JP2014164338A - 料金決済メータ、通信端末、その制御プログラム、その制御方法および料金決済メータシステム - Google Patents

料金決済メータ、通信端末、その制御プログラム、その制御方法および料金決済メータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】メータとの通信端末の通信接続を利用して金額や使用量の決済の自由度を高める。
【解決手段】通信端末(6)と近接通信を行う近接通信部(44)と、使用量を計量する計量部(34)と、設定金額、設定使用量または前記計量部で計量された使用量を記憶する記憶部(48)と、前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する制御手段(情報処理部40)とを備え、使用状態の制御と料金決済を行っている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス使用量を計測するガスメータなどに用いられる料金決済メータ、通信端末、その制御プログラム、その制御方法および料金決済メータシステムに関する。
ガス料金などの各種使用料金の支払いに通信回線やプリペイドカードの利用が提案されている。通信回線の利用ではたとえば、ネットワークにガスメータを接続するガスメータのネットワーク化が必要である。プリペイドカードの利用では、プリペイドカードの取得が必要である。
使用料金の支払いに関し、携帯端末を用いたネットワークを介して使用料金の支払いを行うことが知られている(たとえば、特許文献1)。また、プリペイドカードを用いてガスメータなどの使用料金を決済することが知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2002−74238号公報 特開平7−210754号公報
ところで、通信回線を利用する料金決済は、通信回線の接続処理を媒介とし、ガスメータのネットワーク化や、決済の度に通信接続が必要である。このような通信接続を前提とする決済形態では、ユーザが通信接続に習熟する必要がある。通信接続ができない場合には支払い困難となり、場合によってはガス利用ができないという課題がある。
プリペイドカードによる決済では、プリペイドの購入が不可欠である。入金や使用金額がプリペイドカードで確定されてしまい、ユーザが金額指定や使用量の指定ができないという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、メータと通信端末の通信接続を利用して金額や使用量の決済の自由度を高めることにある。
上記課題を解決するため、本発明の料金決済メータは、通信端末と近接通信を行う近接通信部と、使用量を計量する計量部と、設定金額、設定使用量または前記計量部で計量された使用量を記憶する記憶部と、前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する制御手段とを備える。
上記料金決済メータにおいて、前記制御手段は、前記設定金額が下限値または終了値に到達した場合に告知情報を出力させてもよい。
上記課題を解決するため、本発明の通信端末は、料金決済メータと近接通信を行う近接通信部と、前記料金決済メータに入力する設定金額を記憶し、または前記料金決済メータから通知された残金額または使用量を記憶する記憶部と、前記料金決済メータに入力した前記設定金額を決済し、または前記使用量に相当する金額を決済する制御手段とを備える。
上記料通信端末において、前記制御手段は、前記料金決済メータから前記残金額が下限値または終了値へ到達する旨の通知により告知情報を出力してもよい。
上記課題を解決するため、本発明の料金決済メータの制御プログラムは、料金決済メータに搭載されたコンピュータに実行させる制御プログラムであって、設定金額、設定使用量または計量部で計量された使用量を記憶し、前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する処理を前記コンピュータに実行させる。
上記課題を解決するため、本発明の料金決済メータの制御方法は、設定金額、設定使用量または計量部で計量された使用量を記憶し、前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する。
上記課題を解決するため、本発明の料金決済メータシステムは、通信端末および料金決済メータを備える料金決済メータシステムであって、近接通信を行う近接通信部と、使用量を計量する計量部と、設定金額、設定使用量または前記計量部で計量された使用量を記憶する記憶部と、前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する第1の制御手段と、前記料金決済メータに入力した前記設定金額を決済し、または前記使用量に相当する金額を決済する第2の制御手段とを備える。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 通信端末にチャージされた電子マネーシステムを用いることによりガス使用量などの料金をメータとの通信により先行支払いなどの決済ができ、ユーザの多様な使用形態に対応できる。
(2) 通信端末から設定される決済可能な金額またはその金額に対応するガス使用量などの使用可能量を予め設定すれば、その範囲内で使用量に応じた料金決済が可能である。
(3) ガス料金などの使用料金の価格変動に応じた価額での決済が可能となり、先行支払い時期を選択でき、ユーザの利便性が高められる。
そして、本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面および各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
