JP2014147347A - 農用トラクタ - Google Patents

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JP2014147347A JP2013018420A JP2013018420A JP2014147347A JP 2014147347 A JP2014147347 A JP 2014147347A JP 2013018420 A JP2013018420 A JP 2013018420A JP 2013018420 A JP2013018420 A JP 2013018420A JP 2014147347 A JP2014147347 A JP 2014147347A
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Abstract

【課題】耕耘作業及び路上走行に必要な機能設定の簡単化を図る。
【解決手段】
路上で走行を想定した「走行」位置、標準作業の「耕うん」位置、およびオペレータの熟練度や圃場環境等にて任意に変更設定状態を記憶させた「こだわり」位置に切換える切換スイッチを設け、前記切換スイッチを「走行」位置に操作すると機体旋回制御系の各モードをオフとし走行モードを後輪2輪駆動(2WD)を主とする路上走行モードに切換え、前記切換スイッチを「耕うん」位置に操作すると機体旋回制御系の各モードをオンとし前輪増速制御をオンとする標準耕うん記憶状態に切換え、前記切換スイッチを「こだわり」位置に操作すると個別操作スイッチの操作に基づき標準耕耘制御状態の所定モードを所望にオンからオフに変更設定するこだわり耕うん記億状態に切換える構成として、操作を容易化する。
【選択図】 図11

Description

この発明は、耕耘作業機を装着した農用トラクタに関する。
農用トラクタに装着した耕耘装置の作業位置姿勢に関する制御機能と、走行系に関する制御機能を一括操作でオン、オフに切換えるスイッチを構成し、該スイッチを一括オン状態に置くとき、個別の制御要素を任意に選択変更すると、一括オン状態が解除されるとともに、エンジン停止の後もこの任意の選択変更状態を維持する構成がある(特許文献1)。
特許第4031700号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成では、エンジン停止の後も上記任意の選択変更状態を維持するが、一端一括スイッチをオフとすると、記憶内容がリセットされ、好みの選択設定状態が失われる。このためいわゆる長押しで上記変更内容を記憶させる構成もあるが、操作がわずらわしい。
この発明は、このような欠点を解消し、複数ある制御機能を簡単容易に設定しようとするものである。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、農用トラクタを路上で走行する場合を想定した「走行」位置、農用トラクタの標準的な作業である「耕うん」位置、およびオペレータの熟練度や圃場環境等に照らして任意に変更設定状態を記憶させる「こだわり」位置の3位置に切換えできる切換スイッチを設け、作業機の位置制御系、旋回制御系などの非作業制御系、及び路上走行又は作業走行に適した走行モード切換等の設定操作を個別に行なう個別設定スイッチを備え、前記切換スイッチを「走行」位置に操作すると機体旋回制御系の各モードをオフとし走行モードを後輪2輪駆動(2WD)の路上走行モードに切換え、前記切換スイッチを「耕うん」位置に操作すると機体旋回制御系の各モードをオンとし前輪増速制御をオンとする標準耕うん記憶状態に切換え、前記切換スイッチを「こだわり」位置に操作すると個別操作スイッチの操作に基づき標準耕耘制御状態の所定モードを所望にオンからオフに変更設定するこだわり耕うん記億状態に切換える構成とした農用トラクタとする。
このように構成すると、オペレータは機体の発進前に切換スイッチを「走行」位置、「耕うん」位置又は「こだわり」位置を選択することにより所望の走行状態、および耕耘作業における作業位置制御や非作業位置制御状態を得る。
