JP4525194B2 - トラクタ - Google Patents
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Description
前記作業機(P)の車体に対する左右ローリング姿勢を設定する手動設定器(S8,S9)と、
前記設定された左右ローリング姿勢を記憶する記憶装置と、
前記作業機(P)の昇降位置を検出するセンサ(16s)とを設け、
作業機(P)の高さが非作業位置と想定される一定値よりも高い位置であれば、手動設定器(S8,S9)により作業機(P)の傾き設定操作が受け付けられ、設定された作業機(P)の左右ローリング姿勢が前記記憶装置に記憶される構成とし、
前記記憶装置の値に基づいて対本機ローリング制御を実行中、前記手動設定器(S8,S9)によって作業機(P)が作業位置と想定される高さで左右ローリング姿勢が変更された場合は、作業機(P)の左右傾きを一時的に変更する操作と制御手段が想定し、この変更操作に応じて作業機(P)の左右傾き姿勢を変更すると共に、この変更後の左右ローリング位置を保持位置としてローリング制御を継続する構成とし、
作業機(P)が非作業位置に上昇すると、前記作業機(P)の高さが一定値よりも高い位置で記憶していた左右傾き値を復帰させる構成とし、
その後作業機(P)を下降させると、前記復帰した左右傾き値でローリング制御を実行する制御手段(10d)を設けたことを特徴とするトラクタとした。
(請求項1の作用)
以上のように構成した請求項1の発明では、手動設定器(S8,S9)によって作業機(P)の左右ローリング姿勢が作業位置と想定される位置で変更された場合は、この変更後の左右傾き角が非作業位置へ上昇されるまで保持される。そして、同作業機(P)が非作業位置へ上昇された後、再度作業位置へ下降させたときには、記憶装置に記憶されていた変更前の左右傾き角に保持される。
自動変速制御入切スイッチ(38)が切り状態であれば増減速スイッチ(6a,6b)の操作或いは変速レバー(7)の切替操作に応じた変速制御を行う構成とし、
トラクタの走行中は前記増減速スイッチ(6a,6b)を継続して押込む場合に受け付けて機能する時間間隔(t2)は、単発操作で連続して押込む場合に受け付ける時間間隔(t1)よりも長く設定する構成とし、
さらに、トラクタの停止中においても増減速スイッチ(6a,6b)を継続して押込む場合に受け付けて機能する時間間隔(t3)は、単発操作で連続して押込む場合に受け付ける時間間隔(t1)よりも長く設定する構成とするが、この時間間隔(t3)は走行中の時間間隔(t2)と比較して短時間に設定していることを特徴とする請求項1記載のトラクタとした。
(請求項2の作用)
以上のように構成した請求項2の発明では、走行用コントローラ(10c)は最初に自動変速制御入切スイッチ(38)の設定状態を判定し、自動変速制御入切スイッチ(38)が入り状態であれば変速レバー(7)の操作位置を判定する。そして、変速レバー(7)が路上用操作位置(P2)の場合はアクセル操作に応じた変速制御を行なう。変速レバー(7)が作業用操作位置(P1)の場合は変速レバー(7)の操作位置を変更したときに主変速位置を過去最も長時間使用した位置に自動で切り替える。
自動変速制御入切スイッチ(38)が切り状態であれば増減速スイッチ(6a,6b)の操作或いは変速レバー(7)の切替操作に応じた変速制御を行う。
トラクタの走行中においては、増減速スイッチ(6a,6b)を継続して押込む場合に受け付けて機能する時間間隔(t2)は、単発操作で連続して押込む場合に受け付ける時間間隔(t1)よりも長く設定する。
トラクタの停止中においても増減速スイッチ(6a,6b)を継続して押込む場合に受け付けて機能する時間間隔(t3)は、単発操作で連続して押込む場合に受け付ける時間間隔(t1)よりも長く設定する。
この時間間隔(t3)は走行中の時間間隔(t2)と比較して短時間に設定する。
また、トラクタの走行中においては、増減速スイッチ(6a,6b)を継続して押込む場合に受け付けて機能する時間間隔(t2)は、単発操作で連続して押込む場合に受け付ける時間間隔(t1)よりも長くしているので、これにより、走行中、増減速スイッチ6a,6bの単発操作では、オペレータ自らの認識があると想定し、迅速に変速位置を切り替えることができる。長押し操作では、1段のスイッチ変速に要する操作時間を長くなるようにし、押込み操作が不用意に長引いても変速位置が過剰にアップダウンすることが防止され、変速操作性を向上することができるようになる。