一実施の形態に係る料金決済メータシステムを示す図である。 ガスメータ、通信端末およびサーバの各機能を示す図である。 料金決済ガスメータの一例を示す図である。 ガスメータのハードウェアの一例を示す図である。 通信端末の一例を示す図である。 ガスメータのデータテーブルの一例を示す図である。 通信端末のデータテーブルの一例を示す図である。 サーバのデータテーブルの一例を示す図である。 ガスメータの画面表示を示す図である。 通信端末の画面表示を示す図である。 ガスメータの処理手順を示すフローチャートである。 ガスメータの処理手順を示すフローチャートである。 通信端末の処理手順を示すフローチャートである。 通信端末の処理手順を示すフローチャートである。 通信端末の処理手順を示すフローチャートである。 サーバの処理手順を示すフローチャートである。 サーバの処理手順を示すフローチャートである。 ガスメータ、通信端末およびサーバの処理シーケンスを示すフローチャートである。
<システム構成>
図1は、一実施の形態に係る料金決済メータシステムを示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この料金決済メータシステム2は、本発明の料金決済メータシステムの一例である。この料金決済メータシステム2には料金決済ガスメータ(以下単に「ガスメータ」と称する。)4、通信端末6およびサーバ8が含まれる。
ガスメータ4は、都市ガスなどの顧客先に設置されている。このガスメータ4は、ガスメータが備える機能にガス使用量やガス使用料金の決済機能、通信端末6との近接通信10による通信機能が含まれる。
通信端末6はたとえば、スマートフォン(smartphone)であり、携帯端末と情報処理端末の各機能を備えるとともに、近接通信10によるガスメータ4との通信機能を備える。近接通信10は、通信端末6をガスメータ4の近傍でかざすなどの操作で行う。この通信端末6はたとえば、可搬性のある通信機能を備える情報処理端末に近接通信10が可能な装置であってもよい。
この通信端末6は、インターネット12によりサーバ8に接続されている。通信端末6は、公衆回線を通じて基地局に接続され、インターネット12を介してサーバ8に接続される。したがって、通信端末6では、インターネット通信14によりサーバ8との間で情報の送受が可能である。
サーバ8は、ガス供給に関するユーザ情報18を管理するコンピュータシステムである。このサーバ8はたとえば、ガス供給基地に設置されるセンタサーバである。このサーバ8にはデータベース16を備える。このデータベース16には、ガスメータ4の識別情報18−1、顧客情報18−2、プリペイ処理アプリ18−3(以下、単に「アプリ18−3」または「アプリ」と称する。)などが格納されている。このプリペイ処理アプリ18−3は、OS(Operating System)の基本ソフトウェアに対し、後述のプリペイ処理を実行するためのアプリケーションプログラムである。識別情報18−1は顧客などを識別するための情報である。顧客情報18−2には、顧客の識別情報に対応する入金情報、残金情報、返金情報およびこれらの履歴情報が含まれる。アプリ18−3は、料金決済プログラムの一例である。このアプリ18−3は、プリペイ方式またはポストプリペイ方式のいずれかまたは双方の処理が可能である。プリペイ方式は、ガス使用料金の支払いとして、予めガスメータ4に料金をチャージする方式である。また、ポストプリペイ方式は、ガス使用後に使用料金だけを支払う方式である。
このサーバ8は情報管理機能に加え、通信機能を備え、インターネット12を介して通信端末6と接続される。
斯かる料金決済メータシステム2では、通信端末6は、インターネット通信14によりサーバ8からアプリ18−3やガス単価などの情報を取得する。通信端末6は、ガスメータ4との近接通信10により、ガスメータ4に対し、入力情報20として設定ガス使用料金または設定ガス使用量を入力し、ガスメータ4から出力情報22としてガス使用量またはガス使用料金の情報を取得する。そして、通信端末6は、設定ガス使用料金またはガスメータ4から取得したガス使用量またはガス使用料金を電子マネーにより決済する。
また、ガスメータ4では、設定料金または設定使用量によりガスを使用可能に制御し、その使用に応じて設定料金または設定使用量から使用量を減算する。通信端末6から取得したガス単価を参照し、ガス使用料金を算出し、近接通信10の成立時に通信端末6に通知する。設定料金または設定使用量が終了値たとえば、ゼロになれば、ガスを使用停止に制御する。
斯かる構成によれば、次のような効果が得られる。
(1) ガスメータ4および通信端末6に料金決済の機能を備えたことにより、近接通信10を媒介とする通信端末6を用いてガス使用料金を電子マネーにより決済できる。
(2) ガス使用が通信端末6からガスメータ4に入力される設定ガス使用量または設定ガス使用料金に規制することができる。これにより、使用量や使用形態の自由度を拡大でき、ユーザに応じた利用が可能となる。
(3) 設定ガス使用量または設定ガス使用料金に対し、たとえば、決済時に施行されているガス単価を用いて決済金額を決定し、決済することができる。
<ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8の各機能>
図2は、ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8が備える機能を示している。
ガスメータ4の機能には、ガス計量機能24−1、ガス遮断・復帰機能24−2、近接通信機能24−3、情報処理機能24−4、情報蓄積機能24−5、表示機能24−6などが含まれる。
ガス計量機能24−1によりガス使用量が計量される。ガス遮断・復帰機能24−2は、震度5以上の感震時や故障時などにガス遮断を行い、復帰機能ではガス供給の自動や手動による復旧を行う。近接通信機能24−3は、通信先である通信端末6を認識し、認識した通信端末6との間で既述の近接通信10を行う。情報処理機能24−4には、既述のアプリ18−3を実行する機能が含まれる。情報蓄積機能24−5には、データテーブルを備え、識別情報やプリペイ残金、ガス単価、入金・返金などの情報、残高アラームなどの履歴情報を蓄積する。表示機能24−6は、アラーム表示などの情報表示を行う。