請求項2に記載の発明は、キースイッチがオンの状態であって、切換スイッチを「耕うん」位置における標準耕うん記憶状態から個別操作スイッチによって任意に所定モードを変更し任意耕うん記憶状態に移行可能に設け、キースイッチをオフすると標準耕うん記憶状態に復帰する構成とした請求項1に記載の農用トラクタとする。
このように構成すると、切換スイッチが「耕うん」位置においても所望の設定モードへの切換に変更でき、オペレータの熟練度や圃場条件に即座に対応できる。
請求項3に記載の発明は、キースイッチがオンを継続することを条件に、前記任意耕うん記憶状態は前記「走行」位置又は「こだわり」位置を経由して再度「耕うん」位置に復帰したときに上記任意耕うん記憶状態を再現し実行できる構成とした請求項2に記載の農用トラクタの構成とする。
このように構成すると、「耕うん」位置において任意耕うん記憶状態で耕うん作業を進め、当該圃場Aが作業終了し、引き続き別の圃場Bまで切換スイッチで「走行」を選択して移動した後、再度「耕うん」位置に復帰させると先の任意耕うん記憶状態が再現でき、先の圃場Aと同様の耕うん作業を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、前記切換スイッチは、ダイヤル式に構成され、往復回転させて3位置を指定できる構成であり、「こだわり」位置を挟んで左に「走行」位置、右に「耕うん」位置を配した請求項1〜3のいずれか一に記載の農用トラクタとする。
このように構成すると、右に一杯回すことで「耕うん」位置が確定され、左に一杯回すと「走行」位置となって、頻繁に使う両側位置が容易に指定できる。
請求項1に記載の発明によると、オペレータは機体の発進前に切換スイッチを「走行」位置、「耕うん」位置又は「こだわり」位置を選択することにより所望の走行状態、および耕耘作業における作業位置制御や非作業位置制御状態を得るもので、切換スイッチによる簡単な操作で適切な耕うん作業を実行できる。
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、切換スイッチが「耕うん」位置においても所望の設定モードへの切換に変更でき、オペレータの熟練度や圃場条件に即座に対応できる。
請求項3に記載の発明によると、請求項2に記載の効果に加え、「耕うん」位置において任意耕うん記憶状態で耕うん作業を進め、当該圃場Aが作業終了し、引き続き別の圃場Bまで切換スイッチで「走行」を選択して移動した後、再度「耕うん」位置に復帰させると先の任意耕うん記憶状態が再現でき、先の圃場Aと同様の耕うん作業を行うことができ、キースイッチをオフにしなければ、任意耕うん記憶状態を維持でき、作業効率も向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3に記載の効果に加え、頻度の高い操作位置に素早く操作でき目視に頼らずともよく操作を容易化する。
全体側面図 切換スイッチ状態と各制御機能の関連図 切換スイッチ一例の正面図(A)、スイッチパネル一例の正面図(B) メータパネル正面図 油圧回路図 伝動機構概要図 コントローラ配置図 制御ブロック図 制御ブロック図 制御ブロック図 フローチャート図 フローチャート図
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
農用トラクタ機体1は、ボンネット2内部にディーゼルエンジンEを備え、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内の各種変速装置で適宜減速した後、走行装置としての左右後輪4,4、または左右前輪5,5及び後輪4,4へ伝達して機体1を走行させる構成としている。
また、上記トラクタの操縦席6の前方には、前記前輪5,5を操舵するステアリングハンドル7を設け、この下方に作業機(図例では耕耘作業機R)を上下ワンタッチ操作で昇降する昇降レバー9、車両の前後進を切り替える前後進切替レバー(図示省略)、及びエンジンEの回転数を調節するアクセルレバー10を設けている。