また、トラクタの停止中においても増減速スイッチ(6a,6b)を継続して押込む場合に受け付けて機能する時間間隔(t3)は、単発操作で連続して押込む場合に受け付ける時間間隔(t1)よりも長くしており、走行中の受け付け時間間隔(t2)と比較して、この時間間隔を短時間に設定しているので、停止中の操作は変速操作に要する時間を極力短縮することができ、変速操作性を向上することができる。
P プラウ作業機
P1 作業用操作位置
P2 路上用操作位置
S8 手動スイッチ(作業機右上げ)
S9 手動スイッチ(作業機右下げ)
t1 時間間隔
t2 時間間隔
t3 時間間隔
T トラクタ
6a 増速スイッチ
6b 減速スイッチ
7 変速レバー
16 リフトアーム
16s リフトアーム角センサ
18 ローリング用油圧シリンダ
18s ストロークセンサ
26 傾斜センサ
10 コントローラ群
10a コントローラ
10b コントローラ
10c コントローラ
10d コントローラ
38 自動変速制御入切スイッチ
83 ホーン
Claims (2)
- 作業機(P)を車体後部にリンク機構を介して昇降且つローリング自在に連結し、この作業機(P)の左右ローリング姿勢を、車体の傾斜センサ(26)の値に応じて所定の左右傾き状態、或いは平行状態に保持する対地ローリング制御モードと、前記リンク機構に備えた作業機ローリング用アクチュエータ(18)の長さを保持することで、車体に対する左右傾き状態、或いは平行状態を保持する対本機ローリング制御モードを有するトラクタであって、
前記作業機(P)の車体に対する左右ローリング姿勢を設定する手動設定器(S8,S9)と、
前記設定された左右ローリング姿勢を記憶する記憶装置と、
前記作業機(P)の昇降位置を検出するセンサ(16s)とを設け、
作業機(P)の高さが非作業位置と想定される一定値よりも高い位置であれば、手動設定器(S8,S9)により作業機(P)の傾き設定操作が受け付けられ、設定された作業機(P)の左右ローリング姿勢が前記記憶装置に記憶される構成とし、
前記記憶装置の値に基づいて対本機ローリング制御を実行中、前記手動設定器(S8,S9)によって作業機(P)が作業位置と想定される高さで左右ローリング姿勢が変更された場合は、作業機(P)の左右傾きを一時的に変更する操作と制御手段が想定し、この変更操作に応じて作業機(P)の左右傾き姿勢を変更すると共に、この変更後の左右ローリング位置を保持位置としてローリング制御を継続する構成とし、
作業機(P)が非作業位置に上昇すると、前記作業機(P)の高さが一定値よりも高い位置で記憶していた左右傾き値を復帰させる構成とし、
その後作業機(P)を下降させると、前記復帰した左右傾き値でローリング制御を実行する制御手段(10d)を設けたことを特徴とするトラクタ。 - 走行の制御を行う走行用コントローラ(10c)は最初に自動変速制御入切スイッチ(38)の設定状態を判定し、該自動変速制御入切スイッチ(38)が入り状態であれば変速レバー(7)の操作位置を判定し、該変速レバー(7)が路上用操作位置(P2)の場合はアクセル操作に応じた変速制御を行い、作業用操作位置(P1)の場合は該変速レバー(7)の操作位置を変更したときに主変速位置を過去最も長時間使用した位置に自動で切り替える制御を行う構成とし、
自動変速制御入切スイッチ(38)が切り状態であれば増減速スイッチ(6a,6b)の操作或いは変速レバー(7)の切替操作に応じた変速制御を行う構成とし、
トラクタの走行中は前記増減速スイッチ(6a,6b)を継続して押込む場合に受け付けて機能する時間間隔(t2)は、単発操作で連続して押込む場合に受け付ける時間間隔(t1)よりも長く設定する構成とし、
さらに、トラクタの停止中においても増減速スイッチ(6a,6b)を継続して押込む場合に受け付けて機能する時間間隔(t3)は、単発操作で連続して押込む場合に受け付ける時間間隔(t1)よりも長く設定する構成とするが、この時間間隔(t3)は走行中の時間間隔(t2)と比較して短時間に設定していることを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
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