通信端末6の機能には、通信機能26−1、近接通信機能26−2、情報処理機能26−3、情報蓄積機能26−4、表示機能26−5などが含まれる。
通信機能26−1は、基地局を介して通信を行い、サーバ8との接続を担当する。近接通信機能26−2は、ガスメータ4との間で通信を確立させ、既述の近接通信10により情報の授受を行う。情報処理機能26−3は、サーバ8から取得した情報を参照し、ガスメータ4のガス遮断・復帰機能24−2のうち復帰操作の処理を行う。情報蓄積機能26−4は、データテーブルを構築し、顧客データや、アプリ18−3、ガス単価などの情報を蓄積する。表示機能26−5は、プリペイ残高の表示や、プリペイの入金画面表示などを行う。
サーバ8の機能には、通信機能28−1、情報処理機能28−2、情報蓄積機能28−3などが含まれる。通信機能28−1は、基地局を通じたインターネット通信14を行い、通信端末6と接続する。通信端末6からの情報要求などの問い合わせに対し、エリア供給停止などの情報を提供する。情報処理機能28−2は、エリア情報の生成、通信端末6などから提供されるユーザ情報18の処理などの各種の情報処理を行う。情報蓄積機能28−3は、ユーザ情報18などをデータベース16として格納する。
<ガスメータ4と通信端末6との通信形態および電子マネーシステム>
ガスメータ4と通信端末6の間の近接通信10は既述の近接通信機能24−3、26−2により実現される。この近接通信10にはたとえば、フェリカ(FeliCa:登録商標)規格、ブルートゥース(Bluetooth :登録商標)規格、IrDA(Infrared Data Association )規格など、近接した領域内での無線通信を媒介とした通信が可能である。この近接通信10により、通信端末6がガスメータ4に向けるなどの操作を受け、ガスメータ4との無線接続を確立させることができる。これにより、ガスメータ4と通信端末6との間で情報の授受が行える。
この近接通信10の通信形態には下記の非接触通信、近距離無線通信などを用いればよい。
(a) 非接触通信
この非接触通信はフェリカ(Felica:登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの非接触型ICカードによる通信である。ガスメータ4に通信端末6をかざして近接通信10を確立させ、通信端末6がガスメータ4からの情報取得と、通信端末6からの情報入力が行える。
(b) 近距離無線通信
この近距離無線通信は、 Bluetooth(登録商標)、wi−fi、NFCなどの近距離の無線通信である。近距離無線通信が可能な通信エリア内にある通信端末6を操作して近距離通信を確立させる。非接触通信では通信端末6をガスメータ4の設置場所の近傍に移動させたのに対し、近距離通信では、非接触通信より通信可能の範囲が広く、無線通信が可能な通信エリア内に通信端末6があれば、設置場所の近傍に移動する必要がない。近距離無線通信が可能な通信エリア内にある通信端末6でガスメータ4からの情報取得と、ガスメータ4に対する入力が行える。
(c) 電子マネー
通信端末6には、電子マネーシステムを構築する。この電子マネーシステムは、たとえば、Edy(登録商標)、Suica(登録商標)、PASMO(登録商標)、WAON(登録商標)、nanaco(登録商標)などのいずれの電子マネー決済システムでもよく、これらのいずれかのシステムを用いればよい。
<ガスメータ4>
図3は、ガスメータ4の一例を示している。図3に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このガスメータ4は、本発明の料金決済メータの一例である。このガスメータ4はガスGを供給するガス供給路30に設置されている。このガス供給路30はたとえば、ガス供給源であるガスステーションから需要先に配設されている。したがって、ガスメータ4は、ガス器具32−1、32−2・・・の上流側に設置され、使用ガス量の計測、感震遮断および自動復帰を行う。ガス器具32−1、32−2・・・は、ガスコンロ、燃料電池、暖房機などのガスを燃料とするガス機器の一例である。
ガスメータ4には、計量部34、遮断弁36および電源部38が含まれる。計量部34は、ガス供給路30の下流側に流れるガス流量を計量する。遮断弁36は、情報処理部40により制御され、情報処理部40による自動閉弁制御によりガス供給を遮断する機能と、自動開弁制御によりガス供給を復帰させる機能とを備える。電源部38は、計量部34、遮断弁36、情報処理部40など、各機能部に給電する。
情報処理部40は第1の制御手段の一例である。この情報処理部40にはたとえば、マイクロコンピュータ(μCOM)が用いられる。
この情報処理部40には、感震部42、近接通信部44、表示部46および記憶部48が接続されている。感震部42は、地震などによる震動を検知する。近接通信部44は、通信端末6と近接通信を行う。
表示部46はたとえば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成され、情報表示を行う。
記憶部48は記録媒体で構成され、情報を記憶する。この記憶部48には、遮断・復帰情報やユーザ情報18が格納されている。
<情報処理部40、近接通信部44および記憶部48>
図4は、情報処理部40、近接通信部44および記憶部48の構成例を示している。図4において、図3と同一部分には同一符号を付してある。
情報処理部40には、プロセッサ50が設置されている。このプロセッサ50は、記憶部48にあるOS(Operating System)や、アプリ18−3などの各種制御プログラムを実行する。近接通信部44は通信端末6との近接通信10を行う。