そして前記前後進切替レバーの回動基部には、オペレータの前後進操作及びニュートラル位置操作を検出する前進スイッチ11と後進スイッチ12を設け、前記アクセルレバー10の回動基部をワイヤー等を介して前記エンジンE側部のガバナ機構Gに接続する構成となっている。また、前記ステアリングハンドル7の連動部位、詳しくは前輪5のピットマンアームには、車両の旋回操作を検出する手段として前輪切角センサ13を設けている。
また更に、前記ステアリングハンドル7の前方には、図3に示すように、裏面側にメータパネル用コントローラC4を内装し、正面に各種パイロットランプやエンジン回転計15や液晶表示器16等を備えるメータパネル17を設ける構成となっている。また、メータパネル17の下方には、制御モード設定具となる切換スイッチ18や、耕耘作業機Rの位置制御系、機体旋回制御系、耕耘作業機Rの非作業位置制御系、及び路上走行又は作業走行に適した走行モード切換等の設定操作を行なうスイッチパネル19を設けている。
次に、前記切換スイッチ18及びスイッチパネル19について詳細に説明する。
切換スイッチ18は、農用トラクタを路上で走行する場合を想定した「走行」位置S、農用トラクタの標準的な作業である「耕うん」位置K、およびオペレータの熟練度や圃場環境等に照らして任意に変更設定状態を記憶させる「こだわり」位置Tの3位置に切換えできる構成としている。
また、前記切換スイッチ18は、ダイヤル式に構成され、往復回転させて3位置を指定できる構成であり、「こだわり」位置Tを挟んで左に「走行」位置S、右に「耕うん」位置Kを配している。また、「走行」位置Sと「耕うん」位置Kにはストッパが設けられて「走行」位置Sから左に、「耕うん」位置Kから右にそれぞれ回転できないように構成されている。このように構成すると、右に一杯回すことで「耕うん」位置Kが確定され、左に一杯回すと「走行」位置Sとなって、頻繁に使う両側位置が容易に指定できる。
図4(B)に示すスイッチパネル19一例には、個別設定スイッチの一例である「走行切換」スイッチ20を備え、押圧すると順に、「走行」モード,前後輪全部を駆動する「4WD」モード,常時後輪のみ駆動の「2WD」モード,「前輪増速」モード,「2WDターン」モードに切り換わる。このうち、「走行」モードは、通常は後輪2輪駆動とし制動力を付与したとき等前・後輪回転数差が所定以上になると4輪駆動に切り替わる構成としたもの、「前輪増速」モードは機体旋回を検出すると4輪駆動のうちの前輪を後輪に対して所定に増速して旋回半径を小さくする構成としたもの、「2WDターン」モードは直進中は4輪駆動し旋回において後2輪駆動に切り替える構成としたものである。
また、機体旋回制御系の入り切りを個別設定スイッチによって行う構成である。例えば、機体旋回を検出すると耕耘作業機を対地作業姿勢から非作業姿勢に上昇させる「オートリフト」モード、同じく機体旋回を検出するとエンジンの回転を一定量だけ下げる「アクセル制御」モード、機体旋回時内側後輪に制動を付与して旋回半径を小とする「オートブレーキ」モードがあり、それぞれ個別設定スイッチとしての、オートリフト入り切りスイッチ21、アクセル制御入り切りスイッチ22、オートブレーキ入り切りスイッチ23等個別設定スイッチ操作によってこれらの機能を入り又は切りに切換えることができる。
その他機体の後退操作を検出して耕耘作業機Rを非作業姿勢に上昇させる「バックアップ」モード、非作業姿勢の耕耘作業機Rを作業姿勢に下降させるとき降下速度を圃場面所定高さから緩速として落下衝撃を緩和する「デセラ」モードがあり、同様に個別設定スイッチとしてのバックアップ入り切りスイッチ24やデセラ入り切りスイッチ25操作によってこれらの機能を入り又は切りに切換えることができる。
ここで、「バックアップ」モード及び「デセラ」モードの各機能を非作業中位置制御系として区分できる。これらにも前記同様に、前記のようにそれぞれ個別設定スイッチを備え、これにより選択設定できるものである。
