その制御プログラム、その制御システム、その制御方法、通信端末およびその制御プログラム
JP7399046B2 (ja) 2020-08-07 2023-12-15 シャープ株式会社 通信装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005315717A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toyo Gas Meter Kk ガスメータ
JP2008064549A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toyo Keiki Co Ltd マイコンガスメータ
WO2012065711A1 (en) 2010-11-18 2012-05-24 Saudi Basic Industries Corporation Process for preparing a polyester
JP2013137221A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 High Pressure Gas Safety Institute Of Japan パーソナル端末装置およびガス情報解析システム
JP2014149279A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Tokyo Gas Co Ltd ガスメータ、その制御装置、その制御プログラム、その制御システム、その制御方法、通信端末およびその制御プログラム
JP7399046B2 (ja) 2020-08-07 2023-12-15 シャープ株式会社 通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4558168B2 (ja) ガス計量監視システム
JP3257541B2 (ja) ガスメータ及びガスメータ用保安装置
JP4290817B2 (ja) ガスメータ
JP2001255190A (ja) ガスメータおよび光無線通信装置
CN111862542A (zh) 一种智慧燃气服务管理系统
JP2001255193A (ja) ガスメータおよび光無線通信装置
JP3525994B2 (ja) メータ種別識別機能を有するメータ用設定器
JP2001255191A (ja) ガスメータおよび光無線通信装置
KR200432487Y1 (ko) 계측기기용 무선 송수신장치
JP4413443B2 (ja) ガスメータ及び読出し装置並びにデータ通信装置
JP3257483B2 (ja) ガスメータ
AU2010209507B2 (en) Improvements in and relating to alarms
JPH11173895A (ja) ガスメータ
JP5171107B2 (ja) 警報器及びガス保安システム
JP4794831B2 (ja) ガスメータ
JP2961110B1 (ja) ガスメータ遮断表示の模擬表示器
JP2004150921A (ja) ガスメータ装置
JP2002099981A (ja) 光無線通信装置
JP2638580B2 (ja) ガスメータ遮断表示器
CN214405640U (zh) 一种水量报警仪
US20010003171A1 (en) Method for monitoring operation of thermal device and apparatus therefor
JP3423781B2 (ja) ガス検針器
JPS62172268A (ja) 故障監視装置
JPH1083495A (ja) 水道メータ
KR200345048Y1 (ko) 정보제공기능을 갖는 보일러의 원격제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080501

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902