このプロセッサ50には、バス52を介してROM(Read-Only Memory)54、NVM(Non Volatile Memory )56、RAM(Random-Access Memory)58、入出力部(I/O)60および近接通信部44が接続されている。ROM54には、既述のOSやアプリ18−3などの制御プログラムが格納されている。
NVM56は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリで構成される。このNVM56には、設定情報などの各種の制御情報が格納され、データテーブル62が設定されている。データテーブル62には識別情報、プリペイ残金、ガス単価などの各種情報が格納される。
I/O60は情報の入出力を行う。このI/O60には図示しない情報端末機器などが接続される。また、近接通信部44は、既述の近接通信10により通信端末6と接続され、情報の入出力を行う。
<通信端末6>
図5は、通信端末6の一例を示している。この通信端末6には通信機能を持つ情報処理手段としてコンピュータが用いられる。この通信端末6にはシステム制御部64および近接通信制御部66が含まれている。システム制御部64は第2の制御手段の一例である。このシステム制御部64はたとえば、プロセッサで構成され、既述の通信機能26−1、情報処理機能26−3、情報蓄積機能26−4および表示機能26−5を司る。近接通信制御部66は既述の近接通信機能26−2を司る。
システム制御部64には無線通信部68、タッチパネル70、表示部72、記憶部74が接続されている。無線通信部68は、アンテナ76を備える。この無線通信部68では、基地局との無線通信を行い、既述のサーバ8とインターネット12に接続される。
タッチパネル70はタッチによる入力部である。このタッチパネル70は、表示部72の表示画面に設置されている。表示部72に表示されるデータ入力画面により、ガスメータ4に設定すべきガス単価、設定ガス使用量や設定ガス使用料金などが入力される。
表示部72にはたとえば、LCD(Liquid Crystal Display)が用いられる。この表示部72には文字情報や図形情報などの各種の情報が表示される。
記憶部74には、記録素子が用いられる。この記憶部74にはプログラム記憶部80、データ記憶部82およびRAM(Random-Access Memory)84が含まれる。プログラム記憶部80には、コンピュータで実行されるプログラムが格納される。このプログラムにはOS、通信端末6とガスメータ4との情報の授受を行うプログラム、既述のアプリ18−3、サーバ8との間で情報の授受を行うプログラムなど、各種のアプリケーションプログラムが格納される。RAM84は、情報の入出力、演算などの情報処理のワークエリアに用いられる。
近接通信制御部66には近接通信部86および記憶部88が接続されている。近接通信部86は、アンテナ90を備え、ガスメータ4の近接通信部44と近接通信10を行う。記憶部88は読み書き可能な記憶素子で構成される。この記憶部88には近接通信部86で近接通信10により送受される情報が格納される。これら近接通信制御部66、近接通信部86、記憶部88およびアンテナ90は非接触通信部としてたとえば、ICカードで構成され、非接触通信により、情報の送受を行う。
<ガスメータ4のデータテーブル62>
図6は、ガスメータ4のデータテーブルの一例を示している。このデータテーブルはガスメータに構築されるデータベースの一例である。
このデータテーブル62には、識別情報格納欄62−1、プリペイ残金格納欄62−2、ガス単価格納欄62−3、入金・返金履歴格納欄62−4、残高アラーム・残高ゼロ遮断履歴格納欄62−5が含まれる。
識別情報格納欄62−1には、電話番号や暗証番号など、ユーザを特定可能なID(IDentification)情報が格納される。
プリペイ残金格納欄62−2には、支払い済みで利用可能な入力金額が格納される。この金額はガス使用量を減算した残金額である。
ガス単価格納欄62−3には、ガスの1立方メートル当たりの金額(単価)が格納される。この金額は、通信端末6との通信接続を契機に最新の単価に更新される。更新日時や更新履歴も格納される。
入金・返金履歴格納欄62−4には、通信端末6からの入金額、通信端末6への返金額の履歴情報が格納される。この履歴情報には、入金額とともに入金日時、返金額とともに返金日時も含まれる。
残高アラーム・残高ゼロ遮断履歴格納欄62−5には、プリペイの残高の予告アラーム、残高ゼロに到達した際の遮断弁36の遮断およびこれらの履歴が格納される。
<通信端末6のデータテーブル>
図7は、通信端末6のデータテーブルの一例を示している。このデータテーブル92は通信端末6に構築されるデータベースの一例である。
このデータテーブル92には、ガスメータの識別情報格納欄92−1、アプリダウンロード履歴・バージョン情報格納欄92−2、入金・返金履歴格納欄92−3、残高アラーム・残高ゼロ遮断履歴格納欄92−4が含まれる。
ガスメータの識別情報格納欄92−1は、ガスメータ4に付されたメータ識別コード、メータ番号や所在地など、ガスメータを特定可能なID情報が格納される。
アプリダウンロード履歴・バージョン情報格納欄92−2には、アプリをダウンロードした日時などの履歴情報、ダウンロードされたアプリのバージョンやエディションを表す情報が格納される。
入金・返金履歴格納欄92−3には、通信端末6から入金した金額、通信端末6に返金された金額、これら入金または返金の日時などの履歴情報が格納される。
残高アラーム・残高ゼロ遮断履歴格納欄92−4には、残高を表すアラーム情報、残高ゼロに起因する遮断弁36の遮断、遮断の日時などの履歴情報が格納される。
<サーバ8のデータテーブル>
図8は、サーバ8のデータテーブルを示している。このデータテーブル94は、サーバ8に構築されるデータベースの一例である。このデータテーブル94には、顧客データテーブル94Aおよび共通データテーブル94Bが含まれる。