上記非作業位置制御系に対して、作業中における作業位置制御系として、耕耘作業機Rのデプスセンサによる耕耘深さを所定深さに制御する「耕深」制御や耕耘作業機に代替してプラウ作業を行う場合のけん引負荷に基づく「ドラフト」制御に切換える「オート切換」スイッチ26があり、また、次の機能を備えた「水平切換」スイッチ27による水平制御モードも作業位置制御系として設けられている。
すなわち、耕耘作業機Rの4つの水平制御モードである「自動水平」モード,「傾斜」モード,「平行」モード及び「手動」モードを備え、前記「水平切換」スイッチ27の押し下げで順次切り換える構成となっている。このうち、「自動水平」モードは、主に水田等の平坦な圃場で作動させるモードで、車体に備えた傾斜センサ28により検出された水平基準に対し、水平制御用油圧シリンダ29を駆動し耕耘作業機Rを水平状態に保持するモードである。また、前記水平基準に対する耕耘作業機Rの左右ローリング姿勢を別途備えた傾き調整ダイヤル30で任意に設定することができる。さらに、「傾斜」モードは、主に傾斜した圃場を等高線に沿って作業する場合に使うモードで、前記傾斜センサ28の検出値を移動平均することにより地表の起伏変化を検出し、この起伏変化に対して、前記水平制御用油圧シリンダ29を駆動し耕耘作業機Rの傾きを一定に保持するモードである。また、この耕耘作業機Rの傾きも、前記傾き調整ダイヤル30で任意に設定することができる。また「平行」モードは、例えばトラクタの片輪を畝溝に落として傾斜させながら作溝作業等を行うとときに使用するモードで、前記水平制御用油圧シリンダ29の長さを一定長さに設定し、作業機Rをトラクタ機体と平行の状態に保持するモードである。尚、前記一定長さは水平手動スイッチ31を押圧操作することで、作業機Rの傾きを任意に操作することができる。
さらに「水平手動」モードは、例えばトラクタに耕耘作業機Rを連結する場合、三点リンク機構34の各フックの高さを合わせるときに作動させるモードで、水平手動スイッチ31を押圧操作することで、前記水平制御用油圧シリンダ29を駆動し作業機Rをトラクタ10に対し任意の傾きに操作するモードである。
前記作業機位置制御系の「オート切換」スイッチ26及び「水平切換」スイッチ27も個別設定スイッチの一例である。
なお、スイッチパネル19には感度スイッチ32,33を設け、「オート切換」の耕深制御や「水平切換」の左右水平制御の感度を標準・低の2段階切換できる構成としている。
ダイヤル形態の調整ダイヤルは前記傾き調整ダイヤル30のほか、「オートリフト」・「バックアップ」などの作業機上昇位置、具体的には3点リンク機構を連携する油圧リフトアームの上昇角度を設定する上げ高さダイヤル36、「オートブレーキ」の制動力調整ダイヤル37を備えている。また、スイッチパネル19の近傍に耕深設定ダイヤル38を設けている。
なお、スイッチパネル19は操縦席6右側の操作パネル部に配置され、前記切換スイッチ18は、キースイッチ39の近傍に配置される。
また、前記図1に示すように、ステアリングハンドル7下方には、クラッチペダルや左右ブレーキペダル、そしてアクセルペダル41を設け、該アクセルペダル41の回動基部には、エンジン回転数を減速側へ戻す付勢機構を設けると共に、この踏込操作または前記アクセルレバー10の前後回動操作によりエンジンEの回転数を調整し、該回転数をエンジン出力軸に備えたエンジン回転センサ42により検出する構成となっている(図6)。
また、操縦席6側方には、樹脂製の操作パネルを設け、該パネル上のレバーガイドから変速レバー43を突設し、該変速レバー43の回動操作により副変速装置44を3段階(H速,L速,M速)に切り替える構成となっている。そしてこのレバー把持部には、1速から8速の主変速装置45を切り替える上下一対の変速スイッチ(変速アップスイッチ45u、変速ダウンスイッチ45d)を設け、オペレータの手動操作によりコントローラC2の通電指令を介し主変速装置45の変速位置を1速ずつ切り替える構成となっている。
また、同じく前記操縦席6側方には、車体後部の作業機Rの高さを変更するポジションレバー46を設け、このポジションレバー46の基部に操作位置を検出するポテンショメータを設け、このレバー操作角に対しリフトアーム47の作動角を一致させて作業機Rを上下操作する構成となっている。
また、前記ミッションケース3の上部には、作業機昇降装置となる作業機昇降用油圧シリンダ48を内装するシリンダーケース49を設け、前記シリンダ48のピストンの伸縮によりリフトアーム47を上下回動し、トップリンクと左右ロアリンクからなる3点リンク機構34を介して耕耘作業機Rを昇降する構成となっている。また、前記リフトアーム47基部には、作業機Rの上昇位置を検出するリフトアーム角センサを設けている。また、前記左右一側のロアリンクは、前記水平制御用油圧シリンダ29で構成され、該シリンダ29のピストンを伸縮操作することで、耕耘作業機Rの左右ローリング姿勢を制御すると共に、この作業機Rの傾きを該シリンダ29に併設したストロークセンサ50で検出する構成となっている。
また、前記作業機昇降用油圧シリンダ48と水平制御用油圧シリンダ29は、図5に示すように、エンジンEで駆動される油圧ポンプPから送り出される圧油を、分流弁51により分流して一方を作業機昇降用油圧シリンダ48へ接続し、他方を水平制御用油圧シリンダ29へ接続する構成となっている。
次に、図6に基づき動力伝達経路について説明する。尚、図中に示す主副変速部の矢印は、常時噛み合い式のギヤによる動力の伝達方向を示す。
前記エンジンEの回転動力は、主クラッチ52にて断続操作され、同クラッチ52で伝達された回転動力はミッションケース3内に設けた前後進切替装置41、主変速装置45、副変速装置44に順次伝達され、後輪デフ機構54を介して後輪4へ伝達すると共に、前輪増速切替装置55、前輪デフ機構56を介して前輪5へ伝達する構成となっている。
尚、このトラクタでは、前記変速レバー43が「路上用H」の位置に設定されている場合は、アクセルペダル41の踏込操作で、エンジン回転数の変化に応じて変速位置を1速ずつ増速、或いは減速する構成となっている。
また、出力軸57に伝達された回転動力は、後輪デフ機構54を介して左右後輪4へ伝達すると共に、前輪動力分岐ギヤ58、前輪増速切替装置55を介して左右前輪5へ伝達する構成となっている。
また、前記前輪増速切替装置55は、二連のクラッチ(前後輪等速クラッチCw1,前輪増速クラッチCw2)を有する油圧クラッチ式変速装置であり、両クラッチCw1,Cw2を共に切りとして車両を「二駆(2WD)」状態に操作可能に構成し、また、クラッチ内部のピストンによりどちらか一方のクラッチ板を圧着することで、即ち前後輪等速クラッチCw1を圧着しているときには、前輪5の周速を後輪4の周速と略同速で駆動し車両を「四駆(4WD)」とし、また、前輪増速クラッチCw2を圧着しているときには、前輪5の周速を後輪4の周速と比して略二倍で駆動し、「前輪増速四駆」状態とする構成となっている。
また、前記前輪増速クラッチCw2は、所謂前輪増速制御時に作動するクラッチで、前記前輪切角センサ6により旋回操作と想定される一定角以上の操舵角が検出されると、走行系コントローラC2は通電指令を出力して制御弁を切り替え、前輪2Fを高速駆動させるものである。
また、更に前記出力軸57から動力を伝達された前輪駆動軸には、後輪回転センサ59Rを設け、前記前輪増速切替装置55の動力下手側の駆動軸には前輪回転センサ59Fを設け、前記コントローラC2では、前記両クラッチCw1,Cw2を所定時間毎に中立として、両センサ59R,59Fの検出回転数を比較し、この差が大きい時、即ち車両のスリップが大きい時には「四駆」とし、差が小さい時、即ちスリップが小さい時には「二駆」とする(自動2−4WD切替制御)を行う構成となっている。「走行切換」スイッチによる走行モードの前記「走行」モード選択時にこのような自動2−4WD切替制御が行なわれる構成としている。