この顧客データテーブル94Aには、ガスメータの識別情報格納欄94A−1、アプリダウンロード履歴・バージョン情報格納欄94A−2、入金・返金履歴格納欄94A−3、残高アラーム・残高ゼロ遮断履歴格納欄94A−4が含まれる。
ガスメータの識別情報格納欄94A−1は、ガスメータ4に付されたメータ番号や所在地など、ガスメータを特定可能なID情報が格納される。
アプリダウンロード履歴・バージョン情報格納欄94A−2には、通信端末6にアプリをダウンロードした日時などの履歴情報、ダウンロードされたアプリのバージョンやエディションを表す情報が格納される。
入金・返金履歴格納欄94A−3には、通信端末6から入金した金額、通信端末6に返金された金額、これら入金または返金の日時などの履歴情報が格納される。
残高アラーム・残高ゼロ遮断履歴格納欄94A−4には、残高を表すアラーム情報、残高ゼロに起因する遮断弁36の遮断、遮断の日時などの履歴情報が格納される。
共通データテーブル94Bにはアプリ情報格納欄94B−1およびガス単価格納欄94B−2が含まれる。アプリ情報格納欄94B−1には、アプリがバージョン毎に格納される。つまり、各アプリはバージョン毎に管理される。
ガス単価格納欄94B−2には、既述したように、ガスの1立方メートル当たりの金額(単価)が格納される。この金額は、通信端末6との通信接続を契機に最新の単価に更新され、その更新日時や更新履歴も格納される。
<ガスメータ4の画面表示>
図9のAは、ガスメータ4の画面表示の一例を示している。この画面表示96−1は、プリペイ残高が所定額に到達した際に表示部46に出力される警報表示98を含む。この警報表示98では「プリペイ残高」の表示とともに、その残高を表す金額が表示される。この場合、「500円」が表示されている。プリペイ残高が乏しく、ガス使用量が限界値に近づき、遮断弁36が遮断されることを示唆している。具体的に遮断弁36が遮断されることを明示してもよい。
図9のBは、ガスメータ4の画面表示の他の例を示している。この画面表示96−2は、プリペイ残高が所定額0に到達し、遮断弁36の遮断中に表示部46に出力される警報表示100を含む。この警報表示100では「遮断中」の表示とともに、その残高「0」が表示される。
<通信端末6の画面表示>
図10は、通信端末6の画面表示102を示している。この画面表示102は、ガスメータ4に対するプリペイによる入金の際に表示部72に出力される入金表示である。この入金表示ではタイトル表示102−1、ガス単価表示102−2、金額欄102−3、数字表示102−4、送信指示アイコン表示102−5などが含まれる。
タイトル表示102−1は、ガスメータ4に対するプリペイによる入金の場合、一例として「ガスメータにプリペイの入金」が表示される。ガス単価表示102−2には、入金時に施行されている1立方メートル当たりのガス単価が表示され、この場合、「¥120/m3 」が表示されている。金額欄102−3には、入力された金額(=送信される金額)が表示される。数字表示102−4は、入金額を指定する際にタッチにより入力される数字「1、2、・・・0」が表示される。送信指示アイコン表示102−5は、入金されて金額欄102−3に表示された金額の送信の際にタッチによる送信指示に用いられる。
<ガスメータ4の処理手順>
(1) ガス使用時の処理
図11は、ガス使用時のガスメータ4の処理手順を示している。この処理手順には通信端末6との近接通信10による処理が含まれる。この処理手順では、通信端末6がかざされると通信起動が実行される(S101)。この通信起動により、接続されている通信端末6との識別情報の授受が行われる(S102)。
ガスメータ4は通信端末6から取得した識別情報が登録された識別情報かを判断する(S103)。通信端末6から取得した識別情報が登録された識別情報でなければ(S103のNO)、その旨を通信端末6側のアプリに通知し(S104)、この処理を終了する。
通信端末6から取得した識別情報が登録された識別情報であれば(S103のYES)、通信端末6から入金金額またはガス使用量の設定を受ける(S105)。
そして、ガスメータ4の残金情報の授受を行い(S106)、遮断弁36を開弁する(S107)。ガスの使用に応じて金額およびガス使用量を設定値から減算する(S108)。
減算の結果、金額およびガス使用量が一定値以下かを判断する(S109)。金額およびガス使用量が一定値以下であれば(S109のYES)、警告表示(画面表示96−1)またはメール通知を行う(S110)。金額およびガス使用量が一定値を超えていれば(S109のNO)、継続使用が可能であり、待機状態となる。
警告表示またはメール通知の後、さらに監視を継続し、減算の結果、金額およびガス使用量がゼロ(つまり、終了値)かの判断する(S111)。減算の結果、金額およびガス使用量がゼロであれば(S111のYES)、遮断弁36を閉弁し(S112)、その旨の警告表示(画面表示96−2)またはメール通知を行い(S113)、この処理を終了する。
S111で金額およびガス使用量が0でなければ(S111のNO)、S108を経てS110に移行する。したがって、金額およびガス使用量が一定値以下である旨の警告表示またはメール通知を継続する(S110)。
(2) 返金時の処理
図12は、返金時の処理手順を示している。この処理手順では、通信端末6がかざされると通信起動が実行される(S201)。この通信起動により、接続されている通信端末6との識別情報の授受が行われる(S202)。
ガスメータ4が通信端末6から取得した識別情報が登録された識別情報かを判断する(S203)。通信端末6から取得した識別情報が登録された識別情報でなければ(S203のNO)、その旨を通信端末6側のアプリに通知し(S204)、この処理を終了する。
通信端末6から取得した識別情報が登録された識別情報であれば(S203のYES)、通信端末6から残金の返金指令を受ける(S205)。