また、前記後輪デフ機構54から出力される左右駆動軸60,60には、夫れ夫れディスク式ブレーキ装置61を設け、前記前輪切角センサ13により車両の旋回操作が検出されたときには、前記コントローラC2の通電出力によりミッションケース3側方に備えたブレーキ用油圧シリンダ61a,61aを駆動させて、旋回内側のブレーキディスクを圧着して、旋回内側の後輪4を制動する構成(オートブレーキ)としている。
前記制御手段Cは、ホストコントローラとなる主に作業機Rの昇降や水平姿勢を制御する作業機系コントローラC1と、主に車両の前後輪駆動形態や後輪ブレーキ等の走行系に関する制御を行う走行系コントローラC2と、主に前記操縦席6側方の操作パネル上の各種スイッチ設定器類の信号を処理する操作パネル用コントローラC3と、前記メータパネル17上のパイロットランプや液晶モニタMなどの表示を制御するメータパネル用コントローラC4とから構成され、各コントローラC1乃至C4には、各種信号を処理するCPUと、各種制御プログラムやセンサ信号を記憶する記憶手段(RAM、EEPROM)を設けると共に、前記作業機系コントローラC1と走行系コントローラC2とをCAN方式で通信接続し、前記作業機系コントローラC1と操作パネル用コントローラC3とメータパネル用コントローラC4とを所定時間毎に信号を送り合う同期通信で接続する構成となっている。
また、各コントローラC1,C2に接続する各種センサやアクチュエータを駆動する制御弁は以下の通りである。前記作業機系コントローラC1は、この入力部に、切換スイッチ18、ポジションレバー46基部のポテンショメータ、昇降レバー9、前輪切角センサ13、リフトアーム角センサ、車体の左右傾斜角を検出する傾斜センサ28、前記3点リンク機構に備えられ作業機Rの左右傾きを検出するストロークセンサ50、そしてロータリ作業機Rを取り付け耕深制御を行う場合に接続するデプスセンサ62、ドラフト作業機を取り付けた際の牽引力を検出するドラフトセンサ63を接続する構成となっている。
また、この作業機系コントローラC1の出力部には、リフトアーム47を上下回動、即ち作業機昇降用油圧シリンダ48を伸縮操作する比例流量制御弁のソレノイド、作業機Rの左右ローリング姿勢を調整する水平制御用油圧シリンダ29を伸縮操作する切替制御弁のソレノイドを接続して設けている。
また、前記走行系コントローラC2は、この入力部に、変速アップ/ダウンスイッチ45u,45d、変速レバー位置センサ5L,5M,5H,5HH、前後進切替レバー(図示省略)基部の前進スイッチ11、後進スイッチ12、前・後輪回転センサ等を接続して設け、出力部に主変速装置44を切り替える切替制御弁のソレノイド、前後進を切り替える切替制御弁のソレノイド、そして前後輪等速クラッチCw1を圧着させる切替制御弁のソレノイド、前輪増速クラッチCw2を圧着させる切替制御弁のソレノイドを接続して設けている。
また、図10に示すように、操作パネル用コントローラC3は、この入力部にバックアップ制御を入切するバックアップ制御入切スイッチ24、作業機指定スイッチ64、水平切換スイッチ27、アクセル制御を入切するアクセル制御入切スイッチ22、傾き調整ダイヤル30、水平手動スイッチ31、そして、上げ位置調整ダイヤル36、耕深設定ダイヤル38等を接続して設けている。 以上のように構成した本実施例の切換スイッチ18の機能と各個別選択スイッチの機能について図11のフローチャートに基づき説明する。
図11において、まず機体のキースイッチ39をONしてエンジンEを起動する。次いで切換スイッチ18を「走行」位置Sにダイヤル操作し、引き続いて「走行切換」スイッチ20を操作し、所望の走行モードを選択し、機体を発進させる(ステップ101〜104)。切換スイッチ18を「走行」位置に操作すると、機体旋回制御系の各モード、即ち、「オートブレーキ」モード及び「アクセル制御」モード、並びに非作業姿勢制御系の「オートリフト」モード及び機体後退時の「バックアップ」モードが夫々OFFの状態に設定している。「オートブレーキ」モードをOFFするため、路上での高速走行においても、特に、旋回時の片側ブレーキ制動による急激な旋回を避けて安全を確保する。