ガスメータ4の残金の減算処理(0に設定)、残金を通信端末6に返金する(S206)。そして、遮断弁36を閉弁する(S207)。この閉弁の後、残金が0であり、遮断弁36を閉弁した旨の警告表示またはメール通知を行い(S208)、この処理を終了する。
<通信端末6の処理手順>
(1) 処理の概要
図13は、通信端末6の処理手順の概要を示している。この処理手順は、本発明の通信端末の制御プログラムの一例である。
この処理手順では、インターネット12を通してサーバ8から通信端末6にアプリ18−3をダウンロードする(S301)。通信端末6でそのアプリ18−3を起動し、ガスメータ4に対する入金金額またはガス使用量を指定する(S302)。
アプリ18−3の起動によりサーバ8からガス単価をダウンロードする(S303)。ガスの使用に応じて入金金額またはガス使用量および単価から金額およびガス使用量を演算する(S304)。
ガスメータ4との近接通信10により、金額およびガス使用量を送信(入金)する(S305)。ガスメータ4に入金した金額を電子マネーから決済し(S306)、この処理を終了する。
(2) アプリのダウンロードの処理
図14は、通信端末6のアプリ18−3のダウンロードの処理手順を示している。この処理手順は、通信端末6とサーバ8のインターネット通信14を媒介として行う処理を含んでいる。
この処理手順では、サーバ8との通信接続を行う(S401)。この通信接続には、通信時の送受信電文タイムアウト管理104、データのエラー検出処理106およびデータの再送信などのプロトコル管理108の各処理が含まれる。
通信接続の後、ガスメータ4の識別情報の授受を行う(S402)。これにより、プリペイの対象であるガスメータ4および通信端末6が特定される。この通信確立の後、プリペイ処理に用いるアプリ18−3のダウンロードをサーバ8に要請し、サーバ8からダウンロードによりアプリ18−3の授受を行い(S403)、この処理を終了する。
(3) 入金時の処理
図15は、通信端末6の入金時の処理手順を示している。この処理手順は、本発明の通信端末の制御プログラムの一例である。
この処理手順では、ダウンロードしているアプリ18−3を起動させる(S501)。サーバ8との通信接続を行い(S502)、ガス単価情報を取得する(S503)。既述の画面表示102(図10)から金額またはガス使用量を入力する(S504)。サーバ8と入金金額またはガス使用量の設定情報の授受を行う(S505)。
課金処理として入金金額に対する決済処理を電子マネーシステムにより行う(S506)。
このような準備の後、ガスメータ4に通信端末6をかざし、近接通信10によりガスメータ4との通信接続を行う(S507)。ガスメータ4の識別情報の授受を行い(S508)、ガスメータ4に入金金額またはガス使用量の設定の授受を行う(S509)。
ガスメータ4およびサーバ8から残金情報の授受を行い(S510)、サーバ8との通信によりガスメータ4の残金情報の授受を報告し(S511)、この処理を終了する。
この処理において、返金時には上記処理手順と同様に、金額を減額処理すればよい。
<サーバ8の処理手順>
(1) アプリ18−3のダウンロードの対応処理
図16は、サーバ8のアプリ18−3のダウンロード対応の処理手順を示している。この処理手順は、本発明の通信端末の制御プログラムの一例である。
この処理手順では、インターネット通信14を確立させた通信端末6からアプリ18−3のダウンロード要請を受ける(S601)。この要請を契機にガスメータ4の識別情報の授受を行う(S602)。
識別情報の登録確認を行う(S603)。この登録確認では、登録ありか否かの判断を行う(S604)。登録なしであれば(S604のNO)、顧客情報18−2を登録後にダウンロードの指示表示を指示し(S605)、この処理を終了する。この指示表示では、ダウンロードの指示を表示により行う。
識別情報の登録があれば(S604のYES)、アプリ18−3を通信端末6に送信し(S606)、ダウンロード履歴にその旨を記録し(S607)、この処理を終了する。
(2) ガス単価、ガスメータ4の入金・返金などの処理
図17は、ガス単価、ガスメータ4の入金・返金などの処理手順を示している。
この処理手順では、ガスメータ4の識別情報の授受(S701)の後、ガス単価情報を送信する(S702)。
ガスメータ4と入金金額またはガス使用量の設定情報の授受を行う(S703)。ガスメータ4の残金情報の授受を行い(S704)、顧客情報18−2にある入金および返金履歴に記録し(S705)、この処理を終了する。
<システム2の処理手順>
図18は、ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8の処理シーケンスの一例を示している。
通信端末6からサーバ8に対して通信接続を開始する(S801)。この通信接続により、通信端末6およびサーバ8の間で識別情報の授受(S802、S821)を行う。
通信端末6からプリペイ処理アプリ18−3のダウンロード要請を行い、ダウンロードによりアプリ18−3の授受を行う(S803)。ダウンロード要請を受けたサーバ8は、アプリを通信端末6に送信する(S822)。サーバ8では、ダウンロード履歴にその旨を記録する(S823)。
通信端末6では、アプリ18−3の起動か否かを判定し(S804)、アプリ18−3の起動であれば、サーバ8と通信接続を行う(S805)。通信接続しているサーバ8は、ガスメータ4の識別情報の授受を行う(S824)。
サーバ8からガス単価情報が送信され(S825)、通信端末6はこのガス単価情報を取得する(S806)。通信端末6では表示画面から入金金額またはガス使用量を入力し(S807)、入金金額またはガス使用量の設定情報の授受を行う(S808、S826)。
通信端末6では、課金処理として入金金額に対する決済処理を電子マネーシステムにより実行する(S809)。