所定の路上走行によって目的地圃場に到達すると機体を止め(ステップ106)、エンジン起動の状態のままで、ステップ102に戻り、切換スイッチ18を「耕うん」位置K又は「こだわり」位置Tに切り換える。
(1)「耕うん」位置Kへ切り換えの場合
この「耕うん」位置Kでは、耕耘作業の標準状態となるよう各機能モードがメモリに記憶されている(標準耕うん記憶状態Mr)。即ち、作業位置制御系の「オート切換」スイッチはオートロータリモードとされると共に、「水平切換」スイッチは水平制御モードとされる。さらに「走行切換」スイッチによる走行モードが「前輪増速」モードに、機体旋回制御系の「オートブレーキ」モード及び「アクセル制御」モードがONに、非作業位置制御系の「オートリフト」モード、「バックアップ」モード及び「デセラ」モードがいずれもONに設定されている。加えて、各感度設定は標準に設定される。
上記の設定は予めコントローラに組み込まれたEEPROMに記憶されていて、オペレータの上記「耕うん」位置Kの選択設定に基づき、呼び出される(ステップ107)。この条件で耕耘作業を開始するとオペレータが耕深設定ダイヤルにて設定した耕深となるよう耕耘作業が行われる(ステップ108)。この耕耘作業の途中で、個別設定スイッチを操作すると、その変更設定はコントローラに組み込まれたRAMに書込み記憶され(ステップ109,110、任意耕うん記憶状態Mc)、変更内容に基づいて機体を前進しながら耕耘作業が行われる。耕耘作業を終え(ステップ112)、キースイッチをOFFとすると、上記のRAMに記憶した内容が消去リセットされる(ステップ113,114)。
(2)「こだわり」位置Tへ切り換えの場合
この「こだわり」位置Tでは、オペレータの熟練度や圃場状況等に鑑みて、予め設定した機能をEEPROMに記憶しておき、都度この記憶内容を再現しながら耕耘作業を行うものである。具体的には、エンジン起動の状態のままで、切換スイッチ18を「こだわり」位置に切り換えると、例えば、図2に示す例では、作業機ローリング制御系である「水平切換」モードを「手動」モードに、機体旋回制御系の「オートブレーキ」モード及び「アクセル制御」モードをOFFに、非作業姿勢制御系の「オートリフト」モード,「バックアップ」及び「デセラ」モードをOFFに設定して記憶されている(ステップ115,116、こだわり記憶状態Mt)。耕耘作業中これらの機能はOFFとなってオペレータの手動操作等に委ねて作業を行うこととなる。上記のように、オペレータの熟練度や圃場状況等に鑑みて予め設定した機能を再現できるので、煩わしい設定作業を容易化できる。
従来技術のように、一括スイッチをONして各種制御モードを変更設定した状態でエンジンを切り再度エンジンを起動すると前回の内容を記憶して再現できるが、一旦一括スイッチをOFFすると二度とその再現は不可能となるから、昼食のために作業中断するような場合は有効でも、途中で路上走行が必要な場所移動の場合や、シーズンが変わるなどのように長期的なスパンでの使用形態の場合には不向きである。ところが、上記のように、「こだわり」位置Tを選択設定できる構成として再現を図る場合は、何時でも再現させることができ便利である。
なお、こだわり記憶状態Mtの内容を変更して再設定する場合は、「こだわり」位置Tにて各機能モードを変更設定すると、EEPROMが書換られて新たなこだわり記憶状態Mt´として記憶される(ステップ117〜122)。
さらに、切換スイッチ18の3位置間を相互に切り換える場合について説明する。
(3)「耕うん」位置K(標準から変更選択機能あり)→「走行」位置S→「耕うん」位置K
切換スイッチ18を「耕うん」位置とし、圃場Aで標準の耕耘を実行中、任意の機能モードを好みにあわせて変更設定し耕耘作業を継続する(任意耕うん記憶状態Mc)。この任意耕うん記憶状態Mcに基づく作業によって圃場Aを終え、エンジンを切らずに「走行切換」スイッチを「前輪増速」モードから「走行」モードに切り換え、圃場Bに移動する。圃場Bに到着後機体を停止して(エンジンは切らない)、再び「耕うん」位置Kに切り換えると、圃場Aで変更選択した任意耕うん記憶状態Mcを再現する。したがって、圃場Aと近隣の圃場Bは同じ耕うん条件のもとで作業を行なわせることができる。なお、圃場Bで機体を停止し、一旦キースイッチをOFFにしてエンジンを切ると、「耕うん」位置Kでは初期の状態、即ち、標準耕うん記憶状態Mrに復帰するものである(図12)。