通信端末6をガスメータ4にかざしてガスメータ4との近接通信10による通信接続を行う(S810)。ガスメータ4では、かざされた通信端末6との間で通信起動を行う(S831)。通信端末6は、通信を確立したガスメータ4から識別情報の授受を行い(S811)、ガスメータ4では、通信端末6の識別情報の授受を行う(S832)。
ガスメータ4では、登録された識別情報であるかの確認を行い(S833)、登録された識別情報でなければ(S833のNO)、その旨の通知を行い(S834)、この処理を終了する。
登録された識別情報であれば(S833のYES)、通信端末6から入金金額またはガス使用量の設定を受ける(S835)。このとき、通信端末6はガスメータ4に対し、入金金額またはガス使用量の設定の授受を行う(S812)。
ガスメータ4、通信端末6およびサーバ8で、ガスメータ4の残金情報の授受を行う(S813、S827、S836)。通信端末6では、サーバ8との通信によりガスメータ4の残金情報の授受を報告する(S814)。サーバ8では、顧客データの入金・返金履歴に記録する(S828)。
そして、ガスメータ4は、遮断弁36を開け(S837)、ガスの使用に応じて金額およびガス使用量を減算する(S838)。金額または設定ガス量が一定値以下であるかを判定し(S839)、一定値以下であれば(S839のYES)、警告表示またはメール通知を行う(S840)。一定値以下でなければ(S839のNO)、S838に戻る。
金額または設定ガス量がゼロであるかを判定し(S841)、金額または設定ガス量がゼロであれば(S841のYES)、遮断弁36を閉じ(S842)、警告表示またはメール通知を行う(S843)。金額または設定ガス量がゼロでなければ(S841のNO)、S838に戻る。
<実施の形態の具体的な処理および効果>
(1) プリペイ方式の場合
通信端末6のアプリ18−3からガスメータ4に対する入金金額、または購入するガス使用量を指定する。たとえば、1000円分の入金または10m3 分の入金などを行えばよい。通信端末6のアプリ18−3には、その時点の単位体積当たりのガス料金つまり、決済時に施行されているガス単価がインターネット12経由でダウンロードされており、たとえば、110〔円/m3 〕などのレートを用いることができる。アプリ18−3では、入金金額、ガス使用量およびガス単価により、金額およびガス使用量の双方を計算することができる。
ガスメータ4には、近接通信10により金額およびガス使用量の双方を送信する。チャージされた電子マネーからガスメータ4に送信分の金額を決済すればよい。
ガスメータ4では、入金金額およびガス使用量がガス使用に応じて計測分だけ減算される。入金金額およびガス使用量が減算され、ゼロになれば、遮断弁36を遮断してガスの使用を停止できる。
遮断弁36の遮断前に、あらかじめ定めた下限値つまり一定金額およびガス使用量になれば、警告表示(画面表示96−1)をガスメータ4の表示部46に表示し、または、通信端末6にメール送信し、通信端末6にもアラームやメール通知を行うことができる。これにより、ユーザはガス使用可能な残量や残金を知ることができる。この場合、アラームの通知形態はメール通知でもよいし、音などの告知でもよい。
ガス単価の取得は、アプリ起動のタイミングでも良いし、ガスメータ4との通信直前にサーバ8との通信でダウンロードしてもよい。
ガスメータ4に対する入金金額およびガス使用量は、ガス使用に伴い減算されるが、ゼロになる前に、使用を中止した場合には、ガスメータ4に記憶されている残金を通信端末6に返金することができる。この返金処理は、アプリ18−3から返金指示を行い、近接通信10によりガスメータ4との通信を経てメータ残量を読み取った後に、ガスメータ4にある残量をゼロに設定すればよい。ガスメータ4から読み取った残量分については、既述のとおり、電子マネーで返金処理をすればよい。
(2) ポストペイ方式の場合
ガス使用に伴いガスメータ4の計測分について、通信端末6との近接通信10により、チャージされた電子マネーから減算することができる。プリペイ方式と同様に、ガス料金のレートであるガス単価をアプリ18−3にダウンロードするので、ガス使用量を金額に換算したうえで電子マネーから減算することができる。
近接通信10の形態は、既述のとおり、bluetooth(登録商標)やwi−fiなどを用いてもよく、このような通信ではガスメータ4と多少離れても通信が可能であり、ガスメータ4の近傍に移動しなくてもよいという利便性がある。
(3) データセキュリティ
アプリ18−3はサーバ8と通信を確立した後、ユーザ認証を経て識別情報の登録を前提としてダウンロードするので、誤って他人のメータの料金支払い処理や返金処理を防止できる。
通信端末6とガスメータ4が通信する際には、通信端末6のアプリ18−3に記憶されている識別情報やメータ識別コードを照合するので、データの改ざん、漏洩などを防止できる。
(4) 実施の形態の効果
通信端末6を利用した電子マネーによる電子決済を行うので、必要であったプリペイドカードの購入が不要である。入金金額の変更も自由に行うことができる。通信端末6を媒介としているので、ガスメータ4の通信ネットワークへの接続など、ガスメータ4のネットワーク化が不要であり、決済システムの構築が容易である。
料金の決済には既存の電子マネーシステムや近接通信機能を利用し、ガスメータ4などの料金決済を行うことができる。
通信端末6のアプリ18−3には、決済時点のガス単価を適用でき、ガス単価の変動に即応できるなど、利便性の高い料金決済を実現できる。
〔他の実施の形態〕
上記実施の形態では、ガスメータを例示したが、使用量に応じて料金が発生する対象であればよく、ガスメータに限定されない。たとえば、電力メータ、水道メータ、カロリーメータ、ガス機器、電気機器、水道機器などであってもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明では、通信端末との近接通信によりメータに設定した料金や使用量を使用に応じて減算し、残量が終了値となれば使用を停止に制御し、料金や使用量は通信端末による電子マネーにより決済するので、決済時点で施行されている単価を適用できるなど、メータで計量される対象の使用形態の自由度が高められ、料金決済の利便性を向上させることができる。
2 料金決済メータシステム
4 料金決済ガスメータ
6 通信端末
8 サーバ
10 近接通信
12 インターネット
14 インターネット通信
16 データベース
18 ユーザ情報
18−1 識別情報
18−2 顧客情報
18−3 プリペイ処理アプリ
20 入力情報
22 出力情報
24−1 ガス計量機能
24−2 ガス遮断・復帰機能
24−3 近接通信機能
24−4 情報処理機能
24−5 情報蓄積機能
24−6 表示機能
26−1 通信機能
26−2 近接通信機能
26−3 情報処理機能
26−4 情報蓄積機能
26−5 表示機能
28−1 通信機能
28−2 情報処理機能
28−3 情報蓄積機能
30 ガス供給路
32−1、32−2・・・ ガス器具
34 計量部
36 遮断弁
38 電源部
40 情報処理部
42 感震部
44 近接通信部
46 表示部
48 記憶部
50 プロセッサ
52 バス
54 ROM
56 NVM
58 RAM
60 入出力部(I/O)
62 データテーブル
64 システム制御部
66 近接通信制御部
68 無線通信部
70 タッチパネル
72 表示部
74 記憶部
76 アンテナ
80 プログラム記憶部
82 データ記憶部
84 RAM
86 近接通信部
88 記憶部
90 アンテナ
92 データテーブル
92−1 識別情報格納欄
92−2 アプリダウンロード履歴・バージョン情報格納欄
92−3 入金・返金履歴格納欄
92−4 残高アラーム・残高ゼロ遮断履歴格納欄
94 データテーブル
94A 顧客データテーブル
94B 共通データテーブル
94A−1 識別情報格納欄
94A−2 アプリダウンロード履歴・バージョン情報格納欄
94A−3 入金・返金履歴格納欄
94A−4 残高アラーム・残高ゼロ遮断履歴格納欄
94B−1 アプリ情報格納欄
94B−2 ガス単価格納欄
96−1、96−2 画面表示
102 画面表示
102−1 タイトル表示
102−2 ガス単価表示
102−3 金額欄
102−4 数字表示
102−5 送信指示アイコン表示
104 送受信電文タイムアウト管理
106 データのエラー検出処理
108 プロトコル管理

Claims (7)

  1. 通信端末と近接通信を行う近接通信部と、
    使用量を計量する計量部と、
    設定金額、設定使用量または前記計量部で計量された使用量を記憶する記憶部と、
    前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する制御手段と、
    を備えることを特徴とする料金決済メータ。
  2. 前記制御手段は、前記設定金額が下限値または終了値に到達した場合に告知情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の料金決済メータ。
  3. 料金決済メータと近接通信を行う近接通信部と、
    前記料金決済メータに入力する設定金額を記憶し、または前記料金決済メータから通知された残金額または使用量を記憶する記憶部と、
    前記料金決済メータに入力した前記設定金額を決済し、または前記使用量に相当する金額を決済する制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  4. 前記制御手段は、前記料金決済メータから前記残金額が下限値または終了値へ到達する旨の通知により告知情報を出力することを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  5. 料金決済メータに搭載されたコンピュータに実行させる制御プログラムであって、
    設定金額、設定使用量または計量部で計量された使用量を記憶し、
    前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、
    前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、
    または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する
    処理を前記コンピュータに実行させるための料金決済メータの制御プログラム。
  6. 設定金額、設定使用量または計量部で計量された使用量を記憶し、
    前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、
    前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、
    または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する
    ことを特徴とする料金決済メータの制御方法。
  7. 通信端末および料金決済メータを備える料金決済メータシステムであって、
    近接通信を行う近接通信部と、
    使用量を計量する計量部と、
    設定金額、設定使用量または前記計量部で計量された使用量を記憶する記憶部と、
    前記設定金額または前記設定使用量により使用可能に制御し、前記設定金額または前記設定使用量を使用量に応じて減算して更新し且つ前記設定金額または前記設定使用量の終了により使用停止に制御し、または前記計量部が計量する使用量またはその金額を出力する第1の制御手段と、
    前記料金決済メータに入力した前記設定金額を決済し、または前記使用量に相当する金額を決済する第2の制御手段と、
    を備えることを特徴とする料金決済メータシステム。
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