(4)「こだわり」位置T→「走行」位置S
こだわり記憶状態Mtにおける「走行切換」スイッチによる走行モードは、「走行」モード、「2WD」モード、「4WD」モードのうちから選択設定が可能に構成される。こだわり記憶状態Mtの下で耕うん作業を行いながら、「2WDターン」モードと「前輪増速」モード、即ちいずれも旋回時前輪増速を行う、を選択できるようになっている。
さて、こだわり記憶状態Mtの「こだわり」位置Tから「走行」位置Sに移動する場合、路上走行に危険性を伴う「2WDターン」モードと「前輪増速」モードを設定している場合は、「走行切換」を「走行」モードに切り換える。さらに、「オートブレーキ」、「オートリフト」、「アクセル制御」及び「バックアップ」の各モードは切りに設定される。その他の項目については、こだわり記憶状態Mtを継続する。なお、これらを任意に変更設定することも可能である。
18 切換スイッチ
19 スイッチパネル
20 「走行切換」スイッチ(個別設定スイッチ)
21 「オートリフト」入り切りスイッチ(個別設定スイッチ)
22 「アクセル制御」入り切りスイッチ(個別設定スイッチ)
23 「オートブレーキ」入り切りスイッチ(個別設定スイッチ)
24 「バックアップ」入り切りスイッチ(個別設定スイッチ)
25 「デセラ」入り切りスイッチ(個別設定スイッチ)
26 「オート切換」スイッチ(個別設定スイッチ)
27 「水平切換」スイッチ(個別設定スイッチ)
S 「走行」位置
T 「こだわり」位置
K 「耕うん」位置
Mr 標準耕うん記憶状態
Mc 任意耕うん記憶状態
Mt こだわり記憶状態
R (耕耘)作業機

Claims (4)

  1. 農用トラクタを路上で走行する場合を想定した「走行」位置、農用トラクタの標準的な作業である「耕うん」位置、およびオペレータの熟練度や圃場環境等に照らして任意に変更設定状態を記憶させる「こだわり」位置の3位置に切換えできる切換スイッチを設け、作業機の位置制御系、旋回制御系などの非作業制御系、及び路上走行又は作業走行に適した走行モード切換等の設定操作を個別に行なう個別設定スイッチを備え、
    前記切換スイッチを「走行」位置に操作すると機体旋回制御系の各モードをオフとし走行モードを後輪2輪駆動(2WD)の路上走行モードに切換え、前記切換スイッチを「耕うん」位置に操作すると機体旋回制御系の各モードをオンとし前輪増速制御をオンとする標準耕うん記憶状態に切換え、前記切換スイッチを「こだわり」位置に操作すると個別操作スイッチの操作に基づき標準耕耘制御状態の所定モードを所望にオンからオフに変更設定するこだわり耕うん記億状態に切換える構成とした農用トラクタ。
  2. キースイッチがオンの状態であって、切換スイッチを「耕うん」位置における標準耕うん記憶状態から個別操作スイッチによって任意に所定モードを変更し任意耕うん記憶状態に移行可能に設け、キースイッチをオフすると標準耕うん記憶状態に復帰する構成とした請求項1に記載の農用トラクタ。
  3. キースイッチがオンを継続することを条件に、前記任意耕うん記憶状態は前記「走行」位置又は「こだわり」位置を経由して再度「耕うん」位置に復帰したときに上記任意耕うん記憶状態を再現し実行できる構成とした請求項2に記載の農用トラクタ。
  4. 前記切換スイッチは、ダイヤル式に構成され、往復回転させて3位置を指定できる構成であり、「こだわり」位置を挟んで左右一方に「走行」位置、他方に「耕うん」位置を配した請求項1〜3のいずれか一に記載の農用トラクタ。
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